JPH02111415A - ガス分離膜モジュール - Google Patents

ガス分離膜モジュール

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JPH02111415A
JPH02111415A JP26375488A JP26375488A JPH02111415A JP H02111415 A JPH02111415 A JP H02111415A JP 26375488 A JP26375488 A JP 26375488A JP 26375488 A JP26375488 A JP 26375488A JP H02111415 A JPH02111415 A JP H02111415A
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JP
Japan
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hollow fiber
hollow fibers
hollow
fibers
density
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JP26375488A
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Seiichi Nakahara
清一 中原
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多成分よりなるガス混合物から特定の成分を
分離・濃縮するためのガス分離膜モジュールに関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、膜分離技術の進歩は目覚ましく、ガス分離におい
ても、既に、水素や二酸化炭素の回収、窒素や酸素の濃
縮等が工業的に実施されている。
膜による分離を効率良く行うには、各用途に応じた選択
透過性を有する膜素材を用いること以外に、ガス混合物
を均一に膜面に分配することおよび膜面におけるガスの
濃度分極を抑えることが重要である。中空糸に限らずガ
ス分離膜モジュールの構造がこれらの要因に対していか
に配慮されているかが、ガス分離膜モジュールの良否を
決定する0 従来のガス分離膜モジュールは、多数の中空糸を束ねた
ものを・・ウジング内に収容して、その両端を隔壁に固
定したものであり、中空糸が互いに平行に乱雑に配置さ
れているために、中空糸相互の接触がおこり有効膜面積
が小さくなることやガスの流れが不均一になって、局部
的に流速の異常に小さい部分、あるいけ異常に大きい部
分が生じて濃度分極が発生し分離能力が低下する等の欠
点があった。かかる欠点を改善すべく、第8図に示すよ
うに選択透過性を有する多孔質中空糸1を経糸2で簾状
に編組した中空糸シートを円筒状物または円柱状物3の
周囲に巻回して・・ウジフグ間に収容したガス分離膜モ
ジュールが提案されている(特開昭60−28806号
公報など)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記ガス分離膜モジュールでは隣接する経
糸間の間隔(経糸の密度)が円筒状物または円柱状物の
長さより僅かに長くなるよう経糸を配しているため、多
孔質中空糸膜が簾状に編組された状態になく、経糸の太
さに応じた間隔が多孔質中空糸膜相互に生じるにすぎな
い。モジュールの長さが長くなると多孔質中空糸膜のた
るみにより、多孔性中空糸膜を一定の間隔で平行に配列
することが困難となる。そのためガス混合物を膜面に均
一に分配することおよび膜面におけるガスの濃度分極を
抑えることが極めて難くなる。
したがって、本発明の目的はモジュールの長さが変化し
ても、中空糸を一定の間隔で平行に配列することのでき
るガス分離膜モジュールを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は上記の目的を達成するために、簾状に形成さ
れた中空糸シートおよび中空糸シートの積層構造につい
て、さらに検討した結果、本発明に到達したものである
すなわち1本発明は、簾状の中空糸シートの積層体をハ
ウジング内に収容する際に中空糸の1本または複数本の
束の外径をD(μm)、1本の中空糸または複数本の中
空糸の束を簾状に形成する経糸の密度をW(本/crR
)、簾状に形成した中空糸シートの単位長さ当りの1本
の中空糸または複数本の中を糸の束の密度をF(本/c
