JPH02128003A - 弾性舗装体の製造方法 - Google Patents

弾性舗装体の製造方法

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Publication number
JPH02128003A
JPH02128003A JP28145288A JP28145288A JPH02128003A JP H02128003 A JPH02128003 A JP H02128003A JP 28145288 A JP28145288 A JP 28145288A JP 28145288 A JP28145288 A JP 28145288A JP H02128003 A JPH02128003 A JP H02128003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vulcanized rubber
rubber chips
binder
mixer
stirred
Prior art date
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Pending
Application number
JP28145288A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Murayama
村山 寿弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP28145288A priority Critical patent/JPH02128003A/ja
Publication of JPH02128003A publication Critical patent/JPH02128003A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、弾性舗装体の製造方法に係わり、更に詳し
くは硬化して得られる加硫ゴムチップと、バイダーとを
混合した弾性舗装体層の物性を著しく向上させた弾性舗
装体の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、グラウンドやテニスコート等には、加硫ゴムチッ
プとウレタンバイダーとを混合させて結合した弾性舗装
体層が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、単に加硫ゴムチップを20%前後のウレタ
ンバイダーで混合結合しただけでは、加硫ゴムチップと
ウレタンバイダーとの接着力が弱いために、透水性テニ
スコートでは、長期間経過した場合、及び表面塗料が摩
耗して剥離した状態の使用では、所謂虫喰い状にゴム粒
が取れて劣化すると言う問題があった。
また、−尤物性を上げるためにバイダー含有量を増加さ
せる場合には、発泡の危険があり、またバイダーがゴム
チップの空隙を垂れて下ってしまい有効に働らかず、物
性の向上は少ないものとなる。
この他、現在では例えば特開昭58−65642号公報
及び特開昭63−19303号公報に開示されているよ
うに、種々の弾性舗装工法等が提案されているが、施工
現場で簡単に、しかも有効に表面処理出来る方法は開示
されていない。
〔発明の目的〕 この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、施工現場にて混合機等で簡卑に表面処理を行う
ことが出来ると共に、弾性舗装体の物性を著しく向上さ
せることが出来、また屋外耐久性も向上させることが出
来る弾性舗装体の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、混合機に加硫ゴム
チップと、所定量のバイダーとを投入して混合する前工
程で、前記混合機により攪拌している加硫ゴムチップに
、シランカフプリング剤を不活性な有機溶剤に溶解させ
た状態で霧状に散布し、加硫ゴムチップの表面処理を行
った後、前記所定量のバイダーを投入して混合機により
攪拌して弾性舗装体を製造することを要旨とするもので
ある。
シランカップリング剤は、その分子中に2(固以上の異
なった官能基を有する有機珪素単量体である。
またこの発明は、混合機に加硫ゴムチップと、所定量の
バイダーとを投入して混合する前工程で、前記混合機に
より攪拌している加硫ゴムチップに、ポリイソシアネー
ト変性体を不活性な有機溶剤に溶解させたものを霧状に
散布し、加硫ゴムチップの表面処理を行った後、前記所
定量のバイダーを投入して混合機により攪拌して弾性舗
装体を製造することを要旨とするものである。
更に、この発明は、混合機に加硫ゴムチップと、所定量
のバイダーとを投入して混合する前工程で、前記混合機
により攪拌している加硫ゴムチップに、シランカップリ
ング剤及びポリイソシアネート変性体を不活性な有機溶
剤に溶解させた状態で霧状に散布し、加硫ゴムチップの
表面処理を行った後、前記所定量のバイダーを投入して
混合機により攪拌して弾性舗装体を製造することを要旨
とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は、上記のように構成され、加硫ゴムチップと
、バイダーとをン昆合する前に、シランカップリング剤
、ポリイソシアネート変性体等を溶解する有機溶剤によ
ってゴムチップを攪拌しながらゴムチップ表面の活性化
、濡れ状態の促進をはかり、同時にシランカップリング
剤。
ポリイソシアネート変性体等をゴムチップ表面に展着し
て加硫ゴムチップの表面処理を行うことで接着性を向上
させ、硬化して得られる加硫ゴムチップと、所定量のバ
イダーとの舗装体層の物性を著しく向上させることが出
来るのである。
〔発明の実施例〕
以下この発明の詳細な説明する。
〔実施例1〕 ゴムチップ専用ミキサーに、直径1〜3Nの加硫ゴムチ
ップ60kgを投入し、攪拌させながら、後述する表面
処理剤(シランカップリング剤溶液)4.0kgを霧状
に約20秒噴霧させて投入し、次に、ウレタンバイダー
15kgを投入して3分間混合する。
これを、10龍厚さでタンデムスムーサー(押圧機)に
より平坦に押圧敷設し、同時にモールドに10+n厚さ
に平坦に均らし、温度25°C湿度50%で14日放置
した後、物性を測定した。その結果、 引張り強さ  11 kgf /ctA伸び  100
% を得ることが出来た。
上記、表面処理剤としては、予め、3.2 kgの酢酸
エチルに、デスモジュールL、0.4kg (住友バイ
エルウレタン製)と、シランK B M2O3,0,4
kg (信越化学工業製)とを溶解したものを使用した
〔実施例2〕 次に、シランカップリング剤の配合例と、それに基づく
引張り強さ(kgf /cut)及び伸び(%)との実
験例について説明する。
なお、実験条件は、上記の実施例と全く同様に行った。
(以下余白) 以上のように、シランカップリング剤と低分子イソシア
ネートとを併用した場合の引張り強さ及び伸びが、単独
の表面処理剤を使用した場合よりも優れていることが判
った。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように混合機に加硫ゴムチップと、
所定量のバイダーとを投入して混合する前工程で、前記
混合機により攪拌している加硫ゴムチップに、シランカ
ップリング剤、ポリイソシアネート変成体またはこれら
の併用物を表面処理剤として不活性な有機溶剤に溶解さ
せた状態で霧状に散布し、加硫ゴムチップの表面処理を
行った後、前記所定量のバイダーを投入して混合機によ
り攪拌して弾性舗装体を製造するようにしたため、以下
のような優れた効果を奏するものである。
(1)、硬化して得られる加硫ゴムチップと、所定量の
バイダーとを結合させた層の物性が著しく向上する。
(2)、施工現場において、従来の混合機を使用し簡便
な方法で表面処理を行うことが出来る。
(3)9弾性舗装体の屋外耐久性を大巾に向上させるこ
とが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、混合機に加硫ゴムチップと、所定量のバイダーとを
    投入して混合する前工程で、前記混合機により攪拌して
    いる加硫ゴムチップに、シランカップリング剤を不活性
    な有機溶剤に溶解させた状態で霧状に散布し、加硫ゴム
    チップの表面処理を行った後、前記所定量のバイダーを
    投入して混合機により撹拌して弾性舗装体を製造するこ
    とを特徴とする弾性舗装体の製造方法。 2、混合機に加硫ゴムチップと、所定量のバイダーとを
    投入して混合する前工程で、前記混合機により攪拌して
    いる加硫ゴムチップに、ポリイソシアネート変性体を不
    活性な有機溶剤に溶解させたものを霧状に散布し、加硫
    ゴムチップの表面処理を行った後、前記所定量のバイダ
    ーを投入して混合機により攪拌して弾性舗装体を製造す
    ることを特徴とする弾性舗装体の製造方法。 3、混合機に加硫ゴムチップと、所定量のバイダーとを
    投入して混合する前工程で、前記混合機により攪拌して
    いる加硫ゴムチップに、シランカップリング剤及びポリ
    イソシアネート変性体を不活性な有機溶剤に溶解させた
    状態で霧状に散布し、加硫ゴムチップの表面処理を行っ
    た後、前記所定量のバイダーを投入して混合機により撹
    拌して弾性舗装体を製造することを特徴とする弾性舗装
    体の製造方法。
JP28145288A 1988-11-09 1988-11-09 弾性舗装体の製造方法 Pending JPH02128003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002038655A1 (fr) * 2000-11-13 2002-05-16 Bridgestone Corporation Procedes de production de caoutchoucs modifies en surface

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