JPH02127971A - ろう付け方法 - Google Patents
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- JPH02127971A JPH02127971A JP28215288A JP28215288A JPH02127971A JP H02127971 A JPH02127971 A JP H02127971A JP 28215288 A JP28215288 A JP 28215288A JP 28215288 A JP28215288 A JP 28215288A JP H02127971 A JPH02127971 A JP H02127971A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はフラックス剤を用いる差しろう方式のろう付け
方法に関する。
方法に関する。
[従来の技術]
従来より、ろう付け例えばアルミニウム合金のろう付け
の分野では、差しろう方式のろう付け方法が行なわれて
いる。この差しろう方式のろう付け方法では、自動差し
ろう機を用い、ワイヤー状のろう材の先端に粉末状のフ
ラックス剤を供給させ、そのろう材をワークのろう付け
部分に近付け、熱源によりろう材を溶かし、これにより
ワークのろう付け部分にフラックスとろう材とを同時に
供給し、以てろう付け処理を行う方法が知られている。
の分野では、差しろう方式のろう付け方法が行なわれて
いる。この差しろう方式のろう付け方法では、自動差し
ろう機を用い、ワイヤー状のろう材の先端に粉末状のフ
ラックス剤を供給させ、そのろう材をワークのろう付け
部分に近付け、熱源によりろう材を溶かし、これにより
ワークのろう付け部分にフラックスとろう材とを同時に
供給し、以てろう付け処理を行う方法が知られている。
更に、自動差しろう機を用いたろう付け方法では、ワイ
ヤー状のろう材の先端を湿らせてフラックス剤の供給性
をより高めている方法も知られている。
ヤー状のろう材の先端を湿らせてフラックス剤の供給性
をより高めている方法も知られている。
しかしながら上記した方法では、ワークのろう付け部分
にフラックス剤とろう材とを一操作で供給し得るものの
、フラックス剤の供給量がばらつき易い問題があった。
にフラックス剤とろう材とを一操作で供給し得るものの
、フラックス剤の供給量がばらつき易い問題があった。
そのため、ワークのろう付け部分にボイド発生、ろう流
れ、ピンホール発生等の問題が生じることがあった。
れ、ピンホール発生等の問題が生じることがあった。
また、水にフラックス剤を溶解させたフラックス液を刷
毛でワークのろう付け部分に刷毛塗りするろう付け方法
も知られている。このように刷毛塗りする方法において
も、フラックス剤の供給量のばらつきを完全に回避する
ことはできず、従ってワークのろう付番ノ部分にボイド
発生、ろう流れ、ピンホール発生等の問題が生じること
があった。
毛でワークのろう付け部分に刷毛塗りするろう付け方法
も知られている。このように刷毛塗りする方法において
も、フラックス剤の供給量のばらつきを完全に回避する
ことはできず、従ってワークのろう付番ノ部分にボイド
発生、ろう流れ、ピンホール発生等の問題が生じること
があった。
しかも刷毛の一部がワークのろう付け部分に供給するこ
ともあった。この場合刷毛の一部はろう付【プ時の熱に
より炭素成分となり、ろう付け部分に悪影響を与える。
ともあった。この場合刷毛の一部はろう付【プ時の熱に
より炭素成分となり、ろう付け部分に悪影響を与える。
[発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記した実情に鑑み開発されたものであり、そ
の目的は、刷毛を用いることなく、フラックス剤の供給
量のばらつきを回避するのに有利であり、従ってボイド
、ろう流れ、ピンホールの発生防止に有利なろう付け方
法を提供することにある。
の目的は、刷毛を用いることなく、フラックス剤の供給
量のばらつきを回避するのに有利であり、従ってボイド
、ろう流れ、ピンホールの発生防止に有利なろう付け方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者はろう付け処理について鋭意研究した結果、高
