JPH02129881A - 酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システム - Google Patents

酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システム

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JPH02129881A
JPH02129881A JP28117288A JP28117288A JPH02129881A JP H02129881 A JPH02129881 A JP H02129881A JP 28117288 A JP28117288 A JP 28117288A JP 28117288 A JP28117288 A JP 28117288A JP H02129881 A JPH02129881 A JP H02129881A
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JP
Japan
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voltage
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zinc oxide
current
deterioration
Prior art date
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JP28117288A
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English (en)
Inventor
Shoji Tanda
昭司 但田
Yasuyuki Irie
康之 入江
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システムに関
する。
[従来の技術] 電力系統における絶縁協調の基本となる避雷器として用
いられる酸化亜鉛形避雷器の劣化状態を漏れ電流の抵抗
電流値から判定する従来の監視装置(例えば、「三菱電
機技法J 、Vol、 55+ No、 3+1981
年、54頁)について第2図により説明すると、碍管(
2)の内部に複数個の酸化亜鉛形避雷器素子(3)・・
を積層収納するとともに、その上下にフランジ(4a)
、 (4b)をセメン付け(5)ヲ介して装着して、碍
管(2)内の気密性を保持すべ(シール部にバッキング
(7a)、 (7b)を封入してから、蓋(6a)、 
(6b)を図示しないボルトで固定することにより酸化
亜鉛形避雷器(1)が構成される。
上部の蓋(6a)には図示しない端子を介して送電線(
8)が接続されており、また、下部の蓋(4b)には図
示しない接地端子を介して接地線(9)が接続されてい
る。そして、接地線(9)には漏れ電流検出用の変流器
(10)が設けられていて、この変流器(10)にはケ
ーブル(12a)を介してマイコン等からなる演算部(
11)が接続されている。また、送電線(8)に接続さ
れたコンデンサ型変成器(20)はケーブル(12b)
を介して演算部に(11)にも連接されている。
酸化亜鉛型避雷器(1)は、一般には、第3図(a)に
示すように、抵抗と容量の並列等価回路で表されるもの
であり、また、第3図(b)に示すように、電圧課電時
の全漏れ電流■。は容量分電流I。と抵抗分電流IRと
に分流するものである。
ところで、避雷器(1)に長期にわたる課電や苛酷な負
担がかかると、第4図に示すように、抵抗分電流IRは
I R1からIn2へと著しく増大するのに対して、容
量分電流ICは殆ど変化を示さず、一方、全漏れ電流■
。は僅かに増大する傾向がある。この傾向に着目し、変
流器(10)で検出した全漏れ電流ITと検出電圧との
比較処理を演算部(11)により行なって抵抗分電流I
Rを求め、この値に基づいて避雷器(1)の異常徴候を
軽微な段階で判別し監視するようにしている。
[発明が解決しようとする課題」 この従来の装置は、上記されたように、電力系統の常規
対地電圧課電時における抵抗分電流IRだけが判定の対
象とされており、このような常規対地電圧課電時におけ
る抵抗分電流lIlは非常に小さく、このために、その
計測精度が劣ることにい加えて、酸化亜鉛型避雷器の抵
抗値が温度変動に応じて変化することから、検出した抵
抗分電流IRが避雷器自体の劣化によるものが温度変動
に起因するものかを判別することができず、その判別精
度も劣るという問題点があった。
なお、常規対地電圧よりも高い電圧を課電することで、
その計測精度を良くしようとすることも考えられるが、
このときには、電力系統の停電をとって避雷器を電力系
統から切離し、別途用意した試験用変圧器から電圧供給
することが必要になるというような、別の問題点が生じ
ることになる。
この発明は、上記した問題点を解決するためになされた
ものであって、常規対地電圧よりも高い電圧課電時にお
ける抵抗分電流値とこの時の検出電圧値とに基づいて劣
化状態を判定し、もって計測精度を高めるとともに、そ
の判別精度が向上された酸化亜鉛形避雷器の劣化監視シ
ステムを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システム
