JPH02121627A - 検査データ収集処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は医用データのデジタル処理の分野で利用される
。

本発明は検査データ収集処理装置に関し、詳しくはコン
ピュータシステムを利用した各種自動検査機器と検査デ
ータ収集用コンピュータシステムとからなる検査データ
収集処理装置に関し、とくにデータ収集の新規な方式に
関する。

［従来技術］ 自動化総合健診システムにおいて、受診者カ月Ｄカード
を持って各種自動検査機器、例えば自動血圧計、自動聴
力針、自動肺活量計、自動身長体重計、自動視力色覚針
、自動眼圧計、自動心電解析装置、自動問診装置などに
より各種検査が受けられることが知られている。　この
ような自動検査機器は各検査部のセンサとコンピュータ
システムとが連動するよう構成されている。

［発明が解決しようとする課題］ このような検査機器により得られた検査データは次のよ
うな方式により収集されている。

Ａ、オンラインリアルタイムによる検査データ収集処理
方式では、自動検査機器内蔵のカードリーグにＩＤカー
ドを挿入することにより、ＩＤ番号が読み取られ、検査
がスタートする。　検査終了と同時に検査結果はＩＤ番
号と共にオンラインでデータ収集処理装置へ伝送されて
いる。

Ｂ、直接メモリカードに検査データを収集する方式では
、自動検査機器に直接メモリカードをセットし、検査終
了と同時に検査結果がメモリカードに書き込まれる。

上記のオンライン方式では、周知のように配管入線接続
、通信制御のためのソフトウェア、ハードウェアに関し
、わずられしい作業が必要である。

また、ケーブル断線や、収集処理装置がダウンした場合
などは収集処理が不可能となる。　さらに、個人情報や
データなどのメモリ容量が大きなものが必要なため収集
処理装置が高価になる。

他方、メモリカード方式では、オンライン方式の問題点
の解決にはなるが、直接接点接続のため、各自動検査機
器に毎回セットする必要があるため、摩耗し、接点不良
を生じて、生涯記憶可能なメモリカードとして有用であ
るが、このような大きな欠点を有するため実用化が進ま
ない。

本発明の目的は、メモリカードを使いながらその摩耗が
ほとんどないようにした、検査データ処理装置を提供す
ることである。

［課題を解決するための手段］ 前記した目的は、コンピュータシステムを利用した各種
自動検査機器と検査データ収集用コンピュータシステム
とより構成し、検査機器側は無線の送信手段を具備し、
他方検査データ収集側は無線の受信手段とメモリカード
と、受信報知手段とを具備することにより、達成される
。

［作　用］ コンピュータシステムを利用した各自動検査機器で検査
された結果を無線でメモリカードに収集するため、各自
動検査機器は無線の送信装置を設け、また検査終了と同
時に検査結果を該送信装置に出力する機能も備え、他方
検査データ収集側を携帯用受信装置として構成し、無線
受信機とメモリカードをセットできる機構部を備えたマ
イコンシステムを使って、無線で受信したデータをメモ
リカードに書き込んでデータ収集を実施する。

なお、データ収集の際にその旨をブザー音などにより報
知させる機能も持たせて、検査効率を上げる。

［実　施　例］ 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明される。

第１図はその１実施例を示す構成ブロック図である。

この実施例では、多種存在する自動検査機のうち自動身
長体重計を例にしている。

身長体重測定部２４はそのセンサ制御５２２を使い、コ
ンピュータシステムと接続されている。

コンピュータシステムは、中央処理制御部としてのマイ
クロプロセッサ−１０、プログラムが書き込まれたＥＰ
ＲＯＭＩ　２、ＲＡＭ１４及びパスライン１６からなり
、インタフェース１８を介してプリンタ２０にも接続さ
れる。　　２６は測定時に使われるランプ表示制御・ド
ライバーである。

また、２８は無線送信機であり、送信制御Ｂ２８ａと変
調・送信器２８ｂとからなる。

他方、データ収集側もコンピュータシステムが使用され
ており、３０はマイクロプロセッサ−３２はＥＰＲＯＭ
、３４はＲＡＭ、３６はパスラインからなり、メモリカ
ード３８が装着されている。

また、無線の送信器Ｍ２８に対応して無線の受信装置４
０が配置されており、受信・復調器４０ａと受信制御器
４０ｂとからなる。　さらに、報知手段として受信中表
示制御器４２ａとブザー４２ｂが付設されている。

