JPH02111287A - 電動機の制御装置 - Google Patents
電動機の制御装置Info
- Publication number
- JPH02111287A JPH02111287A JP63260473A JP26047388A JPH02111287A JP H02111287 A JPH02111287 A JP H02111287A JP 63260473 A JP63260473 A JP 63260473A JP 26047388 A JP26047388 A JP 26047388A JP H02111287 A JPH02111287 A JP H02111287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance value
- insulation resistance
- motor
- insulation
- comparison circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims abstract description 100
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 31
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 abstract description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 8
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 6
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 6
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は電動機の制御装置、特に絶縁抵抗の低下に伴う
電動機の焼損事故を防止する回復駆動が行われる電動機
の制御装置に関する。
電動機の焼損事故を防止する回復駆動が行われる電動機
の制御装置に関する。
〈従来の技術〉
一般に電動機は、電動機に設けられている絶縁体が劣化
し、また、この劣化により吸湿性が高くなって吸湿状態
となったり結露状態となると、電動機の絶縁性が著しく
低下して通電状態となり、最終的には電動機の焼損事故
が発生することがある。
し、また、この劣化により吸湿性が高くなって吸湿状態
となったり結露状態となると、電動機の絶縁性が著しく
低下して通電状態となり、最終的には電動機の焼損事故
が発生することがある。
従来、このような電動機の焼損事故を防止するために、
絶縁抵抗計を用いて電動機の絶縁抵抗値を定期的に点検
していた。所がこの点検は、点検の間隔が相当に長いた
めに、その間に絶縁性が低下して電動機の焼損事故が発
生することがあった。
絶縁抵抗計を用いて電動機の絶縁抵抗値を定期的に点検
していた。所がこの点検は、点検の間隔が相当に長いた
めに、その間に絶縁性が低下して電動機の焼損事故が発
生することがあった。
また、長時間にわたり電動機が停止すると、電動機の抱
部が吸湿状態或は結露状態となって絶縁性が低下するの
で、電動機を起動する前に絶縁抵抗値を点検する必要が
あるが、前記絶縁抵抗計による定期点検ではこの点検を
行うことは困難であった。
部が吸湿状態或は結露状態となって絶縁性が低下するの
で、電動機を起動する前に絶縁抵抗値を点検する必要が
あるが、前記絶縁抵抗計による定期点検ではこの点検を
行うことは困難であった。
このような問題を解決するために、実開昭551488
8号公報において、電動機の絶縁抵抗値を測定し、測定
された絶縁抵抗値が予め設定される基準抵抗値より小さ
い場合に、警報を発したり電動機の起動を阻止するよう
にした自動絶縁抵抗点検装置が提案されている。
8号公報において、電動機の絶縁抵抗値を測定し、測定
された絶縁抵抗値が予め設定される基準抵抗値より小さ
い場合に、警報を発したり電動機の起動を阻止するよう
にした自動絶縁抵抗点検装置が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
前述の提案に係る自動絶縁抵抗点検装置によると、電動
機の起動時の絶縁抵抗値が測定され、予め設定された基
準抵抗値より小さいと、警報が発せられ或は電動機の起
動が阻止される。しがし、電動機の絶縁性の低下現象が
、絶縁体の劣化などによる重大なものか、或は電動機内
の吸湿や結露による一時的なものかの判別をすることは
出来ない。
機の起動時の絶縁抵抗値が測定され、予め設定された基
準抵抗値より小さいと、警報が発せられ或は電動機の起
