JPH02108471A - シーム溶接における電流制御方法および装置 - Google Patents

シーム溶接における電流制御方法および装置

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JPH02108471A
JPH02108471A JP26150088A JP26150088A JPH02108471A JP H02108471 A JPH02108471 A JP H02108471A JP 26150088 A JP26150088 A JP 26150088A JP 26150088 A JP26150088 A JP 26150088A JP H02108471 A JPH02108471 A JP H02108471A
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Hideya Saito
斉藤 秀彌
Yoshinobu Nakamura
好伸 中村
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Via Mechanics Ltd
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
Hitachi Seiko Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシーム溶接に係シ、特に建築構造物における金
属製の屋根板あるいは壁板の継ぎ合せ部分の溶接のよう
に、重ねた板の枚数が一つの溶接線内で変化する場合で
も、連続して溶接するのに好適な電流制御方法および電
流制御装置に関する。
〔従来の技術〕
建築構造物の雨漏れを防ぐため、近年、屋根板あるいは
壁板の材料として金属を採用し、規格に適合した大きさ
の薄板を建設現場で溶接して1枚の屋根板あるいは壁仮
に構成することが多くなってきている。
第3図は上記した溶接施工を行なう屋根の一例を示すも
のである。すなわち、帯状の板1の端部を折曲げてフラ
ンジ2を設け、図示しない垂木に沿って並べる。そして
、たとえば特公昭60−59074号公報に開示された
回転自在のロー2電極を持つ走行自在の溶接ヘッドに通
電し、隣接するフランジ2を点線で示すようにシーム溶
接し、実質的に継目のない1枚の屋根板3を形成してい
る。このとき、ローラ電極間のインピーダンスは、薄板
の枚数変化による板の内部抵抗の変化や、重ねた板間の
接触抵抗の変化などによシ常に変化する。そこで、溶接
部の品質を均一なものとするため、電源を定電流装置に
よシ制御して溶接電流のピーク値工W(以下、溶接電流
値Iwと呼ぶ。)を一定に保つようにしている。
また、7ランジ2と直交する方向に配置される採板4あ
るいは図示しない析板と屋根板3とをシーム溶接すると
きには、すでに溶接をした7ランジ2の端部を倒し、採
板4の7ランジ5に対応するフランジ5aを形成し、両
者を波線6で示すようにシーム溶接する。
波線6で示す溶接線には、第3図のI−I断面図である
第4図に示すように、2枚重ねの部分(以下、単に2枚
重ねと呼ぶ。)と4枚重ねの部分(以下、単に4枚重ね
と呼ぶ)。とがある。上記したように、定電流装置を用
いると、2枚重ねと4枚重ねとが一つの溶接線内に混在
する場合でも、すなわち、ローラ電極間のインピーダン
ス変化が大きい場合であっても、板敷が変化する位置を
除〔発明が解決しようと□する課題〕 しかしながら、1つの溶接線内において溶接速度を一定
にする場合2枚重ねを溶接するのに適する電流のピーク
値(以下、電流値と呼ぶ。)と、4枚重ねを溶接するの
に適する電流値とは異なる。
すなわち、2枚重ねを溶接するのに適した電流値では4
枚重ねを溶接することができず、4枚重ねを溶接するの
に適した電流値では2枚重ね部分に過大な電流となるた
めに穴がおいてしまう。
このため、2枚重ねを溶接するのに適した電流値によシ
波線6で示すシーム溶接をしたのち、溶接されていない
4枚重ねをスポット溶接機により補修溶接をしなければ
ならなかった。
本発明の目的は、上記した課題を解決し1重ねた板の枚
数が一つの溶接線内で変化する場合でも、連続して溶接
することができ、溶接作業性を向上させることができる
シーム溶接における溶接電流制御方法および装置を提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題を解決するための手段を、本発明の一実施
例を示す第1図を用いて説明する。
7は条件設定装置で、複数の電流値を設定することがで
きる。8nは上限設定器、9nは下限設定器で、条件設
定装置7に設定する電流値のそれぞれに対して許容でき
る上限および下限を設定することができる。10は制御
装置。11 n H+ する。
〔作   用〕
比較器11nHは上限電流値と溶接電流値Ifとを、比
較器11n−は上限、電流値と溶接電流値工、とをそれ
ぞれ比較する。そして、溶接電流値Iwが上限電流値を
越えると比較器11HHがtiILが閉じる。
制御装置10は、それまでの電流値を基準にして、比較
器11npが閉じたときには条件設定製設定しである次
に小さい電流値に切換える。
すなわち、制御装置10は溶接に用いる電流値を、重ね
た板の枚数の変化に応じて切換える。従って、重ねた板
の枚数が一つの溶接線内で変化する場合でも、連続して
溶接することができる。
〔実 施 例〕
第1図は、本発明によシ、一つの連続する溶接線に2枚
重ね、4枚重ね、6枚重ねが混在する屋根板を溶接する
ための溶接電流制御装置の接続系統図である。
7は条件設定装置で、2枚重ね、4枚重ね、6枚重ねに
適する電流値In(ただし、n=2.4.6)をあらか
じめ設定することができる。8nは上限設定器、9nは
下限設定器で、条件設定装置7に設定する電流値Inの
それぞれに対して許容できる上限および下限を設定する
ことができる。
10は制御装置で、比較器11BH,11nLからの信
号により、電流値Inを別の電流値Inに切換える。1
2はローラ電極を流れる実際の溶接電流値1wを測定す
るトロイダルコイルである。
