JPH02120691A - 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置 - Google Patents

原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置

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JPH02120691A
JPH02120691A JP1243259A JP24325989A JPH02120691A JP H02120691 A JPH02120691 A JP H02120691A JP 1243259 A JP1243259 A JP 1243259A JP 24325989 A JP24325989 A JP 24325989A JP H02120691 A JPH02120691 A JP H02120691A
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sleeve
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軽水炉特に加圧水型原子炉の燃料集合体の端
金具(エンドフィッティング)にガイドチューブを取り
外し可能に固定する装置に関する。
水冷形原子炉、特に加圧水型原子炉は、長い燃料棒の束
からなる集合体を有しており、燃料棒は、互いに平行に
配置されておりかつガイドチューブとスペーサと2つの
端金具とによりフレームに保持されている。ガイドチュ
ーブは燃料集合体の長手方向に配置されていて、燃料集
合体の長手方向に沿って等間隔に配置された横方向スペ
ーサに連結されている。
更にガイドチューブは、その各端部が、燃料集合体の剛
性を高めかつ燃料集合体の閉鎖部を形成する2つの端金
具のいずれかに連結されている。
燃料棒が互いに平行に配置されている束からなる燃料集
合体の燃料棒は、燃料集合体の横断面で見たとき、スペ
ーサにより決められた規則正しい格子配列に従って配置
されている。格子の成る部分は、通常スペーサに剛接さ
れているガイドチューブにより占拠されている。
ガイドチューブの長さは燃料棒の長さより長く、その両
端部において、燃料棒の束に対し一部が突出している。
ガイドチューブのこの突出した部分には端金具が固定さ
れており、燃料集合体をその両端部で確実に閉鎖してい
る。
燃料棒は、核燃料材料の焼結ベレットからなり、これら
のベレットは、燃料集合体を包囲する流体(冷却材)か
らペレットを隔絶する金属被覆の内部に詰められている
。もし燃料集合体の燃料棒の被覆(shea th)が
破裂した場合には、この燃料棒を極めて迅速に交換して
、原子炉の冷却材に放射性物質が漏洩することを防止し
なければならない。
燃料棒にアクセスしてその交換を行うには、燃料集合体
の端金具の1つを取り外す必要があるが、そのためには
、ガイドチューブ及び端金具の端部同士の間の連結を切
断することが前提になる。
端金具には、ガイドチューブの格子配列を再現する通孔
が設けられており、ガイドチューブは、これらの各通孔
と係合しかつ固定されるようになっている。
燃料集合体のうちの欠陥のある燃料棒を取り替えること
ができるようにするため、新しい燃料集合体が設計され
かつ開発されており、この新しい燃料集合体のガイドチ
ューブは、少なくとも1つの端金具への連結部が取り外
し可能に構成されている。
欠陥のある燃料棒を取り替えるには、燃料集合体は、貯
蔵プールのようなプール中に垂直に置かれる。すなわち
、燃料集合体は、その一方の端金具(すなわち下端部)
がプールの底上に載置される。他方の端金具(すなわち
上方の端金具)は、プールの上方からアクセスできる水
面下の成る深さの所にある。
公知の形式の着脱自在の燃料集合体においては、燃料集
合体の上方の端金具と係合しているガイドチューブの一
部に、半径方向に拡大可能な部分を備えていて、該部分
は、例えばガイドチューブの端部に取り付けられるよう
になっている。この拡大可能部分は、半径方向外方に突
出した部分を備えたスプリントリング(割りリング)で
構成することができ、前記半径方向突出部が、ガイドチ
ューブの通孔内において端金具の内部に形成された、対
応する形状をもつキャビティ内に収容されるようになっ
ている。ガイドチューブ内にロッキングスリーブが導入
されると、スプリントリングが半径方向に拡大され、そ
の半径方向突出部が、端金具に形成されたキャビティ内
に嵌入されることにより、ガイドチューブがインターロ