動が阻止される。しがし、電動機の絶縁性の低下現象が
、絶縁体の劣化などによる重大なものか、或は電動機内
の吸湿や結露による一時的なものかの判別をすることは
出来ない。
電動機の絶縁性の低下が、電動機内の吸湿や結露による
一時的なものであれば、電動機を所定時間回復駆動させ
ることにより、発熱によって電動機内が乾燥され、絶縁
性の低下を回復することが出来ることが知られているが
、この回復駆動を行うには、電動機の絶縁性の低下が絶
縁体の劣化などによる重大なものなのか、或は吸湿や結
露による一時的なものなのか判別しなくてはならない。
一時的なものであれば、電動機を所定時間回復駆動させ
ることにより、発熱によって電動機内が乾燥され、絶縁
性の低下を回復することが出来ることが知られているが
、この回復駆動を行うには、電動機の絶縁性の低下が絶
縁体の劣化などによる重大なものなのか、或は吸湿や結
露による一時的なものなのか判別しなくてはならない。
また、前述の提案に係る方式のように起動が阻止される
と、運転効率が低下して使用者に不便を感じさせると共
に、その都度点検のために点検員が現場に出向く必要が
あり、電動機の保守経費が増大するという難点もある。
と、運転効率が低下して使用者に不便を感じさせると共
に、その都度点検のために点検員が現場に出向く必要が
あり、電動機の保守経費が増大するという難点もある。
本発明は、前述したような電動機の運転の現状に鑑みて
行われたものであり、その目的は絶縁性の低下に伴う電
動機の焼損事故を防止すると共に、絶縁性の低下が電動
機内の吸湿や結露などによる一次的なものであると判定
すると、所定時間の間回復駆動が行われて、−次的な絶
縁抵抗の低下が回復される電動機の制御装置を提供する
ことにある。
行われたものであり、その目的は絶縁性の低下に伴う電
動機の焼損事故を防止すると共に、絶縁性の低下が電動
機内の吸湿や結露などによる一次的なものであると判定
すると、所定時間の間回復駆動が行われて、−次的な絶
縁抵抗の低下が回復される電動機の制御装置を提供する
ことにある。
く課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するために、本発明は電源と、この電源
が遮断器を介して供給されて駆動する電動機と、この電
動機の絶縁抵抗値を計測する絶縁抵抗測定装置とを具備
し、この絶縁抵抗測定装置で計測された前記絶縁抵抗値
に基づいて、所定時間の間前記電動機の内部を乾燥させ
、絶縁抵抗を回復させる回復駆動が行われる電動機の制
御装置において、前記絶縁抵抗値が予め設定された第1
の基準抵抗値より小さいと、第1の停止信号を出力し、
前記絶縁抵抗値が前記第1の基準抵抗値より大きいと、
前記絶縁抵抗値を出力する第1の比較回路と、この第1
の比較回路から出力される前記絶縁抵抗値と前記第1の
基準抵抗値より大きい第2の基準抵抗値とを比較し、前
記絶縁抵抗値が前記第2の基準抵抗値を越えない場合、
前記回復駆動がすでに行われていると、第2の停止信号
を出力し、前記回復駆動が行われていないと、前記所定
時間の間前記回復駆動を行わせる第2の比較回路と、前
記第1の停止信号或は前記第2の停止信号により、前記
電動機を停止保持させる停止保持装置とを有する構成と
なっている。
が遮断器を介して供給されて駆動する電動機と、この電
動機の絶縁抵抗値を計測する絶縁抵抗測定装置とを具備
し、この絶縁抵抗測定装置で計測された前記絶縁抵抗値
に基づいて、所定時間の間前記電動機の内部を乾燥させ
、絶縁抵抗を回復させる回復駆動が行われる電動機の制
御装置において、前記絶縁抵抗値が予め設定された第1
の基準抵抗値より小さいと、第1の停止信号を出力し、
前記絶縁抵抗値が前記第1の基準抵抗値より大きいと、
前記絶縁抵抗値を出力する第1の比較回路と、この第1
の比較回路から出力される前記絶縁抵抗値と前記第1の
基準抵抗値より大きい第2の基準抵抗値とを比較し、前
記絶縁抵抗値が前記第2の基準抵抗値を越えない場合、
前記回復駆動がすでに行われていると、第2の停止信号
を出力し、前記回復駆動が行われていないと、前記所定
時間の間前記回復駆動を行わせる第2の比較回路と、前
記第1の停止信号或は前記第2の停止信号により、前記
電動機を停止保持させる停止保持装置とを有する構成と
なっている。
〈]1ヤ用〉
本発明では、絶縁抵抗測定装置で電動機の絶縁抵抗値が
計測され、計測された絶縁抵抗値が第1の比較回路で第
1の基準抵抗値と比較される。
計測され、計測された絶縁抵抗値が第1の比較回路で第
1の基準抵抗値と比較される。
この比較により、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値より小
さいと、第1の比較回路から発せられる第1の停止信号
で停止保持装置が作動して、電動機は停止保持される。
