JPH0211654Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0211654Y2 JPH0211654Y2 JP18449585U JP18449585U JPH0211654Y2 JP H0211654 Y2 JPH0211654 Y2 JP H0211654Y2 JP 18449585 U JP18449585 U JP 18449585U JP 18449585 U JP18449585 U JP 18449585U JP H0211654 Y2 JPH0211654 Y2 JP H0211654Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- stuffing box
- outer periphery
- shaft
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 38
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 29
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 18
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000002470 thermal conductor Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軸封技術に係る自己循環ユニツトシ
ールに関するものであり、メカニカルシールのシ
ール液を循環せしめるユニツトシールを提供せん
とするものである。
ールに関するものであり、メカニカルシールのシ
ール液を循環せしめるユニツトシールを提供せん
とするものである。
従来よりメカニカルシールに対してシール液を
循環供給する構造としては、シール液を冷却およ
び供給する別の装置(たえとばシール液加圧タン
ク等)をメカニカルシールの外部に付属して設け
たものが使用されており、メカニカルシールの摺
動部に冷却用シール液を循環せしめている。
循環供給する構造としては、シール液を冷却およ
び供給する別の装置(たえとばシール液加圧タン
ク等)をメカニカルシールの外部に付属して設け
たものが使用されており、メカニカルシールの摺
動部に冷却用シール液を循環せしめている。
しかし、上記構成においてはメカニカルシール
の外部にシール液の冷却供給装置が構成され、メ
カニカルシールと、該シール液冷却供給装置を連
結する構造になるため、装置全体が大型化すると
ともに、構造が複雑になる等の問題を有してい
た。
の外部にシール液の冷却供給装置が構成され、メ
カニカルシールと、該シール液冷却供給装置を連
結する構造になるため、装置全体が大型化すると
ともに、構造が複雑になる等の問題を有してい
た。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、
メカニカルシールのシール液を自己循環せしめる
とともに、該メカニカルシール内循環系において
シール液を冷却するようになる自己循環ユニツト
シールを提供することを目的とするものである。
メカニカルシールのシール液を自己循環せしめる
とともに、該メカニカルシール内循環系において
シール液を冷却するようになる自己循環ユニツト
シールを提供することを目的とするものである。
本考案の自己循環ユニツトシールは、スタフイ
ングボツクス内の上下両メカニカルシール間に位
置して、流体を軸方向上方へ流動させるパーシヤ
ルインペラーをシヤフト外周に設け、前記スタフ
イングボツクスの外周に、外部から冷却水を通水
させる環状の冷却シヤケツトと、該冷却ジヤケツ
トの外周に良導体の隔板を隔てて設けた環状のシ
ール液溜を一体に設けるとともに、スタフイング
ボツクス内の上端とシール液溜の上端、およびス
タフイングボツクス内の下端とシール液溜の下端
を連通させたものである。
ングボツクス内の上下両メカニカルシール間に位
置して、流体を軸方向上方へ流動させるパーシヤ
ルインペラーをシヤフト外周に設け、前記スタフ
イングボツクスの外周に、外部から冷却水を通水
させる環状の冷却シヤケツトと、該冷却ジヤケツ
トの外周に良導体の隔板を隔てて設けた環状のシ
ール液溜を一体に設けるとともに、スタフイング
ボツクス内の上端とシール液溜の上端、およびス
タフイングボツクス内の下端とシール液溜の下端
