JP2843376B2 - 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置 - Google Patents

原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置

Info

Publication number
JP2843376B2
JP2843376B2 JP1243259A JP24325989A JP2843376B2 JP 2843376 B2 JP2843376 B2 JP 2843376B2 JP 1243259 A JP1243259 A JP 1243259A JP 24325989 A JP24325989 A JP 24325989A JP 2843376 B2 JP2843376 B2 JP 2843376B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide tube
locking sleeve
end fitting
fuel assembly
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1243259A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02120691A (ja
Inventor
ペティ ベルナール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FURAMATOMU E KOJEMA FRAGEMA
KOJEMA CO JENERARU DE MACHEERU NYUKUREEERU
Original Assignee
FURAMATOMU E KOJEMA FRAGEMA
KOJEMA CO JENERARU DE MACHEERU NYUKUREEERU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FURAMATOMU E KOJEMA FRAGEMA, KOJEMA CO JENERARU DE MACHEERU NYUKUREEERU filed Critical FURAMATOMU E KOJEMA FRAGEMA
Publication of JPH02120691A publication Critical patent/JPH02120691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843376B2 publication Critical patent/JP2843376B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/334Assembling, maintenance or repair of the bundles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軽水炉特に加圧水型原子炉の燃料集合体の
端金具(エンドフィッティング)にガイドチューブを取
り外し可能に固定する装置に関する。
水冷形原子炉、特に加圧水型原子炉は、長い燃料棒の
束からなる集合体を有しており、燃料棒は、互いに平行
に配置されておりかつガイドチューブとスペーサと2つ
の端金具とによりフレームに保持されている。ガイドチ
ューブは燃料集合体の長手方向に配置されていて、燃料
集合体の長手方向に沿って等間隔に配置された横方向ス
ペーサに連結されている。
更にガイドチューブは、その各端部が、燃料集合体の
剛性を高めかつ燃料集合体の閉鎖部を形成する2つの端
金具のいずれかに連結されている。
燃料棒が互いに平行に配置されている束からなる燃料
集合体の燃料棒は、燃料集合体の横断面で見たとき、ス
ペーサにより決められた規則正しい格子配列に従って配
置されている。格子の或る部分は、通常スペーサに剛接
されているガイドチューブにより占拠されている。
ガイドチューブの長さは燃料棒の長さより長く、その
両端部において、燃料棒の束に対し一部が突出してい
る。ガイドチューブのこの突出した部分には端金具が固
定されており、燃料集合体をその両端部で確実に閉鎖し
ている。
燃料棒は、該燃料材料の焼結ペレットからなり、これ
らのペレットは、燃料集合体を包囲する流体(冷却材)
からペレットを隔絶する金属被覆の内部に詰められてい
る。もし燃料集合体の燃料棒の被覆(sheath)が破裂し
