JPH021158A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH021158A
JPH021158A JP63158188A JP15818888A JPH021158A JP H021158 A JPH021158 A JP H021158A JP 63158188 A JP63158188 A JP 63158188A JP 15818888 A JP15818888 A JP 15818888A JP H021158 A JPH021158 A JP H021158A
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JP
Japan
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conductivity type
semiconductor
region
base
emitter
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Pending
Application number
JP63158188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sakui
康司 作井
Tsuneaki Fuse
布施 常明
Seiichi Aritome
誠一 有留
Takehiro Hasegawa
武裕 長谷川
Shigeyoshi Watanabe
重佳 渡辺
Fujio Masuoka
富士雄 舛岡
Toshiki Seshimo
敏樹 瀬下
Akihiro Nitayama
仁田山 晃寛
Fumio Horiguchi
文男 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to US09/755,143 priority patent/US6292390B1/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はバイポーラトランジスタを用いた半導体装置に
関する。
(従来の技術) 従来、バイポーラトランジスタは、ベース電流を入力、
コレクタ電流を出力とする電流増幅素子として用いられ
てきた。例えば、NPNバイポーラトランジスタでは、
正のコレクタ、エミッタ間fft圧VCE+ ヘXI 
xミッタ間電圧VBp(Vcg>Vaa)を与えると、
VBBの種々の値に対してコレクタ電流ICは増幅され
た正の値を取り、この時、またベース電流r、も正であ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のバイポーラトランジスタは、その画一的
な動作のため応用範囲もまた限られている。
本発明は、ベース電位に応じて、正のベース電流の他に
、負のベース電流を流すことができる新規なバイポーラ
トランジスタを用いた半導体装置を提供することを目的
とする6 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明では、ベース、エミッタ間の順方向ベース電流、
コレクタ、ベース間の逆方向ベース電流を夫々Iflf
E  ICBとした時、ベース電位に応じてInB<I
cnとなるようにコレクタ、エミッタ間電圧Vctxt
!:WQ定したバイポーラトランジスタを用いる。
そしてこれを電界効果トランジスタと接続する。
第1の発明においてはソース、ドレインの一方とバイポ
ーラトランジスタのベースを共通領域とする。
第2の発明においては、ソース、ドレインの一方とバイ
ポーラトランジスタのベースを隣接して設け、これらの
取出し電極を共通にする。
第3の発明においては、複数のセルを用い、その共通の
半導体基体をコレクタ領域として用いる。
第4の発明においては、ベース領域内にMOSトランジ
スタが付与される。
第5の発明においては、隣接するセル間はフィールド絶
、1AI摸を介してベースが対向する。
(作用) コレクタ、エミッタ間電圧を高電圧に設定することによ
り、ベース電位、即ちベース、エミッタ間電圧VILE
!の変化に対してベース、エミッタ間の順方向ベース電
流tnpより大きなコレクタ、ベース間の逆方向ベース
電流NCRを流すことができ、ベース電流が従来の正領
域に加え負の領域を持ったトランジスタが実現できる。
そして電界効果トランジスタと組合せて高集積化が図れ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本実施例で用いたバイポーラトランジスタの断
面図である。
P−型シリコン基板21表面にはコレクタ抵抗を下げる
ためN十型埋込み層22が設けられ、更にP′″型エピ
タキシャルシリコン層23が設けられている。このド型
エピタキシャルシリコン層23にはリンが導入されてN
型ウェル24が形成されている。そして表面にはフィー
ルド酸化膜25が形成され、開口部にはN十型埋込み層
22に達するコレクタ取出し層26が、また、他の開口
にはP−型ベース領域27が設けられている。P−型ベ
ース領域27の一部には2μm×5t1mのサイズのN
十型のエミッタ領域28が形成され、更にエミッタポリ
サイド29が設けられている。またP−型ベース領域2
7内にはエミッタポリサイド29に自己整合してP十型
層30が形成され、更にコレクタ取出し層26表面には
、重ねてN十型層31が形成されている。
この全体は、シリコン酸化膜32で覆われ、コンタクト
開口には、Ti/TiN膜33を介してAffi−5i
34よりなるコレクタ、ベース、エミッタ電極35,3
6.37が設けられている。
製造においては、先ず、P−型シリコン基板21に、S
b、01雰囲気で1250℃、25分、sbを熱拡散し
てN十型埋込み層22を形成する。次いで、5ill、
CQ2+ B2H。
雰囲気で1150°C,10分の処理により、P″′型
エピタキシャルシリコン層23を成長させた。この後、
リンP+を加速電圧160KeV 、 ドーズ量5 X
 10” cm−”でイオン注入し、N2雰囲気中で1
100℃、290分の拡散によりN型ウェル24を形成
した。そしてフィールド酸化膜25形成後、リンP+を
イオン注入してN十型のコレクタ取出し層26を形成し
、更にボロンB+を加速電圧30KeV 、ドーズ量5
 X 10” cm−” イオン注入してP−型ベース
領域27を形成した。この後、表面に薄いシリコン酸化
膜を形成し、これに開口してポリシリコンを500人被
着し、ヒ素As十を60KeV。
ドーズ量5 X 101101saイオン注入し、更に
MoSiを被着してパターニングし、エミッタポリサイ
ド29を形成する。そして、ボロンB+をイオン注入し
てP十型層30、更にヒ素As+をイオン注入してN十
型層31を設ける。この後、シリコン酸化膜32を堆積
し、コンタクト開口を設け、コンタクト孔底部にTi/
TiN 33を被着し、更にAQ −5i34を堆積し
てパターニングし、コレクタ、ベース、エミッタ電極3
5゜36 、37を形成する。
第3図は、この様にして形成したNPNバイポーラトラ
ンジスタの不純物分布図である。
エミッタは不純物濃度1.5X10”cm−’でP−型
エピタキシャルシリコン層23表面からの接合深さ0.
15趣、ベースは、3 X 10” cn−3テ接合深
さ0.3μm、コレクタは、ウェル領域でおよそ4X1
0”印−3である。
第1図は、このNPNバイポーラトランジスタ11の動
作を示す回路図である。
ベース、エミッタ間電圧VB[!、 コレクタ、エミッ
タ間電圧V。r!とじた時、V1%Eに対するコレクタ
電流I。、ベース電流工、を第4図に示す。
第4図は、VC[Eを6.25Vに設定した時の値で、
0v≦VBF!<0.45V テはVnf! (7)電
源の正の端子力らベース13に流れ込む正のベース電流
In、 0.45V<VBF!<0.87V テはベー
ス13からvBEの電源の正の端子電流し出す負ノベー
ス電流−IB+ 0.87V <VB[!では再びVB
F!の電源の正の端子から流れ込む正のベース電流■8
となることが判った。
第5図は、VCEを5.75V に設定した場合の結果
で、ベース電流1.が負になるVIIn領域は、0.5
0<V旺(0,66Vである。
しかしながら、第6図に示すように、VC,=IVとす
ると、Vll+!の全領域(Vnp≧O)で負のベース
電流は観測されず、1.は常に正であった。
上述した負のベース電流は、第7図に示すように、ベー
スからエミッタに流れる順方向のベース市流IR+! 
