JPH02117025A - 接触ブレード用隔離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は開閉器具の主接触ブレード組立体、特に複数
の遮断器接触ブレードの間隔を保ちかつ隔離する装置に
関する。

［従来の技術］ 回路遮断装置の通電接点が開離され、一方電流が接点を
通って流れ続けるとき、アークが通常は接点間に形成さ
れる。アークの強さと期間とに基づき、接触材料及びア
ークを囲む材料は種々の程度の劣化を経験する０例えば
接点境界面が抵抗を増し、それにより局部的な発熱と更
に接点の劣化とを招くように、接点表面が侵食されるお
それがある。この問題の処理に当たって、できるだけ速
くアークを消すか、又は接点の間からアークによる損傷
が回路遮断装置の動作に悪影響を与えない場所へアーク
を移動させることが望ましい。

加えるに、遮断器の接点支持ブレードを隔離しかつ一定
に間隔を保ち、一方また個々の接触ブレードを絶縁する
ことが重要である０個々の接触ブレードを絶縁する一つ
の方法は各ブレードを絶縁材料で被覆することである。

事故状態のもとで電気装置の遮断中に、種々の電磁力が
遮断器の構成要素上に働く、特に接触ブレードの中の並
列の通電路は接触ブレードを互いに引き寄せる電磁力を
発生させる傾向がある。接触グレードを互いに引き寄せ
られることから守るための一つの方法は、接触ブレード
間に個別のスペーサを挿入することである。

従って接触ブレードを隔離する手段を提供することが重
要である。加えるにアークを消すか又はアークによる損
傷が危険でない場所へアークを移動させる手段を提供す
ることが重要である。

［発明が解決しようとする課題］ この発明の課題は、回路遮断装置の複数の接触ブレード
の隔離を維持する手段を提供することである。この発明
の別の課題は、回路遮断装置の主接点でのアークを移動
させかつ消す手段を提供することである。

［課題を解決するための手段］ この課題はこの発明に基づき、複数の接触ブレードの間
隔を保つ絶縁装置が、接触ブレードの間隔を保つ手段と
、接触ブレードの下面をアークから遮蔽する手段とを備
えることにより解決される。

［発明の効果］ この発明の長所は、絶縁装置が遮断器の一つの相のすべ
ての接触ブレードを隔離かつ絶縁するための一体の集成
体を提供することである。この目的のために一体の集成
体を用いれば、接触ブレード間にスペーサを個々に挿入
する必要がなくなることにより組立費が低減される。こ
の発明の別の長所は、絶縁装置が接触ブレードの下面に
沿ってアークが移動するのを防ぐ絶縁手段を提供するこ
とである。この発明の更に別の長所は、絶縁装置が接触
ブレードを一様に持ち上げるのを助けることができるこ
とである。この発明の更に別の長所は、アークを移動さ
せかつ消すためにアークに接近してガスを発生させるよ
うに、アークの熱により絶縁装置の一部を蒸発させるこ
とができるということである。

［実施例］ 次にこの発明に基づく接触ブレード用バリヤの一実施例
を示す図面により、この発明の詳細な説明する。

第１図は配線用遮断器のための通電路を示す。

通電路の開閉は接点１０．１２を開離しまた係合させる
ことにより達成される。所定の電流を流すために、それ
ぞれ全負荷電流の一部を流すように複数の接点１０が通
常用いられる。接点１０．１２の開閉を可能にする通電
路を提供するために、端子１４からの通電路は可動接触
ブレード１８と協働する回動接触部１６を備える。各接
点１０に対しそれぞれ関連するブレード１８が設けられ
ている。

第２図は可動接触ブレード用バリヤ２０により隔離され
た１０個の接触ブレード１８を示す。へリヤ２０は、接
触ブレード１８の間隔を保つ複数のスペーサ２２と係合
部収容孔２４と隔離壁２６とを備える成形要素である。

係合部収容孔２４はまた、ブレード１８を回動させる装
置をバリャ２０に取り付ける場所を提供する。ブレード
１８を回動させる装置をバリヤ２０に取り付けることに
より、ブレード１８は一様に回動させられ、こうして接
点１０．１２が同時に開かれる。

