JPH02114923A - 便座の薄葉体載置装置 - Google Patents
便座の薄葉体載置装置Info
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- JPH02114923A JPH02114923A JP26918088A JP26918088A JPH02114923A JP H02114923 A JPH02114923 A JP H02114923A JP 26918088 A JP26918088 A JP 26918088A JP 26918088 A JP26918088 A JP 26918088A JP H02114923 A JPH02114923 A JP H02114923A
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- paper
- seat
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- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水洗廃棄可能なシートペーパーを便座上に自動
的に供給して敷き、洋式便器を衛生的に使用できるよう
にしたシートペーパー自動供給便座に関する。
的に供給して敷き、洋式便器を衛生的に使用できるよう
にしたシートペーパー自動供給便座に関する。
従来、衛生面を考慮して便座上にシートペーパーをセッ
トする装置として、実開昭60−155399号公報に
記載されている便座用カバー供給装置がある。
トする装置として、実開昭60−155399号公報に
記載されている便座用カバー供給装置がある。
そして、同装置は、便座の上面を覆うことができる大き
さ、形状に整形され、かつ、それがシート状に連続した
シートペーパーを巻取り、或いは折り畳んでシートペー
パー保護カバー中に収容するとともに、同シートペーパ
ー用紙を連続的に繰出すようにしたシートペーパーロー
ルホルダーと、同シートペーパーロールホルダーのシー
トペーパー繰出側にあって、前記シートペーパーの所定
長さ分を上記便座の上面近くにおいて、前方へ送り出す
ための送りローラを具備するとともに、送り出された所
定長さのシートペーパーの後端を切断する切断刃を具備
した前記シートペーパーの送り出し切断部とからなる構
成に特徴を有するものである。
さ、形状に整形され、かつ、それがシート状に連続した
シートペーパーを巻取り、或いは折り畳んでシートペー
パー保護カバー中に収容するとともに、同シートペーパ
ー用紙を連続的に繰出すようにしたシートペーパーロー
ルホルダーと、同シートペーパーロールホルダーのシー
トペーパー繰出側にあって、前記シートペーパーの所定
長さ分を上記便座の上面近くにおいて、前方へ送り出す
ための送りローラを具備するとともに、送り出された所
定長さのシートペーパーの後端を切断する切断刃を具備
した前記シートペーパーの送り出し切断部とからなる構
成に特徴を有するものである。
そして、かかる従来の装置において、シートペーパーの
繰出動作と切断動作は、操作ボタンを押して、繰出ロー
ラーを回転させる、又は、切断カッターを昇降させるこ
とによって行っている。このように、洋式便器の使用に
当っては、便座上にシートペーパーを介して着座するこ
とができるので、使用者は洋式便器を衛生的に利用する
ことができる。
繰出動作と切断動作は、操作ボタンを押して、繰出ロー
ラーを回転させる、又は、切断カッターを昇降させるこ
とによって行っている。このように、洋式便器の使用に
当っては、便座上にシートペーパーを介して着座するこ
とができるので、使用者は洋式便器を衛生的に利用する
ことができる。
しかし、前記構造のシートペーパー自動供給便座におい
ては、シートペーパーを必要としないときに、誤ってシ
ートペーパー繰出スイッチ(以下、繰出スイッチという
)を操作すると、シートペーパーが便座上に不意に繰出
されることがある。
ては、シートペーパーを必要としないときに、誤ってシ
ートペーパー繰出スイッチ(以下、繰出スイッチという
)を操作すると、シートペーパーが便座上に不意に繰出
されることがある。
一方、この種の便座は老若男女を問わず、不特定多数の
人々が使用することを考えれば、シートペーパーの不用
時、シートペーパーが繰出されるのを防ぐことが設置条
件となる。即ち、便座にシートペーパーを繰出して着座
した場合(シートペーパーの繰出を行わず便座に着座し
たときも含む)、あるいは、小用時や便器の清掃等に際
して便座を自立させたときに、前記シートペーパーの繰
出しが行えないようにすることが最低限必要である。前
記のような場合にシートペーパーが繰出されると、シー
トペーパーを汚損するばかりか、装置内において紙づま
り等の原因となり、使用時における正常な繰出しが円滑
に行えない等の欠点があった。特に、悪戯等によって不
必要な繰出しによるシートペーパーの無駄使いが生じる
等種りの問題があり、シートペーパー自動供給便座の普
及にあたっては、前記の問題に対する対策を早急に打ち
出し、実施する必要があった。
人々が使用することを考えれば、シートペーパーの不用
時、シートペーパーが繰出されるのを防ぐことが設置条
件となる。即ち、便座にシートペーパーを繰出して着座
した場合(シートペーパーの繰出を行わず便座に着座し
たときも含む)、あるいは、小用時や便器の清掃等に際
して便座を自立させたときに、前記シートペーパーの繰
出しが行えないようにすることが最低限必要である。前
記のような場合にシートペーパーが繰出されると、シー
トペーパーを汚損するばかりか、装置内において紙づま
り等の原因となり、使用時における正常な繰出しが円滑
に行えない等の欠点があった。特に、悪戯等によって不
必要な繰出しによるシートペーパーの無駄使いが生じる
等種りの問題があり、シートペーパー自動供給便座の普
及にあたっては、前記の問題に対する対策を早急に打ち
