JPH02123991A - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動装置

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JPH02123991A
JPH02123991A JP63276715A JP27671588A JPH02123991A JP H02123991 A JPH02123991 A JP H02123991A JP 63276715 A JP63276715 A JP 63276715A JP 27671588 A JP27671588 A JP 27671588A JP H02123991 A JPH02123991 A JP H02123991A
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output
circuit
frequency
phase
motor
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JP63276715A
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English (en)
Inventor
Hisakazu Kataoka
久和 片岡
Masahiro Yasohara
正浩 八十原
Hiromitsu Nakano
中野 博充
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はモータの可動子の位置を検出する位置検出器の
無いブラシレスモータの駆動装置に関し、特別な速度検
出器を必要とせずにモータの速度信号を得ることのでき
るブラシレスモータの駆動装置に関するものである。
従来の技術 近年、各種機器の駆動角モータはその長寿命化、高信頼
性化あるいは形状の薄形化などのため、ブラシレスモー
タが用いられることが多くなってきた。一般にブラシレ
スモータは可動子の位置を検出するためにホール素子等
で構成された位置検出器が必要とされてきた。
以下、図面を参照しながら上述した従来のブラシレスモ
ータの駆動装置の一例について説明する。
第7図は従来のブラシレスモータの駆動装置を示すもの
である。
第7図において、駆動コイル1〜3の一端は共通接続さ
れ、前記駆動コイル1の他端はダイオード4のアノード
とダイオード5のカソードと駆動トランジスタ10およ
び13のコレクタに接続され、前記駆動コイル2の他端
はダイオード6のアノードとダイオード7のカソードと
駆動トランジスタ11および14のコレクタに接続され
、前記駆動コイル3の他端はダイオード8のアノードと
ダイオード9のカソードと駆動トランジスタ12および
15のコレクタに接続されている。前記ダイオード4,
6.8のカソードおよび前記駆動トランジスタ10,1
1.12のエミッタは正側給電線路に接続され、前記ダ
イオード5,7.9のアノードおよび前記駆動トランジ
スタ13,14゜15のエミッタは接地されている。
さて、302.303および304はロータの回転位置
を検出するだめの位置検出器であり、例えばホール素子
にて構成されロータマグネット(図示せず)の磁界作用
面上に配設されており、ロータの回転に伴って3相の電
圧信号を発生している。前記位置検出器302,303
および304は並列接続され抵抗301を介して安定化
電源端子300に、抵抗305を介して接地されている
前記位置検出器302の差動出力はホールアンプ306
の差動入力端子にそれぞれ接続され、前記位置検出器3
03の差動出力はホールアンプ307の差動入力端子に
それぞれ接続され、前記位置検出器304の差動出力は
ホールアンプ308の差動入力端子に接続されている。
前記ポールアンプ306.307および308の出力は
通電切換回路309に入力され、前記通電切換回路30
9の出力は前記駆動トランジスタ10〜15のベースに
それぞれ入力されている。
さらに、前記位置検出器302の差動出力はヒステリシ
スコンパレータ310の差動入力端子に接続され、前記
ヒステリシスコンパレータ310の出力は端子311に
接続されている。
以上のように構成された従来のブラシレスモータの駆動
装置について、以下その動作を説明する。