温に加熱したフラックス供給部材をフラックス液に所定
時間浸漬した後、ぞの部材をフラックス液から取出せば
、部材の表面に供給したフラックス液の溶媒分が熱によ
り蒸散し、フラックス剤が一定量で部材の表面に付着す
ることを着想し、かかる着想に基づき本発明を完成した
ものである。
温に加熱したフラックス供給部材をフラックス液に所定
時間浸漬した後、ぞの部材をフラックス液から取出せば
、部材の表面に供給したフラックス液の溶媒分が熱によ
り蒸散し、フラックス剤が一定量で部材の表面に付着す
ることを着想し、かかる着想に基づき本発明を完成した
ものである。
即ち、第1請求項にかかる本発明のろう付け方法は、溶
媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラックス液
と、フラックス供給部材と、ろう材とを用い、高温に加
熱したフラックス供給部材をフラックス液に所定時間浸
漬し、その後、フラックス供給部材をフラックス液から
取出し、フラックス供給部材の表面に供給したフラック
ス液の溶媒分をフラックス供給部材の熱により蒸散させ
、フラックス供給部材の表面にフラックス剤を付着する
付着工程と、 フラックス剤が付着したフラックス供給部材およびろう
材をワークのろう付け部分に近接させて熱源によりろう
材を溶かし、フラックス供給部材の表面に付着したフラ
ックス剤を利用してろう付けを行うろう付け工程を順に
実施することを特徴とするものである。
媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラックス液
と、フラックス供給部材と、ろう材とを用い、高温に加
熱したフラックス供給部材をフラックス液に所定時間浸
漬し、その後、フラックス供給部材をフラックス液から
取出し、フラックス供給部材の表面に供給したフラック
ス液の溶媒分をフラックス供給部材の熱により蒸散させ
、フラックス供給部材の表面にフラックス剤を付着する
付着工程と、 フラックス剤が付着したフラックス供給部材およびろう
材をワークのろう付け部分に近接させて熱源によりろう
材を溶かし、フラックス供給部材の表面に付着したフラ
ックス剤を利用してろう付けを行うろう付け工程を順に
実施することを特徴とするものである。
溶媒は不燃性、難燃性、難揮発性であることが望ましく
、通常、水を用いることができる。°溶媒に溶解または
分散されるフラックス剤は、使用するろう材の種類に応
じて適宜選択され、例えば、塩化リチウム、氷晶石、ホ
ウ酸、塩化第1銅、食塩を採用することができる。溶媒
に溶解または分散されるフラックス剤の濃度は必要に応
じて適宜選択することができる。溶媒中のフラックス剤
の濃度は均一化することが望ましい。この場合には、溶
媒を貯溜した容器内にl!!J¥部材を配設し、撹拌部
材の攪拌作用によりフラックス剤の濃度を均化Jること
ができる。フラックス供給部材としては線状、棒状の形
状のもの等を採用することができる。フラックス液の供
給性を確保すべく、線材、棒等の表面に適宜凹凸を形成
することもできる。
、通常、水を用いることができる。°溶媒に溶解または
分散されるフラックス剤は、使用するろう材の種類に応
じて適宜選択され、例えば、塩化リチウム、氷晶石、ホ
ウ酸、塩化第1銅、食塩を採用することができる。溶媒
に溶解または分散されるフラックス剤の濃度は必要に応
じて適宜選択することができる。溶媒中のフラックス剤
の濃度は均一化することが望ましい。この場合には、溶
媒を貯溜した容器内にl!!J¥部材を配設し、撹拌部
材の攪拌作用によりフラックス剤の濃度を均化Jること
ができる。フラックス供給部材としては線状、棒状の形
状のもの等を採用することができる。フラックス液の供
給性を確保すべく、線材、棒等の表面に適宜凹凸を形成
することもできる。
フラックス供給部材の材質はろう付け処理時の熱に耐え
るものであること、耐蝕性をもつものであることが望ま
しく、これらの性質を考慮して通常、金属、セラミック
スとすることができる。金属としてはステンレス鋼、チ
タン、タングステン、チタン系合金、タングステン系合
金等を採用することができる。ろう材はワークの材質等
に応じて適宜選択され、例えば、アルミニウム合金ろう
