JPH0212995A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
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- JPH0212995A JPH0212995A JP16433088A JP16433088A JPH0212995A JP H0212995 A JPH0212995 A JP H0212995A JP 16433088 A JP16433088 A JP 16433088A JP 16433088 A JP16433088 A JP 16433088A JP H0212995 A JPH0212995 A JP H0212995A
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- Japan
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- absorber
- radio wave
- fiber
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- wave absorber
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- Pending
Links
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電磁波の不要な反射を抑制することを目的とす
る電波吸収体に関する。
る電波吸収体に関する。
(従来の技術)
従来の電磁波の散乱を利用する電波吸収体としてピラミ
ッド形吸収体がある。これは均一損失媒質をピラミッド
形に成形したもので、電磁波到来方向から損失が序々に
大きくなる効果と、電磁波の散乱効果によって、広帯域
1、高吸収量好斜入射特性を有するものである。
ッド形吸収体がある。これは均一損失媒質をピラミッド
形に成形したもので、電磁波到来方向から損失が序々に
大きくなる効果と、電磁波の散乱効果によって、広帯域
1、高吸収量好斜入射特性を有するものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら充分な散乱効果を得るためには散乱体の大
きさは入射電磁波の波長と同程度必要となる。たとえば
入射電磁波の波長が2.5mの場合は、ピラミッドの高
さは2m必要となり、MHz帯においては、吸収体の小
形化が望まれていた。また、波長が30cm以下となる
マイクロ波帯においては、ピラミッド高さも低くするこ
とができるが、実用上表面が平坦なものが望まれていた
。
きさは入射電磁波の波長と同程度必要となる。たとえば
入射電磁波の波長が2.5mの場合は、ピラミッドの高
さは2m必要となり、MHz帯においては、吸収体の小
形化が望まれていた。また、波長が30cm以下となる
マイクロ波帯においては、ピラミッド高さも低くするこ
とができるが、実用上表面が平坦なものが望まれていた
。
本発明は、従来よりも小形でかつ表面が平坦な形で広帯
域好斜入射特性をもつ電波吸収体を実現することを目白
りとする。
域好斜入射特性をもつ電波吸収体を実現することを目白
りとする。
(課題を解決するための手段)
樹脂繊維と導電性繊維から成る不織布を積層して作った
媒質内に高損失媒質から成る散乱効果を持った吸収体を
埋め込む構成をとる。
媒質内に高損失媒質から成る散乱効果を持った吸収体を
埋め込む構成をとる。
(作用)
樹脂繊維と導電性繊維から成る不織布は、導電性繊維の
長さを1/4波長以上とし、混合比を適当にすることに
よって、不均一で散乱のある媒質となる。この不均一媒
質表面での電磁波の反射は散乱効果によって同程度の損
失をもつ均一媒質よりも小さくすることができ、GHz
帯では、この不織布のみで吸収体を構成することが可能
である。また不織布内の波長は損失によって自由空間波
長よりも短かくなり、不織布内部に高損失の媒質がら成
る散乱形吸収体を設は組み合わせた場合、内部吸収体で
の散乱効果はこの吸収体が自由空間に接している場合よ
りも大きくなる。従って内部吸収体の大きさは、不織布
内に設けることで小さくすることができ、不織布積層厚
さが加わる分を含めても、従来のピラミッド型吸収体の
高さよりも低いもので同じ特性を得ることができる。た
だしこの時不織布の損失は内部吸収体構成媒質の損失よ
り小さくする必要がある。
長さを1/4波長以上とし、混合比を適当にすることに
よって、不均一で散乱のある媒質となる。この不均一媒
質表面での電磁波の反射は散乱効果によって同程度の損
失をもつ均一媒質よりも小さくすることができ、GHz
帯では、この不織布のみで吸収体を構成することが可能
である。また不織布内の波長は損失によって自由空間波
長よりも短かくなり、不織布内部に高損失の媒質がら成
る散乱形吸収体を設は組み合わせた場合、内部吸収体で
の散乱効果はこの吸収体が自由空間に接している場合よ
りも大きくなる。従って内部吸収体の大きさは、不織布
内に設けることで小さくすることができ、不織布積層厚
さが加わる分を含めても、従来のピラミッド型吸収体の
高さよりも低いもので同じ特性を得ることができる。た
だしこの時不織布の損失は内部吸収体構成媒質の損失よ
り小さくする必要がある。
これらの作用を利用し、不織布の導電性繊維の長さ、混
合比、積層厚さ、内部散乱形吸収体の形状、損失を調整
することで、小形、表面平坦な形で広帯域、好斜入射特
性を持つ電波吸収体を設計することができる。以下に実
施例によって本発明の構成方法が有効であることを示す
。
合比、積層厚さ、内部散乱形吸収体の形状、損失を調整
することで、小形、表面平坦な形で広帯域、好斜入射特
性を持つ電波吸収体を設計することができる。以下に実
施例によって本発明の構成方法が有効であることを示す
。
(実施例)
樹脂繊維と導電性繊維をからみ合わせた不織布を用いて
300MHz以上で設計した実施例について述べる。第
1図に示す様にメタル板5上に長さ250mmの導電性
繊維4を1ωt%混合した厚さ20mmの不織布を15
枚積層した積層体1のうち、メタル板側から10枚目ま
