JPH02129417A - 電子機器の軸制動機構 - Google Patents

電子機器の軸制動機構

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JPH02129417A
JPH02129417A JP63281252A JP28125288A JPH02129417A JP H02129417 A JPH02129417 A JP H02129417A JP 63281252 A JP63281252 A JP 63281252A JP 28125288 A JP28125288 A JP 28125288A JP H02129417 A JPH02129417 A JP H02129417A
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frictional
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Takeshi Suzuki
武司 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により
制動する軸制動機構に関するものである。
[従来の技術] 上記の軸側!JJ機構は例えば第3図、第4図に示すよ
うな携帯型で折り畳み式の電子機器に用いられる。この
電子機器は例えばワードプロセッサあるいはパーソナル
コンピコ、−夕などとして構成される。この電子機器で
はキーボード21を備えf==電子機器本体20に対し
て液晶表示部23を収容したチルト部22が第3図の開
状態と第4図の開状態に第4図中矢印a、b方向に回動
可能に結合されるいそして携帯時には第3図に示すよう
にチルト部22を電子機器本体20上に閉じて電子機器
が携帯される。又使用時には第4図に示すようにチルト
部22が電子機器本体20上でb方向に回動され、傾斜
して立てられ、いわゆるチルトされて電子機器が使用さ
れる。
ここでチルト部22はチルト軸24を介してa、b方向
に回動可能に軸支される。そしてこの場合にチルト部2
2を車に回動可能に設けるだけではなく、チルト部22
にある程度以上の力を加えることによりチルト部22が
回動し、チルト部22に力を加えない状態では例えば第
4図に示すようにチルト部22が任意の回動位置で立っ
たまま静止するようにする必要がある。このために電子
機器本体20側に回転可能に軸受けされるチルト軸24
の回転を制動する軸制動機構が設けられる。
このようなチルトのための軸制動機構の従来の構造は一
般にゴムの摩擦を用いた方式のもので、第5図に示した
ような構造となっている。
第5図において符号1は′s3図及び第4図中のチルト
軸24に相当する回転軸であり、モールドからなる軸受
け5に突設された支持部5aに形成された軸受は穴5b
に挿通され、矢印a、b方向に回転可能に軸受けされる
。回転軸1の端部には回転軸1の制動を行なうための円
板状の摩擦板1aが回転軸1と一体に設けられている。
そして摩擦板1aに対向して摩擦ゴム2を保持したゴム
圧接用の軸3が設けられる。軸3は軸受け5に突設され
た支持部5cに形成された軸受は穴5dに挿通されて支
持される。但し軸3は回転軸1と異なり回転不能に軸受
けされ、そのかわりに摩擦板1aに接近する矢印F方向
とその逆方向に摺動可能に設けられる。そして軸3はば
ね4によりF方向に付勢される。この付勢により、軸3
の先端部に設けられたゴム保持部3aに固着された摩擦
ゴム2が回転軸1の摩擦板1aに圧接する。
このような構造の下に回転軸1に回転力が加わると、そ
の回転力は摩擦板1aと摩擦ゴム2を介して軸3に伝え
られるが、軸3は回転不能であるため、符号Xで示す摩
擦ゴム2と摩擦板1aの圧接面に作用する摩擦力が制動
力として回転力に抵抗する。そして回転軸1に加えられ
る回転力が前記の摩擦による制動力にうち勝つと摩擦板
1aが摩擦ゴム2に対しスリップして回転軸1がa方向
又はb方向に回転する。この際に摩擦板1a1摩擦ゴム
2間の摺動摩擦が回転負荷となって回転が制動される。
一方、回転軸1に回転力が加えられない状態では前記の
摩擦ゴム2と摩擦板18間の摩擦による制動によって回
転軸1は静止している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら第5図のような従来構造では以下のような
欠点があった。
a)摩擦板1aの回転による摩擦ゴム2との摺!tlI
9擦により制動がなされるため、制動力が小さい、この
ため回転軸1に加わる回転力が大きくなるとそれに対応
できなくなり、所望の位置で回転軸1が止まらず行き過
