JPH02118951A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、同一サイズのテープカセットを少なくとも２
巻、装置に収納して、自動的に連続してテープカセット
を取換えて記録または再生可能なオートチェンジャー内
蔵の磁気記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年ビデオテープレコーダ（以後ＶＴＲと称す）の著し
い普及の中で、記録再生（以下録再という）時間の長時
間化が強く要望されている。その為、テープ記録密度の
改良が行なわれて来た。その他の方法としては、ＶＴＲ
１置の外部に、テープカセットオートチェンジャーを設
置して、オートチェンジャーにセットした複数個のテー
プカセットを、１巻づつ自動的にＶＴＲ装置のカセット
挿入口に挿入して、録再後、カセット挿入口より、テー
プカセットを取り出し２順次連続して録再する方法が取
られて米だ。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、オートチェンジャーをＶＴＲｆｉ置の外
部に設置する方法は、設置スペースを必要とし、またオ
ートチェンジャー装置の費用が新たに発生する。まだ操
作性が良くない等の点で一般家庭には普及しにくいとい
う課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、１つの磁気記録再生装置に同
一サイズの２つのテープカセットを収納出来、順次２つ
のテープカセットを自動的に取換えて記録再生出来るオ
ートチェンジャー機能を有する装置を提供するものであ
る。又、装置内に収納された２つのテープカセットの搬
送位置及び状態を表示し、装置内の２つのテープカセッ
ト識別の複雑化を解消し、操作性の良い磁気記録再生装
置を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するだめの本発明の磁気記録再生装置は
、第１のテープカセットを着脱可能な第１位置から、記
録又は再生可能なシャーシ基体上の第２位置へ、第１の
カセットホルダにて搬送スる第１のカセット搬送手段と
、第１のテープカセットと同じ大きさ及び形状の第２の
テープカセットを第１位［ｆｌから、第１のカセットホ
ルダの搬送径路とは異なる搬送径路にて第２位置へ、第
２のカセットホルダにて搬送する第２のカセット搬送手
段とを具備し、第１及び第２のテープカセットの第１及
び第２のカセットホルダへの装着の有無及び装置内での
搬送位置を検出するカセット検出手段と、カセット検出
手段よりの情報を表示する表示手段とを設けた構成を備
えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、１つの磁気記録再生装
置に、同一サイズの２つのテープカセットを収納出来、
装置内で順次２つのテープカセットを自動的に取換えて
記録再生できるとともに、装置内に収納てれた２つのテ
ープカセットの搬送位置及び状態を表示手段で表示する
ことにより、装置内の２つのテープカセット識別の複雑
化を解消し、良好な操作性を実現することができる。

実施例 以下、本発明の磁気記録再生装置について、図面を参照
しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
斜視図、第２．第３図はその平面図、第４図〜第７図は
その要部の右側面図、第８図は左側面部である。

図中、１は本実施例の磁気記録再生装置の筐体前面に設
けられたカセット挿入口、２は装置内に挿入された２つ
のテープカセット（図示せず）の位置及び状態を表示す
るカセット位置・状、帽表示部（以下表示部という）、
３，４は２つのテープカセットをそれぞれ保持するカセ
ットホルダ（後述）を選択するためのホルダ選択スイッ
チである。

５．６はカセット挿入口１から挿入される同一形状の２
つのテープカセットを、保持する第１カセットホルダ、
第２カセットホルダ、７１８１１ｉ第１、第２カセット
ホルダ５，６に設けられ、テープカセットの装着の有無
を検出するカセット検出スイッチ、９．１０は第１カセ
クトホルダ６の側板部に一体に取り付けられたガイド軸
で、ガイド軸９，１０は、それぞれガイド溝フレーム１
１゜１２に設けられた第１右側ガイド溝１３、第１左側
ガイド溝１４に沿って移動可能なようになっている。

また、第１カセットホルダにはもう一対のガイド軸（図
示せず）が一体に取り付けられており、ガイド溝フレー
ム１１．１２の内側に設けられたガイド部（図示せず）
に当接して移動する。