rn)、積層された中空糸ンートの単位厚さ当りの積層
枚数を1(枚/1)としたとき、 0.1≦W≦1 108/(3,OxD )2≦Fxl≦108/(1,
4XD)2なる関係をもつことを特徴とするガス分離膜
モジュールである。
本発明で用いる中空糸は、ガス透過性を有するものであ
れば素材や形状は特に限定されない。例えば、ガス透過
性を有する素材としては、ポリジメチルンロキサンなど
のシリコン系重合体、ポリ4〜メチルペンテン−1、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ3−メチルブテン−
1などのポリオレフィン系重合体、ポリ弗化ビニリデン
、ポリ弗化エチレンなどの弗素系重合体、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン12などのポリアミド、芳香族
ポリアミド、ポリ1チレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレートなどのポリエステル、ポリスチレン、
ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリオ
キシメチレン、ポリメチレンスルフィド、ポリチオエー
テル、ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド
、ポリイミド、ボリアリレート、ポリエステルイミ ド
ポリサルホン、ポリエーテルサルホンなどである。
これらの重合体は、相互のブレンドや共重合体であって
も、その変性物であっても良い。また中空糸の形状とし
ては、不均質膜、均質膜や複合膜などがある。中空糸の
外径(D)は約50〜約3500μm1膜厚は約3〜約
750μmである。外径や膜厚がこれより小さいと簾状
に形成する際に糸折れや糸割れが発生し易い。通常中空
糸の外径(D)が約lOO〜約2500 μm、膜厚が
約6〜約500 μmのものが好ましく、外径CD)が
約175〜約2000μm1膜厚が約10〜約400μ
mがさらに好ましく用いられる。
本発明で用いる中空糸は、1本(第1図allたけ複数
本(第1図b)の中空糸の束1を単位の緯糸として経糸
2で簾状に形成される。複数本の中空糸の束を簾状に形
成する場合には通常35本以下の中空糸の束が用いられ
る。35本よりも多い中空糸の束では、1つの緯糸束の
中の各中空糸がガス混合物と十分に接触できず、しかも
中空糸を通過したガスを十分に拡散させることができな
いため、膜面におけるガスの濃度分極が生じてガス分離
効率が低下するため好ましくない。通常は1本1本の中
空糸を緯糸として簾状のシートが形成される。
中空糸を経糸で簾状に形成するには経糸で中空糸を編組
1.ても、あるいは経糸を中空糸に接着してもよい。中
空糸を経糸で編組してシートを形成する方法は簾状の中
空糸シートの製作が容易で好ましい。中空糸を経糸で簾
状に編組するにはどのような編み方を用いても構わない
が、第1図(a)、(b)に示すぐさり編みのように各
中空糸を一本づつ経糸で固定することが好ましい。この
ように各中空糸を経糸で固定すると、使用時における中
空糸のずれが防止できて、常に隣接する中空糸間の間隙
を一定間隔に保持することができる。
本発明で用いる中空糸を簾状に形成する経糸の素材は適
度な柔らかさと機械的強度を備えていれば特に限定され
ないが1例えばポリエステル、ポリアミド、ポリアクリ
ロニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ボリアリ
レート、ポリビニルアルコール、ポリウレタンなどが用
いられる。また、経糸の種類としてはスパン糸、フィラ
メント糸でも加工糸でもよく、用途に応じて使い分ける
ことが出来る。さらに、経糸の太さは約10〜約200
0デニール、好ましくは約15〜約1000デニールで
ある。
1本の中空糸または複数本の中空糸の束を簾状に形成す
る経糸の密度W(本/ cm ) Fi、ガス混合物を
均一に膜面に分配し、膜面におけるガスの濃度分極を抑
えるために重要な要件であシ。
0、1≦W≦1 の条件を満たす必要がある。
すなわち、経糸の密度Wが0.1よりも小さいときには
、経糸間に納まる中空糸の長さが長いためK、その間で
中空糸のたるみが起こり易い。その結果、緯糸である中
空糸を実質上一定の間隔で平行に配列するよう規制する
ことが困難となシ、中空糸の分布密度が不均一となって
高いガス分離効率が達成できない恐れがある。
経糸の密度Wが1よシも大きいときには、経糸と中空糸