また、13は溶接ヘッドの1対のローラ電極。
14は溶接用の交流電源。15は定電流装置で、溶接電
流値工、を半サイクルないし1サイクルごとに、条件設
定装置7で設定された電流値Inと比較し、溶接電流値
Ivrが電流値Inに等しくなるように交流電源14を
制御する。以下、第2図を用いて動作を説明する。
溶接に先立ち、条件設定装置7に2枚重ね、4枚重ね、
6枚重ねに適する電流値Inを設定しておく。また、上
限設定器8nおよび下限設定器9nには電流値工。に対
する上限値InHと下限値IHzとをあらかじめ設定し
ておく。なお、同図において、電流値IHq上限値I 
nn *下限値工JIIおよび溶接電流値Iwはそれぞ
れプラス側のピーク値だけを示しである。また、ローラ
電極13は2枚重ねの位置Poで溶接を開始し、矢印方
向に移動するものとする。そして、位置Paにおいては
2枚重ねであるから、2枚重ね用に設定゛した電流値工
2で溶接を開始する。以下溶接条件の変化する位置を区
切って説明する。
(&)位置Po〜位置P1間 ローラ電極13にはさまれる板1間り接触抵抗の変化な
どに起因するインピーダンス変化により、溶接電流値I
fは多少変化するが、上限値工2Hと下限値I2Lとの
間で変化する。さらに、定電流装置15によシ、溶接電
流値Iwは電流値工2にほぼ等しい。
(b)位置P1へ・位置22間 ローラ電極13が4枚重ねの端部である位置P1に移動
すると、ローラ電極13間にはさまれる板1の数が2枚
から4枚に増す。すなわち、板1の内部抵抗および板1
間の接触抵抗が増加し、さらに、2つのローラ電極13
の間隔が増力口することによジインピーダンスが増加す
る。このため、溶接電流値Iw<下限値I2に、となっ
て、比較器112Lが閉じる。すると、制御装置10は
、溶接するための電流値として、それまでの電流値I2
を条件設定装置7に設定しである電流値工2の次に大き
い電流値I ”aに切換える。そして、位置P2まで4
枚重ねを溶接する。
(e)位置P2〜位置P3間 ロー2電極13が2枚重ねの端部である位置P2に移動
すると、前記(b)とは逆に、ローラ電極13間のイン
ピーダンスが減少し、溶接電流値IW>上限値Ianと
なシ、比較器114Hが閉じる。すると、制御装置10
は溶接するための電流値として、それまでの電流値工4
から条件設定装fi1.7に設足しである電流値工4の
次に小さい電流値工2に切換える。そして、位置P3ま
で2枚重ねを溶接する。
(d)位置P3〜位置P4間 ローラ電極13が6枚重ねの端部である位置P3に移動
すると、ローラ電極13間のインピーダンスが増加し、
上記(b)と同様にまず比較器112Iiが閉じ、制御
装置10は電流値工2を電流値I4に切換える。しかし
ながら、電流値工4では溶接電流Iw<下限値I4Lで
あるため、引続き比較器114!lが閉じる。そζで、
制御装置10は電流値工4を電流値工6に切換え、位置
P4まで溶接する。
(6)位置P4〜位置Pa間 ローラ電極13が2枚重ねの端部である位置P4に移動
すると、ローラ電極13間のインピーダンスが減少し、
上記(c)と同様Kまず比較器10は引続き電流値I4
を電流値I2に切換え、位置Psまで溶接する。
なお、本実施例においては、交流電源14を定電流装置
15によって制御したが、定電流装置15はなくてもよ
い。さらに、それぞれの電流値Inに対する上限値と下
限値とが等しいとき、すなわち、電流値Inの許容幅が
同じであるときには、上限設定器と下限設定器とはそれ
ぞれ1つでもよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、重ねた板の枚数
が一つの溶接線内で変化する場合でも、連続して溶接す
ることができる。従って、補修溶接がほとんど不要とな
り、溶接作業性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す溶接電流制御装置の接
続系統図。第2図は動作説明図。第3図ないし第4図は
従来技術の説明図である。 1・・・板、  7・・・条件設定装置、  8・・・
上限設定器、 9・・・下限設定器、  10・・・制
御装置、11nTi*11nL・・・比較器、 12・・・トロイダルコイル。 $4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の薄板を重ね合わせて溶接するシーム溶接方法
    において、重ねる板の枚数に応じた電流値に上限と下限
    とを持たせておき、溶接電流値が指示された電流値の上
    限を越えたときにはその次に小さい電流値に切換え、溶
    接電流値が指示された電流値の下限より下つたときには
    その次に大きい電流値に切換えることを特徴とするシー
    ム溶接における電流制御方法。 2、複数の電流値を設定することができる条件設定装置
    と、上記複数の電流値のそれぞれの上限を設定する上限
    設定器と、上記複数の電流値のそれぞれの下限を設定す
    る下限設定器と、条件設定装置に設定された電流値を切
    換える制御装置と、溶接電流値を測定する測定器と、溶
    接電流値と電流値の上限または下限とを比較する比較器
    とからなり、比較器の出力信号により制御装置が動作す
    るように構成したことを特徴とするシーム溶接における
    電流制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0276679U (ja) * 1988-11-26 1990-06-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537557A (en) * 1976-07-09 1978-01-24 Mitsubishi Electric Corp Resistance welder
JPS63224882A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Nkk Corp 重ね抵抗シ−ム溶接装置

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