(順方向であるので図中InFと表わしている)と、ベ
ース、コレクタ間のPN接合においてなだれ増倍現象に
よって発生するキャリアによるコレクタ、ベース間の逆
方向ベース電流Ice (逆方向であるのでIRRと表
わしている)の大小関係によって説明される。
即ち、 IIBBI>IIcB+のときは、第4図にお
けるOv≦VeB<0.45V 及び0.87V<VB
E(7)領域テ観測されるように正のベース電流IBと
なり、IIRF!l<Icn1(7)トきは、 0.4
5V <Vnr=<0.87V (7)領域で観測され
るように負のベース電流−1,どなる。
エミッタからの注入電子がベース・コレクタ接合の空乏
領域に入ると、これらの電子はコレクタ電圧がなだれ降
伏の方向に大きな電圧とされているためインパクト化に
よって電子−正孔対を発生する。そして、発生した電子
と正孔はベースとコレクタ間の電界によってコレクタと
ベースに夫々ドリフ1−移動する。ベースにドリフトし
た正孔は負のベース電流IRRを作り出す。ベースから
エミッタへの正のベース電流IRFは固定されたベース
・エミッタ間電圧VBFで制限される。この結果、II
IRがI[lFより大きい時、逆方向ベース電流が観測
される。他方、この逆方向ベース電流が現われる場合に
おいて、発生した電子は、その電子電流がエミッタから
の注入電子電流より小さいため、コレクタ電流の大きさ
に僅かに加わることになる。
これを式を用いて以下に説明する。
fEbers −Mo1lのモデルにおいて、通常のト
ランジスタでは、コレクタ電流ICOとベース電流IB
Fは弐〇および■で表わされる。
ここで■I!sはエミッタ、ベース接合の逆方向飽和電
流t IC3はコレクタ、ベース接合の逆方向飽和電流
、α、はエミッタ、ベース接合を横切って流れた電流の
うち、コレクタに到達した電流の割合、α8はコレクタ
、ベース接合を横切って流れた電流のうちエミッタに到
達した電流の割合を表わす。
また、ガはボルツマン定数、Tは絶対温度、矛は電荷量
である。
さらに、コレクタ、ベース間電圧VCEIが高く、ベー
ス、コレクタ間のPN接合におけるなだれ増倍効果が無
視できなくなる場合、コレクタ電流■cは、 1、=MI。。               ・・・
・・・■となり、ここで、Icoはなだれ増倍効果を無
視した場合のコレクタ電流π流、nは係数、B VCB
Oはエミッタ開放時のベース、コレクタ間の耐圧を表わ
す。
第7図に示すようになだれ増倍で発生したホールは、電
界によってベースに流れ込み、逆方向のベース電流IR
Rとなる。
よって、I[lRは、 IBR= (M −1) Ico       −−■
となり、結局、ベース電流IBは順方向のベース電流I
tlFと逆方向のベース電流ICBの差として表わせ、
IB=IBF−IIIR:IBF −(M −1)IC
O= (1−(M −1)hFt+)InF  ・・・
0となる。尚、エミッタ電流IEはIE = reo+
 IRFで表わされる。ここでhFRは電流利得(hF
u = Ico/ Inr)を表わす。
なお、この動作は、NPNバイポーラトランジスタだけ
でなく、PNPバイポーラトランジスタにおいても同様
に説明できる。
さて、この様な負のベース電流を示すバイポーラトラン
ジスタは新しい応用分野を有している。
例えば、従来、電圧保持装置として知られているものに
フリップフロップがある。しかし、フリップフロップは
6個の素子により構成されるため高集積化に問題がある
さて、第1図のバイポーラトランジスタにおいて、ベー
スとエミッタ間に容量性の負荷が存在する場合を考える
この時、ベース電圧v旺がOv≦Vnn<0.45Vノ
場合、負荷に蓄積された電荷はベースからエミッタに流
れ出すので負荷の両端の電圧VRr!は下降しテo v
 ニ近づく。一方、0 、45 V < V n p 
< 0 、87 Vである場合、逆方向ベース電流によ
って負荷に電荷が蓄積されるので負荷両端の電圧V11
1!は上昇して0.87Vニ近づき、一方、VRI!>
0.87Vであるときは正のベース電流によって負荷の
電荷はベースからエミッタに流れ出すので負荷両端の電
圧vn[!は下降してやはり0.87Vに近づく。以上
の様に。
VnEはOvもしくは0.87V に保持されるので自
己増幅機能をもった電圧の保持が可能である。
第8図に、その電圧保持回路の一例を示す。
この実施例では、スイッチング素子としてnチャネルM
oSトランジスタQ1を用い、そのドレインもしくはソ
ースを、NPNバイポーラトランジスタQ、のベースに
接続する。
MOS)−ランジスタ01のゲートにはクロックφへが
印加され、他端にはクロックφBが与えられる。
この場合の容量は、ベース、エミッタ間の接合容量であ
り、コレクタ、ベース間の接合容量もやはり負荷容量と
して機能する。
第9図は、MoSトランジスタQ1の制御クロックφA
と、入力クロックφn、そしてMOSトランジスタQ1
とバイポーラトランジスタQ2の接続ノードに設けられ
た出力端子の電圧レベルを示している。Vllは0.8
7V、 Vpは0.45V、 VLはOVを示す。
φ^がハイレベルとなり、ベースにφ、)0.87Vが
入り、その後φAがロウレベルになると、ベースに印加
されたハイレベル電圧は正のベース電流によって放電さ
れ0.87Vに落ち着く。次に、ベース0.45V<φ
a<0.87V が印加された場合、負のベース電流に
よって出力電圧は上昇し0.87Vとなる。そして、ベ
ースにφ8<0.45V が印加された場合、正のベー
ス電流によってOvに収束する。
かくして、φn)0.45V の場合、境界電位の0.
87Vを保持出力し、φ、(0,45V場合、OVを保
持出力する事が可能となる。
この事は、本回路が、少ない素子数でフリップフロップ
に代わる電圧保持回路に使用できる事に他ならない。
これは、ベース電流に負電流が生じるからで、第6図に
示した様にコレクタ、エミッタ間電圧Vc、= I V
の場合は、全てのvnaに対して正のベース電流となる
ので放電モードとなり電圧保持ができなくなる。
第9図ではMOSトランジスタQ、とバイポーラトラン
ジスタの接続ノードを出力端としたが、保持後、再度M
OSトランジスタQ1をオンさせてφB入力端子を出力
端とすることもできる。
第10図は、上記接続ノードにバイポーラトランジスタ
とは別にMOSキャパシタ等の容量素子Cを接続したも
のであり、この容量素子で、先の充放′工を積極的に行
なわせる様にしたものである。
この場合、φnの入力端を出力端としても用いているが
、Qlと02のベースの接続部に出力端を置いても良い
以上説明した電圧保持回路は、ラッチ回路、基イ<8電
位発生回路やSRAM等のメモリに適用することが出来
る。また、負のベース電流を示すバイポーラトランジス
タを用いて発振回路やセンスアンプ。
スイッチング回路を組む事も出来る。
第11図〜第18図にメモリに適用する場合の一例を示
す。
第11図は、メモリセルの回路図である。スイッチング
素子であるMOSトランジスタQ工のソース又はドレイ
ンと上述したバイポーラトランジスタQ2のベースが接
続されている。ここではQlとしてPチャネル(又はn
チャネル)MOSトランジスタ、Q2としてNPNバイ
ポーラトランジスタ、を用いた。そしてMOSトランジ
スタQ1のゲートはワード線υしnに、またドレインも
しくはソースはビット線[ILnに接続されている。Q
、とQ、の接続ノードはセルの記憶ノードSであり、Q
2のベース、エミッタ間の接合容量C旺及びベース、コ
レクタ間の接合容量C6BからなるC8= CFt1!
