JPH02111188A - 画質改善装置 - Google Patents
画質改善装置Info
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- JPH02111188A JPH02111188A JP63264419A JP26441988A JPH02111188A JP H02111188 A JPH02111188 A JP H02111188A JP 63264419 A JP63264419 A JP 63264419A JP 26441988 A JP26441988 A JP 26441988A JP H02111188 A JPH02111188 A JP H02111188A
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000979 retarding effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 3
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/646—Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、映像信号をデジタル化しかつ輝度信号と色
差信号とを多重化して1系統に構成し、これを雑音低減
回路に通す場合に画質が劣化するのを押え得る画質改善
装置に関する。
差信号とを多重化して1系統に構成し、これを雑音低減
回路に通す場合に画質が劣化するのを押え得る画質改善
装置に関する。
(従来の技術)
テレビジョン映像に含まれる雑音をデジタル処理により
低減する回路が開発されている。この雑音低減回路は、
フィールド間の映像信号の相関性と、雑音が含まれるこ
とによる非相関性とを利用して雑音を検出し、原信号か
ら雑音成分に相当する信号を減じることにより雑音低減
を行なっている。
低減する回路が開発されている。この雑音低減回路は、
フィールド間の映像信号の相関性と、雑音が含まれるこ
とによる非相関性とを利用して雑音を検出し、原信号か
ら雑音成分に相当する信号を減じることにより雑音低減
を行なっている。
第2図は、デジタル輝度信号サンプルY 1.Y 2゜
Y 3.Y 4.・・・に対してデジタル色差信号サン
プルCRI、 CBI、 CR2,CB2.・・・が多
重化され、1系統にされた状態を示している。このよう
にデジタル映像信号を多重化して、雑音低減、特殊効果
等のデジタル画像処理を行なうと、輝度信号と色信号と
を別々の系統で独立して処理する必要がないために回路
規模を小さくできるという利点がある。
Y 3.Y 4.・・・に対してデジタル色差信号サン
プルCRI、 CBI、 CR2,CB2.・・・が多
重化され、1系統にされた状態を示している。このよう
にデジタル映像信号を多重化して、雑音低減、特殊効果
等のデジタル画像処理を行なうと、輝度信号と色信号と
を別々の系統で独立して処理する必要がないために回路
規模を小さくできるという利点がある。
しかし、輝度信号サンプルは、Mサンプル毎に間引きさ
れた形であるために(図の例ではY4.Y8゜Y16.
が間引きされて代わりに色差信号サンプルが挿入されて
いる)、所定の演算処理を行なった後は、輝度信号サン
プルの欠落部分を補間してやる必要がある。
れた形であるために(図の例ではY4.Y8゜Y16.
が間引きされて代わりに色差信号サンプルが挿入されて
いる)、所定の演算処理を行なった後は、輝度信号サン
プルの欠落部分を補間してやる必要がある。
第3図と第4図は従来の画像処理システムを示しており
、それぞれ輝度信号サンプルの補間方法が異なる。
、それぞれ輝度信号サンプルの補間方法が異なる。
第3図において、入力端子31にはデジタル輝度信号、
32にはデジタル色差信号信号が供給される。多重化回
路33は、輝度信号サンプルのMサンプル毎に、色差信
号サンプルのCR,CBを交互に選択して、第1の多重
化信号を得る。この第1の多重化信号は、デジタル画像
処理部34に供給される。デジタル画像処理部34は、
例えば演算部341とメモリ342を有し、雑音低減を
行ない、第2の多重化信号を出力する。
32にはデジタル色差信号信号が供給される。多重化回
路33は、輝度信号サンプルのMサンプル毎に、色差信
号サンプルのCR,CBを交互に選択して、第1の多重
化信号を得る。この第1の多重化信号は、デジタル画像
処理部34に供給される。デジタル画像処理部34は、
例えば演算部341とメモリ342を有し、雑音低減を
行ない、第2の多重化信号を出力する。
第2の多重化信号は、平均値補間回路35と色差信号抜
取り回路36に供給される。平均値補間回路35は、第
2の多重化信号の中の輝度ty号サンプルを抽出すると
ともに、色差信号サンプルが多重化されていた部分を補
間するもので、以下のように補間輝度信号サンプルを作
成する。例えば第2図に示しているY4のサンプルを補
間しようとすれば (Y3 +Y5 ) /2 の演算を行なって補間用輝度信号サンプルY4’を作成
する。これにより、出力端子37には、補間されたデジ
