JPH02117107A - 磁場発生装置 - Google Patents
磁場発生装置Info
- Publication number
- JPH02117107A JPH02117107A JP63271549A JP27154988A JPH02117107A JP H02117107 A JPH02117107 A JP H02117107A JP 63271549 A JP63271549 A JP 63271549A JP 27154988 A JP27154988 A JP 27154988A JP H02117107 A JPH02117107 A JP H02117107A
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- magnets
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は1対の対向する永久磁石間に形成された空間に
均一磁場を発生させる磁場発生装置に関する0本発明は
例えば核磁気共鳴を利用したコンピュータ断層撮影(N
MR−CT)装置に用いて好適である。
均一磁場を発生させる磁場発生装置に関する0本発明は
例えば核磁気共鳴を利用したコンピュータ断層撮影(N
MR−CT)装置に用いて好適である。
[従来技術とその問題点]
NMR−CT装置などに使用される磁場発生装置は、例
えば、閉磁路を形成するヨーク(継鉄)の内面に対向し
て1対の永久磁石(磁極)を設け、この磁極間の空間(
測定空間)に磁場を発生させている。このような磁場発
生装置では、磁極間の空間に発生させる磁場は可能なか
ぎり均一であることが望ましい、しかし、対向する磁石
間の磁束密度は、中心部から周辺部にかけて密から疎と
なる。換言すれば、磁束の流れは、対向する磁石の中心
部では直線であるが中心部から離れるに従って外側に膨
らむ、つまり、対向する永久磁石間の空間では充分な範
囲にわたり均一磁場を得ることは困難である。
えば、閉磁路を形成するヨーク(継鉄)の内面に対向し
て1対の永久磁石(磁極)を設け、この磁極間の空間(
測定空間)に磁場を発生させている。このような磁場発
生装置では、磁極間の空間に発生させる磁場は可能なか
ぎり均一であることが望ましい、しかし、対向する磁石
間の磁束密度は、中心部から周辺部にかけて密から疎と
なる。換言すれば、磁束の流れは、対向する磁石の中心
部では直線であるが中心部から離れるに従って外側に膨
らむ、つまり、対向する永久磁石間の空間では充分な範
囲にわたり均一磁場を得ることは困難である。
このような問題を解決するため、従来、次のような方策
が講じられていた。即ち、対向する永久磁石の周辺部の
磁界強度を中心部の磁界強度に対して大きくするため周
辺部の磁石の量を増やしたり或いは中心部の磁石量を減
少させている。しかし、これらの従来方法は、磁石自体
の形状により均一磁場を得ようとするため磁石の製造に
困難性があり、更に、磁石をヨークに組み込んだときに
磁界分布が決定されるので磁石組込み後の磁場の調整が
できないという欠点がある。
が講じられていた。即ち、対向する永久磁石の周辺部の
磁界強度を中心部の磁界強度に対して大きくするため周
辺部の磁石の量を増やしたり或いは中心部の磁石量を減
少させている。しかし、これらの従来方法は、磁石自体
の形状により均一磁場を得ようとするため磁石の製造に
困難性があり、更に、磁石をヨークに組み込んだときに
磁界分布が決定されるので磁石組込み後の磁場の調整が
できないという欠点がある。
[目的]
本発明の目的は、磁石自体の形状を特別考慮することな
く、1対の対向する磁石間の磁場を広範囲にわたり均一
にする磁場発生装置を提供することである。
く、1対の対向する磁石間の磁場を広範囲にわたり均一
にする磁場発生装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上下左右に移動可能であり且つ回
転可能の複数個の磁場調整用円柱永久磁石を使用し、ヨ
ーク鉄心に組込んだ1対の永久磁石間の磁場を調整或い
は補正して広範囲にわたり均一磁場を得ることのできる
磁場発生装置を提供することである。
転可能の複数個の磁場調整用円柱永久磁石を使用し、ヨ
ーク鉄心に組込んだ1対の永久磁石間の磁場を調整或い
は補正して広範囲にわたり均一磁場を得ることのできる
磁場発生装置を提供することである。
[実施例]
以下添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、閉磁路を形成するヨーク(継鉄)2の
内面に1対の角状永久磁石(主磁石)4゜6を対向させ
て取り付ける。この角状永久磁石4゜6は夫々厚み方向
(即ち長軸方向と直角の方向)に磁化されている。勿論
、この角状永久磁石は磁気回路が小さいときは1枚の角
状磁石で足りるが、大きくなると複数個の磁石を組合わ
せて角状永久磁石(主磁石)とする必要がある。永久磁
石4゜6の対向する面に夫々設けた整磁板8,10は磁
場の均一化を目的とする公知の手段である。(例えば、
共立出版社発行の“磁気”に記載されているように、整
磁板周辺部に突起を設けることにより均一度を改善でき