での層間に高損失のシート3をメタル板側から順に形状
が小さくなって行く様に挿入し、散乱形吸収体2を構成
した。最下段のシートは、幅100mm最上段のシート
は、幅10mmとしくa)、 (b)に入射の模様と電
波吸収特性を示すが、300MHz以上で、垂直入射に
おいては30dB以上の吸収量を有し、斜入射において
は、入射角が60°において20dB以上の吸収量を有
する。
300MHz以上で設計した実施例について述べる。第
1図に示す様にメタル板5上に長さ250mmの導電性
繊維4を1ωt%混合した厚さ20mmの不織布を15
枚積層した積層体1のうち、メタル板側から10枚目ま
での層間に高損失のシート3をメタル板側から順に形状
が小さくなって行く様に挿入し、散乱形吸収体2を構成
した。最下段のシートは、幅100mm最上段のシート
は、幅10mmとしくa)、 (b)に入射の模様と電
波吸収特性を示すが、300MHz以上で、垂直入射に
おいては30dB以上の吸収量を有し、斜入射において
は、入射角が60°において20dB以上の吸収量を有
する。
本実施例において内部吸収体の材料として導電性繊維を
多量に混入した不織布を用いたが、損失が高いものであ
れば他の材料を用いてもかまわない。また吸収体内部を
すべて高損失材料で充填する形態でもよい。内部吸収体
の形状は、等測的に山形状になる様積層したが、散乱効
果が得られる形状であれば他の形状にしてもかまわない
。
多量に混入した不織布を用いたが、損失が高いものであ
れば他の材料を用いてもかまわない。また吸収体内部を
すべて高損失材料で充填する形態でもよい。内部吸収体
の形状は、等測的に山形状になる様積層したが、散乱効
果が得られる形状であれば他の形状にしてもかまわない
。
(発明の効果)
小型でかつ表面が平坦な形で垂直入射および斜入射で良
好な特性をもつ電波吸収体が可能となる。
好な特性をもつ電波吸収体が可能となる。
第1図は本発明の構成例を示す図。第2図(a)。
(b)は電波の入射の模様および吸収体の吸収特性を示
す図。 図において 1:導電性繊維を混入した不織布の積層体2:散乱形吸
収体 3:高損失シート 4:導電性繊維 5:メタル板
す図。 図において 1:導電性繊維を混入した不織布の積層体2:散乱形吸
収体 3:高損失シート 4:導電性繊維 5:メタル板
Claims (1)
- 導電性繊維と樹脂繊維をからみ合せた不織布の積層体
の内部に散乱効果のある吸収体を配置したことを特徴と
する電波吸収体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16433088A JPH0212995A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
EP89100020A EP0323826B1 (en) | 1988-01-05 | 1989-01-02 | Electromagnetic wave absorber |
DE68928378T DE68928378T2 (de) | 1988-01-05 | 1989-01-02 | Absorber für elektromagnetische Strahlung |
US07/293,495 US5081455A (en) | 1988-01-05 | 1989-01-04 | Electromagnetic wave absorber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16433088A JPH0212995A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0212995A true JPH0212995A (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=15791121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16433088A Pending JPH0212995A (ja) | 1988-01-05 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212995A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06299123A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-10-25 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 高分子接着剤とカプセル封止材料との間の接着の改良方法 |
US5403869A (en) * | 1992-08-17 | 1995-04-04 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Adhesive of epoxy resins, epoxy-modified polybutadiene and photoinitiator |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16433088A patent/JPH0212995A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5403869A (en) * | 1992-08-17 | 1995-04-04 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Adhesive of epoxy resins, epoxy-modified polybutadiene and photoinitiator |
JPH06299123A (ja) * | 1993-03-15 | 1994-10-25 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 高分子接着剤とカプセル封止材料との間の接着の改良方法 |
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