JPH02119620A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気装置

Info

Publication number
JPH02119620A
JPH02119620A JP27283788A JP27283788A JPH02119620A JP H02119620 A JPH02119620 A JP H02119620A JP 27283788 A JP27283788 A JP 27283788A JP 27283788 A JP27283788 A JP 27283788A JP H02119620 A JPH02119620 A JP H02119620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
intake
air intake
intake passage
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27283788A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hitomi
光夫 人見
Toshio Nishikawa
西川 俊雄
Akinori Yamashita
山下 昭則
Junzo Sasaki
潤三 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP27283788A priority Critical patent/JPH02119620A/ja
Publication of JPH02119620A publication Critical patent/JPH02119620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は過給機を備え、吸気弁閉時期と開弁オーバラッ
プ期間とが所定の関係を満足するように設定されたエン
ジンの吸気装置に関するものである。
〔従来技術〕
過給機付エンジンにおいて、吸気弁閉時期Yと開弁オー
バラップ期間Xとを所定の関係、即ちY≧−1,75X
+10を満足するように設定したものが本出願人による
特願昭62−299324号によって提案されている。
この形式のエンジンでは、従来の過給機付エンジンに比
べ、開弁オーバラップ期間Xは大きく、また吸気弁閉時
期Yは遅く設定され、高過給域での掃気作用によりノッ
キング防止及び排気温度の引下げ、或いは吸入効率の改
善が図られている。
一方、過給機付エンジンにおいて、過給機の駆動時に開
弁オーバラップ期間を変化させ、これによって軽負・荷
運転時の新気の吹き抜は及び高負荷運転時の掃気効果を
ともに確保するように構成した可変バルブタイミング機
関の制御方法が特開昭61−187543号公報におい
て知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の形式の過給機付エンジンでは、本
出願人が示唆した如く、全体的に極めて良好な運転性能
がもたされるものの、低速回転域又は低負荷低速回転域
に限定すれば、新気の吹き返しによる燃焼安定性の便化
又は燃焼室内の残留ガスの逆流による内部EGRの増加
を更に考慮する必要があった。
ここに、本出願人は、各吸気通路に絞り弁を設けること
を提案しているが、この場合、絞り弁の制御に特別の制
御機構を必要とし、また絞り弁のわずかな角度変位によ
って微妙にトルクが変化するため、各気筒ごとの均等な
制御が困難であった。
また、上記特開昭61−187543号公報に開示され
る如き可変バルブタイミング機構(以下、VVTと称す
)を採用することも可能であるが、その場合、VVTの
応答遅れによるノッキングの発生等の問題、更には、高
速回転域、高負荷低速回転域及び低負荷低速回転域にお
ける3種類バルブタイミングモードを設定することは、
制御の複雑化等を招くという問題があった。
本発明はかかる点に濫みてなされたものであり、その目
的とするところは、低速回転域における残留ガスの逆流
及び新気の吹き返しを簡単な構造で、しかも応答性良く
防止することができる過給機付エンジンの吸気装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明においては、過給機
を備え、バルブリフ) 量1 mmとなる時点をもって
吸排気弁の開閉時点を定義した場合の、下死点からのク
ランク角で表わした吸気弁閉時期Y(degABDc)
と、クランク角で表わした吸排気弁の開弁オーバラップ
期間X (deg)とを、Y≧−1,75X+10 という関係を満足するように設定したエンジンの吸気装
置において、前記エンジンの各気筒の独立吸気通路に逆
止弁を設け、この逆止弁は、該逆止弁の下流側の圧力が
その上流側の圧力よりも高くなったとき、該圧力差に応
答して、前記独立吸気通路における吸気流路を閉じるよ
うに動作する、過給機付エンジンの吸気装置を構成した