 + Cncの蓄積容量C8が存在する。あるいはこれ
と共に、MOSキャパシタ等の容量索子C1を設けても
よい。容量素子C1を設ける場合は、その他端は適当な
プレート電位、あるいは基板又はウェル電位が印加され
る。
また所望により、ベース、エミッタ間に抵抗素子Rを設
けてもよい。
第12図は、その動作特性を示し、第11図の記憶ノー
ドS、即ちベース、エミッタ間電圧とベース電流の関係
を表わしている。
正、負のベース電流の高レベル側の境界電位VBEIが
# I II 、7)記憶状態、VnE!o= OVが
“0″′の記憶状態である。書込みは、セルノードにV
npx又はOvを書込むことにより行なう。読出しは、
蓄積容量Cの電荷をビット線BLnに転送し、その電位
変化を増幅器で増幅することにより行なう。
第13図は、メモリセルアレイと周辺回路のレイアウト
図である。
第11図で示したメモリセルは、記号M/Cで表わされ
、NXN=N’個配列されている。メモリ領域は、この
例では横方向のN個、縦方向のM個のNXM個を単位と
したブロックに分かれている。
ビット線BL工〜BLM 、・・・、BL(N−に+1
)〜BLNは、カラム選択信号C5L、〜C5LM、・
・・、C3L(N−阿+1)〜C3LNでオン、オフ制
御されるトランスファゲート、例えばnチャネルのMO
SトランジスタT1を介してブロック毎に設けられたサ
ブI10線(pre Ilo 1〜pre Ilo N
/M)に接続されている。そして、ブロック毎に、サブ
I10センスアンプ(pre Ilo S/A)が1つ
ずつ設けられている。
この実施例では、各ブロックにダミーワード線DIil
Lで制御されビット線[「・・・、旺「に接続されたダ
ミーセルD/Cが1つずつ設けられ、サブI10線に平
行にレイアウトされたサブI10線(pra l10L
 、 −、pre Ilo N/M)にメモリセルM/
Cと同様に接続されている。
各ブロックのサブI10センスアンプは、夫々サブI1
0. l10線に接続されており、サブエ10. l1
0線の増幅電位はカラム選択信号C5LM’D、・・・
、C3LN’Dで制御されるトランスファゲート、例え
ばnチャネルMOSトランジスタT2を介して入出力線
I10. Iloに伝達される。
そしてこのIlo、 l10線には、データ入力(DI
N)バッファ回路及び、主I10センスアンプ(Ilo
、S/A)が設けられている。主I10センスアンプの
出力は、データ出力(Dout)バッファ回路を介して
Doutピンから出力される。
第14図にサブI10センスアンプ、第15図に主I1
0センスアンプ、第16図にダミーセルの回路図を示し
た。
上記半導体メモリは、アクティブ状態とプリチャージ状
態を有しており、ロウアドレスストローブRAS(ある
いはチップセレクトm)でこれを選択する。以下では1
ピンのコントロール信号でチップ動作が基本的に決定さ
れる場合を述べるが、従来のDRAMの様にロウアドレ
スとカラムアドレスを時間で分けてRAS、 CASで
取り込むアドレスマルチプレクス方式を用いてもよい。
次に、第17図を参照しながら読出し動作を説明する。
RASが”H”のプリチャージ状態では、メモリセルの
MoSトランジスタQ1を、ワード線WLn (n=1
.・・・、N)をit Hnレベルにしてオフする。
そして、ビット線BL□〜BLM、・・・、 BL (
N−阿+1)〜BLN 。
BLM’ −BLN’及びサブI10. l10線(p
re Ilo 1〜preI10  N/M、  pr
e  Ilo 1〜pre  110  N/阿)、 
 Ilo、  l10−線を第12図のVP電位にプリ
チャージする。この時、ダミーセルD/CにもVp’+
’lj位を書込んでおく。
次にRASが“L I+レベルになりアドレスが取り込
まれると1例えば第13図のメモリセルAを選択する場
合、ワード線IJL、及びカラム選択線C3LMが活性
化される。これによりメモリセルのストレージノードS
にWIMされていた電荷VRgtXCs (Csは蓄積
容量Cのキャパシタンス)は、ビット線BLM及びpr
e Ilo 1線に伝達される。ビット線BLMの配線
の寄生容量をCueサブI10線(pre Ilo 1
 )の配線の寄生容量をCprs Iloとすると、メ
モリセルに“l”が書込まれている場合、サブI10線
(pre Ilo 1)の電位はプリチャージ電位に対
し。
だけ上昇する。そして、負のベース電流によりAV’(
最大V11[!1  vpまで)上昇する。
ダミーワード線OWLも同時に選ばれるが、ダミービッ
ト線BLM’ 、pra Ilo 1線の電位はVρの
ままである。従ってρreI101線とpre Ilo
 1線の電位差は上記ΔV′となる。
この電位差は、ダイナミック型センスアンプであるサブ
I10センスアンプ(pre Ilo S/A)でSA
Nを“H″にすることにより増幅し、より大きな電位差
となってpre Ilo 1 、 pre Ilo 1
間に現われる。
そして次にC3LM’ Dを立ち上げ、このデータをI
lo。
I10線に転送される。そして同様にIlo、I10線
に接続された主センスアンプ(Ilo、S/A)をクロ
ックφ1を“H”にすることにより活性化し、Dout
バッファデータを転送する。そして最後にDoutパッ
ドから出力する。サブI10センスアンプ(pre I
lo S/A)の最小感度を〜10mV程度とすると、
V[lHニーvp岬0.5V、 CR=0.5pF、 
Cpre l10=0.5 pFとしてCSは例えば2
0fF以上あれば良い。所望により、ビット線をサブI
10センスアンプを介さず、MOSトランジスタT、を
介して直接I10. I10線に接続し、主センスアン
プ(Ilo S/A)で直接センスすることも可能であ
る6 読み出しが行なわれたメモリセルは、バイポーラトラン
ジスタQ2がVnFlop VBf!lの2つの安定点
を持つので元のl(I II又は“O”に復帰する。
他方、ワード線で選択されながらDoutから読出され
なかったメモリセルのストレージノードSの電位は、6
1″であれば+ΔV 、  at Q j#であれば一
Δv、vρに対して変動し、′1”の場合は負のベース
電流(−) I B、  11 Q IIの場合は正の
ベース電流1.によって夫々VnHtt Vnpo= 
OVに、ワード線をオフした後、戻る。この様に上記メ
モリセルは自己増幅能力があるので非破壊読出しであり
、DRAMの様にビット線対毎にセンスアップを設けな
くてもよくなる。
書込みは、第18図に示した様に、RAS及びライトイ
ネーブル信号WEを11 L″′とし、DINバッファ
からI10線、 pre I10線、ビット線を経由し
てワード線で選択されたメモリセル(第18図はメモリ
セルAへの書込みを示す)に所定の電位を書込むことに
より行なう。DxNバッファの電流供給能力をメモリセ
ルのNPNトランジスタの流せるベース電流1.より大
と設定し、Ll I IIの場合はV旺□。
“O11の場合はVnF!OをストレージノードSに強
制的に書込む。rr 1 uの場合Vp(、11Q l
#の場合Vρ〉を書込んでもよい。
第19図はメモリセルの平面図、第20図はその人−A
’断面図である。
第20図において、P−型シリコン基板41表面にコレ
クタ抵抗を下げるためN“型埋込み層42が設けられ、
更にボロン濃度I X 10”cm−3程度、厚さ例え
ば2.5pのP−型エピタキシャルシリコン層43が設
けられている。このP′″型エピタキシャルシリコン層
43にはリンが尋人されて不純物濃度およそ4X10”
an−’のN型ウェル44が形成されている。そして表
面にはフィールド酸化膜45が形成されている。
開口部の1つにはN十型埋込み層42に達するコレクタ
取出し層46が設けられている。他の開口部上にはPチ
ャネルMOSトランジスタQ1のゲート47がリンドー
プポリシリコンにより設けられている。
このゲート電極47はメモリセルアレイのワード線とし
て使う。ゲート電極47に自己整合してMOSトランジ
スタのソース、ドレインとなるP十型層48゜P−型層
49が設けられている。層48.49は同一工程で作っ
てもよいが、ここでは別工程として濃度を変えた。
P−549はnpnバイポーラトランジスタQ2のベー
スとしても用いられる。
全体上にはCVDSiO2膜50が被着され、エミッタ
コレクタ開口を形成して、厚さ、500〜1000人の
ポリシリコン51が形成され、またヒ素を開口内にポリ
シリコン5]の上からドープしてn十型エミッタ52、
n÷型層53が形成されている。n十型エミッタ52の
不純物濃度は2 X 1020an−’ 、接合深さ0
.15μm。
P−型ベース49の不純物濃度は3 X 10” cm
−’ 、接合深さ0.37mである。開口に形成したポ
リシリコン51上には例えば3000人厚のMoSi膜
52が被着され。
バターニングしてエミッタ電極53.コレクタ電極54
が形成されている。更に、シリコン酸化膜55を被着し
、ピッ1〜線コンタクトを開けてAQ−Cu−5iから
なるビット線56が形成されている。
第19図に示すように、エミッタ、コレクタ電極53.
