JPH02117736A - 冷間押出成形装置 - Google Patents

冷間押出成形装置

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JPH02117736A
JPH02117736A JP27005988A JP27005988A JPH02117736A JP H02117736 A JPH02117736 A JP H02117736A JP 27005988 A JP27005988 A JP 27005988A JP 27005988 A JP27005988 A JP 27005988A JP H02117736 A JPH02117736 A JP H02117736A
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JP
Japan
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extrusion molding
workpiece
die
extrusion
work
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Application number
JP27005988A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumura
松村 公一
Hiroshi Yoshida
博 吉田
Kazuo Sera
世良 和男
Yasuyuki Konno
康之 今野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属素材を室温において所定の形状に圧縮成
形する冷間鍛造法の1つである押出成形法に用いる冷間
押出成形装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば自動車等車両のトランスミッションを
構成するメーンシャフトや、リヤアクスルシャフト等の
軸物を冷間押出成形法により成形する場合、これらの軸
物は、軸径の異なる部分を複数箇所に有することから、
例えば実開昭58−9249号公報に開示されているよ
うに、棒状ワークを複数の押出成形工程に順次に搬送し
、該各押出成形工程で上記各軸径の異なる部分に対応し
た押出ダイスのダイス成形部に挿入して所定形状に押出
成形する、いわゆる多段押出成形が一般によく行われて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の如き多段押出成形を長期間に亘って行
っている過程においては、ベースに固定配置された機枠
の上側部分が強度的に不利で成形時の負荷により伸び方
向の歪みが生じ、かつ押出ダイスのホルダを支持してい
る可動支持台の摺動機構にガタ付きが生じて、成形時に
各押出ダイスの先端部が若干上向きに変位して各押出ダ
イスが略ハの字形に変位配向するという現象が生じる。
この現象は各押出工程の押出ダイスの生じる。そして、
このように押出ダイスが位置ずれ(略ハの字形の変位配
向)している場合には、押出成形されたワークに曲がり
が生じ、この曲がりはそのまま最終製品に残るため、通
常は、上記臼がりが生じたワークを押出成形後、次工程
の曲がり矯正工程に搬入し、該軸心矯正工程で上記ワー
クを加圧することにより、該ワークの曲がりを矯正する
ことが一般によく行われている。
しかし、上記のやり方では、押出成形工程以外に曲がり
矯正工程を別途に設けなければならず、工程が増えて生
産性が悪化するという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、各押出成形工程で押出成形された棒
状ワークを次段押出成形工程に搬送する間に適切に姿勢
変更させることにより、ワークの曲がりを次段押出成形
工程での押出成形時に確実に矯正し、よって押出成形工
程以外に曲がり矯正工程を別途に設ける必要をなくし、
生産効率の低下を招くことなく曲がりの極少ない軸物を
確実に押出成形せんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、棒状
ワークを複数の押出成形工程に順次に搬送し、該各押出
成形工程で押出ダイスのダイス成形部に挿入して所定形
状に押出成形する冷間押出成形装置を対象とし、この場
合、上記ワークを上記各押出成形工程で押出成形した後
、軸心の向きを変えることなく所定角度だけ姿勢変更さ
せる姿勢変更手段を設ける。さらに、該姿勢変更手段で
姿勢変更されたワークを次段押出成形工程に搬送する搬
送手段を設けるようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、棒状ワークは、複数の
押出成形工程に順次に搬送され、該各押出成形工程で押
出ダイスのダイス成形部に挿入されて所定形状に押出成
形される。
この場合、上記各押出成形工程で押出成形されたワーク
は、姿勢変更手段により軸心の向きを変えることなく所
定角度だけ姿勢変更させられた後、搬送手段により次段
押出成形工程に搬送されることから、ワークの曲がりが
次段押出成形工程での押出成形時に順次、曲がり矯正さ
れることとなり、最終の押出成形工程で成形されたワー
クの曲がりは極少ないものにでき、これにより押出成形
工程以外に曲がり矯正工程を別途に設ける必要がなくさ
れ、生産効率の低下を招くことなく曲がりの極少ない軸
物が確実に押出成形されることとなる。
(第1実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の第1実施例に係る冷間押出成形装置A
を示し、本実施例では、自動車等車両のトランスミッシ
ョンを構成するメーンシャフトを、第3図に模式的に示
すように、4つの押出成形工程を経て押出成形する場合
を示す。
第2図中、1はベース、2は該ベース1上に固定配置さ
れた機枠であって、該機枠2の一方側(図で右側)には
、他方側(図で左側)に延びるピストンロッド3を有す
る図示しない流体圧シリンダが配置され、該流体圧シリ
ンダのピストンロッド3先端には、図示しない上下2条
のガイドレールにガイドされた可動支持台4が取り付け
られている。また、該可動支持台4には、4つ(図では
1つのみ表われる)の筒状のホルダ5,5.・・・が取
り付けられ、該各ホルダ5には、複数個のダイス構成部
材6,6.・・・を連結してなり(図では4個のダイス
構成部材6,6.・・・が連結されている場合を示す)
、かつ内部に棒状ワークWの一端側が挿入されるダイス
成形部7が形成された押出ダイスとしての可動ダイス8
が一体的に取り付けられている。すなわち、本実施例で
は、4つの可動ダイス8,8.・・・が並列に配置され
ており、第3図では、これら4つの可動ダイス8,8.