出し、実施する必要があった。
本発明は前記の問題点を考慮して、便座に着座している
場合とか便座を自立させたときは、シートペーパーを使
用しないので、このようなときに誤操作あるいは悪戯等
によりシートペーパーが繰出されるのを確実に阻止する
ようにしたシートペーパー自動供給便座の提供を目的と
する。
場合とか便座を自立させたときは、シートペーパーを使
用しないので、このようなときに誤操作あるいは悪戯等
によりシートペーパーが繰出されるのを確実に阻止する
ようにしたシートペーパー自動供給便座の提供を目的と
する。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明はシート
ペーパー自動供給便座において、内部に切断機構及び切
断機構の@御部等を収納したケーシングに、便座や便蓋
をヒンジ軸によって一体的に枢着し、前記便座等に取付
けられてケーシング内に突出するヒイジ軸は、ばね部材
を介して昇降する昇降部材と共動可能に支持させるとと
もに、ケーシング内に突出する前記ヒンジ軸の一方の先
端にカム部材を突設し、このカム部材の近傍には、前記
カム部材と常時当接してこのカム部材の動作に応じて上
下動する揺動レバーを設け、更に、前記揺動レバーには
、電動機の通電回路を開閉させる回路開閉手段のオン、
オフ制御を行う作動レバーを設けて、便座に着座した場
合及び便座を小用等に際して自立させたとき、シートペ
ーパーの繰出しを防ぐためのペーパー繰出阻止機構を構
成し、前記便座に着座したときや便座を自立させた場合
、前記ペーパー繰出阻止機構の作動レバーが前記回路開
閉手段を開放して電動機の通電回路を開路させ、これに
より、シートペーパーが不意に繰出されるのを防ぎ、紙
づまりゃ無駄なシートペーパーの使用を阻止するととも
に、シートペーパーが繰出される便座上面の左右の高さ
寸法を同一となし、便座が(頃斜していることによって
シートペーパーが便座の傾斜方向に沿って繰出されるの
を阻み、常に、シートペーパーを片寄させることなく便
座上に円滑に繰出すことができるようにしたことを特徴
とする。
ペーパー自動供給便座において、内部に切断機構及び切
断機構の@御部等を収納したケーシングに、便座や便蓋
をヒンジ軸によって一体的に枢着し、前記便座等に取付
けられてケーシング内に突出するヒイジ軸は、ばね部材
を介して昇降する昇降部材と共動可能に支持させるとと
もに、ケーシング内に突出する前記ヒンジ軸の一方の先
端にカム部材を突設し、このカム部材の近傍には、前記
カム部材と常時当接してこのカム部材の動作に応じて上
下動する揺動レバーを設け、更に、前記揺動レバーには
、電動機の通電回路を開閉させる回路開閉手段のオン、
オフ制御を行う作動レバーを設けて、便座に着座した場
合及び便座を小用等に際して自立させたとき、シートペ
ーパーの繰出しを防ぐためのペーパー繰出阻止機構を構
成し、前記便座に着座したときや便座を自立させた場合
、前記ペーパー繰出阻止機構の作動レバーが前記回路開
閉手段を開放して電動機の通電回路を開路させ、これに
より、シートペーパーが不意に繰出されるのを防ぎ、紙
づまりゃ無駄なシートペーパーの使用を阻止するととも
に、シートペーパーが繰出される便座上面の左右の高さ
寸法を同一となし、便座が(頃斜していることによって
シートペーパーが便座の傾斜方向に沿って繰出されるの
を阻み、常に、シートペーパーを片寄させることなく便
座上に円滑に繰出すことができるようにしたことを特徴
とする。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第14図により説
明する。
明する。
第1図ないし第3図において、lはシートペーパー自動
供給便座で、洋式便器2の上面後背部に乗載固定されて
いる。3は洋式便器2上に自立可能に載置した便座で、
この便座3の後背部両側の下側に設けたヒンジ部4.5
(第5図参照)に挿着したヒンジ軸6.7を、シートペ
ーパー自動供給便座1のケーシング8の両側において、
前方に向けて突設した膨出部9,10の対向面に縦長に
切欠いた枢支穴11.12に挿入することにより、前記
便座3はケーシング8に自立可能に取付けられる。
供給便座で、洋式便器2の上面後背部に乗載固定されて
いる。3は洋式便器2上に自立可能に載置した便座で、
この便座3の後背部両側の下側に設けたヒンジ部4.5
(第5図参照)に挿着したヒンジ軸6.7を、シートペ
ーパー自動供給便座1のケーシング8の両側において、
前方に向けて突設した膨出部9,10の対向面に縦長に
切欠いた枢支穴11.12に挿入することにより、前記
便座3はケーシング8に自立可能に取付けられる。
次にシートペーパー自動供給便座lの構成を第10図、
第11図により説明する。13.14はケーシング8の
下側に嵌着した底415の端部側において上方に向けて
突設した支持壁で、この支持壁13.14間には一対の
支持板16と、これら支持板16の前部下端を連結する
連結板17とによってU字形の揺動枠体18が回動自在
に枢支されており、この揺動枠体18の上部にはシート
ペーパーロール19が支軸20を介して回転自在に載架
され、下部には縦断面がほぼコ字形の回動プレート21
が支持板16.16間に揺動自在に枢支されている。そ
して、前記回動プレート21ノ一方の下端面(第10図
)にはゴム製のペーパ押圧片22が止着され、他方の下
端面には山形状をなした破断突起23(第11図参照)
が形成され、この回動プレート21自体は常にばねaに
て支持板16に突設したストッパーb側に押圧されてい
る。24はシートペーパーロール19からシートペーパ
ーCtl−巻戻してこれをケーシング8と、シートペー
パーロール19を囲繞してケーシング8の上部を被覆す
る縦断面が逆U字形をなした山形のカバー25との間に
ケーシング8の前部側において形成されるペーパー繰出
ロ26側に送出する繰出ローラで、支持壁14.15間
に横架され、かつ、一方の支持壁14とカバー25の側