、銀ろう、黄銅ろう等を採用することができる。
るものであること、耐蝕性をもつものであることが望ま
しく、これらの性質を考慮して通常、金属、セラミック
スとすることができる。金属としてはステンレス鋼、チ
タン、タングステン、チタン系合金、タングステン系合
金等を採用することができる。ろう材はワークの材質等
に応じて適宜選択され、例えば、アルミニウム合金ろう
、銀ろう、黄銅ろう等を採用することができる。
また、第2請求項にかかる本発明のろう付け方法は、溶
媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラックス液
と、ろう材とを用い、高温に加熱したろう材をフラック
ス液に所定時間浸漬し、その後、ろう材をフラックス液
から取出し、ろう材の表面に供給したフラックス液の溶
媒弁をろう材の熱により蒸散させ、ろう材の表面にフラ
ックス剤を付着する付着工程と、 フラックス剤が付着したろう材をワークのろう付け部分
に近接させて熱源によりろう材を溶かし、ろう材の表面
に生成したフラックス剤を利用してろう付けを行うろう
付け工程を順に実施することを特徴とするものである。
媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラックス液
と、ろう材とを用い、高温に加熱したろう材をフラック
ス液に所定時間浸漬し、その後、ろう材をフラックス液
から取出し、ろう材の表面に供給したフラックス液の溶
媒弁をろう材の熱により蒸散させ、ろう材の表面にフラ
ックス剤を付着する付着工程と、 フラックス剤が付着したろう材をワークのろう付け部分
に近接させて熱源によりろう材を溶かし、ろう材の表面
に生成したフラックス剤を利用してろう付けを行うろう
付け工程を順に実施することを特徴とするものである。
第2請求項にかかるろう付け方法においては、溶媒、フ
ラックス剤、ろう材は前記したものと同一のものを採用
することができる。
ラックス剤、ろう材は前記したものと同一のものを採用
することができる。
〔実施例1
以下、本発明をアルミニウムのろう付け方法に適用した
一実施例について図面を参照して説明する。
一実施例について図面を参照して説明する。
まず、説明の便宜上、ろう付け方法で使用する自動差し
ろう機から説明する。本実施例にかがる自動差しろう機
は、第1図に示すように、フレーム10と、ワークWを
保持するワークホルダー11と、ワークWのろう付【プ
部分を加熱する揺動式バーナー12と、フラックス液を
貯溜する容器14と、フラックス供給部材としての線材
15を保持するワイヤホルダー16と、ビン24aによ
りフレーム10に枢支されワイヤホルダー16を前進後
退させるシリンダ24と、ビン25aによりフレーム1
0に枢支されシリンダ24を矢印Y1、Y2方向へ揺動
させるシリンダ25と、ろう材17を巻回したろう材コ
イル18と、ろう材コイル18のろう材17をワークW
のろう付け部分に供給するろう材供給ノズル2oと、ろ
う材供給ノズル20を前進後退させるシリンダ26と、
シリンダ26.24.25を制御する制御器21と、揺
動式バーナー12を制御するバーナー制御器22と、ワ
ークWのろう付け部分に冷却水を吹付ける冷却用シVワ
ー23とを具備するものである。なお容Pli14内に
は攪拌翼が配設されている。
ろう機から説明する。本実施例にかがる自動差しろう機
は、第1図に示すように、フレーム10と、ワークWを
保持するワークホルダー11と、ワークWのろう付【プ
部分を加熱する揺動式バーナー12と、フラックス液を
貯溜する容器14と、フラックス供給部材としての線材
15を保持するワイヤホルダー16と、ビン24aによ
りフレーム10に枢支されワイヤホルダー16を前進後
退させるシリンダ24と、ビン25aによりフレーム1
0に枢支されシリンダ24を矢印Y1、Y2方向へ揺動
させるシリンダ25と、ろう材17を巻回したろう材コ
イル18と、ろう材コイル18のろう材17をワークW
のろう付け部分に供給するろう材供給ノズル2oと、ろ
う材供給ノズル20を前進後退させるシリンダ26と、
シリンダ26.24.25を制御する制御器21と、揺
動式バーナー12を制御するバーナー制御器22と、ワ
ークWのろう付け部分に冷却水を吹付ける冷却用シVワ