ックされる。
ガイドチューブは、端金具のアダプタプレートを貫通し
ている孔と、成る長さ領域のみにおいて係合しており、
ガイドチューブの上方にある孔の残部は、端金具のアダ
プタプレートの上面に開口している。
上記形式の燃料集合体のガイドチューブに使用される公
知の取り外し可能な連結構造として、ガイドチューブを
拡大させるリングを備えたロッキングスリーブを備えた
ものがある。このロッキングスリーブは、ガイドチュー
ブに嵌入されるときに固定シェルにより軸線方向に延長
されるようになっており、前記固定シェルは、ガイドチ
ューブの上方に位置しかつアダプタプレートの上面に開
口している孔の一部の中に収容されている。
アダプタプレートの孔のこの部分には、半径方向のキャ
ビティが設けられている。ロッキングスリーブがガイド
チューブ内に嵌入された後、固定シェルには歪みが発生
し、この歪んだ部分がキャビティ内に入ることができる
ため、ロッキングスリーブによる軸線方向及び回転方向
のロッキングが得られる。
従って、燃料集合体の上方から困難なく行うことができ
る作業により、ガイドチューブを充分に固定することが
できる。
しかしながら、ガイドチューブを取り外す場合には、ま
ず第1段階として、固定シェルにより端金具内に保持さ
れているロッキングスリーブを引き出すことが必要にな
る。この作業は、ロッキングスリーブ内に導入される工
具であって、ロッキングスリーブの下端部の下に配置で
きる半径方向に動き得る部分を備えた工具により行うこ
とができる。工具を引っ張ると、固定シェルのロックが
解除され、ロッキングスリーブがガイドチューブから引
き出される。
燃料集合体の端金具を取り外す前にロッキングスリーブ
を引き出すこの作業には、端金具及びスリーブの開口部
内での工具の軸線方向の位置を、複雑な作業により高精
度に調節し、工具に引っ張り力が加えられたときに、可
動部品がスリーブの下端部に当接できるようにすること
が必要になる。
また、工具がスリーブ内に正確に嵌入されているか否か
を、プールの上方のレベルからチエツクすることは非常
に困難である。
更に、スリーブの引き出し作業は、スリーブの下端部に
推力(スラスト)を加えることによっても行うことがで
きるが、この場合にはスリーブに幾分かの座屈(バック
リング)が生じ易く、スリーブの引き出しを一層困難に
する。
最後に、端金具のキャビティに入っている固定シェルの
歪んだ領域は、スリーブの下端部に推力を加えるときの
困難性を以てしてのみ、キャビティから引き出すことが
できるものである。
また、欧州公開特許EP−A−0,098,774号に
開示すれたロッキングスリーブは、該スリーブの内部に
形成された環状溝を備えており、このロッキングスリー
ブの半径方向に拡大された上部には、変形可能なシェル
も設けられている。かようなロッキングスリーブは、環
状溝内に工具を導入することにより、また、スリーブの
内側ボアを介してスリーブに引っ張り力を作用すること
によりスリーブの引き出しを行うことができるという幾
つかの長所を有している。
しかしながら、かようなスリーブ、すなわち、半径方向
に拡大された上部と、スリーブの下方のロック部分から
上方の部分を分離している半径方向に延在する外側リム
とを有しているスリーブは、ガイドチューブを受け入れ
ている開口部のレベルにおいて、燃料集合体の端金具に
特別な加工をする必要がある。
従って、本発明の目的は、次のような構成、すなわち、
軽水炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外
し可能に固定する装置であって、ガイドチューブ、スペ
ーサ及びガイドチューブの端部に固定された端金具によ
り構成されるフレーム構造内に保持された平行な燃料棒
の束と、ガイドチューブの端部を介して各ガイドチュー
ブの一方の端部に取り外し可能に固定されている少なく
とも1つの端金具とを有しており、ガイドチューブの前
記端部は半径方向に歪むことができかつ半径方向外方に
突出しているインター日ツク部分を備えており、該イン
ターロック部分は端金具を貫通している開口の長さの一
部に亘って該開口の内部と係合しており、前記端金具が
ガイドチューブを受け入れている部分において前記端金
具には、ガイドチューブの前記インターロック部分を受
け入れるための環状拡大部が設けられており、ガイドチ
ューブの端部を半径方向に拡大すること及び端金具の開
口の環状拡大部内にガイドチューブのインターロック部
分を保持することがロッキングスリーブにより行われて
