JPH0213059B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0213059B2 JPH0213059B2 JP57013530A JP1353082A JPH0213059B2 JP H0213059 B2 JPH0213059 B2 JP H0213059B2 JP 57013530 A JP57013530 A JP 57013530A JP 1353082 A JP1353082 A JP 1353082A JP H0213059 B2 JPH0213059 B2 JP H0213059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component fibers
- fibers
- treated
- component
- nonwoven fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 102
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 34
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 5
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 4
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 3
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/70—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/44—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties the fleeces or layers being consolidated by mechanical means, e.g. by rolling
- D04H1/46—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties the fleeces or layers being consolidated by mechanical means, e.g. by rolling by needling or like operations to cause entanglement of fibres
- D04H1/492—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties the fleeces or layers being consolidated by mechanical means, e.g. by rolling by needling or like operations to cause entanglement of fibres by fluid jet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
本発明は、相対的に性質が異なる成分区域が縞
模様状に存在する不織布及びその製造方法に関す
る。 従来、生理用ナプキン・使い捨ておむつ等の衛
生用品の素材、特にそれらの表面材として不織布
が用いられている。それらの表面材としての不織
布は、液体を拡散させることがなくスポツト状に
吸収し、液体が透過後に乾いた状態を維持し、液
体の逆流を防止することができる性質を有してい
ることが望ましい。従つて、従来、親水性繊維と
疎水性繊維とを混合してなる不織布、親水性繊維
又は疎水性繊維又はこれらの混合物の複数層から
なる不織布、親水性繊維層と疎水性繊維層とを重
ね合せてその一方の層の一部をその他方の層から
露出させてなる不織布等が提案され、且つそれら
の或るものは実用に供されている。然し、これら
公知の不織布は、前記性質において未だ満足すべ
きものではなく、且つ製造に手数を要しコスト高
になる等の欠点がある。 本発明の目的は、前記性質を有し、しかも繊維
結合剤のような特別の材料を用いることなく、高
速水流の力を利用して低コストで製造することが
できる不織布及びその製造方法を提供することに
ある。 即ち、本発明は、第1成分繊維と第2成分繊維
とからなる不織布であつて、該不織布は、 A 該不織布の幅方向に間隔をおいて並列して縦
方向に連続し、前記第1成分繊維が第2成分繊
維に交絡する密度が高い第1区域、 B 該各第1区域間に位置し、前記第1成分繊維
が殆ど含まれていない実質的に前記第2成分繊
維のみが存在する密度が低い第2区域、 とから構成され、しかも不織布の構成材である被
処理材を水不透過性支持体上において所要のピツ
チを有するオリフイスから噴射する微細な高速水
流により処理して不織布に形成することを特徴と
する、不織布及びその製造方法である。 本発明の好ましい実施態様を図面を参照して説
明すると、以下の通りである。 第1図において、第1支持体としての水不透過
性で実質的に表面平滑な無端ベルト1がロール
2,3間に掛けられて配置され、ベルト1の図上
左方には、第2支持体としての水不透過性で実質
的に表面平滑なロール4a,4b,4c,4dが
配置されている。ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4dの上方には、ノズル体5a,5
b,5c,5d,5eが配置されている(第2
図、第3図参照)。ロール4dの図上左方には、
被処理材6の水分を除去する一対の絞りロール7
が配置されている。各ノズル5a,5b,5c,
5d,5eは、圧力調整弁8及び圧力計9を介し
て配分タンク10に連結されている。配分タンク
10は、パイプ11を介してフイルタータンク1
2に連結され、タンク12は、モーター13によ
り駆動される圧力ポンプ14に連結され、且つポ
ンプ14は、パイプ15を介してタンク16に連
結されている。ベルト1、ロール4a,4b,4
c,4d及び7の下面域には、皿状の回収タンク