を連通させたものである。
〔作用〕
上記構成の自己循環ユニツトシールを形成した
シヤフトを回転駆動すると、該シヤフトに軸着し
たパーシヤルインペラーが一体回転することによ
り、スタフイングボツクス内をシール液が上方へ
流動して上下両メカニカルシールの摺動熱を除去
し、スタフイングボツクス外周に設けたシール液
溜の上端へ流出する一方、冷却ジヤケツトに通水
した冷却水により良導体の隔板を介して冷却され
シール液溜内に降下したシール液は、該シール液
溜の下端からスタフイングボツクス内の下端へ吸
入される。
シヤフトを回転駆動すると、該シヤフトに軸着し
たパーシヤルインペラーが一体回転することによ
り、スタフイングボツクス内をシール液が上方へ
流動して上下両メカニカルシールの摺動熱を除去
し、スタフイングボツクス外周に設けたシール液
溜の上端へ流出する一方、冷却ジヤケツトに通水
した冷却水により良導体の隔板を介して冷却され
シール液溜内に降下したシール液は、該シール液
溜の下端からスタフイングボツクス内の下端へ吸
入される。
以下、本考案自己循環ユニツトシールの一実施
例を図面にしたがつて説明する。第1図はユニツ
トシール装置の要部縦断面図であり、スタフイン
グボツクス1と、該スタフイングボツクス1に鉛
直方向に挿通したシヤフト2間にはスタフイング
ボツクス1下端部に固設したエンドプレート3側
にメカニカルシール4を介装して一次シール部、
また該一次シール部の上側に設けたメカニカルシ
ール5により二次シール部を構成し、シヤフト2
の外周に環状の閉鎖空間Aを形成するとともに、
上記両メカニカルシール4,5間のシヤフト2に
パーシヤルインペラー6を軸着してスタフイング
ボツクス1の孔壁と対向し、ポンプ機構を構成し
てなる。また符号7はスタフイングボツクス1の
両シール部位置間に形成した環状の冷却ジヤケツ
トであり、筒壁8を介して上記閉鎖空間Aに隔絶
するとともに、筒状熱良導体からなる隔板9を介
してスタフイングボツクス1の外周に形成したシ
ール液溜10に内接し、該隔板9を介してシール
液溜10に充填したシール液aと冷却ジヤケツト
7内の冷却水bの熱交換を行ない、シール液aを
冷却する。上記シール液溜10の下端は連通路1
0aを介して閉鎖空間Aの下端と連通するととも
に、上端側を該閉鎖空間Aの上端と連通し、シー
ル液溜10、連通路10a、閉鎖空間Aおよび連
通路10bからなるシール液循環系を構成すると
ともに、上記シール液溜10の一側に液面計11
を設けてなる。また上記冷却ジヤケツト7の下端
と上端はそれぞれ連通路7a,7bを介してスタ
フイングボツクス1の外部に導出せしめられ、冷
却水bの冷却・強制循環機構(図示せず)を経由
して再供給する冷水供給系を構成してなる。
例を図面にしたがつて説明する。第1図はユニツ
トシール装置の要部縦断面図であり、スタフイン
グボツクス1と、該スタフイングボツクス1に鉛
直方向に挿通したシヤフト2間にはスタフイング
ボツクス1下端部に固設したエンドプレート3側
にメカニカルシール4を介装して一次シール部、
また該一次シール部の上側に設けたメカニカルシ
ール5により二次シール部を構成し、シヤフト2
の外周に環状の閉鎖空間Aを形成するとともに、
上記両メカニカルシール4,5間のシヤフト2に
パーシヤルインペラー6を軸着してスタフイング
ボツクス1の孔壁と対向し、ポンプ機構を構成し
てなる。また符号7はスタフイングボツクス1の
両シール部位置間に形成した環状の冷却ジヤケツ
トであり、筒壁8を介して上記閉鎖空間Aに隔絶
するとともに、筒状熱良導体からなる隔板9を介
してスタフイングボツクス1の外周に形成したシ
ール液溜10に内接し、該隔板9を介してシール
液溜10に充填したシール液aと冷却ジヤケツト
7内の冷却水bの熱交換を行ない、シール液aを
冷却する。上記シール液溜10の下端は連通路1
0aを介して閉鎖空間Aの下端と連通するととも
に、上端側を該閉鎖空間Aの上端と連通し、シー
ル液溜10、連通路10a、閉鎖空間Aおよび連
通路10bからなるシール液循環系を構成すると
ともに、上記シール液溜10の一側に液面計11
を設けてなる。また上記冷却ジヤケツト7の下端
と上端はそれぞれ連通路7a,7bを介してスタ
フイングボツクス1の外部に導出せしめられ、冷
却水bの冷却・強制循環機構(図示せず)を経由
して再供給する冷水供給系を構成してなる。
上記構成の自己循環ユニツトシールはシヤフト