〔作 用〕
上記構成によるエンジンの吸気装置では、吸気弁閉時期
Yが比較的遅く設定されるか、又は吸排気弁の開弁オー
バラップ期間Xが比較的大きく設定され、或いは、吸気
弁閉時期Yが遅く且つ開弁オーバラップ期間Xは大きく
設定されることとなる。このようにバルブタイミングを
設定されたエンジンの吸気装置において、各気筒の独立
吸気通路に設けられた逆止弁は、逆止弁前後の圧力差に
応じてその流路を開閉するように動作し、それによって
各独立吸気通路における吸気流路を開き或いは閉じる。
従って、例えば、低速回転域における新気の吹き返しに
より、逆止弁の下流側の圧力がその上流側の圧力よりも
高くなると、逆止弁はその流路を閉じ、この結果、逆止
弁の上流側への新気の逆流は阻止される。
また、低負荷低速回転域における残留ガスの逆流により
、逆上弁の下流側の圧力が同様にその上流側の圧力より
も高くなると、逆止弁は閉じ、この結果、逆止弁の上流
側への残留ガスの逆流が防止される。
〔実施例〕
吸気装置の構成 第1図は、本発明による過給機付エンジンの吸気装置の
実施例を示す概略構成図であり、第2図は、第1図1こ
示す逆止弁の拡大縦断面図である。
図において、4気筒4サイクルエンジン1 (以下、エ
ンジン1と称す)の各気筒2の燃焼室には、吸気ポート
3および排気ポート4が夫々開口しており、これらのポ
ート3.4には動弁機構(図示せず)により開閉作動さ
れる吸気弁5および排気弁6が夫々装備されている。
また、各気筒2の吸気ポート3には吸気通路7が接続さ
れ、この吸気通路7は、下流端が各気筒2の吸気ポート
3に連通ずる独立吸気通路8と、各独立吸気通路8の上
流端に接続されたサージタンク9と、このサージタンク
の上流側に接続された共通吸気通路10とで構成され、
共通吸気通路10の上流端はエアクリーナ11に接続さ
れている。
共通吸気通路10には、吸入空気量を検出するエア70
−メータ12と、吸入空気量を調整するスロットル弁1
3と、吸気を過給する過給機14とが設けられている。
この過給機14は、本例ではエンジンで駆動されるルー
ツ式等の機械式過給機で形成され、エンジン出力軸(図
示せず)に電磁クラッチ等を介して連結されている。ま
た、上記共通吸気通路10における過給機14の直上流
と直下流とはバイパス吸気通路15によって連通され、
このバイパス吸気通路15の途中には、バイパス吸気通
路15を開閉するバイパス弁16が設けられている。
上記各独立吸気通路8には、燃料を噴射供給する燃料噴
射弁17が設けられ、この燃料噴射弁17の下流には、
リードバルブ形の逆止弁18が配設されている。
この逆止弁18は第2図に示す如く、エンジン■のケー
シング1aと独立吸気通路8を形成するインテークマニ
ホールド8aとの間に支持されたバルブケース20と、
バルブケース20に固定された複数のストッパ21と、
バルブケース20及びストッパ21に支持された複数の
リード19とから構成されている。
ストッパ21は、吸気の乱流を生じさせないように、独
立吸気通路8の形状に相応して湾曲しており、各ストッ
パ21の間に略均等な吸気流路22を形成している。ま
た、リード19は、金属性の薄板状部材であり、その弾
力性によってばね板として作用する。このリード19は
、例えば、吸気ポートが開いて独立吸気通路8から燃焼
室に新気が導入される場合、即ち逆止弁18の上流側の
圧力がその下流側の圧力より高い場合には、吸気流の圧
力によって、その先端部分がストッパ21との間隔を保
持する。従って、逆止弁18は各流路22を開いており
、新気は独立吸気通路8から、吸気ポート3に向って流
れる。
これに対し、逆止弁18の前後の圧力差が逆転した場合
、即ち逆止弁18の下流側の圧力が逆止弁18の上流側
の圧力より大きくなった場合、リード19は、それに作
用する差圧によってそのばね力に抗して先端部分が後方
に押し上げられ、その結果、リード19の先端部分がス
)7パ21のパツキン(図示せず)に当接して、各流路
22を閉じる。従って、逆止弁18は、独立吸気通路8
から給気ボート3の側への吸気流を通すが、給気ボート
3から独立吸気通路8の側への気流、即ち逆流を阻止す
るように機能する。
エンジン1の圧縮比及びバルブリフト特性ここに、この
過給機付のエンジン1においては、エンジンの幾何学的
圧縮比が8.5以上に設定され、従来の過給機付エンジ
ン(幾何学的圧縮比が7.5〜8.5程度)と比べて高
圧縮比の側に設定されている。また、エンジン1におけ
るバルブリフト特性を第3図に表すが本例のエンジン1
では、吸気弁5の開閉時期(1,0および1. C)な
らびに排気弁6の開閉時期([!、0およびE、 C)
は、クランク角で表わした吸排気弁の開弁オーバラップ
期間X (deg)と、下死点(BDC)からのクラン
ク角で表わした吸気弁閉時期Y (degABDc)と
の関係が、吸排気弁の開閉時点をバルブリフト量1 m
+nとなる時点をもって定義した場合に、 Y≧−L75X+10     ・・・・■となるよう