た場合には、この燃料棒を極めて迅速に交換して、原子
炉の冷却材に放射性物質が漏洩することを防止しなけれ
ばならない。燃料棒にアクセスしてその交換を行うに
は、燃料集合体の端金具の1つを取り外す必要がある
が、そのためには、ガイドチューブ及び端金具の端部同
士の間の連結を切断することが前提になる。
端金具には、ガイドチューブの格子配列を再現する通
孔が設けられており、ガイドチューブは、これらの各通
孔と係合しかつ固定されるようになっている。
燃料集合体のうちの欠陥のある燃料棒を取り替えるこ
とができるようにするため、新しい燃料集合体が設計さ
れかつ開発されており、この新しい燃料集合体のガイド
チューブは、少なくとも1つの端金具への連結部が取り
外し可能に構成されている。
欠陥のある燃料棒を取り替えるには、燃料集合体は、
貯蔵プールのようなプール中に垂直に置かれる。すなわ
ち、燃料集合体は、その一方の金具(すなわち下端部)
がプールの底上に載置される。他方の端金具(すなわち
上方の端金具)は、プールの上方からアクセスできる水
面下の或る深さの所にある。
公知の形式の着脱自在の燃料集合体においては、燃料
集合体の上方の端金具と係合しているガイドチューブの
一部に、半径方向に拡大可能な部分を備えていて、該部
分は、例えばガイドチューブの端部に取り付けられるよ
うになっている。この拡大可能部分は、半径方向外方に
突出した部分を備えたスプリットリング(割りリング)
で構成することができ、前記半径方向突出部が、ガイド
チューブの通孔内において端金具の内部に形成された、
対応する形状をもつキャビティ内に収容されるようにな
っている。ガイドチューブ内にロッキングスリーブが導
入されると、スプリットリングが半径方向に拡大され、
その半径方向突出部が、端金具に形成されたキャビティ
内に嵌入されることにより、ガイドチューブがインター
ロックされる。
ガイドチューブは、端金具のアダプタプレートを貫通
している孔と、或る長さ領域のみにおいて係合してお
り、ガイドチューブの上方にある孔の残部は、端金具の
アダプタプレートの上面に開口している。
上記形式の燃料集合体のガイドチューブに使用される
公知の取り外し可能な連結構造として、ガイドチューブ
を拡大させるリングを備えたロッキングスリーブを備え
たものがある。このロッキングスリーブは、ガイドチュ
ーブに嵌入されるときに固定シェルにより軸線方向に延
長されるようになっており、前記固定シェルは、ガイド
チューブの上方に位置しかつアダプタプレートの上面に
開口している孔の一部に中に収容されている。
アダプタプレートの孔のこの部分には、半径方向のキ
ャビティが設けられている。ロッキングスリーブがガイ
ドチューブ内に嵌入された後、固定シェルには歪みが発
生し、この歪んだ部分がキャビティ内に入ることができ
るため、ロッキングスリーブによる軸線方向及び回転方
向のロッキングスリーブが得られる。
従って、燃料集合体の上方から困難なく行うことがで
きる作業により、ガイドチューブを充分に固定すること
ができる。
しかしながら、ガイドチューブを取り外す場合には、
まず第1段階として、固定シェルにより端金具内に保持
されているロッキングスリーブを引き出すことが必要に
なる。この作業は、ロッキングスリーブ内に導入される
工具であって、ロッキングスリーブの下端部の下に配置
できる半径方向に動き得る部分を備えた工具により行う
ことができる。工具を引っ張ると、固定シェルのロック
が解除され、ロッキングスリーブがガイドチューブから
引き出される。
燃料集合体の端金具を取り外す前にロッキングスリー
ブを引き出すこの作業には、端金具及びスリーブの開口
部内での工具の軸線方向の位置を、複雑な作業により高
精度に調節し、工具に引っ張り力が加えられたときに、
可動部品がスリーブの下端部に当接できるようにするこ
とが必要になる。また、工具がスリーブ内に正確に嵌入
されているか否かを、プールの上方のレベルからチェッ
クすることは非常に困難である。
更に、スリーブの引き出し作業は、スリーブの下端部
に推力(スラスト)を加えることによっても行うことが
できるが、この場合にはスリーブに幾分かの座屈(バッ
クリング)が生じ易く、スリーブの引き出しを一層困難
にする。
最後に、端金具のキャビティに入っている固定シェル
の歪んだ領域は、スリーブの下端部に推力を加えるとき
の困難性を以てしてのみ、キャビティから引き出すこと
ができるものである。
また、欧州公開特許EP−A−0.098.774号に開示され
たロッキングスリーブは、該スリーブの内部に形成され