タル輝度信号が出力される。一方、色差信号抜取り回路
36は、第2の多重化信号の中から色差信号サンプルを
抜取り出力端子38に導出する。
取り回路36に供給される。平均値補間回路35は、第
2の多重化信号の中の輝度ty号サンプルを抽出すると
ともに、色差信号サンプルが多重化されていた部分を補
間するもので、以下のように補間輝度信号サンプルを作
成する。例えば第2図に示しているY4のサンプルを補
間しようとすれば (Y3 +Y5 ) /2 の演算を行なって補間用輝度信号サンプルY4’を作成
する。これにより、出力端子37には、補間されたデジ
タル輝度信号が出力される。一方、色差信号抜取り回路
36は、第2の多重化信号の中から色差信号サンプルを
抜取り出力端子38に導出する。
第4図は、補間用輝度信号サンプルを作成する場合、遅
延回路41を用いて、もともと存在した輝度信号サンプ
ルを使用するように構成した例である。即ち、多重化回
路33.デジタル画像処理部34及び色差信号抜取り回
路36は、第3図のものと同じである。この例は、多重
化の前の間弓かれた例えば輝度信号サンプルY4を遅延
回路41で遅延させておき、必要なタイミングで補間回
路42で取込み補間を行なうようにしている。
延回路41を用いて、もともと存在した輝度信号サンプ
ルを使用するように構成した例である。即ち、多重化回
路33.デジタル画像処理部34及び色差信号抜取り回
路36は、第3図のものと同じである。この例は、多重
化の前の間弓かれた例えば輝度信号サンプルY4を遅延
回路41で遅延させておき、必要なタイミングで補間回
路42で取込み補間を行なうようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
上記した従来の画像信号処理装置において、デジタル画
像処理部34が雑音低減用として用いられた場合は、そ
れぞれに短所がある。
像処理部34が雑音低減用として用いられた場合は、そ
れぞれに短所がある。
即ち、第3図の平均値補間方法によると、補間回路が一
種の低域フィルタ特性を持つために、補間した輝度信号
サンプルの高周波成分が低下し。
種の低域フィルタ特性を持つために、補間した輝度信号
サンプルの高周波成分が低下し。
映像信号が細かい絵柄の場合には、補間による影響が映
像上に現れることがある。
像上に現れることがある。
また、第4図に示したいわゆる埋め込み方式の場合には
、動画に対する雑音低減処理で残像が生じた場合、補間
する部分には元の残像のないサンプルが埋め込まれるた
めに、不自然な映像となることがる。
、動画に対する雑音低減処理で残像が生じた場合、補間
する部分には元の残像のないサンプルが埋め込まれるた
めに、不自然な映像となることがる。
そこでこの発明は、細かい絵柄の高周波成分を含む静止
画や動きの激しい動画などの補間処理を行なっても、補
間処理による画質低下を軽減する画質改善装置を提供す
ることを目的とする。
画や動きの激しい動画などの補間処理を行なっても、補
間処理による画質低下を軽減する画質改善装置を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、映像信号から分離されたデジタル輝度信号
とデジタル色差信号とを用いて、デジタル輝度信号のM
サンプルに対してデジタル色差信号をNサンプルの比率
で多重化処理して1系統の第1の多重化信号を得、この
第1の多重化信号とその1フィールド前の信号との差分
値を求め。
とデジタル色差信号とを用いて、デジタル輝度信号のM
サンプルに対してデジタル色差信号をNサンプルの比率
で多重化処理して1系統の第1の多重化信号を得、この
第1の多重化信号とその1フィールド前の信号との差分
値を求め。
この差分値を所定係数倍にして前記第1の多重化信号か
ら減算し、雑音低減された第2の多重化信号を得る画質
改善装置において、 前記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化
されている部分を輝度信号サンプルで補間するために、
前記多重化処理前の前記デジタル輝度信号を遅延して第
1の補間用輝度信号サンプルを出力する遅延手段と、前
記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化さ
れている部分を輝度信号サンプルで補間するために、前
記第2の多重化信号における輝度信号サンプルを用いて
平均を取り第2の補間用輝度信号サンプルを得る平均値
回路と、前記係数倍された差分値の絶対値が予め設定し
た値よりも大きいか小さいかの判定出力を得る手段と、
前記判定出力により制−御され。
ら減算し、雑音低減された第2の多重化信号を得る画質
改善装置において、 前記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化
されている部分を輝度信号サンプルで補間するために、
前記多重化処理前の前記デジタル輝度信号を遅延して第
1の補間用輝度信号サンプルを出力する遅延手段と、前
記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化さ
れている部分を輝度信号サンプルで補間するために、前