ぎてしまったりする。また別に減速機構を必要としたり
する。
b)制動力の設定ないし調整が困難である。
制動力が不適当であると制動がスムーズに行なわれず、
チルト等の動作が不自然になってしまう。
C)部品点数が多くコストが高くついてしまう。
d)回転軸1の端部に対向して摩擦ゴム2を保持した軸
3が設けられるため、機構全体として回転軸1の軸方向
に沿って大きなスペースを必要とし、大型化してしまう
e)摩擦ゴム2の摩耗や劣化などにより機構の耐久性が
悪い。
本発明の課題は上記のような欠点を解消できるようにし
た軸制動機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記のn題を解決するめ本発明によれば、回転可能に軸
受けされた軸の回転を摩擦により制動する軸制動機構に
おいて、第1の摩擦部材と、この摩擦部材に対し摺動可
能に圧接された第2の摩擦部材を有し、前記第2の摩擦
部材は前記軸の回転力により前記第1の摩擦部材上を摺
動して自転し9つ所定の移動経路に沿って移動ざわるよ
うに構成され、前記第1と第2の摩擦部材間の摺!Ii
摩擦により前記軸の回転が制動さ諸するようにした構造
を採用した。
[作 用] このような構造によれば上記のように自転lノ・つつ移
動する第2の摩擦部材と第1の摩擦部材の摺動摩擦によ
って大きな制動力が得られるとともに、制動をスムーズ
に安定して行なえる。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施例による軸制動機構を
説明するもので、第1図は軸制a機構の正面図であり、
第2図は第1図中の歯車9周辺を拡大して示す側面図で
ある。この軸側alii構は例えば前述した第3図及び
第4図の電子m器のチルト@24の制動機構として用い
られる。
第1図において符号6は回転軸であり、第3図及び第4
図中のチルト@24に相当する。又符号Oは回転軸6を
軸受けする−1受けであり、板状に形成されている。軸
受け8には軸受は穴8cが形成されており、この軸受は
穴8Cに回転@6が挿通され、矢印a、h方向に回転可
能に軸受けされる。又軸受け8の両面には、軸受は穴8
Cを中心どして略賄周の円弧を描くようにラック8aが
突設されている。ラック8nは軸受け8に一体に形成す
るのが好まlノい。又軸受け8には長穴8bがラック8
aに沿って略属周の円弧をなすように形成されている。
一方回転紬6にはアーム7が回転軸6の外周に一体に突
設されている。アームフの先端部には歯車9が止めねし
11とナツト12を介して回転可能に取りft 41ら
れている。第2図に示すように歯車9は、長穴8bに挿
通される止めねじ11に軸受けされて、軸受番プ8を挟
むように2つ設けられる。歯車9のそれぞれの軸受け8
に対向する側には表面の摩擦係数が高く構成された摩擦
板10が歯車9に一体に形成されている。尚歯車9と摩
擦板10は一体に形成されていなくても一体的に接合さ
れてい11ば良いゆ又第2図に示すように止めねじ11
の頭と一方の歯車9の間にはばね13が弾装さ、11て
おり、このばね13のばね力によって摩擦板10.10
が軸受け8の両面8d、8dに所定圧力で圧接される。
さらに歯車9のそれぞれは第1図に示すようにラック8
aと噛み合わされる。
このような構造の下に回転軸6に回転ト・ルクが加わり
回転軸6がa方向又はb方向「二回転する場合には、こ
れに伴なってアーム7がa′方向又は1〕′方向に回動
し、そわにより歯車9はラック8aを介して回転(自転
)しながらラック8aに沿りて円弧を描くように移動す
る。
即ち歯車9と一体の摩擦板10のそれぞれが軸受け8の
両面8d、8dに摺動し、回転(自転)しながら円弧状
の移動経路を移動する。
この際に摩擦板10の回転による軸受け8との摺動I9
擦ど摩擦板10の円弧状の移動による軸受り8との摺動
摩擦が回転軸6の回転に対する負荷となり回転軸6の回
転が制動される。
尚以上の構造で紬受け8は摩擦板10の摺動摩擦が大き
くなるように表面の摩擦係数が大きくなるように構成す
るものとする。即ち軸受け8は制動を行なうための摩擦
部材を兼ねることになるや以上のような本実施例の軸制
動機構によれば、上述のように摩擦板10の回転(自転
)による軸受け8との摺動摩擦と円弧上の移動経路上の
移動による@受け8との摺動摩擦の2種類の摺動摩擦の
合成により制動がなされるので、大咎な制動力が得られ
るとともに、制動をスムーズに安定して行なうことがで
きる。即ち一般に回転の摺lII摩擦による制動では制
動をスムーズに行なえるが制動力が弱い。又所定方向の
移動の摺動摩擦による制動では大きな制動力は得られる
が制動力が不安定になる。
この2種類の摺IJ]摩療の組み合せによりそれぞれの