壁との間に形成される空所dに収容した制動機構を有す
る電動8127にて駆動する。28は支持板16゜16
間に前記操出ローラ24と摺接させて回転可能に取付け
た押圧ローラで、シートペーパーCはこの押圧ローラ2
7に約半周以上巻掛けた状態で繰出ローラ24と挟持さ
れ、この繰出ローラ24の駆動によってケーシング8内
から便座3上に繰出される。29は上面を偏平状となし
て回動プレート21の下側において、繰出ローラ24か
ら繰出口26にかけてケーシング8内を上下に区画し、
かつ、回動プレート21との間にペーパー送出路43を
形成した状態で支持壁13.14間にまたがって回動自
在に枢支した可動プレートで、上面の繰出ローラ24側
には回動プレート21の押圧片22と対応して同種の押
圧片30が止着されており、又、下側面には長さ方向に
沿って複数個の従動ローラ31が回動自在に取付けられ
ている。
第11図により説明する。13.14はケーシング8の
下側に嵌着した底415の端部側において上方に向けて
突設した支持壁で、この支持壁13.14間には一対の
支持板16と、これら支持板16の前部下端を連結する
連結板17とによってU字形の揺動枠体18が回動自在
に枢支されており、この揺動枠体18の上部にはシート
ペーパーロール19が支軸20を介して回転自在に載架
され、下部には縦断面がほぼコ字形の回動プレート21
が支持板16.16間に揺動自在に枢支されている。そ
して、前記回動プレート21ノ一方の下端面(第10図
)にはゴム製のペーパ押圧片22が止着され、他方の下
端面には山形状をなした破断突起23(第11図参照)
が形成され、この回動プレート21自体は常にばねaに
て支持板16に突設したストッパーb側に押圧されてい
る。24はシートペーパーロール19からシートペーパ
ーCtl−巻戻してこれをケーシング8と、シートペー
パーロール19を囲繞してケーシング8の上部を被覆す
る縦断面が逆U字形をなした山形のカバー25との間に
ケーシング8の前部側において形成されるペーパー繰出
ロ26側に送出する繰出ローラで、支持壁14.15間
に横架され、かつ、一方の支持壁14とカバー25の側
壁との間に形成される空所dに収容した制動機構を有す
る電動8127にて駆動する。28は支持板16゜16
間に前記操出ローラ24と摺接させて回転可能に取付け
た押圧ローラで、シートペーパーCはこの押圧ローラ2
7に約半周以上巻掛けた状態で繰出ローラ24と挟持さ
れ、この繰出ローラ24の駆動によってケーシング8内
から便座3上に繰出される。29は上面を偏平状となし
て回動プレート21の下側において、繰出ローラ24か
ら繰出口26にかけてケーシング8内を上下に区画し、
かつ、回動プレート21との間にペーパー送出路43を
形成した状態で支持壁13.14間にまたがって回動自
在に枢支した可動プレートで、上面の繰出ローラ24側
には回動プレート21の押圧片22と対応して同種の押
圧片30が止着されており、又、下側面には長さ方向に
沿って複数個の従動ローラ31が回動自在に取付けられ
ている。
32は円板カムで、制動機能を備えた電動機33と駆動
連結した回動軸34に、従動ローラ31と摺接して可動
プレート29を回動させることができるよう偏心させて
取付けられる。なお、可動プレート29はばねeにて常
時従動ローラ31を円板カム32に押圧する方向に付勢
されている。35は回動軸32を支承する軸受板、36
はシートペーパーCに一定の長さ毎に穿孔した透孔37
(第13図参照)を、例えば、光電的に検出して電動機
27を駆動制御する信号を制御装置Sに送出するペーパ
ー繰出位置検出センサで、ペーパー繰出ロ26側に位置
する連結板17にシートペーパーC側に向けて取付けら
れており、シートペーパーCの透孔37が前記センサ3
6にて検出されると、シートペーパーCを便座3上にこ
れを覆う長さ分繰出した状態で電動41127を停止さ
せ、シートペーパーロール分の長さ位置に刻設したミシ
ン目38(第13図参照)を、繰出ローラ24と破断突
起23との間に設定する。又、第13図において、39
はシートペーパーCの中央に、便座3の開口部3aと対
応して設けた打抜片で、一部を切残した状態でシートペ
ーパーCと連結されている。又、40は可動プレート2
9に穿孔したセンサ36から投光される光の通過口であ
る。更に、第1図において、41はケーシング8の一方
の膨出部10上面に設けたペーパー繰出スイッチ、42
は紙トラブル表示ランプ。
連結した回動軸34に、従動ローラ31と摺接して可動
プレート29を回動させることができるよう偏心させて
取付けられる。なお、可動プレート29はばねeにて常
時従動ローラ31を円板カム32に押圧する方向に付勢
されている。35は回動軸32を支承する軸受板、36
はシートペーパーCに一定の長さ毎に穿孔した透孔37
(第13図参照)を、例えば、光電的に検出して電動機
27を駆動制御する信号を制御装置Sに送出するペーパ
ー繰出位置検出センサで、ペーパー繰出ロ26側に位置
する連結板17にシートペーパーC側に向けて取付けら
れており、シートペーパーCの透孔37が前記センサ3
6にて検出されると、シートペーパーCを便座3上にこ
れを覆う長さ分繰出した状態で電動41127を停止さ
せ、シートペーパーロール分の長さ位置に刻設したミシ
ン目38(第13図参照)を、繰出ローラ24と破断突
起23との間に設定する。又、第13図において、39
はシートペーパーCの中央に、便座3の開口部3aと対
応して設けた打抜片で、一部を切残した状態でシートペ
ーパーCと連結されている。又、40は可動プレート2
9に穿孔したセンサ36から投光される光の通過口であ
る。更に、第1図において、41はケーシング8の一方
の膨出部10上面に設けたペーパー繰出スイッチ、42
は紙トラブル表示ランプ。
次に、便座3に着座した場合、あるいは、小用等に際し
て便座3を自立させたとき等に、誤ってペーパー繰出ス
イッチ40を操作した場合、シートペーパーCの繰出し
