JPH02115118A - 注射剤 - Google Patents

注射剤

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JPH02115118A
JPH02115118A JP26760588A JP26760588A JPH02115118A JP H02115118 A JPH02115118 A JP H02115118A JP 26760588 A JP26760588 A JP 26760588A JP 26760588 A JP26760588 A JP 26760588A JP H02115118 A JPH02115118 A JP H02115118A
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JP
Japan
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injection
formulation example
fatty acid
solution
final concentration
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JP26760588A
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English (en)
Inventor
Noboru Yada
矢田 登
Teruo Murakami
照夫 村上
Harunobu Amagase
天ケ瀬 晴信
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Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Wakunaga Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 技術分野 本発明は、注射剤に関する。さらに詳細には、生薬の血
中への移行性を改善する特定の補助成分を含む注射剤に
関するものである。
先行技術 注射は、注射器を用いて薬物を直接体内に注入する方法
をいい、薬物の効果が確実に期待できる投与方法である
これらは、静脈注射および動脈注射のように薬物を血液
中に投与する方法、ならびに皮下、皮内および筋肉注射
のように薬物を組織内に投与する方法に大別できる。
前者は、速効性でかつ大量の薬物を一度に投与可能な方
法であり、ターゲティング薬剤の主投与経路ともなり得
る。
一方、後者はワクチン等徐々に体内に吸収させる必要の
あるもの、あるいは全身性の副作用の危険性がある等に
よって血管的投与ができないもの等に用いられている。
しかしながら、後者の投与方法は、薬物の投与部位(組
織内)から血中への移行性か低く、顕著な治療効果が期
待できないのが現状である。そこで、投与した薬物を如
何に効果的に且つ無駄なく血中へ移行させ、治療効果を
上げるかが、臨床治療上極めて重要な問題となっている
〔発明の概要〕
要旨 本発明は、上記問題点を解決することを目的とし、鋭意
研究を重ねた結果、生薬に特定の化合物を配合し、これ
を皮下、皮内あるいは筋肉内投与した場合、投与した生
薬の投与部位(組織内)から血中への移行性が有意に改
善できることを見出し、この知見をもとに所用な注射剤
を調製し、これを提供することにより上記目的を達成し
ようとするものである。
すなわち、本発明による注射剤は、脂肪酸誘導体を補助
成分の少なくとも一つとして含むこと、を特徴とするも
のである。
効果 本発明による注射剤は、皮下、皮内あるいは筋肉内投与
、シた場合、投与部位(組織内)で分解されやすい薬物
あるいは、投与部位から血中への移行性の低い薬物等が
配合されていても、補助成分、すなわち脂肪酸誘導体、
によってこれらの薬物を急速に且つ高濃度に血中へ移行
させることができ、これにより確実な治療効果が期待で
きる。従って、本発明による注射剤は、皮下、皮内ある
いは筋肉内投与薬物の生体内利用率を顕著に高めること
ができることにより、諸疾患治療に有意義な貢献をなす
ものである。
〔発明の詳細な説明〕
注射剤 本発明による注射剤は、生薬以外に、脂肪酸誘導体を補
助成分の少なくとも一つとして含んで成るものである。
生薬としては、皮下、皮内および筋肉内投与可能な任意
の薬物であればよく、具体的には、成長ホルモン類、カ
ルシトニン類、セクレチン類、ガストリン類、コレシス
トキニン類、サイロキシン類、サイロニン類、インシュ
リン類、インターロイキン類、インターフェロン類、上
皮細胞成長因子、インスリン様成長因子、神経成長因子
、繊維芽細胞成長因子等の成長因子類、プロスタグラン
ジン類、オキシトシン類およびグルカゴン類等のペプチ
ド類、インフルエンザワクチン類、ジフテリアトキソイ
ド類、破傷風トキソイド類、肝炎ワクチン類および免疫
グロブリン類等のワクチン類、ビタミンD類、ビオチン
類、ビタミンB類、ビタミンB類とビタミンCの配合剤
、ニコチンFlj、補酵素類、およびプロビタミン類等
のビタミン類、卵胞ホルモン類、LH分泌ホルモン類、
下垂体性性腺刺激ホルモン類、副腎皮質ホルモン類、胎
盤性性腺刺激ホルモン類、男性ホルモン類、脳下垂体後
葉ホルモン類、エピネフリン類、黄体ホルモン類、およ
びタンパク同化ホルモン類、等の非ペプチド系のホルモ
ン類、ペニシリン系抗生物質、セファロスポリン系抗生
物質、アンノグリコシド系抗生物質、およびサルファ剤
等の抗菌剤、臭化ブチルスコポラミン、臭化ブトロビウ
ム、および臭化メチルオフトロピン等の四級アルモニウ
ム塩、その他全身または局所麻酔剤、強心配糖体、気管
支拡張剤、抗腫瘍剤、降圧剤、鎮けい剤等種々の薬物が
ある。
本発明による注射剤の好ましい具体例としては、前記ペ
プチド類を生薬とするものである。
補助成分(脂肪酸誘導体) 本発明における補助成分は、脂肪酸誘導体であり、上記
主薬の投与部位(組織内)から該上薬の血中への移行性
を高めるものであることは前記したところである。
本発明における脂肪酸誘導体とは、炭素数4〜30、好
ましくは4〜20の直鎖または分岐鎖脂肪酸もしくはシ
ャウルムウグラ酸、ヒドノカルプス酸、マイコール酸等
の環状脂肪酸、またはこれらの脂肪酸と任意のアミノ酸
との複合体、またはこれらの塩を意味する。