54はワード線方向に各セル共通に配設され、ビット線
56はこれと直交して各セル共通に配設されている。
第20図におけるI −I’断面の不純物分布を第21
図に示す。
f!A造工稈は、P−型シリコン基板41表面に5b2
o。
ガス′R囲気で1250℃、25分のsb拡散を行ない
N十型埋込み層42を形成した後、5ill□CQ2と
8211.の混合ガス雰囲気中、1150℃、10分で
約2.5μm厚のエピタキシャルシリコン層43を形成
する。次に、フォトリソグラフィー技術を用いて上記埋
込み層の上部にのみリンP+を160KeV、  5 
X 1012cxa−”イオン注入し、また埋込み層上
部以外の部分にはボロンB+を100KeV、  6 
X 10” am−”イオン注入してN2雰囲気中で1
100℃、290分、拡散させてn型ウェル44及びP
型ウェル(図示しない)を形成する。そして例えばLO
CO3法により8000人のフィールド酸化膜45を形
成する。次にコレクタ部分に選択的にリンP+を60K
eV、  I X 10” Qll−2イオン注入する
。次いで200人のゲート酸化膜を形成した後、ゲート
ポリシリコン47を形成し、これにリンを拡散して後。
パターニングする。
そしてボロンをBF2+により30KeVで3X10”
■−2,ゲートの片側に選択的にイオン注入しP中型層
48を形成した後、ボロンをB+により30KeV、 
lX1014■−2選択的にイオン注入してベースとな
るP−型層49を形成する。次に全面にVODSiO□
膜50を3000人堆積し、エミッタ部、コレクタ部を
開口し、ポリシリコン膜51を500〜1000人堆積
し、ヒ素As”を60KeV、 I XIO”a++−
” イオン注入する0次に。
アニールを行なってヒ素を基板内に拡散させた後、例え
ばMo5i52を3000人スパッタ法で被着する。
次に、シリコン酸化膜55を堆積し、ビット線コンタク
トを開孔してAQ−Cu−5i56を8000人堆積し
、所定の形状にエツチングする。
この場合も、第4図〜第6図に示したのと同様の特性を
持つ。
回路図に直してみれば判るように、MoSトランジスタ
Q0のソース又はドレインとバイポーラトランジスタQ
2のベースが接続されている。但し、Qlの1つの拡散
層がバイポーラトランジスタQ2のベースとして用いら
れている。そして、その拡散層の中にエミッタが形成さ
れ、高集積化に適した構造となっている。
第22図はメモリセルアレイの変形例を示す平面図、第
23図はそのA−A’断面図を示す。
1つのメモリセルは第22図に領域Mとして示されてい
る。
このレイアウトの特徴の1つは、メモリセルアレイが共
通のn型ウェル44の中に収められており、n÷型コレ
クタ取出し領域46は図中、右端に配列されており、コ
レクタ電極54がワード線方向に共通に設けられている
事である。勿論n十型コレクタ取出し領域46はコレク
タ電極54配設方向に連続領域として形成されていても
よい。
また、他の特徴はビット線方向に隣り合うメモリセル同
志でP中型層48を共有しビット線コンタクトを減少さ
せていることである6 更に他の特徴は、エミッタ電極53をメモリセルアレイ
に対し共通プレートとし、これにビット線コンタクトの
ための開口が設けられていることである。あるいは、エ
ミッタ電極53をストライプ状にしてワード線方向のメ
モリセルに対してのみエミッタ電極53を共通にレイア
ウトすることや、第23図の断面図に示されるエミッタ
電極断面を持つエミッタ電極53をワード線方向にスト
ライプ状に配設する、即ち、フィールドをはさむエミッ
タ電極同志を共通にしながらワード線方向に配設するよ
うにしてもよい。
第22図、第23図の実施例によればより一層の高集積
化が可能である。
第24図に、半導体メモリに適用する場合のメモリセル
の回路の一例を再び示す。
第8図と同様に、nチャネル(又はPチャネル)MOS
トランジスタQ、とnpnバイポーラトランジスタ0□
が接続され、MOSトランジスタQ1のゲートにはワー
ド線WLが、またソースあるいはドレインにビット線B
Lが接続されている。そしてバイポーラトランジスタ0
2のベース、エミッタ間の接合容量C□およびベース、
コレクタ間の接合容量C11[!を蓄積容量C8として
用いる。あるいは01とQ2の接続ノードにMOSキャ
パシタ等の蓄積容量素子Cを設けてもよい。
第25図は、第2図のトランジスタにおいてVCI!=
7Vとした時のnpnバイポーラトランジスタのベース
、エミッタ間電圧vBEとコレクタ電流IC+ベース電
流IBの関係を示す図である。先述した様に2つの安定
点VBI!O= OV * Vnat= 1.05V 
ヲ持つ。
メモリセルへの書込みは、ビット線電位をVBEO又は
V[l[!1とし、ワード線IIILをオンしてQ、、
Q2接続部のセルノードにVIIEO又はV[IE□を
書込む。読7B Lは、例えばビット線BLをVpff
1位にプリチャージしておき、次いでワード線すLをオ
ンしてセルの蓄積容量Csとビット線BLの持つ配線界
RCaとの間で電荷を容量分割し、ビット線BLに微小
電位変化ΔVを起す。この電位変化を正、負のベース電
流によって拡大させ、センスアンプで更に増幅する。
この様なメモリセルのベースとエミッタ間に抵抗素子1
ateエミツタに抵抗素子Rztあるいはその両者を設
ける場合を考える。
ベースとエミッタ間に抵抗素子R1=20MΩを設けた
場合を第26図(a)(b)に示す。(b)図において
破線は抵抗素子を設けない場合を比較として示している
R1により、低レベル側の正のベース電流の値が増加し
、またVPのレベルが正方向にシフトすることが判る。
これは、R1の介挿によってR1を流れる電流、■”V
nI!/R1が見かけ上ベース電流に乗るからである。
ここで低レベル側の正のベース電流IRの増大は、VD
+!0の書込みや読出し速度をより高速にする作用を意
味する。
次に、エミッタに抵抗索子R2=1.5にΩ を設けた
場合について第27図(a) (b)に示す。
この場合、 窩Vt5p側のコレクタ電流IC及びベー
ス電流レベルが下がり、安定電位VRf!1が正方向に
シフトする。即ち、 Vnl!iのレベルが制御可能と
なり、メモリにおいては“1”、“0”のマージンが増
大する。
第28図(a) (b)に、R1=20MΩ、 R,=
1.5にΩ を設けた場合を示す。図に示される様に、
創作用が同時に起ることが判る。
抵抗Rユ、R2としてはポリシリコン抵抗の他、MOS
トランジスタ等を用いる事ができる。またメモリの他、
ラッチ回路や基準電位発生回路等に適用することができ
る6更にnpnバイポーラトランジスタの代わりにpn
pバイポーラトランジスタを用いる場合にも適用できる
第29図〜第33図にメモリに適用する場合の他の例を
示す。
第29図は、メモリセルの回路図である。スイッチング
素子であるMOSトランジスタ(書込みトランジスタ)
Qlのソース又はドレインと上述したバイポーラトラン
ジスタQ2のベースが接続されている。そしてQlのゲ
ートはワード線MLに接続されると共にMOSトランジ
スタ(読出しトランジスタ)Qlのゲートに接続されて
いる。また、このMOSトランジスタQ3のソースはM
OSトランジスタ(読出しトランジスタ)Q、のドレイ
ンに接続され、Q4のゲートはバイポーラトランジスタ
Q2のベースに接続されている。Q、のドレイン又はソ
ースは書込みビット線υBLに、またQlのドレインは
読出しビット線RBLに夫々接続されている。
MoSトランジスタQ、、Ql、Q、ハPチャ*ル(又
はnチャネル)であり、バイポーラトランジスタQ2は
ここではnpn型である。
MOSトランジスタQ、のしきい値電圧vT、41は。
Q、のしきい値電圧VTM3より低くされ1例えばVT
M、=3V、VTMa=  IVテアル、Q4(7)L
!u’l値電圧VTM4は例えばVTMGと同じとする
。(第31図参照)第30図は、npnバイポーラトラ
ンジスタのVRI!とIcy In特性であり、2つの
安定点をVBI!O+VIIF!1とする・ このメモリセルには、バイポーラトランジスタのベース
、エミッタ間容量CBF +ベース、コレクタ間容量C
I3Cl5c9トランジスタQ1のゲート。
ソース間容量CO8があり、セルのストレージノードS
に、 Cs = CBp + CRC+ CGsの蓄積
容量C8があると見なせる。
書込み動作では、ワード線11LをVTMI以下に下げ
、Q□を導通状態とし、書込みビット線からit O#
データならVRIl!Oを  11111データならV
aaltr−ストレ−ジノードSに書込む。
読込み動作では、ワード線MLの電位VIIILを。
VTMI<VIIIL<VTM3 トL/、MOSトラ
ンジスタQ1を非導通に、Q□を導通状態にする。従っ
て、ノードSの電位がVRBOならノードAの電位は、
VRII!O+VTM4+となる。また、VBEIテあ
ればVa1!x + I VTM4 lとなる。従って
読出しビット線RBLにはこの電位が出力されることに
なる。