た環状溝を備えており、このロッキングスリーブの半径
方向に拡大された上部には、変形可能なシェルも設けら
れている。かようなロッキングスリーブは、環状溝内に
工具を導入することにより、また、スリーブの内側ボア
を介してスリーブに引っ張り力を作用することによりス
リーブの引き出しを行うことができるという幾つかの長
所を有している。
しかしながら、かようなスリーブ、すなわち、半径方
向に拡大された上部と、スリーブの下方のロック部分か
ら上方の部分を分離している半径方向に延在する外側リ
ムとを有しているスリーブは、ガイドチューブを受け入
れている開口部のレベルにおいて、燃料集合体の端金具
に特別な加工をする必要がある。
従って、本発明の目的は、次のような構成、すわわ
ち、軽水炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取
り外し可能に固定する装置であって、ガイドチューブ、
スペーサ及びガイドチューブの端部に固定された端金具
により構成されるフレーム構造内に保持された平行な燃
料棒の束と、ガイドチューブの端部を介して各ガイドチ
ューブの一方の端部に取り外し可能に固定されている少
なくとも1つの端金具とを有しており、ガイドチューブ
の前記端部は半径方向に歪むことができかつ半径方向外
方に突出しているインターロック部分を備えており、該
インターロック部分は端金具を貫通している開口の長さ
の一部に亘って該開口の内部と係合しており、前記端金
具がガイドチューブを受け入れている部分において前記
端金具には、ガイドチューブの前記インターロック部分
を受け入れるための環状拡大部が設けられており、ガイ
ドチューブの端部を半径方向に拡大すること及び端金具
の開口の環状拡大部内にガイドチューブのインターロッ
ク部分を保持することがロッキングスリーブにより行わ
れており、該ロッキングスリーブが、ガイドチューブを
拡大するためのリングと前記端金具内に固定されるシェ
ルとを備えており、該シェルの残部は、ロッキングスリ
ーブのロッキング位置において、ガイドチューブの端部
から、ガイドチューブを受け入れていない端金具の開口
の一部の内部に突出しており、端金具の開口の、ガイド
チューブを受け入れていない部分には少なくとも1つの
半径方向キャビティが設けられており、該キャビティに
おいて、前記固定シェルの一部が半径方向に歪んで前記
ロッキングスリーブを固定するように構成された軽水炉
の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能
に固定する装置を提供することにある。本発明の装置
は、簡単な形状を有しており、簡単かつ有効な方法によ
りガイドチューブからの引き出しが行えるものである。
本発明によれば、上記固定装置は、次の構成すなわ
ち、 前記ロッキングスリーブの外面が、ロッキングスリー
ブの軸線方向に沿っていかなる半径方向の突出部もなく
して連続的に形成された円筒状部分と截頭円錐状部分と
を備えており、 前記ロッキングスリーブの上方の円筒状部分を構成す
る前記固定シェルが、前記ガイドチューブを拡大するた
めの前記リングを構成する下方の截頭円錐状のリング部
分と一体になっており、かつ、該截頭円錐状のリング部
分の上部の壁厚よりも実質的に薄い壁厚を有しており、 前記ガイドチューブを拡大するためのリングの内面の
上部には、環状のインターロック溝が形成されているこ
とを特徴としている。
本発明を正しく理解できるようにするため、加圧水型
原子炉の取り外し可能な燃料集合体に使用した本発明の
固定装置の幾つかの実施例(これらの実施例は非限定的
なものである)について、添付図面を参照して以下に詳
細に説明する。
第1図には、燃料集合体の全体が番号1で示されてい
る。燃料集合体1は平行に配置された燃料棒2の束で構
成されており、燃料棒2は、その長さ方向に沿って或間
隔で配置されたスペーサ3により保持されている。スペ
ーサ3はグリッドで構成されており、該グリッドの各セ
ルに1本の燃料棒2が受け入れられている。グリッドの
格子のうちの幾つかの部分は、燃料棒2の長さよりも大
きな長さをもつガイドチューブ4で占拠されている。
ガイドチューブ4の一端は、燃料集合体1の上方の端
金具(エンドフィッティング)を構成している端金具5
に連結されており、ガイドチューブ4の他端は、下方の
端金具を構成している第2端金具6に連結されている。
燃料集合体1がプールの水中の貯蔵位置にあるとき、
上方の端金具5にはプールの上方からアクセスすること