は、電力系統に接続された酸化亜鉛形避雷器の漏れ電流
を検出する漏れ電流検出装置;上記電力系統の電圧を検
出する電圧検出装置;上記検出された漏れ電流値及び電
圧値に基づいて上記酸化亜鉛形避雷器の劣化の程度を判
定する劣化監視装置;及び、上記劣化監視装置における
判定の基礎のなったデータを打出すプリンタ装置1から
なるものである。
[作用] この発明によれば、−線地絡等の事故発生時に上昇する
健全相の電圧値を基準値として記憶させ、基準値と検出
電圧を対比し、基準値超過を判定した時に、この時の抵
抗分電流値と検出電圧値とを同時にプリンタ装置に送出
し、酸化亜鉛形避雷器の劣化状態の判定の際のデータが
打出される。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例である酸化亜鉛形避雷器
の劣化監視システムの構成を示すものであり、この第1
図における(1)は前記第2図で説明した酸化亜鉛形避
雷器と同一のものを示しているから、その説明を省略す
る。
符号(22)は漏れ電流検出装置であって、発電機(G
)に連設する送電線(8a)に接続した酸化亜鉛形避雷
器(1)の漏れ電流を検出するためのものであって、こ
の避雷器(1)の接地線(9)に設けた変流器(10)
と、これに接続したケーブル(12a)とから構成され
ている。また(23)は電圧検出装置であって、計器用
変成器もしくはコンデンサ型変成器(20)と、これに
接続したケーブル(12a)とから構成されていて、送
電線(8a)の電圧を検出するために用いられる。
漏れ電流検出装置(22)からの漏れ電流及び電圧検出
装置(23)からの検出電圧を受入れて、避雷器(1)
の劣化を監視するための劣化監視装置(19)は、次の
結手段から構成されている。即ち、ケーブル(L2b)
を介して加えられる検出電圧の七口点交差時にタイミン
グ信号を発生させて後述の電流演算部(14b)に加え
るとともに、検出電圧値を常時演算する電圧演算部(1
4a)  ;漏れ電流検出装置(22)よりケーブル(
12a)を介して加えられる漏れ電流と、電圧演算部(
14a)から加えられるタイミング信号とにより抵抗分
電流値IRを常時演算する電流演算部(14b)  ;
電圧演算部(14a)から出力される検出電圧値及び電
流演算部(14b)から出力される抵抗分電流値■□を
それぞれに対応のデジタル量に変換する第1、第2AD
変換部(15a)、(15b)  ;−線地絡その他の
種々の系統事故発生時に健全相に誘起される常規対地電
圧よりも高い電圧、例えば、F3倍程度の値を基準値と
して記憶させておくメモリ(17) ;プリンタ(21
)に接続したインターフェース(18) ;及び検出電
圧値と基準値とを常時比較していて、基準値超過と判定
された時に、この時の抵抗分電流IR値及び検出電圧値
に対応するデータを同時にプリンタ(21)に送出する
ような制御を行なうCP U (16)である。
なお、発電機(G)に連接する他の送電線(8b)(8
c)にも同様な酸化亜鉛形避雷器か接続されていて、こ
れらにも同様な漏れ電流検出装置、電圧検出装置及び劣
化監視装置か設けられているけれども、これらの図示は
省略しである。
次に、上記実施例の動作について説明すると、その通常
の状態においては、電圧検出装置(23)からケーブル
(12b)を介して加えられた送電線(8a)の検出電
圧値に対する所定の演算が電圧演算部(14a)におい
て実行されるとともに、この電圧演算部(14a)から
のタイミング信号が電流演算部(14b)に加えられて
、漏れ電流検出装置(22)からケーブル(12a)を
介して加えられる漏れ電流値に基づく抵抗分電流■3値
の演算が、前記電流演算部(14b)で実行されるが、
このときには、常規対地電圧が印加されているために、
その検出電圧値は基準値以下であると判定されて、プリ
ンタ(21)への抵抗分電流IR値及び検出電圧値の送
出はいずれも行なわれない。
いま、異常事態が生じて、例えば、送電線(8b)に−
線地絡が発生したものとする。このときには、健全相で
ある送電線(8a)に常規対地電圧よりも高い電圧が発
生するので、この検出電圧値と基準値とが対比されて、
基準値超過が判定されると、このときの抵抗分電流■□
値及び検出電圧値に対応するデータがインターフェース
(18)を介して同時にプリンタ(21)に送出されて
、所定の打出しが行なわれる。そして、これらの抵抗分
電流値と検出電圧値の関係から酸化亜鉛形避雷器(1)
の劣化状態の程度が判定される。
また、送電線(8c)に接続した図示しない酸化亜鉛形
避雷器についても同様にして劣化状態の判定が行なわれ
る。
なお、上記実施例においては、抵抗分電流IR値を酸化
亜鉛形避雷器の劣化監視の判定用データとして用いる場
合について説明したが、これに限らず、例えば、健全相
における上昇電圧が常規対地電圧よりも著しく高(なる
場合には、全漏れ電流IT値を上記の判定用データとす
ることもできる。更に、前記の検出電圧値や抵抗分電流
IR値とを、−線地絡事故の発生時に限らず、任意のタ
イミングもしくは一定周期毎に送出させることもできる
[発明の効果] 以上説明されたように、この発明に係わる酸化7亜鉛形
避雷器の劣化監視システムは、電力系統に接続された酸
化亜鉛形避雷器の漏れ電流を検出する漏れ電流検出装置
:上記電力系統の電圧を検出する電圧検出装置;上記検
