JPH02128946A - 自動車用ミラーのクリーニング装置 - Google Patents

自動車用ミラーのクリーニング装置

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JPH02128946A
JPH02128946A JP63283233A JP28323388A JPH02128946A JP H02128946 A JPH02128946 A JP H02128946A JP 63283233 A JP63283233 A JP 63283233A JP 28323388 A JP28323388 A JP 28323388A JP H02128946 A JPH02128946 A JP H02128946A
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circuit
mirror
frequency
driver circuit
ultrasonic transducer
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Application number
JP63283233A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Imaizumi
智章 今泉
Koji Ito
浩二 伊藤
Shoji Okada
岡田 尚司
Naofumi Fujie
直文 藤江
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はフェンダ−ミラー、ドアーミラー等のミラー面
の視界を維持する自動車用ミラーのクリーング装置に関
するもので、特に、ミラー面に付着した水滴、氷、霜、
曇等を除去する自動車用ミラーのクリーニング装置の構
造に関するものである。
〔従来の技術] この種の自動車用ミラーのクリーニング装置の従来例に
は、実開昭61−30552号公報等に記載の技術を挙
げることができる。
第5図は上記公報に掲載された車輌の外部に配設された
自動車用ミラーのクリーニング装置の断面図である。
図において、車輌の外部に配設されたバックミラーは、
ガラス製のミラー71を取付けたバックミラー本体72
をステー73で支持したもので、前記バックミラー本体
72とステー73の間に、例えば、セラミックス製の超
音波振動子74を設けたものである。この超音波振動子
74には、車輌内から操作できるように車室内に操作ス
イッチ75が接続されている。そして、前記超音波振動
子74と操作スイッチ75との間には、駆動回路76及
び電源77が直列接続されている。
前記駆動回路76は発振器によって発生された信号を増
幅器で増幅し、それを超音波振動子74に送り、超音波
振動子74を適当に振動させるものである。
このように構成された従来の超音波振動子を用いた自動
車用ミラーのクリーニング装置は、次のように動作する
ことができる。
バックミラーのミラー面に水滴等が付着した場合、車室
内の操作スイッチ75を操作して、超音波振動子74を
振動させる。この超音波振動子74の振動は、バックミ
ラー本体72の全体を振動させることによって、ミラー
面に付着した水滴等を除去することができる。
に使用される回路素子の放熱の問題が生ずる。
そこで、本発明はラジオノイズの放射を低減した自動車
用ミラーのクリーニング装置の提供を第1の課題とする
ものである。また、本発明はラジオノイズの放射を低減
し、かつ、構成部品の放熱が維持できる自動車用ミラー
のクリーニング装置の提供を第2の課題とするものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記超音波振動子74でミラー71の面に付
着している水滴等を完全に除去するのには、超音波振動
子74にP −、P電圧で500[V]前後、周波数が
10 [KIIzl乃至100 [KIIzl程度の電
気信号が必要であるから、ミラー71に付着させた超音
波振動子74に前記条件の電気信号を供給すると、ラジ
オノイズ対策の必要性が生じる。
しかし、上記従来の自動車用ミラーのクリーニング装置
には、それらの事項を考慮したものがない。
なお、前記ラジオノイズ対策としてラジオノイズ発生源
を完全シールドする方法があるが、そこ[課題を解決す
るための手段]。
第一の発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置
は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超音