17が配置され、タンク17は、パイプ18、フ
イルターボツクス19を介してタンク16に連結
されている。タンク16内の水は、高圧ポンプ1
4で高圧にされ、フイルタータンク12で過さ
れて分配タンク10に供給され、タンク10から
各ノズル体5a,5b,5c,5d,5eに分配
され、これらのノズル体の底面に所要間隔で穿設
された各オリフイスから徽細な高速水流がベルト
1及びロール4a,4b,4c,4d,4e上に
噴射される(第2図、第3図参照)。 斯かる装置において、矢印20の方向からベル
ト1上に導かれた矢印21の方向に移送される被
処理材6は、ベルト1及びロール4a,4b,4
c,4d,4eの各間を渡つて移動する際、ノズ
ル体5b,5c,5d,5eのオリフイスからの
高速水流の排水により被処理材6が繊維ウエブを
含む場合のウエブ型態の乱れや破損が生ずること
がない程度の繊維接合力が付与されるように、ベ
ルト1上においてノズル5aのオリフイスからの
高速水流により予備的に繊維交絡処理がなされ
る。次に、被処理材6は、ロール4a,4b,4
c,4d上においてノズル体5b,5c,5d,
5eからの高速水流により段階的且つ本格的に繊
維交絡処理がなされた後、ロール7により絞られ
て含有する水分の殆どが除去され、次の乾燥工程
へ移送される。 第4図において、本発明方法における被処理材
6の構造が示されている。被処理材6は、第1成
分繊維6aと第2成分繊維6bとを層状に重ね合
せてなる。第1成分繊維6aは、噴射水流の力に
より繊維が移動し得るものであれば、カードによ
り形成された繊維ウエブ、抄紙機により形成され
た繊維シートであつてもよいが、目付が50g/m2
以下、好ましくは25g/m2以下であることが必要
である。目付が50g/m2以上であれば、後述する
第1区分と第2区分との識別ができなくなる。第
2成分繊維6bは、第1成分繊維6aが噴射水流
の力により第2成分繊維6bの方向に移動し得る
ものであれば、カードにより形成された繊維ウエ
ブ、抄紙機又はその他の手段により形成された繊
維シートの何れであつてもよい。第2成分繊維6
aの目付は特に問われないが、好ましくは第1成
分繊維6aの目付との合計が100g/m2以下であ
る。又第1成分繊維6aと第2成分繊維の種類
は、例えば、次表に示される組合せのものが用い
られる。但し、次表においてAは親水性繊維、B
は疎水性繊維を示す。
模様状に存在する不織布及びその製造方法に関す
る。 従来、生理用ナプキン・使い捨ておむつ等の衛
生用品の素材、特にそれらの表面材として不織布
が用いられている。それらの表面材としての不織
布は、液体を拡散させることがなくスポツト状に
吸収し、液体が透過後に乾いた状態を維持し、液
体の逆流を防止することができる性質を有してい
ることが望ましい。従つて、従来、親水性繊維と
疎水性繊維とを混合してなる不織布、親水性繊維
又は疎水性繊維又はこれらの混合物の複数層から
なる不織布、親水性繊維層と疎水性繊維層とを重
ね合せてその一方の層の一部をその他方の層から
露出させてなる不織布等が提案され、且つそれら
の或るものは実用に供されている。然し、これら
公知の不織布は、前記性質において未だ満足すべ
きものではなく、且つ製造に手数を要しコスト高
になる等の欠点がある。 本発明の目的は、前記性質を有し、しかも繊維
結合剤のような特別の材料を用いることなく、高
速水流の力を利用して低コストで製造することが
できる不織布及びその製造方法を提供することに
ある。 即ち、本発明は、第1成分繊維と第2成分繊維
とからなる不織布であつて、該不織布は、 A 該不織布の幅方向に間隔をおいて並列して縦
方向に連続し、前記第1成分繊維が第2成分繊
維に交絡する密度が高い第1区域、 B 該各第1区域間に位置し、前記第1成分繊維
が殆ど含まれていない実質的に前記第2成分繊
維のみが存在する密度が低い第2区域、 とから構成され、しかも不織布の構成材である被
処理材を水不透過性支持体上において所要のピツ
チを有するオリフイスから噴射する微細な高速水
流により処理して不織布に形成することを特徴と
する、不織布及びその製造方法である。 本発明の好ましい実施態様を図面を参照して説
明すると、以下の通りである。 第1図において、第1支持体としての水不透過
性で実質的に表面平滑な無端ベルト1がロール
2,3間に掛けられて配置され、ベルト1の図上
左方には、第2支持体としての水不透過性で実質
的に表面平滑なロール4a,4b,4c,4dが
配置されている。ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4dの上方には、ノズル体5a,5
b,5c,5d,5eが配置されている(第2
図、第3図参照)。ロール4dの図上左方には、
被処理材6の水分を除去する一対の絞りロール7
が配置されている。各ノズル5a,5b,5c,
5d,5eは、圧力調整弁8及び圧力計9を介し
て配分タンク10に連結されている。配分タンク
10は、パイプ11を介してフイルタータンク1
2に連結され、タンク12は、モーター13によ
り駆動される圧力ポンプ14に連結され、且つポ
ンプ14は、パイプ15を介してタンク16に連
結されている。ベルト1、ロール4a,4b,4
c,4d及び7の下面域には、皿状の回収タンク
17が配置され、タンク17は、パイプ18、フ
イルターボツクス19を介してタンク16に連結
されている。タンク16内の水は、高圧ポンプ1
4で高圧にされ、フイルタータンク12で過さ
れて分配タンク10に供給され、タンク10から
各ノズル体5a,5b,5c,5d,5eに分配
され、これらのノズル体の底面に所要間隔で穿設
された各オリフイスから徽細な高速水流がベルト
1及びロール4a,4b,4c,4d,4e上に
噴射される(第2図、第3図参照)。 斯かる装置において、矢印20の方向からベル
ト1上に導かれた矢印21の方向に移送される被
処理材6は、ベルト1及びロール4a,4b,4
c,4d,4eの各間を渡つて移動する際、ノズ
ル体5b,5c,5d,5eのオリフイスからの
高速水流の排水により被処理材6が繊維ウエブを
含む場合のウエブ型態の乱れや破損が生ずること