おり、該ロッキングスリーブが、ガイドチューブを拡大
するためのリングと前記端金具内に固定されるシェルと
を備えており、該シェルの残部は、ロッキングスリーブ
のロッキング位置において、ガイドチューブの端部から
・ガイドチューブを受け入れていない端金具の開口の一
部の内部に突出しており、端金具の開口の、ガイドチュ
ーブを受け入れていない部分には少なくとも1つの半径
方向キャビティが設けられており、該キャビティにおい
て、前記固定シェルの一部が半径方向に歪んで前記ロッ
キングスリーブを固定するように構成された軽水炉の燃
料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固
定するHを提供することにある。本発明の装置は、簡単
な形状を有しており、簡単かつ有効な方法によりガイド
チューブからの引き出しが行えるものである。
本発明によれば、上記固定装置は、次の構成すなわち、 前記ロッキングスリーブの外面が、ロッキングスリーブ
の軸線方向に沿っていかなる半径方向の突出部もなくし
て連続的に形成された円筒状部分と截頭円錐状部分とを
備えており、 前記ロッキングスリーブの上方の円筒状部分を構成する
前記固定シェルが、前記ガイドチューブを拡大するだめ
の前記リングを構成する下方の截頭円錐状のリング部分
と一体になっており、かつ、該截頭円錐状のリング部分
の上部の壁厚よりも実質的に薄い壁厚を有しており、 前記ガイドチューブを拡大するためのリングの内面の上
部には、環状のインターロック溝が形成されていること
を特徴としている。
本発明を正しく理解できるようにするため、加圧水型原
子炉の取り外し可能な燃料集合体に使用した本発明の固
定装置の幾つかの実施例(これらの実施例は非限定的な
ものである)について、添付図面を参照して以下に詳細
に説明する。
第1図には、燃料集合体の全体が番号1で示されている
。燃料集合体1は平行に配置された燃料棒2の束で構成
されており、燃料棒2は、その長さ方向に沿って成る間
隔で配置されたスペーサ3により保持されている。スペ
ーサ3はグリソドで構成されており、該グリッドの各セ
ルに1本の燃料棒2が受け入れられている。グリッドの
格子のうちの幾つかの部分は、燃料棒2の長さよりも大
きな長さをもつガイドチューブ4で占拠されている。
ガイドチューブ4の一端は、燃料集合体1の上方の端金
具(エンドフィンティング)を構成している端金具5に
連結されており、ガイドチューブ4の他端は、下方の端
金具を構成している第2端金具6に連結されている。
燃料集合体lがプールの水中の貯蔵位置にあるとき、上
方の端金具5にはプールの上方からアクセスすることが
できる。この上方の端金具5にはブレードスプリング7
が支持されている。該ブレードスプリング7は、原子炉
の上方の炉心プレートをこのブレードスプリング7上に
載置することにより、炉心内で燃料集合体を保持できる
ようになっている。また、上方の端金具5には、該端金
具5の上面から突出しているスタッド8が設けられてい
る。
第2図には燃料集合体1のフレーム構造9が示されてお
り、該フレーム構造9は、ガイドチューブ4と、スペー
サ3と、端金具5.6とで構成されている。このフレー
ム構造9は、束からなる燃料棒2のハウジングとして働
き、上方の端金具5が取り外されたときには、該フレー
ム構造9への燃料棒2の導入及び該フレーム構造9から
の燃料棒2の引き出しを行うことができる。燃料棒2の
交換又は取り外しが行えるようにするため、ガイドチュ
ーブ4の端部と上方の端金具5との間には取り外し可能
なカップリングが設けられている。
第3図及び第4図には、燃料集合体1の上方の端金具5
が示されており、該上方の端金具5はアダプタプレート
10を備えている。ガイドチューブ4は、アダプタプレ
ート10を貫通している内部開口11に係合しており、
燃料集合体lの上部からアクセスできるようになってい
る。燃料集合体1の中央に配置された測定器用ガイドチ
ューブが、特殊形状の開口12内に受け入れられている
燃料集合体1の上方の端金具5は、アダプタプレート1
0とフレーム14とで構成されており、これらのアダプ
タプレートIO及びフレーム14は、これらに溶接され
たスカート13により互いに連結されている。フレーム
14には、心出しを行うための突出部8及びブレードス
プリング7を保持するフランジ8′が支持されている。
第4図に示すように、ガイドチューブ4を固定できる通
孔(内部開口)11は、燃料集合体1の24本のガイド
チューブ4の位置に一致する特定位置に配置されている