波振動子と、その超音波振動子を駆動するドライバ回路
と、その超音波振動子を指定された周波数でドライバ回
路を介して振動させる発振回路と、その発振周波数を制
御する周波数制御回路とを、ミラーの裏面と共に形成す
るハウジングの空間に収容したものである。
第二の発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置
は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超音
波振動子と、その超音波振動子を駆動するドライバ回路
と、その超音波振動子を指定された周波数でドライバ回
路を介して振動させる発振回路と、その発振周波数を制
御する周波数制御回路とを、ミラーの裏面と共に形成す
るハウジングの空間に収容し、前記超音波振動子、ドラ
イバ回路、発振回路、周波数制御回路に電力を供給する
電力制御回路を車輌の室内に配設したものである。
第三の発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置
は、所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超音
波振動子と、その超音波振動子を駆動するドライバ回路
と、その超音波振動子を指定された周波数でドライバ回
路を介して振動させる発振回路と、その発振周波数を制
御する周波数制御回路とを、ミラーの裏面と共に形成す
るハウジングの空間に収容し、更に、前記ハウジングに
内蔵された金属製のケース体によって、ドライバ回路を
収容すると共に、ドライバ回路の放熱を行なうものであ
る。
[作用〕 第一の発明においては、超音波振動子、ドライバ回路、
発振回路、周波数制御回路とをミラーの裏面と共に形成
するハウジングの空間に収容したものであるから、高周
波及び高電圧部分を自動車用ミラーを構成するハウジン
グ内でその高周波及び高電圧の配線及び回路が設定でき
るから、前記超音波振動子とドライバ回路との距離が短
くなり、ラジオノイズの放射を低減できる。
また、第二の発明においては、超音波振動子、ドライバ
回路、発振回路、周波数制御回路とをミラーの裏面と共
に形成するハウジングの空間に収容したものであるから
、高周波及び高電圧部分を自動車用ミラーを構成するハ
ウジング内でその高周波及び高電圧の配線及び回路が設
定でき、また、電力を供給する電力制御回路を車輌の室
内に配設したものであるから、超音波振動子とドライバ
回路間との高周波及び高電圧によるラジオノイズの放射
を低減できる。また、電力を供給する電力制御回路を車
室内に配設したものであるから、オン・オフ制御等の時
分割制御が容易となる。
第三の発明にかかる自動車用ミラーのクリーニング装置
は、超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、周波数制
御回路とを、ミラーの裏面と共に形成するハウジングの
空間に収容し、更に、前記ハウジングに内蔵された金属
製のケース体によって、ドライバ回路を収容すると共に
、ドライバ回路の放熱を行なうものであるから、前記超
音波振動子とドライバ回路との距離が短くなり、ラジオ
ノイズの放射を低減できる。更に、ハウジングに内蔵さ
れたケース体を静電及び磁気シールドできる材料とし、
ドライバ回路からの電磁誘導を防止すると共に、放熱を
必要とする電子部品の放熱をケース体で兼ねることがで
きる。
[実施例コ ここで、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置のミラー本体の構成図であり、また、第2図は
本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニング装置
の振動制御回路の実装状態及びケース体の斜視図である
。そして、第3図は本発明の一実施例の自動車用ミラー
のクリーニング装置の屈曲波の説明図である。
図において、ミラー1の上下方向に4分割し、その上部
から第1分割点と第2分割点との中間点、その上部から
第3分割点と第4分割点との中間点に、複数または複数
列の円板状の超音波振動子2A、2Bが接着剤によって
接合されている。詳しくは、ミラー1の裏面に、超音波
振動子2A2Bのミラー側の電極端子が接合されている
。特に、本実施例の前記超音波振動子2A、2Bとして
は、ピエゾ効果素子を利用した圧電セラミックスからな
る超音波振動素子を使用している。前記超音波振動子2
A、2Bは、ミラー側の電極端子及び反ミラー側の電極
端子、超音波振動素子で構成されている。前記超音波振
動子2A、2Bはその電極間に電力を供給すると、超音
