JPH02116031A - 光情報記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産　土の１ 本発明は、光デイスク装置等の光情報記録再生方式にお
いて用いられる光学ヘッドの光路変更機構に関する。

従来立１夏 ＣＤ（コンパクトディスク）、光カード、ＬＤ（レーザ
ディスク）、光デイスクファイル等の光記録媒体や光磁
気記録媒体などを用いられる光情報記録においては、光
学ヘッドにより情報の格納された場所に光を照射して再
生し、また、情報の記録や消去等に際しても、同様に光
学ヘッドを移動して処理すべき位置に光を照射すること
が必要となる。

従来、情報の記録箇所への光学ヘッドの移動に際しては
、光学ヘッドの全部あるいは一部を（例えばレーザコリ
メート以降の光学系を分離して）、光ヘッド送り機構に
より記録箇所まで直線状あるいは円弧状に移動して、ア
クセスを行っていた。

しかし、より高速のアクセスが望まれる現在。

光学ヘッド自体あるいはその一部を移動してアクセスを
行なう従来の方式は、可動部重量が太き、くなることが
不可避であり、装置の大型化、大電力消費、アクセス制
御等の面から大変不利であった。

第６図は、このような従来の光学ヘッドの構成例を示す
説明図であり、スピンドル８１により光ディスク２９が
回転自在に保持されている。光ディスク２９の径方向（
トラッキング方向；図中矢印のＨ）の移動機構は、光学
ヘッド全体を搭載しローラ９９を具えたキャリッジ９３
と、これを駆動して粗調整を行なう粗動ボイスコイルモ
ータ９７と、対物レンズ２１を搭載したアクチュエータ
２３を駆動する微動ボイスコイルモータ９５とから構成
されている。なお、フォーカシング方向（図中Ｖ）は、
アクチュエータ２３に搭載された自動焦点機構（図示せ
ず）により行なわれる。このように、従来のアクセス機
構では、半導体レーザ７１、レーザコリメータレンズ７
３、補正プリズム７５、ビームスプリッタフ７、λ／４
板７９、対物レンズ２１からなる照射系と１反射光をビ
ームスプリッタ７７を介してシリンドリカルレンズ８５
、集光レンズ８７、光検知器８９で受ける受光系、さら
にはアクチュエータ２３．微動ボイスコイルモータ９５
．信号検出系９１などを搭載したキャリッジ９３を駆動
するため、高速アクセスや小型化には限界があった。光
学ヘッドの一部を駆動する場合も事情は同じである。

が　　しようとする 本発明は、駆動部分を少なくし高速アクセスや装置の小
型化、低消費電力化が可能な光情報記録再生方式におけ
る光学ヘッドの光路変更機構を提供するものである。

ｌ豆立豊處 本発明の光情報記録再生方式は、光源からの光を情報記
録再生媒体の所望位置に照射する記録再生方式において
、該光源からの光路上に平行平面板を回動自在に配設し
たことを特徴とする。

作−一一一肚 平行平面板に光源からの光束が入射すると。

入射角に応じて光束が平行移動する。よって。

平行平面板の回転角に応じて光路を変更することができ
る。光デイスク装置を例に挙げれば、この光路変更に追
従させて対物レンズを移動させることにより、トラッキ
ング方向の移動が可能となり、情報記録箇所までのアク
セスが容易となる。

スーに匠 第１図は、光路変更の原理を示す説明図である。

厚さｄ、屈折率ｎの透光性の平行平面板１１に入射角θ
、で光が空気中（ｎ−１）から紙面と平行に入射すると
、図の光路で進み出射角には変化が無く１次の（１）式
のようにＤだけ平行移動して出射される。

第２図は、この状態を示す同様の説明図であり、平行平
面板１１がθ回転して、１１′の位置に来ると、光束が
Ｄだけ平行移動することを示している。

第３図は、本発明の光学ヘッドを光デイスク装置に応用
した場合の実施例を示す斜視図である。レーザ１３から
発振された光はレーザコリメータレンズ１５により平行
光束となり、ビームスプリッタ１７を経て平行平面板１
１を透過し、立上げミラー１９で反射され、対物レンズ
２１により収束されて光ディスク２９の記録ビットにス
ポット照射さ九るにの反射光が先程と逆の経路でビーム
スプリッタ１７に入り、ビームスプリッタ２５を経て光
検出素子２７に入射し、この光信号から記録情報、エラ
ー情報が読み出される。

