JPH02112006A - 電圧出力回路 - Google Patents

電圧出力回路

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JPH02112006A
JPH02112006A JP26568888A JP26568888A JPH02112006A JP H02112006 A JPH02112006 A JP H02112006A JP 26568888 A JP26568888 A JP 26568888A JP 26568888 A JP26568888 A JP 26568888A JP H02112006 A JPH02112006 A JP H02112006A
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Izumi Koga
泉 古賀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は電圧出力回路のセトリング特性の改善に関する
ものである。
〈従来の技術〉 設定した値の電圧を負荷に加える回路(本発明で言う電
圧出力回路)は、各種電気機器に用いられている。この
ような電圧出力回路は、一般に設定電圧V「を増幅(本
明細書において増幅とは増幅率1以下も含む)し、これ
を負荷に加えると同時に、負荷に加えられている実際の
電圧vOを帰還して、vOが所望の値となるように制御
している。
第5図に従来の電圧出力回路を示す、同図の回路は、設
定器1から設定電圧V「を出力し、抵抗rを介して演算
増幅器(以下、単に増幅器と言う)旧の反転入力端子に
加えている。増幅器u1の入出力間には積分用コンデン
サCが接続されており、また非反転入力端子はアース電
位に接続されている。この増幅器u1の出力は伝送路3
を介して負荷2に加えられる。この負荷2に加えられる
出力電圧vOが所望の値にあるか否かを検出する抵抗R
が図に示すように出力端と増幅器u1の反転入力端子間
に接続され帰還系を形成している。
同図の回路は、設定電圧V「により抵抗rに流れる電流
と、出力電圧vOにより抵抗Rに流れる電流とを比較し
、その誤差を積分回路(増幅器u1とコンデンサC)で
積分し、これを負荷2に加えている。
帰還系を有した増幅器は高精度であるが、容量性の負荷
を接続したり、長い伝送路を接続した場合には、帰還信
号の位相遅れにより高周波領域で異常発振を生じる場合
がある。
しかし第5図の回路は、位相遅れの少ない増幅8旧の出
力端信号(この増幅器u1の出力端信号は伝送路3と負
荷2による位相遅れを含んでいない)をコンデンサCに
より直接帰還しているので異常発振をすることなく安定
な動作を行うことができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 以上のような従来の電圧出力回路は設定電圧Vrを変化
させた時、出力電圧vOの値が所望のレベルに到達する
まで長時間かかる課題がある。その理由は、コンデンサ
Cの電圧は、時定数τ=C−Rで変化するため、この時
定数τ以上の高速化を行うことができないためである。
更に、第5図の実際の回路は、この時定数以上に応答が
悪い、これを第6図と第7図を参照しながら説明する。
第5図の積分用コンデンサCには、出力電圧ν0が定常
的に加わっている。即ち、設定電圧Vrを変化させると
、出力電圧vOもこれに連れて変化する。ここで、第7
図の実線(イ)で示すように理想的には出力電圧ν0の
応答は、R−cで決定される1次応答で安定する(c:
コンデンサ容量、R:帰還抵抗Rの値)。
しかし、コンデンサCには誘電吸収現象があり、時定数
τ=R−cとすると、実際の応答は第7図(0)で示す
ように10τを越えるようなレベルまでへのセトリング
は非常に悪くなる。説明を加える。第6図(A)は理想
的なコンデンサCAを示す図であり、第6図(B)は実
際のコンデンサCの等価回路を示す図である。第6図C
B)の(イ)部を充放電するのに時間が多くかかる。
スチロールやガラスを使用した吸収現象の非常に少ない
コンデンサを用いればセトリングを改善できるが、この
ようなコンデンサは高価である。
そこで考えられたのが第3図の回路である。第3図の回
路は第5図の積分コンデンサCに直列に抵抗R°を挿入
したものである。そしてこの日“の値を大きくしていけ
ば、高速セトリングを行うことができるが(即ち、抵抗
1じ=ψとすればコンデンサCは切離され増幅器U1の
応答と同じ)、コンデンサCを介して位相補償している
帰還信号が少なくなるため、上述した高周波領域での発
振という別の問題が発生する。従って、抵抗R°の作用
のみで高速性を実現しようとすると安定性が犠牲となる
本発明の目的は、安定性を犠牲にすることなくローコス
トでかつ短時間の内に高精度にセトリングする電圧出力
回路を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記課題を解決するために 演算増幅器から負荷に電圧を加える回路において、 設定電圧をこの演算増幅器の反転入力端子に導入する第
1抵抗(r)と、 演算増幅器の反転入力端子に一端が接続され他端が第2
抵抗(Ro)を介して演算増幅器の出力端子に接続され
るコンデンサと、 負荷における受電端と演算増幅器の反転入力端子間に接
続された第3抵抗(R)と、 前記設定電圧を前記コンデンサと第2抵抗(Ro)の接
続点に導く第4抵抗(r°)と、 を備えコンデンサの両端の電位が等しくなるように第1
〜第4抵抗の値を定めたものである。
〈作用〉 本発明では増幅器の帰還回路に設けたコンデンサの両端
の電位が等しくなるように第1〜第4抵抗の値を定めて
いる。従って、コンデンサに電圧が加わらず増幅器u1
の応答と同じスピードを得ることができる。
〈実施例〉 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る電圧出力回路の一実施例を示す図
