JPH02110442A - 自動焦点調整装置付きカメラ - Google Patents

自動焦点調整装置付きカメラ

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JPH02110442A
JPH02110442A JP1226497A JP22649789A JPH02110442A JP H02110442 A JPH02110442 A JP H02110442A JP 1226497 A JP1226497 A JP 1226497A JP 22649789 A JP22649789 A JP 22649789A JP H02110442 A JPH02110442 A JP H02110442A
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JP
Japan
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focus
exposure
data
lens
photometry
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Pending
Application number
JP1226497A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamaki
敏生 山木
Hiroshi Mukai
弘 向井
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Shuji Izumi
泉 修二
Masaaki Nakai
政昭 中井
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication of JPH02110442A publication Critical patent/JPH02110442A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 定果上段程1分■ 本発明はぐ自動焦点調整動作(AF動作)に基づいて撮
影レンズが合焦した時点で、自動露出制御の基礎となる
測光データをロックする機能を有する自動焦点調整装置
付きカメラに関する。
l來■技彬 合焦時点で測光データをロックするという機能を有する
自動焦点調整装置付きカメラとして公知のものに、実開
昭53−148638号公報に記載されたものがある。
この従来例は、AF(自動焦点調整)動作において2つ
のモードを有し、FA(手動焦点調整)動作において1
つのモードを存している。
第1モードは、合焦時点(AF動作完了時点)でスポッ
ト測光データをメモリするものである。
これは、本発明が対象とするところである。
第2モードは、AF動作の完了後において、シャツタレ
リーズ操作に連動させて測光値のメモリを行うものであ
る。
第3モードは、手動操作によって焦点調整を行った後、
シャツタレリーズ操作に連動させて測光値のメモリを行
うものである。
第2モードおよび第3モードは、本発明とは直接的には
関係しないので省略する。
第1モードの場合の動作は、次の通りである。
(1)  モード選択操作ボタンを操作することにより
、第1モードを選択する。
+2JAF動作開始操作ボタンを操作して、AF動作を
開始させる。
(3)撮影レンズが合焦位置まで移動すると、合焦検出
が行われ、合焦検出信号に基づいで、それ以降のAF動
作を禁止するとともに、メモリスイッチを動作させて、
測光データのメモリを行う。
即ち、合焦検出に基づいてAEロックする。
(4)  その後、任意の時点でシャッタボタンを操作
して露出制御動作を開始する。即ち、シャッタボタンの
押し下げによって、ミラーアンプした後、シャツタレリ
ーズ動作を開始させ、(3)において合焦検出により既
にメモリされている測光データに基づいて露出制御を行
う。
この第1モードによる撮影では、II+光方式がスポッ
ト測光方式に限られ、測距対象となった被写体部分と、
測光対象となった被写体部分とがほぼ一致する。即ち、
測距およびAEコロツク後おいて、を最影の構図を変え
ても、主被写体についての合焦・適正露出の状態で撮影
できる。
nがlしようとする課q しかしながら、従来例には、次のような問題点がある。
合焦検出に基づいてAEロックを行う第1モード(スポ
ット測光方式)において、被写体のコントラストが不足
しているローコントラストのような条件下では、合焦検
出が不可能となる。従って、合焦検出に基づいたAEロ
ックも不可能となる。
そして、合焦不能の状態でシャッタボタンを操作して露
出制御動作を行わせると、次のような不都合が生じる。
即ち、主被写体を測距ゾーンに位置させているという保
障がなく、かつ、前もってAF動作完了でスポット測光
データをAEロックするという動作も行われていないた
め、露出制御は、シャックボタン操作時のスポット測光
データに基づいて行われてしまう。その結果、主被写体
についての適正露出が保障できなくなってしまう。
以上のことから明らかなように、AF動作完了(合焦検
出)に基づいてスポット測光データをAEロックする場
合を前提におくと、従来例には、ローコントラストなど
のために合焦検出が不可能になった場合に主被写体の露
出不適正が生しるという問題があると結論できる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、AF動作完了に蟇づいてスポ・ット測光データをA
Eロックする機能を有する自動焦点調整装置付きカメラ
において、被写体のコントラストの不足(0−コントラ
スト)などのために合焦検出ができない場合でも、主被
写体の露出不適正の問題を改善できるようにすることを
目的とする。
課νを”ンするための 本発明による自動焦点調整装置付きカメラは、前記のよ
うな問題点を解決するために、次のような構成をとる。
理解を助けるため、本発明の構成の一例を第1図に示し
て説明する。
撮影レンズを透過する被写体光の輝度分布に基づいて前
記撮影レンズが合焦状態にあるのかどうかを検出する合
焦状態検出手段(1)と、この合焦状態検出手段<1)
の出力に基づいてレンズを合焦位置に移動させるレンズ
駆動手段(2)と、このレンズ駆動手段(2)によって
レンズが合焦位置まで移動したときに合焦検出信号(S
、)を出力する合焦検出手段(3)を備えている。
また、前記撮影レンズを透過する被写体光のうち合焦状
態検出手段(1)によって合焦検出するための測距ゾー
ンを含むスポットゾーンを測光するスポット測光手段(
4)と、合焦検出手段(3)からの合焦検出信号(SF
 )に基づいてスポット測光手段(4)から出力されて
いるスポット測光データ(D sr)を固定的に記憶す
るAEロック手段(5)を備えている。
加えて、前記撮影レンズを透過する被写体光を平均測光
する平均測光手段(6)と、前記の被写体光の輝度分布
に基づいt合焦検出が可能かどうかを判別する合焦可/
不可判別手段(7)を備えている。
さらに、露出制御時に、合焦可/不可判別手段(7)か
ら合焦可の信号(S 011)を入力したときは、AE
ロック手段(5)に既に固定的に記憶されているスポッ
ト測光データ(DIF)を入力して、このスポット測光
データ(D ir)に基づいて露出制御する一方、合焦
可/不可判別手段(7)から合焦不可の信号(Sax)
を入力したときは、平均測光手段(6)から平均測光デ
ータ(D AV)を人力して、この平均測光データ(D
 av)に基づいて露出制御する露出制御手段(8)を
備えている。
堡−皿 本発明の構成による作用は、次の通りである。
(a)合焦状態検出手段において被写体光の輝度分布が
合焦検出をするのに十分な条件のものであれば、合焦状
態検出手段の出力に基づいてレンズ駆動手段がレンズを
合焦位置に移動させる。レンズが合焦位置に達すると合
焦検出手段がAEロック手段に対して合焦検出信号を出
力するので、AEロック手段は、スポット測光手段から
の測光データを固定的に記憶する(AEロック)。
一方、合焦可/不可判別手段が露出制御手段に対して合
焦可の信号を出力するので、露出制御手段は、AEロッ
ク手段に固定的に記憶されているスポット測光データを
入力して、そのスポット測光データに基づいて露出制御
を行う(スポット測光方式)。
(b)合焦状態検出手段において被写体光の輝度分布が
ローコントラストなどのために合焦検出をするのに不十
分となっている条件下では、レンズ駆動手段は、合焦状
態検出手段の出力に基づいたレンズの焦点調整ができな
いので、合焦検出手段からの合焦検出信号の出力もない
。そのため、AEロフク手段によるスポット測光データ
の固定的な記憶(AEロフク)も行われない。
しかしながら、一方で、合焦可/不可判別手段が露出制
御手段に対して合焦不可の信号を出力するため、露出制
御手段は、平均測光手段からの測光データを入力して、
その平均測光データに基づいて露出制御を行う(平均測
光方式)。
平均測光方式で露出を制御すれば、主被写体がスポット
ゾーンから外れていてもほぼ適正な露出が保障されるの
で、ローコントラストなどのために合焦検出が不可能で
スポット測光データのAEロックが不可能であっても、
はぼ適正な露出制御を行うことができる。
