JPH02127997A - 圧電素子を使用したプレス加工装置 - Google Patents

圧電素子を使用したプレス加工装置

Info

Publication number
JPH02127997A
JPH02127997A JP11749489A JP11749489A JPH02127997A JP H02127997 A JPH02127997 A JP H02127997A JP 11749489 A JP11749489 A JP 11749489A JP 11749489 A JP11749489 A JP 11749489A JP H02127997 A JPH02127997 A JP H02127997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
piezoelectric element
punch
press
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11749489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Wada
達也 和田
Hiroshi Hikita
博 曳田
Nobutaka Machida
町田 信隆
Mitsuharu Nonami
野並 光晴
Yoshiyuki Omura
大村 善之
Yukinori Kawamura
幸則 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to US07/522,183 priority Critical patent/US5095725A/en
Priority to DE4015196A priority patent/DE4015196C2/de
Publication of JPH02127997A publication Critical patent/JPH02127997A/ja
Priority to US07/738,156 priority patent/US5205147A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピエゾ効果を有する圧電素子を使用したプレ
ス加工装置に関する。
〔従来の技術〕
従来におけるプレス機械では、一般にプレス型の型上げ
、および型締めにウェッジ式、あるいはトグル式等の型
締機構を採用し、この型締機構を油圧シリンダ、あるい
はエアシリンダ等により駆動操作していた。
また、部品組立専用機の組立治具においても上記と同様
に、治具内に搬入された部品を固定するアクチュエータ
として油圧シリンダ、あるいはエアシリンダが一般に使
用されていた。
一方、第14図および第15図に示すように、円筒状の
ケース8内に摺動自由に圧電素子82を配設し、この圧
電素子82の端部をプレス用ポンチ83の背後に直接結
合し、電源87から繰り返しパルス電圧を圧電素子82
によってポンチ83を加振駆動し、これによりダイス8
5で保持された被加工物86を打ち抜くという構成のプ
レス加工装置が水出願人により提案されている(実願昭
62−173451号参照)。
上記提案の装置によれば、アクチュエータとして圧電素
子82を使用しているので、ポンチ82の操作ストロー
ク′をμmオーダで応答性よく可変制御して、被加工物
86に高速で叩き振動を与えることができ、これにより
切断面への破断、パリの発生を抑えて被加工物86を精
度よく平滑な剪断面で得られる剪断打抜き加工をするこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで前述した従来の一般的なプレス機械では、型締
機構が複雑である他に、型締機構が油圧シリンダ、ある
いはエアシリンダで操作される構造であるので、例えば
プレス機械の運転を電気信号でプログラム制御する場合
に、プレス機本体側機構と型締機構との相互連繋を図る
上でのタイミングの取り方が難しいという問題があった
また、部品組立専用機の組立治具についても上記と同様
な問題があった。
さらに、水出願人が提案した上述の圧電素子を用いたプ
レス加工装置では次のようなさらに解決すべき課題があ
った。
(1)金型は固定ストリッパ方式であったので、被加工
物の剪断時にソリが発生した。また、圧電素子を使用し
たアクチュエータは圧縮力が働くような使用状態では機
能するが、引張り力が働くと破損してしまい、ダイセッ
トを駆動することができなかった。
(2)積層型圧電素子を用いたアクチュエータでポンチ
を直接駆動する構造であったので、破損・劣下による分
解・交換に多大な時間がかかった。
(3)積層型圧電素子を用いたアクチュエータを金型に
直接取付けていたので、形状の異なる部品を加工する時
は、アクチュエータを別の金型に付は替える必要があっ
た。
(4)圧電素子を使用したアクチュエータや金型は、こ
れらを保持・固定する専用の装置を必要とした。
本発明の第1の目的は上記の点に鑑みなされたものであ
り、構成が簡単、かつ動作の応答が速く、電気信号で直
接に動作のタイミングが取れるようにした材料9部品等