ができる。この上方の端金具5にはブレードスプリング
7が支持されている。該ブレードスプリング7は、原子
炉の上方の炉心プレートをこのブレードスプリング7上
に載置することにより、炉心内で燃料集合体を保持でき
るようになっている。また、上方の端金具5には、該端
金具5の上面から突出しているスタッド8が設けられて
いる。
第2図には燃料集合体1のフレーム構造9が示されて
おり、該フレーム構造9は、ガイドチューブ4と、スペ
ーサ3と、端金具5、6とで構成されている。このフレ
ーム構造9は、束からなる燃料棒2のハウジングとして
働き、上方の端金具5が取り外されたときには、該フレ
ーム構造9への燃料棒2の導入及び該フレーム構造9か
らの燃料棒2の引き出しを行うことができる。燃料棒2
の交換又は取り外しが行えるようにするため、ガイドチ
ューブ4の端部と上方の端金具5との間には取り外し可
能なカップリングが設けられている。
第3図及び第4図には、燃料集合体1の上方の端金具
5が示されており、該上方の端金具5はアダプタプレー
ト10を備えている。ガイドチューブ4は、アダプタプレ
ート10を貫通している内部開口11に係合しており、燃料
集合体1の上部からアクセスできるようになっている。
燃料集合体1の中央に配置された測定器用ガイドチュー
ブが、特殊形状の開口12内に受け入れられている。燃料
集合体1の上方の端金具5は、アダプタプレート10とフ
レーム14とで構成されており、これらのアダプタプレー
ト10及びフレーム14は、これらに溶接されたスカート13
により互いに連結されている。フレーム14には、心出し
を行うための突出部8及びブレードスプリング7を保持
するフランジ8′が支持されている。
第4図に示すように、ガイドチューブ4を固定できる
通孔(内部開口)11は、燃料集合体1の24本のガイドチ
ューブ4の位置に一致する特定位置に配置されている。
ガイドチューブ4の通路開口11の間において、上方の端
金具5のアダプタプレート10を貫通して水の通孔15が設
けられている。
第5図に示すうように、ガイドチューブ4の上部4a
は、上向きに拡がっている截頭円錐状の形状を有してお
り、この形状は、ガイドチューブの上部4aを受け入れる
通孔11の下部の形状と一致している。
ガイドチューブ4の上部4aにはスロット18のような2
つのスロットが設けられている。これらのスロット18
は、互いに直径方向に対向する位置において、円錐台の
母線の方向に配置されている。これらの2つのスロット
18は、ガイドチューブ4の上部4aに2つの截頭円錐状の
割り部(セクタ)を形成しており、従って、或る範囲内
で半径方向に歪むことができるようになっている。
更に、ガイドチューブ4の上部4aの半径方向に歪むこ
とができる割り部の各々には、リングの一部の形状をな
す外方に突出する部分17が設けらている。これらの突出
部17は、ガイドチューブ4がアダプタプレート10の開口
11内に嵌入されるときに、ガイド開口11の環状拡大部16
の内側に収容されるようになっている。ガイドチューブ
4の上部4aは、ロッキングスリーブ20によって半径方向
に拡大される。このようにして、アダプタプレート10と
取り外し可能な端金具5とのインターロック及び固定が
行われる。
ガイドチューブ4の環状の突出部17は、該ガイドチュ
ーブ4を開口11に導入する前に予め形成され、この突出
部17は、截頭円錐状の割り部の弾性により環状キャビテ
ィ(環状拡大部)16内でガイドチューブ4を軸線方向に
ロックすることができる。ガイドチューブ4の上端部
は、アダプタプレート10内での係合位置において肩部21
に当接しないことに注目すべきである。この構成によ
り、アダプタプレート10内へのガイドチューブ4の嵌入
を容易にできかつ位置決めを改善することができる。
開口11の肩部21より上方に位置する部分には、アダプ
タプレート10の半径方向内側に形成されたリング状をな
すキャビティ22が設けられている。
このキャビティ22の上方には、アダプタプレート10の
上面に向かって上方に開口している截頭円錐状部分23が
形成されている。
第6図及び第6A図には、ガイドチューブ4を第5図に
示すように固定する装置のロッキングスリーブ20が示さ
れており、該ロッキングスリーブ20は、截頭円錐状のシ
ェルからなる下部24と、円筒状のシェルからなる上部25
とで構成されている。
截頭円錐状のシェル24の下部には係合面24aが設けら
れており、截頭円錐状のシェル24は、第5図に示すよう
