JP2000076726A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2000076726A
JP2000076726A JP11234838A JP23483899A JP2000076726A JP 2000076726 A JP2000076726 A JP 2000076726A JP 11234838 A JP11234838 A JP 11234838A JP 23483899 A JP23483899 A JP 23483899A JP 2000076726 A JP2000076726 A JP 2000076726A
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JP11234838A
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Osamu Ishizaki
修 石崎
Katsusuke Shimazaki
勝輔 島崎
Toshinori Sugiyama
寿紀 杉山
Masashi Yoshihiro
昌史 吉弘
Susumu Imai
奨 今井
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮上型のヘッドをディスク記録媒体の平面に
平行方向扇状に移動させる方式で、高速アクセス、高密
度記録に対応する機能を備えた、コンパクトな記録再生
装置を提供する。 【解決手段】 記録再生装置において、スイング・アー
ム部材の扇状スイング可能なアーム先端に、スライダー
とヘッドとを配置固定し、ヘッドには固体浸漬レンズを
用い、スイング・アーム部材の回転軸支点からアームに
沿って光ビームを流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ヘッドなど
のヘッド及びそれを用いた光磁気記録再生装置などの記
録再生装置に関し、より詳細には記録媒体上に照射され
るレーザ光のスポット径の回折限界を小さくする光磁気
ヘッド、及び該光磁気ヘッドを用いて高密度記録が可能
な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化に対応して大量
データを、高密度で記録し、迅速に記録再生ができる光
磁気記録媒体が注目されている。例えば、オーバーライ
ト可能な光磁気記録媒体への記録は、光磁気記録媒体に
レーザ光を照射し、レーザ光の照射位置に対して入力情
報に応じた磁界を印加して行われる。上記光磁気記録媒
体の再生時には記録時よりも弱いレーザ光を光磁気記録
に照射し、このレーザ光の戻り光が有する記録磁化方向
に依存する反射光の偏光角を検出することにより情報が
再生される。
【0003】このような光磁気記録再生装置に用いられ
るヘッド機構は、従来は図1に記載するように光ヘッド
2、及び磁気ヘッド3の各々が、各々の中心線上に互い
に対向してディスク記録媒体の両側に配置して用いられ
る。この場合、光ヘッド2、及び磁気ヘッド3の各々は
形、及び重量が大きいので、各ヘッド2、3は支持体7
に支えられて、駆動モーター6によるスクリュウ回転軸
4の回転によって、ディスク記録媒体1上を移動して情
報の記録再生消去が行われる。この方式は記録再生装置
の立体が大きく、且つ重量が大きくなり、ディスク記録
媒体、及び記録再生装置に求められている小形、軽量、
大容量化、記録再生消去アクセスの高速化等に応えるこ
とができない欠点がある。一方、光ヘッド2、及び磁気
ヘッド3を一体化して、記録再生装置の小形化に応えよ
うとする技術として、図2に示す光磁気ヘッド機構20
が知られている。これは光学ヘッド系12の対物レンズ
10の駆動装置13と、磁気ヘッドコイル21が配置さ
れる磁気ヘッド・スライダー14とを一体に組み合わ
せ、磁気ヘッド・スライダー14に光ヘッドから照射す
るレーザビーム11の収束光32の透過穴43を形成し
た構成である。この種の光磁気ヘッド用いる記録再生装
置では、立体容積がかなり小さくはなるが、記録再生装
置に求められている小形、軽量、大容量化、記録再生消
去アクセスの高速化等に応えるには十分でない。
【0004】これに対して、ヘッドをアームの先端に取
り付け固定して、アームの支点をディスク記録媒体の近
傍に設定して、このアームをディスク記録媒体面に平行
にスイングさせることによって、ディスク記録媒体の情
報の記録再生消去を行う方式が知られている。光ヘッド
をスイング・アームで、或いはリニア・モーターでディ
スク記録媒体面に平行に移動させる駆動方式は、特開平
5−54457に提案されている。光ヘッドをスイング
・ア−ムで駆動させる方式は特開平8−7309、特開
平3−203848、に提案されている。また、磁気ヘ
ッドにレーザ光反射面を形成した構成については特開平
3−280233に提案されている。この方式の問題は
記録再生装置に求められている小形、軽量に最適な特長
が得られていないことである。光磁気記録媒体の小形
化、高記録密度化の著しい要求に応えることのできる記