ー23とを具備するものである。なお容Pli14内に
は攪拌翼が配設されている。
次に本実施例のアルミニウムろう付け方法について説明
する。付着工程から説明する。先ず、溶媒としての水に
フラックス剤を溶解且つ分散させたフラックス液を容器
14に貯溜すると共に、線材15をワイヤホルダー16
に保持する。更に、ワークWを構成する7ランテ部W1
をワークホルダー11に保持すると共に、ワークWを構
成するバイブW2をフランジ部W1のろう付け部分に嵌
め込む。
する。付着工程から説明する。先ず、溶媒としての水に
フラックス剤を溶解且つ分散させたフラックス液を容器
14に貯溜すると共に、線材15をワイヤホルダー16
に保持する。更に、ワークWを構成する7ランテ部W1
をワークホルダー11に保持すると共に、ワークWを構
成するバイブW2をフランジ部W1のろう付け部分に嵌
め込む。
本実施例では、付着工程において、容器14に配設され
ている攪拌翼でフラックス液を攪拌し、水に溶解且つ分
散させるフラックス液の濃度を均一化しつつ行う。更に
本実施例では、フラックス剤として塩素系フラックスを
用い、水とフラックス剤との体積比は1:2であり、ワ
ークWを構成するフランジ部W1とバイブW2の材質は
それぞれアルミニウム系合金LJIS A6061)
であり、線材15の材質はステンレス綱であり、その径
は2 m mである。
ている攪拌翼でフラックス液を攪拌し、水に溶解且つ分
散させるフラックス液の濃度を均一化しつつ行う。更に
本実施例では、フラックス剤として塩素系フラックスを
用い、水とフラックス剤との体積比は1:2であり、ワ
ークWを構成するフランジ部W1とバイブW2の材質は
それぞれアルミニウム系合金LJIS A6061)
であり、線材15の材質はステンレス綱であり、その径
は2 m mである。
そして、制御器21の制御によりシリンダ24.25を
適宜操作し、450〜5oo℃程度に加熱した線材15
の先端部を一定長さ容器14内のフラックス液に約2秒
浸漬する。その後、制御I器21の制御によりシリンダ
24.25を適宜操作し、線材15をフラックス液から
取出す。すると、線材15の表面に付着したフラックス
液に含まれている水分は線材15の熱により蒸散し、線
材15の表面にフラックス剤がほぼ一定量で付着される
。
適宜操作し、450〜5oo℃程度に加熱した線材15
の先端部を一定長さ容器14内のフラックス液に約2秒
浸漬する。その後、制御I器21の制御によりシリンダ
24.25を適宜操作し、線材15をフラックス液から
取出す。すると、線材15の表面に付着したフラックス
液に含まれている水分は線材15の熱により蒸散し、線
材15の表面にフラックス剤がほぼ一定量で付着される
。
次にろう付け工程について説明する。ろう付け工程では
、バーナー12でワークWのろう付け部分を加熱しつつ
、制御器21の制御によりシリンダ24を作動させて線
材15を前進させ、線材15をワークWのろう付け部分
に近接させる。すると、ワークWのろう付け部分の熱に
より、線材15の表面に付着したフラックス剤は約55
0’Cで溶けて液状となり、ワークWのろう付け部分に
毛細管現象により供給される。そして、液状のフラック
ス剤がワークWのろう付け部分に回り終った頃、制御器
21の制御によりシリンダ26を作動し、ろう材17を
ワークWのろう付け部分に近接させる。この場合、線材
15の先端部から極力離れるように線材15の位置と反
対位置にろう材17の先端部を近接させる。この結果、
ろう材17の先端部が溶かされ、液状となったろう材1
7はワークWのろう付け部分に供給され、ワークWの7
ランジ部W1とバイブW2との間の隙間に浸透する。そ
して、ろう材17が固化した頃、ワークWをワークホル
ダー11から取外す。
、バーナー12でワークWのろう付け部分を加熱しつつ
、制御器21の制御によりシリンダ24を作動させて線
材15を前進させ、線材15をワークWのろう付け部分
に近接させる。すると、ワークWのろう付け部分の熱に
より、線材15の表面に付着したフラックス剤は約55
0’Cで溶けて液状となり、ワークWのろう付け部分に
毛細管現象により供給される。そして、液状のフラック
ス剤がワークWのろう付け部分に回り終った頃、制御器
21の制御によりシリンダ26を作動し、ろう材17を