に、ガイドチューブ4の上部4aの内側のロック位置に配
置されるようになっている。截頭円錐状のシェル24は、
ガイドチューブ4の上部4aを形成しかつ端金具のアダプ
タプレート10の開口11における環状拡大部16内にガイド
チューブ4の上部4aの突出部17を保持する截頭円錐状の
割り部が半径方向に拡大することを可能にしている。
上方のシェル(円筒状のシェル)25は、ロッキングス
リーブ20が第5図に示すロック位置にあるときに、アダ
プタプレート10の孔(開口)11の上部内に収容されるロ
ッキングリングを固定するシェルを形成している。
本発明によれば、ロッキングスリーブ20の外面は円筒
状及び截頭円錐状に形成されていて、半径方向外方に突
出する部分は何ら存在しない。
ブロッキングスリーブ(ロッキングスリーブ)20は1
ピースからなる管状壁26で形成されている。該管状壁26
の外面は、円筒状の上部と截頭円錐状の下部とを有して
おり、両部分は截頭円錐状の大径部でつながっている。
管状壁26の厚さは、該壁26の高さ方向に沿って変化し
ており、壁26の上部25は薄い厚さのカラーを形成してい
る。ブロッキングスリーブの下部24の内部ボアは円筒状
をなしており、従って、下部24の壁厚は下方に向かって
薄くなっている。
管状壁26の下部24の上端部(壁厚の厚い部分)の近く
には、環状溝29が設けられている。下部24(少なくとも
該下部24の上部)の壁厚は、上部25の壁厚よりも実質的
に厚く形成されている。
カラー(上部)25は、スリーブ20の判径方向内方に向
かって突出しているリム30により、截頭円錐状の下部24
から分離されている。環状溝29は、リム30が設けられて
いる側とは反対側(すなわち下側)において、肩部31に
より形成されている 溝(環状溝)29は、この溝29内に握持工具を導入し
て、ブロッキングスリーブ20をガイドチューブ4の所定
位置に装着するのに使用される。肩部31が設けられてい
るため、スリーブ20に軸線方向の押圧力を作用すること
ができ、このため、截頭円錐状部分24(この部分24は、
ガイドチューブ4を拡大するリングを形成している)と
係合して間隔を隔てて保持されているガイドチューブ4
を確実にブロッキングすることができる。
次に、ガイドチューブ4により占拠されていない燃料
集合体のコネクタ(端金具)のボア部分にカラー25が配
置される。コネクタのボアのこの部分には、1つ以上の
半径の凹部が機械加工により形成されている。ガイドチ
ューブのブロッキングした後、カラー25が、コネクタの
ボアの半径方向凹部内に押し込められ、これにより、ブ
ロッキングスリーブ20が固定される。
第7図及び第7A図には、第6図及び第6A図に示したブ
ロッキングスリーブ20とは別の実施例に係るブロッキン
グスリーブ20′が示してある。このスリーブ20′は、こ
れをガイドチューブ4内に装着するときに使用する肩部
の形状が、第6図及び第6A図の実施例では平らな肩部31
であったのに対し、第7図及び第7A図の実施例では截頭
円錐状の肩部31′として形成されている点を除き、第6
図及び第6A図の実施例に係るスリーブ20と同じである。
別の実施例として、スリーブの装着時に、半径方向に
突出するリム30を介して、スリーブに推力を作用するこ
とができる。
ロッキングスリーブを固定する作業は、該スリーブの
上部に導入される公知の形式の工具を使用して、キャビ
ティ22内でシェル25の領域32を歪ませることにより行わ
れる。これにより、スリーブ20は、軸線方向及び回転方
向にロックされる。
燃料集合体の端金具を取り外すには、第1段階とし
て、ガイドチューブ4内に導入されたロッキングスリー
ブ20を引き出すことが必要である。
第6図及び第7図に示した固定装置の場合には、スリ
ーブの引き出し作業は、環状溝29又は29′内に導入でき
る引っ張り工具の爪のようなインターロック部材を使用
して行われる。
スリーブを引っ張る工具のこのインターロック部材
は、プール内からの制御により、スリーブの内部を通し
て容易に嵌入することができる。
スリーブの内面に形成された環状溝を介してスリーブ
に引っ張り力を加えることができるため、キャビティ22
から歪められた領域32を引き出すことにより、容易に取
り外し作業を行うことができる。スリーブはもはや端金
具内に保持されることはなく、ガイドチューブを拡大す
るためのリング(スリーブの下部)24をガイドチューブ
4から引き出すことができる。
本発明は、以上説明した実施例に限定されるものでは
ない。
異なる形状をもつスリーブの内部を通してアクセスで