ここで注意すべきことは、この平均測光方式での露出制
御が、合焦検出に基づいてスポット測光データをAEロ
ックすることを前提として可能であるという点において
、従来例とは異なっているという点である。
夫硲桝 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
構成 第2図は本発明の実施例に係るカメラのAEロック装置
の全体のブロック図である。
(B A)は電源電池、(BT)は給電用トランジスタ
、(CMC)は、カメラシステム全体を制御するマイク
ロコンピュータ(以下、II 御フイコンという)、(
AMC)は、自動焦点調整動作を制御するマイクロコン
ピュータ(以下、AF用マイコンという)である。
(CDP)は露出制御データその他の各種のデータの表
示部、(RM)は絞り込みを開始させるためのレリーズ
マグネット、(FM)は絞り込みを停止させるとともに
ミラーアップを行うための絞りマグネット、(IcM)
は先幕マグネット、(2CM)は後幕マグネットである
(S、)は常開の測光スイッチ、(ALS)は常開のA
Eロックスイッチ、(S2)は制御マイコン(CMC)
における動作開始のための割込端子(INTB)に接続
されたレリーズスイッチ、(S、)はりセントスイッチ
である。
(ANo)はANDゲートであり、これの2入力端子に
測光スイッチ(S、)およびAEロロッスインチ(AL
S)が接続されている。
レリーズボタン(図示せず)の押し下げの1段目で測光
スイッチ(S、)がオンし、2段目でレリーズスイッチ
(S2)がオンするように構成されている。AEロック
スイッチ(ALS)は、AEロックボタン(図示せず)
の押し込みでオンし、解除でオフするように構成されて
いる。
なお、測光スイッチ(Sl)およびAEロツタスイソチ
(ALS)は、押し込み式のほか、タッチスイッチでも
よい。
リセットスイッチ(S、)は、露出完了で、換言すれば
、シャンク(先幕および後幕)のチャージの未完了でオ
ンし、フィルムの巻き上げ完了、即ち、シャッタのチャ
ージの完了でオフするように構成されている。(ENC
,)は、絞り込みに連動してパルス信号を出力する絞り
エンコーダである。
第3図はファインダ光路中の輝度感度分布を示し、(P
DoZ)はスポットゾーン、(PD、Z)はスポットゾ
ーン(PDOZ)の周囲にある周囲ゾーン、(AFZ)
はスポ−/ トゾー7 (PD、Z)内にあるオートフ
ォーカスのための測距ゾーンである。
第2図における(PDo)は、スポットゾーン(PDo
Z)に配置されたスポットゾーン用受光部、(PD、 
)は周囲ゾーン(PD、Z)に配置された周囲ゾーン用
受光部であり、これらの受光部(PDo )、  (P
DI )はフォト・ダイオードを利用したものである。
スポットゾーン用受光部(PDo)および周囲ゾーン用
受光部(PD、)は、それぞれスイッチ(SSs )、
  (SS+ )を介して受光部選択回路(PSD)に
接続されている。スイッチ(SSO)(551)それぞ
れの接点(a。)、  (a+)は接地され、接点(b
o)、  (b+)はオペアンプ(OA、)の反転入力
端子に接続されている。受光部選択回路(P S D)
は、制御マイコン(CMC)に信号ライン(PSI )
、  (PS2 )を介して接続されている。
受光部選択回路(P S D)の動作特性は、第1表に
示すとおりである。
第1表 第1表において、B Vll+  BV@+  BVI
は、それぞれ平均測光方式1スポット測光方式1周囲測
光方式における被写体輝度データである。
オペアンプ(OA+)とダイオード(Dl)とが対数圧
縮増幅型の測光回路(LM)を構成している。定電流電
i!1X(C11)と可変抵抗(V R)とオペアンプ
(OA、)とが測光回路(LM)の出力のばらつきの調
整回路(REC)を構成している。
A/D変換回路(ADC)は制御マイコン(CMC)に
接続され、信号ライン(ADS)のレベルの一時的な立
ち下がりによってA/D変換を開始し、A/D変換の完
了によって信号ライン(ADE)を″Hルベルから′L
”レベルに切換えるように構成されている。
(LEC)は、カメラ本体(図示せず)に装着された交
換レンズ(図示せず)内のレンズデータ出力回路であり
、開放絞り値データA V +1 + 最小開口絞り値
データA van。、自動焦点調整用データなどを出力
するものである。
(L I F)はレンズデータ出力回路(LEC)と制
御マイコン(CMC)との間に介装されたインタフェー
ス、(FSD)はフィルム感度データSvの出力回路で
ある。
(FL)はフラッシュであり、このフラッシュ(FL)
の充電が完了したとき、フラッシュ(FL)と制御マイ
コン(CMC)とを接続する信号ライン(RD Y)が
“H”レベルとなるように構成されている。
また、フラッシュ(FL)は、スイッチ(S X)が接
点(a2)から接点(b2)に切換ねったときに、フラ
ッシュ(F L)が発光するように構成されている。ス
イッチ(SX)は、先幕が走りきった時点で接点(a2
)から接点(b2)に切換ねるように構成されている。
(PDF)は、ミラーアンプの直後から撮影レンズを通
った被写体光を受光するフィルム面測光受光部であり、
フォト・ダイオードを利用したものである。(LMF)
は、前記のオペアンプ(OAl)とダイオード(Dl)
とからなる測光回路(LM)と同様の構成の対数圧縮増
幅型の測光回路であり、フィルム面測光受光部(P D
 F)に接続されている。
(DAC)は、フィルム感度データsv (またはSv
+α;αについては後述する)をD/A変換するD/A
変換回路、(ADD)は、測光回路(LMF)から出力
される被写体輝度データB VfとD/A変換回路(D
AC)から出力されるフィルム感度データSv (また
はsv+α)とを加算する加算器である。(INTE)
は、加算器(ADD)の出力を対数伸長して積分する積
分器、(A N + )は積分器(INTE)を能動状
態とするANDゲートであり、その1入力端子が信号ラ
イン(INTs)を介して制御マイコン(CMC)に接
続され、他の入力端子がプルアップ抵抗(R1)を介し
て直流量@(Vcc>に接続されている。
積分器(INTE)は、ANDゲート(AN+)の出力
が“I4“レベルになることで積分動作を開始する。従
って、露出制御動作が開始し、信号ラインN NTS)
が“L″レベルなった状態で、スイッチ(SX)が接点
(a2)から接点(b2)に切り換わってフラッシュ(
F L)の発光が開始したときに積分動作を開始する。
(AC)は積分器([NTE)に接続されたコンパレー
タ、(Vr)はコンパレータ(AC)の基準電源、(S
TOP)はコンパレータ(AC)とフラッシュ(FL)
とを接続する信号ラインである。フラッシュ(FL)か
ら発光され、被写体で反射された光がフィルム面測光受
光部(PDF)に受光され、積分器(INTE)の出力
レベルが基準電a(Vr)のレベルに達すると、コンパ
レータ(AC)から信号ライン(STOP)に“H。
レベルの信号が出力され、これによって、フラッシュ(
FL)の発光が停止されるように構成されている。
(COD)はAF用受光部であり、CCD (電荷結合
素子)アレイを利用したものである。(AIF)は、A
F用受光部(CCD)とAF用マイコン(AMC)との
間に介装されたインタフェースである。
(MO)は、交換レンズ内のレンズ(図示せず)を駆動
するモータ、(MC)はモータ(MO)の制御回路、(
ESC)はレンズの現在位置、つまり、モータ(MO)
の回転量をモニタするAF用エンコーダである。
(ADP)はAF用表示部、<AMS)はAF(オート
フォーカス)モードのときにオンし、FA(手動フォー
カス)モードのときにオフする手動スイッチである。
そして、AF用マイコン(AMC)の割込端子(INT
O)と制御マイコン(CMC)とを接続する信号ライン
(AFSTA)の立ち下がりでAF用マイコン(A M
 ’C)の動作を開始するとともに、AF用マイコン(
AMC)の割込端子(INT+)と制御マイコン(CM
C)とを接続する信号ライン(AFSTP)の立ち下が
りでAF用マイコン(AMC)の動作を停止するように
構成されている。
また、信号ライン(A F E)が“L”レベルにナル
ことでAF動作の終了を制御マイコン(CMC)に伝達
するとともにレリーズを許可し、信号ライン(AFD)
が“L”レベルとなることでAF動作が不可能であるこ
と、または焦点検出は行うがレンズは駆動させないFA
モードであることを制御マイコン(CMC)に伝達する
ように構成されている。
肱作 次に、この実施例のカメラのAEロック装置の動作を第
4図ないし第12図に基づいて説明する。
御マイコン(CMC)の 第4図2第6図〜第10図は制御マイコン(CMC)に
ついてのフローチャートである。
メインルーチン まず、I NTA割込に基づいて開始するメインルーチ
ンの動作を第4図に基づいて説明する。
レリーズボタンの1段目の押し下げによって測光スイッ
チ(Sl)がオンすると、あるいは、AEロフクボタン
の押し下げによってAEロックスイッチ(A L S)
がオンすると、割込端子(INTA)に割込がかかり、
制御マイコン(CMC)の動作が開始する。
ステップ#1で各種のフラグをリセットする。
ステップ#2で電源電池(BA)に接続された給電用ト
