JPH0211941Y2 - - Google Patents

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JPH0211941Y2
JPH0211941Y2 JP1984139472U JP13947284U JPH0211941Y2 JP H0211941 Y2 JPH0211941 Y2 JP H0211941Y2 JP 1984139472 U JP1984139472 U JP 1984139472U JP 13947284 U JP13947284 U JP 13947284U JP H0211941 Y2 JPH0211941 Y2 JP H0211941Y2
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container
turret
making device
flange
neck
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Description

【考案の詳細な説明】 多年にわたり、ビール及び飲料の産業における
標準的容器はいわゆる3体構造のカンであり、こ
れは平らな未加工品を円筒形にロール形成し、縁
をつなぎ合せ、そして縁を半田付けした円筒形本
体で構成されてきた。2個の端板は次に円筒形本
体の両端に二重巻き締め法で取付けられる。
3体容器に代わる全く最近の別法は、普通2体
容器として引用されるものである。2体容器を形
成するには、金属未加工品は衝撃押出し又は深紋
りされ、円筒形本体と一体の底壁とが作り出され
る。この型の容器では、2体容器の第2片は端板
で構成され、これ啓別に形成され、二重巻き締め
法で円筒形本体の上端に取付けられる。この方法
で作られた容器は、二重巻き締めの行なわれた上
縁の外径は容器の他の部分の外径より大きい。そ
れでこのようなカンが、上部二重巻き締め部を掴
むいわゆる6個入りボール箱のような多数個入り
運搬器に置かれると、包装体は端部から見て僅か
に台形状となる。これはもちわん容器の上部の二
重巻き締め部の直径が大きいためである。
この問題を解決するために、ビール及び飲料容
器のある物は、一体の本体及び底壁の上部自由縁
に直径の縮少した首部を持つよう作られ、それで
二重巻き締めが形成されても、巻き締め部の外縁
はカン体の他の部分の外周面とほぼ平行即ち平ら
となる。これはカンの包装をより小型化し、順に
輸送及び貯蔵の全費用を下げる。このような型の
容器の費用の安いこと及び美的満足のために、こ
の型の容器の重要は相当にそして絶えず増加しつ
つある。
需要の増加のため、容器本体に縮少首部と周縁
フランジとを作成することのできる装置を作る少
なからぬ努力が行なわれている。今までは、首部
及びフランジ部作成の作業は、完全に別々の機械
で行なわれるのが普通であつた。縮少首部を作成
する装置の一型式では、容器は底部で支えられ乍
ら容器本体の自由縁部の周辺面と係合するように
使われる環状ダイで構成されている。この型の首
部作成装置を使う時は、環状ダイで縮少首部が形
成される前に容器の周縁部に潤滑材が塗布される
ことが必要である。
従来は、潤滑材は別の装置で塗布され、それか
らカンは潤滑材塗布装置からシユートを通つて首
部作成装置に供給されるのが普通であつた。容器
はその軸線が大体水平な姿勢であるのが普通であ
り、それで容器は潤滑材塗布装置即ちワツクス装
置から首部作成装置に延びるシユートを通つて重
力で首部作成装置に供給されることが出来る。容
器はこれに縮少首部が作成されたあとで、これら
は首部作成装置から外向きのフランジが作成され
る別のフランジ作成装置にシユートを通つて再び
重力供給される。
この型の作業で出会う問題の一つは、別々の機
械に対して使われる必要のある床面積の量であ
る。その上装置間で容器を重力移送にたよるた
め、潤滑材塗布装置は装置を収容する建物の床上
相当な高さに支持されねばならないのに対し、首
部作成装置も床上でフレーム構造に支えられねば
ならない。
容器本体に首部及びフランジを作成する既知の
方法及び装置で出会う別の問題は、重力移送にた
よる場合、容器が1個所から他へ移送される時は
絶えず、つぶれなどの損傷を受ける可能性がある
事である。この問題は、容器が薄いアルミニウム
で形成されている時は特にきびしい。
紋られた鉄製容器の開放端のワツクス塗布、首
部作成及びフランジ作成の既知の方法に伴なうさ
らに別の問題は、作業速度に或限度があることで
ある。
本考案によれば、容器が何時も装置で完全に制
御される連続作業で、容器は潤滑材即ちワツクス
塗布、首部作成及び次にフランジ作成される。こ
れを成しとげる装置は、1個のフレームで構成さ
れ、このフレームはこの上にワツクス即ち潤滑材
塗布部、首部作成部及びフランジ作成部が劃定さ
れ、そして容器は夫々の部の間を、容器を何時も
完全制御している積極的な移送装置で移送され、
それで容器は常に積極的な様式で支持及び駆動さ
れる。本考案の特殊装置の利点の一つはワツクス
塗布、首部作成及びフランジ作成作業に必要な床
面積の量が相当に減少される事である。他の利点
は容器がつぶれる可能性が相当に減少されること
である。
更に詳しく言えば、本考案の装置は、容器本体
の軸線が大体垂直になるように容器を予め決めら
れた通路に沿つて同期的に動かすコンベアーで構
成されている。潤滑材塗布部は通路への入口に隣
接して置かれ、円筒形容器の上部自由縁部と垂直
に整合するブラシと、容器を潤滑材塗布ブラシに
関して回転させる回転装置とで構成されている。
容器は次に潤滑材塗布部から首部作成部に同期的
に積極的に動かされ、この部で円筒形容器本体の
自由縁部に縮少首部が形成される。首部作成部は
縁部の外面の係合する環状ダイを持つ上部部材
と、円筒形容器本体の底部と係合する下部部材
と、下部部材を上部部材に関して往復させるカム
装置とで構成されている。首部を縮少された容器
は次に通路を劃定するコンベアー装置の部分を形
成する移送輪でフランジ作成部に移送され、ここ
で外向きのフランジが縮少首部の自由縁上に作成
