JPH02113054A - 導電性重合体混合物 - Google Patents

導電性重合体混合物

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JPH02113054A
JPH02113054A JP20971889A JP20971889A JPH02113054A JP H02113054 A JPH02113054 A JP H02113054A JP 20971889 A JP20971889 A JP 20971889A JP 20971889 A JP20971889 A JP 20971889A JP H02113054 A JPH02113054 A JP H02113054A
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polymers
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JP20971889A
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Richard Becker
リカード・ベッカー
Georg Blochl
ゲオルグ・ブレックル
Hermann Braunling
ヘルマン・ブラウンリング
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Wacker Chemie AG
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    • H01B1/12Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances organic substances
    • H01B1/124Intrinsically conductive polymers
    • H01B1/127Intrinsically conductive polymers comprising five-membered aromatic rings in the main chain, e.g. polypyrroles, polythiophenes
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリ(ヘテロ)アリレンメチン類およびそれ
らの塩類と他の重合体との混合物に関する。
ポリ(ヘテロ)アリレンメチンとは、複素環および/ま
たは炭素環ないし環機構から構築された共役二重結合を
持った重合体で、環ないし環機構がそれぞれ対になって
、橋渡し部分としての炭素原子を介してお互いに結合し
ており、その重合体がこれらの環ないし環機構の少なく
とも五個を含むものである。
現状肢徂 ポリ(ヘテロ)アリレンメチン、それらの塩およびこれ
らの物質を製造する方法は公知である。
米国特許第A−4,729,851号(1988年3月
8日交付、H,プロスインリングら、ワッカ一ケミー有
限会社)およびWO37100678(1987年1月
29日公開)にそのような重合体およびその製造方法が
記載されている。ヨーロッパ特許出願第8810482
8.4号(1988年3月8日出願、H,ブロスインリ
ングら、ワッカ一ケミー有限会社)は、塩基性ポリアリ
レンメチンおよびその塩の製造について記載している。
ポリ (ヘテロ)アリレンメチン類と他の重合体との混
合物については記載されていない。
本発明の目的は、機械的な耐久性があり、もろくなく、
加工しやすい、共役二重結合を持った重合体混合物を提
供することである。さらに、ポリ(ヘテロ)アリレンメ
チン類の導電性を増加させることも本発明の目的である
上記目的は、本発明により、 a)ポリアリレンメチン、ポリヘテロアリレンメチンお
よび/またはそれらの塩を含み、さらにb)少なくとも
もう一つの重合体を含むことを特徴とする混合物により
達成される。
成分b)は、好ましくは少なくとも一つの熱可塑性重合
体を含む、特に、成分b)は、熱可塑性重合体ないし複
数の熱可塑性重合体から成る。
ポリアリレンメチン、ポリヘテロアリレンメチンおよび
それらの塩は、とりわけ、冒頭に述べた文書に記載され
ている方法により製造できる。
これには特に、式 %式% の(ヘテロ)芳香族基化合物を式 W−CHz  R’  CWt  R の化合物で、場合によっては触媒の下で、置き換えるこ
とが含まれるが、ここで、 Rが同じ、または異なった炭素原子数1−8のアルキル
基、フェニル基、または水素原子または式%式% Qが同じ、または異なったヒドロキシル、C1〜CtS
−アルコキシ、C1〜CIl+−アルキルスルホネート
、C1〜C+a−アリルスルホネート、トリフルオルア
セチル、cI〜C11−アシル、場合によっては置換し
たフェルレートまたは塩素または臭素原子を表わし、 R′が同じ、または異なった、場合によっては、必要に
応じて炭素原子数1−18の置換炭化水素基により置換
した単環式、または多環式(ヘテロ−)アリレン基を表
わし、 Wがとりわけ同じ、または異なったヒドロキシル、ハロ
ゲンおよび硫酸塩の残基を意味し、その際、W2がカル
ボニル基の酸素原子をも表わすことができ、 R′が同じ、または異なった水素またはハロゲン原子を
表わす。
未置換の(ヘテロ−)アリレン基R#の例としては、0
−lm−およびp−フェニレン基、2゜3−.2.4−
および2,5−チオフェンジイル基、2. 3−、 2
. 4−および2.5−ピロルジイル基、2. 3−、
 2. 4−、 2. 5−フランジイル基、3.4−
、および3.5−ピラゾルイル基、2,4−および2,
5−イミダシルジイル基、2.4−および2,5−チア
シルジイル基、3゜4−オヨビ3,5−イソチアシルジ
イル基、2゜4−および2,5−オキサシルジイル基、
3,4および3,5−イソキサゾルジイル基、2.3.