録再生ドライブ装置として、一層のコンパクト化、軽量
化、情報の記録再生消去アクセスの高速度化等の問題が
ある。また現在公知のスイング・アーム方式で光ヘッ
ド、及び光磁気ヘッドを駆動させると、回転ディスク記
録媒体と衝突して、ヘッド・クラッシュを生じてヘッド
破壊、ディスク記録媒体の破壊を生ずる問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録再生ド
ライブの課題としては、装置の容積が小さく、できるだ
けコンパクなものであること、記録再生消去のアクセス
が高度に迅速であること、記録媒体のこれまでより高度
に微細な情報信号ピット、磁区、或いはドメイン信号が
読み取れ、記録でき、消去できる記録再生消去ヘッド機
能を備えていること、および、そのヘッド部が軽量であ
り、その結果、記録再生ドライブ全体の重さが軽量にな
ること等である。これらの必要性は光磁気ディスク等の
記録媒体が、径が小さく、軽量で、高密度記録ができる
高記録容量で、且つ高速度の記録再生消去のできる機能
のものが要求されており、開発が進行しているからであ
る。記録再生ドライブ装置の容積を低減化の際に重要な
ことは、記録再生ドライブ装置の厚みを小さくすること
である。この課題のためには、光磁気ディスクにアクセ
スする記録再生ヘッドの可動方向が、光磁気ディスクの
記録平面に平行な動きを主にして、光磁気ディスクの記
録平面に垂直方向の動き、或いは容積をできるだけ小さ
くすることである。さらに、記録再生ヘッドのアクセス
を一層迅速にするために、アクセス、移動の動きの軽快
なヘッド機構を使う必要があり、且つ記録再生ヘッドと
光磁気ディスクとの衝突等でヘッド・クラッシュが起こ
らないように制御ができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は高記録密度のデ
ィスク状情報記録媒体に、高容量の情報を、高速度で記
録再生消去が行える、記録再生ドライブ装置であって、
スイング・アームの先端に光ヘッド、或るいは光ヘッド
と磁気ヘッドを一体に組み合わせた光磁気ヘッドを取り
付けられ、固定される、スイング・アーム・ヘッドを装
備するもので、特にアームの先端に設置固定されるヘッ
ド部は対物レンズ駆動装置と、対物レンズの中心線を中
心とするレーザ・ビーム透過部を形成されたヘッドスラ
イダーと、磁気コイルから構成され、ヘッド部の対物レ
ンズの中心線が中心となる、上記レーザ・ビーム透過部
に固体イマージング・レンズを設置固定して用いたもの
に関するものである。固体イマージング・レンズを設置
固定して用いることによって、記録媒体記録層の極めて
微細な情報信号ピット素子、情報磁区信号、情報ドメイ
ン信号等を読み取り、書き込み、消去等が行える効果が
得られる。
【0007】本発明のスイング・アーム・ヘッドは記録
再生ドライブ装置装着されるディスク記録媒体の外周近
傍の支点に取り付けられており、スイング・アーム・ヘ
ッドはこの支点を中心に、ディスク記録媒体の記録面に
平行に、扇形状に移動しながら、ディスク記録媒体に情
報の記録再生消去を行う機能がある。
【0008】本発明のスイング・アーム・光ヘッド、或
いはスイング・アーム・光磁気ヘッドは、小形の高記録
密度のディスク記録媒体に、極く微細な「レーザ・ビー
ム・スポット」単位信号の照射、或いは極く微細な「磁
界」単位信号を加えて、超微細な「ピット」の単位信
号、超微細な「磁区、或いはドメイン」の単位信号等の
高密度情報信号を、記録再生消去の情報処理を、高速度
で行える機能を有するヘッド機構である。本発明の記録
再生装置においては、少なくともヘッド部とスイング・
アーム部と光ビーム・スプリッターからなるスイング・
アームを備えると共に、ヘッド部は記録再生装置に載置
の記録媒体の外周近傍に、スイング駆動軸が配置される
アームの先端に設置固定され、該ヘッド部は対物レンズ
駆動装置と、対物レンズの中心線を中心とするレーザ・
ビーム透過部形成体とから構成される。該ヘッド部のレ
ーザ・ビーム透過部形成体は、ヘッド浮上機能を備える
ヘッドスライダーから構成されてもよい。本発明の記録
再生装置に用いる記録媒体は光記録媒体、光磁気記録媒
体、光ビーム・トラッキングを行う磁気記録媒体等の記
録媒体であり、特に、光ディスク記録媒体、光磁気ディ
スク記録媒体、光ビーム・トラッキングを行う磁気ディ
スク記録媒体等に好適である。本発明の記録再生装置の
内、光磁気記録再生装置においては、少なくともヘッド
部とスライダーとスイング・アーム部と光ビーム・スプ
リッターからなるスイング・アームを備えると共に、ヘ
ッド部は光磁気記録再生装置に載置の光磁気ディスクの
外周近傍に、スイング駆動軸が配置される。さらに、本
発明の記録再生装置において、少なくともヘッド部とス
ライダーとスイング・アーム部と光ビーム・スプリッタ
ーからなるスイング・アームを備えると共に、該ヘッド
部が、記録再生装置に載置されるディスク記録媒体の外
周近傍にスイング駆動軸が配置されると共に、該スイン
グ駆動軸に支点を有する天秤状のスイングアームのディ
スク記録媒体側先端に設置固定されており、該天秤状の