の固定用アクチュエータを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上述のような圧電素子を
用いたプレス加工装置の課題を解決し、加工精度、耐久
性等を向上し、分解・交換が容易で、かつ廉価なプレス
加工装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段) かかる本発明の第1の目的を達成するため、本発明の第
1の形態は、プレス型1組立治具等に搬入した材料1部
品を固定するアクチュエータであって、プレス型1組立
治具等に圧電素子を組み込み、圧電素子を駆動源として
そのピエゾ効果による変位を利用して材料1部品を所定
位置に固定することを特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するため、本発明の第
2の形態は、印加電圧に応じて軸方向に伸縮する圧電素
子を使用した第1のアクチュエータと、第1のアクチュ
エータを加振駆動の駆動源として用いるポンチと、ポン
チが配設されたプレス型内に設けられ、かつ弾性部材の
付勢力により被加工物を剪断加工時に押える可動ストッ
パと、プレス型内に設けられ、かつ可動ストッパを初期
位置に戻すための圧電素子を使用した第2のアクチュエ
ータとを具備したことを特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するため、本発明の第
3の形態は、第1のアクチュエータとポンチとは接触伝
達で変位の伝達をさせ、ポンチを第1のアクチュエータ
側へ付勢し保持する弾性部材をプレス型内に設けたこと
を特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するため、本発明の第
4の形態は、第1のアクチュエータを取付けるフレーム
を設け、フレーム内にプレス型を組み込む構成としたこ
とを特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するため、本発明の第
5の形態は、フレームまたはプレス型の底部に自立用の
脚を取付けたことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明は、上記構成により次のような作用を行う。
(1)アクチュエータとして用いる圧電素子は、例えば
チタン酸バリウム磁器等の圧電セラミック板を複数枚積
層して構成したものであり、周知のように圧電素子に電
界を加えることにより、そのピエゾ効果で電界の方向に
対応して圧電素子自身にひずみが発生する。また、ここ
でピエゾ効果によるひずみの方向を圧電セラミックス板
の積層方向に合わせて構成することにより、圧電素子全
体として比較的大きな伸張変位が得られる。従って圧電
素子をアクチュエータとしてプレス型1組立治具等に組
み込み、かつ電気信号により動作させて、例えばプレス
型の型上げ、型締め、および組立治具の締付操作を行う
ことにより、プレス型。
組立治具等にローディングされた材料1部品を型、治具
内で定位値に固定することかできる。しかも、その動作
の応答速度は油圧、エアシリンダ等と比べて格段に速く
、かつ電気信号で直接に動作のタイミングを取ることか
できる。
すなわち、アクチュエータとして圧電素子を渫用し、そ
のピエゾ効果による変位を利用してアクチュエータ動作
を行って材料1部品等を所定位置に固定するようにした
ので、 ■ 従来における油圧、エアシリンダ等を使用した機械
的なアクチュエータと比べて構造が簡単、かつ動作の応
答速度も速く、かつ電気信号で直接に動作のタイミング
を取ることができる。
■ 特に、プレス型の型締め機構に適用して実施するこ
とにより、型締め機構の構造が大幅に簡略化でき、かつ
プレス本体側機構との間で動作の連繋を図る上で電気信
号によるタイミングが取り易くなる等、実用面での利点
が得られる。
(2)圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆動源と
して使用したプレス加工装置において、剪断加工時に被
加工物を弾性部材を使用して押える可動ストッパを金型
内(プレス型)内に設け、その可動ストッパを初期位置
に戻す圧電素子利用の固定用アクチュエータをポンチ駆
動源とは別に金型内に設けるようにしたので、剪断加工
時に可動ストッパで被加工物を押えて、ポンチで剪断す
るのでそり等の被加工物の変形を小さくすることができ
、またアクチュエータを金型内に組み込むことで、プレ
ス加工装置本体を小型化でき、さらにポンチ駆動源のア
クチュエータをポンチのストローク動作に全て使用でき
て、ダイセットの駆動をする必要がない。
(3)また、圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、圧電素子
を使用したアクチュエータとポンチを接触伝達にし、ポ
ンチを金型内で弾性部材によりアクチュエータ側に付勢
保持するようにすることにより、アクチュエータと金型
とを容易に分離でき、これによりアクチュエータの破損
や劣化等で交換が必要な時、金型部を分解せずに交換で
き、またポンチの再研磨のときに分解が容易となる。