まず、ロータマグネットに対向して電気角で互いに12
0度だけ回転方向にずらせて、ホール素子よりなる3つ
の位置検出器302,303および304が配設されて
いる。前記ポール素子302〜304のそれぞれの差動
出力はそれぞれポールアンプ306〜308の差動入力
端子に印加され、前記ホールアンプ306〜308の出
力信号波形は第8図H1〜H3のように120度位相差
の3相信号となる。前記ホールアンプ306〜308の
出力信号H1〜1(3は通電切換回路309により、第
8図UH,UL、 VH,Vt、 Wu、 Wtl::
論理処理され、駆動トランジスタ10〜15をスイッチ
ング動作させる。この時、スイッチング動作はモータ駆
動トルクが常に一方向に発生ずるよう行われ、モータが
駆動されるものである。第8図Uo 、Vo 、Woは
駆動コイル1〜3のそれぞれ端子の通電波形である。こ
こで、第8図Hoは前記ポール素子302の差動出力を
ヒステリシスコンパレータ310を介して得られた矩形
波信号でありロータマグネットの極数とロータの回転速
度の積に比例した周波数を有し、モータの速度信号とし
て出力されるものである。
発明が解決しようきする課題 しかしながら上記のような構成では、ロータマグネット
の磁束変化を位置検出器であるホール素子302で受け
、その磁束変化の周波数を速度信号とする。ところが、
ロータマグネットは駆動トルク発生のためその極数は一
般的にそれほど多くすることはできない。したがって、
モータを比較的低い回転速度で速度制御する際に、速度
検出周波数が十分高(できず、高精度で応答性の速い制
御が実現できないという課題を有していた。
また、速度信号を得るという観点から見るとホール素子
という速度検出器を必要としていた。
本発明は上記課題に鑑み、モータの可動子くロータ)の
位置を検出する位置検出器を必要としないブラシレスモ
ータの駆動装置において、特別に速度検出のためにホー
ル素子を設けたり、あるいは特別に速度発電機をモータ
に連結せずともモータの回転速度に対応した速度信号を
得ることのできるブラシレスモータの駆動装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のブラシレスモータの
駆動装置は、複数相のモータ駆動コイルと、前記駆動コ
イルに接続された複数の駆動トランジスタと、前記駆動
コイルの通電切換信号を前記駆動トランジスタへ順次伝
達する通電切換回路と、前記駆動コイルの通電休止期間
において、前記駆動コイルに発生する逆起電圧と、前記
駆動コイルの通電切換信号の位相差を検出する位相誤差
検出器と、前記位相誤差検出器の出力を増幅し電圧制御
発振器へ入力する誤差増幅器と、前記電圧制御発振機の
発振周波数を分周する分周回路と、前記分周回路の出力
を前記通電切換回路に入力すると共に、モータ起動開始
後、前記電圧制御発振器の出力に応じた周波数を所定の
周期の間カウントしたのち前記発振周波数、または前記
分周回路の出力周波数に対応した周波数信号をモータの
速度信号として出力する時限回路から構成されている。
作用 本発明は上記した構成によって、モータ駆動コイルに発
生する逆起電圧と同コイルの通電切換信号の位相差を検
出し、その検出位相差に応じて通電切換信号の周波数お
よび位相を制御し、ロータの位置に対して通電切換信号
が一定位相関係を保持するよう帰還ループすなわち位相
制御ループを構成しているので、従来必要であったロー
タの位置を検出するための位置検出器が不要となる。ま
た、前記通電切換信号を作り出すための電圧制御発振器
あるいは前記電圧制御発振器の発振周波数を分周する分
周回路の出力周波数に対応した周波数信号をモータの速
度信号として出力することにより速度検出器が不要とな
り、しかも速度検出周波数を十分高くすることができる
実施例 以下本発明の一実施例のブラシレスモータの駆動装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例におけるブラシレスモータの駆
動装置の回路構成図である。
第1図において、第7図の従来のブラシレスモータの駆
動装置と同一機能を有する部分は同一記号を付し、その
説明を省略する。第1図において、駆動トランジスタ1
0〜15の各ベースは電力増幅器43の出力にそれぞれ
接続され、前記電力増幅器43の入力は論理回路42の