に設定されている。ちなみに、従来の一般的な過給機付
エンジンでは、吸気弁閉時期が20〜40 degAB
Dc程度、開弁オーバラップ期間が−30〜20 de
g程度となっており、上記の式を満足していない。
エンジン1は又、後述のように吸気弁5の遅閉じによっ
て断熱圧縮より断熱膨張を大きくする作用をもたせるた
め、下死点までのクランク角で表わした吸気弁開時期Z
 (degBBD[:)と上記吸気弁閉時期Yとの関係
が〔Y>Z〕となるように設定されている。
従って、エンジン1は、従来の過給機付エンジンに比べ
、吸気弁オーバラップ期間が大きく、また吸気弁遅閉じ
に設定されており、これによって、幾何学的圧縮比の高
圧縮比化によってサイクル効率の向上が図られつつ、高
過給域でもノッキングを防止する作用および排気温度を
引下げる作用を得ている。
すなわち、吸気弁5の閉時期Yを遅らせると、圧縮行程
と比べて膨張行程が大きくなり、有効圧縮比が引下げら
れつつ膨張比が稼がれることとなる。従って、幾何学的
圧縮比に対応する膨張行程での仕事によりサイクル効率
が高められるとともに、有効圧縮比が引下げられること
により、過給量が多い高負荷高回転域での耐ノツク性が
高められ、かつ、断熱圧縮による温度上昇に比べて断熱
膨張による温度低下が大きくなることにより吸気温度が
引下げられる。
また、開弁オーバラップ期間Xを大きくすると、過給圧
が排気圧を上回る過給領域において、上記開弁オーバラ
ップ期間に燃焼室内の残留排気ガスを掃気する作用が高
められ、この掃気作用によって燃焼室内の温度が引下げ
られるため、耐ノツク性が高められるとともに排気温度
が引下げられる。
そして、耐ノツク性が高められることによりエンジンの
高圧縮比化が可能となってサイクル効率が高められる。
このように、吸気弁閉時期を遅らせることと、開弁オー
バラップ期間を大きくすることは、共に高圧縮比の下で
耐ノツク性を高めるとともに排気温度を引下げる作用を
なし、両者は互いにその作用を補い合うような関係を有
する。
この関係を耐ノツク性について説明すると第4図のよう
になる。すなわち、第4図は、幾何学的圧縮比を9.4
とし、吸気弁閉時期Yおよび開弁オーバラップ期間Xを
種々変えた場合の、エンジン回転数150 Orpmで
のノック限界時の平均有効圧力Pe(kg/Cr1)を
示したものであり、図中の線P1〜P4は平均有効圧力
が等圧のラインである。
なお、このデータにおいてエンジン回転数を1500 
rpmとしたのは、使用頻度が高くて代表例としてふさ
れしいためである。また、幾何学的圧縮比は9.4以外
の高圧縮比に設定しても、傾向としては第4図に示すも
のと同様となる。
図示の如く、吸気弁閉時期Yを一定値に固定して開弁オ
ーバラップ期間Xを変化させた場合、図中の線Aよりも
左側まで開弁オーバラップ期間Xが小さくなるとノック
限界時の平均有効圧力が極端に下がる傾向が生じ、つま
りこのような領域ではノッキングが生じ易くなる。従っ
て、吸気弁閉時期Yに対して開弁オーバラップ期間Xは
、線へより右側の斜線を付した領域内とすることが、耐
ノツク性にとって望ましいものとなる。
この図から、上記線Aを吸気弁閉時期Yと開弁オーバラ
ップ期間Xとの関係式で求めると、Y=−1,75X+
100 (バルブリフト量0 [0111でX、Yを定@)もし
くは Y=−1,75X+ 10 (バルブリフト看1印でXSYを定義)となる。よって
、前記の0式を満足するように吸気弁閉時期Yと開弁オ
ーバラップ期間Xとを設定しておけば、幾何学的圧縮比
を高くしても耐ノツク性を高めることが可能となる。
エンジンlにおいて上記開弁オーバラップ期間Xを約−
23degに設定した場合の、幾何学的圧縮比および吸
気弁閉時期Yの望ましい領域は第5図および第6図のよ
うになる。
すなわち、第5図は、幾何学的圧縮比を横軸、有効圧縮
比を縦軸にとり、吸気弁閉時期をパラメータとして、こ
れらの関係を示している。この図において、破線の斜線
を付した範囲は従来の過給機付エンジンによる場合の設
定範囲を示し、このように従来の過給機付エンジンでは
、幾何学的圧縮比が7.5〜8.5、吸気ボート閉時期
が20〜40 degABDc程度に設定されており、
この範囲で高過給時のノッキング防止および燃焼安定性
の確保のための適度の有効圧縮比が得られるようにして
いる。これに対し、エンジン1において開弁オーバラッ
プ期間を上記設定として場合、幾何学的圧縮比および吸
気弁閉時期Yの望ましい範囲とそれに対応する有効圧縮
比の範囲は、実線の斜線を付した領域となる。つまり、
幾何学的圧縮比を85より高い高圧縮比とする一方、吸
気弁閉時期を50 degABD[:以上に設定するこ
とにより、有効圧縮比を従来と同程度とすることができ
る。あるいは、幾何学的圧縮比を高くすると隙間容積が
小さくなって残留ガスの減少により燃焼安定性が高めら
れるため、有効圧縮比を従来よりも低くするように設定