スイング・アームのもう一方の端には、ディスク記録媒
体の信号検出系装置が載置固定されていてもよい。
【0009】本発明のスイング・アーム・ヘッドは記録
再生ドライブ装置に装着されるディスク記録媒体の外周
近傍の支点に取り付けられた、アーム・ヘッド全体が、
或いはスイング・アームのヘッドだけがスイング・アー
ム上を、支点からディスク記録媒体の、ほぼ径方向へ、
ディスク記録媒体の記録面に平行に、直線的に移動しな
がら、ディスク記録媒体に情報の記録再生消去を行う機
能があるものでもよい。このヘッドの直線的に移動する
駆動手段には、リニア・モーターが使用される。
【0010】本発明のスイング・アーム、或いはアーム
に取り付けられるヘッド体は、ディスク記録媒体の回転
に伴って、対流する大気の負圧、及び正圧を発生させ
て、ヘッド体を浮上させる機能を有し、光ビームスポッ
ト光を透過する部分を形成したヘッド・スライダー、磁
気コイル或いはフイルム状磁気コイル、対物レンズ駆動
装置、レーザー光反射ミラー等から構成される。上記ヘ
ッド・スライダーの光ビームスポット光を透過する部分
は、空洞の穴でも、透明なセラミック、或いは透明樹脂
を形成してもよいが、この光ビームスポット光透過部分
の近傍には、半球状透明レンズ、或いは固体イマージョ
ン・レンズ、配置固定して使用することができる。
【0011】本発明のスイング・アーム、或いはアーム
に取り付けられるヘッド体は、光ヘッドからのビーム照
射によって、ディスク記録媒体の情報記録エリアについ
ての、トラッキング、及び情報信号の記録再生消去を行
うだけではなく、スイング・アーム、の浮上量、及び情
報信号の記録再生消去に必要なフォーカシング等につい
て制御を行う機能があり、特に対物レンズ駆動装置の制
御駆動を行い、スイング・アーム・ヘッドのクラッシュ
防止のための制御を行う。
【0012】本発明のスイング・アームに取り付けて用
いる光磁気ヘッドは、記録光を記録媒体上に集光するた
めの光学素子として固体イマージヨンレンズを用いる。
光学素子は屈折率が1よりも大きい材料で構成されてい
る。図12にかかる光学素子101の例を示す。図12
は光学素子101の結像原理を説明する概念図である。
記録媒体103に照射されるレーザ光のスポット径をよ
り小さなスポット径にして記録密度の向上を図るための
条件を説明する。一般に、スポット径Sは下記式(1)によ
り定義される。
【0013】
【数1】S=λ/(2NA)=λ/(2n・sinθmax) (1) ここで、光学素子101に入射するしーザ光の波長を
入、光学素子101の開口数をNA光学素子101の屈折
率をn、入射光束の最も外側の光被(図12の実線)と光
軸とのなす角(入射角)をθmaxとしている。レーサ光の
波長λをー定とした場合、スポット律Sを小さくするに
は上式(1)からNAを大きくすればよいことがわかる。NA
はNA=nsin θmaxで定義されるので、大きなNAを得るに
は屈折率nと角θmaxを大きくしなければならない。そ
こで、光学素子101に高い屈折率の材料を用いると、
光学素子101の内側で入射光の波長が短くなる。ま
た、入射光を光学素子101の表面で屈折させ且つ光学
素子101内で集光させると、光軸と入射光のなす角θ
maxを光学素子101への入射前より光学素子101内
で大きくできる。
【0014】光学素子101は半径rの球のー部を切断
して形成された半球型レンズである。光学素子101の
切断面、すなわち、光学素子101の出射面101aは
入射光の光軸に対して垂直に切断される。光学素子10
1の切断位置は球の中心からr/nにある。光学素子10
1が搭載された光磁気ヘッドを浮上させた際に光学素子
101の出射面101aは記録媒体103の表面103a
とが平行になるようにする。図12の実線が示す入射光
を光学素子101の球面レンズの断面で屈折させ、入射
光を出射面101a上の点に向かって収束させるとき、
光学素子101はエバネッセント場(空気のギャップ)
を介して光学素子101の出射面101a側に配した記
録媒体3上にスポットが照射される。従って、光学素子
101と記録媒体103との距離はエバネッセント光の
減衰距離内にしなければならない。光学素子101は実
線で示す光学素子101内の入射光を延長した破線の交
わる位置 (記録媒体103の表面103a上)に結像す
る。光学素子101は、前述したように光学素子101
内での入射光の波長λの短波長化及び光学素子101の
球面での屈折による角θmaxの増加によって n の2乗倍
までNAを増加させることができる。換言すれば、理論的
にはレーザ光のスポット径が 1/ n2まで小さくできる。
これにより、光学素子101は記録媒体103上に形成
されるスポットを真空中で得られる最小スポットよりも
小さくしている。
【0015】本発明の光磁気ヘッドにおいてスライダ内
に磁気コイルが内蔵されることにより従来に比べてー層
小型化することができる。また、磁気コイルが光学素子
101の外周に配されることにより記録媒体と磁気コイ
ルとの間隔を狭め、磁界を印加する際に磁気コイルに流