ここでいう「直鎖脂肪酸」という用語は、飽和脂肪酸ま
たは不飽和脂肪酸(シス形、トランス形の幾何異性体が
存在するがこのいずれをも含む)の両脂肪酸を含むが、
好ましくは飽和脂肪酸である。さらに好ましいのは、炭
素数8〜16の直鎖飽和脂肪酸、である。また、この脂
肪酸は、−塩基性のものが好ましい。
これら具体例を挙げれば、飽和脂肪酸として酪酸、カプ
ロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリス
チン酸、バルミチン酸、ステアリン酸等があり、不飽和
脂肪酸としてクロトン酸、パルミトオレイン酸、オレイ
ン酸、ワクセン酸、リノール酸、エレオステアリン酸、
リルン酸、γ−リノール酸、アラキドン酸等がある。
一方これらの脂肪酸と任意のアミノ酸との複合体とは、
上記脂肪酸のカルボキシル基とアミノ酸のアミノ基とが
アミド結合した一連の化合物を意味する。
ここでいうアミノ酸とは、下式で示されるアミノ基とカ
ルボキシル基の2種の官能基を自゛する一R−CHCO
OH 連の化合物をいい、例えば、グリシン、アラニン、セリ
ン、スレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン等の
脂肪族アミノ酸、フェニルアラニン、チロシン、ヨード
チロシン、チロキシン等の芳香族アミノ酸、システィン
、シスチン、メチオニン等の含硫アミノ酸、トリプトフ
ァン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ヒスチジン等の
複素環アミノ酸、アスパラギン、グルタミン等のアミド
型アミノ酸(以上、中性アミノ酸)、アスパラギン酸、
グルタミン酸等の酸性アミノ酸、アルギニン、リジン、
ヒドロキシリジン、オルニチン、シトルリン等の塩基性
アミノ酸等がある。塩基性アミノ酸の場合は、アミドを
形成するアミノ基はα−位のものでなくてもよい。なお
、アミノ酸としては、光学異性体が存在する場合には、
これらもすべて含まれることは言うまでもない。
本発明における脂肪酸誘導体としては、好ましくは、上
記アミノ酸のうちの中性アミノ酸、さらに好ましくは脂
肪族または芳香族アミノ酸、と前記直鎖脂肪酸とがアミ
ド結合した一連の化合物、または直鎖脂肪酸もしくはそ
の塩である。
これらの直鎖脂肪酸誘導体は、薬剤上許容できる任意の
酸またはアルカリとの塩の形であってもよいことは前記
したところである。このような塩を形成する場合、その
形成部位は、脂肪酸のカルボキシル基、または脂肪酸と
アミノ酸との前記複合体における遊離カルボキシル基も
しくは遊離アミノ基である。
酸付加塩としては、たとえば、(イ)塩酸、硫酸などの
鉱酸との塩、(ロ)ギ酸、クエン酸、トリクロロ酢酸、
トリフルオロ酢酸などの有機カルボン酸との塩; (ハ
)メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−)ルエ
ンスルホン酸、メシチレンスルホン酸、ナフタレンスル
ホン酸などのスルホン酸類との塩を、また、塩基付加塩
としては、たとえば、(イ)ナトリウム、カリウムなど
のアルカリ金属との塩、(ロ)カルシウム、マグネシウ
ムなどのアルカリ土類金属との塩、(ハ)アンモニウム
塩、(ニ)トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ
ブチルアミン、ピリジン、N、N−ジメチルアニリン、
N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、ジエチ
ルアミン、ジシクロヘキシルアミン、プロ力イン、ジベ
ンジルアミン、N−ベンジル−β−フェネチルアミン、
1−エフエナミン、N、N’  −ジベンジルエチレン
ジアミンなどの含窒素有機塩基との塩を挙げることがで
きる。
注射剤 本発明による注射剤は、上記した2成分、すなわち生薬
と補助成分以外に、薬理作用あるいは毒性を示さず、該
2成分とは相互作用を起さない任意の製剤上の補助成分
ないし添加剤を配合することもできる。すなわち、製剤
上の賦形剤、溶解補助剤、安定化剤、保存剤、懸濁化剤
、乳化剤、緩衝剤あるいは無痛化剤等を必要に応じて添
加し、常法により注射剤(用時調製の注射剤も含む)と
して調製することが可能である。
補助成分としての脂肪酸誘導体の配合量は、生薬の種類
、治療目的に応じて適宜増減するが、通常、投与液の0
.01〜10%(w/v ) 、好ましくは0.1〜2
%(ν/v )程度である。
なお、補助成分としての脂肪酸誘導体は、医薬品、医薬
品添加物ないしは経皮または経粘膜吸収薬物の吸収促進
剤として繁用されていること(「最近の製剤技術とその
応用■」医薬ジャーナル社編集、沼1)稔発行、198
6年4月10ロ初版発行)等より一般に低毒性である。
実験例 以下に掲げた実験例は本発明による注射剤をさらに具体
的に説明するためのものである。実験例における各処方
剤は製剤に関するものである。これらは例示であって、
本発明はこれらによって制限を受けるものではない。ま
た、注射剤の調製に際し、日周製剤総則の注射剤の製法
に従って等張でないものに対しては、必要に応じて等張
化を行ってもよい。
実験例1: 注射剤の処方例 処方例1) 注射剤 ヒトEGF (hEGF)を発熱物質不含の0.1w/
v%ゼラチン及び100mMカプリン酸ナトリウムを含
むL/15Mリン酸塩緩衝液に溶かして最終濃度を20
μg/mlにした。例えば、pH7,4の場合は、終濃
度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を無菌
の膜濾過、例えば0.22μmのマイレックス−GV 
(Mlllexは登録商標)フィルター(ミリポア社製
)を介して5mlずつ各アンプルに分注して密封した。
処方例2) 注射剤 ヒトEGFを発熱物質不含の0. 1W/V%ゼラチン
及び3.8mM  N−デカノイルフェニルアラニンを
含む1/15Mリン酸塩緩衝液に溶かして最終濃度を2
0μg/mIにした。例えば、pH7,4の場合は、終
濃度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を無
菌の膜膜濾過、例えば0.22μmのマイレックス−G
 V (Millexは登録商標)フィルター(ミリポ
ア社製)を介して5mlずつ各アンプルに分注して密封
