JPH02116546A - ブリスター包装用高防湿積層フィルム - Google Patents
ブリスター包装用高防湿積層フィルムInfo
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- JPH02116546A JPH02116546A JP26828688A JP26828688A JPH02116546A JP H02116546 A JPH02116546 A JP H02116546A JP 26828688 A JP26828688 A JP 26828688A JP 26828688 A JP26828688 A JP 26828688A JP H02116546 A JPH02116546 A JP H02116546A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、硬質フィルムを成形してなるブリスター包装
、特に薬品等の用途に対する高防湿性フィルムに関する
ものである。
、特に薬品等の用途に対する高防湿性フィルムに関する
ものである。
〔従来の技術］
ブリスター包装とは、第３図に示すような積層フィルム
を、圧空または真空成形法によりポケット状に成形し、
商品をポケットに充填した後、非成形部分をアルミ箔そ
の他のラミネートフィルムでヒートシールしたものを言
う。
を、圧空または真空成形法によりポケット状に成形し、
商品をポケットに充填した後、非成形部分をアルミ箔そ
の他のラミネートフィルムでヒートシールしたものを言
う。
近年、特に錠剤、カプセル等の薬品に多く用いられてい
る。同ブリスクー包装に用いられるフィルムの必要特性
としては、■防湿性、■透明性、■フィルム成形性およ
びヒートシール性等の加工性が主たるものである。
る。同ブリスクー包装に用いられるフィルムの必要特性
としては、■防湿性、■透明性、■フィルム成形性およ
びヒートシール性等の加工性が主たるものである。
現在、ブリスター包装には、硬質塩化ビニルフィルム、
ポリプロピレン（ＰＰ）フィルム、および硬質塩化ビニ
ルと塩化ビニリデン系樹脂を積層したフィルムがあり、
内容物である薬品等の吸湿性や各フィルムの加工特性に
より使い分けられている。しかし、防湿性は硬質塩化ビ
ニルで３ｇ／ボ・２４ｈ、ＰＰフィルムでＬｇ／ボ・２
４ｈ１硬質塩化ビニルと塩化ビニリデン系樹脂の積層フ
ィルムで０．３ｇ／ｒｒ！・２４ｈ程度であり、薬品に
よっては防湿性が不足するため、ブリスター包装の上か
らさらにアルミ箔等を用いたラミネートフィルムでカバ
ーすることで防Ｙ８性を補ったり、ブリスター包装では
なくアルミ箔を用いたストリンプ包装を用いたりする場
合があるが、いずれもブリスター包装の特徴である、取
り出しやすさや、１個毎の１個包装である点での保存性
が損なわれている点、また包装コストが高くなるという
欠点があった。
ポリプロピレン（ＰＰ）フィルム、および硬質塩化ビニ
ルと塩化ビニリデン系樹脂を積層したフィルムがあり、
内容物である薬品等の吸湿性や各フィルムの加工特性に
より使い分けられている。しかし、防湿性は硬質塩化ビ
ニルで３ｇ／ボ・２４ｈ、ＰＰフィルムでＬｇ／ボ・２
４ｈ１硬質塩化ビニルと塩化ビニリデン系樹脂の積層フ
ィルムで０．３ｇ／ｒｒ！・２４ｈ程度であり、薬品に
よっては防湿性が不足するため、ブリスター包装の上か
らさらにアルミ箔等を用いたラミネートフィルムでカバ
ーすることで防Ｙ８性を補ったり、ブリスター包装では
なくアルミ箔を用いたストリンプ包装を用いたりする場
合があるが、いずれもブリスター包装の特徴である、取
り出しやすさや、１個毎の１個包装である点での保存性
が損なわれている点、また包装コストが高くなるという
欠点があった。
その目的とするところは、フィルムの透明性およびフィ
ルム成形性とヒートシール性等の加工性を損なうことな
く、防湿性の優れた積層フィルムを提供するにある。
ルム成形性とヒートシール性等の加工性を損なうことな
く、防湿性の優れた積層フィルムを提供するにある。
本発明は、硬質塩化ビニルフィルムとポリクロロトリフ
ルオロエチレンフィルムを積層したフィルムであり、該
硬質塩化ビニルフィルムと該ポリクロロトリフルオロエ
チレンフィルムの厚み比率が５０ ： ５０乃至９５：
５であり、該ポリクロロトリフルオロエチレンフィルム
の比重が２．１５以下であるところの、ブリスフ−包装
層高防湿積層フィルムである。
ルオロエチレンフィルムを積層したフィルムであり、該
硬質塩化ビニルフィルムと該ポリクロロトリフルオロエ
チレンフィルムの厚み比率が５０ ： ５０乃至９５：
５であり、該ポリクロロトリフルオロエチレンフィルム
の比重が２．１５以下であるところの、ブリスフ−包装
層高防湿積層フィルムである。
本発明において用いられる硬質塩化ビニル（以下「硬質
ＰＶＣ，と言う）は、重合度５００〜１５００の塩化ビ
ニルホモポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
もしくは塩化ビニル−ポリエチレン共重合体等の塩化ビ
ニルを生体とするものであり、フィルム加工性、機械強
度等を補うために、安定剤、可塑剤、滑剤、補強剤、着
色剤、帯電防止剤等を添加することができる。
ＰＶＣ，と言う）は、重合度５００〜１５００の塩化ビ
ニルホモポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
もしくは塩化ビニル−ポリエチレン共重合体等の塩化ビ