2.4−.2.5−.3.4−とりジンジイル基ならび
にインドール、ベンツ゛フラン、ベンツ゛チオフェン、
キノリン、イソキノリン、アクリジン、ピリダジン、ピ
リミジン、ピラシリン、キノキサリン、ナフタリン、ア
ントラセン、フェナントレンおよびフェナレンのジイル
基がある。
置換した(ヘテロ−)アリレン基R″の置換基としては
、下記の式(I[I)中で基YおよびZと呼ぶ基が好ま
しい。
基R1#の例としては、基R#の例として示した基から
各二つの水素原子の抽象化によって生じる、ジヒドロ(
ヘテロ)アレンジインデン基がある。
これらの重合体の塩は、とりわけ、ブレンステッド酸や
ルイス酸の様なドーピング剤でこれらの重合体を処理す
ることにより生じる。
本発明に係わる混合物は、成分a)の重量部あたり、成
分b)を好ましくは少なくとも0. 1重量部、特に1
から100重量部を含む。
本発明に係わる混合物は、好ましくは成分a)としては
、式(I)の単位を持ち、 RおよびR′が上記の意味を持ち、 R1″が同じ、または異なった、場合によっては、必要
に応じて炭素原子数1−18の置換炭化水素基により置
換した単環式、または多環式ジヒドロ(ヘテロ)アレン
ジリデン基を表わす様な一つ以上の重合体およびそれら
の塩を含む。
置換したジヒドロ(ヘテロ)アレンジイリデン基の置換
基としては、置換した(ヘテロ)アリレン基に好ましい
基として挙げた置換基が好ましい。
これらの重合体は、とりわけ、冒頭に引用した米国特許
に記載する上記の方法により得る事ができる。特に、成
分a)は、上記重合体のみから成る。
本発明に係わる混合物において特に好ましいのは、成分
a)として、式(II)の単位を持ち、基旦が炭素原子
で、基へが同じまたは異なった、式(Dlr)の基であ
り、 上記の式(II)および(III)において、X1ヱお
よびヱは、相互に独立して同じまたは異なった1価の基
、つまり水素原子、C0〜C+sアルキル基、または場
合によりハロゲン、ニトロ基、C3〜C1,−アルキル
基および/またはフェニル基により置換したフェニル基
を意味し、式(II)から分かるように、式C−Xの原
子団により置換されていない複素環の炭素原子にそれぞ
れ結合したヱと1は、上記の意味のほかに、なお式−C
OORの原子団を持つことができ、Rは水素原子、フェ
ニル基、または01〜CI m−アルキル基を表わし、 Xは−CR’ 、Qを意味することができ、R′および
Qは上記の二つの意味を持ち、 Mはその都度、水素、金属原子、金属イオン、金属錯体
、ルイス酸、C1−〜CIl+−アルキル基またはフェ
ニル基を表わし、 旦は、数字0または工を表わし、ユが0を意味する場合
は、式(n)の相当する単位は帯電しておらず、 且が1を意味する場合は、この単位は正の電荷を持ち、 式(II)の五員環の内側にある破線の円は、複素環中
の二つの結合パイ電子対を表わすような、一つ以上の重
合体を含む混合物である。
特に、成分a)は、そのような重合体のみから成る。好
ましいくは、R′は、上記の式において、それぞれ水素
原子である。
Xが−CR’ zQを意味する、式(II)の重合体の
製造は、本出願と同時に西独特許庁に提出した特許出願
にも記載されている。この製造は、とりわけ、対応する
ピロシンをグリオキサールで置き換えることによって行
なうことができる。
しかし、特に好ましいのは、Xが−CR’ 、Qを意味
しないような、式(If)の重合体である。
基X、YおよびZの例としては、水素、アルキル基、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、1so−プ
ロピル基、n−,5ec−、およびも−ブチル基、n−
5ec−を−およびneo−ペンチル基、n−ヘキシル
基の様なヘキシル基、ヘプチル基、n−オクチル基およ
び2゜3.4−)リメチルベンチル基、n−ノニル基の
様なノニル基、n−デシル基、ウンデシル基、ドデシル
基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、
ヘプタデシル基およびオクタデシル基の様なデシル基、
フェニル基、o−、m−およびp−トリル基、キシリル
基、ビフェニリル基、o +、 m−、p−’)ロロフ
ェニル基、ニトロフェニル基その他多くの類似した基が
ある。
基YおよびZのその他の例としては、式−000Rで表
わす基であり、基Rの例は、水素、フェニル基およびア
ルキル基x、YおよびZの例として挙げた基がある。
Xのその他の例としては、式−CH,Qで表わす基があ
るが、ここでQは、ヒドロキシ基、メトキシ基、エトキ
シ基、n−プロポキシ基、is。
−プロポキシ基、塩素原子または臭素原子またはアセチ
ル基の様なアシル基である。
基Mの例としては、水素原子、フェニル基、基X、Yお
よびZの例として挙げたCI −c+a−アルキル基、
BF3 、AlCl5.5nC1a 、BBr3.BF
、−ジエチルエーテレート、FeCl3、ZnCl!、
□、鉄、遷移元素の金属陽イオンおよび公知の錯化剤に
よる金属と遷移元素の金属陽イオンとの錯体の様なルイ
ス酸がある。その様な金属および金属陽イオンの例とし
ては、Tl。
Zr、  V、  Cr、 Mo、 W、 Mn、  
Fe、  Co。
Ni、  Cu、  Zn、 Ag、  Cd、 Hg
、 Rh、 Os、rr、Ptおよびそれらの陽イオン
がある。
公知の錯化剤としては、エチレンジアミン四酢酸および
その塩、ニトリロトリ酢酸およびその塩、有機性アミン
、シアン化物、アンモニアおよび塩化物や硫酸塩の様な
その他の無機性陰イオンがある。
好ましくは、基 Xは、C3−〜C1−アルキル基またはフェニル基であ
り、 Yおよび2は、水素、CI−〜C1−アルキル基、フェ
ニル基、または式−COORの基であり、RがC3−〜
C1−アルキル基またはフェニル基を表わし、 Mは、水Lc、−〜CIG−アルキル基、フェニル基、
ルイス酸および遷移金属の無機塩である。
特に、 Xは、C8−〜C1−アルキル基またはフェニル基であ
り、 YおよびZは、C0−〜C4−アルキル基または式−C