した。
処方例3) 注射剤 ヒトEGFを発熱物質不含の0.1.w/v%ゼラチン
及び15mMラウロイルアラニンを含む1/15Mリン
酸塩緩衝液に溶かして最終濃度を20μg/mlにした
。例えば、pH7,4の場合は、終濃度75mMの塩化
ナトリウムを加えた。
この溶液を無菌の膜?濾過、例えば0522μmのマイ
レックス・GV (Millexは登録商標)フィルタ
ー(ミリポア社製)を介して5mlずつ各アンプルに分
注して密11シた。
処方例4) 注射剤 ヒトEGFを発熱物質不含のO,001w/v%ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベー
ト80)及び100mMカプリン酸ナトリウムを含む1
./15Mリン酸塩緩衝液に溶かして、最終濃度を20
μg / mlにした。例えば、pH7,4の場合は、
終濃度75mMの塩化すI・リウムを加えた。この溶液
を処方例1と同一の要6fiで除菌膜濾過して、アンプ
ルに5mlずつ分注、密封した。
処方例5) 注射剤 ヒI−E G Fを発熱物質不含の0.001w/v%
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソ
ルベート80)及び3.8mM  N−デカノイルフェ
ニルアラニンを含む1/15Mリン酸塩緩衝液に溶かし
て、最終濃度を20μg / mlにした。例えば、p
H7,4の場合は、終濃度75mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌膜濾過
して、アンプルに5mlずつ分注、密封した。
処方例6) 注射剤 ヒトEGFを発熱物質不含の0.001w/v%ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベー
ト80)及び15mMラウロイルアラニンを含む1/1
.5Mリン酸塩緩衝液に溶かして、最終濃度を20μg
 / mlにした。例えば、pH7,4の場合は、終濃
度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を処方
例1と同一の要領で除菌濾過して、アンプルに5mlず
つ分注、密封した。
処方例7) 凍結乾燥注射剤 先の処方例1で調製された注射剤にマンニl−−ルを最
終濃度2 W / V%となるように溶解する。
この液を処方例1と同じ要領で除菌か過しだ後に、5m
lずつ、ガラス製バアイル瓶に分注し、−40℃、1時
間で凍結させ、−10℃、真空度0 、 04 +n+
11111gで凍結乾燥を用いて凍結乾燥し、常法によ
り無菌状態で密封した。
処方例8) 凍結乾燥注射剤 先の処方例2で調製された注射剤より処方例7と同一の
要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例9) 凍結乾燥注射剤 先の処方例3で調製された注射剤より処方例7と同一の
要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例10)  凍結乾燥注射剤 先の処方例4で調製された注射剤より処方例7と同一の
要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例11) 凍結乾燥注射剤 先の処方例5で調製された注射剤より処方例7と同一の
要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例12) 凍結乾燥注射剤 先の処方例6で調製された注射剤より処方例7と同一の
要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例13) 注射剤 0、 5v/ν%亜鉛含aヒトインシュリン     
401.U。
(塩酸に溶解後、他の成分と混合) 酢酸ナトリウム・3 H201−4mgバラオキシ安息
香酸メチルエステル        1mg無水グリセ
ロール              1611Igポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベ
ー)80)              10μgカプ
リン酸ナトリウム            19.4m
g注射用蒸留水                適 
量水酸化ナトリウム              適 
量(pH7,4に合せる) 1バイアル当り  1ml 処方例14) 注射剤 0.5ν/4亜鉛含有ヒトインシユリン     40
LU。
(塩酸に溶解後、他の成分と混合) 酢酸ナト1功ム・3 H201,4mgバラオキシ安息
香酸メチルエステル        lll1g無水グ
リセロール               16mgポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソル
ベート80)               10μg
N−デカノイルフェニルアラニン       1.2
Ing注射用蒸留水                
適 量水酸化ナトリウム             適
 量(pH7,4に合せる) 1バイアル当り  1n+1 処方例15) 注射剤 0.5シ/シX亜鉛含有ヒトインシユリン     4
01U。
(塩酸に溶解後、他の成分と混合) 酢酸ナトリウム・3 H201,4mgパラオキシ安息
香酸メチルエステル        1mg無水グリセ
ロール ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソ
ルベート80) ラウロイルアラニン 注射用蒸留水 水酸化ナトリウム (pH7゜ 6mg 10μg 4、  log 適量 適量 4に合せる) 1バイアル当り ml 処方例16) 注射剤 ヒl−E G F 酢酸ナトリウム バラオキシ安息香酸メチルエステル 無水グリセロール ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソ
ルベート80) カプリン酸ナトリウム 注射用蒸留水 水酸化ナトリウム (pH7゜ 100μg vg 11g 0mg 50μg 19.4111に 適量 適量 4に合せる) 1バイアル当り ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌i濾過し、
