JPH02119082A - 組み込み型加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、厨房家具やキャビネット等へ組み込む組み込
み型加熱調理器に関するものである。

従来の技術 従来より加熱調理器を密閉されたキャビネット内に組み
込む際に特に注、意すべき点は、本体の内部温度上昇を
いかに抑えるかということであったが、電磁調理器等の
内部に半導体部品による電子回路を有するものは、許容
される温度上昇が低く、十分な冷却構成を図るために、
キャビネット側に複雑な、冷却経路を設ける必要があっ
た。第９図。

第１０図にその一例を示す。図において、１は調理器本
体、２は調理器１の組み込まれるキャビネットである。

キャビネット２には、調理器本体１の下方の冷却ファン
３によって、前面エリ冷却風をとり入れ、排出させるた
め、Ｌ下分離板４と左右分離板５が設けられている。す
なわち、冷却ファン３の作動にともない、前面より吸気
された冷却風ムは、上下、左右の分離板４．５によって
仕切られ几冷却経路内金通って、調理器本体１の内部へ
導ひかれ、反対側の排気口θより排出される。

この排気風Ｂは前記分離板４．６で形成される排気経路
によって前面へ導びかれ、キャビネット本体２より排出
される。

発明が解決しようとする課題 上記従来例によれば、調理器本体１を組み込む几めには
、キャビネット２側へ、冷却構成のための上下、左右の
分離板４．５等の準備が必要であり、設置に多大な手間
と加工が必要となり、設置作業上大きな課題となってい
た。

本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その第１
の目的は、キャビネット側の加工及び準備を極力少なく
、容易で筒筐にするため、冷却経路金形成せしむる独立
した吸排気ダクトを有する加熱調理器を提供することに
ある。また第２の目的として、組込部の位置や、キャビ
ネット本体の寸法が変化しても容易に調節可能な吸排気
ダクト全形成せしめるもの？得ることにある。また第３
の目的として、キャビネットの下部に他の組み込み機器
があっても、吸排気ダクト金容易に組込みできるように
するものである。

課題全解決するための手段 上記第１の目的全達成するため、本発明は、調理器本体
の下部に着脱自在の独立した吸排気ダクトを設け、前面
の開口を有するパネルに連通せしめたものである。

また第２の目的を達成するため、前記吸排気ダクトの前
端と前面パネルの裏面が互いに重なり合う形状として前
後に吸排気ダクトの位置全スライドできるようにしたも
のである。さらに第３の目的？達成するため、吸排気ダ
クトの形状を、調理器本体のキャビネット天板への組込
み寸法以下とし調理器本体へあらかじめ吸排気ダクｉ取
り付けたま１で、キャビネット天板の上方より組み込み
できるようにするとともに、前面パネルの裏面へ嵌合せ
しめたものである。

作用 本発明の加熱調理器においては、調理器本体の下部に着
脱自在なる吸排気ダクｌ−に装着せしめ、キャビネット
前面の開口？有するパネルに連通せしめるようにし几定
め、調理器を組み込むキャビネット側に特別の複雑な冷
却のための構造、構成が不要となり、設置作業が非常に
容易となる。ま友、吸排気ダクトの前端と前面パネルの
裏面１ｇなり合う形状として、前後にスライドできる工
うにしｆｔ　ｆｃめ、調理器本体を組み込む位置がキャ
ビネット前面より変化しても調節可能となり、奥行の異
なるキャビネットや、間口位置全変更したい場合、対応
が容易となり、設置上の制約が非常に少なくなる。また
、吸排気ダクトの形状を調理器本体の組込み部の寸法以
下としたことにエリ、吸排気ダクトヲ、調理器本体へあ
らかじめ固定したまま、キャビネットの天板開口部へ、
上方エリ組込みできる几め、キャビネット下部へ、他の
ビルトイン機器が組込まｎた場合でも設置及びとりはず
しか可能となり、設置作業サービス作業がより容易とな
るものである。

実施例 以下、本発明の一実施例全添付図面にもとづいて説明す
る。第１図、第２図、第３図において、７は型出調理器
等の加熱調理器本体で、この調理器本体７の底部には、
冷却ファン８が取り付けられている。９は、調理器本体
７が組み込まれるキャビネット本体で、１ｏはその天板
であり、上面に開口部１１を形成している。１２は吸排
気ダクトで、Ｕ形の略断面形状で、調理器本体７の底面
のほぼ半分を覆う形状となっている。１３はキャビネッ
トの前面開口部１４に取付けられる前面パネルで、多数
の開孔１６と、中央部に調理器本体７の操作部１６を取
り伺けている。操作部１６と調理器本体下は、電気的に
接続されている。

前記吸排気ダクト１２の前端は、前記前面パネル１３の
裏面へ接しており、前面パネルの開孔１５と連通してい
る。１７は調理器本体の吸気口、１８は調理器本体の排
気口であり、１９は加熱コイル２０や制御回路２１全含
む内部回路部品である。２２は調理プレートで、調理鍋
２３が載置されている。ここで、本実施例の作用を説明
する。

調理器本体７を起動し、加熱状態にすると、冷却ファン
８が回転し、本体吸気口１７エり調理器本体７の内部に
冷却空気全吸入する。このとき。

外部よりの冷却空気の供給は、前面パネル１３の片側の
開孔１５ａより行われる。そして、調理器本体子に吸気
された冷却空気は、内部回路部品１８を冷却した後、本
体排気口１７エり排出さｎる。ここで、排出空気は、吸
排気ダクト１２内全通って、前面パネル１３の他の側の
開孔１５ｂより、キャビネット本体９外部へ排出される
。したがって、キャビネット本体９内部で、高温の排出
空気と、低温の吸入空気が混合することがなく、効率の
Ｌい冷却が行われるのである。