動作例は次のようになる。

ａ、自動身長体重計２４は電源投入と同時に初期化され
、「どうぞお乗り下さい。ｊとランプが点灯して表示さ
れる。

ｂ、まず被検者は体重台の左右の足検出位置に乗ると、
「どうぞお乗り下さい。」のランプが消え、「測定中Ｊ
ｓ’動かないで下さい。Ｊのランプが点灯する。　と同
時に図示しないタイマが作動する。

Ｃ０一定時間（２〜３秒）後、タイマが動作して体重値
が身長体重測定部２４からセンサ制御器２２を介して読
み取られ、ＲＡＭ１４に書き込まれ、体重値が表示され
る。

ｄ、と同時に、ｒ動かないで下さい。ｊのランプが消え
、「姿勢を正して下さい。ｊのランプが点灯する。　ま
た、同時に身長バーが下降し始める。

ｅ、身長バーが頭に接した時の値を身長体重測定部２４
から前記と同様読み取り、ＲＡＭ１４の所定アドレスに
書き込むと同時に身長値が表示される。　身長バーは上
昇する。

ｆ、と同時に身長値と体重値とにより、標準体重値、肥
満度等が算出され、ＲＡＭ１４の所定アドレスに書き込
み、算出データを表示する。

ｇ、ＲＡＭ１４に書き込まれたデータを伝送フォーマッ
トに編集し、送信制御器２８ａを介して、変調後送信器
２８ｂからデータを出力する。

ｈ、被検者のポケットに入っている携帯用受信装置ない
しデータ処理器は、検査データを受信器４０ａから受信
し、復調後、受信制御器４０ｂを介してＲＡＭ３４に書
き込む。　受信中は受信中表示制御器４２ａからのビジ
ー信号によりブザー音を発生させたスピーカー４２ｂか
ら例えばピー音が出力される。

ｉ、ＲＡＭ３４に記憶された全データを受信後、メモリ
カード３８の所定アドレスに各種データが転送・書き込
まれる。

ｊ、自動身長体重計（ｉｌｆ２４では全データ送信後、
「測定が終りました」のランプを表示し、その他のラン
プは消える。

ｋ０体重合からおりると、プリンタスイッチＯＮの場合
は測定、算出データをプリントアウト後、初期化され、
「どうぞお乗り下さい。」のランプを点灯させる。　そ
の他のランプおよびデータ表示はすべて消える。

なお、メモリＩＣカード３８はデータ収集時は書き込み
専用に、その他の場合は読み出し専用として他のデータ
処理機に移される。

図示実施例では、受信確認をビジー信号を利用して、ピ
ー音を発生させて受信確認したが、検査側及びデータ収
Ｓ＠の両方に送受信装置をつけて、エコーを発生するな
どの確認方法も考えられる。

［効　果コ メモリカードの場合はメモリ容量が大きい特徴があるが
、ライン数（接点）は、アドレスデータ、制御ラインの
ほかに電源ラインなどライン数が多くなる。　これらの
１ラインでも接動不良の場合は使用が不可能となる。　
本発明により、検査結果のデータは無線により、メモリ
カードに収集されるため安心して使用ができる。

また、ブザー音にて受信確認も可能なため確実で検査効
率も上がる。

データ収集側装置は、被検者のポケットに収納できる程
にコンパクト化されるので、取扱いが簡便でミスがない
。　また、保守のためには、電池だけ補給すればよく、
ローテーションにより永く使える。

高価なデータ収集処理装置が不要となり、メモリＩＣカ
ード１枚で生涯記録が可能である。

オンライン方式のような配管などの設備も不要である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示した構成ブロック図であ
る。 特許出願人　株式会社　島津製作所 代理人　弁理士　池　１）定　夫 ２４は身長体重測定部、２２はセンサ制御器、２８は無
線の送信装置、３８はメモリカード、４０は無線の受信
装置、４２は報知手段である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、コンピュータシステムを利用した各種自動検査機器
   と検査データ収集用コンピュータシステムとからなり、
   検査機器側は無線の送信手段を具備し、他方検査データ
   収集側は無線の受信手段と、メモリカードと、受信報知
   手段とを具備していることを特徴とする、検査データ収
   集処理装置。