・・・を1纏めにして可動ダイス群Bとして模式的に表
わす。そして、上記各可動ダイス8(可動ダイス群B)
は、上記流体圧シリンダの伸縮作動により進退移動し、
後述する固定ダイス15(固定ダイス群C)に対して接
離移動するようになされている。
また、上記各ホルダ5の基端側には、エジェクタビン9
を有するエジェクタシリンダ10が配置され、該各エジ
ェクタシリンダ10のエジェクタビン9先端は、収縮作
動状態で上記各可動ダイス8のダイス成形部7に臨み、
かつ伸張作動により該ダイス成形部8を前進移動して、
所定形状に押出成形されたワークWを各可動ダイス8か
らエジェクトするようになされている。
また、上記機枠2の他方側(図で左側)には、固定支持
台11が配置され、該固定支持台11にも、4つ(図で
は1つのみ表われる)の筒状のホルダ12,12.・・
・が取り付けられている。また、該各ホルダ12には、
2個のダイス構成部材13゜13を連結してなり、かつ
内部に上記ワークWの他端側か挿入されるダイス成形部
14が形成された押出ダイスとしての固定ダイス15が
一体的に取り付けられている。すなわち、本実施例では
、4つの固定ダイス15.15.・・・が並列に配置さ
れており、第3図では、これら4つの固定ダイス15.
15.・・・を1纏めにして固定ダイス群Cとして模式
的に表わす。さらに、上記各ホルダ12の基端側にも、
エジェクタビン16を有するエジェクタシリンダ17が
配置され、該各エジェクタシリンダ17のエジェクタビ
ン16先端も、収縮作動状態で上記各固定ダイス15の
ダイス成形部14に臨み、伸張作動により該ダイス成形
部14を前進移動して、所定形状に押出成形されたワー
クWを各固定ダイス15からエジェクトするようになさ
れている。
さらに、上記各固定ダイス15(固定ダイス群C)の先
端側には、上記各可動ダイス8(可動ダイス群B)の進
退移動方向と直交する方向に延びるワーク支持プレート
18が配置され、該ワーク支持プレート18の上面には
、押出成形に供せられる複数本のワークW、 W、・・
・をクランプ保持するクランプ装置19.19.・・・
が配置されている。
また、上記ワーク支持プレート18の長手方向両端寄り
下方には、上方に延びるロッド20を有する一対(図で
は一方のみ表われる)のダンパ装置21.21が配置さ
れ、該各ダンパ装置21の各ロッド20先端には、rU
J字状の係合溝22aを有する支持部材22が連結され
、該各支持部材22により上記ワーク支持プレート18
を昇降移動可能に水平に支持している。一方、上記各可
動ダイス8側の可動支持台4には、上記各固定ダイス1
5側に延びるカム部材23が取り付けられ、該カム部材
23の先端寄りには、前玉がりに傾斜するカム面23a
が形成されており、各可動ダイス8の後退移動時には、
第2図実線にて示すように、カム部材23先端を上記支
持部材22の係合溝22aに係合させ、上記ワーク支持
プレート18を所定高さ位置に支持する一方、各可動ダ
イス8の前進移動時には、第2図仮想線にて示すように
、上記支持部材22を各ダンパ装置21の付勢力に抗し
てカム面23aに沿って下降移動させ、上記各クランプ
装置19が上記各可動ダイス8と干渉するのを回避する
ようになされている。
さらに、上記各クランプ装置19は、第1図に拡大詳示
するように、支持台24に支軸25により回動可能に支
持されたクランプ装置本体26を備えてなり、該クラン
プ装置本体26には、一対のクランプ爪27.27が揺
動シリンダ28,28の伸縮作動により開閉可能に取り
付けられている。また、上記各クランプ装置19のクラ
ンプ装置本体26を支持する支軸25には、ピニオン2
9が回転一体に連結され、該各ピニオン29は、上記ワ
ーク支持プレート18の長手方向に配置されたラックパ
ー30に噛合せしめられている。さらに、上記各クラン
プ装置19の両側には、位置決めストッパ31.31が
配置され、上記ラックパー30の進退動作により各ピニ
オン29を介して支軸25回りに回動せしめられる各ク
ランプ装置19のクランプ爪27を上記各位置決めスト
ッパ31に当接させ、上記各クランプ装置19を水平に
