JPH02129622A - 波長変換素子 - Google Patents

波長変換素子

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Publication number
JPH02129622A
JPH02129622A JP28336488A JP28336488A JPH02129622A JP H02129622 A JPH02129622 A JP H02129622A JP 28336488 A JP28336488 A JP 28336488A JP 28336488 A JP28336488 A JP 28336488A JP H02129622 A JPH02129622 A JP H02129622A
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JP
Japan
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harmonic
harmonic wave
laser light
generated
reflected
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Pending
Application number
JP28336488A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Yamazaki
哲広 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP28336488A priority Critical patent/JPH02129622A/ja
Publication of JPH02129622A publication Critical patent/JPH02129622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チェレンコフ放射により第二高調波を得、特
に第二高調波への変換効率を改良した波長変換素子に関
する。
〔従来の技術〕
従来、チェレンコフ放射により第二高調波を得る波長変
換素子としては「半導体レーザの第二高調波発生」谷内
哲夫・山本和久、応用物理第56巻第12号(1987
) PP49〜53に示されたようなものが知られてい
る。このような波長変換素子は高密度記録などへの応用
が期待されている。このため、半導体レーザの短波長発
振、又はその短波長への効率のよい波長変換が望まれて
いる。前者は、短波長発振が可能な半導体レーザ用材料
の開発が必要であるが、未だ満足な結果は得られていな
い。後者は、現在一般的に使用されている半導体レーザ
ダイオードの780〜900nm帯の発振光に対し非線
形素子を用いて第二高調波を得ようとするものである。
この後者の方式について上記引用文献により以下に説明
する。
第2図は上記引用文献に示された従来の波長変換素子の
側面図、第3図はその斜視図である。第2図に示すよう
に、非線形素子であるニオブ酸リチウムLiNbO3基
板1には、光導波路形成法とじてプロトン交換法を用い
たプロトン交換導波路2が形成されている。そして、第
3図に示すように、この形成されたプロトン交換光導波
路2には図示しない半導体レーザから基本波としてのレ
ーザ光が入射される。このレーザ光は、チェレンコフ放
射の位相整合条件により第2図に図示のように、基本波
のレーザ光に対し、θ方向に第二高調波(S)l)を発
生する。このとき、この第二高調波に寄与しない基本波
のレーザ光はそのまま導波路2を直進して外部に抜けて
いく。
第4図は上記プロトン交換性導波路2の形成手順を示す
説明図である。同図(a)において、フォトエツチング
により、Taマスク3を通してLiNbO3基板1に光
導波路2のパターンが形成される。これに安息香酸(C
6H6COO旧又はビロリン酸(H4P2O7) 4が
塗布される[同図(b)]。これを230℃に加熱して
LiNb0+基板1と安息香酸又はビロリン酸4の間で
プロトン交換が行なわれ、プロトン交換層5が形成され
る[同図(C)]。これからTaマスク3を除去するこ
とによりプロトン交換光導波路2が形成される[同図(
d)]。プロトンソースとしては安息香酸よりビロリン
酸のほうが伝搬ロスを低減できることが見出されている
〔発明が解決しようとする課題1 ところで、上記のような従来の波長変換素子は第二次高
調波への変換効率が未だ実用レベルから遠いという問題
点がある。例えば、現時点で得られる最も高い変換効率
を示した例としては、0.84μm、40mwの入射レ
ーザ光に対して0.42μm、1mwの第二高調波の発
生が知られる程度である。
そこで、本発明は、第二高調波発生に寄与しない基本波
に対し反射膜を設けることにより、総合変換効率を向上
させ得る波長変換素子を提供することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、LiNbO3基板に形成された光導波路に対
してレーザ光を入射させ、チェレンコフ放射により第二
高調波を得る波長変換素子において、上記光導波路の出
射端面に形成され、上記第二高調波発生に寄与しない基
本波を逆方向に反射する第一反射膜と、上記LtNbO
+基板の入射レーザ光側端面に形成され、上記第一反射
膜により反射された基本波のチェレンコフ放射により発
生した第二高調波を、上記の既に発生した第二高調波と
同一方向に反射させて重ね合わせる第二反射膜とを備え
たことを特徴とするものである。
【作用〕
以上の波長変換素子は、第一反射膜により第二高調波発
生に寄与しない基本波を再度光導波路内を伝搬させるよ
うに反射する。また第二反射膜により、上記の逆伝搬基
本波により発生された第二高調波を最初に発生した第二
高調波と同じ方向に反射し、重ね合わせる。これにより
、波長変換の総合効率を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の波長変換素子の一実施例につき図面を参
照して説明する。
第1図は本実施例の波長変換素子を示す側面図である。
この第1図において第2図の従来例と同一部分には同一
の符号を付し、その説明を省略する。
さて、プロトン交換光導波路2の出射側端面2aには、
第二高調波発生に寄与しない透過レーザ光である基本波
をほぼ100%反射させる誘電体多層膜又は金属膜など
の第1反射膜6が塗布形成されている。また、LiNb
O3基板1の入射レーザ光側端面1aには第二反射膜7
が塗布形成されている。この第二反射膜7は第一反射膜
6と同一材料にて形成されている。
以上の構成を有する本発明の波長変換素子において、プ
ロトン交換光導波路2にレーザ光を入射すると、レーザ
光の伝搬方向に対してチェレンコフ放射の整合条件を満
たすθ方向に第二高調波が発生する。一方、第二高調波
発生に寄与しない透過レーザ光である上記の基本波は第
一反射膜6にて入射レーザ光と反対方向に反射され、チ
ェレンコフ放射の整合条件を満たす180°+θ方向に
第二高調波が発生する。この第二高調波は、上記第一反
射膜6と同様にLiNb0+基板1に塗布形成された第
二反射膜7により、初めの第二高調波と同じ方向に反射
される。これにより、従来捨てていた基本波を利用して
第二高調波への総合変換効率を向上させることができる
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、第二高調波発生
に寄与しない基本波を反射させて再度第二高調波を発生
させる第一反射膜を光導波路の出射端面に設け、更にこ
の第二高調波を反射させて前に発生した第二高調波に重
畳させる第二反射膜をL+NbO3基板の入射レーザ光
側に設けたので、基本波の第二高調波への変換効率の優
れた波長変換素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る波長変換素子の一実施例を示す側
面図、第2図は従来の波長変換素子の側面図、第3図は
第2図の波長変換素子の斜視図、第4図はプロトン変換
法の処理工程を示す説明図である。 ■・・・LiNbO3基板、la、2a・・・端面、2
・・・光導波路、6・・・第一反射膜、7・・・第二反
射膜。 7オトエブチング 安息香酸または ビロリン酸 塗布 プロトン交換処理 (230℃) Taマスク除去

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. LiNbO_3基板に形成された光導波路に対してレー
    ザ光を入射させ、チエレンコフ放射により第二高調波を
    得る波長変換素子において、前記光導波路の出射端面に
    形成され、前記第二高調波発生に寄与しない基本波を逆
    方向に反射する第一反射膜と、前記LiNbO_3基板
    の入射レーザ光側端面に形成され、前記第一反射膜によ
    り反射された基本波のチエレンコフ放射により発生する
    第二高調波を、既に発生した第二高調波と同一方向に反
    射させて重ね合わせる第二反射膜とを備えたことを特徴
    とする波長変換素子。
JP28336488A 1988-11-09 1988-11-09 波長変換素子 Pending JPH02129622A (ja)

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JP (1) JPH02129622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02186327A (ja) * 1989-01-13 1990-07-20 Toshiba Corp 波長変換光学素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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