(4)また、圧電素子使用のアクチエエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、そのアク
チュエータを取付けるフレームを設け、そのフレーム内
に金型を組み込むようにすることにより、金型交換時に
アクチュエータの取り外しを不要にし、形状の異なる被
加工物の剪断加工作業を容易にすることができる。
(5)また、圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、フレーム
または金型の底部に自立用の脚を取り付けることにより
、特別な保持固定位置を不要にし、廉価に製作できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
人−1族■ 第1図は、ピエゾ効果を有する圧電素子をアクチュエー
タとして用いたシリンダ装置と、このシリンダ装置を設
置したプレス打ち抜ぎ装置の本発明の第1実施例の全体
の構成を示す。
まず、最初にシリンダ装置100について説明する。1
は中空筒状のシリンダケース、2はシリンダケース1の
一端部に複数のねし3で固定された蓋、4はピエゾ効果
を有する圧電素子を用いたアクチュエータであり、アク
チュエータは例えばチタン酸バリウム磁器などの圧電セ
ラミックス板を複数枚積層して構成したものであり、ケ
ース1内に収納される。周知のようにアクチュエータ4
の圧電素子に電界を加えることにより、そのピエゾ効果
で電界の方向に対応して圧電素子自身にひずみが発生す
る。またここでピエゾ効果によるひずみの方向を圧電セ
ラミックス板の積層方向に合わせて構成することにより
、圧電素子全体として比較的大きな伸張変位が得られる
5はアクチュエータ4の変位を外部へ伝達するためのピ
ストン形状の可動片であり、ケース1に収納されて摺動
し、直線運動をする。6はケース1に収納されて可動片
5をアクチュエータ4に常に密着させるためのスプリン
グ、7は可動片5の軸部(ロッド)を案内する貫通孔を
有する直線運動補助用のガイド板である。
カイト板7は上記の可動片、スプリング6および後述の
可動片位置調整部材をケースl内に収納した後、ケース
lの機構部取付側端部に形成した凹部に嵌着され、複数
のねじで固定される。これにより、取付は対象の機構部
(例えば、プレス装置)に対して別個の完全に独立した
シリンダ装置100が得られ、このシリンダ装置100
はアクチュエータ4をケースlに内蔵したまま機構部に
取付けることができるので、アクチュエータ4が破損し
たり、可動片5の摩耗による交換の必要が生じたときに
、簡単にかつ迅速に交換できる。9はシリンダ装置10
0を機構部(本例では、プレス打ち抜き装置のフレーム
8)に固定する複数のねじであり、ケース1の機構部取
付側端部のフランジ部分に取付けられる。
10は上述のアクチュエータ4にパルス電圧を印加する
電源ユニットであり、電源ユニットlOからリード線1
1を通じてパルス電圧をアクチュエータ4に印加すると
、アクチュエータ4は圧電素子のピエゾ効果によりケー
ス1の軸方向に伸縮し、これによりアクチュエータ4の
伸びとともに可動片5が押されてプレス打ち抜き装置の
機構受動端!2を押し下げる。アクチュエータ4が縮む
時はスプリング6の付勢により可動片5はアクチュエー
タ4に追従して戻り、アクチュエー4の変位を機構部に
正確に伝達する。
また、20は可動片5の直線運動の変位を外部へ取り出
して測定するための板状の変位伝達片であり、その後端
がケース1の筒部に開口する長溝状の貫通孔を貫通して
可動片5の頭部または軸部にほぼ水平に固定される。2
1は変位伝達片20を介して可動片5の穆動位誼を測定
する変位測定器であり、ケース1の外壁に固定された固
定腕22に取付けられる。変位測定器21としては変位
伝達片21の先端と接触する触針を有する通常の機械式
あるいは電気式のマイクロメータの他に、非接触のエア
マイクロメータ、レーザ測定器なども用いることが可能
である。このように、ケース1の外部で可動片5の動作
ストローク5が直接筒車に測定できるので、作業時にシ
リンダ装置100が適切に動作しているか否かが常に確
認できるとともに、可動片5の動作を確認しながら、そ
の位置調整を精密に行うことが可能となる。
第2図は、第1図のシリンダ装置100の可動片5の初
期位置を調整する調整機構を拡大して示したものである
。第2図において、13はケースlに収納され、アクチ
ュエータ4の頭部上に配置される平板状のスペーサであ
り、種々の板厚のものが必要に応じて用意される。この
スペーサ13の板厚を変えることにより、ケース1の機
構部取付側フランジ面からの可動片5の初期突き出し量
を調整する。14はケース1の端部に固定した蓋2の中
心部に貫通する雌ねじと螺合する調整ねじ、15は調整
ねじ14に組付けられた回り止めナツトである。
16は断面台形のテーパ面を有する楔、17は楔16の
テーパ面(斜面)の傾斜角度と同一角度のテーパ面を有
し、ケース1の直径よりも長く形成したL字形のテーパ
駒である。、18はテーパ駒17の直立する頭部を貫通
して、リング19およびノックビン20を介して固定さ
れる調整ねしであり、調整ねじ18の先端の雄ねじ部分