OORの基であり、Rが01−〜C4−アルキル基であ
り、 Mは C、−〜Cl4−アルキル基、フェニル基、ルイ
ス酸およびTi、 V、  Cr、 Mn、  Fa、
 Co、Ni、Cuおよび/またはZnである。
上記式(I[)中でnの値が1である場合、重合体はそ
の電子的中性を保つために、対イオンを含む。これらの
対イオンは、陰イオン、例えばフッ化物、塩化物、臭化
物、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リ
ン酸二水素塩、硝酸塩、過塩素酸塩およびテトラフルオ
ロホウ酸塩などの無機性陰イオン、酢酸塩、トリフルオ
ロ酢酸塩、トリクロ酢酸塩、フルオロメタンスルホン酸
塩、p−)ルエンスルホン酸塩、トリフルオロメタンス
ルホン酸塩およびその他多数の有機性陰イオンである。
成分b)の好ましい重合体の例としては、以下に示す個
々の重合体およびそれらの共重合体、グラフト共重合体
および混合物である。
有機性合成重合体、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネー
ト、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリスチロール、ポリアクリロニト
リル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリシアン化ビニリデン、ポリブタジ
ェン、ポリイソプレン、ポリエーテル、ポリエステル、
ポリアミド、ポリイミド、シリコーン、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
ポリエチレングリコールおよびそれらの誘導体および共
重合体、例えばスチロール−アクリレート共重合体、酢
酸ビニル−アクリレート共重合体およびスチロール−ア
クリレート共重合体ならびに天然の重合体、例えばセル
ロース、澱粉、カゼインおよび天然ゴムならびにセルロ
ース誘導体の様な半合成高分子化合物、例えばメチルセ
ルロース、ヒドロキシメチルセルロースおよびカルボキ
シメチルセルロース。
本発明に係わる混合物は、好ましくは成分b)の重合体
の溶液または溶液中で膨潤させた成分b)の重合体の存
在下で、(好ましくはこの溶液に可溶な)底分子量の、
成分a)の出発物質を重合させる、ないし重縮合させる
ことによって製造する。
そのため、成分b)の構成要素としては、溶剤中で膨潤
または溶解し得る重合体が好ましい。成分b)の好まし
い重合体の例として上に挙げた物質および混合物は、こ
の特性を備えている。
従って、成分b)の少なくとも一つの構成要素が、成分
a)の出発物質の重合ないし重縮合の前に重合体として
存在すべきである。このことは、成分b)の重合体を、
成分a)の出発物質の存在下で、製造し、つまり重合な
いし重縮合させることも含む。しかし、この場合は、成
分a)の出発物質が重合ないし重縮合しないか、あるい
はほんの僅かしかないという条件下で、成分b)の重合
を行なわなければならない。
本発明に係わる混合物を、成分b)の膨潤した重合体の
存在下で製造する場合、あらかじめ成分a)の出発物質
の全部ではないが、少なくとも一部を、成分b)の重合
すべきまたは重縮合すべき出発物質の少なくとも一つに
加え、それから成分b)の出発物質を重合ないし重縮合
させることが考えられ、場合によっては効果的である。
このようにすれば、成分b)に成分a)が均一に、細か
く分散される。
本発明に係わる混合物は、好ましくは、成分a)を最大
110000n、特にlnm 〜110000nの平均
粒子径で、成分b)の重合体の連続マトリックス中に含
む。
好ましくは、成分a)の出発物質として、式%式% X、YおよびZが上記の意味を持ち、式−CXE2の基
がピロール環の2.3.4または5の位置にあり、 Wが水素原子、C1−〜CIl+−アルキル基またはフ
ェニル基を意味し、 Eが同じまたは異なった1価の基、つまりハロゲン原子
、特に塩素または臭素原子、CI−〜C5−アルコキシ
基、CI−〜CII+−アルキルスルホネート基または
アリルスルホネート基を意味し、あるいは二つの基旦が
共通でカルボニル基の酸素原子または式=N−Gの基を
表わし、Gは炭素原子数1〜10の炭化水素基を意味す
るような一つ以上の化合物を使用し、 その際、場合によっては縮合剤の存在に置き換え、望ま
しい場合には、場合により使用した揮発性の縮合剤と溶
剤を蒸発により除去し、また、nが1の値を有し、望ま
しい基Mが場合により使用した縮合剤により導入されて
いない状態で、望ましい重合体が式(III)の単位を
含むべきである場合には、場合により使用した縮合剤の
基およびその反応生成物を極性溶剤および場合によって
は塩基により処理して除去し、そうして得られた重合体
をブレンステッド酸またはルイス酸、金属、金属イオン
、金属錯体およびまたはCI−CIa−アルキル化剤お
よび/またはフェニル化剤により置き換える。
本発明に係わる方法を成分b)の膨潤した重合体の存在
下で行なう場合、成分b)の重合体は、様々な粒子形で
使用できる。一方で、成分b)の少なくとも一つの重合
体、好ましくはすべて、を粉体の形で、つまり最大II
IIImの粒子径を持った顆粒の形で投入するのが好ま
しい。これによって成分b)の中に成分a)を確実に均
質に分散できる。
他方、本発明に係わる方法では、成分b)の成形部品を
使用するのが好ましい。これにより、成分b)の成形部
品上に、成分a)の重合体の層を形成できる。成分b)
が多くの重合体から成る場合、これらの重合体の少なく
とも一つを成形品として、少なくとも一つを微粒の重合
体として、あるいは重合体溶液として使用することも出
来る。成形部品の例としては、フィルム、ローブ、形状
部品、整粒、発砲体およびベルトがある。
重縮合は、好ましくは、例えば酸塩化物、酸無水物およ
び強酸および吸湿性化合物の中から選んだ縮合剤の存在
下で行なう。吸湿性化合物の例としては、CaC1z、
KOH,CuSO4,C。
(Noりt、その他数多くあるが、いずれの場合も結晶