を阻止するペーパー繰出阻止機構50の構成を第4図な
いし第9図により説明する。
て便座3を自立させたとき等に、誤ってペーパー繰出ス
イッチ40を操作した場合、シートペーパーCの繰出し
を阻止するペーパー繰出阻止機構50の構成を第4図な
いし第9図により説明する。
第4図、第5図において、前記ペーパー操出阻止機構5
0はケーシング8両端にその前方に向けて設けた膨出部
9.10の一方の膨出部9に収容設置されており、その
構造は次のとおりである。
0はケーシング8両端にその前方に向けて設けた膨出部
9.10の一方の膨出部9に収容設置されており、その
構造は次のとおりである。
即ち、便座3のヒンジ部4に固定されて膨出部9内に挿
通されたヒンジ軸6は、その突端に第6図で示すように
、横長なカム突起51を突設するとともに、このカム突
起51の後背部にヒンジ軸6より径大な抜止輪52を形
成して昇降部材53に回動自在に貫通支持されており、
一方、前記ヒンジ軸6を挿通した昇降部材53は、第4
図、第5図で示すように、底凶15からケーシング8内
に向けて突設した矩形枠体54内に、ばね部材55を介
して上下動自在に、かつ、係止部材63に係止されて矩
形枠体54から飛出さないように嵌合保持されていると
ともに、カム突起51が位置する方向の端部には、抜止
輪52を回動自在に係合支持する穴部56が穿設されて
いる。又、矩形枠体54はヒンジ軸6が貫達する両側壁
(第5図の左右方向)には、第5図、第6図のように、
ヒンジ軸6を回動及び上下動可能に挿通ずる縦長な切込
溝57が設けられており、これにより、前記ヒンジ軸6
は抜止輪52が昇降部材53と矩形枠体54の壁体との
間に保持されて抜止が阻止され、又、抜止輪52と反対
方向の便座3側に位置するヒンジ軸6には、径大な防水
円板58を取付けて、枢支穴11及びこれに近接する切
込溝57より矩形枠体54内に水が浸入するのを防ぐ、
更に、前記カム突起51には揺動レバー59が常時接触
しており、第5図、第6図で示すように、正面形状がL
字状をなしてその水平部f上縁がカム突起51と当接し
、垂直部gは第4図で示すように、矩形枠体54に併設
した嵌合筒60内にばね部材61を介して上下動自在に
収容されている。そして、前記嵌合筒60の壁面に揺動
レバー59の突出側において縦設した縦孔62に、垂直
部gと水平部fとが橋絡する狭幅な橋絡部りを上下動可
能に挿入することにより、前記揺動レバー59は水平部
fがカム突起51に受止められた状態で嵌合筒60に垂
直部gを介して上下動可能に、かつ、水平方向に抜脱不
能に嵌挿保持される。又、前記揺動レバー59の正面側
(第5図の左側)には、作動レバー64がヒンジ軸6と
平行となって突設されており、この作動レバー64の突
出端には、その位置検出を行うための作動レバー検出セ
ンサ65が配置されている。前記センサ65は、例えば
、第4図に示すように、平面形状がコ字状に形成されて
、その中央部分の凹部iに作動レバー64の先端部分を
遊嵌、解離できるように架台66に載架してねじにより
固定される。そして、このセンサ65は、例えば、前記
作動レバー64を挟んで対応する位置に発光素子と受光
素子(第7図に発光素子jのみ図示)とを備えてリード
線67により制御装置Sに接続されており、発光素子j
の光が作動レバー64に遮られたときはセンサ65から
制御装置Sに作動レバー64を検出した信号が送出され
、発光素子jの光が受光素子に検出されたときは前記信
号が流れないようになっている。
通されたヒンジ軸6は、その突端に第6図で示すように
、横長なカム突起51を突設するとともに、このカム突
起51の後背部にヒンジ軸6より径大な抜止輪52を形
成して昇降部材53に回動自在に貫通支持されており、
一方、前記ヒンジ軸6を挿通した昇降部材53は、第4
図、第5図で示すように、底凶15からケーシング8内
に向けて突設した矩形枠体54内に、ばね部材55を介
して上下動自在に、かつ、係止部材63に係止されて矩
形枠体54から飛出さないように嵌合保持されていると
ともに、カム突起51が位置する方向の端部には、抜止
輪52を回動自在に係合支持する穴部56が穿設されて
いる。又、矩形枠体54はヒンジ軸6が貫達する両側壁
(第5図の左右方向)には、第5図、第6図のように、
ヒンジ軸6を回動及び上下動可能に挿通ずる縦長な切込
溝57が設けられており、これにより、前記ヒンジ軸6
は抜止輪52が昇降部材53と矩形枠体54の壁体との
間に保持されて抜止が阻止され、又、抜止輪52と反対
方向の便座3側に位置するヒンジ軸6には、径大な防水
円板58を取付けて、枢支穴11及びこれに近接する切
込溝57より矩形枠体54内に水が浸入するのを防ぐ、
更に、前記カム突起51には揺動レバー59が常時接触
しており、第5図、第6図で示すように、正面形状がL
字状をなしてその水平部f上縁がカム突起51と当接し
、垂直部gは第4図で示すように、矩形枠体54に併設
した嵌合筒60内にばね部材61を介して上下動自在に
収容されている。そして、前記嵌合筒60の壁面に揺動
レバー59の突出側において縦設した縦孔62に、垂直
部gと水平部fとが橋絡する狭幅な橋絡部りを上下動可
能に挿入することにより、前記揺動レバー59は水平部
fがカム突起51に受止められた状態で嵌合筒60に垂
直部gを介して上下動可能に、かつ、水平方向に抜脱不
能に嵌挿保持される。又、前記揺動レバー59の正面側
(第5図の左側)には、作動レバー64がヒンジ軸6と
平行となって突設されており、この作動レバー64の突
出端には、その位置検出を行うための作動レバー検出セ
ンサ65が配置されている。前記センサ65は、例えば
、第4図に示すように、平面形状がコ字状に形成されて
、その中央部分の凹部iに作動レバー64の先端部分を
遊嵌、解離できるように架台66に載架してねじにより
固定される。そして、このセンサ65は、例えば、前記
作動レバー64を挟んで対応する位置に発光素子と受光