と楔16に水平方向に形成した雌ねじとが螺合し、調整
ねじ18の回転操作によりテーパ駒17の挿入位置を調
整する。
すなわち、調整ねじ18を時計回りに正回転すると、調
整ねじ18は楔16の雌ねじのなかに深く挿入するので
、テーパ駒17は図面の右側方向に移動し、逆に調整ね
じ18を反時計回りに逆回転すると、テーパ駒17は図
面の左側方向に移動する。このとき、楔16とテーパ駒
17の互いの接触面は傾斜面となっているので、テーパ
駒17の挿入位置に対応してテーパ駒17の底面の位置
がケース1の軸方向に変位し、スペーサ13および圧電
素子のアクチュエータ4とを介して可動片5の初期突き
出し量が微調整される。
実際に、アクチュエータ4および可動片5の位置決めを
行うときには、まず粗調整として調整ねじ14を回転し
て位置設定を行ったあと、ナツト15により調整ねじI
4をM2に固定する。次に、さらに微調整が必要な時に
は、楔16に調整ねじ18をねじ込むことにより、テー
パ駒17をスライドさせて位置決めを行ったあと、リン
グ19の穴にノックビン20を挿入して調整ねじ18を
固定する、このように可動片5の取付は寸法位置を、粗
調整または微調整、あるいはその両方を用いて自在に調
整できるので、シリンダ装置100の汎用性が向上する
とともに、保守管理作業が容易となり、高精度の加工等
が常に得られる。
第3図および第4図は、第1図の絶縁筒23の詳細を示
す。この絶縁筒23はある程度の剛性を有する適切な絶
縁材料で形成され、ケース1の内壁とアクチュエータ4
間の間隙に収縮され、アクチュエータ4とケース1どの
絶縁、および収縮作動時のアクチュエータ4の位置決め
とストッパの役割を行う。アクチュエータ4は例えば上
下の2個の圧電素子135,136からなり、各素子に
リード線137〜140が接続されている場合に、絶縁
筒23は、例えば第4図に示すように、その内側にリー
ド線138,139が通る溝aと、リート線137,1
40が通る溝すと、M2の方でこれらのリード線を外部
に引き出すための切欠溝Cと、リード線を引ぎ回して収
納する溝dとが形成された形状のものが用いられる。こ
のようにケース1とアクチュエータ4間に絶縁筒23を
介装しているので、絶縁破壊時のケース1との電気的短
絡が防止され、感電する危険が解消され、さらに絶縁筒
23の軸方向の長さを伸張時のアクチュエータ4よりも
短く、収縮時のアクチュエータ4よりも短くない適切な
寸法に設定することにより、アクチュエータ4の位置決
めとストッパ動作が得られ、スプリング6による急な戻
り動作等によってアクチュエータ4が破壊されるおそれ
を無くすることができる。
第5図は第1図のシリンダケース1の詳細を示す。第5
図に示すように、ケース1は上部ケース34と下部ケー
ス33の連結体であり、一方のケース33は圧電素子の
アクチュエータ4よりも熱膨張率の大きい材料、例えば
鉄系統の材料で作られており、他方のケース34はアク
チュエータ4よりも熱膨張率の小さい材料、例えばアン
バー合金(鉄ニツケル合金)で作られている。これによ
り、使用環境の温度変化によるケース1の伸びをアクチ
ュエータ4とほぼ同じにして、可動片5の取付面からの
初期突出量の変化をほとんど無視できるほど小さくし、
ねじ14,18による調整をほぼ不要にすることができ
る。ケース33とケース34はねじで締結するか、接層
により接合すればよい。また、ケース34をアンバー合
金の代りに、セラミックス製として縦弾性率を金属製よ
りも高くすることにより、アクチュエータ4の動作時の
荷重によるケース1の伸びを小さくして、アクチュエー
タ4の動作ストロークが小さくなるのを防止し、アクチ
ュエータ4の小型化を実現できる。なお、セラミックス
製の場合は、防錆のための表面処理が不要となる利点も
ある。
さらにまた、可動片5を鉄鋼材料よりも高縦弾性の材料
、例えば、超硬合金またはセラミックスを用いて形成し
ているので、アクチュエータ4の動作時の荷重による可
動片5の圧縮歪みを小さくでき、その有効動作ストロー
クが小さくなるのか防止できる。
次に、第1図のプレス機構部について説明する。
箱型中空のフレーム8の中に金型部を組み込み、このフ
レーム8の下部に自立用の脚34を取付け、このフレー
ム8の上方と下方から上述の一対のシリンダ装置100
をねじ9により取付け、各々の可動片5の先端部分を垂
直に貫通させて金型部に到達させ、アクチュエータ4の
変位を伝達する。従って、上記脚34により、加工装置
を保持・固定する特別の装置が不要となり、そのままプ
レス機械として使用できる。また、フレーム8に金型部
を組込んでいるので、金型交換時にシリンダ装置100
の取外しが不要となる。
金型部には被加工物24を挟んで保持する上ダイス25
と、下ダイス26と剪断加工する機構部受動端としての
上ポンチ12と下ポンチ27とがある=各ポンチ12.
27 と各ダイス25.26との間に設けた空室にスプ
リング28をそれぞれ介装し、このスプリング28によ
りポンチ12.27は可動片5側に付勢されて可動片5
と常時接触し、またダイス25.26は被加工物24側
に付勢されて弾性的に保持される。このとき、ポンチ1
2.27の外周に設けたフランジ(鍔)がダイス25.