きるインターロック溝を案出することもできる。
最後に、本発明は、燃料集合体のガイドチューブがロ
ッキングスリーブにより固定されている取り外し可能な
端金具を備えた軽水炉に用いられる任意の燃料集合体に
も適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、加圧水型原子炉の燃料集合体を示す側面図で
ある。 第2図は、第1図の燃料集合体のフレーム構造を示す側
面図である。 第3図は、燃料集合体の上方の端金具の一部を断面した
ところを示す側面図である。 第4図は、第3図の矢印3の方向から見た平面図であ
る。 第5図は、本発明によるガイドチューブ固定装置を示す
縦断面図である。 第6図は、第5図に示した固定装置のロッキングスリー
ブの一部を切欠いた状態を示す斜視図である。 第6A図は、第6図のロッキングスリーブの縦断面図であ
る。 第7図は、本発明による固定装置のロッキングスリーブ
の第2実施例の一部を切り欠いた状態を示す斜視図であ
る。 第7A図は、第7図のロッキングスリーブの縦断面図であ
る。 1……燃料集合体、2……燃料棒、 4……ガイドチューブ、5……端金具(コネクタ)、 7……ブレードスプリング、 8……突出部、10……アダプタプレート、 11……通孔(開口)、16……環状拡大部、 17……突出部、18……スロット、 20……ロッキングスリーブ(ブロッキングスリーブ)、 21……肩部、22……キャビティ、 23……截頭円錐状部分、 24……ロッキングスリーブの下部(截頭円錐状部分)、 25……ロッキングスリーブの上部(円筒状部分)、 26……管状壁、29、29′……環状溝、 30……リム、31、31′……肩部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−20892(JP,A) 特開 昭59−46585(JP,A) 特開 昭60−93988(JP,A) 特開 昭61−226686(JP,A) 特開 昭61−231485(JP,A) 特開 昭62−62282(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 3/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽水炉の燃料集合体の端金具にガイドチュ
    ーブを取り外し可能に固定する装置であって、ガイドチ
    ューブ(4)、スペーサ(3)及びガイドチューブ
    (4)の端部に固定された端金具(5、6)により構成
    されるフレーム構造(9)内に保持された平行な燃料棒
    の束と、ガイドチューブ(4)の端部(4a)を介して各
    ガイドチューブ(4)の一方の端部に取り外し可能に固
    定されている少なくとも1つの端金具(5、10)とを有
    しており、ガイドチューブ(4)の前記端部(4a)は半
    径方向に歪むことができかつ半径方向外方に突出してい
    るインターロック部分(17)を備えており、該インター
    ロック部分(17)は端金具(5、10)を貫通している開
    口(11)の長さの一部に亘って該開口(11)の内部と係
    合しており、前記端金具(5、10)がガイドチューブ
    (4)を受け入れている部分において前記端金具(5、
    10)には、ガイドチューブ(4)の前記インターロック
    部分(17)を受け入れるための環状拡大部(16)が設け
    られており、ガイドチューブ(4)の端部を半径方向に
    拡大すること及び端金具(5、10)の開口(11)の環状
    拡大部(16)内にガイドチューブ(4)のインターロッ
    ク部分(17)を保持することがロッキングスリーブ(2
    0)により行われており、該ロッキングスリーブ(20)
    が、ガイドチューブ(4)を拡大するためのリング(2
    4)と前記端金具内に固定されるシェル(25)とを備え
    ており、該シェル(25)の残部は、ロッキングスリーブ
    (20)のロッキング位置において、ガイドチューブ
    (4)の端部から、ガイドチューブ(4)を受け入れて
    いない端金具(5、10)の開口(11)の一部の内部に突
    出しており、端金具(10)の開口(11)の、ガイドチュ
    ーブ(4)を受け入れていない部分には少なくとも1つ
    の半径方向キャビティ(22)が設けられており、該キャ
    ビティ(22)において、前記固定シェル(25)の一部
