JPH02108712A - 水中基盤構造 - Google Patents

水中基盤構造

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JPH02108712A
JPH02108712A JP63238451A JP23845188A JPH02108712A JP H02108712 A JPH02108712 A JP H02108712A JP 63238451 A JP63238451 A JP 63238451A JP 23845188 A JP23845188 A JP 23845188A JP H02108712 A JPH02108712 A JP H02108712A
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JP
Japan
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building
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basic
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JP63238451A
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English (en)
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Tatsujun Rin
林 達順
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として水上地所に用いられる水中基盤構造
に関する。
〔従来の技術〕
我国を始めとして、国土の狭い国々では、土地の有効利
用政策に力を注いでいるが、近年来、商工業の発達から
、現有の土地利用はすでに飽和状態に達している。殊に
都市部における土地状況は深刻であって、価格は基原を
極めている。しかるに、従来、空中に向けての発展や、
郊外に向けての発展が主として推進されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、空中に向けての発展には、技術面、環境
面及びコスト面等において大きな限界があり、また、郊
外への発展に関しては、郊外に広大な土地はあるが、農
地を除くと、実際に建築に供し得る用地は少なく、これ
もやがて飽和状態に達することは必至である。
そこで、上記問題点を解決するため、広大な海や湖等の
水面に着目して、複数の基本フロート・ブロックを平面
的に連結してなる水中基盤構造により、水上地所を造る
ことが試みられている。
しかして、本発明は、その水中基盤構造の上に、基本フ
ロート・ブロックの積載能力を超える建造物を建造する
とき、基盤本体を全体的に大きくすることなく、所定の
積載能力を確保できる水中基盤構造を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、複数の基本フロー
ト・ブロックを平面的に順次連結して、水面に浮かぶ所
望面積大の基盤本体を形成する一方、上記複数の基本フ
ロート・ブロックのうち、許容以上の積層荷重を受ける
ものは、上記基本フロート・ブロックよりも下方へ延伸
する延伸部の浮力をもって積載能力の不足を補う構造の
大洋カブロック体に置き代えた。
〔作用〕
上記構成では、基盤本体上に基本フロート・ブロックの
積載能力を超える建造物を建造するとき、その建造部分
のみに、所定の積載能力を有する大洋カブロック体が用
いられる。これにより、基盤本体を全体的に大きくする
ことなく、所定の積載能力を確保することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す全体的な斜視図であ
る。この水中基盤構造は、大きく分けて、水中の適宜深
度のところに固定的に設けられて、その上部が水面上に
突出すると共に、岸4に連結された基礎lと、水面に浮
かべられて、基礎1に係留された基盤本体2及び防波堤
3とによって構成されている。
上記基盤本体2は、全体的に見て平面矩形状で、それぞ
れが中空密閉の立方体からなる複数の基本フロート・ブ
ロック6を平面的に縦横に順次配置すると共に、連結装
置7により連結一体化したものからなっている。しかる
に、この構成では、基本フロート・ブロック6の設定数
を調整することにより、所望面積大の基盤本体2を得る
ことができる。基本フロート・ブロック6の形状は立方
体としたが、直方体等、他の形状でもよい。
第2図のように、各基本フロート・ブロック6はその4
つの側面に互いに符合する平面丁字形の係合突片8と係
合溝5を備えている。そして、互いに隣接した基本フロ
ート・ブロック6同士は、それらの上記係合突片8と係
合溝5とを互いに嵌合係止させることにより、ブロック
間の接合強度を上げている。
上記連結装置7は、基本フロート・ブロック6の上端縁
部に形成された凹部12にあって、この四部12内に設
けられた植込みボルト10と、互いに隣接した2つの基
本フロート・ブロック6の植込みボルト10間にかけ渡
される連結板9と、植込みボルト10に螺着して連結板
9を凹部12内に押圧固定させるナツト11により構成
されている。
即ち、連結装置7は、そのナツト11を外すことにより
分解できるものであり、従って、基盤本体2の建造後、
必要に応じて、連結装置7を分解して、特定箇所の基本
フロート・ブロック6のみを取り出すことができる。ま
た、基盤本体2の上記平面丁字形の係合突片8のうち、
基礎l側にあるずべての係合突片8は、これに符合して
基礎1の外面に形成されたそれぞれの平面丁字形で縦長
の保合r#13に上下動自在に嵌合係止されている。
即ち、基盤本体2は、基礎1に対して係合溝13に沿っ
て上下動自在に連結されており、従って、干満等による
水面の上下変動に無理なく従うことができる。
一方、防波堤3は、基盤本体2を内包して、波浪から護
るものであり、それ故、水面に浮かんでいる状態では、
防波堤3の頂部は、基盤本体2よりもかなり上方に突出
して、暴風雨時等の高い波浪に備えるものとなっている
。防波堤3は、それぞれ中空密封に形成された複数の基
本フロート・ブロック14を、基盤本体2の築堤側を除
く外縁三辺に沿って、それも基盤本体2との間に適宜間
隔を保って順次平面コ字形に配置すると共に、連結装置
30により連結一体化したものからなっている。また、
防波堤3の両端部3aは基礎1に上下動自在に連結され
ており、従って、防波堤3も基盤本体2と同様に水面の
上下変動に無理なく対応することができる。しかして、
防波堤3の両端部3aの基礎1に対する連結構造は、基
盤本体の場合と同一、即ち、上記係合突片8を係合溝1
3に嵌合係止させてなるものと同一とされている。
上記構成において、基盤本体2の上には、家屋、工場、
病院、学校或いはレジャー施設等の建造物が建造され、
また、それらの建造物等に合わせて、セメントや土によ
る舗装等が施される。
しかして、第3図のように、基盤本体2の建造時又は建
造後において、基本フロート・ブロック6の許容最大積
載能力を超える建造物15を建造する必要が生じた場合