26の段部と接するストッパの役割をする。このように
ポンチ12.27を金型内でスプリングで保持する構造
であって、かつ可動片5とポンチ12.27は接触伝達
により運動伝達を行うので、アクチュエータの破損や劣
化等によるシリンダ装置100の交換やポンチ12.2
7の再研磨の際の分解・組立が容易となり、迅速に交換
作業ができる。
また、被加工物24の送りが必要な時には、上ダイス2
5をフレーム8の下側に取付けられた一対の下部アクチ
ュエータ装置29で押し上げる。この装置29としては
圧電素子を使用する。次に、被加工物24が移動し終フ
て、その固定が必要なときには、下部アクチュエータ装
置29の可動片が引っ込んで元の位置に戻り、ナツト3
1によりフレーム8に取付けられた一対の可動の調整ね
じ3oを介してスプリング32により上ダイス25が下
方へ付勢されて元の位置に戻り被加工物24が固定され
る。このように、剪断加工時にスプリング32により被
加工物24を弾性的に押え、ポンチ12.27で剪断す
るので、被加工物24のそり等の変形を小さくすること
ができ、また、下部アクチュエータ装置29をフレーム
8に組込んでいるので、シリンダ装置100によるダイ
セット駆動は不要となり、シリンダ装置100をポンチ
駆動専用に簡素化できる。
第6図は第1図の一対のシリンダ装置100のアクチュ
エータ4へ加えるパルス電圧の波形の一例を示す。被加
工物24をダイス25.26にセットし、上下のアクチ
ュエータ4に第6図に示すように、電瀞lOからリード
線11を通じて互いに180度の位相差を与えつつ、か
つ上部のアクチュエータ4には印加電圧を初期電圧から
徐々に高めるとともに、下部のアクチュエータ4へは逆
に印加電圧を徐々に低めるように、例えば商用周波数程
度の繰り返しパルス電圧を印加する。これによりアクチ
ュエータ4が伸縮振動してポンチ12.27に加振力が
加わり、被加工物24に対しその上下両側からポンチ1
2.27が交互に叩き振動を与えつつ、上から下に向う
ストロークが次第に深まるようになる。
この結果、被加工物24に対して破断現象を生じること
なく剪断加工が進行し、最終的にダイス25.26の下
方へ打抜かれ、しかも加工後の切断面にはほとんどパリ
、破断面が現われずに平滑な切断面と高い加工精度でプ
レス加工されるようになる。
また、ポンチ12.27の操作ストロークは圧電素子の
アクチュエータ4に印加するパルス電圧を制御すること
によりμmオーダで、容易かつ応答性よく制御すること
ができる。
B、第2実施例 第7図は本発明の第2実施例の全体の構成を示す。第7
図において、33は板状の可動ストッパであり、フレー
ム8に内蔵の上ダイス25と下ダイス26間の空所に配
置され、中心に上ポンチ12の先端が貫通する貫通孔を
有し、中央のばね28と上ダイス25の凹部に介装され
た上部の一対のスプリング32により下方に付勢され、
被加工物24を下ダイス26とで挟んで保持する。29
は可動ストッパ33を変位させる積層型の圧電素子を用
いた一対のアクチュエータであり、下ダイス26の溝内
に装着されて可動ストッパ33を下側から保持する。調
整ねじ3゜はナツト31によりフレーム8に固定されて
、上下ダイス25.28の位置を規制する。シリンダ装
置100を含めて、その他の構成は第1図の実施例と同
様なので、その詳細な説明は省略する。
このように本例の金型部は可動ストッパ方式のものであ
り、被加工物24の送りが必要な時には、金型に内蔵さ
れた圧電素子を用いたアクチュエータ29で可動ストッ
パ33を押し上げる。そして、剪断加工時にはアクチュ
エータ29を元の位置に引き戻してスプリング32で付
勢された可動ストッパ33により被加工物24を押える
ので、ポンチ12.27で剪断することによる被加工物
の変形を小さくすることができ、また、アクチュエータ
29を金型内に組込んでいるので、プレス装置本体を小
型にかっ簡素化できる。
第8図(A) 、 (B)は第7図の側面構造を示す。
本図に示すように、被加工材料をループ状態にして、プ
ーリ63の位置に取付ける。この被加工材料は、フレー
ム8内に取付けられたポンチ12.27の先端位置に送
られて加工され、モータードライバ59により駆動され
るモータ60に直結した一対の送りローラ61,62に
よりプレス加工された加工物24が巻き取られる。
第9図は第7図の変形例を示し、特にフレーム8に組込
まれた金型の詳細な構成を拡大して示す。
ここで、42.53はポンチホルダであり、第1図また
は第7図に示すようなシリンダ装置100の可動片10
0と接触し、上ポンチ4oおよび下ポンチ5゜にアクチ
ュエータ4の変位を伝達する。上型バッキングプレート
36は、上型ダイセット37に固定されており、一対の
ストッパスプリング38と1つの上型ポンチホルダ42
のストッパとなっている。上型バッギングプレート36
と上型ダイセット37は−体部量でもよいが、ストリッ
パーとなる面の加工精度を高くするためには互いに分離
して研磨加工ができるように構成するのが好ましい。ポ
ンチホルダ42には上ポンチ40がポンチ押え41によ
り固定され、ポンチホルダ42はポンチ押え41を介し
てボンデスプリング39により弾性的に保持されている
下型バッキングプレート49は下型ダイセット48に固
定されており、圧電素子を用いた一対のアクチュエータ
45と1つの下側ポンチホルダ53のストッパとなって
いる。下型バッキングプレート49と下型ダイセット4
8は一体部品でもよいが、上記上型の場合と同じ理由で
、分離可能にした方が精度よくできる。また、下型ダイ
セシト48には、その垂直溝に一対のガイドピン44が
固定されて立設されており、ストリッパー43がこのガ
イドビン44で案内される。さらに、下型ダイセット4
Bには、下ダイ47が固定されていて、ストリッパー4
3には上ダイ46が固定されている。
ストリッパー43はストリッパースプリング38により
押し下げられていて、上ダイ46と下ダイ47の間に被
加工物51を通し、ストリッパースプリング38の力で
その被加工物51を固定している。ポンチホルダー42
または53を前述の可動片5で押すことにより、被加工
物51を上ダイ46または下ダイ47で剪断加工する。
この上ダイ46と下ダイ47はまた上ポンチ40と下ポ
ンチ50のガイドを兼ねる。被加工物51の剪断加工を
終了し、次の剪断加工位置へ被加工物51を移動する場