す電流が小さくて済むようになり、照射されるしーザ光
の光路を遮らないので、効率よく記録媒体上にレーザ光
を照射することができる。磁気コイルが光学素子101
の出射光面より記録媒体に近い位置に設けられることに
より磁気コイルと記録媒体との間隔が近づくことにな
り、このように構成した光磁気ヘッドを用いた記録再生
装置の消費電力を抑えることができる。磁気コイルはフ
イルム状のコイルを用いることが望ましい。磁気コイル
をフィルム状のコイルで構成することにより、記録媒体
と磁気コイルとの間隔を狭くすることができる。さら
に、磁気コイルが磁気コイルの内径を光学素子101の
外径よりも小さくすることにより記録媒体へのより安定
な外部磁界の印加が可能になる。
【0016】磁芯には光を透過する磁性体材料を用いる
ことが好ましい。これにより、記録媒体に向けて照射さ
れるレーザ光の光路が遮られないので、効率よく記録媒
体上にレーザ光を照射することができる。この磁性材料
としては例えば、透明フェライト等がある。本発明の光
磁気ヘッドにおいて光学素子の少なくともー部がレーザ
光を透過する磁性材料で構成されていることが好まし
い。かかる構成を採用することにより光磁気ヘッドに使
用する部品点数を少なくして光磁気ヘッドを小型化させ
ることができる。さらにレーザ光を透過する磁性材料を
光学素子のレーザ光の出射面に直交する中心近傍だけに
配することもでき、これによって外部磁界の位置決め精
度を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の記録再生装置の実施の形
態及び実施例を図面を参照しながら説明する。
【0018】
【実施例】[第1実施例]図3に、情報の記録再生装置の
ヘッドとして、スイング・アーム56の先端にサスペン
ション55を介して浮上型光磁気ヘッド53を設置固定
したものを使用した、本発明の第1実施例を示す。スイ
ング・アーム56の回転の支点52はデイスク記録媒体
51の外周近傍に設置され、そこを中心にデイスク記録
媒体51の半径方向の記録エリア(a)、(b)、(c)を移動
し、記録領域全体の情報処理アクセスを行う。サスペン
ション55は光磁気ヘッド部53に取り付けられている
スライダーの浮上機能に対応して、光磁気ヘッド部53
の定位置を安定に維持する。情報信号等のレーザー・ビ
ームの光源は、記録再生装置に固定されており、スイン
グ・アーム56の回転軸52付近に設置されるレーザー
・ビームのビーム・スプリッター(記載しない)を経
て、レーザー・ビーム窓口54から光磁気ヘッド部53
へ送られる。図4に光磁気ヘッド部53のレーザー・ビ
ームの照射経路に関する光学系を示す。記録再生装置に
固定される光学系はP1である。これに対して可動光学
系P2のミラー2、対物レンズ71、固体イマージョン
・レンズ72等は、スイング・アーム56上に設置さ
れ、ミラー1はスイング・アーム56の回転軸52部に
設置される。光磁気ディスク51には、記録層の記録領
域トラック並びのトラックピット信号は、サンプルサー
ボ方式で、ウオブル状に配列形成される、ウオブルピッ
ト信号からなるトラックの、光磁気ディスク51を、上
記光磁気記録再生装置の回転駆動軸のスピンドルに装着
して用いた。
【0019】[第2実施例][第1実施例]の図4に記載した
光学系の内、光磁気ヘッド部53に配置される構成部品
が、対物レンズ駆動装置、対物レンズの中心線を中心と
するレーザビームを透過する空口を有するヘッド浮上用
スライダー、及び環状コイルを有する薄膜磁気コイルを
用いる磁気ヘッド等からなり、ヘッド浮上用スライダー
のレーザビーム透過用空口の中心が、対物レンズの中心
線の延長上に配置される構成の光磁気ヘッドを、スイン
グ・アーム56上に配置固定して、スイング・アーム光
磁気ヘッドとして用いる。その他は、[第1実施例]と同
じである。
【0020】[第3実施例][第1実施例]の図4に記載し
た光学系の内、スイング・アーム56上に設置される光
磁気ヘッド部53の可動光学系の中の固体イマージョン
・レンズ72には、固体イマージョン・レンズ72の光
磁気ディスク51側面を、化合物,TiN(窒化チタ
ン),SiN(窒化シリコン),SiO2(酸化シリコ
ン)等から選択して、少なくとも一種の化合物の膜層
で、或いは、これらの化合物複数の組み合わせ膜層で被
覆コーテングして用た。上記化合物の膜層の他にアモル
ファスカーボン、DLC(ダイヤモンド・ライク・カー
ボン)の高硬質の結晶状炭素皮膜層をスパッタにより被
覆コーテングしたものについても実施した。
【0021】[第4実施例]前記[第1実施例]の光磁気デ
ィスク51の記録層に形成される、プリピット信号には
図9に示す構成のものを実施する。サンプルサーボ方式
で、トラックピット信号6、11はウオブルピットに配
列され、クロックピット3、サーボ信号アクセスマーク
16Trは図9に示すように形成される。
【0022】[第5実施例]図5は光磁気ヘッドのレーザ
ー・ビームに関する光学系を全てスイング・アームに取
り付ける構造のスイング・アーム光磁気ヘッドを装備す
るディスク記録媒体の記録再生ドライブ装置の実施例で