水のない乾燥した形態で使用する。そのような酸塩化物
の例としては、5ocz□、POCx!、pc!、、お
よびp−トルエンスルホン酸クロリドがあり、そのよう
な酸無水物の例としては、無水酢酸、無水トリフルオロ
メタンスルホン酸、P40111,30!および無水ト
リフルオロ酢酸がある。そのような強酸の例としては、
p−)ルエンスルホン酸、硫酸、CI NCs−アルキ
ルまたはアリルスルホン酸、フルオロスルホン酸および
クロロスルホン酸がある。好ましくは、縮合後、縮合剤
を開裂した縮合物とともに、特に蒸留により、除去する
本発明に係わる方法において縮合剤を使用する場合、8
0°Cの温度、0.IMPaの圧力で気体状の縮合剤が
好ましい。特に好ましいのは、最小量添加した成分a)
の出発物質のモルあたり、つまり特に式(IV)の化合
物のモルあたり、縮合剤を0.5モル〜2モル、特に1
モル〜2モル使用することである。
本発明に係わる混合物の製造方法は、溶剤の存在下で実
行する。ここで溶剤とは、成分b)の少なくとも一つの
重合体を溶解または膨潤させる、液状ないしペースト状
の各物質または各物質混合物のことである。好ましくは
、溶剤または溶剤混合物は、最高150℃までの沸点ま
たは沸点範囲を有する。成分a)の出発物質の一つ(例
えばベンゼン、ピリジン、その他これに類するもの)を
溶剤として使用することも出来る。
好ましくは、成分a)の底分子量の出発物質、即ち特に
対応する弐(IV)の化合物が可溶な溶剤を選ぶ。
本発明に係わる方法では、溶剤は好ましくは、成分a)
およびb)の重量部あたり1重量部から100重量部ま
で、特に10重量部から50重量部までの量で使用する
溶剤の例としては、アルカンのような炭化水素、例えば
ペンタン、ベンジン、ヘキサン異性体、ヘプタン異性体
、オクタン異性体、ベンゼン、トルエンおよびキシレン
、塩素化炭化水素、例えばジクロルメタン、トリクロル
メタン、テトラクロルメタン、テトラクロルエチレン、
1,2−ジクロルエタン、1. 1. 1−トリクロル
エタン、アルコール類、例えばメタノール、エタノール
、氏−プロパツール、i−プロパツール、ブタノール、
ペンタノール、エーテル類、例えばジエチルエーテル、
1,4−ジオキサンおよびテトラヒドロフラン、ケトン
類、例えばアセトン、メチルエチルケトンおよびメチル
イソブチルケトン、カルボン酸エステル類、例えば酢酸
メチルおよび酢酸エチル、その他の溶剤、例えばアセト
ニトリル、ジメチルスルホキシド、二硫化炭素および水
などがある。
上記および下記の各成分は、単独ででも混合物ででも使
用できる。従って、成分a)の一つ以上の重合体を作る
ための底分子量出発物質、成分b)の一つ以上の重合体
、一つ以上の縮合剤、溶剤、等を使用できる。これらの
成分の添加順序は、他に規定の無い限り、任意である。
本発明に係わる混合物を製造するための重縮合は、大気
圧、つまり約0.1MPa (絶対)で、ただしそれよ
り高い、または低い圧力ででも実行できる。気体状の縮
合剤を反応混合物中に迅速に拡散させるためには、0.
1MPa (絶対)未満の圧力が有利である。特に0.
09MPa (絶対)〜0.11MPa (絶対)の圧
力が好ましい。重縮合は、好ましくは0°C〜80°C
1特に15°C〜50℃の温度で行なう。
重縮合は酸素の存在下でも行なえるが、酸素を十分に除
去しても行なえるし、またその方が好ましい。後者は、
窒素、アルゴン、二酸化炭素およびそれらの混合物など
の保護気体の下で、または/および気体状の縮合剤の雰
囲気中で作業することによって達成できる。
重縮合の後は、反応混合物の揮発性成分を好ましくは蒸
留により除去する。揮発性成分とは、特に溶剤および、
使用した場合は、揮発性の縮合剤である。この蒸留は、
好ましくは1hPa (絶対)未満、特にIPa(絶対
)未満の圧力で行なう。
1Pa(絶対)未満の圧力では、好ましくは最高150
℃の温度で蒸留する。
本発明に係わる方法の生成物として、成分a)(の構成
要素)として式(III)の単位を含み、nが値lを持
つような重合体を含む混合物を製造する場合、式(IV
)の化合物から出発できるが、そこではWが水素原子を
意味し、それに応じて生じた重合体を以下に示すような
後処理することができる0式(TV)中の基Wが式(I
I[)中の基Mnに相当する場合、この後処理は必要な
く、例えば、式(II)の重合体をn=1およびM=水
素、Cr−〜CIl+−アルキルまたはフェニルで作る
場合、基Wが基Mに相当する式(IV)の化合物から直
接出発する。
後処理は、縮合剤を使用した場合、縮合剤の残留物およ
びその反応生成物を除去し、複素環の窒素原子を第四級
化することにより行なう、上記蒸留によってもなお存在
する縮合剤の残留物とその反応生成物は、その混合物が
不溶の極性溶剤、特に塩基でその混合物を処理すること
により除去できる。極性溶剤としては、水が好ましい。
アンモニア、第一級、第二級および第三級の有機アミン
類、炭酸塩およびII(lの比較的弱い塩基でも、縮合
剤およびその反応生成物の洗浄に著しい効果があり、こ
のことは処理後の重合体の元素分析により確認できる。
その代わりに、アンモニア、メチルアミンおよびジメチ
ルアミンなどの気体状塩基で処理し、続いて上に述べた
ような種類の溶剤で洗浄しても良い。続いて、式(II
I)による基Mを導入するため、窒素を第四級化する。
これは混合物をブレンステッド酸またはルイス酸、金属
、金属イオン、金属錯体および/またはCI−〜C4−
アルキル化剤および/またはフェニル化剤により置き換
えることによって達成できる。ブレンステッド酸の例と
しては、HCl、、H2SO4,HCl0a 、Cl5
O,H,HBr、H,Fz 。
HJ、HsPOa 、HNOs 、F3COOHおよび
その他類似のもの、それらの酸性塩、それらの酸性縮合
物、例えばビロリン酸、テトラフルオロはう酸などがあ
る。ルイス酸の例である金属、金属イオンおよび金属錯
体は、Mの例としてあげた原子、イオンおよび分子であ
る。アルキル化剤の例としては、ヨウ化メチル、硫酸ジ
メチル、トリフルオロメタンスルホン酸メチルエステル