の接触面積が増加し、中空糸とガス混合物との接触面積
(有効膜面積)が減少する六め、ガス分離効率が低下し
たり、ガス分離膜モジュールが大型化する恐れがある。
さらに中空糸シート内の中空糸の長手方向単位長さ当り
の中空糸の束の密度F(本/cm)、積層された中空糸
シートの単位厚さ当りの積層枚数1(枚/cIR)も重
要な要件であシ、10’/(3,0XD)2≦FXI≦
108/(1,4XD)2の関係を溝たす必要がある。
なお、この式でDは簾状に形成された中空糸シートの緯
糸として1本ずつの中空糸を用いるときは、使用される
中空糸の外径(μm)、複数本の中空糸の束を用いると
きけ、所定の本数の中空糸が圧潰しないように細密に充
填してなる円筒の外径(μm)を表す。
また、Fxlは中空糸シートを円柱状に巻いて用いると
きは1円の中心をFxlでできる正方形の中心に置いた
ときに、そこに存在する中空糸の本数で表す。多孔管の
周囲に巻いて用いるときは多孔管の外周を一辺とする扇
型内に存在する中空糸の本数で表す。
Fxlがこの範囲よシ小さいと、1本1本の中空糸(束
)は疎に充填されるためにガス混合物と十分に接触でき
るが、中空糸(束)と全く接触しないで通過するガス混
合物の量も多くなり、結果としてガス分離効率の低下お
よびガス分離膜モジュールの大型化を招く。また、Fx
lがこの範囲よシ大きいと、中空糸(束)が細密に充填
されるためにガス混合物との接触が不十分となったり、
中空糸を通過してきたガスの拡散が不十分になったシし
て、膜面におけるガスの濃度分極が生じゃすくガス分離
効率が低下する。
中空糸シートの積層厚みはガスの偏流による分離効率の
低下と、圧力損失を考慮すると積層厚みは通常10〜6
00111mが適轟である。
本発明で得られる簾状に形成された中空糸シ−トは、折
畳んだり(第2図9、円柱状に巻いたシ(第3図)、多
孔管の周囲に巻いたり(第4図)などして所定の枚数に
積層した後、そのまま、あるいは多孔板で挾んだシ、多
孔管、メツシュシートや不織布などで外周を覆ったシな
どしてハウジングに入れられて、ボッティング材によシ
少なくともその一端をハウジングに固定して用いられる
ボッティング材としては、ポリウレタン系樹脂、エポキ
シ系樹脂やシリコン系樹脂などが用いられる。
第5図は本発明のガス分離膜モジュールの一例である円
筒状モジュールの断面図であり、多孔性の内筒13の表
面に1本または複数本の中空糸の束を緑光で簾状に編組
して形成された中空糸シートを巻回して、多孔性の外筒
14内に収容したガス交換用の中空糸の積層体15を円
筒状ノ・ウジフグ10内に収容している。上記中空糸は
その両端が開口するようにハウジングの両端を閉塞する
隔216.16’で支持固定されている。ハウジングの
上端は、中空糸の内部空間と連通ずる混合ガス入口また
は濃縮ガス出口21とハウジング10の内部と連通する
濃縮ガス出口または混合ガス人口22を有する上部へラ
ドカバー19で覆われている。
またハウジングの下端は中空糸の内部空間と連通ずる混
合ガス出口または濃縮ガス出口23を有する下部ヘッド
カバー20で覆われている。
また円筒状ハウジング10の上部側壁に濃縮ガス出口ま
たは混合ガス出口24が設けられている。
第6図は円柱状に巻回された簾状の中空糸シートの積層
体25を円筒状ハウジング26内に収容したモジュール
の例であり、上記中空糸はその両端が開口するようにハ
ウジングの両端を閉塞する隔壁27,27’で支持固定
されている。ハウジングの上端は混合ガス入口または濃
縮ガス出口28を有する上部ヘッドカバー29で覆われ
ている。またハウジングの下端は混合ガス出口または濃
縮ガス出口30を有する下部へラドカバ−31で覆われ
ている。ハウジングの上部側壁には濃縮ガス出口または
混合ガス人口32が設けられている。またハウジングの
下部側壁には濃縮ガス出口または混合ガス入口33が設
けられている。
第7図は角筒状ハウジング41内に中空糸シートの積層
体42を収容したモジュールの例であり、角筒状のハウ
ジング41内に2枚の多孔板43が離間して設けられて
いる。そして該2枚の多孔板43の間に簾状に編組され
た中空糸シートを積層した、例えばt、ooo〜60,
000本程鹿の中空糸Lf′)積層体42がハウジング
とtlぼ平行に配列収容されている。該多孔板43と中
空糸Hの両端部はハウジング41内において、樹脂隔壁
44によって、液密に支持固定されている。また中空糸
4は樹脂隔壁からその開口を露出している。同時にこの
隔壁44は、ハウジング41内において、閉塞した室を