ある。図6はその光学系全体のブロック図である。本実
施例は固定光学系P1(図4参照)を光学系1と光学系
2に分離して、レーザー光源57、コリメーター・レン
ズ58、プリズム59を含む光学系1の部分は記録再生
ドライブ装置に固定し、信号検出器68a、68b、68
c、68dを含む光学系2の部分と、ビーム・スプリッタ
ー60、ミラー69、対物レンズ71、及び個体イマー
ジョン・レンズ72の系統の光学系3の部分とを、スイ
ング・アーム光磁気ヘッドのアームに取り付けた構造の
ものである。光学系をこのような配置に取り付けた、ス
イング・アーム光磁気ヘッドを上から見た平面図を図5
に示す。スイング・アーム上の光磁気ヘッド53bは光
磁気記録ディスク51の記録面を軌跡75のように移動
しながら、情報の記録、再生、消去をアクセスする。こ
のスイング・アームは回転軸52を中心にアーム56と
アーム73との連続体であり、レーザ光源からのビーム
は光経路室74を通って、回転軸52に取り付けられた
ビーム・スプリッター60によって光磁気ヘッド53へ
進み、光磁気記録ディスク51でアクセス後の反射光
は、アーム73に設置固定された光学系2の検出器に受
光される。スイング・アーム上の光学系2を配置された
アーム73と光学系3を配置されたアーム56の部分と
は回転軸52を中心に重さがバランスするように構成さ
れる。
【0023】[第6実施例][第5実施例]の図5に記載し
た光学系の内、光磁気ヘッド部53 bに配置される構成
部品が、対物レンズ駆動装置、対物レンズの中心線を中
心とするレーザビームを受ける固体イマージョン・レン
ズ72を有するヘッド浮上用スライダー、及び環状コイ
ルを有する薄膜磁気コイルを用いる磁気ヘッド等からな
り、ヘッド浮上用スライダーの位置が、対物レンズの中
心線の延長上に中心線を持つ個体イマージョン・レンズ
72が配置されるような配置の光磁気ヘッドを、スイン
グ・アーム56上に配置固定して、スイング・アーム光
磁気ヘッドとして用いる。その他は、[第5実施例]と同
じである。
【0024】[第7実施例][第5実施例]のスイング・ア
ームの光磁気ディスク側とは反対側のアーム73部分に
設置固定される光学系についての[第7実施例]を、図7
に示す。アーム部分73側には、図6に示した光源を含
む光学系1、及び記録媒体からの信号を検出する、検出
器を含む光学系2の両方をスイング・アームのアーム7
3部分に設置固定する。またスイング・アームのアーム
56部分に設置固定される光磁気ヘッド部53bと、ア
ーム73部分の光学系1、光学系2との間の送信、返信
レーザ・ビームの方向、及び光磁気ヘッド部53bのス
イング・アームの駆動軸52の回転を制御するための磁
石80とコイル81をスイング・アームのアーム73部
分に取り付ける。光磁気ヘッド部53bについての レ
ーザ・ビームの送信、返信はアーム回転軸52に設置さ
れる60ビーム・スプリッター1によって仕分けされ
る。その他は、[第5実施例]と同じである。
【0025】[第8実施例][第5実施例]に用いる光磁気デ
ィスク51に記録されるプリピット信号は、図8の光磁
気ディスク51上に示す、プリピット領域78の様式に
形成される。プリピットのフォマットパターンは、図9
に示すようであり、第4実施例と同じである。その他の
光磁気記録再生装置の構成は、第5実施例と同じであ
る。
【0026】[第9実施例][第5実施例]に用いる光磁気デ
ィスク51を、ディスク・カートリッジにいれて使用す
る場合の[第9実施例]を、図10に示す。図10のディ
スク・カートリッジ82のケース内に光磁気ディスク5
1が入っている(図示しない)。ディスク・カートリッ
ジ82は使用しない時は、光磁気ヘッド挿入口、及びド
ライブモーター駆動軸スピンドル口は、シャッター83
によって密封されている。記録再生装置にに挿入して使
用すると、記録再生装置内の突起869によって、シャ
ッター・スライダー85が駆動されてシャッター83が
開く。その後スイング・アーム56が回転駆動して、ス
イング・アーム56の先端の光磁気ヘッドが、ディスク
・カートリッジ82のケース内の光磁気ディスク51面
上を、光磁気ディスク51面に平行方向に扇状に移動し
ながらアクセスする。
【0027】[第10実施例]図11にリニア・モータ移動
式の光磁気ヘッド91についての実施例を示す。光磁気
記録再生装置内に設置される、リニア・モータ94移動
案内レール93を装備した、アーム95の上を光磁気ヘ
ッド駆動体92がスライド移動を行いながら、光磁気デ
ィスク51面に平行方向96へ、直線的に移動しながら
アクセスする。光学系は図4及び図6に記載した固定光
学系と可動光学系を一体に纏めたもの、或いは光学系1
及び光学系2を一体に纏めたものを、図11の固定光学
系90に固定設置する。固定光学系90と光磁気ヘッド
91の駆動体92間のレーザ・ビームの送信、受信は光
磁気ヘッド91の窓口97によって行う。光磁気ヘッド
91は、ミラー69、対物レンズ71、及び固体イマー
ジョン・レンズ72の系統の光学系の部分と、ヘッド浮