ブレード１８を隔離する手段を提供するのに加えて、ス
ペーサ２２と係合部収容孔２４とはブレード１８の間の
エアギャップ３０を形成するように仕切り壁２８と協働
する。エアギャップ３０はブレード１８を相互に電気的
かつ熱的に絶縁するのを助ける。エアギャップ３０はま
たブレード１８を冷却することができるように、ブレー
ド１８の側面に沿って空気を循環させる手段を提供する
。

第４図はバリヤ２０の第３図の切断線による断面図であ
り、バリヤ２０の絶縁部分３２と蒸気発生部分３４とを
示す、絶縁部分３２は第１図に示すようにブレード１８
を支持するので、ブレードは一様に回動することができ
る。加えるに絶縁部分３２はブレード１Ｂの下縁３６を
絶縁するので、接点１０と１２との間に生じるアークは
ブレード１８の下縁３６に沿って伝播するのを防止され
る。蒸気発生部分３４もまたブレード１８の下縁に沿っ
てアークが伝播するのを防止する。加えるに蒸気発生部
分３４は、部分３４がアークにより加熱されたときアー
クの付近に消弧性の蒸気を供給する。

バリヤ２０は例えば高温高絶縁性消弧材料から作ること
ができる。この種の材料はバリヤ２０のために必要な強
度を提供するのに適し、また材料がアークにより加熱さ
れたとき消弧性落気を供給する。

接触ブレード用バリヤの一実施例を詳細に図示説明した
けれど、この発明の範囲を逸脱することなく種々の別の
変更及び修正を行うことができる０例えばバリヤを変化
する数の接触ブレードと協働するように適合させること
ができる。加えるにブレードを回動させるために用いら
れる装置の形式に応じて、係合部収容孔を種々の形状を
もつように作ることができる。また例えば絶縁部分３２
を貫いてエアギャップ３０を通すことにより、冷却が所
定のブレード形状に対して最善となるようにエアギャッ
プを形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれこの発明に基づく接触ブレ
ード用バリヤの一実施例を組み込んだ開閉器具の接触装
置の側面図及び平面図、第３図及び第４図はそれぞれ第
１図に示す接触ブレード用バリヤの平面図及び第３図の
切断線による断面図である。 １８・・・接触ブレード ２０・・・接触ブレード用バリヤ ２２・・・スペーサ ２４・・・係合部収容孔 ２６・・・隔離壁 ２８・・・仕切り壁 ３０・・・エアギャップ ３２・・・絶縁部分（第１の部分） ３４・・・蒸気発生部分（第２の部材）ＦＩＧ。 ＦＩＧ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）接触ブレードがそれぞれ下面を画成し、絶縁装置が
   、接触ブレードの間隔を保つ手段と、接触ブレードの下
   面をアークから遮蔽する手段とを備えることを特徴とす
   る複数の接触ブレードの間隔を保つ接触ブレード用隔離
   装置。 ２）接触ブレードの間隔を保つ手段が複数のスペーサを
   備えることを特徴とする請求項１記載の装置。 ３）接触ブレードの間隔を保つ手段が複数の仕切り壁を
   更に備えることを特徴とする請求項２記載の装置。 ４）接触ブレードの間隔を保つ手段が少なくとも一つの
   係合部収容孔を備えることを特徴とする請求項３記載の
   装置。 ５）アークにより加熱されたとき消弧性蒸気を発生させ
   る手段を備えることを特徴とする請求項４記載の装置。 ６）接触ブレードがそれぞれ下面と接触手段とを画成し
   、接触ブレードの間隔を保つ手段と、接触ブレードの下
   面をアークから遮蔽する部材とを備えることを特徴とす
   る複数の遮断器接触ブレードの間隔を保ちかつ支持する
   接触ブレード用バリヤ。 ７）遮蔽部材が接触ブレードの下面を遮蔽する第１の部
   分と、各接触ブレードの一部を遮蔽しかつアークにより
   加熱されたとき接触手段の付近に消弧性蒸気を発生させ
   る第２の部材とを備えることを特徴とする請求項６記載
   のバリヤ。 ８）接触ブレードの間隔を保つ手段が少なくとも二つの
   スペーサを備え、スペーサと二つのブレードとがブレー
   ドに隣接する少なくとも一つのエアギャップを形成する
   ように協働することを特徴とする請求項７記載のバリヤ
   。