保持して180″以上回転しないように位置決めするよ
うになされている。
そして、第4図(a)に示すように、ラックパー30の
例えば後退作動(図で左側への移動)によって前段押出
成形工程(図で右側の固定ダイス15)側に支軸25回
りに回動せしめられ、かつ一方(図で左側)のクランプ
爪27を揺動シリンダ28の収縮作動によって開いた状
態の各クランプ装置19を、上記ワーク支持プレート1
8の上昇移動によって上昇させることにより、その他方
(図で右側)のクランプ爪27でもって上記各押出成形
工程で所定形状に押出成形された各ワークWを受けた後
、第4図(b)に示すように、上記一方のクランプ爪2
7を揺動シリンダ28の伸張作動によって閉じ、上記各
ワークWをクランプ保持する。次いで、第4図(c)お
よび第4図(d)に示すように、上記各クランプ装置1
9をラックパー30の前進作動(図で右側への移動)に
よって次段押出成形工程(図で左側の固定ダイス15)
側に支軸25回りに回動させることにより、上記各ワー
クWを次段押出成形工程側に移動させる。
その後、上記他方のクランプ爪27を揺動シリンダ28
の収縮作動によって開くことにより、上記各ワークWを
アンクランプ状態となし、該各ワークWを上記次段押出
成形工程側に受は渡す過程において、上記各クランプ装
置19が各可動ダイス8と干渉しないように上記ワーク
支持プレート18を下降移動させるようになされている
したがって、上記クランプ装置19、ピニオン29およ
びラックパー30等により、上記各ワークWを各押出成
形工程で押出成形した後、軸心の向きを変えることなく
所定角度だけ姿勢変更させる姿勢変更手段りが構成され
ている。また、上記ビニオン29およびラックパー30
により、上記姿勢変更手段で姿勢変更された各ワークW
を次段押出成形工程に搬送する搬送手段Eが構成されて
いる。
次に、上記実施例の作動について説明する。
まず、第3図に示すように、ワーク支持プレート18上
の複数本のワークW、W、・・・のうち4つのワークW
、W、・・・が、クランプ装置19.19゜・・・にク
ランプ保持されて各々押出成形工程の成形作業位置に位
置していると仮定する。この状態で、各押出成形工程の
可動ダイス8およびカム部材23を流体圧シリンダの伸
張作動により前進移動させ、上記各ワークWの一端(第
2図で右端)側を上記各可動ダイス8のダイス成形部7
に挿入させると同時に、上記各ワークWをクランプ装置
19のアンクランプ作動によりアンクランプする。
次いで、上記各ワークWを各可動ダイス8のさらなる前
進移動により各固定ダイス15側に押しやる。これによ
り、上記各ワークWの他端(第2図で左端)側が上記各
固定ダイス15のダイス成形部14に挿入せしめられ、
各ワークWが上記両凸可動および固定ダイス8,15に
より支持される。
その後、上記各可動ダイス8をさらに前進移動させ、第
2図仮想線に示すように、上記各固定ダイス15側に接
近させると、上記カム部材23もこれに同期して前進移
動し、そのカム面23aが支持部材22の係合溝22a
に乗り上げる。これにより、該支持部材22が各ダンパ
装置21の付勢力に抗して下降移動せしめられ、上記各
クランプ装置19と各可動ダイス8との干渉が回避され
る。
しかる後、上記各可動ダイス8をさらに前進移動させる
ことにより、その先端を上記各固定ダイス15の先端に
嵌合させる。これにより、上記各ワークWが両可動ダイ
スおよび固定ダイス8,15のダイス成形部7.14に
押し込まれ、各ワークWが所定形状に押出成形される。
次いで、上記各可動ダイス8を流体圧シリンダの収縮作
動により後退させつつ、上記各固定ダイス15側のエジ
ェクタシリンダ17を伸張作動させることにより、上記
押出成形された各ワークWをエジェクタビン16で各固
定ダイス15のダイス成形部14からエジェクトする。
また、上記各可動ダイス8が後退移動した時点で、今度
は各可動ダイス8側のエジェクタシリンダ10を伸張作
動させることにより、上記各ワークWをエジェクタビン
9で各可動ダイス8のダイス成形部7からエジェクトす
る。そして、この状態で、上記カム部材23のカム面2
3aが、その後退勤作によって支持部材22の係合溝2