がない程度の繊維接合力が付与されるように、ベ
ルト1上においてノズル5aのオリフイスからの
高速水流により予備的に繊維交絡処理がなされ
る。次に、被処理材6は、ロール4a,4b,4
c,4d上においてノズル体5b,5c,5d,
5eからの高速水流により段階的且つ本格的に繊
維交絡処理がなされた後、ロール7により絞られ
て含有する水分の殆どが除去され、次の乾燥工程
へ移送される。 第4図において、本発明方法における被処理材
6の構造が示されている。被処理材6は、第1成
分繊維6aと第2成分繊維6bとを層状に重ね合
せてなる。第1成分繊維6aは、噴射水流の力に
より繊維が移動し得るものであれば、カードによ
り形成された繊維ウエブ、抄紙機により形成され
た繊維シートであつてもよいが、目付が50g/m2
以下、好ましくは25g/m2以下であることが必要
である。目付が50g/m2以上であれば、後述する
第1区分と第2区分との識別ができなくなる。第
2成分繊維6bは、第1成分繊維6aが噴射水流
の力により第2成分繊維6bの方向に移動し得る
ものであれば、カードにより形成された繊維ウエ
ブ、抄紙機又はその他の手段により形成された繊
維シートの何れであつてもよい。第2成分繊維6
aの目付は特に問われないが、好ましくは第1成
分繊維6aの目付との合計が100g/m2以下であ
る。又第1成分繊維6aと第2成分繊維の種類
は、例えば、次表に示される組合せのものが用い
られる。但し、次表においてAは親水性繊維、B
は疎水性繊維を示す。
【表】
親水性繊維と疎水性繊維とを混合して用いる場
合のその両者の割合(重量%)は、得ようとする
不織布の目的により適宜なされる。例えば、生理
用ナプキン・使い捨ておむつの表面材の場合、第
1成分繊維6aとしてレイヨン繊維50重量%とポ
リエステル繊維50重量%との混合物が配され、第
2成分繊維6bとしてポリエステル繊維100重量
%が配され、又は第1成分繊維6aとしてレイヨ
ン繊維50重量%とコツトン繊維50重量%との混合
物が配され、第2成分繊維6bとしてポリエステ
ル繊維50重量%とポリプロピレン繊維50重量%と
の混合物が配される。 第5図及び第6図において、本発明方法により
得られた不織布が示されている。不織布22は、
第4図において示される如く、第1成分繊維層6
aを上部に且つ第2成分繊維6bを下部に配して
重ね合せた被処理材6を第1図に示される装置に
導き、前記第1支持体及び第2支持体としてのベ
ルト1及びロール4a,4b,4c,4d上にお
いて、前記ノズル5a,5b,5c,5d,5e
の底面に適宜のピツチで穿設された各オリフイス
から噴射する高速水流により処理すると、第1成
分繊維6aの繊維が第2成分繊維6bの厚み方向
に移動し混入して交絡する密度が高い第1区域2
3が不織布22の幅方向に前記オリフイスのピツ
チに対応する間隔をおいて縦方向に連続して形成
されると共に、該各第1区域23間に位置し、第
1成分繊維6aが殆ど含まれていない実質的に第
2成分繊維のみが存在する密度が低い第2区域2
4が形成される。ここで、実質的に第2成分繊維
のみが存在するとは第2区域24には極く僅かの
第1成分繊維6aが混在することも有り得ること
を意味する。第1区域23と第2区域24とが識
別されるように形成されるためには、前述の如く
第1成分繊維6aの目付が50g/m2以下であるこ
とが必要である。斯く第1区域23と第2区域2
4とを形成するためのオリフイスの径は0.05〜
0.2mm、ピツチは0.5〜10mmであることが好まし
い。第5図及び第6図に示されている例では、第
1区域23の幅が細く、第2区域24の幅が広い
が、その例には限定されない。然し、例えば、生
理用ナプキン・使い捨ておむつの表面材用であつ
て、第1成分繊維6aとして親水性繊維を50重量
%以上が配され、第2成分繊維6bとして疎水性
繊維100重量%が配される場合には、第1区域2
3と第2区域24の幅は、前者が後者よりも狭い
か又は両者が略等しいことが好ましい。斯くすれ
ば、体液をスポツト状に吸収し、体液透過後に乾
いた状態に維持し、体液を逆流を防止する性質を
向上させることができるからである。第2成分繊
維6bとしてカードにより形成された繊維ウエブ
が配されている場合には、被処理材6に対する高
速水流処理により該繊維ウエブも交絡することは
いうまでもない。 第7図において、ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4d上での繊維交絡処理に際しての高
速水流の挙動状態が原理的に示されている。高速
水流25は、被処理材6を貫通し支持体、即ちベ
ルト1及びロール4a,4b,4c,4dの表面
に衝突して上方へ反発されて再び被処理材6に作
用する。従つて、被処理材6は、噴射流25とそ
の反発流26との相互作用により交絡処理され、
その結果、被処理材6中の個々の繊維は、三次元
方向に移動して複雑且つ強固に、しかも効率よく
交絡される。繊維交絡に作用し終つてエネルギー
を矢つた水流は、支持体の周辺から、その一部は
移動する被処理材6を伝わつてその周辺から排除
され、前記タンク17に回収される。斯様に高速
水流を支持体の表面で反発させ、その反発流を繊
維交絡処理に再び寄与させるためには、支持体の
表層硬度は十分に高いことが必要である。従つ
て、本発明においては、前記第1支持体としての
ベルト1及び前記第2支持体としてのロール4
a,4b,4c,4dは、それらの表層硬度が
JIS−K6301Hsに定められている硬度50゜以上、好
ましくは70゜以上のものが用いられる。斯かる硬
度を有し且つ高速水流の圧力に耐え得る強度を有
している限り、前記ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4dは、金属、ゴム、プラスチツクス
の単独又はそれらの組合せによる複合構造の何れ
であつてもよい。前記ロール4a,4b,4c,
4dの径は、高速水流の圧力に耐える強度を有し
且つ排水をよくする上で、50〜300mmであること
が好ましい。 第8図において、前記ノズル体5a,5b,5
c,5d,5eの底面に穿設されたオリフイス2