。ガイドチューブ4の通路開口11の間において、上方
の端金具5のアダプタプレート10を貫通して水の通孔
15が設けられている。
第5図に示すように、ガイドチューブ4の上部4aは、
上向きに拡がっている截頭円錐状の形状を有しており、
この形状は、ガイドチューブの上部4aを受け入れる通
孔11の下部の形状と一致している。
ガイドチューブ4の上部4aにはスロット18のような
2つのスロットが設けられている。これらのスロット1
8は、互いに直径方向に対向する位置において、円錐台
の母線の方向に配置されている。これらの2つのスロッ
ト18は、ガイドチューブ4の上部4aに2つの截頭円
錐状の割り部(セクタ)を形成しており、従って、成る
範囲内で半径方向に歪むことができるようになっている
更に、ガイドチューブ4の上部4aの半径方向に歪むこ
とができる割り部の各々には、リングの一部の形状をな
す外方に突出する部分17が設けられている。これらの
突出部17は、ガイドチューブ4がアダプタプレート1
0の開口ll内に嵌入されるときに、ガイド開口11の
環状拡大部16の内側に収容されるようになっている。
ガイドチューブ4の上部4aは、ロッキングスリーブ2
0によって半径方向に拡大される。このようにして、ア
ダプタプレート10と取り外し可能な端金具5とのイン
ターロック及び固定が行われる。
ガイドチューブ4の環状の突出部17は、該ガイドチュ
ーブ4を開口11に導入する前に予め形成され、この突
出部17は、截頭円錐状の割り部の弾性により環状キャ
ビティ (環状拡大部)16内でガイドチューブ4を軸
線方向にロックすることができる。ガイドチューブ4の
上端部は、アダプタプレート10内での係合位置におい
て肩部21に当接しないことに注目すべきである。この
構成により、アダプタプレート10内へのガイドチュー
ブ4の嵌入を容易にできかつ位置決めを改善することが
できる。
開口11の肩部21より上方に位置する部分には、アダ
プタプレート10の半径方向内側に形成されたリング状
をなすキャビティ22が設けられている。
このキャビティ22の上方には、アダプタプレート10
の上面に向かって上方に開口している截頭円錐状部分2
3が形成されている。
第6図及び第6A図には、ガイドチューブ4を第5図に
示すように固定する装置のロッキングスリーブ20が示
されており、該ロッキングスリーブ20は、截頭円錐状
のシェルからなる下部24と、円筒状のシェルからなる
上部25とで構成されている。
截頭円錐状のシェル24の下部には保合面24aが設け
られており、截頭円錐状のシェル24は、第5図に示す
ように、ガイドチューブ4の上部4aの内側のロック位
置に配置されるようになっている。截頭円錐状のシェル
24は、ガイドチューブ4の上部4aを形成しかつ端金
具のアダプタプレートlOの開口11における環状拡大
部16内にガイドチューブ4の上部4aの突出部17を
保持する截頭円錐状の割り部が半径方向に拡大すること
を可能にしている。
上方のシェル(円筒状のシェル)25は、ロッキングス
リーブ20が第5図に示すロック位置にあるときに、ア
ダプタプレート10の孔(開口)11の上部内に収容さ
れるロッキングリングを固定するシェルを形成している
本発明によれば、ロッキングスリーブ20の外面は円筒
状及び截頭円錐状に形成されていて、半径方向外方に突
出する部分は何ら存在しない。
ブロッキングスリーブ(ロッキングスリーブ)20は1
ピースからなる管状壁26で形成されている。該管状壁
26の外面は、円筒状の上部と截頭円錐状の下部とを有
しており、画部分は截頭円錐状の大径部でつながってい
る。
管状壁26の厚さは、該壁26の高さ方向に沿って変化
しており、壁26の上部25は薄い厚さの力、ラーを形
成している。ブロッキングスリーブの下部24の内部ボ
アは円筒状をなしており、従って、下部24の壁厚は下
方に向かって薄くなっている。
管状壁26の下部24の上端部(壁厚の厚い部分)の近
くには、環状溝29が設けられている。
下部24(少なくとも該下部24の上部)の壁厚は、上
部25の壁厚よりも実質的に厚く形成されている。
カラー(上部)25は、スリーブ20の半径方向内方に
向かって突出しているリム30により、截頭円錐状の下
部24から分離されている。環状溝29は、リム30が
設けられている側とは反対側(すなわち下側)において
、肩部31により形成されている。
溝(環状溝)29は、このa29内に握持工具を導入し
て、ブロッキングスリーブ20をガイドチューブ4の所
定位置に装着するのに使用される。