波振動子2A。
2Bの厚み方向及び超音波振動子2A、2Bの半径方向
に伸張または収縮する。即ち、一般に、超音波振動子2
A、2Bには加えられた電界の方向と同一な方向に伸縮
する縦効果と、加えられた電界の方向と垂直な方向に伸
縮する横効果がある。
そして、本実施例の装置に使用された超音波振動子2A
、2Bでは、縦効果による共振周波数よりも横効果によ
る共振周波数の方が低いという特性を有している。
そこで、本実施例では横効果を利用してミラー1に屈曲
波を発生させることとする。しかしながら、共振周波数
が高い一部のミラー等では縦効果を利用した方が好まし
い場合もある。したがって、本発明を実施する場合には
横効果を利用してミラー1に屈曲波を発生させるものに
限定されるものではなく、縦効果を利用してミラー1を
伸縮させるものも含むことができる。
ここで、本実施例の横効果を利用したミラー1の屈曲原
理について、第3図を用いて詳述する。
まず、リード線2aに直流電源Eの(+)端子を、リー
ド線2bに直流電源Eの(−)端子を接続すると、超音
波振動子2A、2Bは横効果によって半径方向に強い収
縮力が作用して、第3図(a)のように下方にミラー1
が屈曲する。また、リード線2aに直流電源Eの(−)
端子を、リード線2bに直流電源Eの(+)端子を接続
すると、超音波振動子2A、2Bは横効果によって半径
方向に強い伸張力が作用して、第3図(b)のように上
方にミラー1が屈曲する。そして、超音波振動子2A、
2Bに交流電源ACの出力を供給すると、ミラー1は繰
返し屈曲される。ここで、第3図(C)のように、交流
電力の周波数を適当な値に選ぶと、ミラー1が共振し、
ミラー1の全体に均一で振幅が大きな定在波が発生する
。この定在波によってミラー1のミラー面は高速度で振
動する。このとき、ミラー面に付着した水滴はミラー1
から高い運動エネルギーが与えられ、重力によって滴下
したり、霧化したりしてミラー1の表面から除去され、
ミラー面の水滴等が除去されることになる。
なお、このとき、前記超音波振動子2A、  2Bの形
状によって決定される固有の共振周波数が存在するので
、前記共振周波数は超音波振動子2A。
2B及びミラー1の両共振周波数を考慮して決定する必
要がある。囚に、本実施例では70 [KIIz]〜8
0 [KIIz]に存在するミラー1の固有振動を利用
して共振周波数が、70 [K11zl 〜80 [K
IIzコの超音波振動子2A、2Bを用いている。しか
しながら、この固有振動数は低い周波数から高い周波数
まで存在するので他の周波数を用いてもよい。
上記のように構成されたミラー1及び超音波振動子2A
、2Bは、第1図のようにミラー本体として構成される
車輌のボディ (図示せず)に固定された合成樹脂製ま
たは金属製のハウジング11内には、合成樹脂製の組付
基体8が図示しないタッピングビス等によって固定され
ている。組付基体8には組付蓋体5が装着されており、
両者は接合によって一体化されている。組付蓋体5の自
在接続凹部5aには合成樹脂製のミラーベース3の自在
接続凸部3bが嵌合しており、両者によってミラーベー
ス3が組付蓋体5に対して上下左右に傾動自在に固定さ
れている。そして、組付蓋体5の自在接続凹部5aとミ
ラーベース3の自在接続凸部3bとの嵌合は、両者間が
密に接触し、両者間にガタが生じないように、スプリン
グ6の弾性力を付与している。また、組付基体8と組付
蓋体5にはミラー角度設定手段7が固定されており、ミ
ラー角度設定手段7は独立して駆動可能な組付基体8と
組付蓋体5が形成する空間に内蔵されたアクチュエータ
7a及び出力ロット7bから構成されている。
前記の出力ロット7bの一端は、ミラーベース3の係合
部3Cに接続されている。ミラーベース3は図示しない
操作回路により、車輌の乗員が操作すると出力ロット7
bが駆動され、上下または左右に傾動する。
ミラーベース3にはミラー1の外周を保持する合成樹脂
製またはアルミニューム製等のミラーホルダ部3aが形
成されている。前記ミラーホルダ部3aの外周には係合
凹部を有しており、この係合凹部はミラー1の音響イン
ピーダンスよりも音響インピーダンスを小さくしている
。この係合凹部は板状のミラー1の全周を挾持し、ミラ
ー1をミラーベース3のミラーホルダ部3aに取付けて
いる。
そして、組付基体8の組付蓋体5の反対側には金属製の
ケース体9が装着されている。前記ケース体9が装着さ
れて形成されてなる組付基体8とケース体9との間の空
間部には、第2図に示すように、電子部品等を実装した
プリント基板10が配設されている。前記プリント基板