さいと、第1の比較回路から発せられる第1の停止信号
で停止保持装置が作動して、電動機は停止保持される。
第1の比較回路での比較で、絶縁抵抗値が第1の基準抵
抗値より大きいと、絶縁抵抗値が第2の比較回路で第1
の基準抵抗値より大きい第2の基準抵抗値と比較される
。この第2の比較回路での比較によって、絶縁抵抗値が
第2の基準抵抗値を越えない場合、すでに電動機に回復
駆動が行われていると、第2の比較回路から第2の停止
信号が出力されて停止保持装置が作動し、電動機は停止
される。
抗値より大きいと、絶縁抵抗値が第2の比較回路で第1
の基準抵抗値より大きい第2の基準抵抗値と比較される
。この第2の比較回路での比較によって、絶縁抵抗値が
第2の基準抵抗値を越えない場合、すでに電動機に回復
駆動が行われていると、第2の比較回路から第2の停止
信号が出力されて停止保持装置が作動し、電動機は停止
される。
また、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗値を越えない場合、
電動機に未だ回復駆動がおこなわれていないと、所定時
間の間回復駆動が行われる。
電動機に未だ回復駆動がおこなわれていないと、所定時
間の間回復駆動が行われる。
このようにして、電動機の絶縁性の低下が一時的なもの
であるか否かを判定し、−時的な場合には回復駆動が行
われ、重大な絶縁性の低下の場合だけ停止保持され、電
動機は効率的に運転制御される。
であるか否かを判定し、−時的な場合には回復駆動が行
われ、重大な絶縁性の低下の場合だけ停止保持され、電
動機は効率的に運転制御される。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
ここで、第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック
図、第2図は本発明の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
図、第2図は本発明の実施例の動作を示すフローチャー
トである。
第1図に示すように、例えば図示せぬエレベータに取り
付けられている3相交流用の電動機1が、電力線R,S
、Tを介して電源2に接続されている。この電力線R,
S、Tに対して、電力線R1S、Tをそれぞれ遮断する
三つの常開接点3aと電力線Tに接続される常閉接点3
bとが具備された遮断器3が、挿入配設されている。ま
た、この遮断器3と電源2間において、電力線R,S、
Tに対して開閉器4が挿入配設されている。
付けられている3相交流用の電動機1が、電力線R,S
、Tを介して電源2に接続されている。この電力線R,
S、Tに対して、電力線R1S、Tをそれぞれ遮断する
三つの常開接点3aと電力線Tに接続される常閉接点3
bとが具備された遮断器3が、挿入配設されている。ま
た、この遮断器3と電源2間において、電力線R,S、
Tに対して開閉器4が挿入配設されている。
前記常閉接点3bに絶縁抵抗測定装置5が接続され、常
開接点3aが開き常閉接点3bが閉じた状態で、電動機
1、電力線T、常閉接点3b、絶縁抵抗測定装置5及び
アースGで閉回路形成して、電動機1の絶縁抵抗が測定
されるようになっている。絶縁抵抗測定装置5の出力端
子は、第1の比較回路6の入力端子に接続され、第1の
比較回路6の出力端子6bは第2の比較回路7の入力端
子に接続されている。
開接点3aが開き常閉接点3bが閉じた状態で、電動機
1、電力線T、常閉接点3b、絶縁抵抗測定装置5及び
アースGで閉回路形成して、電動機1の絶縁抵抗が測定
されるようになっている。絶縁抵抗測定装置5の出力端
子は、第1の比較回路6の入力端子に接続され、第1の
比較回路6の出力端子6bは第2の比較回路7の入力端
子に接続されている。
第2の比較回路7の出力端子7aは、タイマ9に接続さ
れ、タイマ9の出力端子が起動回路8の入力端子に接続
され、起動回路8の出力端子は、遮断器3に接続されて
いる。また、第2の比較回路7の出力端子7bはリセッ
ト回#113に接続され、リセット回路13の出力端子
は絶縁抵抗測定装置5に接続されている。
れ、タイマ9の出力端子が起動回路8の入力端子に接続
され、起動回路8の出力端子は、遮断器3に接続されて
いる。また、第2の比較回路7の出力端子7bはリセッ
ト回#113に接続され、リセット回路13の出力端子
は絶縁抵抗測定装置5に接続されている。
さらに、第1の比較回路6の出力端子6aは警報装置1
1に接続され、第2の比較回路7の出力端子7cは警゛
報装置10に接続され、これら警報装置11及び警報装
置10の出力端子は、停止保持装置12の入力端子に接
続され、停止保持装置12の出力端子が開閉器4に接続
されている。
