JPH0212928B2 - - Google Patents

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JPH0212928B2
JPH0212928B2 JP60141226A JP14122685A JPH0212928B2 JP H0212928 B2 JPH0212928 B2 JP H0212928B2 JP 60141226 A JP60141226 A JP 60141226A JP 14122685 A JP14122685 A JP 14122685A JP H0212928 B2 JPH0212928 B2 JP H0212928B2
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JP
Japan
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hair
parts
agent
dye
dyeing
Prior art date
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JP60141226A
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JPS62416A (ja
Inventor
Hirohito Washimi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
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Publication of JPS62416A publication Critical patent/JPS62416A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は染毛剤に関するものである。更に詳し
くは2液タイプの酸化染毛剤のうち、特定のアミ
ノアルキルプロパンジオールまたはアミノアルキ
ルプロパノールを含有せしめることにより、アル
カリ性に調整した液状又はクリーム状又はゲル状
の第1剤に係わるものである。 [従来の技術] 酸化染料中間体であるパラフエニレンジアミン
系化合物を主成分とする第1剤と過酸化水素のよ
うな酸化剤を成分とする第2剤とからなり、染毛
するに当つてこの両剤を直前に混合して使用する
いわゆる2剤式の酸化染毛剤では、上記第1剤は
もつぱらアルカリ剤を添加してアルカリ性に調整
したものが使用される。アルカリ剤の添加は毛髪
を膨潤させ酸化染料中間体を毛髪中に浸透し易く
し、第2剤と混合した際に発生期の酸素の放出を
促進させ、酸化染料中間体が酸化重合して着色物
質に変化する際の液性調節効果のため不可欠のも
ので、従来、有機アミン類例えば、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのよう
なアルキルアミン、モノエタノールアミンやジエ
タノールアミンのようなアルカノールアミンなど
が使用されているほか、水酸化アンモニウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、燐酸ナトリウム、燐酸水素ナ
トリウム、ケイ酸ナトリウムといつた無機アルカ
リもまれに使用されてきた。 [発明が解決しようとする問題点] このように、第1剤には必須成分としてアルカ
リ剤、主にアンモニア等が添加されPHがアルカリ
性に維持されるのであるが、反面、このアルカリ
剤の存在は染毛操作時に頭皮に刺激を与え、頭皮
へ染液が付着したり、毛髪のケラチン質に悪影響
を与えて染毛後の毛髪がバサバサの状態で潤いに
欠けて不自然な状態となり、くしの通りが悪くな
るといつた好ましくない副作用をもたらす問題が
ある。 また、最近では特願昭54−154700号公報に開示
されるように、アルギニン、リジン、オキシリジ
ン及びヒスチジン等の塩基性アミノ酸を使用する
ことが提案されたがその効果は不十分なものであ
つた。 [問題点を解決するための手段] 本発明はこのような従来の2剤式の酸化染毛剤
におけるアルカリ剤添加に基づく難点を改善する
べく鋭意検討の結果、アルカリ剤として特定のア
ミノアルキルプロパンジオールまたはアミノアル
キルプロパノールの少なくとも1種又は2種以上
を選び第1剤中に添加してPHを特定範囲に調整す
ることにより、上記のような欠点が解消されるこ
とを見い出し到達したものである。即ち、本発明
の要旨は一般式 R:Cの数が1〜5のアルキル基 およびこの異性体、 および R:Cの数が1〜5のアルキル基 からなる群から選ばれた1種又は2種以上を含有
せしめPHを8.0〜12.0に調整してなる液状又はク
リーム状又はゲル状の酸化染毛剤である。 以下、本発明を更に詳細に説明すると、本発明
の染毛剤に使用されるアルカリ剤、即ち R:Cの数が1〜5のアルキル基 からなる群から選ばれた1種又は2種以上のアミ
ノアルキルプロパンジオールまたはアミノアルキ
ルプロパノールで、好ましくは、上記一般式
()、()、()で示されるもの、特に好まし
くは一般式()、()で示されるものである。
さらに、上記アミノアルキルプロパンジオールの
うち、好ましくは、アルキル基礎の炭素数が1〜
3、特に好ましくは1〜2である。その使用量は
第1剤の全重量に対し1.0〜20.0重量部でPH値に
して8〜12の範囲で配合される。PH値がこの範囲
より低いと染毛剤の染着が不充分となり、又、逆
にこの値より大きいと毛髪を傷める恐れがある。 本発明における酸化染毛剤の酸化染料中間体の
代表例としてはパラフエニレンジアミン、2―メ
チルパラフエニレンジアミン、2―ニトロパラフ
エニレンジアミン、パラアミノジフエニルアミ
ン、オルソフエニレンジアミン、パラアミノフエ
ノール、オルソアミノフエノール等があげられる
が、このなかでも、パラフエニレンジアミンが最
も代表的なものであり、その使用量は、第1剤の
全重量に対し、0.5〜10重量部程度である。 本発明の染毛剤における上記第1剤を調製する