形成している。そしてハウジングの上下面にはそれぞれ
混合ガス入口または濃縮ガス出口47′および混合ガス
出口または濃縮ガス出口47が設けられている。他方隔
壁44の外端部はへラドカバー48によってそれぞれ覆
われており、このヘッドカバー48には濃縮ガス出口ま
たは混合ガス人口49、および濃縮ガス出口または混合
ガス入口49′が設けられている。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例にて説明する。
実施例1 外径1 s o oμm1内径1200μmのポリサル
ホン多孔質中空糸膜の内面に常温硬化型のシリコンゴム
を0.2μmの厚みに薄膜コートした複合中空糸膜を1
本ずつ長さ方向の密度(F)が5本/cMとなるように
配列し、100デニールのポリエステル糸を用いて密度
(W)が0.2本/ (7/Iとなるように中空糸を簾
状に編組して中空糸シートを形成した。
この中空糸シートを第3図に示すように単位厚さ当りの
積層枚数(I)が4枚/ cm 、直径約7mとなるよ
うに円柱状に巻いて中空糸シートの積層体を形成した。
この積層体のFxlは20であり、膜面積はIばであっ
た。この積層体を円筒状のハウジング内に収容し、その
両端をポリウレタン系樹脂で接着して1g6図に示すガ
ス分離膜モジュールを作製した。
上記ガス分離膜モジュールを用いて酸素富化膜としての
性能試験を行った。すなわち、中空糸の内側(1次1u
ll)にブロワ−を用いて原料空気を常温で、大気圧付
近の圧力でi玄み、中空糸の外側(2次(II)を真空
ポンプで260 Torrに減圧することくよシ、2次
側よυ酸素富化空気を得た。原料空気のフィード量は、
得られる酸素富化空気の10倍になるよう調整した。結
果は、酸素富化空気量9.3 L/min 、酸素濃度
30.8%であった。
比較例1 実施例1と同様の中空糸を用い、長さ方向の密度(F)
が5本/c−となるように配列して、100デニールの
ポリエステル糸で密度(W)が0.05本/3となるよ
うに中空糸を簾状に編組して中空糸シートを形成した。
この中空糸シートを単位厚さ当りの積層枚数(I)が7
枚/ m 、直径約5CMとなるように円柱状に巻いて
中空糸シートの積層体を形成した。この積層体のFXI
は35であシ、膜面積は1−であった。この積層体を円
筒状の・・ウジング内に収容し、その両端をポリウレタ
ン系樹脂で接着し°て第6図に示すガス分離膜モジュー
ルを作製した。
上記ガス分離膜モジュールを用いて実施例1と同様に酸
素富化膜としての性能試験を行った。結課は、酸素富化
空気量9.lL/min、酸素濃度27.4−であった
実施例1と比較して、酸素富化空気量はほとんど変わら
ないが、酸素濃度が低いことがわかる。
このことは、中空糸が細密に充填されたこと、および経
糸間に納まる中空糸の長さが長いために中空糸のたるみ
が起こったことにより、中空糸を通過してきたガスの拡
散が不十分となり、膜面におけるガスの濃度分極が生じ
てガス分離効率が低下したことを示す。
実施例2 中空糸として、外径250μm、200μmのポリフェ
ニレンオキシド9不均質膜を1本ずつ長さ方向の密度(
F)が26本/cInとなるように配列して。
経糸として30デニールのポリエステル糸を用いて密度
(W)が0.5本/3となるように中空糸を簾状に一組
して中空糸シートを形成した。この中空糸シートを単位
厚さ当りの積層枚数CI、lが25枚/ tyn 、直
径約3αとなるように円柱状に巻いて中空糸シートの積
層体を形成した。この積層体のFXIは650であシ%
膜面積は1−であった。この積層体を円筒状のハウジン
グ内に収容し、その両端をエポキシ系樹脂で接着して第
6図に示すガス分離膜モジュールを作製した。
上記ガス分離膜モジュールを用いて窒素富化膜としての
性能試験を行った。すなわち、中空糸の外側(1次側)
にコンプレッサーを用いて原料空気を常温で4 K9/
 crA Gの圧力で送込み、中空糸の内側(2次側)
を大気圧にすることによシ、1次側の出口より窒素富化
空気を得た。結果は、窒素富化空気jik 230 m
//min s窒素濃[95,4%テアった。
比較例2 中空糸として実施例2と青様のものを用い、1本ずつ長
さ方向の密度CF)が26本/ωとなるように配列して
、経糸として30デニールのポリエステル糸を用いて密
度(W)が2本/ctnとなるように中空糸を簾状に編
組して中空糸シートを形成した。この中空糸シートを単
位厚さ当りの積層枚数(I)が32枚/百、直径約2.