ランジスタ(B T)をオンして、直流電源(Vcc)
から給電を開始する。ステップ#3で受光部選択回路(
P S D)に接続された信号ライン(PSI )、 
 (PSz )の双方を”H”レベルにし、スイッチ(
SSo )、  (SS+ )の双方を接点(aO)、
  (al)側に切換える。これによって、平均測光方
式の状態に設定する。
ステップ#4で測光スイッチ(Sl)がオンかどうかを
判断する。オンであれば、ステップ#5に移行し、信号
ライン(AFSTA)を立ち下げ、AF用マイコン(A
MC)を起動した後、ステップ#8に移行する。AF用
マイコン(AMC)は、測光スイッチ(S、)がオンの
ときのみ動作するものである。
ステップ#4において測光スイッチ(Sl)がオフであ
れば、ステップ#6に移行し、信号ライン(AFSTP
)を“L”レベルにすることによりAF用マイコン(A
MC)の動作を禁止する。
次いで、ステップ#7に移行し、AP完了フラグ(A 
F E F)をリセットした後、ステップ#8に移行す
る。
ステップ#8でレンズデータ出力回路(L E C)か
らインタフェース(L I F)を介してレンズデータ
(開放絞り値データA VO+ 最小開口絞り値データ
A vsm。、自動焦点調整用データなど)を制御マイ
コン(CMC)に入力する。ステップ#9でフィルム感
度出力回路(F S D)からフィルム感度データSv
を制御マイコン(CMC)に入力する。ステップ#10
で制御マイコン(CMC)からAF用マイコン(AMC
)に自動焦点調整用レンズデータを出力する。
ステップ#11で信号ライン(A F D>が“L”レ
ベルかどうかを判断する。”L”レベルであれば、AF
動作が不可能であるか、FAモードとなっており、ステ
ップ#13に移行する。
ステップ#11の判断で信号ライン(AFD)が“H”
レベルであれば、AF動作が可能であり、ステップ#1
2に)多行して、(言分ライン(AFE)が′L”レベ
ルかどうかを判断する。信号ライン(A F E)が“
H”レベルであれば、AF動作が完了しておらず、この
場合もステップ#13に移行する。
ステップ#13でAEロロッスインチ(ALS)がオン
になっているかどうかを判断する。以下、ステップ付1
3以降のフローを4つの場合に分けて説明する。
fllAEロックスイッチ(ALS)がオンになった瞬
間 ステップ#13の判断でAEロックスイッチ(ALS)
がオンであれば、ステップ#14に1多行し、AEロッ
クスイッチ(ALS)がオンになったことを示すフラグ
(AlF2)が“1”かどうかを判断する。“1”にな
っていなければ、これは、その瞬間にAEロックスイッ
チ(ALS)がオンしたことを意味する。
この場合、ステップ#15に移行し、AEロックスイッ
チ(ALS>がオンになったことを示す)ラグ(ALF
2)、およびAEコロツク中あることを示すフラグ(A
LFI)をそれぞれ“1′にセントした後、測光データ
を入力するために、ステップ#25に移行する。
即ち、AEロンクスイソチ(ALS)がオンになった瞬
間の場合には、測光データ入力サブルーチンに移行して
、その瞬間の測光データを人力する。
(2)既にAF、ロックスイッチ(ALS)がオンにな
っている場合 ステップ#13の判断でAEロックスイッチ(ALS)
がオンであり、かつ、ステップ#14の判断でAEロツ
タスイッチ(ALS)がオンになったことを示すフラグ
(ALFりが“1”になっていれば、ステップ#25に
は移行せずに、ステップ#50に移行する。
即ち、AEロツタスイッチ(ALS)が既にオンになっ
ている場合は、前記111のフローによって測光データ
の入力が行われるているが、AEロツタスイッチ(AL
S)がオン状態を継続している限り、それ以降は測光デ
ータの更新を行わない。
つまり、AEロンク状態とする。
+3)AEロックスイッチ(ALS)が−度オンされ、
その後オフになっている場合 ステップ#13の判断でAEロックスイッチ(ALS)
がオフであれば、ステップ#16に移行し、AEロロッ
スインチ(ALS)がオンになったことを示すフラグ(
ALF2)をリセットする。
次いで、ステップ#17でAEコロツク中あることを示
すフラグ(ALFl)が“1”であるがどうかを判断す
る。“l”であれば、AEロックスイッチ(ALS)が
−度オンされ、既にAEコロツク中なっているので、ス
テップ#25には移行せずに、ステップ#50に移行す
る。
即ち、AEロックスイッチ(ALS)がオフの場合でも
、AEコロツク中あることを示すフラグ(ALFl )
が“11の間は測光データを更新しない。
換言すれば、AEロックを一度行えば、その後AEロッ
クスイッチ(ALS)をオフにしてもAEロックの状態
を維持する。
AEロックのやり直し。
AEコロツク中撮影の構図の変更などのために、測光デ
ータの更新、即ち、’AEロックのやり直し°を行いた
い場合には、AEロックボタンを押し直してAEロック
スイッチ(ALS)を再度オンし、ステップ#13−#
14→#15→#25のフローで、AEロンクスインチ
(ALS)のオンの瞬間の測光データを入力し、次のサ
イクルで、ステップ#13→#14→#50のフローに
よりAEロックを行う。
以下、この動作について詳しく説明する。
AEロックスイッチ(A L S)を再度オンする前に
おいて、AEロックスイッチ(ALS)がオフとなって
いるので、ステップ#13でNOと判断し、ステップ#
17でAEロックスイッチ(ALS)がオンになったこ
とを示すフラグ(ALFz>をリセットしている。また
、AEコロツク中あることを示すフラグ(ALFl)は
“1”であるから、ステップ#50に移行し、AEロッ
ク状態を維持すこの状態で、AEロツタスイノチ(AL
S)を再度オンした場合、ステップ#13でYESとな
り、ステップ#14でフラグ(ALFりが“1“ではな
いから、ステップ#15に移行し、両フラグ(ALFl
 )、  (ALFg )を°1″にセントする。
次いで、ステップ#25に移行し、AEロックスイッチ
(ALS)がオンになった瞬間の測光データを入力する
。即ち、AEロック状態を解除して、あらたな測光デー
タに更新する。
次のサイクルにおいて、ステップ#13でYESとなり
、ステップ#14でもYESとなるので、ステップ#2
5には移行せず、ステップ#50に移行してAEロック
状態を維持する。
即ち、前のサイクルで更新した測光データを固定的に記
憶する状態とする。
以上によって、 “AEロックのやり直し゛が行われた
のである。
+4)AEロソクスインチ(ALS)が−度もオンされ
てない場合 ステップ#13の判断でAEフロクスイッチ(ALS)
がオフであれば、ステップ#16でAEフロクスイッチ
(ALS)がオンになったことを示すフラグ(A L 
Fア)をリセットする。
次いで、ステップ#17でAEコロツク中あることを示
すフラグ(ALF、)が“l”であるかどうかを判断す
る。“1′でなければ、AEロロッスインチ(A L 
S)が−度もオンされてないことを意味し、測光データ
を更新するために、ステップ#25に移行する。即ち、
ステップ#13−#16−#17−#25のフローで、
常時的に測光データを人力して測光データの更新を行う
以上の(【)〜(4)の動作をまとめると、第5図のよ
うになる。
即ち、(TI)は初期状態を表し、測光スイッチ(Sl
)がオンで、AEフロクスイッチ(ALS)がオフとな
っていて測光データを更新している。
(TI)はAEフロクスイッチ(A L S)がオンさ
れ、AEコロツク中状態を表し、時刻(to)の瞬間に
おいて、測光データを更新してAEフロクを行い、それ
以降AEロフクを継続する。
(T、)はAEフロクスイッチ(ALS)がオン状態か
らオフされた場合であり、AEフロクの状態を継続する
(T4)はAEフロクスイッチ(ALS)が再びオンさ
れた場合であり、時刻(t、)の瞬間において、AEフ
ロクを更新するとともに、測光データを更新し、それ以
降AEロックを継続する。
(T、)はAEフロクスイッチ(ALS)がオン状態か
らオフとなり、状JLi (T3 )と同様に、AEロ
ツタを継続する状態である。
時刻(11>は、後で説明する第7図のステップ#78
→#79→#80で実行されたタイマホール1′が、後
に説明する第10図のステップ#111で解除されたこ
とにより、AEロンクが解除された瞬間である。それ以
降の状M (TI >では、AEフロクの解除の状態が
続(。
(blAF  作6 の”人 さて、ステップ#12の判断で信号ライン(AFE)が
1L”レベルであれば、AF動作が完了したことを意味
し、次にステップ#18に移行し、AF完了フラグ(A
FEF>が“loかどうかを判断する。以下、ステップ
#18以降のフローを5つの場合に分けて説明する。
■ AEコロツク中ない場合にAF動作が完了した瞬間 AP完了フラグ(AFEF)が“1”でないと判断した
ときは、AF動作が完了した瞬間である。
この場合は、ステップ#19に移行し、AF完了フラグ
(AFEF)を“1”にセットする。次いで、ステップ
#20でAEコロツク中あることを示すフラグ(ALF
、)が“1“であるかどうかを判断する。′1” (A
Eコロツク中でなければ、ステップ#25に移行し、測
光データを入力する。
即ち、AF動作完了の瞬間に測光データ入力サブルーチ
ンに移行し、測光データを更新する。