、硫酸ジメチルおよびその他のX、 YおよびZの例と
して上に挙げたC8−〜Cl1l−アルキル基のヨウ化
物、臭化物、塩化物および硫酸エステルである。
複素環中の窒素原子を第四級化するための試薬(以下、
「第四級化剤」という)の量は、それを使用している場
合は、重合体中にある、複素環に結合している窒素原子
をどの程度第四級化するべきかによって決まる。
上記混合物は、それが望ましい限りにおいて、さらに電
気化学的におよび/または、ドーピング剤によりドーピ
ングすることができる。ドーピング剤の選択により、本
発明に係わる混合物の導電性を広範囲に変化させること
ができる。ドーピング剤の例としては、ナトリウムやカ
リウムなどのアルカリ金属、H,So、、HCf04 
、H2Cr、O,、HJおよびHN 03などのプロト
ン酸、5bCfs 、ASCIs 、TiC1a 、F
eCl25.5nC14、ZnCL 、As Fsなど
のルイス酸およびヨウ素などのハロゲンがある。本発明
に係わる混合物のドーピング剤処理は、一般に、ドーピ
ング剤の蒸気または溶液を重合体に作用させて行なう。
大抵の場合、10〜30°Cで、多くは湿分を除いて、
時には空気を排除して作業する。
ドーピングした重合体は、好ましくは0−50、特に好
ましくは0.01−30、特に0. 1−20重量%の
ドーピング剤を含む。
本発明に係わる混合物はさらに別の物質を含むことがで
きるが、これらの物質は、通常の方法で重合体に導入す
る。これらは、重合体を補強する、および補強しない充
填材、可塑剤、構造助剤、UV安定化剤、含量および染
料その他多くのM催物である。これらの材料は、粉体、
層材料、フィルムおよびその他の成形品として使用でき
る。
本発明に係わる混合物を、好ましくは、膨潤させた、ま
たは溶解した成分b)の重合体の存在下で製造する場合
、その混合物は、巨視的に成分a)とb)の均質な分布
を示す、この混合物は、緑がかったツヤのある表面を持
ち、−様で、黒褐色から暗黒色の色相を示す。この理由
は、成分a)が顕微鏡的に微細分散しているからである
。実施例1により製造した重合体の電子顕微鏡写真は、
例えば全マトリックス中に不連続で黒色のポリピリレン
メチン粒子が統計的に均質に分散している様子を示して
いる。観察された粒子形は、55−200nの間に分布
している。相の境界が比較的不鮮明なので、ポリビリレ
ンメチン成分は、緻密で不活性な充填材として存在する
のでは無く、両成分が相境界のあたりでお互い同士で貫
通しあい、そのために機械的に結合していることがわか
る。
本発明に係わる重合体は、そのドーピングおよび第四級
化の種類と程度により、導電性または反導電性化合物で
ある。この重合体は電気的導電体および半導体として、
電気的センサーとしておよび/または電気的遮蔽物とし
て使用できる。この重合体は例えばバッテリー、交換機
、開閉器中に、場合によって他の重合体と混合して使用
できる。
電気化学センサーとしての応用は、本発明に係わる混合
物を酸または塩基で処理することにより、その電気特性
が変化することに基づいている。
以下に示す実施例では、他に記載の無い限り、a)量は
すべて重量に関し、 b)圧力はすべて0.IMPa (絶対)であり、C)
温度はすべて20°Cであり、 d)溶剤量はすべて、25mJ!溶液になるように測定
する。
実施炎上 重合度1680および伝導度4X10−’S/e11の
ポリ塩化ビニル1.77およびピロル−2−カルバルデ
ヒド762mgを無水テトラヒドロフランで25mで溶
液に調製した。この混合物を使って、28μm厚のポリ
エステル下敷きの上で、500μm厚のドクターブレー
ドにより、フィルムに引いたが、このフィルムは、20
℃で1.7時間乾燥した後になお60μm厚、無色で、
光を透過できた。このフィルムをポリエステルの下敷き
から引き剥し、重161mgの試料をスライドガラスの
上に載せた。
上縁を平に研磨した、直径9c1!、高さ2cmのベト
リー皿中に、5mfの酸塩化リンを入れた。温度調節で
きるガラス板を使って50°Cに加熱したペトリー皿の
中に、直径0. 4CI+のガラス棒を正方形に曲げた
ものをスペーサーとして置き、その上にPVCフィルム
を載せたスライドガラスを置いた。1時間反応させた後
、このフィルムを0゜05Pa、80°Cで6時間乾燥
させた。
こうして得られた色色の可撓性のあるフィルムは、重量
が126.3mg、伝導度が7.3X10〜”S/C1
1(空気中4点測定で求めた)であった。
空気中で25日間貯蔵後、伝導度に重大な変化は無かっ
た。電子顕微鏡写真により、連続マトリックス中に直径
20nmの粒子が分散しているのが分かった。
実施陥l 実施例1に記載するようにして、ポリ塩化ビニルおよび
ピロル−2−カルバルデヒドのテトラヒドロフラン溶液
を調製した。この混合物を使って、ガラス板上で、50
0μm厚のドクターブレードでフィルムを引いたが、こ
のフィルムは、20°Cで41/2時間乾燥後になお3
0μm厚、無色で光透過であった。
このフィルムをガラス板から引き離し、重量18.8m
gの試料をスライドガラス上に載せた。
これを、上縁研磨した、直径9c′111高さ2cmの
ベトリー皿中で、直径0. 4cmのガラス棒を正方形
に折り曲げたスペーサーの上に置いた。ペトリー皿の底
には10mj!のテトラヒドロフランを入れた。フィル
ムを20°Cで40分間膨潤させた後、フィルムを載せ
たスライドガラスを容器から取り出し、直径0. 2c
+aのガラス棒を正方形に折り曲げたスペーサーの上に
載せ、液体循環式の外側ジャラケットで50°Cに温度
調節した。内径6Ω、高さ14C11の、気体の出入り
口の付いた容器の中に入れた。この容器を不活性ガス(
アルゴン)で10分間掃気した後、酸塩化リンを満たし
、加熱した洗気瓶を通して、50゛Cに加熱した酸塩化
リン蒸気をアルゴン流と一緒に容器の中に導入した。
20分間の反応後、フィルムを0.05Pa、30°C
で6時間乾燥させた。こうして得られた黒色で可撓性の
あるフィルムは、重量が43.6mgで、伝導度が1.