    (32)が半径方向に歪んで前記ロッキングスリーブ(2
    0)を固定するように構成された軽水炉の燃料集合体の
    端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置
    において、 前記ロッキングスリーブ(20)の外面が、ロッキングス
    リーブ(20)の軸線方向に沿っていかなる半径方向の突
    出部もなくして連続的に形成された円筒状部分と截頭円
    錐状部分とを備えており、 前記ロッキングスリーブ(20)の上方の円筒状部分を構
    成する前記固定シェル(25)が、前記ガイドチューブ
    (4)を拡大するための前記リング(24)を構成する下
    方の截頭円錐状のリング部分と一体になっており、か
    つ、該截頭円錐状のリング部分の上部の壁厚よりも実質
    的に薄い壁厚を有しており、 前記ガイドチューブ(4)を拡大するためのリング(2
    4)の内面の上部には、環状のインターロック溝(29)
    が形成されていることを特徴とする軽水炉の燃料集合体
    の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装
    置。
  2. 【請求項2】前記インターロック溝(29)が、半径方向
    内方に突出するリム(30)により、前記固定シェル(2
    5)から分離されていることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】前記インターロック溝(29)の下縁部に
    は、前記ロッキングスリーブ(20)の軸線と同じ軸線を
    もつ截頭円錐状の肩部(31′)が設けられていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
JP1243259A 1988-09-19 1989-09-19 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置 Expired - Lifetime JP2843376B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8812212 1988-09-19
FR8812212 1988-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02120691A JPH02120691A (ja) 1990-05-08
JP2843376B2 true JP2843376B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=9370142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1243259A Expired - Lifetime JP2843376B2 (ja) 1988-09-19 1989-09-19 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5015435A (ja)
EP (1) EP0360664B1 (ja)
JP (1) JP2843376B2 (ja)
KR (1) KR0168624B1 (ja)
CN (1) CN1023355C (ja)
DE (1) DE68915669T2 (ja)
ES (1) ES2055803T3 (ja)
ZA (1) ZA897095B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2670944B1 (fr) * 1990-12-21 1994-04-08 Framatome Squelette d'assemblage combustible nucleaire.
JPH06120906A (ja) * 1992-10-03 1994-04-28 Canon Inc 光レシーバ、光半導体装置及びそれを用いた光通信方式及び光通信システム
TW240319B (ja) * 1993-07-21 1995-02-11 Combustion Eng
FR2714762B1 (fr) * 1993-12-30 1996-03-15 Framatome Sa Assemblage combustible d'un réacteur nucléaire refroidi par de l'eau légère.