この状態は、第5図の(T、)の間にAF動作が完了し
た場合に相当する。
■ AE四ノック中ある場合にAF動作が完了した瞬間 ステップ918−#19と経て、ステップ#20の判断
でフラグ(ALF、)が1”(AEコロツク中であれば
、測光データの更新は行わないで、ステップ#50に移
行する。つまり、AEOEクを継続する。
この状態は、第5図の(TI ) 、  (T4 )の
間にAF動作が完了した場合に相当する。
■ AF動作完了後でAEフロクの瞬間ステップ#12
の判断で信号ライン(AFE)が“L”レベルであり、
かつ、ステップ#18の判断で、AF完了フラグ(AF
EF)が“loであれば、これはAF動作が既に完了し
ていることを意味し、ステップ#21に移行する。
ステップ#21でAEフロクスイッチ(ALS)がオン
になっているかどうかを判断する。オンであれば、ステ
ップ#22に移行し、AEフロクスイッチ<A L S
)がオンになったことを示すフラグ(ALF、)が“1
″かどうかを判断する。“1゜になっていなければ、こ
れは、その瞬間にAE口ツクスイッチ(ALS)がオン
になったことを意味する。
この場合、ステップ#23に移行し、AEフロクスイッ
チ(ALS)がオンになったことを示すフラグ(Al1
 ) 、およびAEコロツク中あることを示すフラグ(
ALFI)をそれぞれ“l”にセットした後、測光デー
タを人力するために、ステップ#25に移行する。
即ち、AF動作が既に完了した後であっても、AEフロ
クスイッチ(ALS)がオンした瞬間に測光データ入力
サブルーチンに移行し、測光データを更新する。
なお、この場合、AEフロタスイソチ(ALS)が−度
オフに変化し、AEフロク状態となってフラグ(ALF
I)が11”になっていてもAEフロクのやり直しは行
われる。
この瞬間は、AF動作が終了した後の第5図の時刻(t
o)または時刻(tl)に相当する。
■ AP動作完了後であって、既にAEフロクされてい
る場合 ステップ#12−#18−#21−#22と移行し、ス
テップ#22の判断でAEフロクスイッチ(ALS)が
オンになったことを示すフラグ(ALFz)が既に“l
”になっていれば、測光データの更新は行わないでステ
ップ#50に移行する。つまり、AEフロクを継続する
この状態は、AF動作が終了した後の第5図の(T、)
または(T4)に相当する。
”AEフロクのや 官し“ AEコロツク中撮影の構図の変更などのために、測光デ
ータの更新、即ち、 ’AEロックのやり直し”を行い
たい場合には、AEフロクボタンを押し直してAEフロ
クスイッチ(A L S)を再度オンし、ステップ#2
1→#22−#25のフローで、AEフロクスイッチ(
A L S)のオンの瞬間の測光データを入力し、次の
サイクルで、ステップ#21−#22−#50のフロー
によりAEフロクを行う。
以下、この動作について詳しく説明する。
AEフロッスインチ(ALS)を再度オンする前におい
て、AEフロクスイッチ(ALS)がオフとなっている
ので、ステップ#21でNoと判断し、ステップ#24
でAEフロクスイッチ(ALS)がオンになったことを
示すフラグ(ALFz)をリセットしている。次いで、
ステップ#50に移行し、AEフロク状態を維持してい
る。
この状態で、AEフロクスイッチ(ALS)を再度オン
した場合、ステップ#21でYESとなり、ステップ#
22でフラグ(ALFz)が“1′″ではないから、ス
テップ#23に移行し、両フラグ(ALFI )、  
(ALFz >を“1”にセントする。
次いで、ステップ#25に移行し、AEフロクスイッチ
(ALS)がオンになった瞬間の測光データを入力する
。即ち、/lロック状態を解除して、あらたな測光デー
タに更新する。
次のサイクルにおいて、ステップ#21でYESとなり
、ステップ#22でもYESとなるので、ステップ#2
5には移行せず、ステップ#50に移行してAEフロタ
状態を維持する。
即ち、前のサイクルで更新した測光データを固定的に記
憶する状態とする。
以上によって、AF動作の完了後における ”AEフロ
クのやり直し°が行われたのである。
■ AF動作完了後であって、AEフロクされていない
場合 ステップ#12−#18−#21と移行し、ステップ6
21の判断でAEフロクスイッチ(ALS)がオフであ
れば、ステップ#24に移行し、AEフロクスイッチ(
ALS)がオンになったことを示すフラグ(ALFI)
をリセットし、測光データの入力を行わないで、ステッ
プ#50に移行する。
即ち、AF動作完了後においては、AEフロクスイッチ
(ALS)がオフからオンに変化しない限り測光データ
の更新を行わないで、AEフロクをwE続する。
以上のtag、 (b)の双方の場合の説明から明らか
なように、AEフロクスイッチ(ALS)がオンされた
場合には、AF動作が完了したかどうかのいかんにかか
わらず、また、AFモードであるがFAモードであるか
のいかんにかかわらず、AEフロクスイッチ(ALS)
のオンの瞬間に測光デー夕を更新し、それ以降は、AE
フロクの状態を維持するのである。
゛データ  サブルーチン 次に、測光データ入力サブルーチンの動作を第6図に基
づいて説明する。
〔平均測光方式〕
既に、第4図のフローチャートにおけるステップ#3で
平均測光方式に設定している。即ち、スポットゾーン用
受光部(PD、)および周囲ゾーン用受光部(PDI)
が測光回路(LM)に接続されており、両受光部(PD
ll )、  (PDI )で受光した被写体光が測光
回路(LM)で増幅および対数圧縮される。
ステップ#26で信号ライン(ADS)を−時的に1L
′″レベルにし、A/D変換回路(ADC)を起動する
。次いで、ステップ#27でA/D変換が完了して信号
ライン(ADE)が′L”レベルになるのを待ってステ
ップ#28に移行する。
A/D変換によって制御マイコン(CMC)に人力され
るのは、開放絞りの状態での被写体輝度データである。
従って、平均測光方式の場合の被写体輝度データそのも
のをB□とすると、制御マイコン(CMC)に人力され
るのは、被写体輝度データB vaから開放絞り値デー
タA IToが減算されたデータ(By、−A、、)=
B、、’である。
ステップ#28では、A/D変換され制御マイコン(C
MC)に人力された輝度データB vm’をレジスタ(
Bva)にストアする。
ステップ#29で演算(BVII’ +Avo−3,3
)を実行する。その結果は、 B、*’ + Awe  3.3 = Bva  3.
3となる。この結果をレジスタ(Bva)にストアする
。ここで、 −3,3”は、平均測光方式の場合のゾー
ン〔スポットゾーン(PDOZ)十周囲ゾーン(P D
I z) )の面積がスポット測光方式の場合のスポッ
トゾーン(PDoZ)の面積の10倍であることから生
じる誤差を補正するためである。即ち、IogzlO#
3.3に基づいている。
〔スポット測光方式〕
ステップ#30で信号ライン(PS、)を“Lルベルに
し、信号ライン(PSオ)を“H”レベルにしてスポッ
ト測光方式に設定する。即ち、スポットゾーン用受光部
(PDO)のみを測光回瀦(LM)に接続する。
ステップ#31で信号ライン(ADS)を−時的に“L
”レベルにし、A/D変換回路(ADC)を再び起動す
る。次いで、ステップ#32でA/D変換が完了して信
号ライン(ADH)が“L”レベルになるのを待ってス
テップ#33に移行する。
A/D変換によって制御マイコン(CMC)に入力され
るのは、開放絞りの状態での被写体輝度データである。
従って、スポット測光方式の場合の被写体輝度データそ
のものをB vsとすると、制御マイコン(CMC)に
入力されるのは、被写体輝度データBy、、から開放絞
り値データA vaが減算されたデータ(B、、−A、
、)=B、、’である。
ステップ#33では、A/D変換され制御マイコン(C
MC)に入力された輝度データB Vl′をレジスタ(
Bvs)にストアする。
ステップ#34で演算(B vs’ + A we)を
実行する。その結果は、 B Ml’  ” A VO= B VOとなる。この
結果をレジスタ(Bvs)にストアする。
〔周囲測光方式〕
ステップ#35で信号ライン(PS、)を“H”レベル
にし、信号ライン(PS2)を“L”レベルにして周囲
測光方式に設定する。即ち、周囲ゾーン用受光部(PD
、)のみを測光回路(LM)に接続する。
ステップ#36で信号ライン(ADS>を−時的に“L
ルベルにし、A/D変換回路(ADC>を再び起動する
。次いで、ステップ#37でA/D変換が完了して信号
ライン(A D E)が“L”レベルになるのを待って
ステップ#38に移行する。
A/D変換によって制御マイコン(CMC)に人力され
るのは、開放絞りの状態での被写体輝度データである。
従って、周囲測光方式の場合の被写体輝度データそのも
のをBVIとすると、制御マイコン(CMC)に入力さ
れるのは、被写体輝度データBvIから開放絞り値デー
タA weが減算されたデータ(BvI−AvO) =
BVl’である。
ステップ#38では、A/D変換され制御マイコン(C
MC)に入力された輝度データB y1′をレジスタ(
BvI)にストアする。
ステップ#39で演算(BVI’ +AV6−3.2)
を実行する。その結果は、 Bv+’ + Avo  3.2 ” BvI  3.