1に接続され、第2の比較回路7の出力端子7cは警゛
報装置10に接続され、これら警報装置11及び警報装
置10の出力端子は、停止保持装置12の入力端子に接
続され、停止保持装置12の出力端子が開閉器4に接続
されている。
第1の比較回路6では、絶縁抵抗測定装置6で計測され
る絶縁抵抗値が、予め設定されている第1の基準抵抗値
(これより小さな抵抗値では電動1晟1が焼損するおそ
れのある抵抗値)と比較され、絶縁抵抗値が第1の基準
抵抗値より小さいと、出力端子6aから第1の停止信号
が発せられ、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値より大きい
と、出力端子6bから絶縁抵抗値が、第2の比較回路7
に入力されるよう構成されている。
る絶縁抵抗値が、予め設定されている第1の基準抵抗値
(これより小さな抵抗値では電動1晟1が焼損するおそ
れのある抵抗値)と比較され、絶縁抵抗値が第1の基準
抵抗値より小さいと、出力端子6aから第1の停止信号
が発せられ、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値より大きい
と、出力端子6bから絶縁抵抗値が、第2の比較回路7
に入力されるよう構成されている。
第2の比較回路7では、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値
よりは大きいが、正常絶縁抵抗値よりは小さい第2の基
準抵抗値と比較され、また、電動機1に対して回復駆動
が行われたか否かの判定が行われるように構成されてい
る。そして、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗値より小さい
場合で、すでに電動機1に対して回復駆動が行われてい
ると、第2の比較回路7の出力端子7Cから第2の停止
信号が発せられ、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗1直より
小さい場合で、未だ電動機1に対して回復駆動が行われ
ていないと、出力端子7aからタイマ駆動信号が発せら
れ、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗値より大きい場合には
、出力端子7bから駆動信号が発せられるように構成さ
れている。
よりは大きいが、正常絶縁抵抗値よりは小さい第2の基
準抵抗値と比較され、また、電動機1に対して回復駆動
が行われたか否かの判定が行われるように構成されてい
る。そして、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗値より小さい
場合で、すでに電動機1に対して回復駆動が行われてい
ると、第2の比較回路7の出力端子7Cから第2の停止
信号が発せられ、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗1直より
小さい場合で、未だ電動機1に対して回復駆動が行われ
ていないと、出力端子7aからタイマ駆動信号が発せら
れ、絶縁抵抗値が第2の基準抵抗値より大きい場合には
、出力端子7bから駆動信号が発せられるように構成さ
れている。
また、第2の比較回路7の出力端子7aからのタイマ駆
動信号によって、タイマ9が始動し所定時間の間起動回
路8が作動し、遮断器3の常開接点3aが閉じて電動機
1が回復駆動されるようになっている。
動信号によって、タイマ9が始動し所定時間の間起動回
路8が作動し、遮断器3の常開接点3aが閉じて電動機
1が回復駆動されるようになっている。
さらに、第1の停止信号により警報装置11が作動し、
或は第2の停止信号により警報装置1゜が作動すると、
停止保持装置12が駆動して、開閉器4が開となり電源
2からの電力が遮断されて電動機1が停止するようにな
っている。
或は第2の停止信号により警報装置1゜が作動すると、
停止保持装置12が駆動して、開閉器4が開となり電源
2からの電力が遮断されて電動機1が停止するようにな
っている。
そして、リセット回路13は第2の比較回路7の出力端
子7bから駆動信号によって、起動回路8による駆動を
リセットして、制御装置を電動機1が駆動される前の状
態に戻すように構成されている。
子7bから駆動信号によって、起動回路8による駆動を
リセットして、制御装置を電動機1が駆動される前の状
態に戻すように構成されている。
次に、実施例の動作を第2′図のフローチャートに従っ
て説明する。
て説明する。
ステップS1で電力線R,S、Tの遮断が指令されると
、ステップS2に進んで常開接点3aが開き、ステップ
S3に進んで電動機1が停止状態となる。同時に、ステ
ップS4で常閉接点3bが閉じ、ステップS5に進んで