7の構造が示されている。オリフイス27は、そ
の径が0.05〜0.2mmであり、その垂直断面形が第
8図A,B,C,Dに示される如く、下面へ向つ
て漸次小径になつた部分28と直状になつた部分
29とからなり、しかも部分29の長さLと径D
との比率L/Dが4/1以下、好ましくは3/1
以下に設定されている。オリフイス27が斯様な
構造を有していることにより、オリフイス27に
おける水流抵抗による圧力損失が小さい。然し、
若しオリフイス27の垂直断面形が同径の円筒形
に形成され且つ前記L/Dが4/1以上に設定さ
れている場合は、水流抵抗による圧力損失が大き
く、経済的にかなり不利になる。 斯かるオリフイス27を有するノズル体5a,
5b,5c,5d,5eから各支持体上に噴射さ
れる高速水流の幅方向平均供給量は40c.c./sec.cm
以下、好ましくは30c.c./sec.cm以下である。ここ
で幅方向平均供給量とは、一つの支持体、即ち、
第1図乃至第3図に示されているベルト1及びロ
ール4a,4b,4c,4dのそれぞれの上に噴
射される総流量をFとし、ノズル体5a,5b,
5c,5d,5eのそれぞれの有効幅をWとする
と、F/Wで得られる値である。前記供給量が40
c.c./seo.cm以上である場合には、ベルト1及びロ
ール4a,4b,4c,4d上に噴射される高速
水流の排水が十分になされず被処理材上に恰も供
水状態が生ずる。その結果、被処理材に作用する
高速水流のエネルギーが急減している繊維交絡処
理が妨げられ、又は被処理材が繊維ウエブを含む
場合にはこれが乱れその処理安定性が損われる。 高速水流の噴射圧力、更に厳密に云えば、ノズ
ル体5a,5b,5c,5d,5eの背圧は、35
Kg/cm2以下、好ましくは15〜30Kg/cm2であり、35
Kg/cm2以上では、被処理材中の個々の繊維の動き
が大きくなつて該繊維ウエブが乱れ、繊維交絡む
らが生じ且つ7Kg/cm2以下では、被処理材に如何
に長時間にわたり高速水流処理を行つても、又被
処理材に前記ノズル体を近づけても優れた物性を
有する不織布を効率よく製造することができな
い。 尚、以上の説明においては、衛生用品の素材と
して用いられる不織布及びその製造方法について
述べたが、本発明方法は、相対的に異なる成分と
して、導電性成分と絶縁性成分、染色性成分と非
染色性成分、溶融点が異なる両成分又は溶融性成
分と非溶融性成分、弾性が異なる両成分又は弾性
成分と非弾性成分を用いて、使用目的に応じた不
織布を製造するのに適用することができる。 実施例 第1成分繊維として1.5d×51mmのレイヨン繊維
ウエブ10重量%、第2成分繊維として1.4d×44mm
のポリエステル繊維ウエブ100重量%を重ね合せ、
その合計目付が20g/m2の被処理材を第1図に示
されている装置に導き、噴射圧30Kg/cm2、幅方向
平均供給量8.5/sec.cmで処理して不織布サンプル
を得た。尚、このサンプルをカラステインA(日
本化薬株式会社製)1%溶液の沸とう液中で染色
を行つたところ、レイヨン繊維は黄色に染まり、
ポリエステル繊維は青色に染まつた(第6図参
照)。このサンプルの特性は下表に示す通りであ
つた。
合のその両者の割合(重量%)は、得ようとする
不織布の目的により適宜なされる。例えば、生理
用ナプキン・使い捨ておむつの表面材の場合、第
1成分繊維6aとしてレイヨン繊維50重量%とポ
リエステル繊維50重量%との混合物が配され、第
2成分繊維6bとしてポリエステル繊維100重量
%が配され、又は第1成分繊維6aとしてレイヨ
ン繊維50重量%とコツトン繊維50重量%との混合
物が配され、第2成分繊維6bとしてポリエステ
ル繊維50重量%とポリプロピレン繊維50重量%と
の混合物が配される。 第5図及び第6図において、本発明方法により
得られた不織布が示されている。不織布22は、
第4図において示される如く、第1成分繊維層6
aを上部に且つ第2成分繊維6bを下部に配して
重ね合せた被処理材6を第1図に示される装置に
導き、前記第1支持体及び第2支持体としてのベ
ルト1及びロール4a,4b,4c,4d上にお
いて、前記ノズル5a,5b,5c,5d,5e
の底面に適宜のピツチで穿設された各オリフイス
から噴射する高速水流により処理すると、第1成
分繊維6aの繊維が第2成分繊維6bの厚み方向
に移動し混入して交絡する密度が高い第1区域2
3が不織布22の幅方向に前記オリフイスのピツ
チに対応する間隔をおいて縦方向に連続して形成
されると共に、該各第1区域23間に位置し、第
1成分繊維6aが殆ど含まれていない実質的に第
2成分繊維のみが存在する密度が低い第2区域2
4が形成される。ここで、実質的に第2成分繊維
のみが存在するとは第2区域24には極く僅かの
第1成分繊維6aが混在することも有り得ること
を意味する。第1区域23と第2区域24とが識
別されるように形成されるためには、前述の如く
第1成分繊維6aの目付が50g/m2以下であるこ
とが必要である。斯く第1区域23と第2区域2
4とを形成するためのオリフイスの径は0.05〜
0.2mm、ピツチは0.5〜10mmであることが好まし
い。第5図及び第6図に示されている例では、第
1区域23の幅が細く、第2区域24の幅が広い
が、その例には限定されない。然し、例えば、生
理用ナプキン・使い捨ておむつの表面材用であつ
て、第1成分繊維6aとして親水性繊維を50重量
%以上が配され、第2成分繊維6bとして疎水性
繊維100重量%が配される場合には、第1区域2
3と第2区域24の幅は、前者が後者よりも狭い
か又は両者が略等しいことが好ましい。斯くすれ
ば、体液をスポツト状に吸収し、体液透過後に乾
いた状態に維持し、体液を逆流を防止する性質を
向上させることができるからである。第2成分繊
維6bとしてカードにより形成された繊維ウエブ
が配されている場合には、被処理材6に対する高
速水流処理により該繊維ウエブも交絡することは
いうまでもない。 第7図において、ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4d上での繊維交絡処理に際しての高
速水流の挙動状態が原理的に示されている。高速