ニルを生体とするものであり、フィルム加工性、機械強
度等を補うために、安定剤、可塑剤、滑剤、補強剤、着
色剤、帯電防止剤等を添加することができる。
ここで言う、可塑剤等添加剤は、液状骨が１５％以下の
ものである。同フィルムはカレンダー法、押出し法等に
より工業的に製造し、厚みは０．１５〜０．４ｍｒａの
範囲で選ぶことができる。
ものである。同フィルムはカレンダー法、押出し法等に
より工業的に製造し、厚みは０．１５〜０．４ｍｒａの
範囲で選ぶことができる。
本発明において用いられるポリクロロトリフルオロエチ
レン（以下ｒＰｃＴＦＥＪと言う）は以下に示す構造で
あり、ＥＣＴＦＥ のようなエチレンとのコポリマーやフッ化ビニリデンと
のコポリマーでなく３フ・ン化モノクロロエチレンのホ
モポリマーを示す。フィルムはフラットダイ、サーキュ
ラ−ダイ等の押出加工により製造される。比重について
は、加工性、機械強度の関係から２．１５以下にする必
要がある。
レン（以下ｒＰｃＴＦＥＪと言う）は以下に示す構造で
あり、ＥＣＴＦＥ のようなエチレンとのコポリマーやフッ化ビニリデンと
のコポリマーでなく３フ・ン化モノクロロエチレンのホ
モポリマーを示す。フィルムはフラットダイ、サーキュ
ラ−ダイ等の押出加工により製造される。比重について
は、加工性、機械強度の関係から２．１５以下にする必
要がある。
硬ｇｐｖｃフィルムとＰＣＴＦＥフィルムとを介する接
着剤は、一般に用いられるドライラミネート接着剤、例
えばウレタン系、アミド系の熱硬化型接着剤を用いてよ
く、本発明においては詳細に規定していない。また、コ
ロナ処理等表面処理を施してもよい。
着剤は、一般に用いられるドライラミネート接着剤、例
えばウレタン系、アミド系の熱硬化型接着剤を用いてよ
く、本発明においては詳細に規定していない。また、コ
ロナ処理等表面処理を施してもよい。
積層フィルムの層構成としては、第１図の如く２層構成
、もしくは第２図の如＜ＰＣＴＦＥを中間に挟んだ３層
構成のいずれでもよい。
、もしくは第２図の如＜ＰＣＴＦＥを中間に挟んだ３層
構成のいずれでもよい。
（実施例−１）
π＝７００の硬１ＰＶｃＩｏｏ部に対して安定剤２部、
滑剤１部、補強剤３部を添加し、カレンダー法により２
５０征のフィルムを得た。
滑剤１部、補強剤３部を添加し、カレンダー法により２
５０征のフィルムを得た。
一方、ＰＣＴＦＥホモポリマーをフラットダイにより押
出し、厚さ５０ｎ比重２．１０のフィルムを得た。
出し、厚さ５０ｎ比重２．１０のフィルムを得た。
ＰＣＴＦＥフィルムにコロナ処理を施し、ウレタン系接
着剤により硬質ＰＶＣフィルムとドライラミネートを行
い積層フィルムを得た。
着剤により硬質ＰＶＣフィルムとドライラミネートを行
い積層フィルムを得た。
（比較例−１）
実施例−１に準して積層フィルムを得た。各層の厚みは
、硬質ＰＶＣフィルム１２０μｍ、 Ｐ ＣＴ ＦＥフ
ィルム１４０ｎであった。
、硬質ＰＶＣフィルム１２０μｍ、 Ｐ ＣＴ ＦＥフ
ィルム１４０ｎであった。
（比較例−２）
実施例−１に串じて積層フィルムを得た。各層の厚みは
、硬’１ｐｖｃフィルム２５０μｍ、 Ｐ ＣＴ ＦＥ
フィルムＩＯ癖であった。
、硬’１ｐｖｃフィルム２５０μｍ、 Ｐ ＣＴ ＦＥ
フィルムＩＯ癖であった。
（比較例−３）
実施例−１に串して積層フィルムを得た。各層の厚みは
硬ｌ Ｐ Ｖ Ｃ７イ／Ｉｚム２５０頗、ＰＣＴＦＥフ
ィルＬ５０ｎであった。
硬ｌ Ｐ Ｖ Ｃ７イ／Ｉｚム２５０頗、ＰＣＴＦＥフ
ィルＬ５０ｎであった。
ただし、ＰＣＴＦＥフィルムについて比重が２゜４０の
ものを使用した。
ものを使用した。
（比較例−４）
実施例−１に準じて積層フィルムを得た。
ただし、フッ素樹脂については、ＰＣＴＦＥホモポリマ
ーではなく、ＰＣＴＦＥとフッ化ビニリデンのコポリマ
ー商品名アクラーを用いた。
ーではなく、ＰＣＴＦＥとフッ化ビニリデンのコポリマ
ー商品名アクラーを用いた。
実施例および比較例について、防湿性、成形性、透明性
について評価を行い、表−１の結果を得た。
について評価を行い、表−１の結果を得た。
表−１
＊ 試験方法 ＪＩ３ ８ ０２０８
〔発明の効果〕
本発明方法に従うと、透明性、成形性の良好な高防湿の
フィルムを得ることができた。
フィルムを得ることができた。
第１図及び第２図は本発明の積層品の層構成を示す断面
であり、第３図はブリスター包装の形態を示す断面図で
ある。
であり、第３図はブリスター包装の形態を示す断面図で
ある。
Claims (1)
- （１）硬質塩化ビニルフィルムと比重が２．１５以下の
ポリクロロトリフルオロエチレンフィルムの厚み比率が
５０：５０乃至９５：５であることを特徴とするブリス