される。フランジ作成部は、縮少首部の内面と係
合する上部部材と、上部部材が容器の上縁に外向
きフランジを作成するため絶えず回されている間
上部部材に向うよう上昇させられ及び遠ざけられ
る下部支持部材とで構成されている。首部及びフ
ランジが作成された容器は、次にコンベアー装置
の一部を劃定する別の移送輪でフランジ作成部か
ら積極的に動かされる。
更に詳しく言えば、首部作成部はその外周上に
劃定される複数個の首部作成組立体を持つターレ
ツトで構成されている。首部作成組立体の各々は
垂直に整合した上下スリーブで構成され、これら
スリーブは夫々上部首部作成部材と下部支持部材
とを支持している。下部支持部材は、夫々の部材
上に担持され、且固定フレーム上に劃定されたカ
ム面と係合するカムによつて上部首部作成部材に
近づき及び遠ざかるように下部スリーブ内で往復
させられる。首部作成部は首部作成部材即ちダイ
から容器を取外す装置を持つている。
フランジ作成部は又、フランジ作成ターレツト
で構成され、このターレツトはこの外周に支えら
れた復数個のフランジ作成組立体を有し、固定垂
直軸線のまわりで回転させられる。フランジ作成
組立体の各々は再び、互に垂直に整合され、且夫
夫が上部フランジ作成部材と下部支持部材とを支
持している上下スリーブで構成されている。上部
フランジ作成部材はその下縁にフランジ作成ロー
ラーを有し、これはこの上で自由に回転出来、そ
してフランジ作成部材のすべては、フレーム上の
固定ギヤーと、各フランジ作成部材に結合されて
固定ギヤーと噛合つているギヤーとを通してスリ
ーブの軸線のまわりで積極的に回転させられる。
下部部材即ち支持部材は、容器をフランジ作成ロ
ーラーに積極的に近づけ及び遠ざけるため、部材
と固定フレームとの間に置かれたカム装置によつ
て上部部材に関して上昇及び下降するようにされ
ている。
本考案の一つの方向によつて、容器の間隔は通
路への入口近くで同期され、そして駆動部材のす
べては、ターレツト及び調節可能に結合された移
送輪などの夫々の部材に結合されている共通動力
源で駆動され、それで容器は連動通路全部を通し
て積極的に駆動され、そして容器間の間隔は正し
く維持される。
本考案は色々の型で実施することが出来るが、
本記載は、本考案の原理の例示として考えられ、
且示されている実施例に本発明を限定するつもり
ではないことを理解の上で、図面に示され、且以
下で本考案の詳細が述べられる。
第1図、第2図及び第3図は本考案によつて構
成されたワツクス塗布、首部作成及びフランジ作
成装置の全配置を示している。装置は1個の基部
即ちフレーム20で構成され、このフレームは容
器をほぼ水平な通路に沿つて動かすコンベアー装
置と共に、ワツクス塗布部22、首部作成部24
及びフランジ作成部26を有している。
コンベアー装置 本考案の一つの方向によつて、コンベアー装置
は常に容器30の運動を積極的に制御し乍ら入口
端32から出口端34に容器30を積極的に動か
すことが出来るように設計されている。この目的
のため、無端のコンベアーベルト36(第1図及
び第2図)は出口端34同様通路に対する入口端
32(第3図)を劃定する上段38を有してい
る。コンベアー装置は又入口端32に隣接して駆
動供給ねじ40を有し、更に詳しく言えば、上段
38は、通路に沿つて動く容器を同期的に離れさ
せて、且この容器を排出させるためのものであ
る。供給ねじ40の駆動装置はあとでより詳しく
述べられる。
容器30は供給ねじ40上に劃定されたらせん
溝41内に受けられ、そして潤滑材即ちワツクス
塗布部22を通つて動かされ、ここであとで述べ
られるように潤滑材は容器の一部に塗布される。
塗布された容器は次に、複数個の容器受けポケ
ツト44を周縁に持つ第1移送輪42に排出さ
れ、このポケツトは隣接する容器30間の間隔を
維持するよう予め決められた間隔を持つている。
コンベアー装置の一部を形成する第1移送輪42
は垂直軸46のまわりで回転するよう支持され、
この軸はフレーム20上であとで述べるように回
される。周縁案内48は、容器30をポケツト4
4内に保持するため移送輪即ち星形輪42の周縁
部のまわりに延びている。第1移送輪42は容器
30を首部作成部24に排出し、ここで通路に沿
う容器の運動は、首部作成作業があとで述べるよ
うに行なわれるよう、首部作成部24内の首部作
成装置で引継がれる。
自由縁に縮少した首部を持つ容器は、次に第2
移送輪52のポケツト50内に受けられ、そして
この移送輪は容器を首部作成部24からフランジ
作成部26に通路に沿つて動かす。再び適当な案
内レール(図示なし)を容器30をポケツト50
内に保持するために設けるのが良い。第2移送輪
即ち星形輪52は、再び固定軸線のまわりで回転
するよう支持され、この軸線はフレーム20上で
回転するよう支持され、そしてあとで述べるよう
な動力装置で駆動される軸54で劃定されてい
る。上部自由縁に縮少首部を持つ容器は、次にフ
ランジ作成部26に置かれているフランジ作成装
置内に受けられ、ここで通路に沿う運動は、容器
のフランジ作成がされるようフランジ作成装置で
引継がれる。
首部及びフランジが作成された容器は、次に第
3移送輪即ち星形輪60に移され、この移送輪も
又容器30を受け、そして通路の出口端34を通
つて動かすため無端ベルト36の上段38に容器
を排出するため、複数個のポケツト62を持つて
いる。星形輪即ち移送輪60は再びあとで述べる
駆動装置でフレーム20上の垂直軸のまわりで回
される軸64上に支持されている。
容器の通路の部分を劃定する移送輪42,52
及び60の下の領域は、フレーム20に関して垂
直に調節出来る硬化した摩耗板(図示なし)を有
し、それで容器を支持する上面が、首部作成部及
びフランジ作成部内の容器を受ける要素と正しく
垂直に整合できるようにすることが好ましい。
潤滑材塗布装置22 潤滑材塗布装置の詳細は第1図及び第4図を参
照して最も良く理解出来る。潤滑材塗布装置22
は複数個のブラシ70−第1図では4個が示され
ている−で構成され、これは無端コンベアーベル
ト36の上段38で劃定される通路の一側に隣接
