JPH0212791A - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents

誘導発熱ローラ装置

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JPH0212791A
JPH0212791A JP16227788A JP16227788A JPH0212791A JP H0212791 A JPH0212791 A JP H0212791A JP 16227788 A JP16227788 A JP 16227788A JP 16227788 A JP16227788 A JP 16227788A JP H0212791 A JPH0212791 A JP H0212791A
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Japan
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roller
induction coils
induction heating
circumferential wall
induction
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JP16227788A
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Yoshio Kitano
良夫 北野
Kozo Okamoto
幸三 岡本
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Tokuden Co Ltd Kyoto
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Tokuden Co Ltd Kyoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は誘導発熱ローラ装置に関する。
(従来の技術) たとえばプラスチック、紙、布、不織布、金属箔などの
シート材、あるいはウェブ材の連続熱圧延工程において
、ホットカレンダローラ、エンボスローラ、サーマルボ
ンディングローラなどと呼ばれるローラ類が使用される
ことは、よく知られている。
通常この種ローラは、第7図に示すように2本のローラ
A、Bを1組とし、または1本のローラとこれに対向す
る弾性ローラとをもって1組とするなどして組み合わさ
れる。いずれにしても、1組とされた両ローラ間にウェ
ブまたはシートをニップして、ホットローラによって加
熱することに変わりはない。
ところでこの種ホットローラによる加熱にあたり、ウェ
ブまたはシートに一定の均等なニップ圧を加えるために
は、ローラの加熱温度分布の精度が重要な要素となる。
すなわちたとえば直径500■■のホットカレンダロー
ラにおいて、もし10℃の表面温度差があるとするとき
は、0.05mm程度の熱膨張差が生じるとされている
、このような熱膨張差が存在すると、被処理製品の品質
に重大な影響を及ぼすことがある。
したがってローラの表面温度は、均一でムラのない均温
特性が要求されるようになる。
これを解決するために、ローラの周壁に密閉された中空
室を設け、ここに気液2相の熱媒体を封入し、その潜熱
によってローラの表面温度分布の均一化を図るようにし
たものは、すでに多く実用化されている。
しかしながらこのようにローラの表面温度の均温化が可
能となっても、なお前記したニップ圧の均等化は充分で
ない、それは被処理製品の加圧のためにローラに荷重を
かけるとき、その荷重によリローラにたわみが生ずるこ
とに基因する。
このようなたわみにより、ローラの軸心方向に沿う中央
部付近において、対をなすローラ間に隙間が生ずるから
である。
このような隙間を解消するためにクラウンローラが実用
化されている。これは第8図に示すように、ローラA、
Bの中央部の外形を、その各端部よりも予めたわみ量に
見合った分だけ大きくなるように、弧形の形状に加工し
たものである。これによって荷重を加えたときのたわみ
は補正されるようになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこのたわみ量は加える荷重の大きさに比例するも
のであるのに対し、加工されたローラの形状は不変であ
るから、荷重が変れば、加工された形状ではニップ圧の
均等化が不可能となる。
この発明はローラの表面温度を均一化しつつ。
ローラのたわみ量に応じて、ローラの形状を変更可能と
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明はローラの内部に、その軸心方向に沿い、誘導
発熱機構を構成する複数の誘導コイルを配置し、各誘導
コイルの間に、ローラの内周壁面に、その半径方向に向
かって拡張または縮小させる膨縮機構を設けたことを特
徴とする。
(作用) ローラの内周面にその半径方向に向かって膨張または収
縮する力を加えると、ローラはその端部付近を支点とし
て圧力が与えられ、わん曲するようになる。このわん曲
の程度を調整することにより、荷重がかかったことによ
って発生するたわみが解消されるようになる。
(実施例) この発明の実施例を図によって説明する。第1図に示す
実施例において、1は固定軸であって、その両端は機台
2に固定されている。3は磁性材料からなり、内部が中
空とされているローラで。
自動調心ロールベアリング4により、固定軸1のまわり
を回転する。
ローラ3の内部に位置するように、固定軸1の外周に軸
方向に沿って細分化された鉄心5と誘導コイル6とが配
置されである。その両者によって電磁誘導発熱機構が構
成されている。
誘導コイル6が交流電源によって励磁されると、その誘
導コイル6に向い会っているローラ3の内周壁がジュー
ル熱によって発熱するようになる。
その作用はすでによく知られている。
この発明にしたがい、各鉄心5間に位置するように、固
定軸1にその半径方向に沿ってシリンダ7を設ける。シ
リンダ7には油圧によって作動するピストン8が挿入さ
れである。
ピストン8の先端には、ブツシュ9が取り付けられてあ
り、このブツシュ9に嵌め込まれた内輪10と、その外