欠点が補なわれ、大きな制動力が得られると共に制動を
安定してスムーズに行なうことができる。
又第5図の従来例の構造では制動力の設定はばね4のば
ね定数によるしかないが、本実施例の場合制動力の設定
はばね13のばね定数によるとともに、アーム7の長さ
及び摩擦板1oの大きさにより制動力を変更でき、従来
の場合より制動力の設定が容易に任意に行なえる。
又本実施例では軸受け8は摩擦部材を兼ね、ラック8a
は軸受け8に一体に形成するものとし、又アーム7は回
転軸6と一体とし、摩擦板10も歯車9と一体とするこ
とにより、部品点数が少なく、組み立ても簡単で安価に
構成することができる。
なお摩擦板10は表面の摩擦係数が大きいように構成し
た金属あるいはプラスチック等からなるものとする。軸
受け8も金属あるいはプラスチックからなるものとする
。このような構造により従来のゴムを用いた方式の場合
よりも軸制動機構の耐久性を向上できる。
更に本実施例の軸制動機構では回転軸6の軸方向に沿っ
たスペースを必要とせず、機構全体の小型化が図れる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、回転
可能に軸受けされた軸の回転を制動する軸制動機構にお
いて、第1の摩擦部材と、この摩擦部材に対し摺動可能
に圧接された第2の摩擦部材を有し、前記第2の摩擦部
材は前記軸の回転力により前記第1の摩擦部材上を摺動
して自転しつつ所定の8動経路に沿って穆動されるよう
に構成され、前記第1と第2の摩擦部材間の摺動摩擦に
より前記軸の回転が制動されるようにした構造を採用し
たので、大きな制動力が得られるとともに、制動をスム
ーズに安定して行なえること、制動力の設定を容易に所
望に行なえること、部品点数が少なく安価に構成できる
こと、小型化が図れること、及び耐久性の向上が図れる
こと等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による軸制動機構の構造を示す
正面図、第2図は第1図中の歯車9周辺を拡大して示す
側面図、第3図及び第4図はそれぞれ軸制動機構が用い
られる電子機器の携帯時と使用時の斜視図、第5図は従
来の軸制動機構の構造を示す正面図である。 6、・・・回転軸     7・・・アーム8・・・軸
受け     8a・・・ラック9・・・歯車    
  10・・・摩擦板11・・・止めねじ   12・
・・ナツト13・・・ばね 軸側動禮積0工面区 第1図 壬中11.グiフイ史161iイ] 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)回転可能に軸受けされた軸の回転を摩擦により制動
    する軸制動機構において、第1の摩擦部材と、この摩擦
    部材に対し摺動可能に圧接された第2の摩擦部材を有し
    、前記第2の摩擦部材は前記軸の回転力により前記第1
    の摩擦部材上を摺動して自転しつつ所定の移動経路に沿
    って移動されるように構成され、前記第1と第2の摩擦
    部材間の摺動摩擦により前記軸の回転が制動されるよう
    にしたことを特徴とする軸制動機構。 2)前記第1の摩擦部材は前記軸の軸受けを兼ねるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項第1項に記載の軸
    制動機構。 3)前記第2の摩擦部材の移動経路が前記軸を中心とし
    た円弧をなすように構成されたことを特徴とする請求項
    第1項または第2項に記載の軸制動機構。 4)前記第2の摩擦部材は前記軸の回転により歯車を介
    して自転することを特徴とする請求項第1項から第3項
    までのいずれか1項に記載の軸制動機構。
JP63281252A 1988-11-09 1988-11-09 電子機器の軸制動機構 Expired - Lifetime JP2731552B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194137A (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 Nissan Motor Co Ltd 制動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59194137A (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 Nissan Motor Co Ltd 制動装置

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