には、基本フロート・ブロック6のうち、許容最大積載
能力上の積載荷重を受けるものは、基本フロート・ブロ
ック6よりも下方へ延伸する延伸部21の浮力をもって
、積載能力の不足を補う構造の大洋カブロック体26に
置き代えるようになっている。即ち、基本フロート・ブ
ロック6の積載能力を超える建造物の建造部分のみに、
所定の積載能力を有する大洋カブロック体26を用いる
ものであり、従って、基盤本体2を全体的に大きくする
ことなく、所定の積載能力を確保することができる。
ちなみに、大洋カブロック体26を基盤本体2の建造後
に設ける場合には、作業の手順として、まず、必要箇所
の連結装置7が分解されるということを付記しておく。
上記大洋カブロック体26は、具体的には、基本フロー
ト・ブロック6とほぼ同一大の中空密閉の立方体からな
る複数(第3図は3つ)の浮体16を上下方向に順次連
結したものからなっている。
また、第4図のように、最上部の浮体16の上端周縁に
は、複数のボルト孔18を有する固定用曲縁17が成形
され、且つ、浮体16の周囲にある基本フロート・ブロ
ック6の上縁には、複数の植込みボルト19が植設され
ている。そして、各植込みポル)19にそれぞれのボル
ト孔18を嵌合させ、各植込みボルト19にナツト27
を螺合して、締めつけることにより、浮体16の固定用
曲縁17を周囲の基本フロート・ブロック6に固定する
ようになっている。
また、浮体16同士の連結は次のように行なわれている
。即ち、上部側浮体の下面周縁部には位置決め用の環状
凹溝22(第5図)が形成され、且つ、下部側浮体の上
端周縁部には上記環状凹溝22に符合する環状凸体20
が形成されている。
そして、上記環状凸体20の先端と環状凹溝22の底面
との間で、シール用バッキング29を挟むように、その
バッキングをセットした状態で、環状凸柱20を環状凹
溝22内に嵌合して、両浮体間の位置決めを行なうと共
に、上記環状凸体20の内側で下部側浮体に設けられた
植込みボルト23を上部側浮体の底部ボルト孔を通して
、同底部の上面に突出させた後、その植込みボルト23
にナツト28を螺着して締めつけることにより、バッキ
ング29を圧縮させ、浮体同士を気密に一体連結してい
る。尚、最上部浮体との上の建造物の間も、手段により
連結されている。
上記浮体16のうち、下部のものは水中展望室を兼ねた
もので、その周囲の適当位置に、透明体からなる透視窓
24を形成して、それにより水中の景観を眺望可能とな
っている。この場合、透視窓24の強度は、水中に沈め
られる深度によって算出され、且つ、透視窓24の外側
には、大形魚類の衝突から護るための保護施設25が設
けられている。また、建造物15の底部からは、透視窓
24を有する浮体16内への通路等が設けられ、人の通
行が自由に行なわれる構造となっている。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の水中基盤構造は、基盤
本体上に基本フロート・ブロックの積載能力を超える建
造物を建造するとき、その建造部分のみに、所定の積載
能力を有する大洋カブロック体を用いるので、基盤本体
を全体的に大きくすることもなく、所定の積載能力を確
保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る水中基盤構造の全体的
な斜視図、第2図は基本フロート・ブロックとその連結
装置の斜視図、第3図は大洋カブロック体の取付は状態
を示す斜視図、第4図は大洋カブロック体の一部破断状
態を示す斜視図、第5図は浮体同士の接合部を示す縦断
側面図である。 2・・・基盤本体、6・・・基本フロート・ブロック、
■・・・延伸部、 6・・・大洋カブロック体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の基本フロート・ブロックを平面的に順次連
    結して、水面に浮かぶ所望面積大の基盤本体を形成する
    一方、上記複数の基本フロート・ブロックのうち、許容
    以上の積層荷重を受けるものは、上記基本フロート・ブ
    ロックよりも下方へ延伸する延伸部の浮力をもつて積載
    能力の不足を補う構造の大浮力ブロック体に置き代えた
    ことを特徴とする水中基盤構造。
JP63238451A 1988-09-22 1988-09-22 水中基盤構造 Pending JPH02108712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63238451A JPH02108712A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 水中基盤構造

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JP63238451A JPH02108712A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 水中基盤構造

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JPH02108712A true JPH02108712A (ja) 1990-04-20

Family

ID=17030416

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JP63238451A Pending JPH02108712A (ja) 1988-09-22 1988-09-22 水中基盤構造

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JP (1) JPH02108712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471740B2 (en) 1995-07-27 2002-10-29 Taisei Corporation Air filter
US6929985B2 (en) 1995-07-27 2005-08-16 Taisei Corporation Air filter, method of manufacturing air filter, local facility, clean room, treating agent, and method of manufacturing filter medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6471740B2 (en) 1995-07-27 2002-10-29 Taisei Corporation Air filter
US6929985B2 (en) 1995-07-27 2005-08-16 Taisei Corporation Air filter, method of manufacturing air filter, local facility, clean room, treating agent, and method of manufacturing filter medium

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