合には、アクチュエータ45に外部からパルス電圧を印
加して伸張させ、ストリッパー43を押し上げ、被加工
物51をフリー状態にして外部の材料送り装置によって
被加工物51を移動する。
第1O図は従来の単抜き工程と、本発明実施例で実行す
る平押し工程の相違を表わしたものである。
単抜き工程は、第1O図(A) 、 (B) 、 (C
) に示すように、従来の打ち抜き方法であり、この方
法では、打ち抜きパリが発生してしまう。そこで、打ち
抜きパリを出さないために半抜き状態で材料を送り、金
型内で可動ストリッパーが材料を押える時に、平押しす
ることでワンパンチの打ち抜ぎと同じ時間でパリ無し打
ち抜きを行うようにしたのが、平押し法である。
平押し工程において、第1O図(D)に示すように上ポ
ンチ40によりまず被加工物51は半抜きされる。次に
、第1O図(E)に示すように、上ポンチ4゜と上ダイ
46、そして下ポンチ50とが上昇し、被加工物51が
移動できるように、下ダイ47で押し出す。その後、被
加工物は外部材料送り装置により次の剪断加工位置に送
られる。次に、第1θ図(F)に示すように、上ダイ4
6が下降して被加工物の半抜き部を押し潰し、剪断を完
了していない部分にクラックを発生させると共に、抜き
カスを被加工物ヘプッシュパックすることで剪断を完了
させ、第1O図(D)の工程に戻り、このサイクルを繰
り返す。これにより、上下抜きをすることなく、パリ無
し剪断加工ができ、下ポンチを省くこともできるし、ま
た、単抜きと同じ加ニスピードが得られる。
C1第3実施例 第11図、第12図および第13図はそれぞれ本発明の
第3実施例を示し、特に材料9部品などを組立治具体の
定位値に挟持固定するアクチュエータの配置構成の種々
の態様を示す。
まず、第11図の例では、型上げ用アクチュエータ、お
よび型締め用アクチュエータとして下型66には圧電素
子70が、上型65には圧電素子69がそれぞれ組み込
まれ、かつ各圧電素子89.70がコントローラ71の
出力端子に接続されている。
かかる構成によるプレス動作は次のようにして行われる
。すなわち、コントローラ71ヘプレス動作の指令を与
えると、まず下型66に組み込んだ圧電素子70に電源
72からコントローラ71を介して電圧が印加される。
これにより圧電素子70はビエソ効果により破線矢印の
方向に伸張変位し、その駆動力で上型65を押し上げる
ように型上げ操作を行う。
ここで、下型66と上型65との間にローディング(搬
入)された材料68のノツチ送りが済むと、次に圧電素
子70への電圧印加を停止するとともに、同時に上型6
5に組み込まれた圧電素子69に電圧が印加される。こ
れにより、圧電素子69が破線矢印方向に変位動作し、
その駆動力で材料68を下型66と上型65との間に挟
持固定するよう型締め操作を行う。
次に、この型締め状態でポンチ67を矢印方向にストロ
ーク操作して材料68を打ち抜いた後、圧電素子69の
電圧印加が停止され、これで1サイクルのプレス動作が
終了する。以下同様な操作を繰り返し行うことで、材料
68が連続的にプレスされるようになる。
また、第12図、第13図は第11図の変形例を示すも
のであり、このうち第12図の例では、第1図。
第7図、第9図の実施例と同様に型上げ用のアクチュエ
ータとして下型66に圧電素子70を組み込み、型締め
には上型65に組み込んだばね部材73が使用されてい
る。これに対して、第3図の例では型締め用アクチュエ
ータとして上型65に圧電素子69を組み込み、型上げ
には下型66に組み込んだばね部材74が使用されてい
る。
上記した第12図、第13図の例も、第11図の例と同
様に圧電素子89.70をアクチュエータとして使用し
てプレス型の型上げ、ないし型締め操作を行うようにし
ており、かつこれら圧電素子のアクチュエータは外部か
ら電圧を印加するだけで瞬時に応答動作するので、プレ
ス本体側機構との連繋動作面で電気信号によるタイミン
グが取り易い等の制御上での利点が得られる。
なお、図示の実施例はプレス型を対象にした例を示した
が、部品組立専用機の組立治具についても、本実施例と
同様に治具のアクチュエータとして圧電素子を組み込む
ことにより、同様な効果を奏することができる。
このように、アクチュエータとして圧電素子を採用し、
そのピエゾ効果による変位を利用してアクチュエータ動
作を行って材料1部品等を所定位置に固定するようにし
たので、従来における油圧シリンダ、エアシリンダ等を
使用した機械的なアクチュエータと比べて、構造が簡単
、かつ動作の応答速度も速く、かつ電気信号で直接に動
作のタイミングを取ることができ、また特にプレス型の
型締め機構に適用して実施することにより、型締め機構
の構造が大幅に簡略化でき、かつプレス本体側機構との
間で動作の連繋を図る上で電気信号によるタイミングが
取り易くなる等、実用面での効果が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が得
られる。
(1) アクチュエータとして用いる圧電素子は、例え
ばチタン酸バリウム磁器等の圧電セラミック板を複数枚
積層して構成したものであり、周知のように圧電素子に
電界を加えることにより、そのピエゾ効果で電界の方向
に対応して圧電素子自身にひずみが発生する。また、こ
こでピエゾ効果によるひずみの方向を圧電セラミックス
板の積層方向に合わせて構成することにより、圧電素子
全体として比較的大きな伸張変位が得られる。従って圧
電素子をアクチュエータとしてプレス型1組立冶具等に
組み込み、かつ電気信号により動作させて、例えばプレ
ス型の型上げ、型締め、および組立治具の締付操作を行
うことにより、プレス型。
組立治具等にローディングされた材料1部品を型、治具
内で定位値に固定することができる。しかも、その動作
の応答速度は油圧、エアシリンダ等と比べて格段に速く
、かつ電気信号で直接に動作のタイミングを取ることが
できる。
すなわち、アクチュエータとして圧電素子を採用し、そ
のピエゾ効果による変位を利用してアクチュエータ動作
を行って材料1部品等を所定位置に固定するようにした
ので、 ■ 従来における油圧、エアシリンダ等を使用した機械
的なアクチュエータと比べて構造が簡単、かつ動作の応
答速度も速く、かつ電気信号で直接に動作゛のタイミン
グを取ることができる。
■ 特に、プレス型の型締め機構に通用して実施するこ