して互に長手に整合されている。ブラシ70の
各々は保持器72に支えられ、保持器72は腕7
4上に支えられている。ブラシ70はボルト76
で保持器72内に取外し出来るように保持され、
それで保持器72内のブラシの位置をブラシ70
の自由端が通路に関して正しく置かれるよう調節
出来るのが好ましい。又保持器72はセツトねじ
80で腕74上で垂直及び水平に調節可能であ
る。
夫々の腕74は接手84で軸82に取付けら
れ、そして軸82は、フレーム20上に担持され
た立上り部88から延びるブラケツト86で容器
の通路に平行な軸線のまわりで回転するよう支持
されている。又腕74はセツトねじ92で接手8
4に関し調節出来るのが好ましい。軸82にはこ
れから延びる腕94を有し、この腕には腕94と
立上り部88との間に介在する流体ラム96を持
つている。この配置で流体ラム96の伸縮は軸8
2を回転させ、そしてブラシ70を第4図実線の
係合位置と第4図点線の非係合位置との間に動か
す。この配置の利点は、機械の通路に沿つて動く
容器の流れにどんな防害があつてもブラシは容易
に非係合位置即ち係合しない位置に動かすことが
出来ることである。この非係合位置には、樋98
がブラシ70のすぐ下方に置かれ、それで潤滑材
の余分は樋に集められ、潤滑材溜(図示なし)に
戻される。
潤滑材塗布装置は、又夫々のブラシ70に液体
潤滑材又はワツクスを絶えず供給するための潤滑
材供給装置100を有している。潤滑材供給装置
100はマニホルド102で構成され、このマニ
ホルドは夫々のブラシ70の各々に延びる複数個
の導管104を持つている。導管104の各々は
別々の制御弁106を有し、それで夫々の導管1
04及び弁106は潤滑材を夫々のブラシ70に
供給する分配装置として働いている。
液体潤滑材はポンプ(図示なし)で溜め(図示
なし)からマニホルド102に送られ、そして液
体潤滑材の必要量は夫々の導管104を通つて
夫々のブラシ70に行く。余分の潤滑材はそれで
再使用のため溜めに戻される。
容器30を通路に沿つて動かすコンベアー装置
は又、容器の上部周縁部全部を潤滑材塗布装置に
さらすよう容器を潤滑材塗布部22に関して回転
させるため潤滑材塗布装置に隣接した回転装置を
有している。潤滑材塗布部22の回転装置は固定
レール110で構成され、このレールは無端コン
ベアーベルト36の上段38にほぼ平行に延び、
且ブラシ70に隣接した容器の通路の一側に置か
れている。無端ベルト即ちオーリング112の型
の可動レールは容器30の通路の反対側に置か
れ、且一対のプーリー114(第1図及び第3
図)上に支えられ、このプーリーの一方はあとで
述べる動力源で駆動される。
首部作成及びフランジ作成装置は又、通路の入
口で容器の運動を妨げるための停止装置を有して
いる。この停止装置は潤滑材塗布装置即ち塗布部
22の一部として考えられる。停止装置は第3図
に最も良く示され、そしてフレーム20に取付け
られた案内122内で滑ることが出来るよう支持
されたブロツク120で構成されている。ブロツ
ク120は流体ラム124で動かされ、且入口端
32の一側に置かれたレール126と係合し、こ
の入口端には反対側に反対側案内レール128が
置かれている。
流体ラム124が延びると、案内レール126
の自由端は案内レール128の方に動き、入口端
32でコンベアーベルト36で劃定される通路に
沿う容器30の運動を妨げる。必要によつては、
流体ラム124と96とを同じ流体源で同時に作
動するようにして、容器の運動が停止装置120
で妨げられた時、ブラシ70が自動的に第4図の
点線で示す非係合位置に動かされるようにするこ
とも出来る。
首部作成部24 首部作成部24の詳細は第5図及び第6図に最
も良く示されている。首部作成部24はフレーム
20上に支えられた軸152はキー151で固定
された首部作成ターレツト150で構成されてい
る。ターレツト150と軸152とは、フレーム
20上の垂直軸線のまわりに回転するよう支持さ
れ、そしてこの目的のためフレーム20は基部か
ら延びるハブ154を有し、ハブ154と下部に
近いターレツト150との間にベアリング156
が置かれている。ターレツト150と軸152と
の上端は固定軸線のまわりに同様に回転するよう
に支持されている。この場合は、円形部材即ち円
板160が、首部作成部24とフランジ作成部2
6(第3図を見よ)との間に延びるブラケツト1
62にしつかり取付けられている。それで、すべ
ての目的に対し円板160は剛いフレーム20の
部分であると考えられる。又適当なベアリング1
64が円板160とターレツト150との間に置
かれている。
ターレツト150はその外周縁に複数個の(図
面では15個)首部作成組立体170を持つてい
る。首部作成組立体の各々は、容器30の上縁部
の外周面に係合するようにされた上部部材即ち変
形要素172と、容器の底壁に係合するようにさ
れた下部部材即ち台174とを有している。上部
部材172(第6図)はターレツト150の周縁
にしつかり取付けられたスリーブ176で構成さ
れ、このスリーブはスリーブ176(第6図)の
下端に取外し出来るよう取付けられた環状首部作
成フランジ即ちダイ178を持つている。ダイは
第6図に示すようにキヤツプ180でスリーブ1
76の下端に取付けられるのが好ましい。ダイ1
78の下部内面には首部作成面が劃定され、この
面は結局、第6図に示すように容器30の上部周
縁部184上に縮少首部を作成することとなる。
首部作成組立体170の各々は、又下部スリー
ブ190(第5図)を有し、このスリーブはター
レツト150の周縁に固定され、且上部スリーブ
176と垂直に整合している。下部部材174は
スリーブ190内で往復する軸192で構成さ
れ、軸192の上端には台194が取付けられて
いる。カム196はカム体193を通して軸19
2の下端にしつかり取付けられ、そしてハブ15
4の周縁にしつかり取付けられているカム板19
9上にカム面を劃定する環状溝198内に受けら
れている。カム面198はターレツト150の各
回転の間第5図の夫々左側及び右側に示す下降及
