JPH02119886A - スロットマシンの取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上下の回転体に巻回してある無端回動体と、
この無端回動体に図柄を表示する表示部とを備えたスロ
ットマシンに関する。

〔従来の技術〕

上記スロットマシンは、複数個の回転体の表面に直接表
示部を付設して成るドラム型のものに比して薄型に構成
することができるように開発されたものである。

ところで、上記スロットマシンは、遊技場にパチンコ台
と一緒に配設されることが多いのであるが、上記のスロ
ットマシンは、その横幅が遊技場に一緒に配設されるパ
チンコ台の横幅よりも小さく構成されていたため、従来
では、前記スロットマシンの寸法に合致した専用の取付
用台枠を設けて、この取付用台枠にスロットマシンを取
付けるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のように、遊技場にパチンコ台及びスロットマシン
の両方を設置する場合には、パチンコ台取付用台枠及び
スロットマシン取付用台枠の２種類の台枠を備えさせて
おかなければならず、コストアップを招来するものであ
った。

又、前記遊技場に配設されたパチンコ台及びスロットマ
シンの設置台数の割合を変更したい場合、例えば設置さ
れたパチンコ台の一部を取外してこれの代わりにスロッ
トマシンを取付けたい場合に、既設のパチンコ台取付用
台枠を一々取外したのち、スロットマシン取付用の専用
の台枠を取付けなければならず、スロットマシンを取付
ける前の余分な台枠付は替え作業を要することから、ス
ロットマシンの付は替え作業が手間のかかる煩わしいも
のであった。

本発明の目的は、スロットマシンの取付けを、コストア
ップの抑制及び作業の容易・迅速化を図りながら行える
ようにする点にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるスロットマシンは、その左右幅及び上下長
さを、パチンコ台取付用台枠に取付は可能な寸法に構成
してある点に最大の特徴を有するものであり、又、本発
明は、請求項１記載のスロットマシンであって、パチン
コ玉により遊技可能に構成されている点にも特徴を有し
ている。

〔作　用］ スロットマシンの寸法をパチンコ台取付用台枠に取付は
可能な寸法に構成することによって、スロットマシンを
取付けるための取付用台枠とパチンコ台取付用台枠とを
同一寸法にすることができるから、スロットマシンをパ
チンコ台取付用台枠に取付けることができる。

又、スロットマシンをパチンコ玉で遊技可能に構成する
ことによって、パチンコ台で遊技していたパチンコ玉で
スロットマシンでの遊技を行ったり、スロットマシンで
遊技していたパチンコ玉でパチンコ台での遊技を行うこ
とができる。

〔発明の効果〕

したがって、スロットマシンの寸法を上記のように構成
することによって、遊技設備にパチンコ台及びスロット
マシンの両方を配設する場合に、それらに対する取付用
台枠を各別に設けることなく、同一仕様の取付用台枠を
設けるだけで済ませることができ、コストの低廉化を図
ることができた。

又、遊技場に配設されたパチンコ台及びスロットマシン
の設置台数の割合を変更したい場合が発生しても、既設
の台枠を取外して取り替えたい遊技台に対する台枠を取
付けることを不要にすることができ、この点からもコス
トの低廉化を図ることができるだけでなく、遊技台の付
は替え作業を容易・迅速に行うことができるのである。

又、スロットマシンをパチンコ玉で遊技可能に構成する
ことによって、パチンコ玉で遊技場内に配設されるパチ
ンコ台及びスロットマシンの両方を遊技することができ
るから、パチンコ台からスロットマシンに又はスロット
マシンがらパチンコ台に替えて遊技を行う場合に、その
都度それ専用の遊技用媒体を購入する煩わしさがなく、
異なる遊技に迅速に移ることができるのである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、遊技設備を示し、これは、複数個のパチンコ
台（１）を島フレーム（Ｆ）の−例がわに横方向に沿っ
て並設すると共に、前記島フレーム（Ｆ）の他側がわに
スロットマシン（２）　ｌ＊方向に沿って並設して構成
されている。

前記スロットマシンは、第３図に示すように、表示パネ
ル部（３）に、複数種の図柄を３列、３行状態で整列表
示するための図柄表示窓（４）と、入賞玉数をデジタル
表示する入賞表示窓（５）とを形成すると共に、この表
示パネル部（３）の下部に連なる中央パネル部（６）に
、１個のスタートスイッチ（７）、３個の停止ボタン（
８）　、　（９）　、　（１０）、及びパチンコ玉投入
口（１１）を設け、さらに、この中央パネル部（６）の
下部に連なる下側パネル部（１２）の下方部位に、パチ
ンコ玉放出口（１３）とパチンコ玉受は皿（１４）とを
設けて構成されている。