尚、１６は筐体内に固定されたシャーシ基体で、このシ
ャーシ基体１５にガイド１４フレーム１１゜１２が取り
付けられている。

１６．１７は第２カセツトホルダ６の側板部に一体に取
り付けられたガイド軸で、ガイド軸１６゜１γはそれぞ
れガイド溝フレーム１１．１２に設けられた第２右側ガ
イド溝１８、第２左側ガイド溝１９に沿って移動可能な
ようになっている。また、第２カセットホルダ６にはも
う一対のガイド軸（図示せず）が一体に取り付けられて
おり、ガイド溝フレーム１１．１２の内側に設けられた
ガイド部（図示せず）に当接して移動する。

２０．２１はガイド溝フレーム溝フレーム１１に取り付
けられた第１．第２ギヤ付アーム、２２は、第１ギヤ付
アーム２０の歯車部に噛合し、第２カセツトホルダ６が
テープカセットを保持できる第１位置と、第５図に示す
中間第２位置にある状態を検出するギヤ付位相検出スイ
ッチ、２３゜２４はガイド溝フレーム１２に取り付けら
れた第３、第４ギヤ付アームである。２５．２６はガイ
ド溝フレーム１２に取りつけられ、第３．第４ギヤ付ア
ーム２３．２４の歯車部に噛合するギヤ付位相検出スイ
ッチで、第１カセットホルダ５の位置を検出する。２７
．２８はテープ引出し部材で、磁気テープ２９をカセッ
ト内より引出してカセット外の回転ドラム３ｏに巻付け
て、磁気テープ２９を記録再生できる位置へ移動する。

３１．３２は一対のリールである。３３はカセットダウ
ン検出スイッチで、第１テープカセツト３４がギヤ付ア
ー１２３．２４により、シャーシ基体１５のカセット位
置決め部材３６に位置決めされ、一対のリール３１．３
２と係合して、記録又は再生可能な第２位置３４Ａへ搬
送されたことを検出する。

以上のように構成された本実施例の磁気記録再生装置に
ついて、以下その動作を説明する。

カセット挿入口１より第１テープカセツト３４を挿入す
ると、第７図に示すように、第１テープカセツト３４は
着脱可能な第１位置にある。この時ガイド軸１０は、第
１ギヤ付アーム２３のカム溝部に当接し、第１ギヤ付ア
ーム２３がモータ駆動によって矢印Ｅ方向に回転し位置
２３Ａに来ると、ガイド軸１ｏは、第１ギヤ付アーム２
３との保合は解除され、第２ギヤ付アーム２６のカム溝
部に当接する。さらに、第２ギヤ付アーム２６は矢印Ｆ
方向に回転して位置２８Ａに来る。ギヤ付位相検出スイ
ッチは、第１カセットホルダの位置を検出することによ
り、カセット検出スイッチ７のカセット位置の検出とと
もに、カセット位置を検出できる。

次に、第３図の平面図に示す如く、シャーシ基体１５に
設置された１対の磁気テープ引出し部材２７．２８は、
磁気テープ２９を第１テープカセツト３４内より外へ引
出して、外部の回転ドラム３ｏに巻付けて、位置２７Ａ
、２８Ａへ移動する。