注射剤を調製した。
処方例17) 注射剤 ヒトEGF                    
 100gg酢酸ナトリウム            
      6mgバラオキシ安息香酸メチルエステル
        5mg無水グリセロール      
         80rr1gポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベート80)   
           50μgN−デカノイルフェニ
ルアラニン       1. 2mg注射用蒸留水 
              適 量水酸化ナトリウム
              適 量(pH7,4に合
せる) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌濾過し、注
射剤を調製した。
処方例18) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μg酢酸ナトリウム            
     6mgバラオキシ安息香酸メチルエステル 
       5■無水グリセロール        
       80a+gポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル(ポリソルベート80)      
         50μgラウロイルアラニン   
          4.lll1g注射用蒸留水  
              適 量水酸化ナトリウム
              適 量(pH7,4に合
せる) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌濾過し、注
射剤を調製した。
処方例19) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μgフェノール              
    10a+g無水グリセロール        
       80mgポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル(ポリソルベート80)       
        50μgカプリン酸ナトリウム   
         19.4mg注射用蒸留水    
            適 量水酸化ナトリウム  
            適 量(pH7,4に合せる
) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌>p過し、
注射剤を調製した。
処方例20) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μgフェノール              
   10mg無水グリセロール          
     80mgポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル(ポリソルベート80)         
      50μgN−デカノイルフェニルアラニン
       1. 2ff1g注射用蒸留水    
            適 量水酸化ナトリウム  
            適 量(pH7,4に合せる
) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌濾過し、注
射剤を調製した。
処方例21) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μgフェノール              
   10o+g無水グリセロール         
      80mgポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル(ポリソルベート80)        
       50μgラウロイルアラニン     
        4. 1μ1g注射用蒸留水    
            適 量水酸化ナトリウム  
            適 量(pH7,4に合せる
) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌濾過し、注
射剤を17!J製した。
処方例22) 注射剤 ヒトEG;F                   
  100μgm−クレゾール           
      15mg無水グリセロール       
        80II1gポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル(ポリソルベート80)    
           50μgカプリン酸ナトリウム
            19.4a+g注射用蒸留水
               適 量水酸化ナトリウ
ム              適 量(pH7,4に
合せる) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌tp過し、
注射剤を調製した。
処方例23) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μgm−クレゾール            
     15mg無水グリセロール        
       80111gポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル(ポリソルベート80)     
          501tzN−デカノイルフェニ
ルアラニン       1.、 2mg注射用蒸留水
                適 量水酸化ナトリ
ウム              適 量(pH7,4
に合せる) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌膜濾過し、
注射剤を調製した。
処方例24) 注射剤 ヒトEGF                    
 100μgm−クレゾール            
     15a+g無水グリセロール       
        80a+gポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル(ポリソルベート80)     