絶縁抵抗測定装置5によって、電動機1の絶縁抵抗値が
計測される。
、ステップS2に進んで常開接点3aが開き、ステップ
S3に進んで電動機1が停止状態となる。同時に、ステ
ップS4で常閉接点3bが閉じ、ステップS5に進んで
絶縁抵抗測定装置5によって、電動機1の絶縁抵抗値が
計測される。
次に、ステップS6に進んで第1の比較回路6によって
、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値より小さいか否かの判
定が行われ、ステップS6の判定がNOであると、ステ
ップS7に進んで第2の比較回路7において、電動機1
に対して回復駆動が行われておらず、絶縁抵抗値が回復
駆動が行われる前のものであるか否かの判定が行われる
。
、絶縁抵抗値が第1の基準抵抗値より小さいか否かの判
定が行われ、ステップS6の判定がNOであると、ステ
ップS7に進んで第2の比較回路7において、電動機1
に対して回復駆動が行われておらず、絶縁抵抗値が回復
駆動が行われる前のものであるか否かの判定が行われる
。
ステップS7の判定がYESであると、ステップS8に
進んで第2の比較回路7により回復駆動が行われる前の
絶縁抵抗値が記憶される。そして、ステップS9におい
て第2の比較回路7によって、絶縁抵抗値が第2の基準
抵抗値より小さいか否かの判定が行われる。
進んで第2の比較回路7により回復駆動が行われる前の
絶縁抵抗値が記憶される。そして、ステップS9におい
て第2の比較回路7によって、絶縁抵抗値が第2の基準
抵抗値より小さいか否かの判定が行われる。
ステップS9の判定がYESであると、ステップS10
でタイマ9が、出力端子7aからのタイマ駆動信号によ
ってONとなり、ステップSllで起動回路8から回復
駆動のための起動信号が出力され、ステップS12で遮
断器3の常閉接点3bが開き、ステップ813に進んで
絶縁抵抗値の測定が停止される。
でタイマ9が、出力端子7aからのタイマ駆動信号によ
ってONとなり、ステップSllで起動回路8から回復
駆動のための起動信号が出力され、ステップS12で遮
断器3の常閉接点3bが開き、ステップ813に進んで
絶縁抵抗値の測定が停止される。
同時に、ステップS14で遮断器3の常開接点3aが閉
じ、ステップS15で電動機1の回復駆動が開始され、
ステップS16で所定時間が経過したことが確認される
とステップS1に戻る。
じ、ステップS15で電動機1の回復駆動が開始され、
ステップS16で所定時間が経過したことが確認される
とステップS1に戻る。
また、ステップS6の判定がYESであると、ステップ
S18に進んで、第1の比較回路6の出力端子6aから
第1の停止信号が発せられ、警報装置11から警報が発
せられ、ステップS19に進んで、停止保持装置12か
ら電力線の開路信号か出力され、ステップS20に進ん
で開閉器4が開き、ステップS21において電動機1の
停止状態が保持される。
S18に進んで、第1の比較回路6の出力端子6aから
第1の停止信号が発せられ、警報装置11から警報が発
せられ、ステップS19に進んで、停止保持装置12か
ら電力線の開路信号か出力され、ステップS20に進ん
で開閉器4が開き、ステップS21において電動機1の
停止状態が保持される。
前述のステップS7の判定がNOであると、ステップS
17において第2の比較回路7によって、回復駆動後の
絶縁抵抗値が回復駆動前の絶縁抵抗値より大きいか否か
が判定され、ステップS17の判定がYESであるとス
テップS9に進む。ステップS17の判定がNOである
と、ステップS22に進んで第2の比較回路7の出力端
子7cから第2の停止信号が発せられ、警報装置10が
ら警報が発せられステップS19に進む。
17において第2の比較回路7によって、回復駆動後の
絶縁抵抗値が回復駆動前の絶縁抵抗値より大きいか否か
が判定され、ステップS17の判定がYESであるとス
テップS9に進む。ステップS17の判定がNOである
と、ステップS22に進んで第2の比較回路7の出力端
子7cから第2の停止信号が発せられ、警報装置10が
ら警報が発せられステップS19に進む。
また、前述のステップS9の判定がNOであると、ステ
ップ323に進んで第2の比較回路7の出力端子7bか
らの駆動信号により、リセット回路13が作動し記憶さ
れている絶縁抵抗値が消され、制御装置は初期状態に復
帰する。
ップ323に進んで第2の比較回路7の出力端子7bか
らの駆動信号により、リセット回路13が作動し記憶さ
れている絶縁抵抗値が消され、制御装置は初期状態に復
帰する。
このようにして、実施例によると電動機1の運転前に絶
縁抵抗測定装置5によって絶縁抵抗値が計測され、その
値が電動機1が焼損するおそれのある第1の基準抵抗値