前記スロットマシン（２）の内部には、第３図及び第４
図に示すように、表面に図柄を表示する表示部（１５Ａ
）が付設された無端回動帯としての無端ベル）　（１５
）の３個が横方向に配設されている。前記各無端回動ヘ
ルド（１５）は、上下一対の回転体（１６）　、　（１
７）に巻回され、前記上下一対の回転体（１６）　、　
（１７）のうちの下側の回転体（１７）に、ベルト駆動
用の電動モータ（１８）が連動連結されている。

前記スロットマシン（２）の左右幅及び上下長さを、当
該スロットマシン（２）がパチンコ台取付用台枠（１９
）に取付は可能な寸法に構成してあり、スロットマシン
（２）を同一仕様のパチンコ台取付用台枠（１９）（寸
法縦８２４ｍｍ、横５２０ｍｍ）に取付けることができ
るようにしてある。

前記スロットマシン（２）の取付構造について説明すれ
ば、第１図ないし第３図に示すように、前記台枠（１９
）の左側の上部及び下部に、これに対応するスロットマ
シン（２）の背面槽−側の上部及び下部に取付けた第１
係合ピン（２０）及び第１孔開きブラケット（２１）に
上下方向で係合する第２孔開きブラケット（２３）及び
第２保合ピン（２２）を設けると共に、前記台枠（１９
）の右側の上部及び下部に設けられた被係合片（２４）
、　（２４）に係合して前記スロットマシン（２）を台
枠（１９）に固定する上下一対のロック部材（２５）　
、　（２５）をスロットマシン（２）の背面横地側の上
部及び下部に係合解除自在に取付けて、スロットマシン
（２）を縦軸芯（Ｘ）周りで揺動させることができなが
らも、ロック部材（２５）　、　（２５）による保合に
よって台枠（１９）に固定することができるようにして
ある。

前記台枠（１９）は、前記島構成用フレーム（Ｆ）の構
成部材である上部側角材（２６）と下部側板材（２７）
にくぎ止めしてある。

尚、第１図及び第２図に示す（２８）及び（２９）は、
上部側の横軸芯周りで揺動開閉自在に設けられた幕板及
びこの幕板（２８）の下部に位置するアルミ製の固定側
幕板である。又、（３０）は、下部側の横軸芯周りで揺
動開閉自在に取付けられた扉である。又、前記パチンコ
台（１）も前記スロットマシンと同様にパチンコ台取付
用台枠（１９）に取付けられており、その取付構造につ
いての説明は省略する。

又、前記スロットマシン（２）は、パチンコ玉（Ｐ）に
より遊技可能に構成されており、パチンコ玉（Ｐ）によ
りスロットマシン（２）及びパチンコ台（１）の両方を
遊技できるようにしてある。

第５図に示すように、前記スロットマシン（２）の内部
には、前記中央パネル部（６）に形成された前記パチン
コ玉投入口（１１）から投入されたパチンコ玉（Ｐ）を
貯留しておくだめの貯留用ホッパー（３１）、このホッ
パー（３１）の下部からホース（３２）を介して１個ず
つ繰り出されるパチンコ玉の個数を計測するセンサ（図
示せず）、このセンサからの検出情報に基づいて前記ホ
ース（３２）内部にストッパー（３３）を突出位置させ
るためのソレノイド（３４）、前記ストッパー（３３）
を通過したパチンコ玉（Ｐ）を収納しておくための入賞
用パチンコ玉払出し用ホッパー（３５）、及び入賞時に
このホッパー（３５）からのパチンコ玉（Ｐ）を計数し
て前記パチンコ玉放出口（１３）側へ払出す払出し機構
（３６）が設けられている。そして、前記中央パネル部
（６）に設けられた第１〜第３のパチンコ玉投入ボタン
（３７）　、　（３８）　、　（３９）のうちの第１パ
チンコ玉投入ボタン（３７）を押すと、ソレノイド（３
４）が通電されてストッパー（３３）をホース（３２）
内部から退避する退避位置に位置させることにより、パ
チンコ玉（Ｐ）をホッパー（３５）側へ移動させると同
時にパチンコ玉（Ｐ）の個数を計測する。前記パチンコ
玉（Ｐ）が設定個数（例えば５個）になると、前記ソレ
ノイド（３４）への通電を断ってストッパー（３３）を
ホース（３２）内部に突出位置させると共に、３個の無
端ベル）　（１５）を回動させてゲーム開始状態になる
。この場合、入賞配列ラインは、中央の１つのラインと
なる。