10には第4図に示す超音波振動子2A、2Bを駆動す
るドライバ回路33と、その超音波振動子2A、2Bを
指定された周波数でドライバ回路33を介して振動させ
る発振回路32と、その発振周波数を制御する周波数制
御回路31が構成されている。
そして、特に、放熱量の大きい半導体素子13は、ケー
ス体9に金属製のL状部材12を鋲15でカシメ止めし
、L状部材12とケース体9との熱伝導を良好とし、L
状部材12に半導体素子13をビス14で螺着すること
によって、半導体素子13が発生する熱をL状部材12
を介してケース体9に伝え、ケース体9を放熱板として
作用させている。また、放熱量の大きい半導体素子18
についても同様に、ケース体9に金属製のL状部材16
を鋲でカシメ止めし、L状部材16とケース体9との熱
伝導を良好とし、L状部材16に半導体素子18をビス
17で螺着し、この半導体素子18についても、ケース
体9を放熱板として使用している。
したがって、電子部品等を実装したプリント基板10が
、組付基体8とケース体9との間の空間部に密封されて
いても、電子部品等が異常加熱を起すことがない。
次に、第4図は本発明の本実施例の自動車用ミラーのク
リーニング装置を電気的に制御する制御装置の全体構成
図である。
図において、スタートスイッチ28は本実施例の自動車
用ミラーのクリーニング装置を駆動する車輌内のドライ
バが容易に操作できる位置に配設されたスイッチである
。前記スタートスイッチ28は入力回路22を介して、
入力によって所定の時限だけ出力を発生する単安定回路
等からなるタイマ回路23に入力されており、スタート
スイッチ28がオンのとき“L”を入力回路22に人力
し、オフのとき“H#を入力し、前記タイマ回路23は
スタートスイッチ28がオンのとき、所定の時限だけ“
H”を出力する。前記タイマ回路23は車載用バッテリ
ーから電力を供給された定電圧電源等の電源回路21か
ら電力の供給を受けている。
前記タイマ回路23の出力はトランジスタ24またはト
ランジスタ25を介してリレー26及びリレー27を駆
動する。前記リレー27の出力はレフト側のミラー1を
駆動する周波数制御回路31、発振回路32に直接電力
を供給すると共に、ドライバ回路33にフィルタ回路3
4を介して電力を供給する。なお、前記リレー26の出
力は、図示しないライト側のミラー1を駆動する周波数
制御回路31、発振回路32に直接電力を供給すると共
に、ドライバ回路33にフィルタ回路34を介して電力
を供給するが、本実施例では、前記リレー27の出ツノ
と同一回路で処理されるので、その説明を省略する。
前記周波数制御回路31は、繰返し発生させる階段波発
生回路、のこぎり波発生回路、三角波発生回路等からな
るもので、時間経過によってその出力電圧が繰返し変化
する回路である。また、前記発振回路32は電圧制御発
振回路(V CO)で、入力電圧の大きさによって出力
の発振周波数を変化させるものである。そして、前記ド
ライバ回路33は超音波振動子2A、2Bを超音波振動
させるために、高電圧・高周波信号を発生させるもので
ある。更に、ドライバ回路33に接続されたフィルタ回
路34は、高電圧・高周波信号によって超音波振動子2
A、2Bを超音波振動させる際に、超音波振動子2A、
2Bに印加する高電圧・高周波信号が電源回路21側に
誘導されるのを防止するものである。
なお、前記電源回路21、入力回路22、タイマ回路2
3、トランジスタ24,25、リレー26.27は、特
定のプリント配線基板に実装され、電力制御回路20を
構成する。また、スタートスイッチ28はインストルメ
ント・パネル等に配設される。そして、レフト側の周波
数制御回路31、発振回路32、ドライバ回路33、フ
ィルタ回路34は、レフト側の振動制御回路30Lを構
成する。また、図示しないが、ライト側も同様の構成で
、ライト側の振動制御回路30Rを構成する。
上記のように構成された本実施例の自動車用ミラーのク
リーニング装置の制御系は、次のように動作する。
超音波振動子2A、2Bに供給される超音波周波数の交
流電力は、ドライバ回路33から供給される。前記ドラ
イバ回路33は発振回路32から供給され、更に、前記
発振回路32の出力周波数は周波数制御回路31の出力
電圧によって供給され、周波数制御回路31の出力はタ
イマ回路23で制御される。
したがって、スタートスイッチ28をオンとすると、入
力回路22を介してタイマ回路23を動作状態とし、所
定の時限だけ出力側のトランジスタ24及びトランジス
タ25をオンとする。トランジスタ24及びトランジス
タ25がオンとなると、リレー26及びリレー27がオ
ンとなり、電源回路21から電力をライト側の振動制御
