JPH0211681B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0211681B2
JPH0211681B2 JP18755984A JP18755984A JPH0211681B2 JP H0211681 B2 JPH0211681 B2 JP H0211681B2 JP 18755984 A JP18755984 A JP 18755984A JP 18755984 A JP18755984 A JP 18755984A JP H0211681 B2 JPH0211681 B2 JP H0211681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
branching
rail
guide roller
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18755984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6164901A (ja
Inventor
Yoshihiro Hosoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP18755984A priority Critical patent/JPS6164901A/ja
Publication of JPS6164901A publication Critical patent/JPS6164901A/ja
Publication of JPH0211681B2 publication Critical patent/JPH0211681B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気浮上走行装置の軌道分岐装置
に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示すように、移動体1に装備した浮上
マグネツト2を地上側の鉄レール軌道3に対向さ
せ、マグネツト2の吸引力により移動体1を浮上
させて走行させる磁気浮上走行装置の軌道分岐に
は、従来トラバーサが使用されている。第6図は
そのトラバーサの概念図で、本体4に設けた2組
の分岐レール5,5′をトラバーサの矢印方向へ
の移動によつて切換え、軌道A上の移動体を軌道
B、Cのいずれかに乗り移らせるか又はB・Cい
ずれかの軌道に移動体を案内している。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、重量の大きなトラバーサ全体を
移動させるこの方法は、軌道の切換えに時間が
かゝるため、移動体の運転間隔を短縮できない等
の欠点がある。
また、装置が高価につくほか、分岐点にトラバ
ーサ移動のための多大のスペースを必要とする欠
点もある。
この発明は、かゝる欠点の除去を目的としてな
されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するこの発明の分岐装置は、
浮上マグネツトを吸引する地上側磁性材を分岐路
を包含する巾の平板としてその平板の下面にガイ
ド溝を付した分岐用ガイドレールを分岐路の中心
線と平行に設け、一方、上記浮上マグネツトを装
備した移動体にはガイドレールの溝に案内される
ガイドローラを設け、さらに、上記ガイドローラ
又はガイドレールの少なくとも一部を変位させて
ガイドローラをいずれか1つのガイドレールに進
入させる分岐方向の選択機構を設けた構成とした
ところに特徴を有する。
即ち、移動体の進行方向の決定をガイドローラ
又はガイドレールの少なくとも一部の変位のみに
よつて行うことにより、軌道の切換えを迅速化
し、同時に装置の構造の簡素化及び設置スペース
の削減を計つたのがこの発明である。
〔実施例〕 以下、添付第1図乃至第4図に基いてこの発明
の実施例を説明する。
第1図乃至第3図は、第1実施例の分岐装置で
あつて、第1図に示す地上の基礎10,10間に
架設された梁11に鉄製の平板12が支持されて
いる。この平板は、第2図に示すように、軌道
A、Bを結ぶ分岐路(その中心線を2点鎖線で示
す)と、軌道A・Cを結ぶ分岐路(中心線を3点
鎖線で示す)の両方を包含する巾とされ、その下
面にA,B間の分岐路と平行なガイドレール13
と、A、C間の分岐路と平行なガイドレール1
3′が設けられている。これ等のガイドレールは、
長手方向に延びるガイド溝13a,13a′を下面
側に有する。なお、ガイド溝13a,13a′は両
端部において外方に次第に拡開させるのが望まし
い。また、ガイドレール13,13′は片方の分
岐路に対して1本沿わせれば足りる。
次に、第1図及び第3図に示すように、移動体
1には対のガイドローラ14,14′を分岐方向
選択機構を構成するシリンダ15,15′で支持
して設けてある。このガイドローラはシリンダ1
5,15′が引込まれているときにはレール13,
13′から外れる位置にあり、一方、第3図の鎖
線のようにシリンダを伸長させるとレールのガイ
ド溝に進入可能となる。
このように構成された分岐装置は、浮上マグネ
ツト2が平板12に対向して移動体の浮上力が得
られ、平板下ではガイドレールに規制される範囲
内で走行体の左右への滑動が許容される。従つ
て、移動体が分岐点に到達する前にガイドローラ
14,14′の一方を押し出し、他方を引込んで
おけば、ガイドローラとガイドレールの働きによ
つて走行体の進向方向が正しく決定され、目的の
軌道に乗り移ることができる。
なお、ガイドローラを変位させる手段はシリン
ダに限定されない。
また、分岐方向選択機構をガイドレール側に設
けてガイドローラ14,14′を固定とすること