とにより、型締め機構の構造が大幅に簡略化でき、かつ
プレス本体側機構との間で動作の連繋を°図る上で電気
信号によるタイミングが取り易くなる等、実用面での利
点が得られる。
(2)圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆動源と
して使用したプレス加工装置において、剪断加工時に被
加工物を弾性部材を使用して押える可動ストッパを金型
内(プレス型)内に設け、その可動ストッパを初期位置
に戻す圧電素子利用の固定用アクチュエータをポンチ駆
動源とは別に金型内に設けるようにしたので、剪断加工
時に可動ストッパで被加工物を押えて、ポンチで剪断す
るのでそり等の被加工物の変形を小さくすることができ
、またアクチュエータを金型内に組み込むことで、プレ
ス加工装置本体を小型化でき、さらにポンチ駆動源のア
クチュエータをポンチのストローク動作に全て使用でき
て、ダイセットの駆動をする必要がない。
(3)また、圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、圧電素子
を使用したアクチュエータとポンチを接触伝達にし、ポ
ンチを金型内で弾性部材によりアクチュエータ側に付勢
保持するようにすることにより、アクチュエータと金型
とを容易に分離でき、これによりアクチュエータの破損
や劣化等で交換が必要な時、金型部を分解せずに交換で
き、またポンチの再研磨のときに分解が容易となる。
(4)また、圧電素子使用のアクチエエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、そのアク
チュエータを取付けるフレームを設け、そのフレーム内
に金型を組み込むようにすることにより、金型交換時に
アクチュエータの取り外しを不要にし、形状の異なる被
加工物の剪断加工作業を容易にすることができる。
(5)また、圧電素子使用のアクチュエータをポンチ駆
動源として使用したプレス加工装置において、フレーム
または金型の底部に自立用の脚を取り付けることにより
、特別な保持固定位置を不要にし、庶価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の全体の構成を示す縦断面
図、 第2図は第1図のシリンダ装置の可動片の位置決め調整
機構を詳細に示す拡大断面図、第3図は第1図のシリン
ダ装置の絶縁筒の収納状態を示す概略断面図、 第4図は第3図の絶縁筒の外観の一例を示す斜視図、 第5図は第1図のシリンダ装置のケースの組付り構成例
を示す概略断面図、 第6図は第1図のアクチュエータに印加する電圧のパル
ス波形の一例を示す波形図、 第7図は本発明の第2実施例の全体の構成を示す縦断面
図、 第8図(八)および(B)は第7図の装置の側面構造を
示す側断面図、 第9図は本発明の第2実施例の変形例のプレス機構部分
の詳細な構成を示す縦断面図、第10図(A) 、 (
B) 、 (C)は従来の単抜き工程を示す断面図、 第1O図(D) 、 (E) 、 (F)は本発明実施
例で実行する平押し工程を示す断面図、 第11図は本発明の第3実施例の構成を示す縦断面図、 第12図および第13図はそれぞれ第11図の変形例を
示す縦断面図、 第14図および第15図はそれぞれ従来例の装置の構成
を示す縦断面図である。 1・・・ケース、 2・・・蓋、 3・・・アクチュエータ、 5・・・可動片、 6・・・スプリング、 7・・・ガイド、 8・・・フレーム、 10.72・・・電源、 12.40.47・・・上ポンチ(機構受動部)13・
・・スペーサ、 14.18.30・・・調整ねし、 16・・・楔、 17・・・テーバ駒、 20・・・変位伝達片、 21・・・変位測定器、 23・・・絶縁筒、 24.51.68・・・被加工物、 26.47.66・・・下ダイス、 27.50・・・下ポンチ、 28.32・・・スプリング、 29・・−アクチュエータ、 33・・・可動ストリッパ、 34・・・自立用脚、 36.49・・・バッキングプレート、37.48・・
・ダイセット、 38・・・ストリッパスプリング、 39・・・ポンチスプリング、 41.52・・・ポンチ押え、 42.53・・・ポンチホルダ、 43・・・ストリッパ、 45.70 ・・・アクチュエータ、 ・・・シリンダ装置。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (A) (D) (E) 第10 図 (C) (F) 67オ・0ンナ 第 図 第 14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)プレス型、組立治具等に搬入した材料、部品を固定
    するアクチュエータであって、 前記プレス型、組立治具等に圧電素子を組み込み、該圧
    電素子を駆動源としてそのピエゾ効果による変位を利用
    して前記材料、部品を所定位置に固定することを特徴と
    する圧電素子を使用した固定用アクチュエータ。 2)印加電圧に応じて軸方向に伸縮する圧電素子を使用
    した第1のアクチュエータと、 該第1のアクチュエータを加振駆動の駆動源として用い
    るポンチと、 該ポンチが配設されたプレス型内に設けられ、かつ弾性
    部材の付勢力により被加工物を剪断加工時に押える可動
    ストッパと、 前記プレス型内に設けられ、かつ前記可動ストッパを初
    期位置に戻すための圧電素子を使用した第2のアクチュ
    エータと を具備したことを特徴とする圧電素子を使用したプレス
    加工装置。 3)前記第1のアクチュエータと前記ポンチとは接触伝
    達で変位の伝達をさせ、 該ポンチを前記第1のアクチュエータ側へ付勢し保持す
    る弾性部材を前記プレス型内に設けたことを特徴とする
    請求項2に記載の圧電素子を使用したプレス加工装置。 4)前記第1のアクチュエータを取付けるフレームを設
    け、該フレーム内に前記プレス型を組み込む構成とした
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の圧電素子を
    使用したプレス加工装置。 5)前記フレームまたは前記プレス型の底部に自立用の
    脚を取付けたことを特徴とする請求項2または4に記載
    の圧電素子を使用したプレス加工装置。