水流25は、被処理材6を貫通し支持体、即ちベ
ルト1及びロール4a,4b,4c,4dの表面
に衝突して上方へ反発されて再び被処理材6に作
用する。従つて、被処理材6は、噴射流25とそ
の反発流26との相互作用により交絡処理され、
その結果、被処理材6中の個々の繊維は、三次元
方向に移動して複雑且つ強固に、しかも効率よく
交絡される。繊維交絡に作用し終つてエネルギー
を矢つた水流は、支持体の周辺から、その一部は
移動する被処理材6を伝わつてその周辺から排除
され、前記タンク17に回収される。斯様に高速
水流を支持体の表面で反発させ、その反発流を繊
維交絡処理に再び寄与させるためには、支持体の
表層硬度は十分に高いことが必要である。従つ
て、本発明においては、前記第1支持体としての
ベルト1及び前記第2支持体としてのロール4
a,4b,4c,4dは、それらの表層硬度が
JIS−K6301Hsに定められている硬度50゜以上、好
ましくは70゜以上のものが用いられる。斯かる硬
度を有し且つ高速水流の圧力に耐え得る強度を有
している限り、前記ベルト1及びロール4a,4
b,4c,4dは、金属、ゴム、プラスチツクス
の単独又はそれらの組合せによる複合構造の何れ
であつてもよい。前記ロール4a,4b,4c,
4dの径は、高速水流の圧力に耐える強度を有し
且つ排水をよくする上で、50〜300mmであること
が好ましい。 第8図において、前記ノズル体5a,5b,5
c,5d,5eの底面に穿設されたオリフイス2
7の構造が示されている。オリフイス27は、そ
の径が0.05〜0.2mmであり、その垂直断面形が第
8図A,B,C,Dに示される如く、下面へ向つ
て漸次小径になつた部分28と直状になつた部分
29とからなり、しかも部分29の長さLと径D
との比率L/Dが4/1以下、好ましくは3/1
以下に設定されている。オリフイス27が斯様な
構造を有していることにより、オリフイス27に
おける水流抵抗による圧力損失が小さい。然し、
若しオリフイス27の垂直断面形が同径の円筒形
に形成され且つ前記L/Dが4/1以上に設定さ
れている場合は、水流抵抗による圧力損失が大き
く、経済的にかなり不利になる。 斯かるオリフイス27を有するノズル体5a,
5b,5c,5d,5eから各支持体上に噴射さ
れる高速水流の幅方向平均供給量は40c.c./sec.cm
以下、好ましくは30c.c./sec.cm以下である。ここ
で幅方向平均供給量とは、一つの支持体、即ち、
第1図乃至第3図に示されているベルト1及びロ
ール4a,4b,4c,4dのそれぞれの上に噴
射される総流量をFとし、ノズル体5a,5b,
5c,5d,5eのそれぞれの有効幅をWとする
と、F/Wで得られる値である。前記供給量が40
c.c./seo.cm以上である場合には、ベルト1及びロ
ール4a,4b,4c,4d上に噴射される高速
水流の排水が十分になされず被処理材上に恰も供
水状態が生ずる。その結果、被処理材に作用する
高速水流のエネルギーが急減している繊維交絡処
理が妨げられ、又は被処理材が繊維ウエブを含む
場合にはこれが乱れその処理安定性が損われる。 高速水流の噴射圧力、更に厳密に云えば、ノズ
ル体5a,5b,5c,5d,5eの背圧は、35
Kg/cm2以下、好ましくは15〜30Kg/cm2であり、35
Kg/cm2以上では、被処理材中の個々の繊維の動き
が大きくなつて該繊維ウエブが乱れ、繊維交絡む
らが生じ且つ7Kg/cm2以下では、被処理材に如何
に長時間にわたり高速水流処理を行つても、又被
処理材に前記ノズル体を近づけても優れた物性を
有する不織布を効率よく製造することができな
い。 尚、以上の説明においては、衛生用品の素材と
して用いられる不織布及びその製造方法について
述べたが、本発明方法は、相対的に異なる成分と
して、導電性成分と絶縁性成分、染色性成分と非
染色性成分、溶融点が異なる両成分又は溶融性成
分と非溶融性成分、弾性が異なる両成分又は弾性
成分と非弾性成分を用いて、使用目的に応じた不
織布を製造するのに適用することができる。 実施例 第1成分繊維として1.5d×51mmのレイヨン繊維
ウエブ10重量%、第2成分繊維として1.4d×44mm
のポリエステル繊維ウエブ100重量%を重ね合せ、
その合計目付が20g/m2の被処理材を第1図に示
されている装置に導き、噴射圧30Kg/cm2、幅方向
平均供給量8.5/sec.cmで処理して不織布サンプル
を得た。尚、このサンプルをカラステインA(日
本化薬株式会社製)1%溶液の沸とう液中で染色
を行つたところ、レイヨン繊維は黄色に染まり、
ポリエステル繊維は青色に染まつた(第6図参
照)。このサンプルの特性は下表に示す通りであ
つた。
【表】
本発明によれば、相対的に性質が異なる、特に
液体に対する性質が異なる成分区域が縞模様状に
存在する不織布が得られるので、この不織布は、
液体をスポツト状に吸収し、液体が透過した後に
乾いた状態を維持し、且つ液体の逆流を防止する
ことができる性質を有し、しかも繊維結合剤のよ
うな特別の材料が用いられていないので、嵩性、
風合、通気性、暖味感等に富む。従つて、特に衛
生用品の素材として実用に供し極めて好適であ
る。又繊維結合剤のような特別の材料を用いるこ
となく、高速水流の力を利用して繊維交絡処理す
ることにより不織布を形成するので、前記性質を
有する不織布を低コストで容易に量産することが
できる。
液体に対する性質が異なる成分区域が縞模様状に
存在する不織布が得られるので、この不織布は、
液体をスポツト状に吸収し、液体が透過した後に
乾いた状態を維持し、且つ液体の逆流を防止する
ことができる性質を有し、しかも繊維結合剤のよ
うな特別の材料が用いられていないので、嵩性、
風合、通気性、暖味感等に富む。従つて、特に衛
生用品の素材として実用に供し極めて好適であ
る。又繊維結合剤のような特別の材料を用いるこ
となく、高速水流の力を利用して繊維交絡処理す
ることにより不織布を形成するので、前記性質を
有する不織布を低コストで容易に量産することが
できる。
第1図は、本発明方法を実施するための装置の
概略側面図。第2図は、第1支持体の斜視図。第