肩部31が設けられているため、スリーブ20に軸線方
向の押圧力を作用することができ、このため、截頭円錐
状部分24(この部分24は、ガイドチューブ4を拡大
するリングを形成している)と係合して間隔を隔てて保
持されているガイドチューブ4を確実にブロッキングす
ることができる。
次に、ガイドチューブ4により占拠されていない燃料集
合体のコネクタ(端金具)のボア部分にカラー25が配
置される。コネクタのボアのこの部分には、1つ以上の
半径方向の凹部が機械加工により形成されている。ガイ
ドチューブをブロッキングした後、カラー25が、コネ
クタのボアの半径方向凹部内に押し込められ、これによ
り、ブロッキングスリーブ20が固定される。
第7図及び第7A図には、第6図及び第6A図に示した
ブロッキングスリーブ20とは別の実施例に係るブロッ
キングスリーブ20′が示しである。このスリーブ20
′は、これをガイドチューブ4内に装着するときに使用
する肩部の形状が、第6図及び第6A図の実施例では平
らな肩部31であったのに対し、第7図及び第7A図の
実施例では截頭円錐状の肩部31′として形成されてい
る点を除き、第6図及び第6A図の実施例に係るスリー
ブ20と同じである。
別の実施例として、スリーブの装着時に、半径方向に突
出するリム30を介して、スリーブに推力を作用するこ
とができる。
ロッキングスリーブを固定する作業は、該スリーブの上
部に導入される公知の形式の工具を使用して、キャビテ
ィ22内でシェル25の領域32を歪ませることにより
行われる。これにより、スリーブ20は、軸線方向及び
回転方向にロックされる。
燃料集合体の端金具を取り外すには、第1段階として、
ガイドデユープ4内に導入されたロッキングスリーブ2
0を引き出すことが必要である。
第6図及び第7図に示した固定装置の場合には、スリー
ブの引き出し作業は、環状溝29又は29′内に導入で
きる引っ張り工具の爪のようなインターロック部材を使
用して行われる。
スリーブを引っ張る工具のこのインターロック部材は、
プール内からの制御により、スリーブの内部を通して容
易に嵌入することができる。
スリーブの内面に形成された環状溝を介してスリーブに
引っ張り力を加えることができるため、キャビティ22
から歪められた領域32を引き出すことにより、容易に
取り外し作業を行うことができる。スリーブはもはや端
金具内に保持されることはなく、ガイドチューブを拡大
するためのリング(スリーブの下部)24をガイドチュ
ーブ4から引き出すことができる。
本発明は、以上説明した実施例に限定されるものではな
い。
異なる形状をもつスリーブの内部を通してアクセスでき
るインターロック溝を案出することもできる。
最後に、本発明は、燃料集合体のガイドチューブがロッ
キングスリーブにより固定されている取り外し可能な端
金具を備えた軽水炉に用いられる任意の燃料集合体にも
適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、加圧水型原子炉の燃料集合体を示す側面図で
ある。 第2図は、第1図の燃料集合体のフレーム構造を示す側
面図である。 第3図は、燃料集合体の上方の端金具の一部を断面した
ところを示す側面図である。 第4図は、第3図の矢印3の方向から見た平面図である
。 第5図は、本発明によるガイドチューブ固定装置を示す
縦断面図である。 第6図は、第5図に示した固定装置のロッキングスリー
ブの一部を切欠いた状態を示す斜視図である。 第6A図は、第6図のロッキングスリーブの縦断面図で
ある。 第7図は、本発明による固定装置のロッキングスリーブ
の第2実施例の一部を切り欠いた状態を示す斜視図であ
る。 第7A図は、第7図のロッキングスリーブの縦断面図で
ある。 1・・・燃料集合体、   2・・・燃料棒、4・・・
ガイドチューブ、 5・・・端金具(コネクタ)、7・
・・ブレードスプリング、 8・・・突出部、      10・・・アダプタプレ
ート、11・・・通孔(開口)、  16・・・環状拡
大部、17・・・突出部、     18・・・スロッ
ト、20・・・ロッキングスリーブ(ブロッキングスリ
ーブ)21・・・肩部、      22・・・キャビ
ティ、23・・・截頭円錐状部分、 24・・・ロッキングスリーブの下部(截頭円錐状部分
)25・・・ロッキングスリーブの上部(円筒状部分)
、26・・・管状壁、    29.29′・・・環状
溝、30・・・リム、      31.31′・・・