回路30R(図示せず)及びレフト側の振動制御回路3
0Lに電力を供給する。ライト側の振動制御回路30R
及びレフト側の振動制御回路30Lが電力の供給を受け
ると、周波数制御回路31が所定の周波数で経時変化に
伴ない出力電圧を変化させる出力電圧を発生し、発振回
路32に印加される。
発振回路32は入力電圧に応じた周波数の出力を発生し
、その周波数の出力をドライバ回路33に入力し、ドラ
イバ回路33によって超音波振動子2A、2Bを超音波
周波数で振動させる。故に、周波数制御回路31が所定
の周波数で経時変化に伴ない出力電圧を変化させるから
、超音波振動子2A、2Bの超音波周波数は経時変化に
伴ない所定の周波数幅で変化する。このとき、ドライバ
回路33によって超音波振動子2A、2Bに印加する高
電圧・高周波の出力は、フィルタ回路34で電源回路2
1側に誘導されることがない。
このように、上記実施例の自動車用ミラーのクリーニン
グ装置は、所定の曲率を有するミラー1の裏面に接合さ
れた超音波振動子2A、2Bと、前記超音波振動子2A
、2Bを駆動するドライバ回路33と、前記超音波振動
子2A、2Bを指定された周波数でドライバ回路33を
介して振動させる発振回路32と、前記発振回路32の
発振周波数を制御する周波数制御回路31と、前記超音
波振動子2A、2B、ドライバ回路33、発振回路32
、周波数制御回路31を、ミラー1の裏面と共に収容す
る空間を形成、するハウジング11とを具備するもので
ある。したがって、高周波を扱う回路である超音波振動
子2A、2B、ドライバ回路33、発振回路32、周波
数制御回路31とをミラー1の裏面と共に形成するハウ
ジング11の空間に収容したものであるから、高周波及
び高電圧回路が自動車用ミラーを構成するハウジング1
1内に収容できる。この結果、ミラー1の裏面とハウジ
ング11とで形成した空間のみで高周波及び高電圧の配
線が可能となり、しかも、その配線が短距離で行なわれ
るから、ラジオノイズの放射が低減される。また、フィ
ルタ回路34によってドライバ回路33の信号が電源回
路21側に戻ることがないようにしているから、それら
の回路がラジオノイズの発生源として作用することがな
い。この種の実施例を第一の発明の実施例とすることが
できる。
また、前記超音波振動子2A、2B、  ドライバ回路
33、発振回路32、周波数制御回路31に電力を供給
する車室内に配設した電源回路21等の電力制御回路2
0を具備するものでは、前記超音波振動子2A、2Bの
駆動制御をオン・オフ時間を制御する時分割制御で行な
うことができる。
この種の実施例を第二の発明の実施例とすることができ
る。
そして、前記ハウジング11に内蔵されドライバ回路3
3を収容し、ドライバ回路33の放熱を行なう金属製の
ケース体9を具備するものでは、特に、熱損失が大きく
、その放熱を必要とする電子部品を金属製のケース体9
を放熱板として使用することにより、前記ミラー1の裏
面とハウジング11とで形成した空間を密閉した空間と
することができる。この種の実施例を第三の発明の実施
例とすることができる。
ところで、上記実施例の周波数制御回路は、繰返しパル
ス発生させる階段波発生回路、のこぎり波発生回路、三
角波発生回路等からなるものであるが、本発明を実施す
る場合には、時間経過によってその出力電圧が繰返し変
化する回路であればよい。この種の回路を使用すること
によって、超音波振動子が振動する周波数を超音波振動
子の複数の共振点を使用して振動させることができ、ミ
ラー面の水滴等の除去効率を上げることができる。
また、上記実施例のフィルタ回路は、ドライバ回路の入
力端に配設しているが、本発明を実施する場合には、ラ
イト側の振動制御回路及びレフト側の振動制御回路の入
力側とすることもできる。
そして、上記実施例の電力制御回路は、電源回路、入力
回路、タイマ回路、トランジスタ、リレーで構成し、特
定のプリント配線基板に実装して、所定の時限だけ出力
を発生させているが、本発明を実施する場合には、超音
波振動子を駆動する回路に電ツノを供給する回路であれ
ばよい。
[発明の効果] 以上のように、第一の発明の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置においては、所定の曲率を有するミラーの裏面
に接合された超音波振動子と、その超音波振動子を駆動
するドライバ回路と、その超音波振動子を指定された周
波数でドライバ回路を介して振動させる発振回路と、そ
の発振周波数を制御する周波数制御回路とを、ミラーの
裏面と共に形成するハウジングの空間に収容したもので