2となる。この結果をレジスタ(BvI)にストアする
。ここで、 −3,2”は、周囲測光方式の場合の周囲
ゾーン(PDI Z’)の面積がスポット測光方式の場
合のスポットゾーン(PDo Z)の面積の9倍である
ことから生じる誤差を補正するためである。即ち、Io
Hx 9 # 3.2に基づいている。
ステップ#39の終了後、ステップ#40で信号ライン
(PSI )、(ps2)をそれぞれH”レベルにして
平均測光方式に戻した後、ステップ#50に移行する。
メインルーチンのfuの き 次に、第7図のフローチャートの動作について説明する
ステップ#50でフラッシュ(F L)と制御πマイコ
ン(CMC)とを接続している信号ライン(RDY)が
j″HHルベルうか、即ち、フラッシュ(F L)の充
電が完了しているかどうかを判断する。
〔自然光モード〕
信号ライン(RDY)が1L”レベルであれば、フラッ
シュ(P L)の充電が完了しておらず、この場合は、
自然光モードである。従って、次のステップ#51では
、表示部(CDP)においてフラッシュ表示を行わない
ステップ#52でAP、ロック中であることを示すフラ
グ(ALF、)が“1”かどうかを判断する。
“l”(AEフロッ中)であれば、ステップ#53に移
行し、スポット測光方式の場合の輝度データBy、と、
スポット測光を行ったときの測光出力のりニアリティが
保障できる輝度レベルかどうかの判断の基準となるデー
タB0とを大小比較する。
Bv*<Bo  (輝度不足)の場合、スポット測光に
よる測光出力のりニアリティが保障できないので、ステ
ップ#59に移行し、平均測光方式の場合の輝度データ
B□を露出制御輝度データB Veとしてレジスタ(B
vc)にストアする。このようにして、スポット測光に
よる測光出力のリニアリティが保障できない低輝度の場
合には、平均測光方式で露出制御することになる。
ステップ#53の判断において、B vm≧B、(輝度
条件充足)の場合、ステップ#54に移行し、スポット
測光方式の場合の輝度データB vsを露出制御輝度デ
ータB vcとしてレジスタ(Bvc)にストアする。
このようにして、スポット測光による測光出力のりニア
リティが保障できる輝度の場合には、スポット測光方式
で露出制御することになる。
ステップ#55では、周囲測光方式の場合の輝度データ
SV+とスポット測光方式の場合の輝度データB□との
輝度差dBを算出する。即ち、演算、(/B=B、l−
B、。
を実行する。
次いで、ステップ#56で輝度差dBが、逆光かどうか
の判断基準である基準値によりも大きいかどうかを判断
する。
dB=Bvl−B、l>Kの場合は周囲ゾーン(PD、
Z)の輝度がスポットゾーン(PD、Z)の輝度よりも
大きすぎ、逆光となる。従って、次はステップ#57に
移行し、表示部(CDP)において、逆光警告表示を行
った後、ステップ#61に移行する。
dB=Bv+  Bvs≦にの場合は周囲ゾーン(PD
、Z)の輝度がスポットゾーン(PD、Z)の輝度に比
べて大きすぎることはなく、逆光とはならない。従って
、次はステップ#60に移行し、逆光警告表示は行わな
いで、ステップ#61に移行する。
ステップ#52において11″ (AEフロッ中)でな
いと判断した場合は、ステップ#5Bに移行し、AF用
マイコン(AMC)と制御マイコン(CMC)とを接続
する信号ライン(A F D)が″L”レベルかどうか
を判断する。′H゛レベルはAF動作が可能であること
を意味し、この場合はステップ#53に移行し、前述の
場合と同様に、スポット測光方式で露出制御する。
信号ライン(A F D)の″Lルベルは、AF釣動作
不可能であること、あるいはFAモードに設定されてい
ることを意味する。この場合はステップ#59に移行し
、平均測光方式の場合の輝度データB vmを露出制御
輝度データB VCとしてレジスタ(Bvc)にストア
する。これにより、平均測光方式で露出制御することに
なる。
次いでステップ#60に移行するが、平均測光方式で露
出制御する場合には、表示部(CDP)による逆光警告
表示は行わない。ステップ#60の次にステップ#61
に移行する。
ステップ#61で所定のプログラム露出モードに従った
演算によって露出制御に必要な露出制御データ、即ち、
プログラム露出モードに応じた絞り値データAV、露出
時間データT、などを算出をした後、ステップ#76に
移行して、露出制御データを表示部(CD P)におい
て表示する。
以上の自然光モードの露出制御の状態を第2表にまとめ
て示す。
第2表 第2表に示すように、AEフロッ時は、基本的にスポッ
ト測光方式の被写体輝度データBvSに基づいて露出制
御する(Bv、≧B0・・・・・・階■)。
しかしながら、スポット測光方式にすると輝度不足(B
VI<BO)となる場合には、スポットゾーン用受光部
(PDo)のセル面照度が不足し、測光出力のりニアリ
ティが低下して誤った露出制御が行われることになるの
で、これを防止するため、平均測光方式に切り換える(
lIh■)。
また、AEフロクなしく通常モード)の場合は、次のよ
うになる。
即ち、AF釣動作可能で、かつ輝度条件を充足している
場合(By、≧B、)は、AF釣動作完了したした時に
スポット測光方式における輝度データB□をAF、ロッ
クし、これに基づいて露出制御する(−■)。
しかし、AF釣動作可能であるが、輝度条件を充足しな
い場合(B□〈Bo)は、平均測光方式に切り換え、こ
の方式における輝度データB□に基づいて露出制御する
(隘■)。
AF釣動作不可能な場合、あるいはFAモードの場合は
、スポットゾーン(PDoZ)に主被写体が入らない状
態で露出制御を開始することがあるので、平均測光方式
における輝度データBv、に基づいて露出制御する(隘
■)。これが、本発明のポイントである。
患■に対応するフローは、ステップ#52→#53−#
59→#60である。
隘■に対応するフローは、ステップ#52→#53−#
54→#55→#56→#57(または#56−#60
)である。
隔■に対応するフローは、ステップ#52−#58→#
59→#60である。
磁■に対応するフローは、ステップ#52−#58− 
#53− #59− #60である。
磁■に対応するフローは、ステップ#52→#58→#
53→#54→#55→#56→#57(または#56
−#60)である。
〔フランシュモード〕
ステップ#50の判断において、信号ライン(RDY)
が“Hルーベルであれば、フラッシュ(FL)の充電が
完了しており、この場合は、フラッシュモードとなる。
従って、次のステップ#62で表示部(CDP)におい
てフラッシュ表示を行い、ステップ#63では逆光警告
の表示は行わない、ステップ#64でフラッシュモード
の場合の露出時間データTV、を露出時間データTVと
してレジスタ(Tv)にストアする0次いで、ステップ
#65でAEクロック中あることを示すフラグ(ALF
I)が11″かどうかを判断する。
“1” (AEクロック中であれば、ステップ#66に
移行し、スポット測光方式の場合の輝度データBy、が
、基準データB0よりも小さいかどうかを判断する。
Bvs≧B、(輝度条件充足)の場合、ステップ#68
に移行して、演算(Bvs+Sv  Tv )を実行す
る。そして、その結果を絞り値データAVとしてレジス
タ(AV)にストアする。次いでステップ#74に移行
し、調光量変更があったことを示すフラグCFIF)を
リセットした後(調光量変更なし)、ステップ#75に
移行する。
ステップ#66の判断において、Bvs<Bo  (輝
度不足)の場合、ステップ#67に移行し、AEフロク
されるスポット測光方式の場合の固定絞り値データAv
flをレジスタ(AV)にストアした後、ステップ#7
4に移行し、調光量変更があったことを示すフラグ(P
 I F)をリセットした後、ステップ#75に移行す
る。
ステップ#65において、AEクロック中ないと判断し
た場合には、ステップ#69に移行する。
ステップ#69で周囲測光方式の場合の露出値データE
vを演算(Bv++sv )によって算出し、その結果
をレジスタ(Ev)にストアする。
次いでステップ#70に移行し、露出値データEvが基
準データE0よりも小さいかどうかを判断する。Ev<
Eoの場合は、ステップ#71に移行し、固定絞り値デ
ータA v t oをレジスタ(Av)にストアする。
次いで、ステップ374に移行し、調光!変更があった
ことを示すフラグ(P I F)をリセットした後(!