5 cmとなるように円柱状に巻いて中空糸シートの積
層体を形成した。
この積F一体のFxIは832であり、膜面積は1ばて
あった。この積層体を円筒状のハウジング内に収容し、
その両端をエポキシ系樹脂で接着して第6図に示すガス
分離膜モジュールを作製した。
上記ガス分離膜モジュールを用いて実施例2と同様に窒
素富化膜としての性能試験を行った結果は、窒素富化空
気* 227 a//min 、窒素濃度81.5−で
あった。
実施例2と比較して、膜面積当りの窒素富化空気量を同
じにしても、窒素濃度の低いことがわかる。このことは
、経糸と中空糸の接触面積が増加し、中空糸とガス混合
物との接触面積(有効狭面積)が減少したために、ガス
分離効率が低下したことを示す。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のガス分離膜モジュールは。
中空糸が実質上一定の間隔で平行に配列するよう規制さ
れているので、ガス混合物を均一に膜面に分配すること
、および膜面におけるガスのM[分極を抑えることが出
来、優れたガス分離性能を発揮できる。−、また、容易
に製作ができるため安価で。
かつコンパクトであるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図体)t(b)は簾状に編組された中空糸シートの
断面図であり、第2図は中空糸シートを折畳んだ状態を
示す斜視図であり、第3図は中空糸シートを巻いた状態
を示す斜視図であシ、第4図は中空糸シートを多孔管に
巻いた状態を示す斜視図であり、第5図、第6図は不発
明のガス分離膜モジュールの一例を示す断面図であり、
第7図は本発明のガス分離膜モジュールの斜視図であり
、第8図は円筒状物または円柱状物に従来の簾状シート
を巻いた状態を示す斜視図である。 1・・・・・・・・・中空糸   2・・・・・・・・
・経糸特許出願人  株式会社 り ラ し

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多成分よりなるガス混合物から特定の成分を分離・濃縮
    するための選択透過性を有する中空糸の1本または複数
    本の束を経糸で簾状に形成した中空糸シートの積層体を
    ハウジング内に収容したガス分離膜モジュールであつて
    、該中空糸シートの積層体は簾状に形成された中空糸の
    1本または複数本の束の外径をD(μm)、1本の中空
    糸または複数本の中空糸の束を簾状に形成する経糸の密
    度をW(本/cm)、簾状に形成された中空糸シートの
    単位長さ当りの1本の中空糸または複数本の中空糸の束
    の密度をF(本/cm)、積層された中空糸ノートの単
    位厚さ当りの積層枚数をI(枚/cm)としたとき、 0.1≦W≦1 10^8/(3.0×D)^2≦F×I≦10^8/(
    1.4×D)^2なる関係をもつことを特徴とするガス
    分離膜モジュール。
JP26375488A 1988-10-18 1988-10-18 ガス分離膜モジュール Pending JPH02111415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5565166A (en) * 1994-04-13 1996-10-15 Witzko; Richard Tube unit and process for its fabrication
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