上用スライダー14、及び環状コイルを有する薄膜磁気
コイルを用いる磁気ヘッド部分とが設置固定されてい
る。個体イマージョン・レンズ72、及び環状コイルを
有する薄膜磁気コイルはヘッド浮上用スライダー14に
設置されている。
【0028】[第11実施例]図13に本発明に従う浮上型
光磁気ヘッドの第11実施例を示す。図13は光磁気ヘ
ッドをスライダー102の長手方向に切断した際の断面
図である。浮上型光磁気ヘッドはスライダー102に、
光学素子としての固体イマージョンレンズ100と外部
磁界印加用の磁気コイル104とを備える。スライダー
102には、固体イマージョンレンズ100の外周とほ
ぼ同径の貫通穴102aが形成されており、貫通穴10
2aに固体イマージョンレンズ100が図13に示すよ
うに勘合されている。固体イマージョンレンズ100の
光出射面102aはスライダー底面と同一高さに位置す
る。磁気コイル104は固体イマージョンレンズ100
の外周100bを包囲するようにスライダ102の貴通
穴102aの上方に埋設されている。スライダ102は
図示しない板バネ支持機構を介して光磁気記録再生装置
本体のアクチュエータ(図示しない)に接続されてい
る。かかる板バネ支持機構によりスライダ102の浮上
時に固体イマージヨンレンス100の出射面100aが
光磁気記録媒体51と平行を成し且つ光磁気記録媒体5
1とエバネッセント光の減衰距離以内に近接して浮上配
置される。かかる構造において固体イマージョンレンス
100の上方から照射された記録用レーザ光は固体イマ
ージョンレンズ100を透過して光磁気記録媒体51上
に集光され、空気中の理論的な最小スポット径よりも小
さなスポットを光磁気記録媒体51上に形成する。この
小さなスポットは液浸レンズと同じ原理により固体イマ
ージヨンレンス100に空気の屈折率より大きな屈折率
nの部材を用い、且つ固体イマージヨンレンズ100の
中で集光するとき形成される。情報の記録時には、光磁
気記録媒体51に制御されたレーザ光照射タイミングと
入力情報に応じた磁界印加タイミングによってレーザ光
の照射と磁界コイル104による磁界印加が行われる。
【0029】[第12実施例]図14は図13の浮上型光磁
気ヘッドの団体イマージヨンレンズ101がスライダ1
02上に配置された場合を示す。図13のスライダ10
2に固体イマージヨンレンズ110を搭載するため、ス
ライダ102の固体イマージヨンレンズ110が設置さ
れる部分105はレーザ光を透過させるための部材、例
えばガラスで形成されている。固体イマージョンレンズ
110はレーザ光透過性部材106の外側のレンズ搭載
部102bに固定される。磁気コイル104は第1実施
例の場合と同様にスライダ102内に内蔵されている。
【0030】[第13実施例]図15の浮上型光磁気ヘッド
は、浮上型光磁気ヘッドのレーザ光透過性部材106の
代わりに磁芯102cで構成されている。磁芯102cは
レーザ光を透過し、保磁力が小さく、且つ飽和磁束密度
の大きい材料から構成することが望ましく、例えば、透
明フェライト、イットリウム鉄ガーネット、希土類鉄ガ
ーネット等が好ましい。磁芯102cは、磁気コイル1
04から印加される外部磁界で容易に磁化されるので、
磁束を固体イマージヨンレンズ100の下方に収束させ
ることができ、それによって、光磁気記録媒体130に
印加する磁束制御が容易になる。
【0031】[第14実施例]図16に示す浮上型光磁気ヘ
ッドは図14に示した磁気コイルにおいて、磁気コイル
104を固体イマージヨンレンズ100の下方に組み込
んだ構造を有する。磁気コイル104は固体イマージヨ
ンレンス100の出射光面100aと接合されている。
この構成において磁気コーイル104は固体イマージョ
ンレンス100から出射した光線束を遮断しない位置に
配置する。この実施例においては、磁気コイル104は
固体イマージヨンレンス100の光出射面100aより
光磁気記録媒体130に近い位置に配置される。従っ
て、磁気コイルはできるだけ薄い方が好ましい。例え
ば、図17(a)のように環状コイルを有するフィルム
状磁気コイル1310や図17(b)のように方形状コ
イルを有するフィルム状の磁気コイル132を用いるこ
とが好ましい。
【0032】[第15実施例]図18は図16の浮上型光磁
気ヘッドのレーザ光の透過性部材106の部分上に磁芯
102cを設けた光磁気ヘッドの構成を示す。図18の
浮上型光磁気へツドは固体イマージヨンレンズ100と
光磁気記録媒体130との間でしかも磁気コイル104
の内側に磁芯102cを設ける。磁芯102cは図15に
示したと同様のレーザ光を透過する磁性材料で構成され
ている。かかる構成により浮上製型光磁気ヘッドは光磁
気記録媒体130上でスポット径を小さくするととも
に、光磁気記録媒体130に印加する磁界制御が安定に
且つ容易になる。
【0033】[第16実施例]さらに、図19は図17の浮
上型光磁気ヘッドの構成において固体イマージヨンレン
ズ100の少なくともー部をレーザ光の透過する磁性材
料、例えば、透明フェライトで構成した場合を示してい
る。固体イマージョンレンズ100には照射されるレー