も可能である。即ち、第4図に示すように、ガイ
ドレール13,13′の両端部(図は一方の端部
のみを示している)を中間部にヒンジ結合する等
して可動にするか又はレール全体をスライド自在
に支持し、図の実線で示すように、レール13を
適当な駆動装置によりローラ14の走行路上に位
置させたときにはレール13′をローラ14′の走
行路上から退避させ、逆に、鎖線のようにレール
13′をローラ14′を走行路上に置いたときには
レール13を退避させるようにすると、第1実施
例と同じ結果が得られる。
ここで、この発明の装置を用いると分岐点での
移動体のガイドがガイドローラとガイドレールの
みによつて行われるので、分岐装置を通過した移
動体が目的の軌道に乗り移つたとき、軌道中心か
ら若干ずれる恐れがある。しかし、この問題は
A、B、Cの軌道の鉄レールに第4図に示す如き
逆U字形のものを使うことによつて解決できる。
即ち、かゝる形状のレールに浮上マグネツトを対
向させると、両者間に形成される磁極が凸極とな
つて横向きの案内力が発生し、この力で軌道との
ずれが修正されることになる。この他の軌道でも
案内用の磁力を作用させれば軌道修正を行える。
なお、移動体1が進行方向に長ければガイドロ
ーラを長手方向に複数対設けるのが望ましいが、
小さな走行体であれば、その前面中央部に左右に
一定角度水平回転するアームを設けてそのアーム
先端にガイドローラを付けることにより、1個の
ガイドローラによる進行方向の選択が可能であ
る。
また、ガイドレール13,13′の端部を平板
12より突出させて軌道A、B、Cの一部に平行
にオーバラツプさせることは、移動体の乗り移り
を安定させる上で有効なことである。
〔効果〕
以上述べたように、この発明の分岐装置は、車
上のガイドローラ又は地上ガイドレールの少なく
とも一部を変位させるだけで移動体の進行方向を
決定できるので軌道の切換速度が速く、移動体の
運転間隔の短縮を可能にする。
また、構成部品が磁性平板とガイドレール及び
簡単な押し引き手段等によつて形成される分岐方
向選択機構の3者で済むので構造の簡素化、それ
によるコストの引下げを可能にし、さらに、装置
全体の移動を必要としないので設置スペースの削
減も可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の分岐装置の一例を示す正
面図、第2図はその平面図、第3図は分岐方向選
択機構によつて位置制御を行うガイドローラの平
面図、第4図は分岐方向選択機構をガイドレール
側に設けた実施例の要部を示す平面図、第5図は
磁気浮上走行装置の正面図、第6図は従来の分岐
装置の平面図である。 10…基礎、11…梁、12…鉄製平板、1
3,13′…ガイドレール、14,14′…ガイド
ローラ、15,15′…シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 浮上マグネツトを吸引する地上側磁性材を分
    岐路を包含する巾の平板としてその平板の下面に
    ガイド溝を付した分岐用ガイドレールを分岐路の
    中心線と平行に設け、一方、上記浮上マグネツト
    を装備した移動体にはガイドレールの溝に案内さ
    れるガイドローラを設け、さらに、上記ガイドロ
    ーラ又はガイドレールの少なくとも一部を変位さ
    せてガイドローラをいずれか1つのガイドレール
    に進入させる分岐方向の選択機構を設けたことを
    特徴とする磁気浮上走行装置の軌道分岐装置。
JP18755984A 1984-09-06 1984-09-06 磁気浮上走行装置の軌道分岐装置 Granted JPS6164901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18755984A JPS6164901A (ja) 1984-09-06 1984-09-06 磁気浮上走行装置の軌道分岐装置

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JP18755984A JPS6164901A (ja) 1984-09-06 1984-09-06 磁気浮上走行装置の軌道分岐装置

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Publication Number Publication Date
JPS6164901A JPS6164901A (ja) 1986-04-03
JPH0211681B2 true JPH0211681B2 (ja) 1990-03-15

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ID=16208197

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JP18755984A Granted JPS6164901A (ja) 1984-09-06 1984-09-06 磁気浮上走行装置の軌道分岐装置

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DE102014006023B4 (de) * 2014-04-25 2017-10-19 Eisenmann Se Schienensystem, insbesondere für eine Elektropalettenbahn

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JPS6164901A (ja) 1986-04-03

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