JPH0212659Y2 - - Google Patents

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JPH0212659Y2
JPH0212659Y2 JP1982162682U JP16268282U JPH0212659Y2 JP H0212659 Y2 JPH0212659 Y2 JP H0212659Y2 JP 1982162682 U JP1982162682 U JP 1982162682U JP 16268282 U JP16268282 U JP 16268282U JP H0212659 Y2 JPH0212659 Y2 JP H0212659Y2
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JP
Japan
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push button
front panel
mounting hole
claw
spacing
Prior art date
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Application number
JP1982162682U
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English (en)
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JPS5966826U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本案は音響ビデオ機器等のプツシユボタンによ
る操作部にかかり、シヤーシにフロントパネルを
取付け及びシヤーシよりフロントパネルを取外す
際などにおいて、フロントパネルよりプツシユボ
タンが簡単に外れないようにした音響ビデオ機器
等のプツシユボタンに関するものである。更に詳
しくは、フロントパネルに簡単に外れないように
取付けたプツシユボタンの体裁が良好で、しかも
必要に応じて迅速に取り外すことができる単純な
プツシユボタンに係る。
背景技術 一般にこの種のプツシユボタンによる操作部
は、フロントパネルと、プリント板に取付けられ
たスイツチの間に、先端部がフロントパネルの前
面に出るようなプツシユボタンを入れて、フロン
トパネルの前面からプツシユボタンの先端部を押
すことにより、スイツチを開閉させている。
これらを組立及び修理する際などにおいて、フ
ロントパネルよりプツシユボタンがはずれやすい
ので、注意して作業しなければならない。大量生
産による組立では、フロントパネルにプツシユボ
タンを予め組立てることができないため、最終組
立で組込まなければならず、不適当であつた。
このため例えば実開昭53−107972号に記載され
ているように、プツシユボタンの上下面で、フロ
ントパネルの前面側にツメを突設し、簡単に抜け
ないようにしたものが公知であつた。
しかしながら、この公知例によると、ツメがプ
ツシユボタンの上面にも突設されるために、フロ
ントパネルに取付けた場合、プツシユボタンの上
面のツメが目立ち、商品性が著しく低下し、使用
性が乏しかつた。
又、ツメがプツシユボタンの上面と下面の両面
に突設されるために、ツメに大きな変形力が必要
となり、このためにツメにばね性を与える長穴を
プツシユボタンのツメの近傍に設けねばならず、
構造や成形型が複雑となり、高価となるという欠
点があつた。
考案の開示 本考案の目的は上述した従来技術、フロントパ
ネルよりプツシユボタンが組立や修理の時外れて
しまわない様にツメをプツシユボタンに設けたも
のの改良により、ツメを目立たなくし、かつプツ
シユボタンの取り付けや取り外しに際してもツメ
のばね性をほとんど必要としない構造を提供する
ものである。
本考案は上述の目的を達成するために、プツシ
ユボタンの下側面にのみツメを付した構造を特用
した。そして、そのツメが設けられた部分のプツ
シユボタンの全体の間隔は、フロントパネルの取
付け孔の間隔と略々同一にし、取付け孔に挿通可
能にした。
本考案はかかる構造によつてプツシユボタンが
フロントパネルの取付け孔に取付けられる場合、
プツシユボタンの自重で取付け孔内で下がり、ツ
メが取付け孔から抜け出なくなる。そのツメはプ
ツシユボタンの下面にあり、プツシユボタン自体
で隠され目立たない。又、プツシユボタンを取付
け孔から外す部分は、フロントパネルを上下方向
に逆転する等により、プツシユボタンを取付け孔
内の上面方向へ持ち上げるようにすればツメが取
付け孔を比較的に容易に挿通することができる。
このためにツメにはばね性はほとんど要せず、ツ
メのみで十分となり、ばね性を与える穴を設ける
必要は無くすることができる。
考案を実施するための最良の形態 次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。図において1は、合成樹脂等で形成され
たプツシユボタン、2はアルミ合金等で形成され
たフロントパネル、3はスイツチ、4はプリント
板で、スイツチ3はこのプリント板に取付けられ
る。5はプツシユボタン1の下側面に付いたツメ
である。フロントパネル2には、プツシユボタン
1の取付け位置に取付け孔6が所定数だけ穿設さ
れる。プツシユボタン1は断面が取付け孔6より
少し小さい先端部7と、その後端の周囲に張出し
たフランジ部8と、その後面に突出した後端部9
と、先端部7の下側面に設けたツメ5とより成