記第2の多重化信号における輝度信号サンプルを用いて
平均を取り第2の補間用輝度信号サンプルを得る平均値
回路と、前記係数倍された差分値の絶対値が予め設定し
た値よりも大きいか小さいかの判定出力を得る手段と、
前記判定出力により制−御され。
前記差分値の絶対値が所定値よりも小さい場合には、前
記遅延手段からの第1の補間用輝度信号サンプルを選択
し、前記差分値の絶対値が所定値よりも大きい場合には
、前記平均値回路からの第2の補間用輝度信号サンプル
を選択する第1のスイッチ手段と、この第1のスイッチ
手段からの出力補間用輝度信号サンプルと前記第2の多
重化信号が供給され、輝度信号サンプルのみを取出すた
めの第2のスイッチ手段とを有するものである。
記遅延手段からの第1の補間用輝度信号サンプルを選択
し、前記差分値の絶対値が所定値よりも大きい場合には
、前記平均値回路からの第2の補間用輝度信号サンプル
を選択する第1のスイッチ手段と、この第1のスイッチ
手段からの出力補間用輝度信号サンプルと前記第2の多
重化信号が供給され、輝度信号サンプルのみを取出すた
めの第2のスイッチ手段とを有するものである。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。入力端子11には
映像信号から分離されたデジタル輝度信号が導入され、
入力端子12には該映像信号から分離されたデジタル色
差信号が導入される。
映像信号から分離されたデジタル輝度信号が導入され、
入力端子12には該映像信号から分離されたデジタル色
差信号が導入される。
デジタル輝度信号とデジタル色差信号とは多重化回路1
3に入力され、デジタル輝度信号のMサンプル毎に色差
信号サンプルが埋め込まれる。これにより多重化回路1
3からは、1系統の第1の多重化信号が得られる。この
第1の多重化信号は、減算器14と17の各他方の入力
部に供給される。
3に入力され、デジタル輝度信号のMサンプル毎に色差
信号サンプルが埋め込まれる。これにより多重化回路1
3からは、1系統の第1の多重化信号が得られる。この
第1の多重化信号は、減算器14と17の各他方の入力
部に供給される。
減算器17は、第1の多重化信号とその1フィールド前
の信号との差分値を得る回路である。そしてこの差分値
は、係数器18にて所定の係数倍され、減算器14に減
算要素として供給される。これにより減算器14では、
第1の多重化信号に含まれていた雑音成分が除去され、
第2の多重化信号が得られる。即ち、上記の減算器17
においては、雑音成分の非相関性を利用して雑音成分検
出が行われている。
の信号との差分値を得る回路である。そしてこの差分値
は、係数器18にて所定の係数倍され、減算器14に減
算要素として供給される。これにより減算器14では、
第1の多重化信号に含まれていた雑音成分が除去され、
第2の多重化信号が得られる。即ち、上記の減算器17
においては、雑音成分の非相関性を利用して雑音成分検
出が行われている。
減算器14の出力は、色差信号サンプルが重畳されてい
た部分を、輝度サンプルで補間する補間回路15に入力
されるとともに、色差信号抜取り回路1つに入力される
。また減算器14の出力は、1フィールドの遅延を得る
ためにメモリ16に入力され、メモリ16からの出力は
先の減算器17に入力されている。これによりフィール
ド間の相関性、非相関性が判定されている。色差信号抜
取り回路19は、色差信号を抜取り出力端子112に導
出する。
た部分を、輝度サンプルで補間する補間回路15に入力
されるとともに、色差信号抜取り回路1つに入力される
。また減算器14の出力は、1フィールドの遅延を得る
ためにメモリ16に入力され、メモリ16からの出力は
先の減算器17に入力されている。これによりフィール
ド間の相関性、非相関性が判定されている。色差信号抜
取り回路19は、色差信号を抜取り出力端子112に導
出する。
一方、補間回路15は、このシステムの特徴をなすもの
で、2種類の補間用輝度信号サンプルを作成し、フィー
ルド間の相関性の強弱に応じて、補間に適した補間信号
を選択するように構成されている。
で、2種類の補間用輝度信号サンプルを作成し、フィー
ルド間の相関性の強弱に応じて、補間に適した補間信号
を選択するように構成されている。
即ち、補間回路15は、デジタル輝度信号を遅延する遅
延回路151と、第2の多重化信号の前後のサンプルの
平均を取る平均値回路152とから$74成されている
。
延回路151と、第2の多重化信号の前後のサンプルの
平均を取る平均値回路152とから$74成されている
。
遅延回路151からは第1の補間用輝度信号サンプルが
得られ、平均値回路152からは第2の補間用輝度信号
サンプルが得られる。例えば、第2図に示した輝度信号
サンプルY4の部分を補間するためには、遅延回路15
1からはY4そのものが遅延されて導出され、平均値回
路152からは (Y3 +YL ) /2 −Y4’という補間用輝度
信号サンプルが1′)られる。
得られ、平均値回路152からは第2の補間用輝度信号
サンプルが得られる。例えば、第2図に示した輝度信号
サンプルY4の部分を補間するためには、遅延回路15