Iff光量変更なし)、ステップ#75に移行する。
ステップ#70において、E、≧E0と判断した場合に
は、ステップ#72に移行し、演算(E。
TV)を実行し、その結果をレジスタ(AV)にストア
する。次いで、ステップ#73で調光量変更があったこ
とを示すフラグ(P I F)を“1”にセットした後
(!PiI光量変更あり)、ステップ#75に移行する
ステップ#75で、各絞り値データAV、Avv+A 
y f6が開放絞り値データA voと最小開口絞り値
データAv□8の間にないときに服ッて、それぞれを開
放絞り値データA voまたは最小開口絞り値データA
 vmmwに制限する。
以上のフラッシュモードの露出制御の状態を第3表にま
とめて示す。
第3表 第3表に示すように、AEフロク状態では、輝度条件を
充足している(Bv、≧B、)m+21の場合は、スポ
ット測光方式で絞り制御するが、スポット測光方式にす
ると輝度不足”’<Bvs<Be )となるk ill
の場合には、固定絞り値データAvt+ に基づいて絞
り制御する。
また、AEフロクなしく通常モード)の状態では、輝度
条件を充足している(Bv+”Sv≧E、)魚(41の
場合、周囲測光方式で絞り制御するが、周囲測光方式に
すると輝度不足(Bv+ 十Sv < Eo )となる
階(3)の場合には、固定絞り偵データAvt。
に基づいて絞り制御する。この周囲測光方式で絞り制御
する階(3)の場合、調光量を少なめにして、主被写体
が自然光を加算される結果、調光量オーバーとなること
を防止する。
調光量を変更するかどうかは、露出側tTj時(後に説
明する第8図のステップ#91で、調光量変更があった
ことを示すフラグ(F r F)が“11であるか“0
“であるかの判断に基づいて行う。
なお、露出時間データTVf、固定絞り値データAvr
+ +  Avtoの一例として、Tvt= 1 /6
0sec AV、、=F5.6 Ayl。= F 2.8 を挙げておく。
m +1+に対応するフローは、ステップ#65→#6
6→#67→#74である。
11kl!21に対応するフローは、ステップ#65→
#66→#68→#74である。
IIkLf31に対応するフローは、ステップ#65→
#69−#70−#71→#74である。
患(4)に対応するフローは、ステップ#65→#69
→#72→#73である。
ステップ#61のプログラム演算の後、あるいはステッ
プ#75の絞り値制限(AV制限)の後、ステップ#7
6に移行し、表示部(CD P)により露出制御データ
を表示する。
次いで、ステップ#77で割込端子(I NTA)がオ
ンかどうかを判断する。即ち、測光スイッチ(S、)と
AEフロッスインチ(ALS)のいずれか一方がオンで
あるかどうかを判断する。オンであれば、ステップ#7
8に移行し、5秒程度の限時時間をもつタイマをプリセ
ントした後、ステップ#79でタイマをスタートし、ス
テップ#80でタイマ割込を可能としてステップ#81
に移行する。
このステップ#78〜#80のフローは、電源電池(B
A)からの給電を継続するためのタイマホールドの動作
である。測光スイッチ(Sl)とAEフロクスイッチ(
ALS)のいずれか一方がオンである間は、タイマを繰
り返しプリセントする。
即ち、前記の5秒程度の限時時間が経過すると、第10
図に示すタイマ割込ルーチンに移行して電源電池(B 
A)からの給電を停止する。
しかし、限時時間が経過する前に、次のステップ#81
−#82→#83(または#85)からステップ#3に
リターンし、ステップ#77で測光スイッチ(Sl)と
AEフロクスイッチ(ALS)のいずれか一方がオンで
あれば、再度タイマのプリセットを行う。
ステップ#77において、測光スイッチ(Sl)および
AEフロクスイッチ(ALS)のいずれもがオフである
と判断した場合には、タイマをプリセットせずに、ステ
ップ#81に移行する。
そして、次のステップ#81−#82→#83(または
#85)からステップ#3にリターンする。つまり、測
光演算を繰り返しながら、測光スイッチ(SI)および
AEフロクスイソチ(ALS)のいずれか一方が5秒以
内にオンされるのを待ちながら、タイマを進めていく。
そして、5秒以内に測光スイッチ(Sl)もAEフロク
スイッチ(ALS)もオンしなければ、第10図のタイ
マ割込ルーチンに移行する。
ステップ#81では、AF動作が完了したことを示すフ
ラグ<A F E F)が111であるかどうかを判断
する。AF動作が完了しておれば、ステップ#82に移
行し、リセットスイッチ(S3)がオフかどうかを判断
する。オフであれば、シャッタのチャージが完了してい
て、露出制御を開始してよいから、ステップ#83に移
行し、割込端子(INTB)に対する割込の許可(レリ
ーズの許可)をした後、ステップ#3にリターンする。
ステップ#81において、AF動作が完了したことを示
すフラグ(AFEF)が“0”であれば、ステップ#8
4に移行して信号ライン(AFD)が“L”レベルであ
るかどうかを判断し、“し”レベルの場合は、ステップ
#82に移行してシャツタチ一−ジが完了しておれば、
レリーズを可能にする。
ステップ#82の判断においてリセットスイッチ(S、
)がオンであれば、シャッタのチャージが完了しておら
ず、露出制御を開始することができないから、ステップ
#85に移行し、割込端子(rNTB)に対する割込の
禁止(レリーズの禁止)をした後、久テップ#3にリタ
ーンする。
このようにして、AFモードで合焦検出が可能である場
合には、合焦しないとレリーズしないようにしている。
即ち、露出制御動作に対して、AF動作を優先させてい
る。
INTBυ′入すブルーチン 次に、第8図のフローチャートに基づいてINTB割込
サブルーチンの動作について説明する。
レリーズボタンの押し下げの2段目でレリーズスイッチ
(S2)がオンになると、制御マイコン(CMC)の割
込端子(rNTB)に割込がかかり、ステップ#90に
移行する。ステップ#90で信号ライン(AFSTP)
を−時的に“L3レベルにして、AF用マイコン(AM
C)の動作を停止させる。
ステップ#91で調光量変更があったことを示すフラグ
(P I F)の内容が“l”かどうかを判断する。調
光量変更があった場合には、ステップ#92に移行し、
フィルム感度データSvをストアするためのレジスタ(
DASv)にデータ(sv”α)をストアした後、ステ
ップ#94に移行する。
“+α”は、α分だけアンダーの調光を行うことを意味
する。
ステップ#91の判断で調光量変更がなかった場合には
、ステップ#93に移行し、レジスタ(DASv)にフ
ィルム感度データSvをそのままストアした後、ステッ
プ#94に移行する。
ステップ#94でレジスタ(DASv)の内容をD/A
変換回路(D A C)に転送した後、ステップ#95
で演算(A、−AV、=Av、)を実行し、その結果A
vrを、絞り込み段数を決定するためのレジスタ(Av
r)にストアする。次いで、ステップ#96でレジスタ
(Avr)の内容をイベントカウンタ(E CO)にセ
ントする。
ステップ#97でレリーズマグネット(RM)を消磁し
て絞り込みを開始した後、ステップ#98でイベントカ
ウンタ割込を許可する。
絞り込みに連動して絞りエンコーダ(ENC,)がパル
ス信号を出力するが、パルス数がレジスタ(Avr)の
内容と一致した時に絞り込み動作を停止する。なお、絞
り込みとともにミラーアップが行われる。この絞り込み
停止動作は、イベントカウンタ割込で行われる。第9図
に示すようにステップ#110で絞りマグネフ) (F
M)を消磁することによって、絞り込みを停止するもの
である。
絞りマグネット(FM)の消磁の後、ステップ#99に
リターンする。レリーズマグネ・ノド (RM)の消磁
後、絞り込みおよびミラーアップが完了するまで一定時
間待機するのがステップ#99の動作である。ミラーア
ップの直後から、フィルム面測光受光部(P D F)
が撮影レンズを通った被写体光を受光する。
次のステップ#100で制御マイコン(CMC)とAN
Dゲー) (AN、)とを接続する信号ライン(!NT
S)を“し”レベルにしてANDゲート(ANI)を能
動状態とする。
ステップ#101で先幕マグネット(I CM)を消磁
し、先幕をスタートさせる。そして、先幕が走りきると
、スイッチ(S X)が接点(a、)から接点(bよ)
に切り換わり、フラッシュ(FL)が発光するとともに
、ANDゲー) (ANI )の出力が″H”レベルに
なるので、フラッシュ(FL)の発光による被写体から
の反射光の積分動作が開始される。
次のステップ#102で露出時間(2−” sec )
をカウントする。カウントアンプによってステップ#1
