JPH02119277A - 圧電素子変位増幅機構 - Google Patents

圧電素子変位増幅機構

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JPH02119277A
JPH02119277A JP63273620A JP27362088A JPH02119277A JP H02119277 A JPH02119277 A JP H02119277A JP 63273620 A JP63273620 A JP 63273620A JP 27362088 A JP27362088 A JP 27362088A JP H02119277 A JPH02119277 A JP H02119277A
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JP
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piezoelectric element
lever arm
hinge
lever arms
distance
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Mitsunori Sano
光範 佐野
Kiyotaka Hamada
清隆 濱田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧電素子を駆動源として変位増幅を行なう圧電
素子増幅機構に関する。
【従来の技術〕
従来、この種の圧電素子変位増幅機構は、第5図に示す
ように圧電素子13の両端が第2のヒンジ14..14
2によってそれぞれレバーアーム15、.152の一方
の端部に接続され、レバーアーム151,152は支点
を第1のヒンジ161’、  1 e2によって基板1
7に接続され、レバーアーム”5t、+  152の他
方の端部によって挟まれるように変位伝達手段としての
座屈ばね18が支持されていて、第2のヒンジ14Lと
レバーアーム151の接続部と第2のヒンジ142とレ
バーアーム152の接続部の距離が第1のヒンジ161
とレバーアーム15□の接続部と第1のヒンジトロ2と
レノS−アーム152の接続部の距離と同等になるよう
に構成されていた。
第3図は第5図の圧電素子変位増幅機構を梁要素で示し
たものである。
レバーアーム15□、152と第2のヒンジ14、、j
4.の接続部を91.9.、レバーアーム15..15
□と第1のヒンジ1”61゜162の接続部を101,
102、そしてレバーアーム15..152と座屈ばね
18の接続部を111,112とし、接続部91〜10
1〜111.92〜lO2〜l12をそれぞれ結んでつ
くる角度を12..122とすると、接続部9、.92
の間の距離と接続部101とlo2の間の距離が等しく
なっている。
この従来の圧電素子変位増幅機構として、接続部91と
92、接続部101と102の間の距離が13mm、レ
バーアーム15□、152の長さが28mmで、150
v(ボルト)の電圧を印加すると21 kgfの力を発
生する圧電素子を組み込んで製作したところ、座屈ばね
18の中央で変位230μm、発生力250gfの出力
性能が得られ、エネルギ変換効率は34%にすぎなかっ
た。
(発明が解決しようとする課題j 上述した従来の圧電素子変位増幅機構は、第2のヒンジ
141とレバーアーム15□の接続部と第2のヒンジ1
42とレバーアーム152の接続部の距離が第1のヒン
ジ161とレバーアーム15、の接続部と第1のヒンジ
162とレバーアーム152の接続部の距離と同等にな
るような構成となっているので、圧電素子変位増幅機構
を設計する際、前記のそれぞれの距離が制限されてしま
ってエネルギ変換効率の良い最適設計を行なう時の支障
になるという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の圧電素子変位増幅機構は、基板の両側面に中間
部が第1のヒンジで接続された2本のレバーアームの一
端に圧電素子がそれぞれ第2のヒンジで接続され、該2
本のレバーアームの他端に座屈ばねが保持され、圧電素
子の変位を前記レバーアームによって拡大伝達し、前記
座屈ばねの中央で座屈ばねの軸方向に垂直な方向に増幅
出力する圧電素子変位増幅機構において、前記レバーア
ームと圧電素子を接続する第2のヒンジのレバーアーム
側の接続部間の距離よりも、前記レバーアームと基板を
接続する第1のヒンジのレバーアーム側の接続部間の距
離の方が短かくなっている構造を有している。
〔作 用〕
圧電素子の変位をレバーアームに伝える第2のヒンジと
基板とレバーアームを接続してテコの支点の役割をする
第1のヒンジの間隔が広がって、支点を中心にレバーア
ームが回転しやすくなること、支点になる第1のヒンジ
が伸びて支点が移動することがなくなること、そして支
点付近のレバーアームの幅が広くなって剛性が大きくな
り、レバーアームでのエネルギーロスが減少することに
より、エネルギ変換効率が大幅に向上する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の圧電素子変位増幅機構の第1の実施例
を示す正面図である。
一対のレバーアーム11.12が第1のヒンジ21.2
2を介して基板3の対向する側面に固着され、さらにこ
のレバーアーム1..12には圧電素子4の両端面が第
2のヒンジ5..52を介して固着されている。レバー
アーム1..12の他端には、わずかに湾曲した座屈ば
ね6が支持されている。これらのレバーアーム11.1
2、第1のヒンジ21,22.第2のヒンジ51゜52
、基板3は、42N 1−Fe合金材をプレス打ち抜き
法、ワイヤーカット法で製作し、座屈ばね6はステンレ
スのばね薄板を加工して製作した。また、圧電素子4は
、第2のヒンジ5.。
52と熱硬化性樹脂で接続され、レバーアーム1、.1
2と座屈ばね6はアルミリベットを用いたカシメで接続
されている。
この圧電素子4に電圧を印加することにより、圧電素子
4の変位7は第2のヒンジ51,52を介して各レバー
アームl、、12に伝えられ、第1のヒンジ21,2□
を支点としてテコの原理でレバーアーム1..12の他
端で変位が拡大される。さらに、レバーアーム11.1
2に挟まれた座屈ばね6の両端にはその軸方向に変位が