第32図はメモリセルアレイと周辺回路のレイアウト図
である。
ワード線(ロウ方向)がN本、ビット線1tlBL、R
BL(カラム方向)が夫々M本のNXM個のメモリセル
アレイであり、MC1j(i=1〜N、j=1〜M)は
第29図のメモリセルを示している。C3Ljはカラム
選択信号であり、カラム選択時に開くトランスファーゲ
ート、ここではnチャネルMOSトランジスタを制御し
ている。71は入力データを書込み線72に書込むため
の入力バッファ回路、73は読出し線74からのデータ
を増幅して出力する出力バッファ回路である。
第33図は、メモリセルMc11に“1”を書込み、次
にMC12に“0”を書込み、次いで肛、□からデータ
を読出し、更にMC12からデータを読出す場合を例に
取った動作波形である。ノードstt*stz はメモ
リセルMC119MC12の夫々ストレージノードSを
表わす。
先ず、MCよ、に“1”を書込むサイクル1において、
行アドレスによりワード線VL1を選択してWL。
を−4vにする。このとき、データ人力Dinは11 
H17の5vであり、入力バッファ回路71から入力信
号線72にu 1 +を書込みレベルであるVBt!1
 =0.87Vを書く。そして列選択アドレスによりビ
ット線WBL、を選択する信号C3L1が立ち、トラン
スファーゲートM4L を介して入力信号線72のレベ
ル0.87vが書込みビット線を通ってメモリセルMC
11のストレージノードSti に書込まれる6しかる
後。
ワード線υL4 を閉じる。
入力信号線72に書込むレベルはVB[Eルベルより高
いレベルであってもよい。これは、ストレージノードS
1□へ書込みワード線vL1をオフした後、SXt の
電位は正のベース電流工8によってVBf!□に落ち若
くからである。換言すれば書込みレベルはVPくであれ
ばよい。
MC1,に“0″を書込むサイクル2においてはワード
線1i1L2 が選択される。入力信号線72には“O
”書込みレベルであるOvが書かれ、C5L“1″ が
立つとビット線1i1BL1.メモリセルMC1□のス
トレージノードS1□にOvが書き込まれる。そしてワ
ード線WL2 が閉じる。書込みレベルは必ずしもOv
である必要はなく、Vp>であれば良い。これはワード
線を閉じた後、正のベース電流InによってVP〉であ
ればS42はOvに収束するからである。なお読出しビ
ット線および出力信号線74は書込み時にはVHにプリ
チャージ”されたままでフローティングにはならないも
のとする。
MC工、を読出すサイクル3においては、ワード線WL
1 が選択され一2vになる。このレベルはVTMIと
VTH8の中間値であり、 Q、、 Q、はここではp
チャネルであるからQlはオフ、Q3はオンとなる。 
MC,1のストレージノードSit にはVBF!1が
保持されているため、/−ドAはVll + l VT
M41のVHレベルとなり、読出しビット、%$RBL
、i、:はVnpz + I VTM41が表われる。
ここでは、サイクル3,4において、アクセス前に読出
しビット線RBL及び出力信号線74をVHにプリチャ
ージするようにした。列選択アドレスによりC3L1が
立つと読出しビット線RBL、から出力信号線74にこ
のデータが転送される。このデータは増幅器73により
センスされV、により、出力信号74はVllのまま、
読出しビット線RBL、はvHになる。
そしてこのデータが出力バッファ回路75で5vに増幅
されDoutとして出力される。
MC1□を読出すサイクル4では、ワード線VL2 が
選択されて一2vになり、QlがオフQ、がオンになる
。ストレージノードS12 の電位はu O”対応した
zOvであるからQ4のしきい値電圧VTM4を考慮し
たvL(二〇〜IV)が読出しビット線RBLに出力さ
れ、C5L、が選択されて出力信号線74に伝達される
。このデータは増幅器73によりセンスされvしになり
、出力信号線74、読出しビット線RBL1は共にvL
になる。そしてこのデータが出力バッフ7回路73によ
りOvとしてDoutが出力される6第34図に、第2
3図の変形例を示す。ここでは、エミッタ52は、ソー
ス、ドレイン領域48.49’とは別にP−ベース領域
49′の中に形成されている。工ミッタ電極53は、フ
ィールドを介して隣接するもの同志が共通とされ、ワー
ド線配設方向に配設されている。
ソース、ドレイン領域の一方49′ は、P−ベース領
域49′と隣接しており、相互結線の電極を不用として
いる。
第19図〜第23図、第34図では、PチャネルMOS
トランジスタとnpnバイポーラトランジスタの場合に
ついて示したが、nチャネルMoSトランジスタとpn
pバイポーラトランジスタの場合についても同様に構成
できる。そして、メモリーに限らず、ラッチ回路や基準
電位発生回路等に利用できる。
また、以上説明して来た例は、これらに限るものでなく
、第24図〜第28図で説明したエミッタ抵抗、ベース
、エミッタ間抵抗を第29図〜第33図の例に適用した
り、また第19図〜第23図、第34図の技術を第29
図〜第33図のメモリに応用するなど種々変形が可能で
ある。
第35図は、メモリセルとセンスアンプのレイアウト図
である。スタティック・ラム(SRAM)のメモリセル
151がビット線(BLII−BL2m)およびカラム
選択ゲート152を介して、センスアンプである差動増
幅器153に接続されている。差動増幅器の出力は出力
線OL、 OLに接続されている。各ビット線(IIL
LI〜BL2m)にはそれぞれビット線電位Vn1.を
VPとする基準電位発生回路154が接続されている。
また、各ビットIIIA(BL11〜BL2m)は書き
込みゲート155、カラム選択ゲート152を介して入
力線IL、 ILに接続されている。
第36図、第37図に、第35図の本発明システムの読
出し時、書込み時の主要クロックの動作タイミング図を
示す。
最初に第36図の読出しサイクルについて説明する。外
部入力信号C8がアクティブ状態になると、ロウアドレ
スで選ばれたワード!sWLがオンする。
メモリセルものベース電位Vce1lは記憶データが“
1”の時Vcall = VIIE□、記憶データが“
O”の時Vce1l = VnEoとなっているが、ワ
ード線WLが選択されると、ビット線に接続されている
基準電位発生回路とのレシオ電位、すなわち1′1”の
場合は、Vp<Vce1l<VnI!1に“0”の場合
はVnI!o<Vce1l<Vpになる。この時のビッ
ト線の電位VBLはVce1lに等しい。差動増幅器1
53には、メモリセルを選択しているビット線とメモリ
セルを選択していないビット線が入力している。すなわ
ち、差動増幅器153は、VBL = vpとVP<V
BL<VBlll (” 1 ”読出し)若しくは、V
nL= vpとVauo<VaL<VP (” O”読
出シ)の電位差を増幅して、カラム選択信号C5Lで指
定されたビット線の情報を出力1fAOL OLに出力
して、データアウトDoutから、“1”O”のデータ
が読出される。
次に、第37図を用いて書込み動作を説明する。
外部入力信号CSの次に、書込み制御信号WEがアクテ
ィブ状態になると、書込み動作が始まる。
最初、ワード線MLがオンすると、読出しサイクルと同
様に、メモリセルの情報がビットfiBLに伝達される
。次に書込みゲート155がオンすると、外部入力のデ
ータインDINの情報が入力線比を介してビット線BL
に書込まれる。この時、前もって書込むビット線はカラ
ム選択信号C3Lによって指定されている。第17図で
は、′1”→“O”“0″→II 1 #Pというよう
に記憶していた情報と逆のデータを書込む場合を示して
いる。It 11j書込み時のビット線の電位v[]L
はVrll、=Vcc  Vth (Vthはカラム選
択ゲート152、書込みゲート155の閾い値電圧)と
なる。カラム選択信号OSL 、書込みゲート制御信号
φすをともに、Vcc+Vth以上に昇圧すれば、この
時のビット線電位vnLはVth落ちせずに、vBL=
vccとなる。
第38図、第39図はメモリセル151の具体的な回路
図であり、メモリセルのバイポーラトランジスタのベー
スとエミッタとの間に第38.39図のように抵抗素子
を付加した場合も本発明は有効である。
また、第39図のように抵抗素子R工に変えて、MOS
トランジスタTR,1にて、そのゲート電圧VSをTR
Iの閾い値電圧以下にして、すなわち、TR,1をサブ
スレッシュルド領域で動作させた場合にも本発明は有効
である。
第40図には、差動増幅器153の回路図の一例を示す
。クロックφs[!がロウレベルになると、差動増幅器
153が活性化される。
第41図には、基4!!電位発生回路154の回路図の
一例を示す。定常状態のビット線8Lの電位vBLがV
、L=Vρとなるように、Vよ、φP、φPの電位が設
定される。
第42図は、第24図で抵抗R□を設ける場合の変形例
で、ベース、エミッタ間に並列に抵抗としてMoSトラ
ンジスタを設けた場合のセルの実施例を示す。ど型シリ