び上昇位置の間で台194を動かす形状を持つて
いる。さらにローラー197は軸192の軸線と
整合され、ローラー196の軸線と共通の軸線の
まわりで回転させられる。ローラー197はフレ
ーム20上で軸192を積極的に支持している。
言いかえれば、夫々軸192上にあるカム196
と197及びフレーム20上にあるカム面198
は、首部作成部において、上部首部作成部材即ち
環状ダイ178と下部支持部材即ち台194との
間に関係垂直運動を生ずる装置を劃定し、この間
に支持される容器の自由縁部に縮少首部を作成し
ている。
首部作成組立体170の各々は又、環状ダイ1
78から首部の縮少された容器を取外す装置を持
つている。この装置は又第5図及び第6図に最も
明らかに示されており、この装置は軸202の下
端に取付けられたプラグ200で構成され、この
軸はスリーブと軸との間に置かれた適当なベアリ
ング装置204でスリーブ176内を往復する。
プラグ200はねじ208で軸202上に取外し
出来るように保持されるのが好ましい。軸202
の上端はカム体214を通して取付けられたカム
210を有し、カム210はフレーム20の一部
を形成する円板160の外周に劃定されたカム面
214内に延びている。カム面214はこれが溝
198に関し周縁方向に後退していること以外溝
198とほぼ同一形状を持ち、それでプラグ即ち
打ち抜きポンチ200は支持台194の下向き運
動を追いかける。
又カム面214は、ターレツト150の各回転
の間プラグ即ち打ち抜きポンチ200が第5図の
右側及び左側に夫々示されている上昇及び下降位
置の間を動かされる形状である。
環状ダイ178から容器30を取外す装置は
又、台194が環状ダイ178から遠ざけられる
時に容器の中に圧力空気を供給する装置を有して
いる。空気を供給する装置は円板160の環状溝
222内に受けられるリング220で構成され、
このリング220はリングの予め決められた周辺
寸法のまわりに延びる環状溝224を持つてい
る。ターレツト150の上縁部に取付けられた上
部板226はリング上の隣接する面と接触係合す
る上面を有し、2面間に大体流体気密シールを設
けている。この接触係合はリング220と円板1
60との間に置かれたばね225で強められてい
る。板226は複数個の円辺方向に間隔を置いた
孔228を有し、フレーム20の一部を形成する
固定円板160に関してターレツト150が回転
する間、この孔228は環状溝224と連絡する
ようにされている。孔228はねじ208同様軸
202を通つて延びる軸線孔232に導管230
で夫々結合され、このねじはプラグ200を軸2
02の下端に取外し出来るよう保持している。そ
れで孔228が環状溝224の一部に整合された
時はいつも、供給源(図示なし)から環状溝22
4に供給される圧力空気は軸線孔232を通つて
容器30内に排出される。この配置は二つの独特
の利点を持つており、その第1は、圧力空気が容
器30を環状ダイ178から取外す装置として働
くことであり、第2は圧力空気が容器の底壁に積
極的な下向きの力を生ずるため台の下降中に容器
は台194上に確実に支持されたままでいるよう
に圧力空気が働くことである。
圧力空気は容器を環状ダイ178から取外す主
要装置として働いている。しかし台がその下降を
始めたあとも、容器の一つが環状ダイ178上に
残つていると、共同するカム面214で積極的に
押しつけられているプラグとカム210とは確実
に容器が環状ダイ178から取外されるようにす
る。
首部作成ターレツト150は又、移送輪240
がこれに取付けられ、この移送輪は首部作成組立
体170の各々と夫々垂直に整合した複数個の周
辺ポケツト242を持つている。ポケツト242
を劃定する環状面は、容器がターレツト150と
移送輪42との間の重複領域で環状ダイ178と
正しく整合し乍ら移送輪42から積極的に移送さ
れるように配置され、且形状を持つている。
首部作成部24は又、容器30が環状ダイ17
8と正しく整合して支持台194上に積極的にさ
らに確実に保持されるため、ターレツト150の
周縁部のまわりに延びる案内レール246(第3
図)を持つている。
フランジ作成部26 フランジ作成部26は第7図及び第7A図に最
も明らかに示されていて、そして多くの細目は首
部作成部24と同様であり、それで色々の部品の
多くは交換可能である。
フランジ作成部26は適当なキー300又はそ
の他の取付装置で軸302にしつかり取付けられ
たターレツト300で構成され、それで軸とター
レツト300とは一体として回転する。ターレツ
ト300と軸302とは又フレーム20上の垂直
固定軸線のまわりで回転するよう支持され、そし
てこの目的のため、フレーム20はフレーム20
の一部を形成する基板にしつかり取付けられた下
部ハブ306とブラケツト162(第3図)にし
つかり取付けられた上部ハブ308とを持つてい
る。適当なベアリング311がターレツト300
とハブ306,308との間に挿入されている。
フランジ作成ターレツト300は複数個のフラン
ジ作成組立体310を有し、その各々は同一構造
である。フランジ作成組立体310の各々は下部
支持部材312と上部フランジ作成部材314と
で構成されている。下部支持部材312はあとで
述べる真空装置に関すること以外、首部作成組立
体170の下部部材174と同一構造である。再
び下部支持部材312は下部スリーブ322内を
往復する軸320で構成され、この軸322の上
端には支持台324が取付けられている。軸32
2の下端にはカム体328で取付けられたカム3
26,327を有し、カム326と327とはフ
レーム20の一部を形成する部材332上に劃定
されるカム面329内に乗つている。カム面32
9は又ターレツト300の各回転の間第7図の左
側及び右側に夫々示す下降及び上昇位置の間で台
324を動かすような形状を持つている。
上部フランジ作成部材314は又、固定スリー
ブ331内で回転出来るよう支持されている軸3
30で構成され、このスリーブは下部スリーブ3
22と垂直に整合され、そして下部スリーブはタ
ーレツト300の周縁にしつかり取付けられてい