US6115440A (en) * 1998-04-29 2000-09-05 Westinghouse Electric Company Llc Quick release, removable top nozzle assembly
FR2784221B1 (fr) * 1998-10-01 2000-12-29 Framatome Sa Assemblage de combustible pour un reacteur nucleaire refroidi par de l'eau
RU2177650C2 (ru) * 2000-01-26 2001-12-27 Открытое акционерное общество "Машиностроительный завод" Тепловыделяющая сборка водо-водяного энергетического ядерного реактора
US6599067B2 (en) 2001-03-26 2003-07-29 Atomic Energy Of Canada Limited Apparatus for removing pressure tubes
US20100052318A1 (en) * 2008-08-27 2010-03-04 Woodward Governor Company System and Method of Joining Fluid Transporting Tube and Header Using Internal Ferrule
RU2546648C2 (ru) * 2012-10-22 2015-04-10 Открытое акционерное общество "Опытное Конструкторское Бюро Машиностроения имени И.И. Африкантова" (ОАО "ОКБМ Африкантов") Тепловыделяющая сборка ядерного реактора
CN104575629B (zh) * 2014-12-05 2017-05-31 上海核工程研究设计院 一种可拆式上管座与导向管的连接结构

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3856621A (en) * 1969-04-21 1974-12-24 Asea Atom Ab Blocking arrangement for mechanism for handling fuel assemblies in nuclear reactors
FR2493024B1 (fr) * 1980-10-29 1986-08-29 Franco Belge Combustibles Dispositif de liaison demontable pour la realisation des assemblages combustibles des reacteurs nucleaires a eau legere
FR2529704B1 (fr) * 1982-07-01 1987-09-04 Commissariat Energie Atomique Dispositif de fixation demontable d'un tube guide dans la piece d'extremite d'un assemblage combustible de reacteur nucleaire
US4606478A (en) * 1983-09-26 1986-08-19 Nor-Am Chemical Company Device for controlling ectoparasites
US4631168A (en) * 1983-09-30 1986-12-23 Westinghouse Electric Corp. Nuclear reactor fuel assembly with a removable top nozzle
ZA847032B (en) * 1983-09-30 1985-08-28 Westinghouse Electric Corp Nuclear reactor fuel assembly with a removably top nozzle
DE3525245A1 (de) * 1985-07-15 1987-01-15 Hilti Ag Spreizanker

Also Published As

Publication number Publication date
EP0360664A1 (fr) 1990-03-28
DE68915669D1 (de) 1994-07-07
US5015435A (en) 1991-05-14
ZA897095B (en) 1991-05-29
EP0360664B1 (fr) 1994-06-01
DE68915669T2 (de) 1994-09-15
JPH02120691A (ja) 1990-05-08
ES2055803T3 (es) 1994-09-01
KR900005479A (ko) 1990-04-14
KR0168624B1 (ko) 1999-04-15
CN1041473A (zh) 1990-04-18
CN1023355C (zh) 1993-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2843376B2 (ja) 原子炉の燃料集合体の端金具にガイドチューブを取り外し可能に固定する装置
US4631168A (en) Nuclear reactor fuel assembly with a removable top nozzle
EP0140588B1 (en) Nuclear reactor fuel assembly with a removable top nozzle
JPH02257097A (ja) 原子炉の燃料集合体の着脱可能なガイドチューブからロッキングスリーブを取り出す方法及び装置
KR940003793B1 (ko) 연료집합체 내에 제사용 로킹관
US7856076B2 (en) Terminal end-piece for a fuel assembly having a nose for orienting the flow of coolant fluid and corresponding assembly
JPH0644064B2 (ja) 原子炉におけるシンブルガイド用延長装置
KR940010229B1 (ko) 재구성 가능한 연료집합체용 안내딤블계류형 체결관
JPH01217295A (ja) 原子炉用の案内ピン組立体
KR100882195B1 (ko) 핵연료집합체의 이중 관 구조로 된 안내관
US4842815A (en) Device for locking a guide ring on a plate having an orifice and its use for a guide tube of a nuclear reactor
KR940003798B1 (ko) 재구성 가능한 핵연료 집합체
JPH068870B2 (ja) 燃料集合体の上部ノズル・アダプタ板
KR940004769B1 (ko) 핵 연료 집합체
JPH0644065B2 (ja) シンブルガイドの延長装置
US5479464A (en) Expandable top nozzle and device for securing same to a nuclear fuel assembly
EP0730775B1 (en) Fuel assembly with guide thimbles including locking elements for a nuclear reactor
US4999154A (en) Demountable fuel assembly for a nuclear reactor cooled by light water
JPH07104421B2 (ja) 上部ノズル及び制御棒案内シンブルの取着装置
US5147599A (en) Fuel assembly of a nuclear reactor
US4514889A (en) Spring clip inserter tool
EP0372551A2 (en) Reactivity-reducing device for use in on-site fuel assembly storage
KR19990006474A (ko) 타이 플레이트를 고속으로 해제 및 고정하는 장치