コン基板75表面にコレクタ抵抗を下げるためN+型埋
込み層58が設けられ、更にその上にP−型エピタキシ
ャルシリコン層59が設けられている。このP−型エピ
タキシャルシリコン層59にはN型ウェル60が形成さ
れ表面には、フィールド酸化膜61が形成されている。
開口部の1つにはN+型埋込み層58に達するコレクタ
取り出し層62とコレクタ電極63とオーミック性のコ
ンタクトをとるためのn+領域64が設けられている。
他の開口部には、バイポーラトランジスタのべ一6スP
″″領域65が設けられ、更にゲート電極67に自己整
合してPチャネルMOSトランジスタのソース、ドレイ
ンのP中領域66が設けられている。ソース、ドレイン
のP中領域66は同一工程で設けられる。このゲート電
(艇67はメモリセルアレイのワード線として使う。
さらに、ベースP″′領域65の表面にベースP′″の
深さより浅いソース、ドレインのn十領域68が同一工
程でゲート電極69に自己整合して形成されている。
全体には、CVD 5in2膜70が被着され、ベース
P−領域に接したP÷領領域近隣したn十領域に接する
ように開口部がつくられ電極71に接続し、ベースP−
領域65、n十領域68が同電位にされている。また他
のベースP−領域65−ヒのエミッタとしても作用する
n+領領域も開口部がつくられ電極72が設けられてい
る。さらにシリコン酸化膜73を被着し、ビット線コン
タクトをあけて、電極74によりビット線が形成されて
いる。ベース領域内に設けられたnチャネルMOSトラ
ンジスタは、ベース・エミッタに並列に接続された抵抗
の役割をし、ゲート電圧を所望値に設定することによっ
て第26図と同じ特性を得ることができる。また、ベー
ス領域内にこのnチャネルMoSトランジスタを形成す
ることによって高集積化に適した構造となる。
また第42図におけるnチャネルMOSトランジスタお
よびPチャネルMOSトランジスタのチャネル領域は、
しきい値を制御するためにチャネルインプラをすること
も可能である。
また、第43図に示すように第35図においてベースP
−領域上にnチャネルMO5)−ランジスタのソース、
ドレインと隣接してポリシリコン76の上からドナー不
純物をドープしてエミッタn十領域77を形成し、Mo
5il訳’J3によってエミッタ゛工極を設ける構造も
可能である。
さらにポリシリコンゲート電極67と69およびエミッ
タポリシリコン76は、同一のポリシリコンにより形成
することもできる。
第42図、第43図では1つのセルを示したが、複数の
セルを構成する際にはN十型埋込み層を連続層としてコ
レクタ取り出しWJ62を各セルに対して共有させる。
また、隣接セル間でビット線74がコンタクトするソー
スのP中領域66に対して折返した構造とし、ソースの
P中領域66を共有しても良い。
第51図(a)、 (b)は一実施例のSRAMの平面
図とそのA−A’断面図である。回路は例えば第13図
に示されたものである。
P−型シリコン基板1表面には、コレクタ抵抗を下げる
ためのN十型埋込み層2が設けられ、更にボロン濃度I
 X 10” cm−3濃度、厚さ例えば、2.5μs
のP−型エピタキシャルシリコン膜に形成されたn型ウ
ェル3が設けられている。素子分離には、従来より用い
られているコープシナ法が用いられ、熱酸化膜のフィー
ルド酸化膜4が形成される。
そして、他の素子領域に、メモリセルを構成するP型M
OSトランジスタとNPN型バイポーラトランジスタが
形成される。
P型MOSトランジスタのゲート電極6は、第1層目の
ポリシリコンによって形成され、ゲート電極に自己整合
して、MOSトランジスタのソース、ドレインとなるP
十型層8が設けられている。
ソース、ドレイン領域のうち、npn型バイポーラトラ
ンジスタのベース領域として用いられる領域は別工程で
作り、P−型層と低濃度に変えてもよい。
また、エミッタは、第2層目のポリシリコン11からヒ
素拡散によって形成する。
n型エミッタ12の不純物濃度は2X 10” am−
’接合深さ0,157zm、 P−型ベース8の不純物
濃度は3XIO”■−3.接合深さ0.3pである。エ
ミッタポリシリコン11には、第1層目のAQ電極15
がパターニングされ、エミッタ電極が形成される。
更に、全面にシリコン酸化膜16を被着し、ビット線コ
ンタクト17を開けて、第2層目のAQ主電極らなるビ
ット線18が形成されている。
更に、全面に保護膜19を堆積させて完成する。
なお、メモリセルアレイ周辺部には、N÷型埋め込み層
に達するコレクタ取出しN十層が設けられている。
第44図〜第51図を用いてこのSRAMの製造工程を
示す。(a)は平面図、(b)はそのA−A’断面図で
ある。具体的にその製造工程を説明すると、まず、P−
型シリコン基板lに5b203 # ff気で1250
℃、25分、Sbを熱拡散して、N中型埋込み層2を形
成する。
次いで、5ill、 CQ + 8211G雰囲気で1
150℃、10分の処理により、P−型エピタキシャル
シリコン収を成長させた。この後、リンP+を加速電圧
160KaV 、ドーズ量5XL012a++’″2で
イオン注入し、N2雰囲気中で1100℃、290分の
拡散によりN型ウェル3を形成した。そして、コーポラ
ナ法による熱酸化膜であるフィールド酸化膜4により、
素子分離を行なう(第44図)。
次に、ゲート酸化膜5を形成後PチャネルMOSトラン
ジスタのゲート6がリンドープポリシリコンにより設け
られている。このゲート電極6はメモリセルアレイのワ
ード線として使う(第45図)。
ゲート電極6をパターニングする際にCVD 5i02
1F!17を上に被着させた状態でパターニングする。
ゲート電極6に自己整合して、PチャネルM○Sトラー
ンジスタのソース、ドレインとなるP十型層8□、8□
が設けられている(第46図)。この際、層81゜8□
は同一工程で作られてもよいが、別工程として、NPN
バイポーラトランジスタのベースにもなるM8□の濃度
を層8.よりも低くしても良い。
次にビット線P十領域を保護するためのレジスト10を
パターニング後、その側壁にCVD SiO□圀9を残
したPチャネルMO5)−ランジスタのゲート電極6と
フィールド酸化膜4との間λに、ポリシリコン11を埋
め込み、ヒ素をポリシリコン11の上からドープしてマ
スク無しでn型エミツタ層12を形成する(第47図)
。n型エミッタ12の不純物濃度は2X 10” an
−” 、接合深さ0.15JIM、 P−型ベース82
の不純物濃度は3X10”3−″1.接合深さ0.3t
mである。
次にレジスト10が除去され、全面にCVD SiO□
臥13が堆積され、ビット線P十層8いエミッタポリシ
リコン11の上にコンタクト孔14が開けられる(第4
8図)。
次に第1層目のAQがパターニングされ15、エミッタ
電極となる。同時に、ビット線P+層上にも第1M3目
のAQがパターニングされ15、第2層目のAaとの接
続時の段差を小さくしている(第49図)6次に全面に
CVD SiO□膜16を堆積させ、ビット線P十層に
接続している第1層目のAQ15上にコンタクト17を
開ける(第50図)。
最後に、第2層目のAQをパターニングしてビット線1
8として、全面に保護膜I9を堆積させて完成する(第
51図)。
以上までの説明では、P型MoSトランジスタとNPN
型バイポーラトランジスタでSRAMを構成する例を示
してきたが、全く逆にして、N型MOSトランジスタと
PNP型バイポーラトランジスタを用いた場合でも本発
明は有効である。
第61図は一実施例のSRAMの平面図(a)と、その
A−A’断面図(b)、B−B’断面図(c)である。
回路図は例えば第13.35図に示されたものである。
P″″型シリコン基板1表面には、コレクタ抵抗を下げ
るためのN÷型埋込み層2が設けられ、更にボロン濃度
lXl0”ロー3濃度、厚さ例えば、2.5陣のP′″
型エピタキシャルシリコン膜に形成されたn型ウェル3
が設けられている。素子分離には、BOX法が用いられ
、n型ウェル3の表面からN中型埋込み層に到達する溝
を掘り、この溝にCVD Sin。
膜を堆積させ、素子分14を形成している。
そして、他の素子領域に、メモリセルを構成するP型M
OSトランジスタとNPN型バイポーラトランジスタが
形成される。
P型MOSトランジスタのゲート電極5は、第1層目の
ポリシリコンによって形成され、ゲート電極に自己整合
してMoSトランジスタのソース。
ドレインとなるP十型層7が設けられている。
ソース、ドレイン領域のうち、npnバイポーラトラン
ジスタのベース領域をとして用いられる領域は別工程で
作り、P−型層と低濃度に変えてもよい。
隣接するセルのベース間の分離には、CVD 5in2
膜の側壁を残したゲート電極5の自己整合で形成した溝
に堆積させたCVD Sin、膜を用いる。
また、エミッタは、第2層目のポリシリコン14からヒ
素拡散によって形成する。
n型エミッタ15の不純物濃度は2 X 10” cs
