JPH02110290A - 匣 - Google Patents

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Publication number
JPH02110290A
JPH02110290A JP26197488A JP26197488A JPH02110290A JP H02110290 A JPH02110290 A JP H02110290A JP 26197488 A JP26197488 A JP 26197488A JP 26197488 A JP26197488 A JP 26197488A JP H02110290 A JPH02110290 A JP H02110290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
box
shelf
side walls
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26197488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
隆 小林
Masakazu Yuge
弓削 雅和
Takeyuki Ueno
健之 上野
Minoru Tamada
稔 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP26197488A priority Critical patent/JPH02110290A/ja
Publication of JPH02110290A publication Critical patent/JPH02110290A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は匣に関し、特にたとえばセラミック電子部品
などを製造する時に、焼成炉中においてセラミック電子
部品となる被焼成物を載せるための厘に関する。
(従来技術) 第4図はこの発明の背景となる従来の匣の一例を示す斜
視図である。この匣1は平板2を有する。
平板2の対向する端面には側壁3が形成される。
側壁3は、平板2の面に直交し、かつ平板2の一方面の
上方に延びるように形成される。したがって、匣1は、
断面「コ」状に形成される。
このような匣工は、セラミック電子部品などを焼成する
時に用いられる。この匣1を用いる場合、平板2と側壁
3とに囲まれた部分にセラミック電子部品となる被焼成
物が置かれ、第5図に示すように、複数の匣1が積み重
ねられて焼成炉中に入れられる。匣1に載置された被焼
成物は、焼成炉で加熱されることによって焼成される。
このような匣1は、これ以外にも、第6図に示すように
、平板2の4つの端面に側壁3を形成したものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の匣では、セラミック電
子部品となる被焼成物が平板の片面にのみ載置されるた
め、平板の一方面にのみ力が加えられる。そのため、こ
のような匣を何回か使用するうち、その平板部に反りや
割れが発生し、匣の寿命が短いという欠点があった。ま
た、匣の平板部に反りが発生すると、この上に載せられ
た被焼成物もそれに応じて変形し、焼成されたセラミッ
クの良品率が悪くなる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、その寿命が長く
、かつこれを用いて焼成したセラミックの良品率が良い
、匣を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、平板と、平板の少なくとも対向する2つの
端面に形成される側壁とを含み、平板と側壁とは、断面
「H」状に配置される、匣である。
(作用) 平板と側壁とが断面「H」状に配置されることにより、
匣の裏表両面を被焼成物の載置部として使用することが
できる。したがって、匣の両面を交互に使用すれば、平
板部の両面に交互に力が加えられる。
(発明の効果) この発明によれば、匣の両面を交互に使用することによ
り、平板部に反りや割れが発生しにくい。
そのため、匣を長期間使用することができ、その寿命を
長くすることができる。
さらに、匣の平板部に反りが発生しにくいため、ここに
載置した被焼成物が変形せず、焼成されたセラミックの
良品率を大きくすることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この
匣10は平板12を含む。平板12の対向する両端面に
は、側壁14が形成される。側壁14は、平板12の面
に直交するように平板12の面の両側に延びて形成され
る。したがって、この匣lOは、断面「H」状に形成さ
れる。
このような匣10を用いてセラミック電子部品を製造す
る場合、平板12と側壁14に囲まれた部分にセラミッ
ク電子部品となる被焼成物が載置される。つまり、この
匣10では、平板12の両面を被焼成物の載置部として
使用することができる。したがって、匣10の両面を交
互に使用すれば、平+&12の両面に交互に被焼成物の
重量が加えられる。そのため、従来の匣のように、平板
の片面側にのみ被焼成物を載置する場合に比べて、この
匣10の平板12両面を交互に使用すれば、平板12に
反りや割れが発生しに<<、匣10の寿命を長(するこ
とができる。さらに、匣lOの平板12に反りが発生し
にくいため、このような反りによるセラミック電子部品
材料の変形がなくなり、焼成されたセラミックの良品率
を向上させることができる。
この匣10の材料として、アルミナ80重量%以上、シ
リカ15重量%以下、アルカリ1重量%以下の組成を有
する材料であって、気孔率45%以上70%以下、かさ
比重1.0g、/cc以上1゜9 g / cc以下の
材料を用いれば、匣10を軽量にすることができる。匣
10が軽量になれば、この匣10を用いて行う作業が簡
単になり、匣10を焼成炉に出し入れするための作業性
が良くなる。
実験例 従来の断面「コ」状の匣と、この発明の断面「HJ状の
匣とを用いて、セラミック電子部品を焼成し、その焼成
回数による匣の破損数を調べて別表に示した。この実験
に用いられる匣には、アルミナ92重量%、シリカ7重
量%、アルカリ1重量%の組成であって、気孔率67%
、かさ比重IIg/ccのものと、気孔率48%、かさ
比重18 g / ccOものとを用いた。
実験では、従来の匣とこの発明の匣とをそれぞれ10個
使用し、各焼成回数においてそれぞれいくつ破損したか
を示した。なお、この発明の匣を使用するにあたっては
、その両面を交互に使用した。
表かられかるように、気孔率67%、かさ比重1.1g
/ccOものにおいては従来の匣では、焼成回数20I
lililIですべての匣が破損したが、この発明の匣
では、焼成回数40回で1つ破損したたけである。また
、気孔率48%、かさ比重1.8g/ ccのものにお
いても、同傾向の結果が出ている。
このように、この発明の匣では、従来のものに比べて大
幅にその寿命を延ばすことができた。さらに、匣自体を
製作する場合でも、断面「H」状にすることによって、
平板や側壁の変形や歪が少なかった。
なお、この匣は、焼成炉中において第2図のように積み
重ねて使用される。そのため、被焼成物を置くスペース
、つまり積み重ねられた匣の平板と側壁とで形成される
空間の容積は、従来とかわらない。したがって、この発
明の匣を用いても、従来の匣を用いた場合に比べて、被
焼成物の焼成量は変わらない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図に示す匣を積み重ねた状態を示す斜視図
である。 第3図は第1図に示す匣の他の実施例を示す斜視図であ
る。 第4図はこの発明の背景となる従来の匣の一例を示す斜
視図である。 第5図は第4図に示す従来の匣を積み重ねた状態を示す
斜視図である。 第6図は第4図に示す従来の匣の他の例を示す斜視図で
ある。 図において、10は匣、12は平板、14は側壁を示す
。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板と、前記平板の少なくとも対向する2つの端面
    に形成される側壁とを含み、 前記平板と前記側壁とは、断面「H」状に配置される、
    匣。 2 前記平板および前記側壁は、アルミナ80重量%以
    上、シリカ15重量%以下およびアルカリ1重量%以下
    の組成を有する材料であって、気孔率45%以上70%
    以下、かさ比重1.0g/cc以上1.9g/cc以下
    で形成されることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    記載の匣。
JP26197488A 1988-10-17 1988-10-17 Pending JPH02110290A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26197488A JPH02110290A (ja) 1988-10-17 1988-10-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26197488A JPH02110290A (ja) 1988-10-17 1988-10-17

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Publication Number Publication Date
JPH02110290A true JPH02110290A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17369248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26197488A Pending JPH02110290A (ja) 1988-10-17 1988-10-17

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JP (1) JPH02110290A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076696U (ja) * 1993-06-15 1995-01-31 杉江製陶株式会社 さ や

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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