2とスタフイングボツクス1間を直列した2個の
メカニカルシール4,5からなる一次シール部と
二次シール部によつて軸封するものである。シヤ
フト2が回転すると、該シヤフト2に軸着したパ
ーシヤルインペラー6が同時に回転し、閉鎖空間
Aの内壁との間にポンプ作用を生ずる。この結果
閉鎖空間Aを下方のメカニカルシール4側から上
方のメカニカルシール5側へシール液aが強制流
動せしめられ、シール液溜10を含む循環系のシ
ール液aを矢印の方向に循環し、両メカニカルシ
ール4,5の各摺動面にシール液aを供給する。
しかるに上記シール液aの循環系の一部を構成す
るシール液溜10が隔板9を介して冷却水bと隣
接しており、該隔板9を介して熱交換が行なわれ
るため、シール液aが異常に高温になることがな
く、メカニカルシール4,5の各摺動面を潤滑し
かつ冷却する作用を発揮する。
2とスタフイングボツクス1間を直列した2個の
メカニカルシール4,5からなる一次シール部と
二次シール部によつて軸封するものである。シヤ
フト2が回転すると、該シヤフト2に軸着したパ
ーシヤルインペラー6が同時に回転し、閉鎖空間
Aの内壁との間にポンプ作用を生ずる。この結果
閉鎖空間Aを下方のメカニカルシール4側から上
方のメカニカルシール5側へシール液aが強制流
動せしめられ、シール液溜10を含む循環系のシ
ール液aを矢印の方向に循環し、両メカニカルシ
ール4,5の各摺動面にシール液aを供給する。
しかるに上記シール液aの循環系の一部を構成す
るシール液溜10が隔板9を介して冷却水bと隣
接しており、該隔板9を介して熱交換が行なわれ
るため、シール液aが異常に高温になることがな
く、メカニカルシール4,5の各摺動面を潤滑し
かつ冷却する作用を発揮する。
以上述べたごとく、本考案の自己循環ユニツト
シールは、メカニカルシールからなるシール部に
供給するシール液を、該シールユニツト内に設け
たパーシヤルインペラーによつて、シール液溜と
の間で強制循環させるもので、シール液溜および
該シール液溜内のシール液を冷却する冷却ジヤケ
ツトは、スタフイングボツクスの外周を取り囲む
環状に設けられているので、装置全体を小型化す
るとともに、外部のポンプ装置や複雑な配管を不
要とすることができ、しかもシール液溜は最外周
にあつて放熱面積が大きいので、冷却が効率よく
行なわれるといつた効果を奏する。
シールは、メカニカルシールからなるシール部に
供給するシール液を、該シールユニツト内に設け
たパーシヤルインペラーによつて、シール液溜と
の間で強制循環させるもので、シール液溜および
該シール液溜内のシール液を冷却する冷却ジヤケ
ツトは、スタフイングボツクスの外周を取り囲む
環状に設けられているので、装置全体を小型化す
るとともに、外部のポンプ装置や複雑な配管を不
要とすることができ、しかもシール液溜は最外周
にあつて放熱面積が大きいので、冷却が効率よく
行なわれるといつた効果を奏する。
第1図は本考案自己循環ユニツトシールの一実
施例を示す略正断面図、第2図は同パーシヤルイ
ンペラーの正面図である。 1……スタフイングボツクス、2……シヤフ
ト、4,5……メカニカルシール、6……パーシ
ヤルインペラー、7……冷却ジヤケツト、9……
隔板、10……シール液溜、a……シール液、b
……冷却水。
施例を示す略正断面図、第2図は同パーシヤルイ
ンペラーの正面図である。 1……スタフイングボツクス、2……シヤフ
ト、4,5……メカニカルシール、6……パーシ
ヤルインペラー、7……冷却ジヤケツト、9……
隔板、10……シール液溜、a……シール液、b
……冷却水。
Claims (1)
- 鉛直方向に延びるシヤフトと、このシヤフトの
外周のスタフイングボツクスの間に二組のメカニ
カルシールを上下直列に装着したシール装置にお
いて、両メカニカルシール間に位置して、流体を
軸方向上方へ流動させるパーシヤルインペラーを
シヤフト外周に設け、前記スタフイングボツクス
の外周に、外部から冷却水を通水させる環状の冷
却シヤケツトと、該冷却ジヤケツトの外周に良導
体の隔板を隔てて設けた環状のシール液溜を一体
に設けるとともに、スタフイングボツクス内の上
端とシール液溜の上端、およびスタフイングボツ
クス内の下端とシール液溜の下端を連通させたこ