3図は、第2支持体の斜視図。第4図は、被処理
材の構造を示す概略断面図。第5図は、被処理材
の第1成分繊維と第2成分繊維との結合状態を示
す概略断面図。第6図は、本発明方法により得ら
れた不織布の組織を拡大して示す写真。第7図
は、被処理材に作用する高速水流の挙動状態を原
理的に示す概略断面図。第8図は、オリフイスの
構造例を示す垂直断面図。 1……第1支持体、4a,4b,4c,4d…
…第2支持体、5a,5b,5c,5d,5e…
…ノズル、6……被処理材、6a……第1成分繊
維、6b……第2成分繊維、22……不織布、2
3……第1区域、24……第2区域。
概略側面図。第2図は、第1支持体の斜視図。第
3図は、第2支持体の斜視図。第4図は、被処理
材の構造を示す概略断面図。第5図は、被処理材
の第1成分繊維と第2成分繊維との結合状態を示
す概略断面図。第6図は、本発明方法により得ら
れた不織布の組織を拡大して示す写真。第7図
は、被処理材に作用する高速水流の挙動状態を原
理的に示す概略断面図。第8図は、オリフイスの
構造例を示す垂直断面図。 1……第1支持体、4a,4b,4c,4d…
…第2支持体、5a,5b,5c,5d,5e…
…ノズル、6……被処理材、6a……第1成分繊
維、6b……第2成分繊維、22……不織布、2
3……第1区域、24……第2区域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相対的に性質が異なる第1成分繊維と第2成
分繊維とからなる不織布であつて、該不織布は、 A 該不織布の幅方向に間隔をおいて並列して縦
方向に連続し、前記第1成分繊維が前記第2成
分繊維に交絡する密度が高い第1区域、 B 該第1区域間に位置し、前記第1成分繊維が
殆ど含まれていない実質的に前記第2成分繊維
のみが存在する密度が低い第2区域、 とから構成されていることを特徴とする不織布。 2 相対的に性質が異なる目付50g/m2以下の第
1成分繊維と第2成分繊維とを層状に重ね合せて
なる被処理材を水不透過性支持体上において、該
被処理材を幅方向に横切り該被処理材の前記第1
成分繊維にオリフイスが所要のピツチで対向並列
するように配置されたノズル体の該オリフイスか
ら微細な高速水流を噴射圧35Kg/cm2以下で噴射し
て処理することにより、前記第1成分繊維が前記
第2成分繊維の厚み方向に移動して、該被処理材
の幅方向に前記オリフイスのピツチに対応する間
隔をおいて並列し縦方向に連続し、前記第1成分
繊維が前記第2成分繊維に交絡する密度が高い第
1区域を形成すると共に、該第1区域間に位置
し、前記第1成分繊維が殆ど含まれていない実質
的に第2成分繊維のみが存在する密度が低い第2
区域を形成することを特徴とする不織布の製造方
法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57013530A JPS58132154A (ja) | 1982-01-31 | 1982-01-31 | 不織布及びその製造方法 |
FR8301108A FR2520765B1 (fr) | 1982-01-31 | 1983-01-25 | Etoffe non tissee et procede de fabrication de cette etoffe |
IT67089/83A IT1159965B (it) | 1982-01-31 | 1983-01-27 | Tessuto non tessuto e metodo per la sua produzione |
DE3302709A DE3302709C2 (de) | 1982-01-31 | 1983-01-27 | Faservlies und Verfahren zu dessen Herstellung |
GB08302336A GB2114174B (en) | 1982-01-31 | 1983-01-28 | Nonwoven fabric and method for production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57013530A JPS58132154A (ja) | 1982-01-31 | 1982-01-31 | 不織布及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58132154A JPS58132154A (ja) | 1983-08-06 |
JPH0213059B2 true JPH0213059B2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=11835708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57013530A Granted JPS58132154A (ja) | 1982-01-31 | 1982-01-31 | 不織布及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58132154A (ja) |
DE (1) | DE3302709C2 (ja) |
FR (1) | FR2520765B1 (ja) |
GB (1) | GB2114174B (ja) |
IT (1) | IT1159965B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4960630A (en) * | 1988-04-14 | 1990-10-02 | International Paper Company | Apparatus for producing symmetrical fluid entangled non-woven fabrics and related method |
JPH0762300B2 (ja) * | 1986-03-20 | 1995-07-05 | 日本バイリ−ン株式会社 | 水流絡合不織布およびその製法 |