          50μgラウロイルアラニン  
           4. 1mg注射用蒸留水  
              適 量水酸化ナトリウム
              適 量(pH7,4に合
せる) 1バイアル当り  5ml 上記配合割合で処方例1と同一の要領で除菌濾過し、注
射剤を調製した。
処方例25) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFnとをそれぞれ最終濃度10μ
g / mlとなるように、発熱物質不含の0.1w/
v%ゼラチン及び100mMカプリン酸ナトリウムを含
む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かした。pH
は7.4とし、終濃度75 m Mの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し
、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤
を調製した。
処方例26) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFIIとをそれぞれ最v!、/a
度10μg / zlとなるように、発熱物質不含の0
.1w/v%ゼラチン及び3.8mM  N−デカノイ
ルフェニルアラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム
緩衝液に溶かした。pHは7.4とし、終濃度75mM
の塩化ナトリウムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶
液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製し
た。
処方例27) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFIIとをそれぞれ最終濃度10
μg / mlとなるように、発熱物質不含の0.1w
/v%ゼラチン及び15mMラウロイルアラニンを含む
1./15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かした。pH
は7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを加え
た。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、こ
の溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調
製した。
処方例28) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFnとを、それぞれ最終濃度10
μg/mlとなるように、発熱物質不含の0.001w
/v%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(
ポリソルベート80)及び100mMカプリン酸ナトリ
ウムを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かし
た。pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウ
ムを加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌γ
濾過し、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥
注射剤を調製した。
処方例29) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFnとを、それぞれ最終濃度10
μg / mlとなるように、発熱物質不含の0.00
1w/v%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル(ポリソルベート80)及び3、8tnM  N−デ
カノイルフェニルアラニンを含む1/15Mリン酸すト
リウム緩衝液に溶かした。pHは7.4とし、終濃度7
5mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を処方例1
と同一の要領で除菌濾過し、この溶液から処方例7と同
一の要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例30) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトEGFIIとをそれぞれ最終濃度10
μg / mlとなるように、発熱物質不含の0.00
1w/v%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル(ポリソルベート80)及び15mMラウロイルアラ
ニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かし
た。pHは7,4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウ
ムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶
液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製し
た。
処方例31) 凍結乾燥注射剤 〔Leu21〕 ・hEGFを発熱物質不含の0.1w
/v%ゼラチン及び1.00mMカプリン酸ナトリウム
を含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして最
終濃度を20μg/mlにした。
pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌膜濾過
し、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射
剤を調製した。
処方例32) 凍結乾燥注射剤 (Leu2’)−hEGFを発熱物質不含の0.1w/
v%ゼラチン及び3.8mMN−デカノイルフェニルア
ラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶か
して最終濃度を20pg/mIにした。pHは7.4と
し、終濃度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶
液を処方例1と同一の要領で除菌i濾過し、この溶液か
ら処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を5;’J製
した。
処方例33) 凍結乾燥注射剤 〔Leu21〕 ・hEGFを発熱物質不含のQ、1w
/v%ゼラチン及び15mMラウロイルアラニンを含む
1/15Mリン酸すトリウム緩衝液に溶かして最終濃度
を20μg / mlにした。
p Hは7.4とし、終濃度75 m Mの塩化ナトリ
ウムを加えた。この溶液を処方例]と同一の要領で除菌
膜濾過し、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾
燥注射剤を調製した。
処方例34) 凍結乾燥注射剤 [Leu”〕 −hEGFを発熱物質不含の0、 00
1 w/ v%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル(ポリソルベート80)及び100mMカプリン
酸ナトリウムを含む1/15Mリン酸すl・リウム緩衝
液に溶かして最終濃度を20μy/mlにした。pHは
7.4とし、終l農度75mMの塩化ナトリウムを加え
た。この溶液を処方例1と同一のよう液で除菌濾過し、
この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を
調製した。
処方例35) 凍結乾燥注射剤 〔Leu21〕 ・hEGFを発熱物質不含の0.00
1w/v%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル(ポリソルベート80)及び3.8mMN−デカノイ
ルフェニルアラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム
緩衝液に溶かして最終濃度を20μz / mlにした
。pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化すトリウム
を加えた。
この溶液を処方例1と同一のよう液で除菌膜濾過し、こ
の溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調
製した。
処方例36) 凍結乾燥注射剤 〔Leu21〕 ・hEGFを発熱物質不含の0.00
1w/v%ポリオキンエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル(ポリソルベート80)及び15mMラウロイルアラ
ニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かし
て最終濃度を20μg / mlにした。pHは7.4
とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この
溶♂fkを処方例1と同一のよう液で除菌膜濾過し、こ
の溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調
製した。
処方例37) 注射剤 ヒトTGF  を発熱物質不含のO,1w/v%α ゼラチン及び100mMカプリン酸ナトリウムを含む1
/15Mリン酸すトリウム緩衝液に溶かして最終濃度を
20μg/mlにした。pHは5,9とし、終濃度89
mMの塩化すトリウムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、アンプ
ル5mlずつ分注の後、密閉した。
処方例38) 注射剤 ヒトTGF  を発熱物質不含のQ、1w/v%α ゼラチン及び3.8mM  N−デカノイルフェニルア
ラニンを念む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶か
して最終濃度を20μg/mlにした。
pHは5.9とし、終l農度89 m Mの塩化ナトリ
ウムを加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌
濾過し、アンプル5mlずつ分注の後、密閉した。
処方例39) 注射剤 ヒトTGF を発熱物質不含の0.1w/v%α ゼラチン及び15mMラウロイルアラニンを含む1/1
5Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして最終濃度を20
μz / mlにした。pHは5.9とし、終濃度89
mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を処方例1と
同一の要領で除菌濾過し、アンプル5mlずつ分注の後
、密閉した。
処方例40) 注射剤 ヒトTGF  を発熱物質不含の0.OO]w/α V96ポリオキシエチレンソルビタン1j旨肪酸エステ
ル(ポリソルベート80)及び100mMカプリン酸ナ
トリウムを含む1. / 15 Mリン酸ナトリウム緩
衝液に溶かして、最終濃度を20μg/mlにした。p
Hは5.9とし、終濃度89mMの塩化ナトリウムを加
えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、
アンプル5mlずつ分注の後、密閉した。
処方例41) 注射剤 ヒトTCP  を発熱物質不含の0.001w/α V%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポ
リソルベート80)及び3.8mM  Nデカノイルフ
ェニルアラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝
液に溶かして、最終濃度を20μg/mlにした。pH
は5.9とし、終濃度89mMの塩化ナトリウムを加え
た。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、ア
ンプル5mlずつ分注の後、密閉した。
処方例42) 注射剤 ヒトTGF  を発熱物質不含の0.0OIW/α V%ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポ
リソルベート80)及び15mMラウロイルアラニンを
含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして、最
終濃度を20μg / mlにした。
pHは5.9とし、終濃度89mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し
、アンプル5mlずつ分注の後、密閉した。
処方例43) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトTGFβとを、それぞれ最終濃度20
μg/mlと10mg/mlとなるように、発熱物質不
含の0.1w/v%ゼラチン及び100mMカプリン酸
ナトリウムを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に
溶かした。pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナ
トリウムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌i濾過し、この
溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製
した。
処方例44) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトTGFβとを、それぞれ最終濃度20
μg/mlと10mg/mlとなるように、発熱物質不
含の0.1w/v%ゼラチン及び3,8mMN−デカノ
イルフェニルアラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウ
ム緩衝液に溶かした。
pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌膜濾過
し、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射
剤を調製した。
処方例45) 凍結乾燥注射剤。
ヒトEGFとヒトTGFβとを、それぞれ最終濃度20
μz / mlと10mg/mlとなるように、発熱物
質不含の0,1w/v%ゼラチン及び15mMラウロイ
ルアラニンを含む1・715Mリン酸ナトリウム緩衝液
に溶かした。pHは7,4とし、終濃度75mMの塩化
ナトリウムを加えた。この溶液を処方例1と同一の要領
で除菌膜濾過し、この溶液から処方例7と同一の要領で
凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例46) 凍結乾燥注射剤 ヒl−E G Fとヒl−T G Fβとを、それぞれ
最終濃度20 II K / mlと10mg/mlと
なるように、発熱物質不含の0.001w/v%ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベー
ト80)及び100mMカプリン酸ナトリウムを含む1
/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かした。
pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し
、この溶液を処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を
調製した。
処方例47) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトTGFβとを、それぞれ最終濃度20
μg/mlと10mg/mlとなるように、発熱物質不
含の0,0OIW/V%ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル(ポリソルベート80)及び3.8rn
M  N−デカノイルフェニルアラニンを含む1/15
Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かした。pHは7.4と
し、終濃度75mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶
液を処方例1と同一の要領で除菌膜濾過し、この溶液を
処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例48) 凍結乾燥注射剤 ヒトEGFとヒトTGFβとを、それぞれ最終濃度20
μg/m+と10mg/mlとなるように、発熱物質不
含の0.001w/v%ポリオキンエチレンツルビタン
脂肪酸エステル(ポリソルベート80)及び15mMラ
ウロイルアラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩
衝液に溶かした。
pHは7.4とし、終濃度75mMの塩化ナトリウムを
加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し
、この溶液を処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を
調製した。
処方例49) 凍結乾燥注射剤 ヒトIGFnを発熱物質不含のO,]、w/v%ゼラチ
ン及び100mMカプリン酸ナトリウムを含む1/15
Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして最終濃度を10μ
g / +++Iにした。pHは7.7とし、終濃度7
3.6mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶液を処方
例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶液から処方例7
と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例50)  凍結乾燥注射剤 ヒトIGFnを発熱物質不含の0,1w/v%ゼラチン
及び3.8mMN−デカノイルフェニルアラニンを含む
1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして最終濃度
を10μg/mlにした。