素子(第7図に発光素子jのみ図示)とを備えてリード
線67により制御装置Sに接続されており、発光素子j
の光が作動レバー64に遮られたときはセンサ65から
制御装置Sに作動レバー64を検出した信号が送出され
、発光素子jの光が受光素子に検出されたときは前記信
号が流れないようになっている。
(なお、作動レバー送出信号は、発光素子jの光を前記
と逆の操作により受けて送出するようにしてもよい、又
、センサ65自体もコ字状に形成せず、作動レバー64
と対応する一枚の板体となし、この板体に発光、受光素
子を設け、作動レバー64の検出を行うようにしてもよ
い) なお、昇降部材53の飛出を阻止する係止部材63は、
第4図、第6図で示すように、ヒンジ軸6と直交して矩
形枠体54に上方から昇降部材53の頂部を掛止させて
ボス部68に止着される。
と逆の操作により受けて送出するようにしてもよい、又
、センサ65自体もコ字状に形成せず、作動レバー64
と対応する一枚の板体となし、この板体に発光、受光素
子を設け、作動レバー64の検出を行うようにしてもよ
い) なお、昇降部材53の飛出を阻止する係止部材63は、
第4図、第6図で示すように、ヒンジ軸6と直交して矩
形枠体54に上方から昇降部材53の頂部を掛止させて
ボス部68に止着される。
つづいて、ヒンジ部5に頭部を止着したもう一方のヒン
ジ軸7の支持構造について説明する。このヒンジ軸7は
第5図で示すように、膨出部10内に挿通した先端部分
を昇降部材70上部に穿設した有底筒状の軸穴71に回
動自在に挿入し、前記ヒンジ軸7の先端部分を挿入した
昇降部材70は、軸穴71の下側に設けた脚部を底雨1
5上に形成した矩形保持枠72にばね部材73を介して
上下動可能に挿入すると、前記ペーパー操出阻止機構5
0に挿入したヒンジ軸6と同様、ばね部材に支持されて
膨出部10に上下動自在に保持される。なお、ヒンジ軸
7の上下動に際し、矩形保持枠72のヒンジ軸7が通る
位置の壁面には枢支穴12と同様の、縦長の切込溝74
が設けられてヒンジ軸7が上下動できるように構成され
ていることは勿論である。
ジ軸7の支持構造について説明する。このヒンジ軸7は
第5図で示すように、膨出部10内に挿通した先端部分
を昇降部材70上部に穿設した有底筒状の軸穴71に回
動自在に挿入し、前記ヒンジ軸7の先端部分を挿入した
昇降部材70は、軸穴71の下側に設けた脚部を底雨1
5上に形成した矩形保持枠72にばね部材73を介して
上下動可能に挿入すると、前記ペーパー操出阻止機構5
0に挿入したヒンジ軸6と同様、ばね部材に支持されて
膨出部10に上下動自在に保持される。なお、ヒンジ軸
7の上下動に際し、矩形保持枠72のヒンジ軸7が通る
位置の壁面には枢支穴12と同様の、縦長の切込溝74
が設けられてヒンジ軸7が上下動できるように構成され
ていることは勿論である。
なお、昇降部材70の軸穴71開ロ端の外周には、防水
円板75を設けて、枢支穴12から切込溝74を通って
矩形保持枠72内に水が浸入するのを防いでおり、又、
昇降部材70は係止部材63に係止されて矩形保持枠体
72からの飛出しを阻止している。
円板75を設けて、枢支穴12から切込溝74を通って
矩形保持枠72内に水が浸入するのを防いでおり、又、
昇降部材70は係止部材63に係止されて矩形保持枠体
72からの飛出しを阻止している。
このように、ヒンジ軸6.7はともにばね部材55.7
3に支持させて膨出部9,10に枢支されているため、
便座3上面の左右の高さ寸法はほぼ均一な高さとするこ
とができる。又、制御装置Sは作動レバー検出センサ6
5が作動レバー64を検出した場合、その検出信号によ
り電動g927330通電回路を閉路させるための信号
を出力し、ペーパー繰出スイッチ41の投入により電動
機27.33の起動を可能とし、逆に、作動レバー64
が検出されなかった場合(便座に着座中あるいは便座を
自立させたとき)は、検出信号が出力されない、このた
め、制御装置Sからは電動機27゜33の通電回路を開
路させる信号が出力され、ペーパー繰出スイッチ41を
投入しても電動機27゜33が起動しないように構成さ
れている。又、シートペーパーCの繰出時等における電
動1127゜33の運転制御は、すべて制御装置Sによ
りシーケンス制御される。
3に支持させて膨出部9,10に枢支されているため、
便座3上面の左右の高さ寸法はほぼ均一な高さとするこ
とができる。又、制御装置Sは作動レバー検出センサ6
5が作動レバー64を検出した場合、その検出信号によ
り電動g927330通電回路を閉路させるための信号
を出力し、ペーパー繰出スイッチ41の投入により電動
機27.33の起動を可能とし、逆に、作動レバー64
が検出されなかった場合(便座に着座中あるいは便座を
自立させたとき)は、検出信号が出力されない、このた
め、制御装置Sからは電動機27゜33の通電回路を開
路させる信号が出力され、ペーパー繰出スイッチ41を
投入しても電動機27゜33が起動しないように構成さ
れている。又、シートペーパーCの繰出時等における電
動1127゜33の運転制御は、すべて制御装置Sによ
りシーケンス制御される。
次に、動作について説明する。
最初に、使用者が便座3に着座して用足を行うにあたり
、便座3上にシートペーパーCを繰出す場合について説
明すると、使用者はペーパー繰出スイッチ41を押して
電動機33を起動させる。
、便座3上にシートペーパーCを繰出す場合について説
明すると、使用者はペーパー繰出スイッチ41を押して
電動機33を起動させる。
電動機33により円板カム32が回動し、従動ローラ3
Iを介して可動プレート29を、第10図の2点鎖線の
位置から実線で示すように、ペーパー繰出口26を開放
してペーパー送出路43と平行する位置まで回動させて
電動機33を制御装置Sからの指令で停止させる。この
あと、制御装置Sからの指令で電動機27が起動され、
繰出ローラ24を回動し、繰出ローラ24と押圧ローラ
28との間に挟持したシートペーパーCを、シートペー