透明な平行平面板１１を矢印Ａのように回動させると、
レーザコリメートレンズ１５を経て入射した平行光束は
、前記（１）式に従って１回転角θに応じた距離だけ図
中矢印Ｂのように平行移動する。そこで、対物レンズ２
１を１図中矢印Ｃで示したように光束の平行移動に追従
させて移動させることにより、ディスク上の照射スポッ
トをトラッキング方向に高速移動させることができる。

立上げミラー１９を光束の平行移動距離をカバーする長
さとすれば、立上げミラー１９は駆動する必要がない、
第３図で、アクセス、即ち情報格納部への照射スポット
の移動に際して駆動されるのは、平行平面板１１と対物
レンズ２１のみであるので、高速アクセスが可能となり
、装置の小型化や低消費電力化も容易である。

平行平面板１１による光路の平行移動距離（Ｄ）を示す
前述の式（１）を参照すると。

屈折率ｎが大きい程、また、厚さｄ（平行平面間距離）
が大きい程、同一の回転角θ、に対する平行移動距離り
が大きくなることが判る。また、駆動上からは平行平面
板１１が低重量であることが望ましいことから、流体１
例えばセダー油等を適当な透明容器中に充填して平行平
面板とするなどして、適宜、屈折率、重量、大きさ等を
選択することもできる。

第４Ａ図は平行平面板１１の回転機構の一例を示す一部
切欠き上面図、第４Ｂ図はその半断面図である。外筒３
１にベアリング３３を介して内筒３５が回転自在に支持
されており、この内筒３５に平行平面板１１が取り付け
られている。平行平面板１１の下面には磁石４１が取り
付けられており。

励磁コイル３９により、第４Ｂ図の矢印り方向に平行平
面板１１が回動する。平行平面板１１の回動機構は特に
限定されないが、第４図の如く無軸構造とする（軸支持
しない）ことにより、薄型化。

小型化が容易となる。

対物レンズ２１の移動方法は従来周知であり、適当なア
クチュエータに搭載して直線方向あるいは円弧方向に移
動させればよい、第５図に、このようなアクチュエータ
の一例を示す、対物レンズ２１が取り付けられたボビン
４５が支軸５７に対して回転（回動）、摺動自在に取り
付けられており、トラックコイル４９によりトラッキン
グ方向（図中Ｅ方向）の移動が、フォーカスコイル４７
によりフォーカシング方向（図中Ｆ方向）の移動が制御
される。　５１．５５はバネ止めピン、５３はゴムバネ
、５９は内ヨーク、６１は磁石、６３は外ヨークを示す
。

以上の説明では、反射型の光ディスクにおける情報の再
生を中心にして説明したが、他のタイプの光情報再生記
録、例えば、透過型や光磁気再生記録、光カード等にお
いても；あるいは情報の記録、消去等においても１本発
明の光路変更機構は同様に適用できる。さらに、本発明
の光路変更機構を２つ組合せることにより、二次元的に
ビーム光路位置を変更、制御することもできる。

月ｊＩす釦ｉ 本発明によれば、光路上の平行平面板の回動により光路
を変更することができるので、駆動部分の軽量化、小型
化、簡略化等が可能となり。

高速アクセスが実現でき、装置の小型化や低消費電力化
も容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、平行平面板による光路の変更作
用を示す説明図である。 第３図は１本発明の光学ヘッドの実施例を示す斜視図で
ある。 第４Ａ図は平行平面板の回動機構の一例を示す一部切欠
き上面図、第４Ｂ図はその半断面図である。 第５図は、アクチュエータの一例を示す分解斜視図であ
る。 第６図は、従来の光学ヘッドの構成例を示す説明図であ
る。 １１・・・平行平面板　　　　１３・・・半導体レーザ
１５・・・レーザコリメータレンズ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、光源からの光を情報記録再生媒体の所望位置に照射
   する光情報記録再生方式において、該光源からの光路上
   に平行平面板を回動自在に配設したことを特徴とする光
   情報記録再生方式。