肩部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軽水炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを
    取り外し可能に固定する装置であって、ガイドチューブ
    (4)、スペーサ(3)及びガイドチューブ(4)の端
    部に固定された端金具(5、6)により構成されるフレ
    ーム構造(9)内に保持された平行な燃料棒の束と、ガ
    イドチューブ(4)の端部(4a)を介して各ガイドチ
    ューブ(4)の一方の端部に取り外し可能に固定されて
    いる少なくとも1つの端金具(5、10)とを有してお
    り、ガイドチューブ(4)の前記端部(4a)は半径方
    向に歪むことができかつ半径方向外方に突出しているイ
    ンターロック部分(17)を備えており、該インターロ
    ック部分(17)は端金具(5、10)を貫通している
    開口(11)の長さの一部に亘って該開口(11)の内
    部と係合しており、前記端金具(5、10)がガイドチ
    ューブ(4)を受け入れている部分において前記端金具
    (5、10)には、ガイドチューブ(4)の前記インタ
    ーロック部分(17)を受け入れるための環状拡大部(
    16)が設けられており、ガイドチューブ(4)の端部
    を半径方向に拡大すること及び端金具(5、10)の開
    口(11)の環状拡大部(16)内にガイドチューブ(
    4)のインターロック部分(17)を保持することがロ
    ッキングスリーブ(20)により行われており、該ロッ
    キングスリーブ(20)が、ガイドチューブ(4)を拡
    大するためのリング(24)と前記端金具内に固定され
    るシェル(25)とを備えており、該シェル(25)の
    残部は、ロッキングスリーブ(20)のロッキング位置
    において、ガイドチューブ(4)の端部から、ガイドチ
    ューブ(4)を受け入れていない端金具(5、10)の
    開口(11)の一部の内部に突出しており、端金具(1
    0)の開口(11)の、ガイドチューブ(4)を受け入
    れていない部分には少なくとも1つの半径方向キャビテ
    ィ(22)が設けられており、該キャビティ(22)に
    おいて、前記固定シェル(25)の一部(32)が半径
    方向に歪んで前記ロッキングスリーブ(20)を固定す
    るように構成された軽水炉の燃料集合体の端金具にガイ
    ドチューブを取り外し可能に固定する装置において、 前記ロッキングスリーブ(20)の外面が、ロッキング
    スリーブ(20)の軸線方向に沿っていかなる半径方向
    の突出部もなくして連続的に形成された円筒状部分と截
    頭円錐状部分とを備えており、 前記ロッキングスリーブ(20)の上方の円筒状部分を
    構成する前記固定シェル(25)が、前記ガイドチュー
    ブ(4)を拡大するための前記リング(24)を構成す
    る下方の截頭円錐状のリング部分と一体になっており、
    かつ、該截頭円錐状のリング部分の上部の壁厚よりも実
    質的に薄い壁厚を有しており、 前記ガイドチューブ(4)を拡大するためのリング(2
    4)の内面の上部には、環状のインターロック溝(29
    )が形成されていることを特徴とする軽水炉の燃料集合
    体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する
    装置。
  2. (2)前記インターロック溝(29)が、半径方向内方
    に突出するリム(30)により、前記固定シェル(25
    )から分離されていることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. (3)前記インターロック溝(29)の下縁部には、前
    記ロッキングスリーブ(20)の軸線と同じ軸線をもつ
    截頭円錐状の肩部(31′)が設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の装置。
JP1243259A 1988-09-19 1989-09-19 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置 Expired - Lifetime JP2843376B2 (ja)

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