ることは良く知られている。)従来例に関連して述べた
ように、対向する磁石間の磁束の流れは中心部では直線
であるが、中心部から離れるに従って外側に膨らむ、こ
の様子を、第1図の整磁板8,10間の実線で示す、従
って、第4図の実線50で示すように、永久磁石4.6
間の磁界強度(後述する調整用磁石12.14を考慮し
ない場合)は、2個の磁石の中点を結ぶ中心線付近では
略々一定値であるが、周辺に向うに従い低下する。そこ
で、本発明では、この磁界強度の低下(磁場の不均一)
を調整するため、角状永久磁石4.6夫々の外側に複数
個の調整用円柱永久磁石12.14を設けている。第2
図は第1図のAAからみた断面図である。
内面に1対の角状永久磁石(主磁石)4゜6を対向させ
て取り付ける。この角状永久磁石4゜6は夫々厚み方向
(即ち長軸方向と直角の方向)に磁化されている。勿論
、この角状永久磁石は磁気回路が小さいときは1枚の角
状磁石で足りるが、大きくなると複数個の磁石を組合わ
せて角状永久磁石(主磁石)とする必要がある。永久磁
石4゜6の対向する面に夫々設けた整磁板8,10は磁
場の均一化を目的とする公知の手段である。(例えば、
共立出版社発行の“磁気”に記載されているように、整
磁板周辺部に突起を設けることにより均一度を改善でき
ることは良く知られている。)従来例に関連して述べた
ように、対向する磁石間の磁束の流れは中心部では直線
であるが、中心部から離れるに従って外側に膨らむ、こ
の様子を、第1図の整磁板8,10間の実線で示す、従
って、第4図の実線50で示すように、永久磁石4.6
間の磁界強度(後述する調整用磁石12.14を考慮し
ない場合)は、2個の磁石の中点を結ぶ中心線付近では
略々一定値であるが、周辺に向うに従い低下する。そこ
で、本発明では、この磁界強度の低下(磁場の不均一)
を調整するため、角状永久磁石4.6夫々の外側に複数
個の調整用円柱永久磁石12.14を設けている。第2
図は第1図のAAからみた断面図である。
本発明に係る装置に組込まれる調整用の円柱永久磁石1
2.14の磁化方向は夫々径方向である。
2.14の磁化方向は夫々径方向である。
従って、円柱永久磁石12.14を第1図に示すように
配置すれば磁石12.14間の磁力線は破線で示すよう
になる。ところで、第4図の破線52は円柱永久磁石1
2.14のみによる磁界強度を示す、破線52と前述の
実線50を組み合わせると、実線54に示すように主磁
石4.6の幅dの範囲にわたり略々均一の磁場を得るこ
とができる。
配置すれば磁石12.14間の磁力線は破線で示すよう
になる。ところで、第4図の破線52は円柱永久磁石1
2.14のみによる磁界強度を示す、破線52と前述の
実線50を組み合わせると、実線54に示すように主磁
石4.6の幅dの範囲にわたり略々均一の磁場を得るこ
とができる。
第3図は第1図に相当し、調整用円柱磁石12.14の
移動及び回転方向を説明する図である0図示の如く、磁
石12.14は主磁石4.6の磁化方向に対して垂直及
び平行に移動可能であり、更に、回転可能である。尚、
移動及び回転手段は公知のものを使用すればよく、図面
を簡略にするためこれらの移動手段の図示は省略しであ
る。更に、磁石取付手段等も図示を省略しである。調整
用磁石は円柱でなく角柱などでも可能であるが、回転時
に角柱主磁極に接触することがあるため配置位置が制限
されてしまうので円柱型調整磁石の方が好ましい0本発
明によれば、主磁石4.6をヨーク鉄心2に組込んだ後
、主磁石4.6間の磁場の調整を上下左右に移動可能で
あり且つ回転可能の調整用磁石12.14により極めて
簡単に且つ精密に行うことができる。特に、磁場調整に
一番効果的なのは調整用磁石を第1図で上下方向に移動
させることである。左右移動、回転はその後の微調整に
効果的である。このように粗調整と微調整の組合わせで
精密に磁場強度を均一化できる。
移動及び回転方向を説明する図である0図示の如く、磁
石12.14は主磁石4.6の磁化方向に対して垂直及
び平行に移動可能であり、更に、回転可能である。尚、
移動及び回転手段は公知のものを使用すればよく、図面
を簡略にするためこれらの移動手段の図示は省略しであ
る。更に、磁石取付手段等も図示を省略しである。調整
用磁石は円柱でなく角柱などでも可能であるが、回転時
に角柱主磁極に接触することがあるため配置位置が制限
されてしまうので円柱型調整磁石の方が好ましい0本発
明によれば、主磁石4.6をヨーク鉄心2に組込んだ後
、主磁石4.6間の磁場の調整を上下左右に移動可能で
あり且つ回転可能の調整用磁石12.14により極めて
簡単に且つ精密に行うことができる。特に、磁場調整に
一番効果的なのは調整用磁石を第1図で上下方向に移動
させることである。左右移動、回転はその後の微調整に
効果的である。このように粗調整と微調整の組合わせで
精密に磁場強度を均一化できる。
[効果]
本発明は、主磁石の外側に設けた調整用の円柱永久磁石
を、主磁石の磁化方向に対して垂直及び平行に移動可能
であり且つ円柱永久磁石自体を回転させることができる
ので、主磁石組込み後の調整が可能であり且つその調整
