JPH02126103A - 容量型ひずみゲージ - Google Patents

容量型ひずみゲージ

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JPH02126103A
JPH02126103A JP27926588A JP27926588A JPH02126103A JP H02126103 A JPH02126103 A JP H02126103A JP 27926588 A JP27926588 A JP 27926588A JP 27926588 A JP27926588 A JP 27926588A JP H02126103 A JPH02126103 A JP H02126103A
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JP
Japan
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fixed
measured
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pairs
support frame
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Pending
Application number
JP27926588A
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English (en)
Inventor
Toshio Ishizuki
石附 敏雄
Yoshio Fukuda
福田 嘉男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ひずみゲージに係り、特に、ゆらぎのある高
温雰囲気下の大きいひずみを測定するのに好適な容量型
ひずみゲージに関する。
〔従来の技術〕
容量型ひずみゲージは、被測定物の二点間の伸縮量を対
向する電極板間の電気容量変化に変換して計測する。従
来の容量型ひずみゲージは、日本非破検査協会、第1,
9回応力ひずみ測定シンポジュウム講演論文集(昭62
−1−20)r容量型局部大ひずみゲージの開発」に記
載されている。
このひずみゲージは、被測定物と直角に対向し、中央で
接触することなく交叉する取付枠の内側に二組の電極対
からなるアクティブ、ダミーの温度補償型のゲージであ
り、しかも、従来の電気抵抗型ひずみケージに比し、高
温環境下での大ひずみを計測するのに好適なりリップ型
容量ひずみゲージである。しかし、二組の電極対が被測
定物と垂直長手方向に配置されているため、垂直方向に
長くなり、被測定物が相対変位する場合には、被測定物
への固定の安定性に欠けること、及び、電極対部がむき
出しになっているため、雰囲気の流体が変動する場合な
どには安定したひずみが計測できないという問題があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は被測定物に垂直長手方向に二組の電極対
を配置しているため、重心は被測定物よりかなり離れた
位置となる。従って、振動等の相対変位に対しては、被
測定物への固定の安定性に欠けるという問題点があった
。また、電極部がむき出しになっており、高温環境での
ゆらぎや雰囲気の流体が高速に変化する場合についての
考慮がなされておらず、安定したひずみ計測ができにく
いという問題があった。
本発明の目的は、高温環境下で被測定物が相対変位する
場合や雰囲気の流体変動に対しても安定にひずみの計測
をすることができる容量型ひずみゲージを提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、被測定物と水平方向に二組の電極対を配置
すること、電極部を雰囲気と直接に触れないようにカバ
ーすることで達成される。
〔作用〕
一辺が被測定物に固定された箱状支持フレームに一定間
隔で固定された固定電極板を二個設け、その中間に共通
ff1ti板となる被測定物に固定された可動X1!極
板とで二組の電極対を形成する。被測定物が伸縮すると
一方の電極対の間隔は広く、他方の電極対の間隔は狭く
なり、各々の電極対で検出される電気容量の変化量の極
性は異なって計測される。そこで、この二組の電極対を
電気平衡回路の隣辺とすることで、電気容量の変化量は
その和として計測されるため、計測感度が増す。また、
雰囲気温度変化等で検出される電気容量の変化は同符号
であるため相殺できる。また、支持フレーム上下面をカ
バーすることで、電極部が直接に雰損気と触れることが
ないので、雰囲気が急激に変動しても安定的にひずみが
計測できる。
(実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図は、本発明の側面図であり、■−■矢視断面を第2図
に示す。箱状の一辺がつば状になった支持フレーム1の
対向する側壁には段付絶縁カラー3を介してT型の固定
電極板4a、4bが二枚固定されている。固定電極板4
aと4bの中間には、可I!II電極板固定フレーム2
を配置し、同様に段付絶縁カラー3を介してT型の可動
電極板5aが固定されている。可動電極板5aに5bが
スポット溶接等で取付けられているため電気的に導通状
態にあり、これらを併せて可動電極板5と称する。なお
、固定電極板4a、4bの一端には、電気容量を計測す
る計測器へ接続するための中間リード線となるリボンリ
ード線7をスパイラル状にして取付けである。また、可
動電極板5にもリボンリード線7が取付けてあり、支持
フレーム1の側壁に固定した円筒絶縁カラー6の中を通
して支持フレーム9の外側へ出しである。支持フレーム
1.及び、可動電極板支持フレーム2は、スポット溶接
により被測定物8に固定する。支持フレーム】2は、片
持ちとなるため、支持フレーム1のつばのついた反対側
の側壁には第1図で左右方向の変位を拘束しない調性の
小さな転倒防止板9を設けている。ここでは、高温下の
ひずみ測定をめざしているので、支持フレーム1.可動
電極支持フレーム2、及び、電極板4,5は導電性の耐
熱金属(たとえばインコネル)とし、絶縁カラー3゜6
はセラミックスとした。また、支持フレーム1゜2と絶
縁カラー3,6.及び、電極板4,5aとは高温接着剤
(たとえばセラミックス接着剤)で固定されている。
本構造では、可動電極板5と固定電極板4a。
4bとで二組の電極対(コンデンサ)を構成し、第3図
に示すように、被測定物8に固定される支持フレーム1
のつばと可動電極板固定フレーム2のつばの標点間(G
L)の変位ε・GL(ε:ひずみ)を上記二組のコンデ
ンサの電気容量の変化として検出する。
対向する電極の距離をし、対向する電極の面積をAとす
ると、このコンデンサの電気容量Cは、C=に−D/L