ザ光の出射面100aに直交する中心近傍の部分100c
だけが磁性材料で形成される。この構成によれば、図1
5または図18の光磁気ヘッドにおいて磁芯102cが
不要になる。かかる固体イマージヨンレンズ100を用
いることにより光磁気記録媒体130と磁気コイル10
4との間隔を狭めることができ、一層の外部磁界の位直
決め精度が向上し光磁気ヘッドの構成を簡略化すること
ができる。かかる固体イマージヨンレンズ100は、最
初にガラスを研磨加工して半球体ガラスの中心部に開口
部が形成されたレンズ部品を成形し、次いで、かかる開
口部に、スバッタ又は蒸着法等により磁性材料を充填さ
せることにより形成することができる。
【0034】[第17実施例]図20は浮上型スライダーお
を形成した固体イマージヨンレンズ100を光磁気ヘッ
ドに用いた、光磁気記録再生装置の実施例である。図2
0には光磁気記録ディスク51と光磁気ヘッド部全体が
記載されている。対物レンズ71は記載しない対物レン
ズ駆動装置に取り付けられており、対物レンズ駆動装
置、固体イマージョンレンズ100、スライダー10
2、磁気コイル104、及びミラー69が一体になっ
て、光磁気ヘッド部53bを構成している。この光磁気
ヘッド部53bは、光磁気記録再生装置のスイング・ア
ームの先端に設置固定される。実施例17の光磁気ヘッ
ド部はスライダ102の摺動面の一部及び固体イマージ
ヨンレンズ100の摺動面の各一部に切り欠き部102
s、100sを形成したものを使用する。この切り欠き
部102s、100sには光磁気ヘッド浮上のための浮
上溝部が形成される。その他の光磁気記録再生装置の構
成は実施例5、及び実施例6と同じ構成である。
【0035】[第18実施例]図21は光磁気記録再生装置
のスイング・アーム56の先端に設置固定される光磁気
ヘッド部のスライダ102の摺動面に形成される、スイ
ング・アーム光磁気ヘッド部の浮上のための、浮上溝の
形状である。図21にはスライダー102のスライダー
断面161、テーパー部160、固体イマージヨンレン
ズ100の設置位置を示す。その他の光磁気記録再生装
置の構成は実施例5、及び実施例6と同じ構成である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、スイング・アーム光磁
気ヘッドを用いる光磁気記録再生ドライブ装置では、光
磁気ヘッドの移動、走査、アクセスが、光磁気ディスク
面に平行な、厚みの狭い空間で動作するので、光磁気記
録再生ドライブ装置を、厚みの薄いコンパクトなものに
することができる。従って、光磁気ディスクの径の縮小
化に応じて光磁気記録再生装置の縮小化が図れる効果が
得られる。また、スイング・アーム光磁気ヘッドは、小
幅な扇状移動でアクセスできるので、アームのスイング
角速度で加速制御するために、アクセスの迅速さを一層
向上できる。さらに、固体イマージョン・レンズを光磁
気ヘッドに用いることによって、ディスク記録媒体に、
これまでより高度に微細な情報ピット、磁区、或いはド
メイン等の信号で高密度に記録すること、及び記録した
信号を読み出すこと、消去することが可能になる効果も
得られる。さらに、フイルム状磁気コイルを使用するこ
とによって、光磁気ヘッド部が軽量になり、軽量なスイ
ング・アームの使用で、記録再生ドライブ装置全体の重
さが軽量になる。さらに、光磁気ヘッド部にヘッド浮上
用スライダーを使用するので、ヘッド部と光磁気ディス
クとの衝突等を回避することができ、ヘッド・クラッシ
ュが防止される効果が得られる。
【0037】なお本発明は、単に光磁気ヘッド、光磁気
記録ディスクのみならず、他の種々の情報記録媒体、例
えば再生専用ディスク、相変化ディスク、追記型ディス
クなどの情報記録媒体およびこれに用いられるヘッド一
般、これらを利用する記録再生装置にも適用可能である
ことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光磁気記録再生装置ヘッド構成の断面
図。
【図2】従来の光磁気記録再生装置のヘッド構成の断面
図。
【図3】本発明に関する光磁気記録再生装置の実施例の
平面図。
【図4】本発明に関する光学系の実施例図。
【図5】本発明に関する光磁気記録再生装置の実施例の
平面図。
【図6】本発明に関する光学系の実施例図。
【図7】本発明に関する光磁気記録再生装置の実施例の
側面図。
【図8】本発明に関する光磁気記録再生装置の実施例の
平面図。
【図9】本発明に関する光磁気記録プリピットパターン
の実施例図。
【図10】本発明に関する光磁気ディスク・カートリッ
ジの実施例図。
【図11】本発明に関する光磁気記録再生装置の実施例
の斜視図。
【図12】本発明に係る光磁気ヘッドに用いる光学素子
の結像原理を説明する概念図。
【図13】図12に示した光学素子に固体イマージヨン
レンスを用いスライダー上に固体イマージョンレンズと
磁気コイルとを備えた光磁気ヘッドの断面図であり、固
体イマージヨンレンズと磁気コイルがスライダに内蔵さ
れた場合を示す。
【図14】図12に示した固体イマージョンレンズがス