  OX 10−”S/C1l (空気中4点測定で求
めた)であった。
実施斑主 実施例2と同様にしてフィルムを作製した。
20°Cで3時間乾燥したフィルムから、重量18゜6
mgの試料を取り、実施例2に記載する温度調節可能な
容器中に入れ、40℃で60分間酸塩化リンの蒸気に当
てた。その後、フィルムを0.05Pa、80℃で5時
間乾燥した。こうして得られた黒色の可撓性のあるフィ
ルムは重量19.3mg、伝導度1. 2 X 10−
’S/cm (空気中4点測定で求めた)であった。
実施斑土 実施例2と同様にして原料のフィルムを製作した0重縮
合反応を、反応時間だけ変えて、実施例1と同様に行な
った。フィルムの乾燥は、so’c。
0.05Paで4時間行なった。そうして得られた黒褐
色から黒色の可撓性のあるフィルムは、次のような伝導
度を示した。
反応時間0.75分;σ−1,7X 10−”S/CI
反応時間1.0  分、σ=8,8X10−四S /C
1反応時間3.0 分: a−3,9X 10−’S/
e11S/時間5.0  分: σ= 1. 8 X 
10−3S/el1反応時間10.0分、σ=2.9X
10−”S/CI実施例旦 高側溶液の組成を、使用したPVCに対するピロール−
2−カルバルデヒドの重量%で2. 1. 6゜5.1
1.2.26.1および44.4%にした以外は、実施
例2と同様にしてフィルムを製作した。反応は、実施例
3に記載する方法に準じて行なったが、反応時間はすべ
て5時間であった。そうして得られた黒色で可撓性のあ
るフィルムは、次のような伝導性を示した。
ビロールアー゛ヒトの  0  伝L」】]UしろIF
5.1        4.9X10−’6.5   
     6.6xlO−’11.2        
7.0XIO−’ビロールアー゛ヒ′の  0  伝[
ろff26、1 44.4        2.5X10−’実施斑旦 原料溶液中のどロール−2−カルバルデヒドの重量配分
をマトリックスポリマーに対して42゜5%にして、実
施例2と同様にしてフィルムを製作した。20°Cで3
0分間乾燥した後、30μm厚のフィルムの1.5X2
0.0CIIの試験片をスライドガラスに載せて実施例
2に記載する装置に入れた。アルゴンで10分間掃気し
た後、30°Cに加熱した塩化水素ガスを20分間導入
した。その後、フィルムを80″C10,05Paで5
分間乾燥した。そうして得られた黒色の可撓性のあるフ
ィルムは、6.3X10−”S/cmの伝導度(空気中
4点測定で求めた)を示した。
実施皿エ ビロール−2−カルバルデヒドのの代わりにN−ブチル
ピロール−2−カルバルデヒドを使用し、実施例1と同
様にしてフィルムを製作した。原料溶液中のN−ブチル
ピロールアルデヒドの含有量は、マトリックスポリマー
に対して49.1%であった。縮重合は、試験片を酸塩
化リンの蒸気中に入れて、空気を通しながら50°Cで
実施例1と同様に行なった。3時間反応させた後、フィ
ルムを2Pa、75°Cで6時間乾燥させた。このフィ
ルムは、伝導度が2.  I X 10−”S/am 
(空気中4点測定で求めた)であった。
実施斑主 ビロール−2−カルバルデヒドのの代わりにN−フェニ
ルビロール−2−カルバルデヒドを使用し、実施例1と
同様にしてフィルムを製作した。
原料溶液中のN−フェニルビロールアルデヒ)’(7)
含有量は、PvCの量に対して44.2%であった。縮
重合は実施例7と同様に行なったが、反応時間は30分
間であった。続いてフィルムを2Pa175°Cで5.
5時間乾燥させた。このフィルムの伝導度は、2. 5
 X 10−3S/cm (空気中4点測定で求めた)
であった。
実施撚度 ピロール−2−カルバルデヒドのの代わりに3゜4−ジ
エチルピロール−2−カルバルデヒドを使用し、実施例
1と同様にしてフィルムを製作した。
原料溶液中の3,4−ジエチルピロール−2−カルバル
デヒドの含有量は、PvCO量に対して42.8%であ
った。縮重合は実施例3と同様に行なったが、反応温度
が50℃、反応時間は100分間であった。この黒色で
可撓性のあるフィルムの伝導度は、9. 5 X 10
−’S/cm (空気中4点測定で求めた)であった。
実施例1立 実施例1により作製した、伝導度7.3X10−”S/
C11の重合体フィルムを、15%のアンモニア水溶液
中に、空気を排除して4日間保持した。80°C12P
aで5時間乾燥させた後、このフィルムの伝導度は3.
 2 X 10−’S/cm (空気中4点測定で求め
た)であった。
実施例上上 実施例2により作製した伝導度1.16X10−’S/
cIIIの重合体フィルムを、塩化水素ガスを満たした
シュシンクフラスコ中で24時間保持した。
このフィルムの伝導度は4.0XIO−’S/CTI(
空気中4点測定で求めた)であった。
実施倒上又 実施例6により作製し、伝導度6.3X10−”S/C
Iを示す重合体フィルム6.03mgを、21.3mg
のヨウ素と共にアルゴンの下でシュレンクフラスコに入
れ、液体窒素中で凍結させた。
このフラスコを2Paに減圧し、続いて100°Cで3
時間保持した。このフィルムの伝導度は、6、 4 X
 10−’S/cm (空気中4点測定で求めた)であ
った。
実施例上l 実施例1に記載する、PVCおよびピロール−2−カル
バルデヒドから成る溶液から取った5mlの混合物をア
ルゴンの下で一70’Cに冷却した。
撹拌しながら、気密の注射器を使って、200μiの酸
塩化リンを添加した。添加した縮合剤が溶解した後、そ
の無色透明の溶液2mlを、75°Cに加熱した、直径
9C11、高さ20のペトリー皿に入れた。10分間後
、暗黒色のフィルムを0.02Pa、100°Cで5.