パーロール19から巻戻しながら、可動プレート29→
繰出口26を経て便座3上に送出する。
Iを介して可動プレート29を、第10図の2点鎖線の
位置から実線で示すように、ペーパー繰出口26を開放
してペーパー送出路43と平行する位置まで回動させて
電動機33を制御装置Sからの指令で停止させる。この
あと、制御装置Sからの指令で電動機27が起動され、
繰出ローラ24を回動し、繰出ローラ24と押圧ローラ
28との間に挟持したシートペーパーCを、シートペー
パーロール19から巻戻しながら、可動プレート29→
繰出口26を経て便座3上に送出する。
この際、便座3はこれをケーシング8に枢支するヒンジ
軸6,7が、ばね部材55.73に支持されて左右の高
さ寸法を同一として便座3を水平に保持しているので、
便器2内にシートペーパーCが脱落することなく便座3
上に円滑に繰出すことができる。前記のようにしてシー
トペーパーCが便座3を覆う長さ繰出されると、ペーパ
ー繰出位置検出センサ36によりシートペーパーCの透
孔37を検出し、この検出信号により制御装置sから電
動機27に停止信号が送出され、これを停止する。この
結果、シートペーパーCは便座3上に定量繰出され、か
つ、ミシン目38は繰出ローラ24と破断突起23との
間に位置している。電動機27が停止すると、制御装置
Sから電動機33に起動開始信号が送出され、再び可動
プレート29を円板カム32にて第10図の反時計方向
側、即ち、回動プレート21側に回動し、送出路43に
横たわっているシートペーパーCを回動ブレー)21側
に持上げ、可動プレート29が回動プレート21と接触
したとき、前記シートペーパーCをゴム製のペーパー押
圧片22,30間にて挟持する。この状態で可動プレー
ト29は更に回動をつづけ、回動プレート21を第10
図の時計方向に回動させる。この結果、シートペーパー
Cは押圧片22.30による挟持点と、繰出、押圧ロー
ラ24,28による挟持点との間において大きなテンシ
ョンが加えられることになるとともに、時計方向に回動
する回動プレー)21に山形状に設けた破断突起23の
尖端によりシートペーパーCを部分的に強く押圧する。
軸6,7が、ばね部材55.73に支持されて左右の高
さ寸法を同一として便座3を水平に保持しているので、
便器2内にシートペーパーCが脱落することなく便座3
上に円滑に繰出すことができる。前記のようにしてシー
トペーパーCが便座3を覆う長さ繰出されると、ペーパ
ー繰出位置検出センサ36によりシートペーパーCの透
孔37を検出し、この検出信号により制御装置sから電
動機27に停止信号が送出され、これを停止する。この
結果、シートペーパーCは便座3上に定量繰出され、か
つ、ミシン目38は繰出ローラ24と破断突起23との
間に位置している。電動機27が停止すると、制御装置
Sから電動機33に起動開始信号が送出され、再び可動
プレート29を円板カム32にて第10図の反時計方向
側、即ち、回動プレート21側に回動し、送出路43に
横たわっているシートペーパーCを回動ブレー)21側
に持上げ、可動プレート29が回動プレート21と接触
したとき、前記シートペーパーCをゴム製のペーパー押
圧片22,30間にて挟持する。この状態で可動プレー
ト29は更に回動をつづけ、回動プレート21を第10
図の時計方向に回動させる。この結果、シートペーパー
Cは押圧片22.30による挟持点と、繰出、押圧ロー
ラ24,28による挟持点との間において大きなテンシ
ョンが加えられることになるとともに、時計方向に回動
する回動プレー)21に山形状に設けた破断突起23の
尖端によりシートペーパーCを部分的に強く押圧する。
すると、シートペーパーCは大きなテンションが加えら
れているので、破断突起23の押圧により押圧部分の近
くのミシン目38がほとんど同時に引裂かれ、!12図
に示すように、−秋分のシートペーパーCを破断する。
れているので、破断突起23の押圧により押圧部分の近
くのミシン目38がほとんど同時に引裂かれ、!12図
に示すように、−秋分のシートペーパーCを破断する。
シートペーパーCが破断されると、制御装置Sの指令に
て電動機33は停止し、シートペーパーCは第12図に
示すように、回動・可動プレート21.29に挟持され
て便座3上に第1図で示すように、片寄りを生じること
なく敷くことができる。使用者は、この状態でシートペ
ーパーCを介して便座3に着座し、打抜片39を便器2
内に垂下させて用足しを行う。
て電動機33は停止し、シートペーパーCは第12図に
示すように、回動・可動プレート21.29に挟持され
て便座3上に第1図で示すように、片寄りを生じること
なく敷くことができる。使用者は、この状態でシートペ
ーパーCを介して便座3に着座し、打抜片39を便器2
内に垂下させて用足しを行う。
次に、使用者が便座3に着座すると、便座3はヒンジ軸
6,7を介して第5図のX矢視方向に第7図で示す如く
降下する。この際、ヒンジ軸6゜7は昇降部材53.7
0を介してばね部材55゜73の力に抗して便座3の左
右両面の高さ寸法を同一に保持して下がるため、使用者
に特別な不快感を与えることはない、使用者の着座によ
り便座3の後背部が降下すると、ペーパー繰出阻止機構
50側に位置するヒンジ軸6の先端に突設したカム突起
51によって揺動レバー59は、第8図のように、水平
部fが押動され、ばね部材61を介して降下する。この
ため、揺動レバー59の水平部「に突設した作動レバー
64も同時に降下し、第7図で示すように、作動レバー
検出センサ65の発光素子jの位置から離れる。即ち、
発光素子jの光を遮蔽状態から解放する。このため、発
光素子jの光は相対向する図示しない受光素子に受光さ
れ、作動レバー64が定位置から移動したことを検出す
る。この検出信号は制御装置sに送出され、制御装置S
からは電動機27.33の通電開路を開路する信号が出
力される。この結果、使用者が便座3に着座している間