出力に接続されている。ここで、前記論理回路42およ
び前記電力増幅器43は通電切換回路44を構成してい
る。
前記論理回路42の入力は分周回路41の出力DIに接
続され、前記分周回路41の入力は電圧制御発振器40
の出力に接続されている。前記分周回路41の他の出力
D2と前記論理回路42の出力tJ+ 、U2.V+ 
、V2. W+ 、W2 は位相差4i?出パルス発生
回路28に入力され、駆動コイル1゜2.3の一端U。
、V、、Woはバッファ回路21.22.23に入力さ
れている。前記バッファ回路21,22.23の各出力
UB、VB、W[lは比較器27に入力されると共に抵
抗24,25゜26を介して共通接続され、この共通接
続点N8は前記比較器27に入力されている。前記比較
器27の出力PDは前記位相差検出パルス発生回路28
の出力により制御される。ここで前記各構成要素21〜
28は位相誤差検出器20を構成し、前記出力PDは前
記位相誤差検出器20の出力となっている。
前記位相誤差検出器20の出力PDは抵抗32を介して
演算増幅器31の反転入力端子に接続され、前記演算増
幅器31の反転入力端子と、出力端子の間には抵抗33
とコンデンサ34の直列回路とコンデンサ35が挿入さ
れている。前記演算増幅器31の非反転入力端子は抵抗
36.37により一定バイアス電圧が印加されている。
ここで前記各構成要素31〜37により、誤差増幅器3
0を構成し、前記誤差増幅器30の出力EAOは前記電
圧制御発振器40の入力に接続されている。
また、前記分周回路41の他の出力D3と前記位相差検
出パルス発生回路28の他の出力H2は時限回路60に
入力されている。
以上のように構成されたブラシレスモーフの駆動装置に
ついて、以下その動作を説明する。
第2図は本発明の詳細な説明図であり、駆動コイル逆起
電圧と駆動コイル通電波形の位相関係を示すものである
。第2図(a)は前記逆起電圧(破線部)と前記通電波
形(実線部)の位相関係が最適状態にある場合であり、
同図(b) 、 (c)は位相角ψだけ最適状態からず
れた場合を示している。ここで、第1図において、電圧
制御発振器40の出力は分周回路412通電切換回路4
4.駆動トランジスタ10.15を通して駆動コイル1
〜3に伝達されている。従って前記電圧制御発振器40
の出力と前記駆動コイル1〜3の通電波形には一定の位
相関係が存在する。すなわち、電圧制御発振器の発振周
波数および位相を制御することにより、駆動コイル逆起
電圧と駆動コイル通電波形の位相差を制御することが可
能となる。そこで、第2図(b) 、 (c)に示した
ように、駆動コイル逆起電圧と駆動コイル通電波形との
間に位相角ψのずれを生じた場合、位相誤差ψを位相誤
差検出320および誤差増幅器30により検出増幅し、
ψが零となるよう電圧制御発振器40の発振周波数およ
び位相を制御する位相制御ループを設けることにより、
第2図(a)に示すような最適通電状態を確保すること
が可能となる。従ってモータ駆動トルクを常に安定かつ
効率よ(発生させることが可能となり、モータが駆動さ
れるものである。
位相誤差検出器20の具体的な+ia成としては、例え
ば第3図に示したようなものが考えられる。
第3図において、第1図と同一機能を有する部分は同一
記号を付す。すなわち、駆動コイル1,2゜3の一端U
。、VO、W(1はそれぞれバッファ回路21.22.
23に入力され、前記バッファ回路21.22.23の
出力UB、V[l、WBはそれぞれ抵抗24,25.2
6を介して共通接続され、その共通接続点NBは比較回
路100,120゜140の反転入力端子と比較回路1
10,130゜150の非反転入力端子に接続されてい
る。前記バッファ回路21の出力’[Joは前記比較回
路100の非反転入力端子と前記比較回路110の反転
入力端子に接続され、前記バッファ回路22の出力VB
は前記比較回路120の非反転入力端子と前記比較回路
130の反転入力端子に接続され、前記バッファ回路2
3の出力WBは前記比較回路140の非反転入力端子と
前記比較回路150の反転入力端子に接続されている。
前記比較回路100.110,120,130,140
,150の各出力はトランジスタ101,111,12
1゜131.141,151によるオーブンコレクタ出
力であり、前記トランジスタ101.ill。
