JPH0212703A - 自動車用ランプ組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ランプ組立体、特に自動車用ヘッドラ
ンプ組立体に関するが、それのみに限定されるものでは
ない。

〔従来の技術］ 自動車工場で供給されるような自動車用ヘッドランプ組
立体は、一般に、光源を含む皿型反射体と、支持部材（
ハウジング型であることが多い）とを包含し、支持部材
内又はそれの上には反射体を枢動可能に取り付ける。支
持部材は自動車本体にしっかり固定されるように設計す
る。通常反射体は、他の道路利用者をまぶしくすること
なくヘッドランプを正確に設定可能にするように垂直面
及び水平面にて独立して反射体を枢動可能にする３点ピ
ボット装置によって支持部材上に枢動可能に取り付けら
れる。多くの場合、３点ピボット装置の３点のうちの１
つは特別設計の調節機構と協働するようにしであるが、
これは異なる道路条件下にて自動車本体の姿勢変化を補
償するために望ましかったり或いは必要であるので特に
水平軸線を中心とする反射体の傾度調節を容易にするた
めである。該調節機構の特性は極めて変化に富み、支持
部材に取り付けて反射体と係合させたねじ切り棒上の簡
単な手動式回転調節ノブからセンサがとらえた自動車本
体の姿勢変化に自動的に対応して反射体を枢動させる全
自動式調節機構まで広範囲に渡る。前述の両極端の例の
他に、手動調節を容易にするためにレバー及びロンドを
有する調節機構や、運転席から手動操作可能な遠隔調節
機構がある。かくて、前述の如く調節機構は極めて多重
多様であるから、ランプ組立体製造業者が自動車製造業
者の必要とする特殊調節機構をランプ組立体に取り付け
ることはできない。しかしながら、支持部材に反射体を
枢動可能に取り付ける場合、反射体又は調節機構のいず
れかを損傷させる危険なしに選択した調節機構と反射体
の適当な成形部とをうま（係合させることは困難である
から、特に支持部材の形状が皿型の反射体を完全に包み
込むハウジング型である場合に問題となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、自動車製造者が選択した調節機構を自
動車に取り付ける仕事を容易にするように設計した自動
車用ランプ組立体を提供することである。

［課題を解決するための手段］ 本発明による自動車用ランプ組立体は、反射体と、自動
車にしっかり固定するようにした支持部材と、上に取り
付けた反射体が枢動するように支持部材に反射体を取り
付けるためのピボット装置と、使用中に調節機構を作動
させることによって反射体が支持部材に対して枢動する
ように調節機構によって係合するようにした反射体上の
成形部とを包含し、保持装置が反射体と支持部材との間
に延長し、少なくとも調整機構が該成形部とかみ合う間
支持部材に対して枢動しないように反射体を保持するよ
うにし、該調節機構が反射体上にて該成形部と係合して
いる間に該保持装置が支持部材に対して反射体を枢動可
能にするように離脱可能であることを特徴とする特 該保持装置が、反射体と支持部材のいずれかに取り付け
たストラップと、該反射体と支持部材の他方に取り付け
たブラケット形式をとることが望ましく、該ストラップ
は、支持部材に対する反射体の枢動をそれぞれ防止した
り可能にしたりするようにブラケットと係合及び離脱可
能である。

該ストラップは弾性を有し、該ブラケットにはその中に
設けたリセスに到る傾斜面を設けることが望ましく、別
型として、ストラップが自動的にリセスにはめ込み可能
となる為にストラップを反射体の枢動時に該傾斜面によ
って偏向させることを特徴とする。

反射体の成形部に調節機構を係合可能にするために支持
部材に孔を設ける場合、ストラップをブラケットから手
動で離脱させ、該孔を介してブラケットに接近するよう
にブラケットを孔に隣接して設けることが望ましい。か
かる構造の場合、該孔を被覆し、同様に適所にてストラ
ップとブラケットとを自動的に係合させないような役割
を果たすプレート又はカバーを設けるのが望ましい。か
かるプレートによって支持部材に取り付けるべき調節機
構の一部を固定可能である。