ライダーに搭載され磁気コイルがスライダに内蔵された
光磁気ヘッドの断面図である。
【図15】図14に示した光磁気ヘッドにおいて固体イ
マージョンレンズの設置される部分にレーザ光を透過す
る磁性材料が配された場合の光磁気ヘッドの断面図であ
る。
【図16】図14に示した光磁気ヘッドに固体イマージ
ョンレンズの出射光面と接合させた磁気コイルが光記録
媒体の間に配された光磁気ヘッドの断面図である。
【図17】光磁ヘッドに用いるフィルム状の磁気コイル
の外視斜視図である。
【図18】図16に示した光磁気ヘッドの固体イマージ
ョンレンズの設置される部分にレーザ光を透過する磁芯
が配された光磁気へツドの断面図である。
【図19】図17に示した光磁気ヘッドにレーザ光を透
過する磁芯が固体イマージョンレンズのレーザ光の出射
面に直交する中心近傍に形成された光磁気ヘッドの断面
図である。
【図20】本発明の光磁気記録再生装置が備える光磁気
ヘッドの実施例の断面図。
【図21】本発明の光磁気記録再生装置が備える光磁気
ヘッドのスライダー実施例の平面図。
【符号の説明】
51、130 光磁気ディスク 56、73 スイング・アーム 53b 光磁気ヘッド部 69 ミラー 71 対物レンズ 71、100 固体イマージョン・レンズ 14、14a、102 スライダー 21、104、131、132 磁気コイル 101 光学素子 103 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 寿紀 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 吉弘 昌史 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 今井 奨 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体イマージョンレンズを少なくとも備
    えたヘッドを具備する記録再生装置において、前記固体
    イマージョンレンズの媒体対向面に磁性膜を形成したこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記磁性膜が、レーザー光を透過する透
    明フェライト、イットリウム鉄ガーネット、希土類鉄ガ
    ーネット、あるいはこれらの複数の組み合わせの多層膜
    であることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記固体イマージョンレンズはレーザー
    光透過部を形成した浮上ヘッドスライダーからなるヘッ
    ド部に積載され、前記ヘッド部とアーム部とディスク記
    録媒体の信号検出系装置とからなるスイングアーム部を
    備え、記録再生装置に載置されるディスク記録媒体の外
    周近傍にスイング駆動軸が配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド部が前記スイング駆動軸に支
    点を有する天秤状のスイングアームのディスク記録媒体
    側先端に設置固定されており、前記天秤状のスイングア
    ームのもう一方の端には、ディスク記録媒体の信号検出
    系装置が載置固定されていることを特徴とする請求項3
    記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド部は磁気コイルを具備してい
    ることを特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク記録媒体に埋めこまれたプ
    リピットによりトラッキング信号の検出を行なうことを
    特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010104018A (ko) * 2000-05-12 2001-11-24 구자홍 광 픽업 헤드와 그 제조방법 및 이를 이용한 광 정보기록/재생 장치
JP2002237158A (ja) * 2001-02-14 2002-08-23 Hitachi Maxell Ltd 光記録再生装置
JP2002237157A (ja) * 2001-02-14 2002-08-23 Hitachi Maxell Ltd 光記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010104018A (ko) * 2000-05-12 2001-11-24 구자홍 광 픽업 헤드와 그 제조방법 및 이를 이용한 광 정보기록/재생 장치
JP2002237158A (ja) * 2001-02-14 2002-08-23 Hitachi Maxell Ltd 光記録再生装置
JP2002237157A (ja) * 2001-02-14 2002-08-23 Hitachi Maxell Ltd 光記録再生装置

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