1からはY4そのものが遅延されて導出され、平均値回
路152からは (Y3 +YL ) /2 −Y4’という補間用輝度
信号サンプルが1′)られる。
この第1と第2の補間用輝度信号サンプルは、スイッ
15うにより適応的に選択され、スイッチ1 に−U
に供給される。スイッチ154は、第2の多重化信号の
中の色差信号サンプルの部分を、スイッチ153からの
補間用輝度信号サンプルで埋め、ためのセレクタである
。このスイッチ154の動作夕・・′ミングは、予め色
差信号サンプルの多重位置がわかっているので、例えば
多重化回路13の制御信号にクロック同期して行われる
。
15うにより適応的に選択され、スイッチ1 に−U
に供給される。スイッチ154は、第2の多重化信号の
中の色差信号サンプルの部分を、スイッチ153からの
補間用輝度信号サンプルで埋め、ためのセレクタである
。このスイッチ154の動作夕・・′ミングは、予め色
差信号サンプルの多重位置がわかっているので、例えば
多重化回路13の制御信号にクロック同期して行われる
。
次に、スイッチ153は、大小比較回路】55からの判
定信号に基づき、第1又は第2の補間用輝度信号サンプ
ルを選択する。大小比較回路155は、係数器12;の
出力の絶対値と予め設定した固定値Aとの大′・を比較
し、固定値Aよりも絶対差分値が小さい場合には遅延回
路151の出ツノ(第1の補間用輝度信号サンプル)を
選択するだめの判定信号を得、固定値Aよりも絶対差分
値が大きい場合には平均値回路152の出力(第2の補
間用輝度信号サンプル)を選択するための判定信号を得
る。この動作の意味を更に説明する。
定信号に基づき、第1又は第2の補間用輝度信号サンプ
ルを選択する。大小比較回路155は、係数器12;の
出力の絶対値と予め設定した固定値Aとの大′・を比較
し、固定値Aよりも絶対差分値が小さい場合には遅延回
路151の出ツノ(第1の補間用輝度信号サンプル)を
選択するだめの判定信号を得、固定値Aよりも絶対差分
値が大きい場合には平均値回路152の出力(第2の補
間用輝度信号サンプル)を選択するための判定信号を得
る。この動作の意味を更に説明する。
固定値Aよりも絶対差分値が小さいということは、1フ
ィールド前の映像と原映像の差が少ない、または零とい
うことであるから、ゆっくりした動画又は静止画が処理
されていることである。このような場合は、平均値補間
法により作成した補間用輝度信号サンプルを用いるより
も、元の輝度信号サンプルをそのまま用いた法が、忠実
であり高域成分を減衰させてしまうことはない。次に、
固定値Aよりも絶対差分値が大きいということは、1フ
ィールド前の映像と原映像の差が大きく、動画が処理さ
れている割合いが高い。この場合は、元の輝度信号サン
プルをそのまま補間用輝度信号サンプルとして用いると
、動画である筈の映像に全く動きの影響のない成分が補
間されているので不自然となる。したがってこの場合は
、高周波成分は低下するが前後の輝度信号サンプルの平
均値を取り、補間用輝度信号サンプルとして用いるほう
が自然な映像を得ることができる。
ィールド前の映像と原映像の差が少ない、または零とい
うことであるから、ゆっくりした動画又は静止画が処理
されていることである。このような場合は、平均値補間
法により作成した補間用輝度信号サンプルを用いるより
も、元の輝度信号サンプルをそのまま用いた法が、忠実
であり高域成分を減衰させてしまうことはない。次に、
固定値Aよりも絶対差分値が大きいということは、1フ
ィールド前の映像と原映像の差が大きく、動画が処理さ
れている割合いが高い。この場合は、元の輝度信号サン
プルをそのまま補間用輝度信号サンプルとして用いると
、動画である筈の映像に全く動きの影響のない成分が補
間されているので不自然となる。したがってこの場合は
、高周波成分は低下するが前後の輝度信号サンプルの平
均値を取り、補間用輝度信号サンプルとして用いるほう
が自然な映像を得ることができる。
尚、平均値回路152としては、補間すべき輝度信号サ
ンプルの単なる前後のサンプルを用いて補間用輝度信号
サンプルを作るだけでなく、前後の複数のサンプルの平
均によりもとめてもよい。
ンプルの単なる前後のサンプルを用いて補間用輝度信号
サンプルを作るだけでなく、前後の複数のサンプルの平
均によりもとめてもよい。
遅延回路151は、例えばシフトレジスタやメモリによ
り構成されるが、平均値回路152の処理遅れ時間に対
応して遅延時間が設定される。また、遅延回路151及
び平均値回路152のデータ処理時間は、減算器17に
おける差分値の演算、係数器18における乗算処理、及
び大小比較回路155における比較処理までの時間とス
イッチll53の切換え時間が、所定のデータ出力タイ
ミングと一致するように設定されている。即ち、Y4に
おける補間用輝度サンプルをスイッチ153で選択する
には、Y3におけるフィールド間の差分値結果が利用さ
れる。
り構成されるが、平均値回路152の処理遅れ時間に対
応して遅延時間が設定される。また、遅延回路151及
び平均値回路152のデータ処理時間は、減算器17に
おける差分値の演算、係数器18における乗算処理、及