又、前記第２パチンコ玉投入ボタン（３８）を押すと、
前記同様の作動によりパチンコ玉（Ｐ）を設定個数（例
えば１０個）ホッパー（３５）側へ移動させると共に、
３個の無端ベル）　（１５）を回動させてゲーム開始状
態になる。この場合、入賞配列ラインは、中央ライン、
上段ライン、下段ラインの３つのラインとなる。又、前
記第３パチンコ玉投入ボタン（３９）を押すと、前記同
様の作動によりパチンコ玉（Ｐ）を設定個数（例えば１
５個）ポツパー（３５）側へ移動させると共に、３個の
無端ヘルド（１５）を回動させてゲーム開始状態になる
。この場合、入賞配列ラインは、中央ライン、上段ライ
ン、下段ライン、斜めラインの５つのラインとなる。尚
、前記のように、ゲーム開始状態になったのち、３個の
停止ボタン（８）　、　（９）　。

（１０）がＯＮ操作されて３個の無端ヘル）　（１５）
がすべて停止状態になると、入賞図柄の判定に移り、入
賞図柄が揃ったラインがあれば、それに相当する個数の
パチンコ玉（Ｐ）が前記ホッパー（３５）から払い出さ
れて、前記パチンコ玉投入ボタン（３７）　、　（３Ｂ
）　、　（３９）が押されるまで待機状態になる。

尚、第５図に示す（４０）は、前記貯留用ホッパ（３１
）からのパチンコ玉（Ｐ）を入賞用パチンコ玉払出し用
ホッパー（３５）側へ案内する状態とパチンコ玉放出口
（１３）側へ直接案内する状態とに切替えるべく、ソレ
ノイド（４１）の作動により切替揺動自在に取付けられ
た作動アームであり、中央パネル部（６）に備えた精算
スイッチ（４２）がＯＮ操作されたとき、前記ストッパ
ー（３３）を退避位置に操作すると共に、前記作動アー
ム（４０）を第５図に仮想線で示す位置に切替え操作し
て貯留用ホッパー（３１）内のパチンコ玉（Ｐ）をパチ
ンコ玉放出口（１３）へ払い戻すようにしてある。

又、第１図に示す（４３）は、島の上部に設けられたパ
チンコ玉貯留用の樋であり、この樋（４３）に貯留され
ているパチンコ玉（Ｐ）をコイル状のパイプ（４４）を
介してパチンコ台（１）並びにスロットマシン（２）に
夫々補給するように構成されている。

〔別実施例］ 前記実施例では、島構成用フレーム（Ｆ）の−側にパチ
ンコ台（１）を、かつ、他側にスロットマシン（２）を
夫々並設したが、第７図に示すように、島構成用のフレ
ーム（Ｆ）の両側にスロットマシン（２）を並設しても
よいし、又、第６図に示すように、島構成用のフレーム
（Ｆ）の−側にのみスロットマシン（２）を並設しても
よい。

又、前記実施例では、スロットマシン（２）を台枠（１
９）に縦軸芯（Ｘ）周りで開閉揺動自在に取付けたが、
スロットマシン（２）をビス等により台枠（１９）に揺
動不能状態で取付けてもよい。

又、前記実施例では、スロットマシン（２）をパチンコ
玉（Ｐ）により遊技可能に構成したが、メダルにより遊
技可能に構成してもよい。

又、前記実施例では、パチンコ台取付用台枠（１９）の
寸法を縦８２４ｍｍ、横５２０ｍｍに設定したが、この
台枠（１９）は前記寸法に限定されるものではない。

又、前記実施例では、パチンコ台（１）並びにスロット
マシン（２）に島の上部に備えたパチンコ玉貯留用の樋
（４３）によって自動的にパチンコ玉（Ｐ）を補給した
が、第６図及び第７図に示すように、樋（４３）を省略
してパチンコ台（１）並びにスロットマシン（２）に人
為的にパチンコ玉（Ｐ）を補給するようにしてもよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るスロットマシンの実施例を示し、第
１図は遊技台の取伺構造を示す縦断側面図、第２図は台
枠の取付構造を示す正面図、第３図は遊技台の斜視図、
第４図は無端ベルトの斜視図、第５図はスロットマシン
の内部構造を示す一部切欠き正面図である。第６図及び
第７図は遊技台の取付構造の別実施例を示す縦断側面図
である。 （２）・・・・・・スロットマシン、（１５）・・・・
・・無端回動帯、（１５Ａ）・・・・・・表示部、（１
６）　、　（１７）・・・・・・回転体、（１９）・・
・・・・パチンコ台取付用台枠。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上下の回転体（１６）、（１７）に巻回してある無
   端回動体（１５）と、この無端回動体（１５）に図柄を
   表示する表示部（１５Ａ）とを備えたスロットマシンで
   あって、その左右幅及び上下長さを、パチンコ台取付用
   台枠（１９）に取付け可能な寸法に構成してあるスロッ
   トマシン。 ２、請求項１記載のスロットマシンであって、パチンコ
   玉により遊技可能に構成されているスロットマシン。