る。適当なベアリング334がスリーブ331と
軸330との間に挿入されている。ベアリング3
34は軸330をスリーブ331内に劃定される
固定軸線のまわりで回転するよう支持している。
上部フランジ作成部材314の一部を形成する軸
330の回転運動は上部ハブ308に取付けられ
た固定ギヤー340で生じ、このギヤーは軸33
0に夫々取付けられギヤー340と噛合つている
複数個のギヤー342を持つている。それで固定
ハブ308と固定ギヤー340とに関するターレ
ツト300の回転は、スリーブ331内で、上部
フランジ作成部材314の回転を起させる。
首部作成部24と同じように、フランジ作成部
26も又ターレツト300に取付けられた移送輪
350を有し、この移送輪は夫々スリーブ322
と331とに整合したポケツト352と、周縁レ
ール354とを有し、それで移送輪52からの容
器を積極的に受け、これらを支持台324上に積
極的に保持する。
本考案の一つの方向によつて、上部フランジ作
成部材は、これが自由に回転出来るローラーで構
成され、何時もこれらのローラーを確実に自由回
転させる特殊な様式で支持されている独特な設計
である。第9図及び第10図を特に参照すると、
フランジ作成部材314の下端は、軸330の下
端に取外し可能に取付けられたフランジ作成ヘツ
ド360で構成されている。フランジ作成ヘツド
即ち変形要素360は円板362で構成され、こ
の円板はその一面と一体で軸330の下端のねじ
切り孔366内にねじ込まれているねじ切りハブ
364を持つている。円板362は下部に平らな
面368を持つている。下部キヤツプ即ち板37
0は、円板362の孔372にねじ込まれるスタ
ツド372で円板362に取外し出来るように取
付けられている。ハブ即ち下部の板370は面3
68と平行に延びる第2面376を持つている。
円板362と板370とは互に垂直に整合し周辺
方向に間隔をおいた複数個の孔380を持つてい
る。整合した孔の各々はその中にピン382を受
け、そして夫々のフランジ作成ローラー384
は、間にある適当なベアリング386でピン38
2の上で自由に回転する。
第9図を見てわかるように、フランジ作成ヘツ
ド360は間隔をおいた円板362と板370と
の間に支持され、且ピン382上で自由に回るこ
との出来る6個のフランジ作成ローラー384を
持つている。ローラー384の周縁部は、容器3
0の縮少首周縁部184に外向きの周縁フランジ
390を作り出すような特殊な形状を持つてい
る。フランジ作成ヘツド360の特殊な形状の利
点は、ピン382によつて劃定されるローラーの
回転軸線がローラー384の両端の固定位置で保
持され、何時もその自由回転を確実にしている事
である。その上円板362と板370との間に適
当なシム又は他の間隔片を置くことによつて、ロ
ーラーと隣接する支持面との間には、何時も適当
な隙間を設けることが出来る。
首部作成装置と同じように、フランジ作成装置
も又容器をフランジ作成ヘツド360から取外す
装置を共同させている。フランジ作成装置では、
この装置は支持台324と共同する真空装置の形
である。真空装置は又第2の別の利点を有し、こ
れはフランジ作成作業中にその相対回転を防ぐよ
うに台324に関して容器を支持していることで
ある。
真空装置の詳細は第7A図に示され、そしてこ
れはボルト402で部材332の頂面にばねで押
されている環状の半円形ナイラトロン
(Nylatron)リング400を持つている。リング
400はその上面に予め決められた長さの溝40
4と、この溝404と連絡する孔406とを持つ
ている。孔406の反対端は部材332の孔40
8と連絡し、そして真空源は導管410を通して
孔408に結合されている。
真空装置は又ボルト414でターレツトの下面
に取付けられた鋼製リング412を有している。
リング412は溝404と半径方向に整合する15
個の横向きのドリルの孔416を持つている。孔
416の各々はこれに結合された導管418を有
し、各導管の反対端は台324内の孔420に結
合されている。台324内の夫々の孔420は、
台324に設けられ、且台324を軸320上に
保持するボルト424を受けている凹所422と
連絡している。
それで孔416が溝404と整合すると、真空
が凹所422内に生じ、容器30を台324上に
しつかり保持する。アーチ形の溝404は、フラ
ンジ作成作業が行なわれるターレツト回転の部分
の間及び台324がフランジ作成ヘツド360か
ら離れて下降する部分の間、容器がフランジ作成
ヘツドから例えば台と共に下降して剥ぎ取られる
ことを確実にするため、真空が各凹所422内に
生ずるような形状である。
駆動装置 本考案の一つの方向によつて、ターレツト同様
すべての移送輪は、コンベアー装置によつて劃定
される大体曲りくねつた通路を通る容器の必要な
同期運動をかなり簡単にするため、共通の動力源
から駆動される。
更に詳しく言えば、駆動装置は1個の駆動モー
ター500で構成され、このモーターは出力軸5
04にプーリー502を有し、このプーリーは普
通のVベルト509で駆動軸508上の別のプー
リー506に結合されている。軸46,54,6
4,152及び302はすべて1個の出力軸50
8で同期的に積極的に駆動される。この目的のた
めに、入力軸508はこれと共同する1個又はそ
れ以上のギヤーボツクス(図示なし)を有し、そ
れで軸508への入力は移送輪及びターレツトの
夫々の軸に直接適用することが出来る。
移送輪と同様ターレツトの軸は、各々これに取
付けられた駆動ギヤーを持ち、軸に関するギヤー
の周辺方向の位置は次に述べる調節装置で正しく
調節することが出来る。軸に対するギヤー及び夫
夫の調設装置のすべてはほぼ同一構造であるか
ら、一つだけ述べれば良く、そしてフランジ作成
ターレツト軸302が駆動装置を劃定する模範と
して使われる。第7図及び第8図に示すように、
軸302には普通のキーと溝512とでハブ51
0がこれに取付けられている。ハブ510の下部
周縁はこれから延びる一対の耳部514を有し、
この耳部はその間に間隔を劃定するため周縁方向