そして、磁気テープは、Ｍ型ループを形成して、記録又
は再生される。第４図において、第２カセットホルダ６
は、第１テーフ゛カセツト３４　ト同一サイズの第２テ
ープカセントを保持して搬送するものであり、第４図で
はテープカセットを装置に着脱出来る第１位置にある状
■を示している。ガイド軸１６は第１ギヤ付アーム２６
のカム溝部に当接して係合され、第２カセツトホルダｅ
は、第１ギヤ付アーム２０により駆動される。第１ギヤ
付アーム２０の歯車部に、ギヤ付位相検出スイッチ２２
が噛合Ｌ７て、ガイド溝フレーム１１に取付けられてい
る。第１テープカセット３４と同一サイズの第２テープ
カセツト３６を、第２カセツトホルダ６に着脱出来る第
１位置へ挿入すると、挿入をカセット検出スイッチ８に
より検知して、モタ（図示せず）により、第１ギヤ付ア
ーム２０が矢印Ａ方向に回転して、第６図に示す位置ま
で回動する。そして第２テープカセント３６を第５図に
示す中間第２位置まで搬送する。するとギヤ付位相検出
スイッチ２２は、第２カセツトホルダ６がテープカセッ
トを保持出来る第１位置と、前記中間第２位置に位置し
たことを検出する。第６図に示す如く、第１ギヤ付アー
ム２０が図の位置まで回動すると、第２カセツトホルダ
６のガイド軸１６は、第１ギヤ付アームとの保合関係は
解除され、第２ギヤ付アーム２１のカム溝部に当接して
係合する。次に第２ギヤ付アーム２１が矢印Ｂ方向に回
動して、第６図に示す位置域で回動することにより、第
２テープカセツト３６は、シャーシ基体１６のカセット
位置決め部材３５に位置決めされ、一対のリール台２６
，２θと係合して、記録又は再生可能な第２位置へ搬送
される。そして、カセットダウン検出スイッチ３３は、
それを検出すると、テープ引出し部材２７．２８は＄気
テープ２９を、カセット内より引出して外部の回転ドラ
ム３ｏに巻付けて、磁気テープを記録再生出来る位置へ
移動し記録又は再生される。第２カセツトホルダｅ１第
１ギヤ付アーム２０、第２ギヤ付アーム２１、ガイド溝
フレーム１１．１２は第２カセント搬送手段を構成する
。カセット検出スイノチ７，８と位相検出スイッチ２２
　、２６　、２６とカセットダウン検出スイッチ３３と
はカセット検出手段を構成する。以上の如くして、第１
テープカセツト３４と同一形状の第２テープカセツト３
６は、第１位置から、中間第２位置（第５図）を経由し
て、記録再生可能な第２位置へ搬送される。又、第２位
置より第１位置へ第２テープカセツト３６を搬送する時
は、前記創作を逆にくり返せばよい。なお、第４図に示
す如く、第２カセツトホルダ６がテープカセットを着脱
出来る位置に位置する時は、第１カ七ノｌ−ホルダ５は
第４図に示ｆ如＜、第２カセットホルダ６がテープカセ
ットを搬送する動作を妨げない、第１位置と第２位置の
間にある中間第１位置に位置する様に構成することが必
要である。中間第１位置はギヤ付位相検出スイッチ２６
によって検出する。又、第７図に示す如く、カセットホ
ルダー選択スイッチ３を押して第１カセットホルダ６が
、テープカセットを着脱出来る第１位置に位置する時は
、第２カセットホルダ６は、図に示す如くの中間第２位
置に位置し、第１カセツトホルダ１１がテープカセット
を第１位置から第２位置へ搬送動作するのを妨げない様
に位置する構成とすることが必要である。

中間第２位置はギヤ付位相検出スイッチ２４によって検
出する。又、第８図に示す如く、第２テープカセツト３
６が、第２カセツトホルダ６に保持されて中間第２位置
に位置する時は、第１テープカセツト３４が第１位置か
ら第２位置へ搬送される妨げにならないこと、また第１
テープカセツト３４が第１カセットホルダ已に保持され
て中間第１位置に位置する時は、第２テープカセツト３
６が第１位置から第２位置へ搬送される妨げにならない
ように構成する必要がある。そうした構成にすることに
より、第８図に示す如く、第１テープカセツトを中ｒｌ
ｌ　Ｗｙ　１位置に収納後、第２テープカセツトを中間
第２位置に収納出来る。この時、カセット検出スイッチ
７．８と位相検出スイッチ２２．２５．２６より情報に
より、第９図の表示部ブロック図の如くして、装置表示
部に第１１図に示す如く、表示する。ブロック図のカセ
ット表示部作動回路および表示部は表示手段を構成する
。

テープカセットが中間第１位置、中間第２位置に位を目
する時、ＷＡＩＴＩＮＧ表示させている。又、この状態
より、第１テープカセツトを、シャーシ基体上の第２位
置へ搬送して記録している状態の時は、第１０図の如く
表示される。この様に、装置内の２つのテープカセット
の搬送位置および状残を表示する表示部を有することに
より、装置内の２つのテープカセットの識別及び操作が
非常に簡単になる。表示部は液晶や螢光表示パネル等に
より構成される。次に第１のテープカセットを記録後は
、第２位置より中間第１位置へ搬送し、続いて自動的に
中間第２位置例ある第２テープカセツトを、シャーシ基
体上の第２位置へ搬送して記録することが出来る。そし
て、連続２巻のテープカセットを自動的に連続して記録
することが出来る。