−3接合深さ0.15μs、P″″型ベース12の不純
物濃度は3X 10” am−3,接合深さ0.3μs
である。
エミッタポリシリコン14には、第1層目のAfi電極
18がパターニングされ、エミッタ電極が形成される。
更に、全面にシリコン酸化膜19を被着し、ビット線コ
ンタクト20を開けて、第2層目のA4電極からなるビ
ット線12が形成されている。
更に、全面に保護膜22を堆積させて完成する。
なお、メモリセルアレイ周辺部には、N十型埋め込み層
に達するコレクタ取出しN÷層が設けられている。
第52図〜第61図にこのSRAMの製造工程を示す。
(a)は平面図、(b)はそのA−A’断面図である。
具体的にその製造工程を説明すると、まず、P−型シリ
コン基板1に5b203雰囲気で1250℃、25分、
 sbを熱拡散してN十型埋込み層2を形成する。
次いで、5iH2CQ、 + B、 H4雰囲気で11
50℃、15分の処理により、P−型エピタキシャルシ
リコン層を成長させた。この後、リンP÷を加速電圧1
60KeV。
ドース量5X10”■−2でイオン注入し、N2雰囲気
中で1100℃、290分の拡散によりN型ウェル3を
形成した。そして、素子分離領域にN十型埋め込み層に
達する2、5μm程度の溝を掘り、この溝にCVD5i
n2膜4を埋込む(第52図)。
次にPチャネルMoSトランジスタのゲート5がリンド
ープポリシリコンにより設けられている。
このゲート電極5はメモリセルアレイのワード線として
使う(第53図)。ゲート電極5をパターニングする際
にCVD 5in2膜6を乗せたままパターニングする
ゲート電極5に自己整合してPチャネルMOSトランジ
スタのソース、ドレインとなるP十型層71゜7□が設
けられている(第54図)。この際、層71.1゜は同
一工程で作ってもよいが、別工程としてNPNバイポー
ラトランジスタのベースにもなる層7□の濃度を層7□
よりも低くしても良い。
次にCVD SiO□膜に堆積させ、エッチバックによ
り、PチャネルMOSトランジスタのゲート電極5の側
壁部のみにCVD SiO□膜8を残す。そして、ビッ
ト線P十領域を保護するためのレジスト9をパターニン
グ後、その側壁にCVD 5in2膜8を残したPチャ
ネルMOSトランジスタのゲート電極5の自己整合によ
り約1.5Xm程度の溝IOを掘る(第55図)。
次に溝10にCVD 5i02膜11を0.5μs程度
埋め込む。
さらにCVD 5in2膜11を埋め込んだ溝10にボ
ロンを8十により30KeV、 I Xl014a11
−” イオン注入して。
ベースとなるP−型層12を形成する。
次に溝10にさらにCVD SiO□膜13を0.3μ
s程度埋め込み(第56図)。さらに、この溝10にポ
リシリコン14を埋め込みヒ素をポリシリコン14の上
からドープしてn型エミツタ層15を形成する(第57
図)。
n型エミッタ15の不純物濃度は2 X 10” cn
−” 、接合深さ0.15岬、P−型ベース12の不純
物濃度は3×10”an’″3.接合深さ0.3岬であ
る。
次にレジスト9が除去され、全面にCVD 5in2膜
が堆積され、ビット線P”JM 7、エミッタポリシリ
コン14の上にコンタクト孔17が開けられる(第58
図)。
次に、第1P目のAQがパターニングされ18、エミッ
タ電極となる。同時にビット線P十層上にも第1層目の
AQがパターニングされ18、第2層目のAQとの接続
時の段差を小さくしている(第59図)。
次に全面にCVD 5in2膜19を堆積させ、ビット
線P+層に接続している第1層目のAQ1g上に、コン
タクト20を開ける(第60図)。
最後に第2層目のAQをパターニングしてビット線21
として、全面に保護膜22を堆積させて完成する(第6
1図)。
他の実施例として、第62図に示したように、溝10の
深さをP中層7の深さ0.3μsよりも0.3μs深い
0.67m トL、テ、 、:(7)溝10ニCVD 
Sin、膜IIを0.5μs埋込み、ボロンインプラに
より形成するP−型層12を省略してエミッタポリシリ
コン14を埋込み、n型エミッタ15を形成した場合で
も本発明は有効である。
以上までの説明では、P型MOSトランジスタとNPN
型バイポーラトランジスタでSRAMメモリセルを構成
する例を示してきたが、全く逆にして、N型MOSトラ
ンジスタとPNP型バイポーラトランジスタを用いた場
合でも本発明は有効である。
また、溝10はPチャネルMO8)−ランジスタのゲー
ト電極5の自己整合によって形成したが、マスクによっ
て溝を開けた場合でも本発明は有効である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、逆方向ベース電流を用いた全く新しい
半導体装置を高集積に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はNPNバイポーラトランジスタを用いた動作回
路図、第2図はバイポーラトランジスタの断面図、第3
図はその不純物プロファイルを示す図、第4図はVcE
=6.25Vの場合のベース電流を示す図、第5図はV
cH=5.75V の場合を示す図。 第6図はVca=1.Ovの場合を示す図、第7図はそ
の動作を説明する図、第8図は電圧保持回路に適用した
場合を説明する図、第9図はその動作を説明するための
図、第1θ図は他の例を示す図、第11図、第12図、
第13図、第14図、第15図、第16図。 第17図、第18図はメモリの例を説明する図、第19
図、第20図、第21図、第22図、第23図はデバイ
ス構造の例を説明する図、第24図、第25図、第26
図。 第27図、第28図は抵抗素子を付設した場合の例を示
す図、第29図、第30図、第31図、第32図、第3
3図はメモリの他の例を説明する図、第34図はデバイ
ス構造の他の例を説明する図、第35図、第36図。 第37図、第38図、第39図、第40図、第41図は
メモリの他の例を示す図、第42図、第43図はデバイ
ス構造の他の例を示す図、第44図、第45図、第46
図。 第47図、第48図、第49図、第50図、第51図は
デバイス構造の他の実施例を示す図、第52図、第53
図。 第54図、第55図、第56図、第57図、第58図、
第59図、第60図、第61図、第62図はデバイス構
造の他の実施例を示す図である。 第1図 代理人 弁理士 則・近 憲 佑 同  松山光之 べゝズ、エミ、v7間11圧、’JBE(V)第4図 第 図 第 図 第 図 第13図 第 図 第 図 第 図 V peate 第 図 j冗 (ぷ勿は 第24図 第22図 第25図 第26悶 ぺ・−ス、工三・ンタ”h訂電圧、 Vaz−(Vン第
26図 第28図 第28図 第27図 VγM! 第30図 第31図 第33図 第36図 第38図 第39図 第40図 第42図 第43図 uL) (b) 賭 JJIIIII (b) 第46図 第47図 く (b) (α) (b) 第54図 (久) (b) 第55図 (aン (b) 第58図 第57図 (C) 第 61図

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体層と、この第1導電型半導体
    層の表面に相互に隣間して設けられた一対の第2導電型
    の半導体領域と、この一対の第2導電型の半導体領域間
    のチャネル領域上に設けられたゲート電極と、一方の前
    記第2導電型の半導体領域の表面に設けられた第1導電
    型の半導体領域とを備え、前記ゲート電極と前記一対の
    第2の半導体領域により電界効果トランジスタが構成さ
    れ、前記一方の第2導電型の半導体領域とその表面に形
    成された前記第1導電型の半導体領域及び前記第1導電
    型の半導体層により前記一方の第2導電型の半導体領域
    をベースとするバイポーラトランジスタが構成され、ベ
    ース、エミッタ間電圧が増大するに従いベース電流の極
    性が変化する半導体装置。
  2. (2)第1導電型の半導体層をコレクタ、第1導電型の
    半導体領域をエミッタとすることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  3. (3)第1導電型の半導体領域が形成された前記一方の
    第2導電型の半導体領域より、他方の第2導電型の半導
    体領域の方が高不純物濃度であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  4. (4)前記半導体層は第2導電型の半導体基体に設けら
    れたウェルであり、前記第1導電型の半導体層下面には
    高濃度の第1導電型の埋込み層が設けられ、前記半導体
    層表面からこの埋込み層に達する第1導電型の電極取出
    し領域が設けられ、他方の前記第2導電型の半導体領域
    にはこれにコンタクトする配線が設けられ、前記一方の
    第2導電型の半導体領域に設けられた前記第1導電型の