に、誤ってペーパー繰出スイッチ40に触れても、1亥
スイツチ40は投入されず、電動機27.33は起動し
ない。
6,7を介して第5図のX矢視方向に第7図で示す如く
降下する。この際、ヒンジ軸6゜7は昇降部材53.7
0を介してばね部材55゜73の力に抗して便座3の左
右両面の高さ寸法を同一に保持して下がるため、使用者
に特別な不快感を与えることはない、使用者の着座によ
り便座3の後背部が降下すると、ペーパー繰出阻止機構
50側に位置するヒンジ軸6の先端に突設したカム突起
51によって揺動レバー59は、第8図のように、水平
部fが押動され、ばね部材61を介して降下する。この
ため、揺動レバー59の水平部「に突設した作動レバー
64も同時に降下し、第7図で示すように、作動レバー
検出センサ65の発光素子jの位置から離れる。即ち、
発光素子jの光を遮蔽状態から解放する。このため、発
光素子jの光は相対向する図示しない受光素子に受光さ
れ、作動レバー64が定位置から移動したことを検出す
る。この検出信号は制御装置sに送出され、制御装置S
からは電動機27.33の通電開路を開路する信号が出
力される。この結果、使用者が便座3に着座している間
に、誤ってペーパー繰出スイッチ40に触れても、1亥
スイツチ40は投入されず、電動機27.33は起動し
ない。
従って、シートペーパーCが不意に繰出されたり、回動
・可動プレート21.29によるペーパーの挟持状態が
解かれるのを確実に阻止することができる。
・可動プレート21.29によるペーパーの挟持状態が
解かれるのを確実に阻止することができる。
使用者が用足しを終えて便座3から離れると、便座3の
ヒンジ軸6,7は、ばね部材55.73の力により係止
部材63と当接する位置まで上昇する昇降部材53.7
0により、第7図の位置から第5図に示す原位置に復帰
する。前記昇降部材53の原位置復帰に伴い、カム突起
51に水平部fが当接しているI♂動レバー59は、ば
ね部材61の力によって垂直部gが嵌合筒60内を係止
部材63と当接する位置まで上動し、作動レバー64を
第5図で示す原位置まで戻し、センサ65を構成する受
光素子jの光を遮ることにより、作動レバー64が原位
置に復帰したことを検出し、その信号を制御装置Sに送
出する。このため、制御装置Sからは電動機27.33
の通電回路を再閉路する信号が出力され、1を動m21
.33を起動開始状態保持する。
ヒンジ軸6,7は、ばね部材55.73の力により係止
部材63と当接する位置まで上昇する昇降部材53.7
0により、第7図の位置から第5図に示す原位置に復帰
する。前記昇降部材53の原位置復帰に伴い、カム突起
51に水平部fが当接しているI♂動レバー59は、ば
ね部材61の力によって垂直部gが嵌合筒60内を係止
部材63と当接する位置まで上動し、作動レバー64を
第5図で示す原位置まで戻し、センサ65を構成する受
光素子jの光を遮ることにより、作動レバー64が原位
置に復帰したことを検出し、その信号を制御装置Sに送
出する。このため、制御装置Sからは電動機27.33
の通電回路を再閉路する信号が出力され、1を動m21
.33を起動開始状態保持する。
前記のように、使用者が便座3から離れると、υ目J装
置Sから電動機33に駆動信号が送出されて電動機33
を起動し、可動プレート29を、円板カム32を介して
前記とは逆方向(時計方向)に、繰出口26を閉鎖させ
る位置(第10図に2点鎖線で示す)まで回動して原位
置に復帰させる。
置Sから電動機33に駆動信号が送出されて電動機33
を起動し、可動プレート29を、円板カム32を介して
前記とは逆方向(時計方向)に、繰出口26を閉鎖させ
る位置(第10図に2点鎖線で示す)まで回動して原位
置に復帰させる。
これにより、シートペーパーCの挟持が解かれ、シート
ペーパーCは、水洗便器2内を洗浄する洗浄水の水勢に
より、便器2内に水没している打抜片39を介して便器
2内に引すり込まれ、汚水とともに排出される。
ペーパーCは、水洗便器2内を洗浄する洗浄水の水勢に
より、便器2内に水没している打抜片39を介して便器
2内に引すり込まれ、汚水とともに排出される。
なお、次の使用者がシートペーパーCを必要とするとき
は、前記同様に、ペーパー繰出スイッチ41を操作して
便座3上にシートペーパーCを繰出して着座し、不用の
場合はそのまま着座すればよい1着座後は、前記のよう
に、電動機27,33の通電が行えないので、シートペ
ーパーcが不意に繰出されたり、挟持状態が解消するよ
うなことはない。
は、前記同様に、ペーパー繰出スイッチ41を操作して
便座3上にシートペーパーCを繰出して着座し、不用の
場合はそのまま着座すればよい1着座後は、前記のよう
に、電動機27,33の通電が行えないので、シートペ
ーパーcが不意に繰出されたり、挟持状態が解消するよ
うなことはない。
次に、男子の小用時とか洋式便器2の清掃に際し、便座
3を自立させると、便座3のヒンジ部45に止着されて
いるヒンジ軸6,7は膨出部9゜10内において約90
°回動する。この際、ヒンジ軸6の突端に設けたカム突
起51は、第6図に示す水平状態から第9図で示すよう
に、はぼ垂直状態に位置を変更する。このカム突起51
の位置変更に伴い揺動レバー59はばね部材61に抗し
て降下し、作動レバー64による作動レバー検出センサ
65の影響を解く、この結果、前記同様、電動@27.
33の通電開路が開路されるため、ペーパー繰出スイッ
チ41を誤操作してもシートペーパーCが不意に繰出さ
れることはない。
3を自立させると、便座3のヒンジ部45に止着されて
いるヒンジ軸6,7は膨出部9゜10内において約90
°回動する。この際、ヒンジ軸6の突端に設けたカム突
起51は、第6図に示す水平状態から第9図で示すよう
に、はぼ垂直状態に位置を変更する。このカム突起51
の位置変更に伴い揺動レバー59はばね部材61に抗し
て降下し、作動レバー64による作動レバー検出センサ
65の影響を解く、この結果、前記同様、電動@27.