あるから、超音波振動子を駆動する高周波及び高電圧部
分を自動車用ミラーを構成するハウジング内に閉じ込め
、超音波振動子とドライバ回路との間の配線が短くなる
から、ラジオノイズの放射を低減できる。
また、第二の発明においては、超音波振動子、ドライバ
回路、発振回路、周波数制御回路とをミラーの裏面と共
に形成するハウジングの空間に収容したものであるから
、上記発明と同様の効果を奏すると共に、電ツノを供給
する電源回路等を車室内に配設したものであるから、車
室内でオン・オフ時間等の時分割制御が容易となる。
そして、第三の発明にかかる自動車用ミラーのクリーニ
ング装置は、超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、
周波数制御回路とを、ミラーの裏面と共に形成するハウ
ジングの空間に収容し、更に、前記ハウジングに内蔵さ
れたケース体によって、ドライバ回路を収容すると共に
、ドライバ回路の放熱を行なうものであるから、上記第
一の発明と同様の効果を奏すると共に、ハウジングに内
蔵されたケース体を静電及び磁気シールドできる材料と
すれば、ドライバ回路からの電磁誘導を防止すると共に
、放熱を必要とする電子部品の放熱をケース体で兼ねる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車用ミラーのクリーニ
ング装置のミラー本体の構成図、第2図は本発明の一実
施例の自動車用ミラーのクリーニング装置の振動制御回
路の実装状態及びケース体の斜視図、第3図は本発明の
一実施例の自動車用ミラーのクリーニング装置の屈曲波
の説明図、第4図は本発明の本実施例の自動車用ミラー
のクリーニング装置を電気的に制御する制御装置の全体
構成図、第5図は従来の車輌の外部に配設された自動車
用ミラーのクリーニング装置の断面図である。 図において、 1:ミラー    2A、2B:超音波振動子9:ケー
ス体      10ニブリント基板11:ハウジング
    20:電力制御回路30R=ライト側振動制御
回路 30L;レフト側振動制御回路 31:1周波数制御回路  32:発振回路33;ドラ
イバ回路 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超
    音波振動子と、 前記超音波振動子を駆動するドライバ回路と、前記超音
    波振動子を指定された周波数でドライバ回路を介して振
    動させる発振回路と、 前記発振回路の発振周波数を制御する周波数制御回路と
    、 前記超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、周波数制
    御回路をミラーの裏面と共に収容する空間を形成するハ
    ウジングと、 を具備することを特徴とする自動車用ミラーのクリーニ
    ング装置。
  2. (2)所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超
    音波振動子と、 前記超音波振動子を駆動するドライバ回路と、前記超音
    波振動子を指定された周波数でドライバ回路を介して振
    動させる発振回路と、 前記発振回路の発振周波数を制御する周波数制御回路と
    、 前記超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、周波数制
    御回路を、ミラーの裏面と共に収容する空間を形成する
    ハウジングと、 前記超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、周波数制
    御回路に電力を供給する車室内に配設した電力制御回路
    と、 を具備することを特徴とする自動車用ミラーのクリーニ
    ング装置。
  3. (3)所定の曲率を有するミラーの裏面に接合された超
    音波振動子と、 前記超音波振動子を駆動するドライバ回路と、前記超音
    波振動子を指定された周波数でドライバ回路を介して振
    動させる発振回路と、 前記発振回路の発振周波数を制御する周波数制御回路と
    、 前記超音波振動子、ドライバ回路、発振回路、周波数制
    御回路を、ミラーの裏面と共に収容する空間を形成する
    ハウジングと、 前記ハウジングに内蔵されドライバ回路を収容し、ドラ
    イバ回路の放熱を行なう金属製のケース体と を具備することを特徴とする自動車用ミラーのクリーニ
    ング装置。
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