、第2図は第1図回路のセトリング特性を示す図である
第1図が第3図と異なる点は、設定電圧Vrをコンデン
サCと抵抗R°の接続点に導く抵抗「°を設けた点であ
る。そして、第1図に示す各低層が(1)式の関係とな
るように定められている。
R/ r = R’/ r’            
  (1)他の同一構成素子については第3図と同じ番
号を付している。なお、抵抗R°は第3図と同じ素子番
号であり、同じような接続関係になっているが、その作
用は後述するように第3図と異なる。
第1図において、出力電圧、即ち負荷2における受電端
の電圧vOは(2)式で表わされる。
VO= −(R/ r ) Vr          
  (2)第1図の電圧フィードバック系の等価回路を
第8図に示す、同図において、roは増幅器υ1の出力
インピーダンスである。
第1図回路は、負荷2及びまたは伝送路3による信号の
位相回転(位相遅れ)により帰還抵抗Rからの信号の位
相が遅れ、高周波領域での異常発振を押えるため、コン
デンサCと抵抗R°を用いて位相補償を行っている。即
ち、安定なフィードバック系が成立するように抵抗R,
R’とコンデンサCの値を決定しである。このような位
相補償は、従来回路(第3図、第5図)でも行なわれて
おり、目新しいものではない。
なお、第1図の抵抗R゛の作用は第3図に示す抵抗R゛
の作用と異なり、この抵抗R°の作用のみで高速性を実
現するものでなく、コンデンサCの両端の電位が等しく
なるようにするため(従ってコンデンサCの誘電吸収現
象が生じない) 、(+)式の関係を満たす要素として
作用している。
第8図より本発明で新たに付加した抵抗r゛は、R’/
r’の比を大きくとらなければフィードバック系の安定
に影響しないことが分る。その理由は、R’/r’の比
を大きくすると抵抗R°とコンデンサCを通ってフィー
ドバックされる信号が少なくなり安定性に影響するから
である。R’/r’の比を具体的にどのように定めるか
は、使用する増幅8旧の特性、負荷2の特性等を勘案し
て定める設計的事項であるなめここではその説明を省略
する。
第1図回路では、以下に説明する如くコンデンサCの両
端の電位が等しくなるように設定しているので、出力電
圧vOの変化によるコンデンサの充放電がない、またコ
ンデンサCの誘電吸収現象は発生しない。
第1図PA点の電圧をvAとすると、 VA = (νr/r’ +VO/R’  )  −(
r’//R’)   (3)= Ov        
               (5)コンデンサCの
他#(点PAと反対IIII端子)は、仮想接地電位で
あるためOvである。従ってコンデンサCの両端の電位
は等しい。
第2図と第4図を用いて本発明による特性と、従来例と
の比較説明を行う、従来例(第3図)では設定電圧V「
が第4図の実線のように、例えばΔvrずつ変化すると
、出力電圧vOは一点鎖線の(b)部に示す如く、まず
抵抗R゛の作用によりステップ状に変化しく増幅器u1
の応答速度で変化)、その後、時定数τ=C・(R+R
’ )で最終値−(R/r)Vrを自損して変化する。
この(b)部の値は、−ΔVr・ (R//R’) /
rである。
なお、抵抗R°がない第5図の回路では、第4図の点線
(a)の応答となる。このときの時定数τはτ=c−R
である。
一方、本発明においては設定電圧Vrがステップ状に変
化しても、第2図に示す如く出力電圧VOは増幅器u1
の応答速度と等しい(非常に高速)速度で変化する。
く本発明の効果〉 以上述べたように本発明によればコンデンサCへ出力電
圧vOに応じた電圧が定常的に加わることがない、従っ
て、出力電圧vOの変化に伴うコンデンサCの充放電が
ない、その結果、コンデンサの充放電時間(τ)で決ま
る電圧セトリング時間が非常に短くなる。またコンデン
サの誘電吸収現象によるτの増加によるセトリングの遅
れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電圧出力回路の一実施例を示す図
、第2図は第1図回路のセトリング特性を示す図、第3
図と第5図は従来例を示す図、第4図は従来例のセトリ
ング特性を示す図、第6図と第7図は誘電吸収現象を説
明する図、第8図は本発明の回路の電圧フィードバック
系の等価回路を示す図である。 R,R’、 r、 r’・・・抵抗、C・・・コンデン
サ、ul・・・増幅器。 第 図 第 図 VO,fllfJUL W餞足電瓜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 演算増幅器から負荷に電圧を加える回路において、 設定電圧をこの演算増幅器の反転入力端子に導入する第
    1抵抗(r)と、 演算増幅器の反転入力端子に一端が接続され他端が第2
    抵抗(R′)を介して演算増幅器の出力端子に接続され
    るコンデンサと、 負荷における受電端と演算増幅器の反転入力端子間に接
    続された第3抵抗(R)と、 前記設定電圧を前記コンデンサと第2抵抗(R′)の接
    続点に導く第4抵抗(r′)と、 を備えコンデンサの両端の電位が等しくなるように第1
    〜第4抵抗の値を定めた電圧出力回路。
JP63265688A 1988-10-21 1988-10-21 電圧出力回路 Expired - Lifetime JP2542245B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10974297B2 (en) 2015-07-31 2021-04-13 Sms Group Gmbh Rolling stand for the rolling of rolling stock

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