〔実施例］ 本発明の他の特徴及び利点は本発明の実施例を示す添付
の図面を参照し以下に詳述する。

図示のヘッドランプ組立体は、透明なフロントカバー１
２を有するハウジング１０の形式の支持部材を包含する
。ハウジング１０は皿形反射体１４を完全に包囲する。

反射体１４はそれに固定した３個の部分的に球形のスナ
ップ係合式ソケット１６を有する。３個のソケット１６
のうち１個のみを図示したが、残りの２個は第１図の断
面から移動させた同一水平面上にあるようにヘッドラン
プの横方向に隔設する。ソケット１６は３個共同−垂直
面にある。図示しない２個のソケットは、ハウジング１
０内のねじ切り穴（同じく図示せず）に係合させた各ね
じ切り棒の球形末端部とそれぞれスナップ係合する。こ
の構造はそれ自体既知であり、ヘッドランプ技術に詳し
ければ充分理解されるはずである。

図示のソケット１６は、後文にて詳述する調節機構２２
の１部を成すねじ切り棒２０の球形末端部１日とスナッ
プ係合するようにしである。

かかる装置によって、他の道路利用者をまぶしくするこ
となく道路を最適照明するようにヘッドランプを正確に
設定可能にするように垂直軸線と水平軸線とを中心に独
立して反射体を枢動させる３点ピボット装置によって反
射体１４をハウジング１０内に枢動可能に取り付ける。

ロッド２０を軸運動させることによって、図示しない２
個のソケット１６を通る水平軸線を中心に反射体が枢動
することがわかる。

合成樹脂材の可撓ストラップ２４は、リベット２８によ
って反射体１４にしっかり固定した基部２６を有する。

ストラップ２４は反射体１４の後方に延長し、それの横
方向に延長する一体成形ヘッド３０を有する。第１図の
状態にて、ヘッド３０は孔３６に隣接するハウジング１
０の内部に固定したブラケット３４の傾斜面３２に接す
る。傾斜面３２のスロット３８は、ストラップ２４の狭
部を収容するのに充分な幅を有する。更にブラケット３
４は反射体１４とは反対側の傾斜面３２にある１対のリ
セス４０を有する。リセス４０はヘッドランプ組立体の
後方に面し、ハウジング１０の孔３６の反対側に隣接し
て位置する。調節機構２２が適所に取り付けてない場合
、ストラップ２４のヘッド３０は、反射体１４が適当に
枢動するとヘッド３０が傾斜面３２の後方にくるまで傾
斜面３２を上方へ摺動可能となり、その後で該ヘッドは
それ自身の弾性でブラケット３４の後方に偏向し、リセ
ス４０と係合する（第１図及び第３図に点線で図示）。

かかる位置にて、反射体１４と従って図示のソケット１
６は、自動車にヘッドランプ組立体を取り付ける間にね
じ切りロッド２０の球形末端部１８をスナップ係合させ
る時に移動しないように保持される。

調節機構２２は、モータ５０の回転によりロッド２０が
回転するようにロッド２０と作動接続する電気サーボモ
ータ５０を包含する。ロッド２０は、取付ねじ５６によ
りハウジング１０に固定したカバープレート５４のねじ
切りボス５２内に担持される。カバープレート５４は孔
３６を被覆し、又サーボモータ５０を適所に取り付ける
役割を果たす。サーボモータ５０は、水平軸線を中心と
する反射体１４の傾斜角を車体の姿勢に応じて調整可能
にするように、それ自体既知の方法で適当な制御装置に
接続する。これは運転者が遠隔位置から手動式に実施し
てもよいし、道路センサを用いて自動的に実施してもよ
い。ねじ切りロッド２０の球形末端部１８が図示のソケ
ット１６と係合すると、カバープレート５４を適所に固
定する前に、ロッド２０は第１図に示す如く右側へ僅か
に移動可能となってストラップ２４のヘッド３０をリセ
ス４０から離し、孔３６に指を入れてヘッド３０をブラ
ケットから離脱させることができる。次に孔３６を包囲
するハウジング１０にカバー５４を押圧し、調節機構２
２をハウジング１０に固定するためにねじ５６を締める
。ヘッド３０がリセス４０と係合するように運転中の通
常運動範囲を充分越えた適所まで反射体１４を枢動させ
なければならないようにストラップ２４の全長を選択す
るので、リセス４０にヘッド３０が再度係合したり、ヘ
ッド３０と共にハウジング１０の適所にカバー５４が偶
発的に固定されることはない。更にブラケットと組み合
わせたカバー５４との間には充分な間隙がないので、リ
セス４０にヘッド３ｏを通過させることはできない。

