JPH02119482A - 映像信号符合化及び復合化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号を高能率で符号化し、それを記録また
は伝送し、復号化する映像信号符号化装置及び複合化装
置に間するものである。

従来の技術 従来の映像信号符号化及び復号化装置として、ディジタ
ルＶＴＲを例に取り、高能率符号化方式として直交変換
を例に取り説明する。直交変換は具体的には、アダマー
ル変換、コサイン変換などを指す。第４図はこの従来の
映像信号符号化及び復号化装置のブロック図であり、デ
ィジタルＶＴＲの一部でもある。第４図においてｌはＡ
／Ｄ変換器、２はブロック化器、３は直交変換器、４は
圧縮符号化器、５は記録フォーマツタ、６は磁気記録再
生系、７は記録デフオーマツタ、８は圧縮復号化器、９
は逆直交変換器、１０は逆ブロツク化器、１１はＤ／Ａ
変換器である。

以上のように構成された従来の映像信号符号化及び復号
化装置においては、映像信号はＡ／Ｄ変換され、ブロッ
ク化器２に入力される。ブロック化器２では第５図に示
すように、定められた通り画面上で横方向Ｎ画素、縦方
向Ｍ画素のブロックに区切り、画素の並べ替えを行う。

そして直交変換器３では、その矩形ブロック単位で直交
変換を行い、変換されたデータ列を生成する。そして圧
縮符号化器４で変換後のデータを丸めるなどして情報量
を減らして、高能率符号化をする。高能率符号化された
信号は、必要なフォーマットに変換され、磁気テープに
記録される。

再生系は全く逆の信号変換をする。磁気テープから再生
された信号は、記録デフォ−マツタフを通り圧縮復号化
器８で、圧縮されたデータ量がもとに戻される。逆直交
変換器９では、直交変換の逆変換をすることによりブロ
ック化映像信号を生成し、逆ブロツク化器１０で画素順
序を元の映像信号の通りに並べなおして、Ｄ／Ａ変換器
１１を通すことにより再生映像信号が生成される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、各ブロック単位で
高能率符号化し変換データを丸めるので、再生したデー
タを復号したとき、丸め誤差が生じ、この誤差が各ブロ
ックによって異なるためブロック歪となって、画面上に
矩形の歪が現れることがある。そしてブロックの分割方
式が固定しているため、視覚上ブロック歪が固定的に目
に写るという問題点を有していた。そしてディジタルＶ
ＴＲの特殊再生においても、画面上固定した升目で区切
られた矩形ブロック単位で、画像が復元されるため、ブ
ロックの区切りが非常に目だっという問題点があった。

本発明はかかる点に鑑み、この様なブロック歪を目立た
せないような映像信号符号化及び復号化装置を提供する
ことを目的とする。

ｒＲａを解決するための手段 請求項１の本発明は映像信号の各フィールドまたはフレ
ームを、横方向Ｎ画素、縦方向Ｍ画素の矩形ブロック単
位で分割し、その矩形ブロックの画面上での境界線が、
相前後するフィールドまたはフレームにおける矩形ブロ
ックの境界線とは、画面上での位置が異なるようにブロ
ック化をする手段と、前記矩形ブロック単位で高能率符
号化する手段と、各フィールドまたはフレームのブロッ
ク化位置情報を信号に付加する手段を備えたことを特徴
とする映像信号符号化装置である。

請求項１の本発明は、符号化された映像信号から、各フ
ィールドまたはフレームのブロック化位置情報を検出す
る手段と、ブロック単位で高能率符号化された信号を復
号する手段と、ブロック化位置情報に基づき画面上の画
素位置を定める手段とを備えたことを特徴とする映像信
号復号化装置である。

作用 本発明は前記した構成により、矩形ブロックの画面上に
おける分割位置が、各フィールドまたはフレームによっ
て変化するため、直交変換などの高能率符号化及び復号
化によって生じるブロック歪の位置が固定的に目につか
ない。そしてフィールド閏あるいはフレーム間処理をす
れば、ブロック歪自体を減少させることも可能となる。

実施例 以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例における映像信号符号化装置
のブロック図を示すものである。本実施例においてもデ
ィジタルＶＴＲを例に取り、高能率符号化の方式として
直交変換を用いる。

第１図において２０はブロック化を行なうフィールドメ
モリ、２１は直交変換器、２２は圧縮符号化器、２３は
ブロック位置情報を付加するデータ付加器、２４はブロ
ック位置情報指定器、２５は読みだしアドレス指定器で
ある。

以上のように構成された本実施例の映像信号符号化装置
について、以下その動作を説明する。

まずＡ／Ｄ変換されたディジタル映像信号はフィールド
メモリ２０に人力される。このフィールドメモリで横Ｎ
画素、縦Ｍ画素のブロック単位に画素を並びかえる。こ
のフィールドメモリ２ｏの読みだしアドレスは水平位置
、垂直位置それぞれが読みだしアドレス指定器２５で与
えられる。各フィールドのフィールドナンバーはブロッ
ク位置情報指定器２４に与えられ、ここで各フィールド
のブロック分割位置が決められる。この時画面上でのブ
ロック分割位置は、第３図に示すように矩形ブロックの
境界が、相前後するフィールドで異なるように制御され
る。