周に配置されである、コロのような転動体11とによっ
て、軸受機構が構成されである(第2図参照。)、転動
体11は内輪10とローラ3の内周壁面とにはさまれて
、その間を転動する。
固定軸1の一方の端部、たとえば図では左側の端部から
各シリンダ7に通ずる油圧孔13が設けられてあり、こ
こから供給される作動油によって、ピストン8には外側
に向かって押し出される方向の力が作用する。
固定軸1の他方の端部からは、誘導コイル6に励磁用の
交流電圧を印加するためのリード線14を導出する孔1
5が設けられである。
16はローラ3の周壁に設けられたジャケット室で、こ
こには気液2相の熱媒体が減圧封入されである。この熱
媒体の潜熱の授受によって、ローラ3の表面温度が均一
化されることは、すでによく知られている。
以上の構成において、いま油圧孔13から一定の圧力の
作動油を供給すると、これがシリンダ7に送られ、ここ
でピストン8を外側に向けて押し上げる。これによって
ブツシュ9、内軸10、転動体11を介して、ローラ3
にこれを上方に押し上げる力が、ベアリング14を支点
として作用する。
この力によりピストン8によって押し上げられたローラ
3の個所が、局部的に上方にわん曲する。
ローラ3は回転しているので、ローラ3の押し上げ個所
は順次移動していくようになるが、ピストン8は固定位
置にあるので、固定軸1に対する相対的位置は不動であ
る。
このようにしてわん曲されるローラを2本一対にして第
7図に示すように組み合せ、各ローラの固定軸1の両端
部に荷重を加え1回転する両ローラ間にウェブなどを通
して熱処理する。
この場合加える荷重により発生するローラのたわみを補
正する程度に、ローラにわん曲を与えるように、油圧孔
13からの油圧を調整し、設定することはいうまでもな
い。
第3図、第4図に示す別の実施例では、油圧孔13をシ
リンダ7と同じ数だけ設け、各シリンダ7に対し個別に
必要な油圧を印加できるようにしたものである。これに
よればローラ3のわん曲の度合を微細に調整することが
できる。
第4図、第5図に示す更に別の実施例は、ローラ3に吸
引力を発生させる機構を設けたものである。この例では
固定軸1に鉄心21と、コイル22とからなる電磁石2
3を用意し、鉄心21の磁極をローラ3の内周壁に向い
合わせである。
これによればコイル22を励磁すると、鉄心21とロー
ラ3の内周壁との間に、電磁的に吸引力が発生する。こ
の電磁力によってローラ3は内側に引き込まれるように
して、わん曲される。これによっても荷重がかけられた
ことによるローラ3のたわみを補正することができる。
第6図に示す更に別の実施例は、第1図の構成における
各誘導コイル6に印加すべき電圧を個々に制御するよう
にした構成である。そのために各誘導コイル6にそれぞ
れリード線14を接続し。
これによって各誘導コイル6に印加する電圧を別個に制
御する。
誘導コイル6に印加される電圧が変化されると、その誘
導コイル6に向い合っているローラ3の部分の発熱温度
が変化される。したがって他の部分とは独立して局部的
な半径方向の熱膨張に差が生じるようになる。
この実施例ではピストン8、ブツシュ9.内軸10、転
動体11を介したローラ3のわん曲により、大体のたわ
みを補正すると同時に、各誘導コイル6への個別の電圧
制御による局部的な半径方向の熱膨張により、ローラ3
の幅方向に対するニップ圧を微調整できるようにしたも
のである。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明によれば、ローラの表面温
度を均一化しつつ、ローラの量に応じてローラの形状を
変更可能とすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2回は第1
図の一部の横断面図、第3図はこの発明の他の実施例を
示す断面図、第4図はこの発明の更に別の実施例を示す
断面図、第5図は第4図の一部の横断面図、第6図はこ
の発明の更に別の実施例を示す断面図、第7図はローラ
の使用状態を示す正面図、第8図は従来のローラの正面
図である。 3・・・ローラ、5・・・鉄心、6・・・誘導コイル、
7・・・シリンダ、8・・・ピストン、9・・・ブツシ
ュ、23・・・電磁石、16・・・ジャケット室、 兜5図 /6 2/

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転自在に支持されたローラの周壁内に、気液2
    相の熱媒体を封入したジャケット室を設けるとともに、
    前記ローラの内部に、その軸心方向に沿い、誘導発熱機
    構を構成する複数の誘導コイルを配置し、前記各誘導コ
    イルの間に、前記ローラの内周壁面に、その半径方向に
    向かって拡張または縮小させる膨縮機構を設けてなる誘
    導発熱ローラ装置。
  2. (2)ローラを局部的に半径方向に熱膨張させるように
    、誘導コイルのそれぞれに、調整自在の電圧を印加して
    なる請求項1記載の誘導発熱ローラ装置。
JP63162277A 1988-06-29 1988-06-29 誘導発熱ローラ装置 Expired - Lifetime JP2562944B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5832354A (en) * 1995-12-05 1998-11-03 Ricoh Company, Ltd. Image fixing device, image forming apparatus providing the image fixing device and rotor used in the image fixing device and having induction coil inside
US5895598A (en) * 1996-10-16 1999-04-20 Tokuden Co., Ltd. Roller apparatus with magnetic induction heating arrangement
KR20020005330A (ko) * 2000-07-10 2002-01-17 김순택 라미네이팅 장치

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