5時間乾燥した。そうして得られた可撓性のあるフィル
ムの伝導度は、34×10〜’S/CI!(空気中4点
測定で求めた)であった、電子顕微鏡による検査の結果
、重合体a)がPVC中に平均直径1100n 〜11
000nで双峰分散しているのが分かった。
実施例14 ポリビニルアルコール(重合度450)の20%水溶液
10gに1. 0g (0,01モル)のピロール−2
−カルバルデヒドを加え、溶解した。
続いて2.0g (0,011モル)のp−)ルエンス
ルホン酸水加物を加えた。この酸が完全に溶解した後、
500μmの厚のドクターブレードを使ってガラス板上
にフィルムを引いた。次いでこのフィルムを20゛Cで
1分間乾燥させた。
50゛Cで12時間空気中に保持した試験片は、1.9
X10−’S/cmの伝導度(空気中4点測定で求めた
)を有していた。これに対して、純粋なpvcの伝導度
は6.0XIO” S/C1lであった。電子顕微鏡に
よる検査の結果、成分a)がポリビニルアルコール中に
双峰分散(平均粒子径として80nmおよび600nm
)しているのが分かった。
実施±1旦 伝導度5 X l O−” 37cmのポリスチレン4
゜4gおよびピロール−2−カルバルデヒド1.3gを
テトラヒドロフランで25mj!の溶液に調製した。こ
の混合物を使って、500μmの厚のドクターブレード
でガラス板上にフィルムを引いた。
このフィルムを20°C1空気中2時間乾燥後、重量4
5.7mgの試験片を、実施例3に記載した方法と同様
にして、50゛Cで15分間、酸塩化リンの雰囲気中に
置いた。
0.02Pa、100″Cで5時間乾燥後、このフィル
ムは、60.4mgあり、伝導度は1.7XIQ−’S
/Cmであった。電子顕微鏡写真により、成分a)の粒
子がポリスチレン中に、平均粒子径40nmで微細分散
していることが分かった。
実施医上旦 長さ4. 0CII、幅1. 5cmの濾紙試験片を、
10%のビロール−2−カルバルデヒドのテトラヒドロ
フラン溶液に漬けた。20°Cで10分間乾燥後、この
試験片を、実施例3に記載する、50°Cに加熱した装
置に入れ、酸塩化リン雰囲気中に5分間置いた。0.0
2Pa、100°Cで5時間乾燥後、この−様な黒色の
紙は、伝導度が9.7×10−’S/cmであった。
実施拠土ユ ビーカー中で、室温で、25gのポリエーテルポリオー
ク調剤(オルトフィル1600−00、ビュージング&
ファッシュ有限会社、D−7030ペーブリンゲン)お
よび6mlのテトラヒドロフランに12.5gのビロー
ル−2−カルバルデヒドを溶解した0次いで25gの液
体4.4′ジフェニル−メタン−ジイソシアネート(オ
ルトバー1000、ビュージング&ファッシュ有限会社
)を加え、直ちに機械的撹拌機を使って毎分2000回
転で均質にした。続いて気泡を除去するために、混合物
を紙袋に流し込んだ。
湿温度で12時間静置した後、2. 5X2. 5XI
、5cmの試験片を切り取り、実施例2に記載するガス
処理装置でガス処理した。50°Cで酸塩化リンの蒸気
と接触させたところ、試験片は2分以内に黄土色から黒
色に変色し、その際、硬質気泡はその機械的特性を維持
した。50°Cで塩化水素ガス処理したところ、2分間
以内に黒縁色になった。ビロール−2−カルバルデヒド
を添加しなかった、硬質気泡を持った比較用試料は、同
じ条件化で全く変色しなかった。
実施燃上1 50%アクリル酸ブチルのt−ブチルメチルエーテル溶
液15m/!テトラヒドロフラン溶液に完全に溶解した
0次いでこの混合液を一15°Cに冷却し、この温度で
、0.46mj!の酸塩化リンを加えた。最後にスライ
ドガラス上にこの無色透明の混合液を二滴たらし、室温
で放置した。15分後、この重合体は黒変した。次いで
0.02Pa。
80°Cで6時間乾燥した。純粋なマトリックスポリマ
ーの伝導度が≦10” S/cIIであるのに対し、こ
の黒色で弾性のある物質の伝導度は2×10−’S/c
+*であった。
実施例上皇 伝導度が≦l Q” S/C11の酸化ポリエチレン(
ポリグリコール、ヘキシト20000.ヘキストAC;
、D−6230フランクフルト)5.Ogおよびビス−
ルー2−カルバルデヒF1.5gを25mfの莫留水に
溶解した。スライドガラスにこの混合物を層状に塗布し
た。空気中、室温で18時間乾燥後、この乳白色の層が
付いたスライドガラスを、実施例1に記載するように、
50°Cで酸塩化リンの蒸気で処理した。15分後フィ
ルムは一様に黒変した0次いで0.02Pa、80°C
で6時間乾燥した。伝導度は2.3X10−’S/ci
+であった。
尖施拠又立 13gのシリコンポリマー(FD20/2549HL、
ワッカーケミー有限会社、D−8000ミユンヘン)に
3.9gのビロールアルデヒド、9mlのトルエンおよ
び0.5gの湿潤剤(Ma11/1662)を加えた。
混合物を十分に均質化した後、この僅かに明るい緑色の
混合物をスライドガラスに層状に塗布した。このシリコ
ンゴムを24時間以上室温で架橋させ、次いで実施例1
に記載するように、50℃で酸塩化リンがガス処理した
。ゴムは5分以内に黒色になった。これを0.02Pa
、80℃で6時間乾燥させた。マトリックスポリマーの
伝導度が<10−’S/asであったのに対し、この物
質の伝導度は1.5X10−’S/CTIであった。
以下に発明の好ましい実施態様例示する。
1、前記成分b)が少なくとも一つの熱可望性樹脂を含