2aから離脱しており、上記ワーク支持プレート18が
、第4図(a)に示すように、ダンパ装置21の付勢力
によって成形作業位置に上昇移動せしめられる。この際
、上記各クランプ装置19は、上記押出成形された各ワ
ークWを受は取るべく、図示の如く一方のクランプ爪2
7を開きかつ前段押出成形工程側に回動せしめられてお
り、その他方のクランプ爪27でもって上記各ワークW
を支持する。
その後、第4図(b)に示すように、各クランプ装置1
9の上記一方のクランプ爪27を揺動シリンダ28の伸
張作動により閉じさせ、各ワークWをクランプ保持した
後、134図(C)および第4図(d)に示すように、
上記各クランプ装置19をラックパー30の例えば前進
作動により各ピニオン29を介して支軸25回りに次段
押出成形工程側に180’だけ回動させ、上記各ワーク
Wを次段押出成形工程に搬送する。そして、この次段押
出成形工程に搬送された各ワークWを上述の如き要領に
て押出成形し、かつ押出成形後は次の押出成形を行うべ
く次段押出成形工程に搬送するようにする。
このように、本実施例では、複数本のワークW。
W、・・・を押出成形した後、クランプ装置19でクラ
ンプ保持して180”だけ回動させてその姿勢を変更す
ると同時に、次段押出成形工程に順次に搬送し、該各次
段押出成形工程で各可動および固定ダイス8.15のダ
イス成形部7,14に挿入して所定形状に押出成形する
ようにしたことから、上記各ワークWの曲がりを次段押
出成形工程での押出成形時に順次、逆向きに曲がり矯正
することとなり、最終の押出成形工程で成形されたワー
クWの曲がりは極少ない許容範囲内にすることができ、
これにより押出成形工程以外に曲がり矯正工程を別途に
設ける必要がなくなって、生産効率の低下を招くことな
く曲がりの極めて少ないメーンシャフトを確実に押出成
形することができる。
(第2実施例) また、第5図は第2実施例を示し、本実施例では、クラ
ンプ装置19の一方(図で右側)のクランプ爪27を固
定爪に、他方(図で左側)のクランプ爪27を可動爪と
し、かつ該両クランプ爪27.27の各々にコイルスプ
リング32のばね力によって付勢されたボール33を2
組ずつ設けたものである。さらに、クランプ装置本体2
6側にモータ34を設け、該モータ34の駆動軸34a
にギヤ35.36を介して可動ローラ37を駆動連結し
、上記両クランプ爪27.27でクランプ保持されたワ
ークWを、上記モータ34の回転駆動力をギヤ35.3
6を介して可動ローラ37に伝達することにより、上記
ワークWを軸心回りに180@だけ回転させるようにし
たものである。
また、ワーク支持プレート18を図示しない流体圧シリ
ンダにより水平移動させることにより、上記各ワークW
を次段押出成形工程にピッチ搬送するようになされてい
る。なお、その他の構成は、上記第1実施例と同様に構
成されているので、その詳細な説明は省略する。
したがって、本実施例では、上記コイルスプリング32
、ボール33、モータ34、ギヤ35゜36および可動
ローラ37等により、上記各ワークWを上記各押出成形
工程で押出成形した後、軸心の向きを変えることなく所
定角度だけ姿勢変更させる姿勢変更手段りが構成されて
いる。また、上記ワーク支持プレート18および流体圧
シリンダにより、上記姿勢変更手段りで姿勢変更された
ワークWを次段押出成形工程に搬送する搬送手段Eが構
成されている。したがって、本実施例においても、上記
第1実施例と同様の作用効果を奏することができるもの
である。
(第3実施例) さらに、第6図ないし第9図は本発明の第3実施例を示
す。本実施例では、リヤアクスルシャフトを押出成形す
る場合を示し、上記第1実施例の固定ダイス15に替わ
るものとして、第7図に示すように、押出成形に際しワ
ークWの鍔部W1を位置決めする位置決めブロック38
.38.・・・が各可動ダイス8に対向して配置され、
これら位置決めブロック38.38.・・・を−纏めに
して基台39内に配置したものを第、6図に位置決めブ
ロック群C′として模式的に表わすこととする。
また、上記基台39の前端には、上下一対のガイド部材