に離されている。ギヤー520はハブ510に支
持され且これから延びる耳部522を有し、この
耳部はハブ510の間隔のあいた耳部514の間
に置かれている。一対の調節ねじ524は耳部5
14の孔を通して夫々ねじ込まれ、そしてギヤー
520から延びる耳部即ち部材522の両面と係
合している。夫々のねじ524は、ねじと耳部5
14との相対固定位置を劃定するためその上にロ
ツクナツト526が置かれている。その上、ハブ
510とギヤー520とは複数個のねじ530で
互の相対調節位置に固定することが出来、このね
じ530はギヤー520の孔にねじ込まれ、ハブ
510に劃定されたアーチ形の溝532を通つて
延びている。
それで夫々の軸46,54,64,152及び
302の夫々のギヤーの寸法を正しく選択するこ
とによつて、全体として同期した駆動関係は、
夫々の移送輪42,52及び62の周辺速度がタ
ーレツト150及び300の周辺速度と正しく相
互関係するように作り出すことが出来る。その
上、夫々の軸上の夫々のギヤーの円周方向の位置
を正しく最終的に調節することは、ねじ530と
ロツクナツト526とをゆるめ、セツトねじ52
4を適当な方向に回して、ギヤー520に関する
ハブ510の周縁方向位置を変えることによつて
行なうことが出来る。
又供給ねじ40の駆動装置は、軸508で駆動
され、ベルト562で入口軸564(第1図)に
結合されているギヤーボツクス560(第2図)
で構成されている。軸564は供給ねじ40の端
部の溝と係合するピンを持つ球形ノブで供給ねじ
40に結合され、これらすべては箱566内に置
かれ、それで供給ねじ40は入力軸508から直
接駆動され、そして供給ねじ40は通路に関し軸
線方向に調節することが出来る。
その上、可動レール即ちオーリングベルト11
2は又Vベルト562で軸564から駆動され、
このベルトは軸572に結合されたプーリー57
0の上に乗せられ、これは順にプーリー114の
一つに直接結合されている。この配置で入口供給
ねじは夫々の移送輪及びターレツトの運動速度に
相互関係させることが出来、それで容器はどんな
妨害も無しに積極的に連続通路に沿つて動かされ
る。
それで、ターレツトの移送輪と同様に移送輪の
寸法を正しく選択し、そして夫々のターレツトの
首部作成及びフランジ作成組立体同様に夫々の移
送輪のポケツトの数を同数(15個のポケツトと組
立体とが示されている)に正しく選択することに
よつて、正しく制御された容器の移送は、装置の
入口端から出口端までの容器の運動通路全体に維
持することができる。
残りの無端コンベアーベルト36の駆動装置は
同じ共通駆動軸508で同様に行なうことが出来
る。しかし簡単にするため、図示の機械では、コ
ンベアーベルト36の駆動は夫々の駆動要素に結
合された別のモーターで行なつている。第1図及
び第3図に示すように、通路に入口32及び出口
34を劃定する無端コンベアーベルト36の駆動
は、出力側にギヤーボツクス582を持つ別のモ
ーター580で行ない、この出力はチエーン58
4で無端コンベアーベルト36の一端にある駆動
プーリー586に結合されている。それで無端コ
ンベアーベルト36の速度は、首部作成及びフラ
ンジ作成装置を出る容器の速度が容器の次の作業
と相互関係出来るように別に制御することが出来
る。
操 作 本考案によつて構成されたワツクス塗布、首部
作成及びフランジ作成装置の全体の操作は、次に
述べられ、そして本考案の方法は、装置の操作と
相互関係している。
先ず、首部作成ターレツト及びフランジ作成タ
ーレツトに結合されている移送輪のポケツトが、
夫々の移送輪間の容器を移送する点で移送輪の夫
夫のポケツトと垂直に整合されてすべての移送輪
とターレツトとが同期されるように色々の調節が
なされる。その上供給ねじ40の回転速度は、ポ
ケツト44の各々が周縁即ちらせん溝41と整合
されて容器が第1移送輪42に排出されるように
相互関係を付けられる。
色々のモーター、ポンプ、圧力空気及び真空源
が次に作動され、そして容器の連続供給が入口3
2を通つて排出される。容器の各々は、供給ねじ
40で適当な時期に間隔をおいて拾い上げられ、
そして容器の上周縁部に液体潤滑材又はワツクス
を塗布するためブラシ70を通つて動かされる。
ブラシ70を通るこの運動の間、可動レールとし
て働くオーリングベルト112は、同時に容器の
上部全周縁が適当に確実に潤滑されるよう容器を
その垂直軸線のまわりに回転させる。容器が色々
のブラシ70を通り動く間容器がほぼ1回転以上
回されるのが好ましい。
夫々の容器間の適当な間隔は、上述から明らか
なように、通路の入口端32から出口端34まで
の容器の運動の全通路にわたつてほぼ維持され
る。適当に間隔をあけた容器30は次に回転する
第1移送輪42の夫々のポケツト44内に排出さ
れ、そして案内レール48で劃定されるその周壁
に沿つて動かされる。容器が第1移送輪42と首
部作成ターレツトと150との接続点に到達する
と、容器はターレツト150の一部を形成する移
送輪240の夫々のポケツト242によつて積極
的に拾い上げられ、台194に関してその中央に
置かれる。
台194上に置かれたあとは、通路に沿う容器
の連続運動は首部作成ターレツトの回転運動で生
ずる。この首部作成ターレツトの回転運動の間、
下部部材174は上部固定ダイ178に関して垂
直に動かされ、夫々の容器30の上周縁部184
を環状ダイ178内に押し込み、そして第6図に
示すよう縮少首部を作成する。容器に縮少首部が
作成されたあとで、下部部材174は又カム面溝
198の適当な形状によつて下降され、そしてこ
の運動と同時に、圧力空気が導管230及び軸線
孔232を通して供給され、容器が環状ダイ17
8から押し離す。容器が環状ダイ178内に固着
しないことをさらに確実にするため、抜き取りプ
ラグ200が、カム面214内で作成するカム2
10によつて第5図の上昇及び下降位置の間で積
極的に駆動される。
首部作成作業のあと、首部が縮少された容器
は、フランジ作成ターレツトに排出される第2移
送輪52のポケツト50内に受けられ、そして容
器は再びターレツト300に結合され且周縁に容