以下であると、第1の比較回路6から発せられる第1の
停止信号によって停止保持装置12が作動し、電動機1
の焼損事故の発生が防止される。
縁抵抗測定装置5によって絶縁抵抗値が計測され、その
値が電動機1が焼損するおそれのある第1の基準抵抗値
以下であると、第1の比較回路6から発せられる第1の
停止信号によって停止保持装置12が作動し、電動機1
の焼損事故の発生が防止される。
また、絶縁抵抗測定装置5によって計測された絶縁抵抗
値が、第1の基準抵抗値より大であるが、正常な絶縁抵
抗値よりは小さい第2の基準抵抗値以下であることが、
第2の比較回路7で確認されると、電動機1に対して所
定時間の間、回復駆動が行われる。この回復駆動によっ
て、電動機1の内部が乾燥され、吸湿や結露による一時
的な絶縁抵抗の低下は回復される。
値が、第1の基準抵抗値より大であるが、正常な絶縁抵
抗値よりは小さい第2の基準抵抗値以下であることが、
第2の比較回路7で確認されると、電動機1に対して所
定時間の間、回復駆動が行われる。この回復駆動によっ
て、電動機1の内部が乾燥され、吸湿や結露による一時
的な絶縁抵抗の低下は回復される。
この回復駆動によっても絶縁抵抗の低下が回復しない場
合に、第2の比較回路から第2の停止信号が発せられて
停止保持装置12が作動して、電動機1の停止保持が行
われるので、−時的な絶縁抵抗の低下が判定され、電動
機1は効率的に作動し、無駄な点検によって保守経費が
増大することがなくなる。
合に、第2の比較回路から第2の停止信号が発せられて
停止保持装置12が作動して、電動機1の停止保持が行
われるので、−時的な絶縁抵抗の低下が判定され、電動
機1は効率的に作動し、無駄な点検によって保守経費が
増大することがなくなる。
なお、実施例では電動機の停止時に、連続的に絶縁抵抗
が測定される構成のものを説明したが絶縁抵抗測定装置
にタイマを具備させ、間欠的に絶縁抵抗を測定し、回復
駆動後は直ちに絶縁抵抗を測定する構成とすることも出
来る。
が測定される構成のものを説明したが絶縁抵抗測定装置
にタイマを具備させ、間欠的に絶縁抵抗を測定し、回復
駆動後は直ちに絶縁抵抗を測定する構成とすることも出
来る。
また、実施例では第1の基準抵抗及び第2の基準抵抗は
それぞれ一定の抵抗値に設定されたものを説明したが、
電動機の設置雰囲気に応じて第1の基準抵抗及び第2の
基準抵抗を、それぞれ調整変更出来るように可変抵抗器
を使用した構成としてもよい。
それぞれ一定の抵抗値に設定されたものを説明したが、
電動機の設置雰囲気に応じて第1の基準抵抗及び第2の
基準抵抗を、それぞれ調整変更出来るように可変抵抗器
を使用した構成としてもよい。
〈発明の効果〉
以上詳細に説明したように、本発明によると絶縁抵抗の
低下による電動機の焼損事故を防止し、−時的な絶縁抵
抗の低下を判別して回復駆動によって一時的な絶縁抵抗
の低下は回復し、効率的に電動機を運転して保守点検コ
ストを消滅する電動機の制御装置を提供することが出来
る。
低下による電動機の焼損事故を防止し、−時的な絶縁抵
抗の低下を判別して回復駆動によって一時的な絶縁抵抗
の低下は回復し、効率的に電動機を運転して保守点検コ
ストを消滅する電動機の制御装置を提供することが出来
る。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は本発明の実施例の動作を示すフローチャートである
。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・電源、3・・・
・・・遮断器、5・・・・・・絶縁測定装置、6・・・
・・・第1の比較回路、7・・・・・・第2の比較回路
、8・・・・・・起動回路、9・・・・・・タイマ、1
0.11・・・・・・警報装置、12・・・・・・停止
保持装置。
図は本発明の実施例の動作を示すフローチャートである
。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・電源、3・・・
・・・遮断器、5・・・・・・絶縁測定装置、6・・・
・・・第1の比較回路、7・・・・・・第2の比較回路
、8・・・・・・起動回路、9・・・・・・タイマ、1
0.11・・・・・・警報装置、12・・・・・・停止
保持装置。
Claims (1)
- 電源と、この電源が遮断器を介して供給されて駆動する
電動機と、この電動機の絶縁抵抗値を計測する絶縁抵抗
測定装置とを具備し、この絶縁抵抗測定装置で計測され
た前記絶縁抵抗値に基づいて、所定時間の間前記電動機
の内部を乾燥させ絶縁抵抗を回復させる回復駆動が行わ
れる電動機の制御装置において、前記絶縁抵抗値が予め
設定された第1の基準抵抗値より小さいと、第1の停止
信号を出力し、前記絶縁抵抗値が前記第1の基準抵抗値