することもできる。
有効圧縮比を上記のような所定範囲内とするには、幾何
学的圧縮比と吸気弁閉時期Yとの関係が第6図に斜線を
付して示した範囲となるように、幾何学的圧縮比を高く
するほど吸気弁閉時期の遅れを大きくすればよい。
逆止弁の作用 このように、過給機付エンジン1においては、Y≧−1
,7X+10を満足するようにバルブタイミングを定め
ること、即ち、開弁オーバラップ期間X及び吸気弁閉時
期Yの双方又は一方を大きくすることは、極めて効果的
であるが、エンジン1は一方で、低速回転域において、
新気の吹き返しによる燃焼安定性の悪化を防止するため
、或は吸気の充填効果を高めるため、吸気弁を比較的早
開じにすることを要求される。更に、低負荷低速回転域
、例えばアイドル回転域においては、開弁オーバラップ
期間における残留ガスの逆流による内部EGRの増加を
回避する必要がある。
このため、本例のエンジン1においては、前述の如く、
各独立吸気通路8に逆止弁18が配設されている。
例えば、低速回転域においては、過給圧力が比較的低い
ため、吸気弁5を遅閉じに設定した場合には、新気の吹
き返しにより燃焼性が悪化し、或いは吸気充填効率が低
下する傾向にある。逆止弁18は、燃焼室の側の圧力が
独立吸気通路8の圧力より高くなった場合、逆止弁18
前後の差圧に応答して、リード19がそれらの間の流路
22を閉じるため、新気の吹き返しが阻止され、燃焼性
の悪化又は吸気充填効率の低下を防止できる。即ち、吸
気弁5を早開じに設定したのと路間等の効果を得ること
ができる。
また、低負荷低速回転域においては、スロットル弁13
が絞られているため吸気圧力が比較的低く、従って、開
弁オーバラップ期間Xにおいて燃焼室の側の圧力が独立
吸気通路8の側の圧力よりも高くなる傾向にある。この
場合も又、逆止弁18は、その前後の差圧に応答して各
リード19が各流路22を閉じ、この結果、燃焼室から
独立吸気通路8の側への残留ガスの逆流を阻止できる。
換言すれば、この作用は、低負荷低速回転域において、
開弁オーバラップ期間Xを小さく設定したのと路間等の
効果をエンジンlにもたらす。
これに対し、高速回低域においては、過給機14の作用
により過給圧が高く、このため、吸気弁5が開いている
間、逆止弁18の前後の圧力は、逆止弁18の上流側が
その下流側よりも高い状態に維持される傾向にある。従
って、逆止弁18は、各リード19の作用により、各流
路22を閉じることなく、各気筒に向う吸気流を通過さ
せる。かくして、高速回転域においては、逆止弁18は
、開弁オーバラップ期間を大きくし、又吸気弁を遅閉じ
にしたことによる前述の如きエンジン1の効果を確保し
得る。
このように、本例のエンジン1の吸気装置では、逆止弁
18を各独立吸気通路8に設けたことにより、低速回転
域における残留ガスの逆流及び新気の吹き返しを、各独
立吸気通路8内の圧力変化に応答して迅速に防止するこ
とができる。
本例の吸気装置では又、高速回転域、高負荷低速回転域
及び低負荷低速回転域における夫々の特性に適したバル
ブタイミングを設定する、例えばVVTの如き制御機構
を設けることなく、簡単な構造の吸気装置によりがかる
制御機構の効果に略相応する効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、低速回転域における残留ガスの逆流及
び新気の吹き返しを簡単な構造で、しかも応答性良く防
止することができる過給機付エンジンの吸気装置を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による過給機付エンジンの吸気装置の実
施例を示す過給機付エンジン全体の概略構成図である。 第2図は第1図に示す逆止弁の拡大縦断面図である。 第3図は第1図に示す吸気弁と排気弁のバルブリフト特
性を示す線図である。 第4図は吸気弁閉時期および開弁オーバラップ期間とノ
ッキング限界時の平均有効圧力との関係を示す線図であ
る。 第5図は開弁オーバラップ期間を一定値に設定した場合
の幾何学的圧縮比と吸気弁閉時期と有効圧縮比との関係
を示す線図である。 第6図は第5図に示した関係に基づく上記幾何学的圧縮
比および吸気弁閉時期の好ましい範囲を示す線図である
。 1・・・・エンジン、 2・・・・気筒、 3・・・・吸気ボート、 4・・・・排気ポート、 5・・・・吸気弁、 6・・・・排気弁、 7・・・・吸気通路、 8・・・・独立吸気通路、 9・・・・サージタンク、 0・・・・共通吸気通路、 4・・・・過給機、 8・・・・逆止弁、 9・・・・リード、 0・・・・バルブケース、 1・・・・ストッパ 2・・・・流路、 X・・・・開弁オーバラップ期間(deg)、Y・・・
・吸気弁閉時期(degABDC)。 第3図 幾何学的圧縮比

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 過給機を備え、バルブリフト量1mmとなる時点をもっ