とを特徴とする自己循環ユニツトシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18449585U JPH0211654Y2 (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18449585U JPH0211654Y2 (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292367U JPS6292367U (ja) | 1987-06-12 |
JPH0211654Y2 true JPH0211654Y2 (ja) | 1990-03-27 |
Family
ID=31132224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18449585U Expired JPH0211654Y2 (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211654Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5712067B2 (ja) * | 2011-06-27 | 2015-05-07 | 株式会社日立製作所 | 高温流体用軸封装置 |
JP6257250B2 (ja) * | 2012-10-01 | 2018-01-10 | 株式会社酉島製作所 | メカニカルシール |
DE102014208738B3 (de) * | 2014-05-09 | 2015-11-26 | Eagleburgmann Germany Gmbh & Co. Kg | Gleitringdichtungsanordnung mit verbesserter Gasabscheidung |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP18449585U patent/JPH0211654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292367U (ja) | 1987-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWM530013U (zh) | 液冷式散熱裝置 | |
US5616973A (en) | Pump motor housing with improved cooling means | |
US3135211A (en) | Motor and pump assembly | |
CN101056522B (zh) | 液冷散热器及应用该液冷散热器的液冷散热装置 | |
CN100523697C (zh) | 用于低成本液体冷却的系统 | |
CN106573667B (zh) | 吊舱推进装置及其冷却方法 | |
JPH0211654Y2 (ja) | ||
JPH0398107U (ja) | ||
JPH0584840B2 (ja) | ||
US3165655A (en) | Dynamoelectric machines | |
US3557868A (en) | Heat exchanger | |
CN106954377A (zh) | 一种水下密封舱内大功率器件散热装置 | |
US2974240A (en) | Combined heat exchanger and protector for submergible electric motors | |
US11415129B2 (en) | High-pressure pump | |
JP2000230494A (ja) | 温暖液体循環装置 | |
TW202143829A (zh) | 液冷式散熱模組及具有該液冷式散熱模組的電子裝置 | |
US3417636A (en) | Heat transfer apparatus | |
CN112815014A (zh) | 轴承冷却结构及风力发电机 | |
JPH10205499A (ja) | 竪型電動ポンプのモータ冷却装置 | |
JP3017462B2 (ja) | メカニカルシールの冷却装置 | |
KR100228210B1 (ko) | 대전력용 반도체의 냉각장치 | |
CN100573015C (zh) | 整合式水冷散热器 | |
CN212649258U (zh) | 电机冷却结构 | |
JP3481805B2 (ja) | ビスカスヒータにおける循環流体の流通方法 | |
CN212961948U (zh) | 一种除湿机的压缩机降温装置及除湿机 |