より大きいと、前記絶縁抵抗値を出力する第1の比較回
路と、この第1の比較回路から出力される前記絶縁抵抗
値と前記第1の基準抵抗値より大きい第2の基準抵抗値
とを比較し、前記絶縁抵抗値が前記第2の基準抵抗値を
越えない場合、前記回復駆動がすでに行われていると、
第2の停止信号を出力し、前記回復駆動が行われていな
いと、前記所定時間の間前記回復駆動を行わせる第2の
比較回路と、前記第1の停止信号或は前記第2の停止信
号により、前記電動機を停止保持させる停止保持装置と
を有することを特徴とする電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63260473A JPH02111287A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63260473A JPH02111287A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 電動機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111287A true JPH02111287A (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=17348436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63260473A Pending JPH02111287A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02111287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016535581A (ja) * | 2013-09-16 | 2016-11-10 | ルノー エス.ア.エス. | 電気牽引システムを制御する方法および対応する電気牽引システム |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP63260473A patent/JPH02111287A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016535581A (ja) * | 2013-09-16 | 2016-11-10 | ルノー エス.ア.エス. | 電気牽引システムを制御する方法および対応する電気牽引システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02111287A (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP5714367B2 (ja) | 界磁回路の絶縁低下監視装置、絶縁低下監視方法及び絶縁低下監視プログラム | |
CN206806982U (zh) | 一种三相四线电源缺相与相序保护报警装置 | |
JPH08223777A (ja) | 負荷制御装置 | |
JP5322340B2 (ja) | 直流を用いた変圧器鉄心の消磁方法およびその装置 | |
JP2564381B2 (ja) | 電動機の制御装置 | |
JPH01248928A (ja) | 電動機の制御装置 | |
CN111537777A (zh) | 热敏电阻失效电流的自动测试方法及装置 | |
JP2540994B2 (ja) | 燃焼検出装置 | |
JP3250015B2 (ja) | 保護継電器および試験器ならびに試験システム | |
CN209373054U (zh) | 断路器检测仪 | |
JP2708215B2 (ja) | 断芯検出装置 | |
JP3412310B2 (ja) | 電動機用コントロールセンタ | |
JP2555420Y2 (ja) | 空気清浄機 | |
JPH04168919A (ja) | 電力消費量のピーク値制限装置 | |
JPH06339290A (ja) | 誘導電動機の再始動時の残留電圧保護装置 | |
JPH0265048U (ja) | ||
JP2003287557A (ja) | 電動機絶縁監視システム | |
JPH06141460A (ja) | 保護継電装置 | |
JPH03124223A (ja) | 異常監視方式 | |
JPS6129637A (ja) | 制御装置 | |
JP2504780B2 (ja) | 力率自動調整制御装置 | |
JPS63137760A (ja) | 電気集塵機用出力電圧調整装置 | |
JPH06105452A (ja) | 負荷制御装置 | |
JP2001219095A (ja) | 電気集塵機及びその異常検出方法。 |