ブロック化された映像信号は直交変換器２１で直交変換
され、圧縮符号化器２２でデータ量を圧縮する。データ
付加器２３では各フィールドナンバーで決まるブロック
位置情報を圧縮されたデータに付加し、その後記録デー
タとして磁気テープに記録する。このように矩形ブロッ
クの境界が相前後するフィールドで異なるようにされて
記録される。

第２図は第１図で説明した映像信号符号化装置と対応す
る映像信号復号化装置の実施例のブロック図を示すもの
である。第２図において３０はデータ分離器、３１は圧
縮復号化器、３２は逆直交変換器、３３はフィールドメ
モリ、３４は書き込みアドレス指定器である。

以上のように構成された本実施例の映像信号復号化装置
について、以下その動作を説明する。

符号化された信号は、データ分離器３０によって、各フ
ィールドに対応するブロック位置情報が分離される。符
号化された信号は圧縮復号化器３１、逆直交変換器３２
を通ることにより復号され、フィールドメモリ３３に人
力される。このフィールドメモリで逆ブロック化が行な
われるが、そのときの書き込みアドレスは、前記ブロッ
ク位置情報に基づき書き込みアドレス指定器３４によっ
て水平位置及び垂直位置が指定される。即ちブロックの
境界線の位置は各フィールドによって異なっているので
、データ分離器３０によって分離されたブロック位置指
定情報に基づいて書き込みアドレス位置を制御する。こ
のようにして画面上のブロック分割位置がフィールドに
よって異なっていても、もどの映像信号に戻すことがで
きる。逆ブロック化した映像信号は従来例と同様にＤ／
Ａ変換器を通せばアナログの映像信号が得られる。

以上のように本実施例によれば、ブロック化及び逆ブロ
ック化に際しフィールドナンバーに基づくアドレス制御
を設けることにより、画面上におけるブロック分割位置
を相前後するフィールドで異なるようにすることができ
る。このため情報圧縮における丸めで生じるブロック歪
が、画面上で目立たなくなる。またディジタルＶＴＲの
特殊再生時においても、再生されるブロックの位置が固
定されてないため、画面が升目状に分割されているよう
に見えるのを防ぐことになる。更にフィールド間処理や
フレーム問処理を用いることにより、ブロック歪自体を
減少させることが可能となる。

なお本実施例においてブロック位置の切り替えはフィー
ルド単位としたが、フレーム単位でもよい。また適用例
はディジタルＶＴＲを例にあげたが、ブロック符号化を
行なう伝送系であってもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、高能率符号化に伴
うブロック歪を減少あるいは目立たなくすることができ
、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例の映像信号符号化装置
のブロック図、第２図は同実施例の映像信号復号化装置
のブロック図、第３図は同実施例のブロック分割模式図
、第４図は従来の映像信号符号化及び復号化装置のブロ
ック図、第５図は従来例におけるブロック分割模式図で
ある。 １、、、Ａ／Ｄ変換器、２００．ブロック化器、３９．
。 直交変換器、４８１．圧縮符号化器、５０６．記録フォ
ーマツタ、６０８．磁気記録再生系、７８０．記録デフ
オーマツタ、８０１．圧縮復号化器、９２８．逆直交変
換器、１０　、、、逆ブロツク化器、１１　、、、Ｄ／
Ａ変換器、２０　、、、フィールドメモリ、２１　、、
、直交変換器、２２　、、、圧縮符号化器、２３　、、
、データ付加器、２４．、、ブロック位置情報指定器、
２５　、、、読みだしアドレス指定器、３０．、、デー
タ分離器、３１　、、、圧縮復号化器、３２　、、、逆
直交変換器、３３、、、フィールドメモリ、３４．、、
書き込みアドレス指定器

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像信号の各フィールドまたはフレームを、横方
   向Ｎ画素、縦方向Ｍ画素の矩形ブロック単位で分割し、
   その矩形ブロックの画面上での境界線が、相前後するフ
   ィールドまたはフレームにおける矩形ブロックの境界線
   とは、画面上での位置が異なるようにブロック化をする
   手段と、前記矩形ブロック単位で高能率符号化する手段
   と、各フィールドまたはフレームのブロック化位置情報
   を信号に付加する手段を備えたことを特徴とする映像信
   号符号化装置。
2. （２）符号化された映像信号から各フィールドまたはフ
   レームのブロック化位置情報を検出する手段と、ブロッ
   ク単位で高能率符号化された信号を復号する手段と、ブ
   ロック化位置情報に基づき画面上の画素位置を定める手
   段とを備えたことを特徴とする映像信号復号化装置。