03に移行して後幕マグネット(2CM)を消磁し、後
幕をスタートさせる。この間に、積分器(INTE)の
出力レベルが基準電源(Vr)のレベルに達し、信号ラ
イン(STOP)に“H″レヘルに号が出力され、フラ
ッシュ(P L)の発光が停止する。
ステップ#104でリセットスイッチ(S3)のオン(
露出完了)を待ってステップ#105に移行し、安定の
ために一定時間待機する。次いで、ステップ#106で
信号ライン(I NTS)を“H゛レベルしてANDゲ
ート(ANI)を遮断し、次の撮影のためにステップ#
3にリターンする。
タイマ′!I[′入すフ゛ル−チン 次に、第10図のフローチャートに基づいてタイマ割込
サブルーチンの動作について説明する。
第7図のステップ#78〜#80でタイマホールドをし
たが、5秒程度の限時時間が経過し、タイマホールドが
終了してタイマ割込がかかったときに、ステップ#11
1に移行し、制御マイコン(CMC)のすべての出力ボ
ートを“H゛レベルして初期化する。このタイマホール
ドの終了時点が、第5図の時刻(t2)であり、スポッ
ト測光方式におけるAEフロクが解除される。
次いで、ステップ#112ですべてのフラグをリセット
した後、ステップ#113で割込端子(INTA)に対
する割込を許可する。この割込が、測光スイッチ(S、
)のオンまたはAEフロクスイソチ(ALS)のオンに
よって行われる点については、既に説明した通りである
次に、ステップ#114で表示部(CD P)による表
示を停止し、フローを終了する。
なお、このタイマ割込サブルーチンの動作は、電源電池
(BA)が装着されて制御マイコン(CMC)のリセッ
ト端子(RES)に電圧が印加されたときにも実行され
る。
AF  マイコン(AMC)の 次に、第11図のフローチャートに基づいて、AF用マ
イコン(AMC)の動作について説明する。
第4図のフローにおいて、ステップ#6で信号ライン(
AFSTA)を“L″レベルすると、AF用マイコン(
AMC)の割込端子(INTO)に割込がかかるので、
ステップ■に移行して割込端子(INTI)への割込の
許可CAFAF用マイコンMC)の停止の受は付けの許
可〕をする。
次いで、ステップ■で信号ライン(AFE)。
(八FD)を“Hルベル (AMC)を初期化する。
ステップ■でAF用受光部(CCD)により、輝度分布
を測定し、ステップ■でAF用受光部(CCD)に蓄積
されているデータをインタフェース(AIF)を介して
AF用マイコン(AMC)に取り込む。
次いで、ステップ■で制御マイコン(CMC)からAF
用マイコン(AMC)にAF動作用のレンズデータを取
り込む。このレンズデータは、第4図のステップ#8に
おいて、レンズデータ出力回路(LEC)から制御マイ
コン(CMC)に入力したデータのうちの自動焦点調整
用データである。
ステップ■では、取り込んだ輝度分布データに基づいて
デフォーカス量を演算する。ステップ■では、求めたデ
フォーカス量の信頼性があるかどうかを判断する。なお
、求めたデフォーカス量に信頼性がないと判断するのは
、通常、被写体の輝度分布がローコントラストのときで
ある。
信頼性があれば、ステップ■でFAモードかどうかを判
断し、FAモードではなく、AFモードであれば、ステ
ップ■に移行し、FAモードであれば、ステップOに移
行する。
ステップ■では、合焦状態になっているかどうかを判断
する。初期段階では、合焦していないのが普通である。
合焦していなければステップ[相]に移行し、既に合焦
状態になっていることを示すフラグ(AFCF)が“l
”かどうかを判断する。
−回も合焦状態になったことがなければ、ステップ■に
移行し、モータ(MO)を駆動して、交換レンズ内のレ
ンズを光軸に沿って移動する.次いで、ステップ@で合
焦するのを待つ。
合焦したかどうかは、デフォーカス量に基づいて算出し
た合焦のためのモータ(MO)の回転量と、AF用エン
コーダ(ENC)からのパルス数に対応した回転量とを
比較し、両者が一致したかどうかによって判断する。
合焦した後、ステップ0に移行し、モータ(MO)を停
止してレンズの移動を停止する。そして、ステップ@に
移行し、既に合焦状態になっていることを示すフラグ(
AFCF)を“l”にセントする。
ステップ■の判断で合焦している場合、あるいは現在は
非合焦であるが、ステップ[相]の判断で既に合焦状態
になっていることを示すフラグ(AFCF)が“1”と
なっていて、−回でも合焦状態となっていた場合には、
そのままステップ■に移行する。即ち、これは、1回で
も合焦すると、それ以降は、前ピンあるいは後ビンにな
ってもレンズの移動は行わず、位置固定したままとする
ことを意味する(AFロック;ワンショットAFモード
)。
ステップ■で既に合焦状態になっていることを示すフラ
グ(A F C F)を“1”にセットした後、ステッ
プ[相]でAF用表示部(ADP)において、合焦表示
を行う。次いで、ステップ[相]で信号ライン(A F
 D)を“H”レベルにしてステップ0に移行し、信号
ライン(AFE)を“L”レベルにして制御マイコン(
CMC)に対し合焦状態となったことを伝達した後、ス
テップ■にリターンする。
ステップ■の判断でFAモードである場合には、ステッ
プOに移行し、合焦状態の判別、即ち、前ピンか後ピン
か、あるいは合焦かの判別をし、ステップ[相]でAF
用表示部(ADP)において、合焦状態の表示(前ピン
表示、後ピン表示あるいは合焦表示)を行う。次いで、
ステップ[相]に移行し、信号ライン(A F D)を
“Lルーベルにすることによって、FAモードであるこ
とを制御マイコン(CMC)に伝達した後、ステップO
に移行する。
ステップ■の判断で信頼性がない場合には、ステップ[
相]に移行し、FAモードであるかどうかを判断する。
FAモードではなく、AFモードである場合には、ステ
ップ■で、既に合焦状態になっていることを示すフラグ
(A F CF)が′″19になっているかどうかを判
断する。
“1”の場合は、AFモードにおいて合焦した後の輝度
分布の測定でローコントラストになったことを意味し、
この場合は、ステップ[相]−〇−〇を実行して合焦表
示を行った後、ステップ0に移行する。
ステップ0の判断で、既に合焦状態になっていることを
示すフラグ(AFCF)が“1”でなければステップ0
に移行し、AF用表示部(ADP)においてローコント
ラストである旨の警告表示を行う、そして、ステップ0
で信号ライン(A F D)を“L″″″レベルること
によって、AF動作が不可能であることを制御マイコン
(CMC)に伝達した後、ステップ◎に移行する。
ステップ[相]の判断でFAモードである場合には、ス
テップ[相]−〇を実行してローコントラストである旨
の警告表示を行うとともに、AF動作が不可能であるこ
とを制御マイコン(CMC)に伝達した後、ステップ0
に移行する。
ステップ◎では、信号ライン(A F E)を“Lルー
ベルにすることによって、AF動作完了の信号を制11
11マイコン(CMC)に伝達し、次いでステップ■に
リターンする。
なお、制御マイコン(CMC)は、信号ライン(AFD
)が“H”レベルでAEフロク状態でなければ、信号ラ
イン(A F E)が“LルーベルになることでAEフ
ロクを行う。また、FAモードもしくはAP不能の場合
は、信号ライン(AFE)よりも信号ライン(A F 
D)を優先して判別するので、信号ライン(AFE)を
″Lルベルにしても影響はない。
AF動作が完了した場合とは、ステップ■−■−■−[
相]−〇−[相]−〇−0−0−[相]の場合、ステッ
プ■−■−■−@−@−[相]ノ場合、ステップ■−■
→■−[株]=[相]−〇−[相]の場合、およびステ
ップ■−[相]−■−■−@=[相]の場合である。
FAモードの場合とは、ステップ■→■→O→[相]−
〇の場合、およびステップ■→[相]−〇−[相]の場
合である。
AF動作不能の場合とは、ステップ■−0−■−〇→[
相]の場合である。
lNTl割′入サフ゛す−チン 次に、信号ライン(AFSTP)が−時的に立ち下がっ
た場合のTNT、割込サブルーチンの動作を第12図に
基づいて説明する。
ステップ[相]ですべての出力ボートを“H”レベルに
してAF用マイコン(AMC)を初期化する。
これにより、AF用受光部(COD)における輝度分布
の測定、AF用表示部(ADP>の表示、およびモータ
(MO)の動作を停止するとともに、信号ライン(AF
E)、  (AFD)を“HルベルにしてAF用マイコ
ン(AMC)の動作を停止する。
次いで、ステップ[相]で、既に合焦状態になっている
ことを示すフラグ(A F CF)をリセットし、ステ
ップ■で割込端子(INTO)に対する割込を許可した