この様にすることによって、非常に簡単な機構によって
、オートチェンジャー内蔵の磁気記録再生装置を提供す
ることが出来る。又、第１テープカセツトを装置に着脱
出来る第１位置と、第２テープカセツトが装置に着脱出
来る第１位置とは、かならずしも同一位置でなくても良
い。

また第１図に示す如く、従来よりあるタイマーやチュー
ナーの表示部４１に、本発明の２つのテープカセットの
搬送位置及び状態を示す表示部を兼用しても良い。

発明の効果 以上のように本発明の磁気記録再生装置は、第１のテー
プカセットを着脱可能な第１位置から、記録又は再生可
能なシャーシ基体上の第２位置へ第１のカセットホルダ
にて搬送する第１のカセット搬送手段と、前記第１のテ
ープカセットと同じ大きさ及び形状の第２のテープカセ
ットを着脱可能な第１位置から、前記第１のカセットホ
ルダの搬送径路とは異なる搬送径路にて記録又は再生可
能な前記シャーン基体上の第２位置へ、第２のカセット
ホルダにて搬送する第２のカセット搬送手段とを具備し
、第１及び第２のテープカセ７）の第１及び第２のカセ
ットホルダへの装着の有無及び装置内での搬送位置を検
出するカセット検出手手と、カセット検出手段よりの情
報を表示する表示手段とをえた構成とすることにより、
１つの磁気記録再生装置に、同一サイズの２つのテープ
カセットを収納出来、装置内で順次２つのテープカセッ
トを自動的に取換えてカセット内の磁気テープを記録再
生出来るオートチェンジャー機能付磁気記録再生装置を
提供出来る。又装置内に収納された２つのテープカセッ
トの搬送位置及び状転を表示する表示部を設けることに
より、装置内の２つのテープカセット識別の複雑化を解
消し、操作性が良く、構造が簡単で、動作信頼性の高い
磁気記録再生装置を提供出来る。特に留守番録画時等に
は、１度のセントで、テープカセット２本分の長時間の
録画を可能とする優れた効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気記録再生装置の斜視図
、第２図、第３図は同平面図、第４図〜第６図、第８図
は同要部右側側面図、第７図は要部左側側面図、第９図
は表示部分のブロック図、第１０図、第１１図は表示部
の表示例を示す平面図である。 １・・・・・・カセット挿入口、２・甲・・カセソド位
置・状態表示部、３，４・・・・・・ホルダ選択スイッ
チ、５゜６・・・・・・第１．第２カセツトホルダ、７
．８・・・・・・カセット検出スイッチ、９，１ｏ・・
・・・・ガイド軸、１１．１２・・・・・・ガイド溝フ
レーム、１３・・・・・・第１右側７’／イド溝、１４
・・・・・・第１左側ガイド溝、１５・川・・シャーシ
基体、１６．１７・・・・・・ガイド軸、１８・川・・
第２右側ガイド溝、１９・・・・・・第２左側ガイド溝
、２０．２１・・・・・・第１．第２ギヤ付アーム　２
２・・・・・・ギヤ付位相検出スイッチ、２３．２４・
川・・第３゜第４ギヤ付アーム、２５．２６・川・・ギ
ヤ付位相検出スイッチ、２７．２８・・・・・・テープ
引圧し部材、２９・・・・・・磁気テープ、３ｏ・・・
・・・回転ドラム、３１゜３２・・・・・・リール、３
３・川・・カセットダウン検出スイッチ、３４・・・・
・・第１テープカセツト、３６・・・・・・カセット位
置決め部材、３６・・・・・・テープカセット。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名適 図 勾 偽 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１のテープカセットを着脱可能な第１位置から、記録
   又は再生可能なシャーシ基板上の第２位置へ、第１のカ
   セットホルダにて搬送する第１のカセット搬送手段と、
   前記第１のテープカセットと同じ大きさ及び形状の第２
   のテープカセットを着脱可能な第１位置から、前記第１
   カセットホルダの搬送径路とは異なる搬送径路にて記録
   又は再生可能な前記シャーシ基体上の第２位置へ、第２
   のカセットホルダにて搬送する第２のカセット搬送手段
   とを具備し、前記第１及び第２のテープカセットの前記
   第１及び第２のカセットホルダへの装着の有無および装
   置内での搬送位置を検出するカセット検出手段と、前記
   カセット検出手段よりの情報を表示する表示手段とを設
   けたことを特徴とする磁気記録再生装置。