る。プツシユボタン1は先端部7をフロントパネ
ル2の後面10から挿入される。その場合、ツメ
5はフロントパネル2に対し下側に向けて挿入さ
れる。ツメ5は先端部7の下面11に対しフラン
ジ部8方向へ行くに従つて下面11より突出量が
大きくなる様に傾斜している。このツメ5の最も
高い面と先端部7の上面12との間隔は取付け孔
6の上下面間隔より僅かに小さくしてある。これ
によつて先端部7は取付け孔6へ挿入する場合、
取付け孔6と完全に位置を合せることによつて挿
入することが出来るが、一旦挿入されると、ツメ
5が取付け孔6内で下面11方向等へ移動され、
ツメ5がフロントパネル2の前面に衝合され、抜
け出難くなる。
プリント板4のスイツチ3はツメ5の後端部9
に対向し、接近して、配置され、プツシユボタン
1を内方へ押圧すと、スイツチ3がプツシユボタ
ン1によつてオンされる。又その押圧を解除する
と自己の付勢でオフされる。このスイツチ3とし
てプツシユボタン1方向へ常時付勢された制御子
13を有するモメンタリスイツチ等が用いられ
る。従つてプツシユボタン1は、取付け孔6に取
付けられた場合、スイツチ3方向へそのスイツチ
3をオン又はオフ制御出来る距離だけ移動可能に
ツメ5とフランジ部8との距離等が作られる。こ
のように構成されている操作部は、フロントパネ
ル2をシヤーシ(図示せず)に取付け及びシヤー
シから取外す際には、プツシユボタン1がフロン
トパネル2からはずれてしまうことがないので作
業性が向上する。大量生産による組立作業では、
フロントパネルクミタテで予め組立ができるた
め、最終組立が簡単になる。
又ツメはプツシユボタンの下側面に有する為、
目立ち難く、商品性を損うことが少ない。
更に、ツメはプツシユボタンの下面に設けたか
ら、フロントパネルの取付け孔に挿着した状態で
は、プツシユボタンが自重で取付け孔の下方に落
ち、ツメが取付け孔に確実に係止されることとな
るとして、プツシユボタンを取付け孔に挿入又は
離脱する際は、フロントパネルを上下方向に転倒
する等により、プツシユボタンを取付け孔の上方
に持ち上げるようにして移動することにより、ツ
メが取付け孔に衝合させることなく、比較的に容
易に挿入又は離脱することができ、ツメにばね性
を強いて付与する必要をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案実施例の操作部のプツシユボタ
ンの斜視図で、第2図は操作部の正面図、第3図
は第2図A部の断面図である。 1……プツシユボタン、2……フロントパネ
ル、3……接点、4……プリント板、5……プツ
シユボタンのツメの部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロントパネルに穿設された取付け孔に挿着さ
    れるプツシユボタンにおいて、 一端の下面にのみツメを突設し、該ツメの下面
    と前記一端の上面との間隔が前記取付け孔の間隔
    と略同一にし、前記取付け孔に挿通可能で、中間
    は前記取付け孔の間隔より小さい先端部と、該先
    端部の後端に前記取付け孔の間隔よりも大きく上
    面と下面に突設したフランジ部とから成るプツシ
    ユボタン。
JP16268282U 1982-10-27 1982-10-27 プツシユボタン Granted JPS5966826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16268282U JPS5966826U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 プツシユボタン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16268282U JPS5966826U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 プツシユボタン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966826U JPS5966826U (ja) 1984-05-04
JPH0212659Y2 true JPH0212659Y2 (ja) 1990-04-10

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ID=30357168

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16268282U Granted JPS5966826U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 プツシユボタン

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013254578A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Sharp Corp キースイッチ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53107972U (ja) * 1977-02-04 1978-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5966826U (ja) 1984-05-04

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