33の通電開路が開路されるため、ペーパー繰出スイッ
チ41を誤操作してもシートペーパーCが不意に繰出さ
れることはない。
なお、カム突起51はヒンジ軸6の突端に横長に形成し
た例で説明したが、これに限定することなく、半円形等
、ヒンジ軸6を回動したとき、揺動レバー59を降下さ
せることができる構造であればよい。
た例で説明したが、これに限定することなく、半円形等
、ヒンジ軸6を回動したとき、揺動レバー59を降下さ
せることができる構造であればよい。
又、イヤ動レバー検出センサ65は、光電式に代えて、
作動レバー64の遠、近によりオン、オフする、例えば
、近接スイッチを用いてもよい。
作動レバー64の遠、近によりオン、オフする、例えば
、近接スイッチを用いてもよい。
本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に示すような効果を有する。
に示すような効果を有する。
(1) 本発明は便座に着座した場合、あるいは、便
座を自立させたとき、直ちに電動機の通電回路を開路す
ることができるように構成されているので、これらの場
合に、ペーパー繰出スイッチを誤操作してもシートペー
パーが繰出されることが全くなく、これにより、紙づま
りや無駄な繰出しを確実に防ぐことができる利点がある
。
座を自立させたとき、直ちに電動機の通電回路を開路す
ることができるように構成されているので、これらの場
合に、ペーパー繰出スイッチを誤操作してもシートペー
パーが繰出されることが全くなく、これにより、紙づま
りや無駄な繰出しを確実に防ぐことができる利点がある
。
(2) 又、誤操作によるペーパー繰出を防ぐペーパ
ー繰出阻止機構は、便座をケーシングに枢支するヒンジ
軸の一方に設けたカム突起によって、昇降するレバー部
材と、このレバー部材と対応する位置には、このレバー
部材を検出するセンサ等の検出部材等を配設して構成さ
れている。即ち、レバー部材と、これを検出する検出部
材は、ともに機械的なつながりを有することなく作動で
きるように構成されているため、両部材の設置に際して
は、機械的強度を余り考慮することなく設置できるとと
もに、大きな力で作動させる必要もないので、長期にわ
たり、安定した状態での使用が可能となる。
ー繰出阻止機構は、便座をケーシングに枢支するヒンジ
軸の一方に設けたカム突起によって、昇降するレバー部
材と、このレバー部材と対応する位置には、このレバー
部材を検出するセンサ等の検出部材等を配設して構成さ
れている。即ち、レバー部材と、これを検出する検出部
材は、ともに機械的なつながりを有することなく作動で
きるように構成されているため、両部材の設置に際して
は、機械的強度を余り考慮することなく設置できるとと
もに、大きな力で作動させる必要もないので、長期にわ
たり、安定した状態での使用が可能となる。
(3)更に、前記操作を回避する手段は、ヒンジ軸を枢
支するケーシングの膨出部内の狭隘な空間を利用して配
置することができるので、設置のために特別なスペース
を必要としない。
支するケーシングの膨出部内の狭隘な空間を利用して配
置することができるので、設置のために特別なスペース
を必要としない。
(4) 又、本発明は、ペーパー繰出阻止機構を備え
るうえから、便座を枢支するヒンジ軸をばね部材によっ
て支持する構造を採用し、これによって便座上面の左右
の高さを同一の高さ寸法で保持するように構成したので
、シートペーパーの繰出時、シートペーパーは便座上を
傾斜することな(効果的に被覆して繰出すことができる
。その上、ヒンジ軸はばね部材によって受止保持されて
いるので、緩衝機能に優れ、着座に際して、ヒンジ軸に
大きな衝撃力が加えられても、前記ばね部材によって吸
収、緩和することができるので、この種の便座をヒンジ
部分に大きな負担をかけることな(使用できる利点もあ
る。
るうえから、便座を枢支するヒンジ軸をばね部材によっ
て支持する構造を採用し、これによって便座上面の左右
の高さを同一の高さ寸法で保持するように構成したので
、シートペーパーの繰出時、シートペーパーは便座上を
傾斜することな(効果的に被覆して繰出すことができる
。その上、ヒンジ軸はばね部材によって受止保持されて
いるので、緩衝機能に優れ、着座に際して、ヒンジ軸に
大きな衝撃力が加えられても、前記ばね部材によって吸
収、緩和することができるので、この種の便座をヒンジ
部分に大きな負担をかけることな(使用できる利点もあ
る。
第1図は本発明のシートペーパー自動供給便座を備えた
洋式便器の斜視図、第2図は側面図、第3図は平面図、
第4図は便座の要部を拡大して示す平面図、第5図は第
3図のA−A線における断面図、第6図は第4図のB−
B線における断面図、第7図は便座に着座した際の第3
図にA−14aにおける断面図、第8図及び第9図はカ
ム突起と揺動レバーとの動作状況を説明するための縦断
面図、第10図はシートペーパー自動供給便座の要部を
示す縦断面図、第11図は同じく縦断背面図、第12図
はシートペーパーの切断状態を示す要部の縦断面図、第
13図はシートペーパーの斜視図、第14図は本発明の
便座の概略的な電気回路図である。
洋式便器の斜視図、第2図は側面図、第3図は平面図、
第4図は便座の要部を拡大して示す平面図、第5図は第
3図のA−A線における断面図、第6図は第4図のB−
B線における断面図、第7図は便座に着座した際の第3
図にA−14aにおける断面図、第8図及び第9図はカ
ム突起と揺動レバーとの動作状況を説明するための縦断
面図、第10図はシートペーパー自動供給便座の要部を
示す縦断面図、第11図は同じく縦断背面図、第12図
はシートペーパーの切断状態を示す要部の縦断面図、第
13図はシートペーパーの斜視図、第14図は本発明の
便座の概略的な電気回路図である。
Claims (2)
- (1)便座の後背部両側に取付けたヒンジ軸をケーシン
グに枢支させて前記便座をケーシングに支持させ、この
便座上にケーシング内に収納したシートペーパーロール
からシートペーパーを所定の長さ繰出して切断若しくは
破断するようにしたシートペーパー自動供給便座におい
て、前記便座を枢支するヒンジ軸の一方に、カム突起を
設け、このカム突起には該カム突起の昇降若しくは回動
に追随して上下動するレバー部材を当接して配置し、前
記レバー部材と対応する位置には、レバー部材の駆動位
置を検出する検出部材を配設したことを特徴とするシー
トペーパー自動供給便座。 - (2)前記便座をケーシングに枢支するヒンジ軸を、ケ
ーシング内においてばね部材にて緩衝的に支持させるよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載のシートペーパ
ー自動供給便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269180A JP2699089B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 便座の薄葉体載置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63269180A JP2699089B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 便座の薄葉体載置装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02114923A true JPH02114923A (ja) | 1990-04-27 |
JP2699089B2 JP2699089B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17468794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63269180A Expired - Fee Related JP2699089B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 便座の薄葉体載置装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699089B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12064063B2 (en) | 2019-09-23 | 2024-08-20 | Gpcp Ip Holdings Llc | Automated toilet seat cover dispenser |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01262824A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-19 | Toto Ltd | 便座装置 |
JPH01293825A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-27 | Suparoo Japan:Kk | 便座装置 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63269180A patent/JP2699089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01262824A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-19 | Toto Ltd | 便座装置 |
JPH01293825A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-27 | Suparoo Japan:Kk | 便座装置 |
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JP2699089B2 (ja) | 1998-01-19 |
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