JPH0212359Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212359Y2 JPH0212359Y2 JP1764083U JP1764083U JPH0212359Y2 JP H0212359 Y2 JPH0212359 Y2 JP H0212359Y2 JP 1764083 U JP1764083 U JP 1764083U JP 1764083 U JP1764083 U JP 1764083U JP H0212359 Y2 JPH0212359 Y2 JP H0212359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant flow
- orifice
- flow rate
- flow device
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は弾性体オリフイスを用いた定流量装置
に関するもので、広範囲の流体の圧力にわたつて
定流量となる定流量装置を提供せんとするもので
ある。
に関するもので、広範囲の流体の圧力にわたつて
定流量となる定流量装置を提供せんとするもので
ある。
従来この種の定流量装置は第1図並びに第2図
に示す様に弾性体オリフイスが流体の圧力によつ
て変形し、オリフイス入口側の流過断面積を縮小
して定流量となる構造である。
に示す様に弾性体オリフイスが流体の圧力によつ
て変形し、オリフイス入口側の流過断面積を縮小
して定流量となる構造である。
しかし、この構造の弾性体オリフイスでは流体
圧力によりオリフイスの変形量が小さいため、つ
まり流過断面積の変形量が小さいため、第5図A
で示されるように広範囲の流体圧力に対して定流
量とはならない欠点があつた。そこで本考案は、
広範囲の流体圧力に対して作動するように定流量
装置の改良を行なつたものである。
圧力によりオリフイスの変形量が小さいため、つ
まり流過断面積の変形量が小さいため、第5図A
で示されるように広範囲の流体圧力に対して定流
量とはならない欠点があつた。そこで本考案は、
広範囲の流体圧力に対して作動するように定流量
装置の改良を行なつたものである。
本考案の一実施例を第3図に基づいて説明すれ
ば、1は定流量装置本体、2は弾性体オリフイ
ス、3は突起部、4は段部であり、弾性体オリフ
イス2はその内周出口側に突起部3を有し、定流
量装置本体1にはその出口側内周にこの突起部3
と摺接する段部4が設けられている。又この段部
4内には、オリフイス背面側圧力を装置出口側の
圧力と同一にするための通水孔5が設けられてい
る。第4図は第3図の定流量装置の作動時の状態
について示したものであり、流体供給源の圧力が
上昇すると、つまり流量が増大すると、弾性体オ
リフイス2が下流側に凹入し、その突起部3が、
段部4と摺接しながら変位して、突起部3先端の
流過断面積を縮小し、流量の増加を抑える構造で
ある。次に流体供給源の圧力が減少すると、つま
り流量が減少すると、弾性体オリフイス2は自身
の弾性で元の位置に復帰し、それにつれて突起部
3先端の流過断面積も増大し、流量の減少を抑
え、定流量となる構造である。
ば、1は定流量装置本体、2は弾性体オリフイ
ス、3は突起部、4は段部であり、弾性体オリフ
イス2はその内周出口側に突起部3を有し、定流
量装置本体1にはその出口側内周にこの突起部3
と摺接する段部4が設けられている。又この段部
4内には、オリフイス背面側圧力を装置出口側の
圧力と同一にするための通水孔5が設けられてい
る。第4図は第3図の定流量装置の作動時の状態
について示したものであり、流体供給源の圧力が
上昇すると、つまり流量が増大すると、弾性体オ
リフイス2が下流側に凹入し、その突起部3が、
段部4と摺接しながら変位して、突起部3先端の
流過断面積を縮小し、流量の増加を抑える構造で
ある。次に流体供給源の圧力が減少すると、つま
り流量が減少すると、弾性体オリフイス2は自身
の弾性で元の位置に復帰し、それにつれて突起部
3先端の流過断面積も増大し、流量の減少を抑
え、定流量となる構造である。
さて、第2図に示す公知の定流量装置の作動時
においては、弾性体オリフイスの流過部内径d1は
オリフイスの入口側内径部で流過部を絞るため、
その変形量に限界があつた。これに対し第4図に
示す本考案の定流量装置の作動時においては、オ
リフイス2の流過部内径d2は、その突起部3の先
端で流過部を絞るので、d2<d1となり流過部内径
の変形量を大きくすることができる。
においては、弾性体オリフイスの流過部内径d1は
オリフイスの入口側内径部で流過部を絞るため、
その変形量に限界があつた。これに対し第4図に
示す本考案の定流量装置の作動時においては、オ
リフイス2の流過部内径d2は、その突起部3の先