    て吸排気弁の開閉時点を定義した場合の、下死点からの
    クランク角で表わした吸気弁閉時期Yと、クランク角で
    表わした吸排気弁の開弁オーバラップ期間Xとを、 Y≧−1.75X+10 という関係を満足するように設定したエンジンの吸気装
    置において、 前記エンジンの各気筒の独立吸気通路に逆止弁を設け、 前記逆止弁は、該逆止弁の下流側の圧力がその上流側の
    圧力よりも高くなったとき、該圧力差に応答して、前記
    独立吸気通路における吸気流路を閉じるように動作する
    、ことを特徴とする過給機付エンジンの吸気装置。
JP27283788A 1988-10-28 1988-10-28 過給機付エンジンの吸気装置 Pending JPH02119620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27283788A JPH02119620A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 過給機付エンジンの吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27283788A JPH02119620A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 過給機付エンジンの吸気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02119620A true JPH02119620A (ja) 1990-05-07

Family

ID=17519467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27283788A Pending JPH02119620A (ja) 1988-10-28 1988-10-28 過給機付エンジンの吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02119620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0609837A1 (en) 1993-02-03 1994-08-10 Mazda Motor Corporation Internal combustion engine with supercharger

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0609837A1 (en) 1993-02-03 1994-08-10 Mazda Motor Corporation Internal combustion engine with supercharger
US5509394A (en) * 1993-02-03 1996-04-23 Mazda Motor Corporation Internal combustion engine with supercharger

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4958606A (en) Supercharged engine
JP3236654B2 (ja) 機械式過給機付エンジン
US5203311A (en) Exhaust gas recirculation system for an internal combustion engine
JPH0559948A (ja) 過給機付きエンジン
JPH0791984B2 (ja) 過給機付エンジンの吸気装置
JPH0726994A (ja) 機械式過給機付エンジンの吸気装置
JPS6345490B2 (ja)
JP2799388B2 (ja) 過給機付エンジン
JP2566232B2 (ja) 過給機付エンジンのバルブタイミング制御装置
JP3384579B2 (ja) 過給機付エンジン
JP3451669B2 (ja) 過給機付エンジン
JPH02119620A (ja) 過給機付エンジンの吸気装置
JP3183560B2 (ja) 過給機付エンジンの制御装置
JP3551436B2 (ja) ターボ過給機付エンジン
JP2673427B2 (ja) 過給機付エンジン
JP3330189B2 (ja) エンジンの制御装置
JPH01318A (ja) 過給機付エンジン
JPS63297729A (ja) エンジンのバルブタイミング制御装置
JPH0436026A (ja) エンジンの吸気装置
JP2673426B2 (ja) 機械式過給機付エンジン
JPS60119325A (ja) 過給機付内燃機関の吸気装置
JP2587230B2 (ja) 過給機付エンジンの吸気装置
JPH0543202Y2 (ja)
JP2634466B2 (ja) 4サイクル内燃機関
JPH0610681A (ja) 過給機付エンジンの吸気制御装置