SE469896B (sv) * | 1990-11-19 | 1993-10-04 | Moelnlycke Ab | Förfarande och anordning för att framställa spunlacematerial samt ett sålunda framställt material |
DE19519672C1 (de) * | 1995-05-30 | 1996-07-18 | Saechsisches Textilforsch Inst | Wirbelvliesstoff mit polartiger Oberfläche und Verfahren zu dessen Herstellung |
DE10039983C2 (de) * | 2000-08-16 | 2002-07-18 | Peter Boettcher | Vliesstoff-Träger für Klebebänder |
DE10047777B4 (de) * | 2000-09-18 | 2005-04-14 | Vliestec Ag | Textile Flächengebilde mit vorzugsweise hohen Flächengewichten und Verfahren zur Herstellung der textilen Flächengebilde |
US6803009B2 (en) | 2001-11-28 | 2004-10-12 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Process for making necked nonwoven webs and laminates having cross-directional uniformity |
US6900147B2 (en) * | 2001-11-28 | 2005-05-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Nonwoven webs having improved necking uniformity |
DE102005015782B4 (de) * | 2005-04-01 | 2013-06-13 | Klaus Sommer | Verfahren zur Herstellung von multifunktionalen Papieren und nach diesen Verfahren hergestellte Papiere |
DE102005034821A1 (de) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Fleissner Gmbh | Voluminöse Faserlaminate und ihre Herstellung |
US7740786B2 (en) | 2005-12-15 | 2010-06-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Process for making necked nonwoven webs having improved cross-directional uniformity |
CN116249806A (zh) * | 2020-05-28 | 2023-06-09 | 新和株式会社 | 无纺布及其制造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152067A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-06 | ||
JPS5188777A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-08-03 | ||
JPS5464179A (en) * | 1977-10-25 | 1979-05-23 | Mitsubishi Rayon Co | Treatment of fabric |
JPS5571853A (en) * | 1978-11-19 | 1980-05-30 | Uni Charm Corp | Production of nonwoven fabric |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL6608874A (ja) * | 1965-08-24 | 1967-10-25 | ||
FR1555705A (ja) * | 1966-11-14 | 1969-01-31 | ||
US3873255A (en) * | 1971-01-27 | 1975-03-25 | Johnson & Johnson | Apparatus for producing nonwoven fabric |
CA952769A (en) * | 1971-01-27 | 1974-08-13 | Frank Kalwaites | Method and apparatus for producing nonwoven fabric and product produced thereby |
GB1550955A (en) * | 1975-12-29 | 1979-08-22 | Johnson & Johnson | Textile fabric and method of manufacturing the same |
US4190695A (en) * | 1978-11-30 | 1980-02-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Hydraulically needling fabric of continuous filament textile and staple fibers |
JPS5739268A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-04 | Uni Charm Corp | Production of nonwoven fabric |
-
1982
- 1982-01-31 JP JP57013530A patent/JPS58132154A/ja active Granted