121.131,141,151の各コレクタは共通で
トランジスタ161のコレクタに接続され、位相誤差検
出器出力PDを成している。前記トランジスタ161の
ベースはトランジスタ162のベースおよびコレクタに
接続されると共にトランジスタ164のコレクタと定電
流源として動作するトランジスタ169のコレクタに接
続されている。前記トランジスタ162のエミッタは抵
抗163を介して安定化電源電圧Vregが印加され、
前記l・ランジスタ161,164のエミッタは前記安
定化電源電圧Vregが印加されている。前記トランジ
スタ164のベースは抵抗166を介して同エミッタに
接続されると共に抵抗165を介してエミッタ接地され
たトランジスタ167のコレクタに接続されている。前
記トランジスタ167のベースは抵抗168を介して位
相差検出パルス発生回路28の出力S。が接続されてい
る。前記位相差検出パルス発生回路28の他の出力5I
S2 、S3 、S4.Ss 、Seはそれぞれ抵抗1
71.173,175,177.179,181を介し
てエミッタ接地されたトランジスタ17o。
172.174,176.178.180の各ベースに
接続され、前記トランジスタ170゜172.174,
176.178,180の各コレクタはそれぞれ前記ト
ランジスタ101゜111.121,131,141,
151の各ベースに接続されている。前記位相差検出パ
ルス発生回路28の各入力端子は通電切換回路44の各
出力U+ 、U2.Vt 、V2.VV+ 、W2およ
び分周回路41の出力D2が接続されている。
以上のように構成された位相誤差比較器について、以下
その動作を説明する。
第4図はその動作説明図であり、駆動コイル1に関して
、その逆起電圧と通電波形との位相誤差検出の様子を示
したものである。第1図、第3図。
第4図において、駆動コイル1は電圧制御発振器40の
分周出力であるDI、D2と同期した信号U+ 、U2
 (つまりUN、 UL)を通電指令信号として通電さ
れている。従ってUl、U2共に出力されていない期間
は通電休止期間であり、この間駆動コイル通電波形U。
は逆起電圧Ueと一致している。第4図より通電休止期
間はUlがLowとなってからU2がHighとなるま
での期間で、DIの1クロツクあるいはD2の4クロツ
クに当たる。U2がLowとなってからUlがHigh
となるまでの期間においても同様に通電休止期間が存在
するが、説明を簡単にするため、前者の期間のみを考え
る。通電休止期間において、各駆動コイルの中性点電圧
N。と駆動コイル通電波形U。を比較すると、Uoと駆
動コイル逆起電圧Ueとの位相差ψが零の時、NoとU
oは通電休止期間の中央すなわちUlがLowとなって
からD2の2クロツク後に一致する。また、Uoh<U
eに対して位相差ψだけ遅れた場合、NoとUoはUl
がLowとなってからD2の2クロツク後以前に一致し
、Uo′h<Ueに対して位相差ψだけ進んだ場合、N
oとU。はUlがLowとなってからD2の2クロツク
後以後に一致する。従って、UlがLowとなってから
D2の2クロツク後においてUoとNoを比較すること
によりU。とUeの位相関係を知ることができる。従っ
て位相差ψを検出する方法として、UIがLowとなっ
てからD2の2クロツク後を基準に適当な幅を持つた位
相誤差検出パルス信号S2およびS。を発生させ、S2
およびS。発生時にのみN。とU。を比較することによ
り、位相差ψに応じたデユーティ−を有する比較器出力
PDを得ることができる。
第4図ではS2およびS。はUlがLowとなってから
D2の2クロツク後を基準にD2の±1/2クロックの
期間発生し、UoがUcに対して位相角ψだけ遅れた場
合を示している。
以上、駆動コイル1の通電波形Uoに対して、UlがL
owとなってからU2がHi g hとなるまでの間の
通電休止期間を利用した位相差ψの検出についてその動
作原理を説明したが、Uoに対して他の通電休止期間、
すなわちU2がLowとなってからUlがHighとな
るまでの期間、および他の駆動コイル2,3の通電波形
V、、W。
においても同様に検出でき、本実施例においてはこれら
全てを合成することにより位相誤差検出器出力PDを得
ている。
また、バッファ回路21.22.23は利得1/2倍の
反転増幅器であり、各比較回路100゜110.120