自体も極めて簡単で且つ精度が高い。
を、主磁石の磁化方向に対して垂直及び平行に移動可能
であり且つ円柱永久磁石自体を回転させることができる
ので、主磁石組込み後の調整が可能であり且つその調整
自体も極めて簡単で且つ精度が高い。
第1図は本発明に係る装置の正面図、第2図は第1図の
AAからみた断面側面図、第3図及び第4図は夫々本発
明を説明するための図である。 特許出願人 信越化学工業株式会社
AAからみた断面側面図、第3図及び第4図は夫々本発
明を説明するための図である。 特許出願人 信越化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁化方向が厚み方向である複数の角状永久磁石を作製し
、複数の角状永久磁石をヨークの対向する内面の一方に
取付けると共に他の複数の角状永久磁石をヨークの対向
する内面の他方に取り付け、対向する角状永久磁石群の
間の空間に磁場を得る磁場発生装置において、 上記対向する角状永久磁石群の夫々の対向面に取付けた
整磁板と、 上記対向する角状永久磁石群の側部に設けられ、磁化方
向が径方向の複数の調整用円柱永久磁石を有し、該複数
の調整用円柱永久磁石は、夫々、回転可能であり、且つ
、上記角状永久磁石群の磁化方向に対して平行及び垂直
方向に移動可能であることを特徴とする磁場発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271549A JPH02117107A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 磁場発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271549A JPH02117107A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 磁場発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02117107A true JPH02117107A (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=17501615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63271549A Pending JPH02117107A (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 磁場発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02117107A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600786A1 (en) * | 2004-05-24 | 2005-11-30 | GE Medical Systems Global Technology Company LLC | Permanent magnet assembly for MRI with movable auxiliary magnets |
JP2009514587A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | アスペクト マグネット テクノロジーズ エルティディ | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP63271549A patent/JPH02117107A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600786A1 (en) * | 2004-05-24 | 2005-11-30 | GE Medical Systems Global Technology Company LLC | Permanent magnet assembly for MRI with movable auxiliary magnets |
US7154272B2 (en) | 2004-05-24 | 2006-12-26 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Method for controlling static magnetic field and MRI apparatus |
JP2009514587A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | アスペクト マグネット テクノロジーズ エルティディ | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
JP2013137325A (ja) * | 2005-11-03 | 2013-07-11 | Aspect Imaging Ltd | 磁気共鳴装置を囲繞する自己固定ケージおよびその方法 |
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