40.40が一体的に設けられ、上記位置決めブロック
群C゛の各位置決めブロック38に、成形作業位置に搬
送される各ワークWを上記両ガイド部材40.40でも
ってガイドし、各成形作業位置に搬送位置せしめられた
各ワークWを各可動ダイス8の前進動作により押圧して
、上記鍔部Wlの凹部W2を上記位置決めブロック38
の係合突起部38aに係合させ、これにより各ワークW
を位置決めするようになされている。
さらに、上記基台39の下面右側には、第8図に示すよ
うに、流体圧シリンダ41が配置され、該流体圧シリン
ダ41のピストンロッド41a先端には、下側ガイド部
材40に沿って延びるがイドロッド42の一端が連結さ
れている。また、該ガイドロッド42の上面側長手方向
には、各ワークWとの摩擦抵抗を得るために例えば図示
しないラバー等が一体的に貼り合わされ、その他端には
、ガイドバー43が連結され、該ガイドバー43は、上
記流体圧シリンダ41の反対側に設けられたガイド筒4
4内に摺動可能に嵌挿支持されている。
そして、上記各押出成形工程に搬送位置せしめられてい
る各ワークWを、上記流体圧シリンダ41の収縮作動に
より180°だけ回転させるようになされている。
また、上記クランプ装置19は、第9図に示すように、
上記第2実施例におけるクランプ爪27と同じ構成のク
ランプ爪27を有してなり、かつクランプ装置本体26
上面に上記クランプ爪27の場合と同様にコイルスプリ
ング32で付勢された一対のボール33.33が設けら
れており、上記各ワークWを両クランプ爪27.27に
クランプ保持せしめた状態で、3箇所に配置された合計
6個のボール33,33.・・・により軸心回りにスム
ーズに回転させるようになされている。
したがって、本実施例では、上記流体圧シリンダ41、
ガイドロッド42、ガイドバー43およびガイド筒44
等により、上記各ワークWを上記各押出成形工程で押出
成形した後、軸心の向きを変えることなく所定角度だけ
姿勢変更させる姿勢変更手段りが構成されている。なお
、その他の構成は、搬送手段Eをも含めて上記第2実施
例の場合と同様に構成されているのでその詳細な説明は
省略する。したがって、本実施例においても、上記第1
実施例と同様の作用効果を奏することができるものであ
る。
(第4実施例) さらに、第10図ないし第12図は本発明の第4実施例
を示す。本実施例では、上記第1実施例の場合と同様に
メーンシャフトを押出成形する場合を示し、第10図お
よび第11図に示すように、ホルダ5内に収納配置した
6つの可動ダイス8゜8、・・・の基端(図で右端)側
には、孔部45aを有する筒部材45が孔部中心線をダ
イス成形部7の孔部中心線上に位置せしめるように一体
的に取り付けられている。また、該筒部材45の先端に
は、第12図に拡大詳示するように、係合ピン46が上
記孔部45aに臨むようにボルト47によって取り付け
られている。
一方、エジェクタピン9の表面には、第10図および第
11図に示すように、長手方向に全長に亘って螺旋溝4
8が形成され、この螺旋溝48に上記係合ピン46が係
合せしめられている。そして、上記エジェクタピン9は
、エジェクタシリンダ10の伸張作動により上記螺旋溝
48に係合する係合ピン46にガイドされて回転しなが
ら前進移動し、180°だけ回転した時点で、第11図
に示すように、上記ワークWをエジェクトするようにな
されている。このエジェクタピン9の回転前進動作によ
り、上記ワークWに回転力が伝達され、該ワークWが軸
心回りに180°回転することとなる。
したがって、本実施例では、上記エジェクタピン9、筒
部材45および係合ピン46等により、上記各ワークW
を上記各押出成形工程で押出成形した後、軸心の向きを
変えることなく所定角度だけ姿勢変更させる姿勢変更手
段りが構成されている。なお、その他の構成は、搬送手
段Eをも含めて上記第2実施例の場合と同様に構成され
ているのでその詳細な説明は省略する。したがって、本
実施例においても、上記第1実施例と同様の作用効果を
奏することができるものである。
なお、上記各実施例では、各押出成形工程でのワークW
のアンクランプ動作を同じタイミングで行うようにした