,130,140,150の動作入力電圧範囲を前記バ
ッファ回路21,22.23の各出力UB、V[l、W
Bが満足するよう構成されている。
第5図は第1図における位相誤差検出器20として第3
図で示した構成を用いた場合の各部の動作波形を示すも
のであり、駆動コイル通電波形と逆起電圧の位相差が零
となるよう電圧制御発振器の発振周波数fが制御されて
いる様子を示すものである。
ところで、第1図における時限回路60について説明す
る。
前記時限回路60の具体的な構成としては、例えば第6
図に示すようなものがある。
第6図において、前記時限回路60はカウンタ回路24
0とリセット回路241と信号切換回路242により構
成される。前記リセット回路241において、電源電圧
Vccと接地間には抵抗206および207からなる分
圧回路が接続され、その分圧点Jはエミッタが接地され
たトランジスタ209のベースに接続され、同コレクタ
は抵抗208を介して安定化電源線路Vregに接続さ
れると共に抵抗210を介してエミッタが接地されたト
ランジスタ212のベースに接続されている。
前記トランジスタ212のコレクタは抵抗211を介し
て前記安定化電源線路Vregに接続されると共にエミ
ッタが接地されたトランジスタ213のベースに接続さ
れている。又、同コレクタは反転ゲート214の入力端
子に接続されている。前記カウンタ回路240はフリッ
プフロップ201゜202.203,204,205よ
り構成され、前J己フリップフロップ201,202,
203゜204.205の各リセット端子は共通接続さ
れ、前記トランジスタ213のコレクタに接続されてい
る。位相差検出パルス発生回路28の出力H2は前記フ
リップフロップ201のクロック入力端子Cに接続され
、前記フリップフロップ201゜202.203,20
4のデータ入力端子りは各々のフリップフロップの反転
出力端子qに接続されている。前記フリップフロップ2
01の非反転出力端子Qは前記フリップフロップ202
のクロック入力端子Cに接続され同非反転出力端子Qは
前記フリップフロップ203のクロック入力端子Cに接
続され、同非反転出力端子Qは前記フリップフロップ2
04のクロック入力端子Cに接続され、同非反転出力端
子Qは前記フリップ70ツブ205のクロック入力端子
Cに接続され、同反転出力端子Qは前記カウンタ回路2
40の出力となる。前記信号切換回路242において、
反転ゲート215の入力端子は前記カウンタ回路240
内の前記フリップフロップ205の反転出力端子のに接
続されると共に反転ゲート216の出力端子に接続され
ている。前記反転ゲート216の入力端子は前記反転ゲ
ート214および215の出力端子に接続され、前記反
転ゲート216の出力端子は反転ゲート217の入力端
子に接続されている。前記反転ゲート217の出力端子
はエミッタが接地されたトランジスタ222のベースに
接続されると共に、定電流源218を介して前記安定化
電源線路Vregに接続されている。前記トランジスタ
222のコレクタは抵抗221を介してエミッタが接地
されたトランジスタ224のベースに接続されると共に
定電流源219を介して前記安定化電源線路Vregに
接続されている。前記トランジスタ224のエミッタお
よびコレクタは前記トランジスタ225のエミッタおよ
びコレクタに共通接続されている。又、前記トランジス
タ225のベースは、抵抗226を介して前記分周回路
の出力D3に接続されている。前記トランジスタ228
のコレクタは抵抗227を介して前記安定化電源線路V
regに接続されると共に、速度信号出力端子52に接
続されている。
なお、前記各構成要素201〜205,214〜217
はPLロジック回路にて構成される。
以上のように構成された時限回路について、以下その動
作を説明する。
まず、電源電圧Vccが印加されず、安定化電圧Vre
gのみが印加された場合、トランジスタ212がON1
トランジスタ213がOF、 Fとなる。この時、カウ
ンタ回路240はリセット状態となり、フリップフロッ
プ205の出力Aは高インピーダンスとなる。また、反
転ゲート214の出力BはLowとなる。従って、反転
ゲート215.216により構成されるフリップフロッ
プ回路の出力Gは高インピーダンスとなり、反転ゲート
217の出力はLowとなる。従って、トランジスタ2