出された漏れ電流値及び電圧値に基づいて上記酸化亜鉛
形避雷器の劣化の程度を判定する劣化監視装置、及び、
上記劣化監視装置における判定の基礎になったデータを
打出すプリンタ装置;からなるものであって、上記検出
された漏れ電流値及び電圧値に基づく上記漏れ電流の抵
抗分電流値が常時算出されており、内蔵のメモリに蓄積
されている所定の基準値と上記抵抗分電流値との比較が
なされ、この比較の結果として異常状態が発生したと判
定されたときには、この所定の際に使用される抵抗分電
流値と当該時点で検出された電圧値とにそれぞれ対応す
るデータが上記プリンタ装置に対して伝送されて打出さ
れるものであるから、酸化亜鉛形避雷器の劣化の程度を
高い精度で判定することができるとともに、温度変動等
の外部的な影響による誤判定を回避することもできる。
また、停電をとって電力系統から酸化亜鉛形避雷器を切
り離したり、別設の高電圧電源設備から電圧を加えたり
する必要がなく、それだけ簡略化された手段をもって、
酸化亜鉛形避雷器の劣化の程度を監視することができる
更に、−線地格等により電力系統の健全相に誘起される
電圧が常規対地電圧よりも著しく高くなるようなときに
は、全漏れ電流を求めることで同様な対処をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である酸化亜鉛形避雷器
の劣化監視システムを示す一部ブロック図、第2図は、
従来の避雷器の劣化監視装置を例示する一部側断面図、
第3図は、−殻内な酸化亜鉛形避雷器に関する説明図で
あって、その中の第3図(a)は、酸化亜鉛形避雷器の
等価回路図、第3図(b)は、その印加電圧及び漏れ電
流の波形例示図、第4図は、抵抗分電流、容量分電流、
全漏れ電流が増大する態様を示す線図である。 図面中(1)は酸化亜鉛形避雷器、(8a)〜(8c)
は送電線、(10)は変流器、(12a)、 (12b
)はケーブル、(14a)は電圧演算部、(14b)は
電流演算部、(15a)、 (15b)は第1、第2A
D変換部、(16)はCPU、(17)はメモリ、(1
8)はインターフェース、(19)は劣化監視装置、(
20)はコンデンサ型変成器、(21)はプリンタ、(
22)は漏れ電流検出装置、(23)は電圧検出装置。 なお、図中での同一符号は、同一または相当部分を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力系統に接続された酸化亜鉛形避雷器の漏れ電
    流を検出する漏れ電流検出装置;上記電力系統の電圧を
    検出する電圧検出装置;上記検出された漏れ電流値及び
    電圧値に基づいて上記酸化亜鉛形避雷器の劣化の程度を
    判定する劣化監視装置;及び 上記劣化監視装置における判定の基礎になつたデータを
    打出すプリンタ装置; からなる酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システムであつて
    、 上記劣化監視装置において、上記検出された漏れ電流値
    及び電圧値に基づく上記漏れ電流の抵抗分電流値が常時
    算出されており、内蔵のメモリに蓄積されている所定の
    基準値と上記抵抗分電流値との比較がなされ、この比較
    の結果として異常状態が発生したと判定されたときには
    、この判定の際に使用された抵抗分電流値と当該時点で
    検出された電圧値とにそれぞれ対応するデータが上記プ
    リンタ装置に対して伝送されて打出されるようにしたこ
    とを特徴とする、酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システム
JP28117288A 1988-11-09 1988-11-09 酸化亜鉛形避雷器の劣化監視システム Pending JPH02129881A (ja)

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JP (1) JPH02129881A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002403A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Mitsubishi Electric Corp 避雷器漏れ電流の状態監視装置
CN106093617A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 国网山东省电力公司济南供电公司 一种监控式避雷器带电测试小车
CN106094814A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 国网山东省电力公司济南供电公司 一种全自动避雷器带电测试小车
CN106093619A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 国网山东省电力公司济南供电公司 一种可调式避雷器带电测试小车
CN106249039A (zh) * 2016-07-22 2016-12-21 安徽亚辉电气自动化有限公司 一种用于配电网的过电压在线监测装置

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