伝えられ、座屈ばね6は座屈によって両端に伝えられた
変位に対し直角方向に変形し、座屈ばね6の中央部に最
大変位8を生ずる。その後、印加電圧を零ボルトに戻す
と圧電素子1の歪は原点に復帰し、これに従って座屈ば
ね6の変位も復帰する。
第2図は、第1図の圧電素子変位増幅機構を梁要素で示
したものである。
レバーアーム11.12と第2のヒンジ5□。
52の接続部を9□、92、レバーアーム11゜1□と
第1のヒンジ21,22の接続部を10+、102.そ
してレバーアーム11.12と座屈ばね6の接続部を1
11112とし、接続部9□〜101〜111.92〜
102〜11□をそれぞれ結んでつくる角度を12..
122とする。そこで、第2図のように接続部10.と
102の間の距離を変更してエネルギ変換効率が良くな
るように圧電素子変位増幅機構の設計を見直したところ
、エネルギ変換効率が良くなるのは第2図のようにした
時で、接続部91と92の間の距離が13mm、接続部
10.と102の間の距離が11mmで角度121,1
22は120”(度)であった。
第1図の圧電素子変位増幅機構にも前記の150v(ボ
ルト)の電圧を印加すると21kgfの力を発生する圧
電素子を組み込んで製作したところ、座屈ばね6の中央
で変位320μm、発生力260gfの出力性能が得ら
れ、エネルギ変換効率は51%になり、従来例の34%
に比べて17%向上した。圧電素子4の変位7をレバー
アーム11.12に伝える第2のヒンジ5..52と、
基板3とレバーアーム1..12を接続してテコの支点
の役割りをする第1のヒンジ21.22の間隔が広がっ
て、支点を中心にレバーアーム11.12が回転しやす
くなった。また、従来の圧電素子変位増幅機構のような
圧電素子が変位すると支点になる第1のヒンジ21,2
2が伸びてしまって支点が移動してしまうということが
無くなった。そして支点付近のレバーアーム1、。
12の幅が広くなって剛性が大きくなり、レバーアーム
1□、12でのエネルギーロスが減少した。以上のこと
がエネルギ変換効率を大幅に向上させた。
第4図は本発明の第2の実施例の正面図である。
本実施例は、座屈ばね6の向きを90° (度)変えて
レバーアーム1..1.にアルミリベットで接続してあ
り、座屈ばね6の動く方向が第1の実施例と変わった以
外、他の動作機構は同じである。
第2の実施例においても第1の実施例と同様にエネルギ
変換効率は50%になった。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、レバーアームと圧電素子
を接続する第2のヒンジのレバーアーム側の接続部間の
距離よりも、前記レバーアームと基板を接続する第1の
ヒンジのレバーアーム側の接続部間の距離の方を短かく
することにより、エネルギ変換効率を約50%にできる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧電素子変位増幅機構の第1の実施例
の正面図、第2図は第1の実施例の圧電素子変位増幅機
構を梁要素で表したモデル図、第3図は第5図の従来の
圧電素子変位増幅機構を梁要素で表したモデル図、第4
図は本発明の第2の実施例の正面図、第5図は従来の圧
電素子変位増幅機構の正面図である。 1、 、 1. 、151.152・・・・・・レバー
アーム、2□、 22.1&、 、 16□・・・・・
・第1のヒンジ、5□、 52.14□、142・・・
・・・第2のヒンジ、3.17・・・・・・・・・基板
、 4.13・・・・・・・・・圧電素子、6.18・・・
・・・・・・座屈ばね、7・・・・・・・・・・・・・
・・圧電素子4の変位、8・・・・・・・・・・・・・
・・座屈ばね6の変位、9、.9.・・・第2のヒンジ
とレバーアームの接続部、 10、 、102・・・第1のヒンジとレバーアームの
接続部、 ILl、 112・・・レバーアームと座屈ばねの接続
部121 、122・・・接続部9.10.11がつく
る角度。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基板の両側面に中間部が第1のヒンジで接続された
    2本のレバーアームの一端に圧電素子がそれぞれ第2の
    ヒンジで接続され、該2本のレバーアームの他端に座屈
    ばねが保持され、圧電素子の変位を前記レバーアームに
    よって拡大伝達し、前記座屈ばねの中央で座屈ばねの軸
    方向に垂直な方向に増幅出力する圧電素子変位増幅機構
    において、前記レバーアームと圧電素子を接続する第2
    のヒンジのレバーアーム側の接続部間の距離よりも、前
    記レバーアームと基板を接続する第1のヒンジのレバー
    アーム側の接続部間の距離の方が短かいことを特徴とす
    る圧電素子変位増幅機構。
JP63273620A 1988-10-28 1988-10-28 圧電素子変位増幅機構 Expired - Lifetime JPH0748573B2 (ja)

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JPH0748573B2 JPH0748573B2 (ja) 1995-05-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365384A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Nec Corp 機械的増幅機構
US7652409B2 (en) 2004-02-20 2010-01-26 Thorlabs, Inc. Positioner device
CN115059724A (zh) * 2022-06-15 2022-09-16 湖南大学 一种圆盘式力放大机构的主动磨片阻尼器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115059724A (zh) * 2022-06-15 2022-09-16 湖南大学 一种圆盘式力放大机构的主动磨片阻尼器
CN115059724B (zh) * 2022-06-15 2024-05-24 湖南大学 一种圆盘式力放大机构的主动磨片阻尼器

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