本発明を自動車用ヘッドランプ組立体に関して説明して
きたが、当然のことながら本発明は調節機構と反射体と
の係合に問題があるようないがなるランプ組立体にも適
用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動車用ヘッドランプ組立体の１
部を示す水平断面図、 第２図は第１図の矢印Ａにおける図、そして第３図は第
１図の矢印Ｂにおける図である。 １０・・・ハウジング、１４・・・反射体、１６・・・
ソケット、１８・・・ボール、２２・・・調節機構、２
４・・・ストラップ、３４・・・ブラケット、４０・・
・リセス。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）反射体（１４）と、自動車にしっかり固定するよ
   うにした支持部材（１０）と、上に取り付けた反射体（
   １４）が枢動するように支持部材（１０）に反射体（１
   ４）を取り付けるためのピボット装置と、使用中に調節
   機構（２２）を作動させることによって反射体（１４）
   が支持部材（１０）に対して枢動するように調節機構（
   ２２）によって係合するようにした反射体（１４）上の
   成形部（１６）とを包含し、保持装置（２４、３４）が
   反射体（１４）と支持部材（１０）と間に延長し、少な
   くとも調節機構（２２）が該成形部（１６）と係合する
   間支持部材（１０）に対して枢動しないように反射体（
   １４）を保持するようにし、該調節機構（２２）が反射
   体（１４）上にて該成形部（１６）と係合している時に
   該保持装置（２４、３４）が支持部材（１０）に対して
   反射体（１４）を枢動可能にするように離脱可能である
   ことを特徴とする自動車用ランプ組立体。
2. （２）該保持装置（２４、３４）が、反射体（１４）と
   支持部材（１０）のいずれかに取り付けたストラップ（
   ２４）と、反射体（１４）及び支持部材（１０）の他方
   に取り付けたブラケット（３４）の型式をとり、該スト
   ラップ（２４）が、支持部材（１０）に対する反射体（
   １４）の枢動をそれぞれ防止したり可能にしたりするよ
   うにブラケット（３４）と係合及び離脱可能であること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動車用ラン
   プ組立体。
3. （３）ストラップ（２４）が弾性を有し、ブラケット（
   ３４）がその中に設けるリセス（４０）に到る傾斜面（
   ３２）を包含し、別型として、ストラップ（２４）を自
   動的にリセス（４０）にはめ込み可能にする為にストラ
   ップ（２４）を反射体の枢動時に傾斜面（３２）によっ
   て偏向させるようにしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第２項記載の自動車用ランプ組立体。
4. （４）支持部材（１０）に孔（３６）を設けることによ
   って、調節機構（２２）が反射体（１４）上の成形部（
   １６）と、係合可能となり、該ストラップがブラケット
   （３４）から手動で離脱可能となるように、ブラケット
   （３４）を該孔に隣接させ、該孔（３６）によってブラ
   ケット（３４）に接近することを特徴とする特許請求の
   範囲第２項又は第３項記載の自動車用ランプ組立体。
5. （５）孔（３６）を被覆し、ストラップ（２４）がブラ
   ケット（３４）から自動的に離脱することがないように
   プレート又はカバー（５４）を包含することを特徴とす
   る特許請求の範囲第４項記載の自動車用ランプ組立体。
6. （６）プレート又はカバー（５４）によって、支持部材
   （１０）に取り付けるようにした調節機構（２２）の一
   部を取り付けることを特徴とする特許請求の範囲第５項
   記載の自動車用ランプ組立体。