-
1983
- 1983-01-25 FR FR8301108A patent/FR2520765B1/fr not_active Expired
- 1983-01-27 IT IT67089/83A patent/IT1159965B/it active
- 1983-01-27 DE DE3302709A patent/DE3302709C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1983-01-28 GB GB08302336A patent/GB2114174B/en not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152067A (ja) * | 1974-05-29 | 1975-12-06 | ||
JPS5188777A (ja) * | 1975-01-29 | 1976-08-03 | ||
JPS5464179A (en) * | 1977-10-25 | 1979-05-23 | Mitsubishi Rayon Co | Treatment of fabric |
JPS5571853A (en) * | 1978-11-19 | 1980-05-30 | Uni Charm Corp | Production of nonwoven fabric |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2114174A (en) | 1983-08-17 |
IT1159965B (it) | 1987-03-04 |
FR2520765B1 (fr) | 1986-10-17 |
GB2114174B (en) | 1985-03-20 |
DE3302709A1 (de) | 1983-08-11 |
FR2520765A1 (fr) | 1983-08-05 |
DE3302709C2 (de) | 1999-02-25 |
JPS58132154A (ja) | 1983-08-06 |
GB8302336D0 (en) | 1983-03-02 |
IT8367089A0 (it) | 1983-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69417025T2 (de) | Geformter vliesstoff und verfahren zu seiner herstellung | |
DE69510289T2 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Vliesswischlappen | |
US4591513A (en) | Fibre-implanted nonwoven fabric and method for production thereof | |
US3917785A (en) | Method for producing nonwoven fabric | |
KR100794854B1 (ko) | 수력학적으로 배열된 부직웹 및 그의 제조방법 | |
DE68916455T2 (de) | Elastomerisches, blattartiges Material aus nicht-gewebten Fasern und Verfahren zu dessen Herstellung. | |
AU2003231932B2 (en) | Method of forming a nonwoven composite fabric and fabric produced thereof | |
US4718152A (en) | Method for producing patterned non-woven fabric | |
US6796010B2 (en) | Method for the production of nonwoven webs, the cohesion of which is obtained by means of fluid jets | |
KR100458888B1 (ko) | 기공크기구배를갖는부직포및이의제조방법 | |
KR970005852B1 (ko) | 수압에 의해 엉킨 부직 섬유상 비탄성 공성형물 및 이들의 성형 방법 | |
DE68923719T2 (de) | Gebundenes, nichtgewebtes Material und Verfahren und Vorrichtung zu dessen Herstellung. | |
DE68929260T2 (de) | Verbundvliesstoffmaterial und sein Herstellverfahren | |
EP1121481B1 (de) | Perforierter vliesstoff und verfahren zu dessen herstellung | |
JPH0213059B2 (ja) | ||
WO2002076723A1 (en) | Non-woven wiping | |
JP7128682B2 (ja) | 不織布ワイパーおよびその製造方法 | |
JPH0522544B2 (ja) | ||
JPS6134287A (ja) | 柔軟な立毛調皮革様シートの製造法 | |
JP2954798B2 (ja) | 不織布の製造方法 | |
JPH04100958A (ja) | 吸水性のある伸縮性不織布及びその製造方法 | |
WO2008064637A1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur herstellung einer bahnware mit einer flauschigen oberseite sowie entsprechend hergestellte bahnware | |
DE8916134U1 (de) | Unelastisches Verbundvliesmaterial |