JP11749489A 1988-05-12 1989-05-12 圧電素子を使用したプレス加工装置 Pending JPH02127997A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/522,183 US5095725A (en) 1989-05-12 1990-05-11 Press and actuator using piezoelectric element
DE4015196A DE4015196C2 (de) 1989-05-12 1990-05-11 Presse mit piezoelektrischen Aktuatoren und Steuerung derselben
US07/738,156 US5205147A (en) 1989-05-12 1991-07-30 Pre-loaded actuator using piezoelectric element

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11546188 1988-05-12
JP63-115461 1988-05-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02127997A true JPH02127997A (ja) 1990-05-16

Family

ID=14663120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11749489A Pending JPH02127997A (ja) 1988-05-12 1989-05-12 圧電素子を使用したプレス加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02127997A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413018A (en) * 1991-06-20 1995-05-09 Fuji Electric Co., Ltd. Piezo-electric actuator operated press
US5458717A (en) * 1992-12-24 1995-10-17 Nippondenso Co., Ltd. Method of shearing thin metal sheet

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177897A (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 日本電信電話株式会社 圧電式穿孔装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60177897A (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 日本電信電話株式会社 圧電式穿孔装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413018A (en) * 1991-06-20 1995-05-09 Fuji Electric Co., Ltd. Piezo-electric actuator operated press
US5458717A (en) * 1992-12-24 1995-10-17 Nippondenso Co., Ltd. Method of shearing thin metal sheet

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5095725A (en) Press and actuator using piezoelectric element
US5205147A (en) Pre-loaded actuator using piezoelectric element
JP6621762B2 (ja) 順送り金型装置およびこれを用いた積層鉄心の製造方法
US20130140951A1 (en) Piezoelectric motor, drive unit, robot hand, robot, electronic component transporting apparatus, electronic component inspecting apparatus, and printer
JP2002316223A (ja) プレス装置
US20150273779A1 (en) Press for machining a workpiece
US4550493A (en) Apparatus for connecting contact pins to a substrate
CA2291091A1 (en) Impacting method and machine for forming compacts
Harms et al. Tool adaptor for active vibration control in turning operations
JPH02127997A (ja) 圧電素子を使用したプレス加工装置
JPH0389873A (ja) 圧電素子を使用したアクチュエータ
JP7101563B2 (ja) 成形体の製造方法及び成形体の製造装置
US20080318501A1 (en) Vibrating Device
JP6240864B2 (ja) プレス加工装置
JP2008155231A (ja) プレス成形金型
JP2016517802A (ja) プレス装置用の型部品
JP2018020380A (ja) プレス加工装置
JP4024027B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JPH07195298A (ja) 振動仕上げ方法及び装置
JP4920818B2 (ja) パンチング装置およびパンチングシステム
TW201838741A (zh) 自動打扣機
JP2001315157A (ja) 射出成形機のノズルタッチ機構
JP3989324B2 (ja) 変位量微調整装置
JPWO2016175108A1 (ja) 光学製品の成形装置及び製造方法
JP3821751B2 (ja) 変位量微調整装置と変位量微調整方法