JPH02116119A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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Publication number
JPH02116119A
JPH02116119A JP26817788A JP26817788A JPH02116119A JP H02116119 A JPH02116119 A JP H02116119A JP 26817788 A JP26817788 A JP 26817788A JP 26817788 A JP26817788 A JP 26817788A JP H02116119 A JPH02116119 A JP H02116119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
growth
susceptor
center
substrate
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP26817788A
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English (en)
Inventor
Hisashi Koaizawa
久 小相澤
Yukio Komura
幸夫 香村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02116119A publication Critical patent/JPH02116119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、反応炉内の複数の成長室に異なるガスを流し
、基板を順次多成長室に移IJJさせることにより該基
板に組成の異なる複数層の膜を形成する気相成長装置に
関するものである。
[従来技術] 特開昭62−247520号に示された従来のこの種の
気相成長装置は、第4図に示すような構造であった。図
において、1は石英よりなる反応炉、2A、2Bは成長
室3A、3Bを区画する石英よりなる可動仕切板、4は
成長室3A、3Bを区画する石英よりなる固定仕切板、
5A、5Bは成長室3A、3Bに対応して反応炉1の上
部に設けられたガス導入孔、6は反応炉1の底板、7A
7Bは該底板6に設けられたガス排出口、8は高周波加
熱コイル、9は円鐘形状のサセプタ、10はサセプタ9
の回転軸、11A、11Bは可動仕切板2A、2bの上
下動軸、12はサセプタ9に支持された基板である。
この図では、可動仕切板2A、2Bが下方に下げられて
気相成長処理を行う位置にある。この位置では、可動仕
切板2A、2Bの中央部2Cの下端の凸部がサセプタ9
の溝9Aに嵌合し、またその中央部2Cの上端の凹部に
固定仕切板4の下端が嵌合され、成長室3A、3Bの相
互間が気密に分離されている。この状態で、ガス導入孔
5Aから成長室3Aにガスを導入して基板12に気相成
長を行わせ1つの膜を形成する。次に、上F動軸11A
、11Bの操作により可動仕切板2A、2Bを上昇させ
て中央部2Cをサセプタ9の溝9△から外し、かかる状
態で回転軸1oを回してサセプタ9を回転し、基板12
が成長室3Bに位置するようにする。しかる後、再び可
動仕切板2A。
2Bを前述したような状態に下して成長室3Bにガス導
入孔5Bからガスを導入して基板12に気相成長を行わ
せ、他の異なる組成の膜を形成する。
[発明を解決するための課題1 しかしながら、このような従来の気相成長装置では、構
造が複雑となる問題点がある。また、可動仕切板2A、
2Bは石英製であるが、複雑な形をしているので加工が
困難で、高価となる問題点がある。
本発明の目的は、構造が簡単で、製作が容易な気相成長
装置を捉供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の詳細な説明すると
、本発明は反応炉内の複数の成長室に異なるガスを流し
、基板を順次前記各成長室に移動させることにより該基
板に組成の異なる複数層の膜を形成する気相成長装置に
おいて、前記反応炉内に前記基板を支持するサセプタが
その回転中心のまわりに回転自在に配置され、前記サセ
プタの上面にはその回転中心に中心を一致させてテーパ
凹面が形成され、前記サセプタの上面における前記テー
パ凹面の底部に位置する前記回転中心には集中排気口の
入口が開口され、前記反応炉内には前記テーパ凹面上で
前記集中排気口の入口に対応する位置で該反応炉内を複
数の成長室に仕切る固定仕切板が設けられ、前記反応炉
の上部には前記各成長室に対応してガス導入孔がそれぞ
れ設けられていることを特徴とする。
[作用] このような構造にすると、従来の可動仕切板が不要にな
り、構造が簡単になる。また、集中排気口が回転中心に
あるので、位置が変らず、常に所定の排気を行える。し
かも、各成長室の境界で排気しているので、成る成長室
のガスが隣の成長室に入るのを防止できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。なお、前述した第4図と対応する部分には同−
符号牽つけて示している。本実施例の気相成長装置では
、サセプタ9の上面に、その回転中心に中心を一致させ
四角錐形のテーパ凹面13が設けられている。該テーパ
凹面13上に基板12が支持されるようになっている。
また、該サセプタ9の上面におけるテーパ凹面13の底
部に位置する回転中心には、集中排気口14の入口14
Aが開口して設けられている。また、サセプタ9の中心
下方突出底部9Bの外周には、放射状に集中排気口14
の出口14Btfi設けられている。反応炉1内には、
テーパ凹面13上で集中排気口14の入口14Aに対応
する位置で該反応炉1内を複数の成長室3A、3Bに仕
切る固定仕切板4が設けられている。これら成長室3A
、3Bに対応して反応炉1の上部にガス導入孔5A、5
Bが設けられている。
第1図は、成長室3内で基板12に気相成長を行わせて
いる状態を示したものである。この状態では、ガス導入
孔5Aから原料ガスを導入し、高周波加熱コイル8で反