むことを特徴とする請求項第1項記載の導電性重合体混
合物。
2、前記成分a)の−重量部に対して少なくとも0.1
重量部の前記成分b)を含むことを特徴とする請求項第
1項または前記記載の導電性重合体混合物。
3、前記成分a)の−重量部に対して1〜100重量部
の前記成分b)を含むことを特徴とする前記2記載の導
電性重合体混合物。
4、前記成分a)として式(I)の単位を持ち、Rが同
じ、または異なった炭素原子数1−8のアルキル基、フ
ェニル基、または水素原子または式%式% Qが同じ、または異なったヒドロキシル、01〜C11
−アルコキシ、CI −〜Cl8−アルキルスルホネー
ト、C8−〜C11−アリルスルホネート、トリフルオ
ルアセチル、C8−〜C1゜−アシル、場合によっては
置換したフェルレート基または塩素または臭素原子を表
わし、 R’が同じ、または異なった、場合によっては、必要に
応じて炭素原子1−18の置換炭化水素基により置換し
た単環式、または多環式(ヘテロ−)アリレン基を表わ
し、 R“′が同じ、または異なった、場合によっては、必要
に応じて炭素原子数1−18の置換炭化水素基により置
換した単環式、または多環式ジヒドロ(ヘテロ)アレン
ジリデン基を表わし、R′が同じ、または異なった水素
またはハロゲン原子を表わすような、 一つ以上の重合体ならびにそれらの塩を含むことを特徴
とする請求項第1項、前記1)、2)または3)の一つ
に記載の導電性重合体混合物。
5、前記成分a)として、式(n)の単位を持ち、基旦
が炭素原子で、基へが同じまたは異なった式%式% 上記の式(ff)および(III)において、Xl、ヱ
および1は、相互に独立して同じまたは異なった1価の
基、つまり水素原子、C0〜C11l−アルキル基、ま
たは場合によりハロゲン、ニトロ基、Cr−〜C+a−
アルキル基および/またはフェニル基により置換したフ
ェニル基を!味し、 式(II)から分かるように、式C−Xの原子団により
置換されていない複素環の炭素原子にそれぞれ結合した
Yとヱは、上記の意味のほかに、なお式−COORの原
子団を持つことができ、Rは水素原子、フェニル基、ま
たはCI−〜C11l−アルキル基を表わし、 Xは−CR’zQを意味することができ、R′およびQ
は上記の二つの意味を持ち、 Mはその都度、水素、金属原子、金属イオン、金属錯体
、ルイス酸、CI−〜CIl+−アルキル基またはフェ
ニル基を表わし、 且は、数字Oまたは1を表わし、且がOを意味する場合
は、式(n)の相当する単位は帯電しておらず、且が1
を意味する場合は、この単位は正の電荷を持ち、式(1
)の五員環の内側にある破線の円は、複素環中の二つの
結合パイ電子対を表わすような、一つ以上の重合体を含
む事を特徴とする前記記載の導電性重合体混合物。
6、前記成分a)が、を最大110000n、特にIn
m〜110000nの平均粒子径で前記成分b)の重合
体の連続マトリックス中にあることを特徴とする請求項
第1項前記1)、2)、3)。
4)または5)の一つに記載の導電性重合体混合物。
7、前記成分a)の出発物質として、式(IV)で表わ
され、 X、、YおよびZが請求項第6項記載の意味を持ち、式
−CXEzの基がピロール環の2.3.4または5の位
置にあり、 異が水素原子、CI−〜C+s−アルキル基またはフェ
ニル基を意味し、 旦が同じまたは異なった1価の基、つまりハロゲン原子
、特に塩素または臭素原子、CI−〜Cl1l−アルキ
ルスルホネートまたはアリルスルホネート基を意味し、
あるいは二つの基旦が共通でカルボニル基の酸素原子ま
たは式=N−Gの基を表わし、Gは炭素原子数1〜10
の炭化水素基を意味するような一つ以上の化合物を使用
し、その際、場合によっては縮合剤の存在下で反応させ
、望ましい場合には、場合により使用した揮発性の縮合
剤と溶剤を蒸発により除去し、また、nが1の値を有し
、望ましい基Mが場合により使用した縮合剤により導入
されていない状態で、望ましい重合体が式(III)の
単位を含むべきである場合には、場合により使用した縮
合剤の基およびその反応生成物を極性溶剤および場合に
よっては塩基により処理して除去し、そうして得られた
重合体をブレンステッド酸またはルイス酸、金属、金属
イオン、金属錯体およびまたはC8〜C11l−アルキ
ル化剤および/またはフェニル化剤により置き換えるこ
とを特徴とする前記5)または6)記載の導電性重合体
混合物を製造するための請求項第2項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)ポリアリレンメチン、ポリヘテロアリレンメチ
    ンおよび/またはそれらの塩を含み、さらに b)少なくとももう一つの重合体を含むことを特徴とす
    る導電性重合体混合物。 2)前記成分b)の重合体および/または溶剤中で膨潤
    させた重合体の溶液の存在下で、好ましくはこの溶剤に
    可溶な、前記成分a)の底分子量の出発物質が重合する
    、ないし縮重合することを特徴とする請求項第1項に記
    載の導電性重合体混合物の製造方法。 3)導電体および半導体として、請求項第1項に記載す
    る重合体混合物または請求項第2項に記載の方法により
    製造できる重合体混合物を使用する電気化学センサー用
    および/または電気遮蔽用の材料
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