pHは7.7とし、終濃度73.6mMの塩化ナトリウ
ムを加えた。この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾
過し、この溶液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注
射剤を調製した。
処方例51) 凍結乾燥注射剤 ヒトIGFIIを発熱物質不含のO,1w/v%ゼラチ
ン及び15mMラウロイルアラニンを含む1/15Mリ
ン酸ナトリウム緩衝液に溶かして最終濃度を10μg 
/ mlにした。pHは7,7とし、終濃度73.6m
Mの塩化ナトリウムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶
液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製し
た。
処方例52) 凍結乾燥注射剤 ヒトIGFnを発熱物質不含の0.001w/V%のポ
リオキンエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソル
ベート80)及び1100rnカプリン酸ナトリウムを
含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして、最
終濃度を1107z/mlにした。pHは7.7とし、
終濃度73.6mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶
液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶液から
処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
処方例53) 凍結乾燥注射剤 ヒトIGFnを発熱物質不含の0.001w/ν96の
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソ
ルベート80)及び3.8mMNデカノイルフェニルア
ラニンを含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶か
して、最終濃度を10μg/mlにした。pHは7.7
とし、終濃度73.6mMの塩化ナトリウムを加えた。
この溶液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶
液から処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製し
た。
処方例54) 凍結乾燥注射剤 ヒI−I G F Dを発熱物質不含の0.001w/
V%のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(
ポリソルベート80)及び15mMラウロイルアラニン
を含む1/15Mリン酸ナトリウム緩衝液に溶かして、
最終濃度を10μg/mlにした。pHは7.7とし、
終濃度73.6mMの塩化ナトリウムを加えた。この溶
液を処方例1と同一の要領で除菌濾過し、この溶液から
処方例7と同一の要領で凍結乾燥注射剤を調製した。
実験例2: 有効成分の血液への移行性試験試験例1) 上記処方例1)の溶液を用いて、以下の方法に従ってラ
ット皮下投与部位からの何効成分(すなわち生薬)の血
液への移行状況を調べた。
(1)実験動物 SD系雌雄性ラット180−200g)を使用した。
(2)実験方法 16時間ラットを絶食させた後、ベンドパルビタール麻
酔し、37℃恒温ウォーター・ベツドに前位固定した。
薬物投与後、頚動脈より180分間分間的に採血して有
効成分(本例ではhEGF)の血中濃度を酵素抗体法(
EIA法)によりδllj定した。
(3)実験結果および結果の解析 上記の実験の結果は、第1表に示す通りであった。
第1表 hEGF   補 助 成 分 濃度  血中濃度曲線
  消失速度定数100    無 (対照B)   
      120950    無 (対照A)  
        46750   カプリン酸ナトリウ
ム100    253150   N−デカノイルフ
ェニ 3.8   2222ルアラニン 50   ラウロイルアラニン  15    1B2
74.3 実験結果から明らかなように、本発明による注射剤の処
方により、h E G Fをラットに皮下投与したとこ
ろ、溶媒が、血液移行促進物質であるところの?+ti
助成分、すなわち脂肪酸誘導体を含まない溶液(対照A
)の場合に比べ、血中濃度曲線上面積が約3.5〜5.
4倍に上昇し、更には、hEGF投与量が対照Aの倍量
(100μg/kg)である対照Bの場合に比べても約
1.4〜2.1倍に上昇した。しかも、血中からのhE
GFの消失速度定数が対照A (hEGF投与量50t
ug/)cg)の場合、史にはhEGF投与量が対照A
の倍!(100μg/kg)である対照Bの場合に比べ
て低下した。
すなわち、このことは、血液中にhEGFが高濃度で且
つ長時間持続したことを示すものである。
試験例2) 上記処方例13)の溶液を用いて、試験例1)と同様の
方法に従って6効成分の血液への移行状況を調べた。
(1)実験動物 試験例1)に同じ。
(2)実験結果及び結果の解析 上記の実験結果は第2表に示す通りであった。
第2表 40     無 (対照)     −10040カ
プリン酸ナトリウム 100      42340 
   N−デカノイルフエニ  3.8     36
7アラニン 40    ラウロイルアラニン   +5     
 345実験結果から明らかなように、本発明による注
射剤の処方によりインシュリンをラットに皮下投与した
ところ溶媒が、血液移行物質であるところの補助成分、
すなわち脂肪酸誘導体を含まない溶液(対照)の場合に
比べ、血中濃度曲線上面積が約3〜4倍に上昇した。す
なわち、このことは試験例1)同様インシュリン、にお
いても血液中濃度が高濃度になったことを示すものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脂肪酸誘導体を補助成分の少なくとも一つとして含むこ
    とを特徴とする注射剤。
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