端で流過部を絞るので、d2<d1となり流過部内径
の変形量を大きくすることができる。
突起部形状の決定は弾性体オリフイスの撓み
と、オリフイスを通過する流量の関係から決定す
ることができ、定流量値および作動圧力範囲を設
定することにより各々の場合の突起部形状を定め
ることができる。
と、オリフイスを通過する流量の関係から決定す
ることができ、定流量値および作動圧力範囲を設
定することにより各々の場合の突起部形状を定め
ることができる。
例えば、流量が10/min、作動圧力範囲が
0.3〜4Kgf/cm2の場合、弾性体オリフイス内径
d0は5.0mm、突起部高さhは2.2mm、摺接部勾配面
の角度θは弾性体オリフイス中心軸に対して25度
である。
0.3〜4Kgf/cm2の場合、弾性体オリフイス内径
d0は5.0mm、突起部高さhは2.2mm、摺接部勾配面
の角度θは弾性体オリフイス中心軸に対して25度
である。
又、定流量は精度を向上させるためには、突起
部形状を曲面とすることもできる。第5図には従
来の定流量装置の流量特性Aと本考案の定流量装
置の流量特性Bを比較しており、本考案の定流量
装置は従来のそれより、2倍以上の流体圧力範囲
にわたつて定流量となり、格段の性能向上が計ら
れている。図中Qは流量、ΔPは圧力差を示す。
部形状を曲面とすることもできる。第5図には従
来の定流量装置の流量特性Aと本考案の定流量装
置の流量特性Bを比較しており、本考案の定流量
装置は従来のそれより、2倍以上の流体圧力範囲
にわたつて定流量となり、格段の性能向上が計ら
れている。図中Qは流量、ΔPは圧力差を示す。
以上述べた通り、本考案の定流量装置は広い範
囲の流体圧力に対して定流量を得ることのできる
有用な考案である。
囲の流体圧力に対して定流量を得ることのできる
有用な考案である。
第1図は従来の定流量装置の断面図、第2図は
第1図の定流量装置の作動時の状態図、第3図は
本考案の実施例を示す定流量装置の断面図、第4
図は第3図の定流量装置の作動時の状態図、第5
図はこれら定流量装置の流量特性の比較図であ
る。 1……定流量装置本体、2……弾性体オリフイ
ス、3……突起部、4……段部、5……通水孔、
6……定流量装置入口側、7……定流量装置出口
側、8……突起部摺接部。
第1図の定流量装置の作動時の状態図、第3図は
本考案の実施例を示す定流量装置の断面図、第4
図は第3図の定流量装置の作動時の状態図、第5
図はこれら定流量装置の流量特性の比較図であ
る。 1……定流量装置本体、2……弾性体オリフイ
ス、3……突起部、4……段部、5……通水孔、
6……定流量装置入口側、7……定流量装置出口
側、8……突起部摺接部。
Claims (1)
- 定量流装置本体の出口側内周に通水孔を有する
段部を設けるとともに、弾性体オリフイスの内周
出口側に突起部を設け、該段部に該突起部が摺接
するようにして定流量装置本体内に弾性体オリフ
イスを組込んだ構造の定流量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1764083U JPS59123762U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 定流量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1764083U JPS59123762U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 定流量装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59123762U JPS59123762U (ja) | 1984-08-20 |
JPH0212359Y2 true JPH0212359Y2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=30148873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1764083U Granted JPS59123762U (ja) | 1983-02-09 | 1983-02-09 | 定流量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59123762U (ja) |
-
1983
- 1983-02-09 JP JP1764083U patent/JPS59123762U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59123762U (ja) | 1984-08-20 |
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