              ・・・(1)となり、電
気容量Cは、対向面積Aに比例し、対向距離りに反比例
する。Kは電極間の誘電率で雰囲気の性状により定まる
値である。
いま、被測定物8が伸びた場合を考えると、可動電極板
5と固定電極板4aの間隔は大きくなり、逆に、固定電
極板4bとの間隔は小さくなるため、両者のコンデンサ
での電気容量変化の極性は逆になる。ここで、二組のコ
ンデンサの電気容量の初期値をC^、 (、n、被測定
物8の伸びによる可動電極板5の変位(ε・GL)に伴
う電気容量変化量をΔC^、ΔCn、及び、温度変化に
よる電気容量すのみかけ上の電気容量変化量ΔC^、Δ
CBはΔC^=ΔC^+ΔCa ・・(2) ΔCn =ΔCa+ΔCB           ・・
・(3)となる。第4図は、本実施例の容量型ゲージの
電気容量を検出する電気平衡回路を示す。第4図に示す
ように、隣辺に結線することにより、出力電圧vfは ■に=(Δ C^−ΔC口)・ VB/ C^    
  ・・・(4)と表わすことができる。ここで、二組
のコンデンサの対向距離を等しくしておくことにより、
ΔC^=−ΔCB ・・・(5) となり、式(4)は。
■6=2ΔCA ・Vs/CA          −
(7)となり、温度変化に伴う電気容量の変化は、相殺
され、−組のコンデンサで測定する場合に比ベニ倍の感
度で変位(ひずみ)を計測することができる。
本容量型ゲージは、対向電極板4,5の面積を一定にし
、対向距離の変化に基づく電気容量変化としてひずみを
計測するので、被測定物8が伸縮することで対向面積が
変化すると計測ひずみに誤差を生じる。また、製作時に
若干のずれを生じて取付けると、ゲージ毎に特性の異な
ったものが製作されることになる。そこで、可動電極板
5は固定電極板4a、4bよりも形状を少し小さく製作
することで、これらの問題点を解決した。また、本実施
例では、電極板4,5の対向面の形状を矩形としたが、
これを円形とすることで製作時の位置合せ工程がなくな
るので原価低減が図れる。
次に1本ゲージを被測定物8へ取付ける方法を第1図、
第5図に基づいて説明する。まず、支持フレーム1の下
部に下部プレート10をスポット溶接等で固定する。次
に、固定電極板4a、4bと可動電極板5との間隔が一
定になるように、絶縁材でできたスペーサ13を挟んで
可動電極板固定フレーム2を所定の位置にセットする。
この状態で被測定物8に支持フレーム1のつばのある上
部、及び、可動電極板固定フレーム2の上部よりスポッ
ト溶接で取付ける0次に、水平方向には可撓な可動電極
支持板1.3を支持フレーム1と可動電極板固定フレー
ム2の上部にスポット溶接等で固定する。さらに、支持
フレーム1のつばが付いている反対側側壁と被測定物8
に可撓板でできた転倒防止板9を同様にスポット溶接等
で取付ける。
その後、スペーサ13を抜き取り、支持プレート1の上
部に上部プレート12をスポット溶接等で取付けて終了
する。このように、電極部は、支持フレーム1.上部プ
レート12、及び、下部プレート10で覆われるため、
熱のゆらぎ、特に、副射加熱される場合や、雰囲気の流
体が変動する場合にも安定的なひずみ測定が可能となる
第6図は、支持フレーム1の被測定物8との接触部の詳
細形状を示す。本発明のようにすると二点で接触するの
で被測定物8に安定して固定することができる。なお、
可動電極板固定フレーts 2のつば部の形状も同じで
ある。
また、電極部は、支持フレーム、及び、上部。
下部プレートで覆われるため、副射熱等のゆらぎのある
場合や、雰囲気流体が変動する環境下でも安定したひず
み計測が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来例での高さ方向の寸法が半分以下
となり、相対変位する測定物での長期にわたるひずみ測
定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は第1図の
■−■矢視断面図、第3図は被測定物が伸びた場合の説
明図、第4図は電気容量を計測するための電気平衡回路
図、第5図は被測定物に取付けるための説明図、第6図
は支持フレームの被測定物と接触する部分の詳細形状の
側面図である。 1・・・支持フレー11,2・・・可動電極板固定フレ
ーム、3・・・段付絶縁カラー、4・・・固定電極板、
5・・・可動電極板、6・・・円筒絶縁カラー、7・・
・リボンシート線、8・・・被測定物、9・・・転倒防
止板、10・・・下部プレート、11・・可動電極支持
板、12・・・上部プレート、13・・・スペーサ。 第 図 第2図 第 図 シj) 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被測定物の表面に取付け、前記被測定物の標点間の
    伸縮量を静電容量変化として検出する容量型ひずみゲー
    ジにおいて、 一端が前記被測定物に固定されるつばをもつた箱状支持
    フレームの内側に、前記つばと平行になるように絶縁し
    て一定間隔で固定された二枚の固定電極板と、前記固定
    電極板の中間に前記被測定物に固定される取付枠に絶縁
    して固定された可動電極板を配置し、前記可動電極板と
    各々の前記固定電極板とで二組の電極対を形成し、前記
    電極対を電気平衡回路の隣辺としたことを特徴とする容
    量型ひずみゲージ。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記電極対を支持フレームと上部、下部プレートで覆つ
    たことを特徴とする容量型ひずみゲージ。
JP27926588A 1988-11-07 1988-11-07 容量型ひずみゲージ Pending JPH02126103A (ja)

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JP (1) JPH02126103A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315854A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 歪測定装置
JP2017537302A (ja) * 2014-08-29 2017-12-14 カイオニクス・インコーポレーテッド 変形可能な圧力道管を含む圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315854A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 歪測定装置
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