が、上記各押出成形工程では、各ワークWの軸心方向の
寸法の相違(各ワークWと各可動ダイス8との距離の相
違)によって各ワークWのアンクランプの時期が異なる
ことから、寸法の短いワークW側のクランプ装置19の
アンクランプ動作を、寸法の長いワークW側のそれより
も遅くするようにして、ワークWの位置ずれを防止する
ようにすることが好ましい。
また、上記各実施例では、自動車等車両のトランスミッ
ションを構成するメーンシャフトや、リヤアクスルシャ
フト等の軸物を押出成形する場合を示したが、他の軸物
の冷間押出成形にも適用可能なことはいうまでもない。
上記各実施例では、ワークWを1.80’回転させるよ
うにしているが、これに限らず、例えば90m毎など1
回転しない角度範囲であればいずれにしてもよいが、最
も好ましいのは、確実に逆向きに曲がり矯正する180
°近辺が良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、棒状ワークを複
数の押出成形工程に順次に搬送し、該各押出成形工程で
押出ダイスのダイス成形部に挿入して所定形状に押出成
形する過程で、上記ワークを上記各押出成形工程で押出
成形した後、軸心の向きを変えることなく所定角度だけ
姿勢変更させ、この姿勢変更されたワークを次段押出成
形工程に搬送するようにしたので、ワークを曲がり矯正
工程に搬入することなくその曲がりを次段押出成形工程
での押出成形時に確実に矯正し得、生産効率の低下を招
くことなく曲がりの極少ない軸物を確実に押出成形する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はクランプ装置の拡大正面図、第2図は冷間押出成形
装置の概略構成図、第3図は冷間押出成形装置を構成す
る構成部材の配置関係を示す模式図、第4図(a)〜(
d)はワークを次段押出成形工程に搬送する手順を示す
説明図である。 第5図は第2実施例の第1図相当図である。第6図ない
し第9図は第3実施例を示し、第6図は第3図相当図、
第7図はワークを位置決めする状態の位置決めブロック
部分を示す側面図、第8図は位置決めブロック群の拡大
正面図、第9図は第1図相当図である。第10図ないし
第12図は第4実施例を示し、第10図および第11図
はワークをエジェクトする要領を説明する説明図、第1
2図は筒部材の縦断拡大側面図である。 7.14・・・ダイス成形部、8・・・可動ダイス(押
出ダイス)、15・・・固定ダイス(押出ダイス)、A
・・・冷間押出成形装置、D・・・姿勢変更手段、E・
・・搬送手段、W・・・ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状ワークを複数の押出成形工程に順次に搬送し
    、該各押出成形工程で押出ダイスのダイス成形部に挿入
    して所定形状に押出成形する冷間押出成形装置であって
    、上記ワークを上記各押出成形工程で押出成形した後、
    軸心の向きを変えることなく所定角度だけ姿勢変更させ
    る姿勢変更手段と、該姿勢変更手段で姿勢変更されたワ
    ークを次段押出成形工程に搬送する搬送手段とを備えた
    ことを特徴とする冷間押出成形装置。
JP27005988A 1988-10-26 1988-10-26 冷間押出成形装置 Pending JPH02117736A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010017727A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Aisin Aw Co Ltd シャフトの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010017727A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Aisin Aw Co Ltd シャフトの製造方法

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