    半導体領域、及び前記第1導電型の電極取出し領域には
    、夫々前記配線の配設方向と直交する方向に、これらと
    夫々コンタクトされた配線が各セル共通に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. (5)前記電界効果トランジスタと前記バイポーラトラ
    ンジスタを有するセルがマトリックス状に配列され、前
    記第1導電型の半導体領域にコンタクトする配線は、少
    なくとも前記他方の第2導電型の半導体領域にコンタク
    トする配線の配設方向に隣接するセルに対して一体に形
    成されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装
    置。
  6. (6)前記他方の第2導電型の半導体領域は、隣接する
    セルで共通にされたことを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  7. (7)第1導電型の半導体層と、この第1導電型の半導
    体層の表面に相互に隣間して設けられた一対の半導体領
    域と、この一対の半導体領域間のチャネル領域上に設け
    られたゲート電極とからなる電界効果トランジスタと、
    前記半導体層と、その表面に前記一対の半導体領域の一
    方に隣接して設けられたベースとなる他の第2導電型の
    半導体領域と、この他の半導体領域の表面に設けられた
    第1導電型の半導体領域とからなるバイポーラトランジ
    スタとを有し、ベース、エミッタ間電圧が増大するに従
    いベース電流の極性が変化する半導体装置。
  8. (8)電界効果トランジスタと、この電界効果トランジ
    スタに接続された、ベース、エミッタ間電圧が増大する
    に従いベース電流の極性が変化するバイポーラトランジ
    スタを有するセルが配列され、この配列領域は、半導体
    基体表面に形成されたこれと逆導電型の半導体層に形成
    され、この半導体層を各セル共通のコレクタ領域として
    用いることを特徴とする半導体装置。
  9. (9)電界効果トランジスタは、ゲート電極と前記半導
    体層に形成されたこれと逆導電型の一対の半導体領域か
    らなり、その一方の半導体領域は、バイポーラトランジ
    スタのベース領域と共通に設けられている請求項8記載
    の半導体装置。
  10. (10)第1導電型の半導体層と、この第1導電型半導
    体層の表面に相互に隣間して設けられた一対の第2導電
    型の半導体領域、この一対の第2導電型の半導体領域間
    のチャネル領域上に設けられた第1のゲート電極により
    構成される第1の電界効果トランジスタと、一方の前記
    第2導電型の半導体領域の表面に相互に隣間して設けら
    れた一対の第1導電型の半導体領域、この一対の第1導
    電型の半導体領域間のチャネル領域上に設けられた第2
    のゲート電極により構成される第2の電界効果トランジ
    スタと、前記第1導電型の半導体層、前記一方の第2導
    電型の半導体領域、その表面に形成された前記一方の第
    1導電型の半導体領域により構成され前記一方の第2導
    電型の半導体領域をベース、他をコレクタ、エミッタと
    し、ベース、エミッタ間電圧が増大するに従いベース電
    流の極性が変化するようにコレクタ、エミッタ間電圧を
    設定したバイポーラトランジスタと、前記一方の第2導
    電型の半導体領域と、その表面に形成された前記他方の
    第1導電型の半導体領域を同電位にする手段とを備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. (11)第1導電型の半導体層をコレクタ、前記一方の
    第1の導電型の半導体領域をエミッタとすることを特徴
    とする請求項10記載の半導体装置。
  12. (12)第2のゲート電極の電位を、ベース、エミッタ
    間の電圧が増大するに従いベース電流と第2の電界効果
    トランジスタを流れる電流の和の電流の極性が変化する
    ように設定したことを特徴とする請求項10記載の半導
    体装置。
  13. (13)前記一方の第2導電型の半導体領域は他方の第
    2導電型の半導体領域と対向する領域にそれと同程度の
    不純物濃度及び深さの第2導電型の高不純物濃度領域を
    有し、この高不純物濃度領域と前記他方の第1導電型の
    半導体領域は互いに隣接して両者上に跨って共通の電極
    が配設されていることを特徴とする請求項10記載の半
    導体装置。
  14. (14)第1導電型の半導体層と、この第1導電型半導
    体層の表面に相互に隣間して設けられた一対の第2導電
    型の半導体領域と、この一対の第2導電型の半導体領域
    間のチャネル領域上に設けられたゲート電極と、一方の
    前記第2導電型の半導体領域の表面に設けられた第1導
    電型の半導体領域とを備え、前記ゲート電極と前記一対
    の第2の半導体領域により電界効果トランジスタが構成
    され、前記一方の第2導電型の半導体領域とその表面に
    形成された前記第1導電型の半導体領域及び前記第1導
    電型の半導体層により前記一方の第2導電型の半導体領
    域をベースとするバイポーラトランジスタが構成され、
    このバイポーラトランジスタはベース、エミッタ間電圧
    が増大するに従い、ベース電流の極性が変化し、このセ
    ルのベースである第2導電型の半導体領域と隣接するセ
    ルのベースである第2導電型の半導体領域とはフィール
    ド絶縁膜によって素子分離されてなることを特徴とする
    半導体装置。
  15. (15)前記バイポーラトランジスタは第1導電型の半
    導体層に到達するように掘った溝の側壁領域で形成され
    ていることを特徴とする請求項14記載の半導体装置。
  16. (16)前記フィールド絶縁膜は熱酸化膜である請求項
    14記載の半導体装置。
  17. (17)バイポーラトランジスタのベース間には、該領
    域を分離する溝か形成され、この溝に絶縁膜を堆積させ
    て、ベース間の素子分離領域を形成することを特徴とす
    る請求項14記載の半導体装置。
  18. (18)ベース、エミッタ間の順方向ベース電流をI_
    B_E、コレクタ、ベース間の逆方向ベース電流をI_
    C_Bとした時、ベース電位に応じてI_B_E<I_
    C_Bとなるようにコレクタ、エミッタ間電圧V_C_
    Eを設定したバイポーラトランジスタを用いたことを特
    徴とする請求項1、7、8、10又は13記載の半導体
    装置。
  19. (19)I_C_Bはインパクトイオン化により生ずる
    電流である請求項18記載の半導体装置。
JP63158188A 1988-01-08 1988-06-28 半導体装置 Pending JPH021158A (ja)

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JP63158188A JPH021158A (ja) 1988-01-29 1988-06-28 半導体装置
DE3900426A DE3900426B4 (de) 1988-01-08 1989-01-09 Verfahren zum Betreiben einer Halbleiteranordnung
US08/268,728 US6232822B1 (en) 1988-01-08 1994-06-30 Semiconductor device including a bipolar transistor biased to produce a negative base current by the impact ionization mechanism
US09/755,143 US6292390B1 (en) 1988-01-08 2001-01-08 Semiconductor device

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6566124B1 (en) 1998-03-23 2003-05-20 The Procter & Gamble Co. Processes for synthesis and purification of nondigestible fats
JP2015513216A (ja) * 2012-02-16 2015-04-30 ジーノ セミコンダクター, インコーポレイテッド 第一および第二のトランジスタと方法から成っているメモリ・セル

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