ワークWのろう付け部分に近接させる。この場合、線材
15の先端部から極力離れるように線材15の位置と反
対位置にろう材17の先端部を近接させる。この結果、
ろう材17の先端部が溶かされ、液状となったろう材1
7はワークWのろう付け部分に供給され、ワークWの7
ランジ部W1とバイブW2との間の隙間に浸透する。そ
して、ろう材17が固化した頃、ワークWをワークホル
ダー11から取外す。
本実施例では前述したように、高温に加熱した線材15
をフラックス液に浸漬した侵、線材15をフラックス液
から取出せば、線材15の表面に供給した水分が熱によ
り蒸散し、フラックス剤が線材15の表面に一定邑付着
される。かかる線材15を用いてろう付け処理を行うの
で、フラックス剤の供給量のばらつきを極力回避するこ
とができる。従って、ボイド、ろう流れ、ピンホール等
の不良を低減させることができ、高品質のワークWを安
定して供給することができる。
をフラックス液に浸漬した侵、線材15をフラックス液
から取出せば、線材15の表面に供給した水分が熱によ
り蒸散し、フラックス剤が線材15の表面に一定邑付着
される。かかる線材15を用いてろう付け処理を行うの
で、フラックス剤の供給量のばらつきを極力回避するこ
とができる。従って、ボイド、ろう流れ、ピンホール等
の不良を低減させることができ、高品質のワークWを安
定して供給することができる。
[他の実施例]
上記した実施例では高温に加熱した線材15をフラック
ス液に所定時間浸漬する構成としているが、これに限ら
ず、ろう材17をこれが溶けないように450〜500
’Cl711度に加熱し、加熱したろう材17自体をフ
ラックス液に所定時間浸漬し、ろう材17の熱によりフ
ラックス液中の水分を蒸散させてフラックス剤をろう材
17の表面に生成してらよい。この実施例の場合におい
ても、ろう付け部分へのフラックス剤の供給■のばらつ
きを極力回避することができ、前記した実施例と同一の
効果が得られる。
ス液に所定時間浸漬する構成としているが、これに限ら
ず、ろう材17をこれが溶けないように450〜500
’Cl711度に加熱し、加熱したろう材17自体をフ
ラックス液に所定時間浸漬し、ろう材17の熱によりフ
ラックス液中の水分を蒸散させてフラックス剤をろう材
17の表面に生成してらよい。この実施例の場合におい
ても、ろう付け部分へのフラックス剤の供給■のばらつ
きを極力回避することができ、前記した実施例と同一の
効果が得られる。
また、容器14のフラックス液に含まれているフラック
ス剤の濃度を検出する濃度センサを設け、濃度センサの
出力信号に応じて攪拌翼の作動を制御する制御装置を設
けても良い。
ス剤の濃度を検出する濃度センサを設け、濃度センサの
出力信号に応じて攪拌翼の作動を制御する制御装置を設
けても良い。
その他、本発明にかかるろう付け方法は、前記した実施
例のみに限られるものではなく、必要に応じて適宜変更
して実施し得るものである。
例のみに限られるものではなく、必要に応じて適宜変更
して実施し得るものである。
[発明の効果]
第1請求項および第2請求項にかかる本発明のろう付け
方法によれば、刷毛を用いることなく、ろう付け部分へ
のフラックス剤の供給量のばらつきを回避するのに有利
であり、従ってボイド、ろう流れ、ピンホールの発生防
止に有利であり、高品質のろう付け製品を供給できる。
方法によれば、刷毛を用いることなく、ろう付け部分へ
のフラックス剤の供給量のばらつきを回避するのに有利
であり、従ってボイド、ろう流れ、ピンホールの発生防
止に有利であり、高品質のろう付け製品を供給できる。
第1図は本発明の一実施例を示し、自動差しろう機の斜
視図、第2図はろう付けを行っている状態の部分拡大斜
視図である。 図中、15は線材(フラックス供給部材)、17はろう
材を示す。 特許出願人 東海ゴム工業株式会社
視図、第2図はろう付けを行っている状態の部分拡大斜
視図である。 図中、15は線材(フラックス供給部材)、17はろう
材を示す。 特許出願人 東海ゴム工業株式会社
Claims (2)
- (1)溶媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラ
ックス液と、フラックス供給部材と、ろう材とを用い、 高温に加熱したフラックス供給部材をフラックス液に所
定時間浸漬し、その後、フラックス供給部材をフラック
ス液から取出し、フラックス供給部材の表面に付着した
フラックス液の溶媒分をフラックス供給部材の熱により
蒸散させ、フラックス供給部材の表面にフラックス剤を
付着する付着工程と、 フラックス剤が付着したフラックス供給部材およびろう
材をワークのろう付け部分に近接させて熱源によりろう
材を溶かし、フラックス供給部材の表面に付着したフラ
ックス剤を利用してろう付けを行うろう付け工程とを順
に実施することを特徴とするろう付け方法。 - (2)溶媒にフラックス剤を溶解または分散させたフラ
ックス液と、ろう材とを用い、 高温に加熱したろう材をフラックス液に所定時間浸漬し
、その後、ろう材をフラックス液から取出し、ろう材の
表面に付着したフラックス液の溶媒分をろう材の熱によ
り蒸散させ、ろう材の表面にフラックス剤を付着する付
着工程と、 フラックス剤が付着したろう材をワークのろう付け部分
に近接させて熱源によりろう材を溶かし、ろう材の表面
に付着したフラックス剤を利用してろう付けを行うろう
付け工程とを順に実施することを特徴とするろう付け方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28215288A JPH02127971A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | ろう付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28215288A JPH02127971A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | ろう付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127971A true JPH02127971A (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=17648779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28215288A Pending JPH02127971A (ja) | 1988-11-08 | 1988-11-08 | ろう付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02127971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8205784B1 (en) * | 2011-04-29 | 2012-06-26 | Trane International Inc. | Systems and methods for joining metal |
CN105312708A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-02-10 | 南京凯微机电科技有限公司 | 一种两工位火焰钎焊机 |
-
1988
- 1988-11-08 JP JP28215288A patent/JPH02127971A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8205784B1 (en) * | 2011-04-29 | 2012-06-26 | Trane International Inc. | Systems and methods for joining metal |
US8499995B2 (en) | 2011-04-29 | 2013-08-06 | Trane International, Inc. | Systems and methods for joining metal |
CN105312708A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-02-10 | 南京凯微机电科技有限公司 | 一种两工位火焰钎焊机 |
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