応炉1内のサセプタ9を誘導加熱し、サセプタ9上の基
板12に第1層目の薄膜を成長させる。この時、隣の成
長室3Bにも同じ流量のキャリアガス(水素ガス)を流
す。成長室3Aでの気相成長が終了近くになった時に、
成長条件と同じガスを成長室3Bに流し、成長室3Aで
の成長が終了したらサセプタ9を回転させ、幕板12を
成長室3Bに移す。そして、成長室3Bに他の原料ガス
をガス導入孔5Bから流し、基板12に第1層とは異な
る組成の薄膜を成長させる。このとき、排気流量は反応
炉1内で一定であリ、回転により各成長室3A、3Bの
集中排気口14の入口14△の位置はずれないので、常
に一定の排気が行われる。よって、圧力変動を小さくす
ることができる。また、各成長室3A、3Bの境界で排
気しているので、成る成長室3△のガスが隣の成長室3
Bに入ることはほとんどない。
具体的には、前述した特開昭62−247520号と同
じ条件の成長を行って評価を行った。即ち、n型InP
基板上に、不純物濃度2×11018ct ’ 、厚さ
2μmのn型1nP層、厚さ0.2μmのノーンドープ
(nQaΔS層、不純物濃度1×1018CIR−3、
厚さo、sμm(7)n型1nPFiを順次エピタキシ
ャル成長させた。この場合、成長室3△でInP層を成
長させ、成長室3Bで1nQsAS層を成長させた。
成長は、サセプタ9上にInP基板12をセットし、成
長室3A、3Bにキャリアガスを流し、200℃まで加
熱し、ガス導入孔5AからPH3を導入し、次に600
℃まで加熱してガス導入孔5Aから(C2H5)3 I
nと5fH4を導入し、成長させる。このとき、PH3
と(C2H5)31n、SIH*の濃度はlX10−2
.3X10−51 X 10−’とし、全流量は50β
/分で供給した。
またこのとき、成長室3Bでも同量50β/分のキャリ
アガスを流しておく。このとぎ、すてにASH3は成長
室3Bに流しておく。成長室3Aの成長終了30秒前か
ら成長室3Bに(02H5)3Inと(C2H5)3 
Gaを流す。このときAs H3、(C2Hs ) 2
 in 、  (C2H5) 3 Gaの濃度はlX1
0’  2X10’  2X10−5とした。成長室3
Aでの成長終了後、サセプタ9を回転させ、基板12を
成長室3Bに移動し、ln Ga Asの成長に入る。
このとぎ、成長室3Aでは(C2H5)3 In、Si
Hsの供給を止め、代りにキャリアガスを流す。しかし
、全流量は50℃/分に保つ。また、このときInPと
InGaAS及びInGaAsとInPとのへテロ接合
面の組成遷移領域の厚さは3nm以下で特開昭62−2
47520号とはほぼ同じレベルであった。
これにより本装置のような簡単な構造でもヘテロ接合面
での組成の急峻な切換えが可能であることがわかった。
なお、テーパ凹面13は成長室の数に合せて多角鐘形に
すればよく、また場合によっては円錐形でもよい。
[発明の効宋] 以上説明したように本発明に係る気相成長装置では、サ
セプタの上面にその回転中心に向うにつれて内径が小さ
くなる形状のテーパ凹面を設(プ、該サセプタの上面に
おける該テーパ凹部の底部に位置する回転中心に集中排
気口の入口を設け、該テーパ凹面上で該集中排気口の入
口に対応する位置で反応炉内を固定仕切板で複数の成長
室に仕切ったので、サセプタの回転に拘らず集中排気口
の入口は動かず、このため各成長室から均等に排気でき
、しかも各成長室に隣の成長室のガスが混入しにくくな
り、ヘテロ接合面での組成の急峻な切換えを簡単な構造
の安価な装置で実施できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る気相成長装置の一実施例の縦断面
図、第2図は第1図で用いているサセプタの拡大縦断面
図、第3図は第2図のA−Δ線断面図、第4図は従来の
気相成長装置の縦断面図である。 1・・・反応炉、3A、3B・・・成長室、4・・・固
定仕切板、5A、5B・・・ガス導入孔、6・・・底板
、7A。 7B・・・ガス排気口、8・・・高周波加熱コイル、9
・・・サセプタ、10・・・回転軸、12・・・基板、
13・・・テーパ凹部、14・・・集中排気口、14△
・・・入口、14B・・・出口。 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 反応炉内の複数の成長室に異なるガスを流し、基板を順
    次前記各成長室に移動させることにより該基板に組成の
    異なる複数層の膜を形成する気相成長装置において、前
    記反応炉内に前記基板を支持するサセプタがその回転中
    心のまわりに回転自在に配置され、前記サセプタの上面
    にはその回転中心に中心を一致させてテーパ凹面が形成
    され、前記サセプタの上面における前記テーパ凹面の底
    部に位置する前記回転中心には集中排気口の入口が開口
    され、前記反応炉内には前記テーパ凹面上で前記集中排
    気口の入口に対応する位置で該反応炉内を複数の成長室
    に仕切る固定仕切板が設けられ、前記反応炉の上部には
    前記各成長室に対応してガス導入孔がそれぞれ設けられ
    ていることを特徴とする気相成長装置。
JP26817788A 1988-10-26 1988-10-26 気相成長装置 Pending JPH02116119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191897A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法および基板処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191897A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法および基板処理装置
KR20180122389A (ko) * 2016-04-15 2018-11-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치

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