器受けポケツト352を持つ移送輪350によつ
て台324の上に積極的に動かされる。下部部材
312が上昇されると、支持台324上に容器を
積極的に保持するため真空が凹所422内に発生
する。この間、容器は通路に沿う運動を続けてお
り、この時の通路はフランジ作成ターレツト30
0の周縁に沿つて劃定されている。フランジ作成
作業が完了すると、首部が縮少され、且外向きフ
ランジを持つている容器は、第3移送輪即ち星形
輪でフランジ作成ターレツトから直接無端コンベ
アーベルト36上に移送され、そして容器通路の
出口端に移送される。入口端32から出口端34
までの容器の全運動の間、夫々の容器の軸線は大
体垂直に延び、そして容器は何時も駆動部材のど
れかで積極的に制御され、そして容器がワツクス
塗布、首部作成及びフランジ作成装置を通つてい
る間に、つぶれなどの破損の可能性を防ぐため互
に間隔をあけられている。
要 約 上述から認められるように、本考案は予め決め
られた通路に沿う容器の運動を正しく正じさせる
簡単で小型の装置を提供し、そして同時に、容器
の上縁部の周縁面にワツクスを塗布し、容器に縮
少首部を作成し、そして続いて周縁部に外向きフ
ランジを生成している。このすべては、別々の装
置で色々の作業をするのに今まで必要であつた床
面積よりかなり少ない床面積しか要らない非常に
小型の装置で成しとげられている。
もちろん本考案の精神から離れない色々の修正
が考えられることは認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のワツクス塗布、首部作成及び
フランジ作成装置の側面図、第2図は第1図の線
2−2における側面図、第3図は装置の平面図、
第4図は第3図の線4−4における潤滑材塗布装
置の垂直断面図、第5図は本装置の首部作成部の
破断拡大図、第6図は第5図の線6−6における
破断拡大図、第7図は装置のフランジ作成部の断
面図、第7A図はフランジ作成部の部分の破断拡
大図、第8図は第7図の線8−8から見た底面
図、第9図は第7図の線9−9から見たフランジ
作成部材の下端の拡大底面図で容器は取去つてあ
り、第10図は第9図の線10−10から見た拡
大横断面図である。 20……フレーム、22……潤滑材塗布部、2
4……首部作成部、26……フランジ作成部、3
0……容器、32……入口端、34……出口端、
36……コンベアーベルト、38……上段、40
……供給ねじ、41……溝、42……移送輪、4
4……ポケツト、46……軸、48……案内、5
0……ポケツト、52……移送輪、54……軸、
60……移送輪、62……ポケツト、64……
軸、70……ブラシ、72……保持器、74……
腕、76……ボルト、80……セツトねじ、82
……軸、84……接手、86……ブラケツト、8
8……立上り部、92……セツトねじ、94……
腕、96……ラム、98……樋、100……供給
装置、102……マニホルド、104……導管、
106……弁、110……レール、112……ベ
ルト、114……プーリー、120……ブロツ
ク、122……案内、124……ラム、126,
128……レール、150……ターレツト、15
1……キー、152……軸、154……ハブ、1
56……ベアリング、160……円板、162…
…ブラケツト、164……ベアリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中断することのない列をなし、実質上水平な
    通路に沿つて同期して運動するように容器を導
    くための駆動、輸送、及び移送手段を含み、そ
    の通路は入口の端と出口の端の間に周囲に設け
    られた複数個の首部作成装置を有する第1のタ
    ーレツト、及び周囲に設けられた複数個のフラ
    ンジ形成装置を有する第2のターレツト、及び
    それらの容器のためにそれらのターレツトの前
    及び後の移送輪を有する、減縮された直径を持
    つた首部、及び円筒形の壁及びそれと一体をな
    す底を有する容器の自由な縁のフランジの製造
    装置において、それらのターレツト150,3
    00が共通の固定のフレーム20に設けられて
    いて第1のターレツト150における首部作成
    装置170がそれぞれ容器の縁部分と係合する
    ための上部部材172と、容器の底と係合する
    ための下部部材174とから成り、その上部部
    材172と下部部材174の間の垂直な相対運
    動を発生させるために、移動手段196,19
    8がフレーム20に備えられ、第2のターレツ
    ト300のフランジ作成装置310がそれぞれ
    上および下の1列に並べるスリーブ331,3
    22を含み、各上のスリーブ331がその中に
    固定の軸の囲りで回転することができるように
    設けられ、固定されたギヤー342を有するフ
    ランジ作成部材314を有し、そのフランジ作
    成部材が直径が減縮された首部の内側表面と係
    合するために複数個の自由に回転することがで
    きるように設けられたローラー384から成つ
    ており、各下のスリーブ322の中にその中で
    垂直に上に向つておよび下に向つて動くことが
    できる容器台324が置かれ、その台がターレ
    ツト300の各回転中に上げられた位置と下げ
    られた位置の間で移動させられ、フレーム20
    に固定のギヤー340が取り付けられ、そのギ
    ヤーはそのフランジ作成部材のすべてのギヤー
    342と係合すること、及びそれらのターレツ
    トが回転運動を行なうとき、輸送および移送手
    段30,40,42,52,60及びターレツ
    ト150,300のための共通の駆動手段50
    0が、固定のギヤー340を通じて同時にスリ
    ーブ331の中のフランジ作成部材314の回
    転を惹き起すことを特徴とする容器作成装置。 (2) 各首部作成装置170がそのターレツト15
    0に取り付けられた下のスリーブ190を有