び大小比較回路155における比較処理までの時間とス
イッチll53の切換え時間が、所定のデータ出力タイ
ミングと一致するように設定されている。即ち、Y4に
おける補間用輝度サンプルをスイッチ153で選択する
には、Y3におけるフィールド間の差分値結果が利用さ
れる。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によると、雑音低減処理回
路を簡単な構成で実現するとともに、細かい絵柄の高周
波成分を含む静止画や動きの激しい動画などの補間処理
を行なっても、補間処理による画質低下を軽減すること
ができる。
路を簡単な構成で実現するとともに、細かい絵柄の高周
波成分を含む静止画や動きの激しい動画などの補間処理
を行なっても、補間処理による画質低下を軽減すること
ができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はデ
ジタル映像信号の多重化信号の説明図、第3図及び第4
図はそれぞれ従来のデジタル画像処理回路の例を示すブ
ロック図である。 13・・・多重化回路、14.17・・・減算器、15
・・・補間回路、16・・・メモリ、18・・・係数器
、151・・・遅延回路、152・・・平均値回路、1
53.154・・・スイッチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ジタル映像信号の多重化信号の説明図、第3図及び第4
図はそれぞれ従来のデジタル画像処理回路の例を示すブ
ロック図である。 13・・・多重化回路、14.17・・・減算器、15
・・・補間回路、16・・・メモリ、18・・・係数器
、151・・・遅延回路、152・・・平均値回路、1
53.154・・・スイッチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 映像信号から分離されたデジタル輝度信号とデジタル色
差信号とを用いて、デジタル輝度信号のMサンプルに対
してデジタル色差信号をNサンプルの比率で多重化処理
して1系統の第1の多重化信号を得、この第1の多重化
信号とその1フィールド前の信号との差分値を求め、こ
の差分値を所定係数倍にして前記第1の多重化信号から
減算し、雑音低減された第2の多重化信号を得る画質改
善装置において、 前記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化
されている部分を輝度信号サンプルで補間するために、
前記多重化処理前の前記デジタル輝度信号を遅延して第
1の補間用輝度信号サンプルを出力する遅延手段と、 前記第2の多重化信号の中で色差信号サンプルが多重化
されている部分を輝度信号サンプルで補間するために、
前記第2の多重化信号における輝度信号サンプルを用い
て平均を取り第2の補間用輝度信号サンプルを得る平均
値回路と、 前記係数倍された差分値の絶対値が予め設定した値より
も大きいか小さいかの判定出力を得る手段と、 前記判定出力により制御され、前記差分値の絶対値が所
定値よりも小さい場合には、前記遅延手段からの第1の
補間用輝度信号サンプルを選択し、前記差分値の絶対値
が所定値よりも大きい場合には、前記平均値回路からの
第2の補間用輝度信号サンプルを選択する第1のスイッ
チ手段と、この第1のスイッチ手段からの出力補間用輝
度信号サンプルと前記第2の多重化信号が供給され、輝
度信号サンプルのみを取出すための第2のスイッチ手段
とを具備したことを特徴とする画質改善装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63264419A JPH02111188A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 画質改善装置 |
US07/420,372 US4984070A (en) | 1988-10-20 | 1989-10-12 | Picture quality improving apparatus capable of reducing deterioration of interpolated signal |
KR8915086A KR920010031B1 (en) | 1988-10-20 | 1989-10-20 | Picture quality improving apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63264419A JPH02111188A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 画質改善装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111188A true JPH02111188A (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=17402912
Family Applications (1)
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