22は0FF1トランジスタ224はONL、トランジ
スタ228はOFF状態に保たれ、速度信号出力端子5
2はHighのままとなる。
このような状態において、電源電圧Vccが印加される
と、トランジスタ209がONし、その結果トランジス
タ212はOFF、 トランジスタ213はONとなる
。この時、カウンタ回路240のリセット状態は解除さ
れ、カウンタ回路240は位相差検出パルス発生回路2
8のパルス信号出力H2(第5図におけるSlと同一タ
イミングで発生)をカウントし始めると共に、反転ゲー
ト214の出力Bは高インピーダンスとなる。従って、
電源電圧Vcc印加直後、前記出力A、B共高インピー
ダンスとなるが、反転ゲート215゜216によるフリ
ップフロップ回路の出力Gの状態は変化せず、高インピ
ーダンスに保たれる。
従って、速度信号出力端子52は前述のようにHigh
のままとなる。一定時間経過後、前記パルス信号出力H
2のカウントが進み、カウンタ回路240の出力AがL
owとなると、反転ゲート215.216によるブリッ
プフロップ回路の出力Gは反転し、Lowとなる。従っ
て、反転ゲート217の出力は高インピーダンスとなり
、トランジスタ222はON、  トランジスタ224
はOFFする。従って速度信号出力端子52は、分周回
路41の出力D3に応じた矩形波信号出力がトランジス
タ225,228を介して出力されることになる。
上記したように、電源電圧Vccを印加し、モータ起動
開始後、所定時間経過したのち分周回路の出力周波数に
対応した周波数信号を出力する時限回路60が構成され
ている。
以上のように本実施例によれば、常に電圧制御発振器の
出力を基にモータ駆動コイルを通電し、その通電波形と
駆動コイル逆起電圧との位相差を位相誤差検出器により
検出し、その増幅信号により位相誤差が零となるよう電
圧制御発振器の発振周波数および位相を制御するといっ
たいわゆる位相制御ループ(PLLループ)を設けるこ
とにより、効率よくモータを駆動することができる。ま
た、位相誤差検出器は駆動コイル通電休止期間に位相差
検出パルスを発生し、検出パルス発生期間のみ駆動コイ
ル通電波形と中性点電圧を比較することにより位相誤差
出力を得ているので、検出ノくルス発生タイミングを駆
動コイル通電休止直後に発生するスパイクノイズ発生期
間を避けて設定することにより、前記スパイクノイズの
影響を受けることをなくすることができる。さらに、通
電休止時間において位相誤差検出を行っているため、通
電期間に発生する通電電流と駆動コイルのインピーダン
スによる電圧降下やその変動による影響を受けることは
ない。
さらに、時限回路60を設けることにより、モータの通
電波形と駆動コイル逆起電圧との位相誤差を零とするた
めの位相制御ループが引き込み状態となってから、速度
信号出力端子52に周波数信号を出力するようにしてい
る。言いかえれば、モータ起動直後の前記位相制御ルー
プが引き込み状態に至るまでの過渡的状態においては前
記速度信号出力端子52に周波数信号を出力するのを禁
止している。そうすることにより、モータ起動開始後、
所定時間経過したのち、すなわち前記位相制御ループが
引き込み状態となってからは電圧制御発振器40の発振
周波数または分周回路41の出力周波数に対応した周波
数はモータの速度に同期するので、前記速度信号出力端
子52にモータの速度信号を取り出すことができる。
なお、第1図および第6図の実施例においては分周回路
の出力を基にモータ速度信号を形成したが、電圧制御発
振器の発振周波数そのものを速度信号とするように構成
してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、電圧制御発振器の出力を基にモ
ータ駆動コイルを通電し、その通電波形と前記モータ駆
動コイルの逆起電圧との位相差を通電休止期間において
位相誤差検出器により検出し、その検出位相誤差信号を
誤差増幅器により増幅した後、前記電圧制御発振器に入
力し、その出力を制御する位相制御ループを構成し、さ
らに、前記電圧制御発振器の発振周波数または前記電圧
制御発振器の発振周波数を分周する分周回路の出力周波
数に対応した周波数信号を速度信号として出力する構成
にすることにより、速度検出のために特別にホール素子