に当つては、酸化染料中間体とカツプリングし得
るフエノール系調色剤として例えばレゾルシンや
メタアミノフエノールをはじめとするアミノフエ
ノール類といつたフエノール誘導体を添加するこ
とができる。又、液剤又は粘稠なクリーム状又は
ゲル状のいずれの形にも調製が可能であり、その
調製に於いては各種の助剤が使用される。即ち、
液剤のものでは、酸化染料中間体の溶解性を助成
するための助剤、例えば低級アルキレンカーボネ
ート、エチルアルコール、イソプロパノールのよ
うな低級アルコール類、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸
ソーダのような増粘剤、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテルのような分散剤、湿潤剤としてのグリ
セリン、プロピレングリコール等の助剤その他香
料などが配合される。又、粘稠なクリーム状又は
ゲル状のものには、セタノール、流動パラフイ
ン、ラノリン、精製ワツクス、ヒマシ油などの油
成分とアルキルアミドアルキルフエニルエーテル
などの界面活性剤を上記液剤形のものを調製する
ときに用いた助剤と共に適宜配合することによつ
て得ることができる。 [発明の効果] 以上のべたとおり本発明の酸化染毛剤は酸化染
料中間体を含む第1剤にアルカリ剤として上記一
般式()〜()のアミノアルキルプロパンジ
オールおよび上記一般式()のアミノアルキル
プロパノールからなる群から選ばれた1種又は2
種以上を配合しアルカリ性にしてPHを8〜12の範
囲に調整したものであり、従来品のように性質の
比較的強いアルカリ剤を用いたものに比べ作用が
おだやかである。又、これと過酸化水素のような
酸化剤を主成分とする第2剤と併用して染毛した
場合、フエノール系調色剤との組合せにおいて、
白毛を黒色から黒褐色ないし褐色に堅牢に染める
ことができ、且つ、染毛時における染浴による不
快臭がなく、頭皮に対する刺激がなく、染色後の
毛髪の損傷を低く押さえることが出来る。更に、
染毛後の色相が堅牢で安定しており、しつぽりと
潤いを持つたまろやかな光沢のある染上りとなる
利点がある。 [実施例] 次に実施例を示す。説明中「部」とあるのは
「重量部」を表わす。 実施例 1 パラフエニレンジアミン 2部 レゾルシン 1部 ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル
30部 アミノ―メチルプロパンジオール(上記一般式
()) 5部 イソプロピルアルコール 5部 グリセリン 5部 蒸溜水 52部 よりなるPHを10.2に調整したクリーム状の染毛組
成物をこれと同量の6%過酸化水素水と混合し、
白髪に均一に塗布して常温で20分間放置したの
ち、シヤンプーを用いて充分洗髪した。 さらに、アルカリ剤を変えて本発明の他の実施
例としてのアミノアルキルプロパンジオールにつ
いて、および比較例とともに、頭皮への刺激、地
肌の汚れ、毛髪のしなやかさおよび櫛通りの比較
試験を各5名のパネラーにより行ない、次表のよ
うな結果を得た。
【表】
【表】 上記結果から明らかなように、本実施例によれ
ば、染毛操作中、頭皮に対する刺激はなく、染毛
後の地肌の汚れはほとんど認められず、白髪は堅
牢な黒褐色に染毛された。 実施例 2 パラフエニレンジアミン 2部 オルソアミノフエノール 0.5部 レゾルシン 1部 アミノメチルプロパンジオール(上記一般式
()) 5部 ヒドロキシエチルセルロース 2部 イソプロピルアルコール 5部 グリセリン 5部 蒸溜水 79.5部 よりなるPHを10.1に調整した液状の染毛組成物を
用い実施例1と同様の方法で白髪を染毛し堅牢な
黒色に染めることができた。又、染毛中、頭皮に
対する刺激、染毛後の地肌の汚れは認められなか
つた。 実施例 3 パラフエニレンジアミン 3部 オルソアミノフエノール 1部 パラアミノフエノール 1部 アミノメチルプロパノール(上記一般式())
10部 ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル
10部 ラウリルジエタノールアミド 20部 グリセリン 5部 蒸溜水 50部 よりなるPHを10.5に調整したゲル状の染毛組成物
を用い実施例1と同様の方法で白髪を染毛し堅牢
な黒色に染めることができた。又、染毛中頭皮に
対する刺激、染毛後の汚れは認められなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式からなる群から選ばれた1種又は
    2種以上を含有せしめ、PHを8.0〜12.0に調整し
    てなる染毛剤。 R:Cの数が1〜5のアルキル基 2 液状、又はクリーム状又はゲル状である特許
    請求の範囲第1項記載の染毛剤。
JP14122685A 1985-06-27 1985-06-27 染毛剤 Granted JPS62416A (ja)

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JP14122685A JPS62416A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 染毛剤

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JPS62416A JPS62416A (ja) 1987-01-06
JPH0212928B2 true JPH0212928B2 (ja) 1990-03-30

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ID=15287049

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JPS62416A (ja) 1987-01-06

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