ター包装用高防湿積層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26828688A JPH02116546A (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ブリスター包装用高防湿積層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26828688A JPH02116546A (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ブリスター包装用高防湿積層フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116546A true JPH02116546A (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=17456426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26828688A Pending JPH02116546A (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | ブリスター包装用高防湿積層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02116546A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008148176A1 (en) * | 2007-06-08 | 2008-12-11 | Tekni-Plex Europe, Naamloze Vennootschap | Multi-layer high moisture barrier film for use in the production of pharmaceutical or medical thermoformed blister packs and a method for manufacturing such a film |
| WO2014002623A1 (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-03 | 日本合成化学工業株式会社 | 積層体、及びそれを用いた包装体並びにプレススルーパック |
| JP2019526476A (ja) * | 2016-08-15 | 2019-09-19 | クロックナー、ペンタプラスト、オブ、アメリカ、インコーポレイテッドＫｌｏｃｋｎｅｒ Ｐｅｎｔａｐｌａｓｔ Ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ， Ｉｎｃ． | 熱充填積層体 |
| WO2020040024A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | Ａｇｃ株式会社 | フィルムの製造方法、フィルム、積層体及び包装材料 |
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| US11858241B2 (en) | 2018-05-29 | 2024-01-02 | Klöckner Pentaplast Gmbh | Transparent polymer film with discolouration compensation |
| US11891479B2 (en) | 2020-11-18 | 2024-02-06 | Klöckner Pentaplast Of America, Inc. | Thermoformed packaging and methods of forming the same |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP26828688A patent/JPH02116546A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11858241B2 (en) | 2018-05-29 | 2024-01-02 | Klöckner Pentaplast Gmbh | Transparent polymer film with discolouration compensation |
| CN112585196A (zh) * | 2018-08-24 | 2021-03-30 | Ａｇｃ株式会社 | 膜、膜的制造方法、层叠体及包装材料 |
| CN112566966A (zh) * | 2018-08-24 | 2021-03-26 | Ａｇｃ株式会社 | 膜的制造方法、膜、层叠体及包装材料 |
| WO2020040023A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | Ａｇｃ株式会社 | フィルム、フィルムの製造方法、積層体及び包装材料 |
| JPWO2020040024A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2021-08-10 | Ａｇｃ株式会社 | フィルムの製造方法、フィルム、積層体及び包装材料 |
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| CN112585196B (zh) * | 2018-08-24 | 2023-09-08 | Ａｇｃ株式会社 | 膜、膜的制造方法、层叠体及包装材料 |
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| US11891479B2 (en) | 2020-11-18 | 2024-02-06 | Klöckner Pentaplast Of America, Inc. | Thermoformed packaging and methods of forming the same |
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