第４図に他の実施例を示す。この実施例において、前記
吸排気ダクト１２を、前記実施例とは、調理器本体７の
左右反対側に位置したものである。

冷却ファン８の下部に吸排気ガイド１２があるため、キ
ャビネット本体９の内部に、薄いシートなどがあった場
合、調理器の吸気口１７側に吸着しないという利点を有
する。第５図は、調理器本体７の底部全体にわ友って吸
排気ガイド１２を設は之ものである。

上記の実施例のいずれも、キャビネット本体９側に、吸
排気に関する複雑な構造的配慮が不要であり、調理器本
体７の設置作業が非常に容易（！：なる効果を有する。

次に、第２の目的に対する実施例金示す。第６図および
第７図に示した実施例に卦いては、前記前面パネル１３
の裏面の一部に、断面Ｕ状の枠体２４全設けておシ、枠
体２４は、吸排気ガイド１２の前端２６と一部重なり合
っている。このようにすることで、調理器本体７０覗付
位置金キャビネット本体９の前端より多少ずらし几り、
また、キャビネット本体９の奥行が変わり、調理器本体
７の位置を前後に移動しないとならない場合でも、他の
寸法の吸排気ガイド１２？用意する必要がなぐ、スライ
ド調節が可能となり、設置条件に対する制約が非常に少
なくなる効果を有する。

次に第３の目的に対する実施例？示す。第８図において
、吸排気ダクト１２の外形寸法は、左右方向、あるｂは
後方において、調理器本体７の組込み部分２６エリ小さ
く、天板開口部１４の寸法以下としている。２γは、キ
ャビネット本体９の下部に設置され友、オープンなどの
他のビルトイン機器である。さて、ここで、本実施例の
構成による設置の方法？説明すると、まず、吸排気ダク
ト１２をあらかじめ調理器本体７へ取付けておき、キャ
ビネット天板１１の開口部１４の上方から、差し込む。

そして、前面パネル１３を、前方より取り付ける。

このように、キャビネット本体の下部にオーフンなどの
他のビルトイン機器２６が設置されている場合でも、容
易に調理器本体の取付が可能となる。サービス時の敗ｐ
はすしも同様である。

発明の効果 以上、実施例で述べたように、本発明は調理器本体下部
に着脱自在の吸排気ダグｌ−設け、前面の開孔を有する
パネルに連通せしめたもので、調理器全組み込む定めの
キャビネット側に特別な冷却構造が不要となり、設置作
業が非常に簡単になるという効果を有する。

また本発明は、吸排気ダクトの前端と前面パネルの後面
全型ねてスライド調節可能としたため、調理器本体を組
込むキャビネットの奥行寸法や天板開口部の位置が変化
しても、同一の吸排気ガイドを使用でき、設置作業がよ
り容易となる。

さらに本発明は、吸排気ダクトの側方および後方部分全
キャビネ７）天板の開口部の寸法より小さくしたことに
より、吸排気ダクトヲ調理器本体へあらかじめ固定し之
まま、キャビネットの上方より天板開口部へ組み込み可
能となるため、設置作業が非常に簡便になるとともに、
キャビネット下部へオープン等の他のビルトイン機器が
組み込まれた場合でも、調理器本体の設置が容易となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部斜視図、第２図は第１
図のＡ　−Ａ’断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ’断面
図、第４図および第６図は本発明の他の実施例を示す断
面図、第６図および第７図は吸排気ダクトの取付を摺動
自在とした実施例を示す断面図および要部斜視図、第８
図は吸排気ダクｒ・全キャビネットの天板開口部の寸法
以下にした実施例を示す断面図、第９図および第１０図
は従来例を示す縦断面図および横断面図である。 ７・・・・・・加熱調理器本体、８・・・・・・冷却フ
ァン、９・・・・・・キャビネット本体、１ｏ・・・・
・・天板、１１・・・・・・天板開口部、１２・・・・
・・吸排気ダクト、１３・・・・・・前面パネル、１５
・・・・・・前面パネル開孔、１７・・・・・・吸気口
、１８・・・・・・排気口。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 第 図 第 図 第 図 ｓ 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）天板開口部に加熱調理器本体を嵌め込むキャビネ
   ットを備え、前記加熱調理器本体は冷却ファンと吸気口
   と排気口を有し、前記加熱調理器本体の下部には、前記
   吸気口と排気口のいずれか一方あるいは両方とも覆うよ
   う着脱自在の吸排気ダクトを設け、前記吸排気ダクトの
   前面開口部は前記キャビネットの前面に設けた複数の開
   孔部を有する前面パネルの一部に連通されるとともに前
   記前面パネルは、吸排気ダクトにより、吸気側と排気側
   に分離されてなることを特徴とする組み込み型加熱調理
   器。
2. （２）前面パネルの後面には、吸排気ダクトの前端開口
   部と嵌合し、互いに重複する枠体を取り付け、前記キャ
   ビネットへの吸排気ダクトの取付を調節できるようにし
   たことを特徴とする請求項１記載の組み込み型加熱調理
   器。
3. （３）吸排気ダクトの外形寸法のうち、前面パネルと接
   続する一端をのぞき、側方及び後方部分は、キャビネッ
   ト天使の開口部の寸法より小さくしたことを特徴とする
   請求項１または２記載の組み込み型加熱調理器。