    し、その下のスリーブの中でその下部部材17
    4が往復運動することができることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の容器作成装置。 (3) その上部部材172と下部部材174の間の
    垂直な相対運動を発生させるための移送手段が
    フレーム20に対して固定した位置のカム面1
    98及びそれと係合する下部部材174のカム
    196とから成つていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の容器作成装
    置。 (4) 首部作成装置170の上部部材172がそれ
    ぞれ1個のリング状の工具を有し、その工具
    が、首部作成のために容器の外側表面と係合す
    ることができるように、ターレツト150に固
    定されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の容器作成装置。 (5) 容器をその工具から離すための手段が備えら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第4項記載の容器作成装置。 (6) その容器を離すための手段がその上部部材1
    52によつて供給される圧縮空気から成ること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第5項記
    載の容器作成装置。 (7) その容器を離すための手段が、そのリング状
    の工具の中で往復運動することができ、容器を
    その工具から押すプラグ200から成ることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第5項記載
    の容器作成装置。 (8) フランジ作成部材314の軸330の端にそ
    れぞれ1個の板362,370が固定されてい
    ること、及びそれらの板の間のピン382の上
    にフランジ作成のための自由に回転することが
    できるローラー384が受けられていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の容器作成装置。 (9) 位置固定の、フレームに取り付けられたカム
    面329及びそれと係合する下部部材312の
    カム329がフランジ作成装置310の下のス
    リーブ322の中の容器台324の垂直な運動
    を作り出す役をすることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の容器作成装置。 (10) 下部部材312の各々の中に下部部材に容器
    を保持するための真空手段が備えられているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第9項
    記載の容器作成装置。 (11) ターレツト150,300のための駆動手段
    と移送輪42,52,60の間にそれぞれター
    レツトと移送輪の間の同期関係を調節し、維持
    するための調節手段が備えられていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    容器作成装置。 (12) 首部作成装置170を有するターレツト15
    0への移送輪42の前に潤滑剤供給装置100
    が接続されており、その装置が容器の上の縁に
    潤滑剤を塗布するために、その潤滑剤供給装置
    を通過する際に容器を回転させるための回転手
    段112を含んでいることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の容器作成装置。 (13) その潤滑剤供給装置100が互に間隔をお
    いて輸送通路に設けられている複数個のブラシ
    70及びそれらのブラシに潤滑剤を供給するた
    めの手段を有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第12項記載の容器作成装置。 (14) それらのブラシ70をその輸送通路に対し
    て横から容器30と係合させるための手段96
    が備えられていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第13項記載の容器作成装置。 (15) それらのブラシ70がその輸送通路に平行
    な軸82の囲りで偏向することができる腕94
    に保持されていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第14項記載の容器作成装置。 (16) その輸送手段が無限コンベアーベルト36
    を含み、その上段38が、容器を第1の移送輪
    42に渡す潤滑剤供給装置の前の輸送通路の入
    口端32も、第2のターレツト300に続く移
    送輪60の後の出口端34も形成していること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の容器作成装置。 (17) その輸送手段がその上段に並んでその入口
    端32に続いて、その第1の移送輪42に同期
    する関係で容器を分離し、それを供給するため
    に駆動される供給ねじ40を有すること、及び
    その供給ねじも同様に共通の駆動手段500に
    よつて駆動されることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第16項記載の容器作成装置。
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JPH03426A (ja) * 1989-05-26 1991-01-07 Sanko Metal Ind Co Ltd 成形機におけるロール調整装置

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