等の速度検出器を設けたりあるいは特別に速度発電機を
モータに連結せずともモータの速度検出が可能となる。
また、時限回路を設けることにより、位相制御ループが
引き込み状態に至るまでの過渡的状態においては速度信
号出力端子に速度信号を出力することを禁止し、前記位
相制御ループが引き込み状態となってからモータの回転
速度に対応した速度信号を得るよう構成しているので、
正確なモータの速度検出が可能となる。
さらに、速度信号出力を禁止する時間を前記電圧制御発
掘器の出力に応じた周波数を所定の周期の間カウントす
ることにより得るため、モータが速やかに起動した場合
、前記位相制御ループの動作により電圧制御発振器の発
振周波数の上昇も速やかとなり、従って、速度信号出力
を禁止する時間が短くなり、速やかに正確な速度信号が
出力されることになる。また、何らかの原因により、モ
ータが速やかに起動されない場合、前記位相制御ループ
が安定化するのに時間を要する。この時、電圧制御発振
器の発振周波数の上昇は緩やかとなり、速度信号出力を
禁止する時間も長くなる。
従って、確実に前記位相制御ループが安定した後、正確
な速度信号が出力されることになる。すなわち、モータ
の起動状態に応じて、速度信号出力を禁止する時間が変
化し、常に前記位相制御ループが安定引き込み状態とな
ってから、速度信号を出力することが可能となる。
また、速度信号出力を禁止する時間の設定にコンデンサ
等を使わないため、IC化に際して外付部品点数が削減
でき、低価格化、省スペース化が実現できる。
さらに、前記電圧制御発振器またはその分周回路より周
波数信号を得ているので速度検出周波数を十分高くでき
るため、速度制御する場合に高精度で応答性の速い制御
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるブラシレスモー
フ駆動装置の回路構成図、第2図は第1図の動作原理説
明図、第3図は位相誤差検出器の具体的回路構成図、第
4図は第3図の動作説明図、第5図は本発明の実施例に
おける動作波形図、第6図は時源回路の具体的回路構成
図、第7図は従来のブラシレスモータの駆動装置の回路
構成図、第8図は第7図の動作説明図である。 1〜3・・・・・・モータ駆動コイル、10〜15・・
・・・・駆動トランジスタ、20・・・・・・位相誤差
検出器、30・・・・・・誤差増幅器、40・・・・・
・電圧制御発振器、41・・・・・・分周回路、44・
・・・・・通電切換回路、60・・・・・・時限回路。 第 図 Σ Oつ 恢 一一′)1−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 複数相のモータ駆動コイルと、前記駆動コイル
    に接続された複数の駆動トランジスタと、前記駆動コイ
    ルの通電切換信号を前記駆動トランジスタへ順次伝達す
    る通電切換回路と、前記駆動コイルの通電休止期間にお
    いて前記駆動コイルに発生する逆起電圧と前記駆動コイ
    ルの通電切換信号の位相差を検出する位相誤差検出器と
    、前記位相誤差検出器の出力を増幅し電圧制御発振器へ
    入力する誤差増幅器と、前記電圧制御発振器の発振周波
    数を分周する分周回路と、前記分周回路の出力を前記通
    電切換回路に入力すると共に、モータ起動時において、
    モータ起動開始後、前記電圧制御発振器の出力に応じた
    周波数を所定の周期の間カウントし、前記電圧制御発振
    器の発振周波数または分周回路の出力周波数に対応した
    周波数信号をモータの速度信号として出力する時限回路
    からなるブラシレスモータの駆動装置。
  2. (2) 時限回路を電圧制御発振器の発振周波数に応じ
    た周期を有するクロック信号をカウントするカウンタ回
    路と、モータ起動前において前記カウンタ回路にリセッ
    トをかけるリセット回路と、前記カウンタ回路の出力に
    応じて電圧制御発振器の発振周波数あるいは分周回路の
    出力周波数に対応した周波数をモータの速度信号として
    出力させるか否かを決定する信号切換回路により構成し
    た特許請求の範囲第1項記載のブラシレスモータの駆動
    装置。
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