後、フローを終了する。
なお、このINT、割込サブルーチンの動作は、電rA
電池(B A)を装着し、制御マイコン(CMC)のリ
セット端子(RES)に電圧が印加されたときにも実行
される。
上述の実施例では、スポット測光による測光出力のりニ
アリティが保障できるかどうかの判別は、(Bvs  
Bvo) + Avo= Bvsの演算を行った後に1
3vsと80とを比較することで行っているが、受光部
のセル面照度はレンズの開放絞り値にも影響される。そ
こで、この判別においては、Bvsを算出する前のBv
s  Av。−E3vs’をそのままもう1つ別のレジ
スタに記憶しておき、B9.′≧80のときはスポット
測光値を採用し、13vs’<s。
のときは平均測光値を採用するようにした方が望ましい
。なお、ここで、B、’<B。である。
また、第11図に示す自動焦点調整のフローにおいて、
最初FAモードでカメラを動作させ、その動作中にAF
モードに切り換えられると、FAモードにおいては信号
ライン(AFD)、  (AFE)がともに“L″レベ
ルなっているので、AFモードでの動作が終了するまで
信号ライン(AF’D)は“L”レベルであり、AF動
作が終了したときに初めて“H”レベルになり、信号ラ
イン(AFE)は″Lルベルのままである。
従って、AFモードの動作中であるにもかかわらず、シ
ャツタレリーズが行われることがある。
これを防止するためには、第13図に示すフローを、例
えば、上述の実施例のステップ0.0間、またはステッ
プ■、■間、またはステ710.0間に入れることが望
ましい。
また、上述の実施例においては、第7図のステップ#8
1で、AF動作が完了したことを示すフラグ(AFEF
>が“0”である場合には、ステップ#84に移行し、
割込端子(INTB)に対する割込の禁止、即ち、レリ
ーズの禁止をすることにより、AFモードで合焦検出が
可能である場合には、合焦しないとレリーズしないよう
に構成しているが(AF動作優先)、本発明は、これに
限定されるものではなく、合焦状態に達しなくとも任意
の時点でシャフタをレリーズすることができるレリーズ
優先式のカメラにも適用することができる。
また、上述の実施例では、AF不能のときとFAモード
のときには、合焦状態に達しているかいないかにかかわ
らずシャッタがレリーズされ得るレリーズ優先式となる
が、AF不能の場合には、シャツタレリーズがなされな
いように構成してもよい。
本発明は、上述のように構成するほか、合焦状態のいか
んにかかわらず、換言すれば、AF用マイコン(AMC
)から制御マイコン(CMC)に対してAF動作を禁止
する信号を入力する信号ライン(A F D)の“H″
、′L”にかかわらず、レリーズを許可するように構成
したものも実施例として含むものである。
そのためには、ステップ#81を省略するだけでよい。
即ち、AF動作が完了した場合には、第4図のステップ
#19でフラグ(AFEF)を“1”にセットし、AF
動作が未完了の場合には、ステップ#lでフラグ(AF
EF)をリセットしているが、合焦状態のいかんにかか
わらずレリーズを許可する場合には、フラグ(A F 
E F)の状態が無関係となるからである。
このように構成した場合には、第4表のような状態で露
出制御が行われる。
第4表 即ち、AF動作が完了していない時点で、レリーズスイ
ッチ(S、)をオンすると、レリーズ直前のスポット測
光データに基づいて露出制御が行われる。
勺二謬長 本発明によれば、次の効果が発揮される。
(a)被写体光の輝度分布が合焦検出をするのに十分な
条件のものであれば、AEフロク手段が合焦検出信号に
基づいてスポット測光データをAEフロクし、露出制御
手段がそのスポット測光データに基づいて露出制御を行
うことができる。
(b)被写体光の輝度分布がローコントラストなどのた
めに合焦検出をするのに不十分となっている条(1下で
は、合焦検出信号の出力がないため、AEフロクが行わ
れないが、合焦面/不可判別手段が合焦不可の信号を出
力するため、露出制御手段は、平均測光手段からの測光
データを人力して、その平均測光データに基づいて露出
制御を行う。
平均測光方式で露出制御すれば、主被写体がスポットゾ
ーンから外れていてもほぼ適正な露出が保障される。従
って、ローコントラストなどのために合焦検出が不可能
でスポット測光データのAEフロクが不可能な条件下で
あっても、平均測光方式に切り換えてほぼ適正な露出制
御を行うことができる。
即ち、本発明によれば、合焦検出に基づいてスポット測
光データをAEフロクすることを前提として、平均測光
方式により適正露出で露出制御することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成の一例を示すブロック図、第2図
ないし第12図は本発明の実施例に係り、第2図は自動
焦点調整装置付きカメラの全体のブロック図、第3図は
ファインダ光路中の輝度感度分布の説明図、第4図、第
6図〜第10図は制御マイコンについてのフローチャー
トであり、第4図は制御マイコンのメインルーチンの動
作を示すフローチャート、第5図は制御マイコンのメイ
ンルーチンの動作に関するタイムチャート、第6図は測
光データ入力サブルーチンの動作を示すフローチャート
、第7図は制御Oマイコンのメインルーチンの動作を示
すフローチャート、第8図はINTB割込サブルーチン
の動作を示すフローチャート、第9図はイベントカウン
タ割込サブルーチンの動作を示すフローチャート、第1
0図はタイマ割込サブルーチンの動作を示すフローチャ
ート、第11図はAF用マイコンの動作を示すフローチ
ャート、第12図はAF用マイコンのINT、割込サブ
ルーチンの動作を示すフローチャート、第13図は第4
図の変形例を示すフローチャートである。 (1)・・・合焦状態検出手段 (2)・・・レンズ駆動手段 (CMC) (AMC) (Sl ) (S8 ) (ALS) (RM) (FM) (ICM) (2CM) (ENC,) (PDo) (PDI  ) (PDI  +PD、) (LM) ・・・合焦検出手段 ・・・スポット測光手段 ・・・AEフロク手段 ・・・平均測光手段 ・・・合焦面/不可判別手段 ・・・露出制御手段 ・・・制御マイコン ・・・AF用マイコン ・・・測光スイッチ ・・・レリーズスイッチ ・・・AEフロクスイッチ ・・・レリーズマグネット ・・・絞りマグネット ・・・先幕マグネット ・・・後幕マグネット ・・・絞りエンコーダ ・・・スポットゾーン用受光部 ・・・周囲ゾーン用受光部 ・・・平均測光用受光部 ・・・測光回路 (CCD) (MO) (M C) (E N C) ・・・AF用受光部 ・・・モータ ・・・モータ制御回路 ・・・AF用エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズを透過する被写体光の輝度分布に基づ
    いて前記撮影レンズの合焦状態を検出する合焦状態検出
    手段と、 前記合焦状態検出手段の出力に基づいてレンズを合焦位
    置に移動させるレンズ駆動手段と、前記レンズ駆動手段
    によってレンズが合焦位置まで移動したときに合焦検出
    信号を出力する合焦検出手段と、 前記撮影レンズを透過する被写体光のうち前記合焦状態
    検出手段によって合焦検出するための測距ゾーンを含む
    スポットゾーンを測光するスポット測光手段と、 前記合焦検出手段からの合焦検出信号に基づいて前記ス
    ポット測光手段の出力を固定的に記憶するAEロック手
    段と、 前記撮影レンズを透過する被写体光を平均測光する平均
    測光手段と、 前記被写体光の輝度分布に基づいて合焦検出が可能かど
    うかを判別する合焦可/不可判別手段と、露出制御時に
    、前記合焦可/不可判別手段の判断が合焦可のときに前
    記AEロック手段の出力に基づいて露出制御し、前記の
    判断が合焦不可のときに前記平均測光手段の出力に基づ
    いて露出制御する露出制御手段 とを備えた自動焦点調整装置付きカメラ。
JP1226497A 1989-08-31 1989-08-31 自動焦点調整装置付きカメラ Pending JPH02110442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046755A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Hiwin Mikrosystem Corp 回転可能な門形機構

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