JPH02107447A - インクジェット記録装置の温度補償方式 - Google Patents

インクジェット記録装置の温度補償方式

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JPH02107447A
JPH02107447A JP26090388A JP26090388A JPH02107447A JP H02107447 A JPH02107447 A JP H02107447A JP 26090388 A JP26090388 A JP 26090388A JP 26090388 A JP26090388 A JP 26090388A JP H02107447 A JPH02107447 A JP H02107447A
Authority
JP
Japan
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ink
temperature
vibrator
voltage
set temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP26090388A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Tojo
東條 博明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインク滴の噴射によって記録するところのイン
クジェット記録装置の温度補償方式に関する。
〔従来の技術〕
インクジェット記録におけるインクの粘度は温度変化に
伴い大きく変わり噴射インク滴の粒子径及び飛行速度に
影響を及ぼし記録品質に乱れを生じさせる。
従来、かかるインク粘度の温度補償方式としてインクを
一定温度に加熱する方法が提案されている。しかし一般
にインクジェット記録装置の使用温度は0℃〜40℃と
広範囲にわたっており、これらの範囲でインク温度を一
定に保つには設定温度を40℃以上としなければならな
い、しがるに一般にインクは20℃〜25℃の常温付近
が最も良い記録特性を示し高温加熱によりにじみ等の現
象を生じ記録品質を低下させる。さらに設定温度が高く
なるほど加熱のために大容量熱源が必要となり、熱源の
熱的慣性により制御精度が悪化し粘度のバラツキが生じ
、記録品質の均一性が保てなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上述の欠点を除去し広い温度範囲にわたって均
一の記録品質を持ったインクジェット記録装置の温度補
償方式を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のインクジェット記録装置の温度補償方式は、温
度により粘度が変化するインクを用い、噴射すべきイン
クを貯えるインク室と、前記インク室に連通ずるインク
吐出部と、印字指令に応じて電歪振動子を用いて前記イ
ンク室の液圧を高め前記インク吐出部からインク滴を噴
射する駆動機構を有するオンデマンド型のインクジェッ
ト記録装置において、前記インク室近傍に発熱体及び温
度検出素子を設け前記インク室内のインクを好適温度に
加熱制御するとともに、前記温度検出素子により前記イ
ンク室近傍の温度を検出し、好適温度を越えた前記記録
装置の使用温度範囲においては前記電歪振動子の駆動電
圧を変化させて、前記インク吐出部より前記インク滴を
噴射することを特徴とする。
〔作用〕
本発明によればインクジェット記録装置の周囲温度が設
定温度(常温付近)以下においては発熱体によりインク
が設定温度に加熱され最良の状態にて記録が可能となり
、設定温度以上においては電歪振動子の駆動電圧を変化
させることにより良好な記録が可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例によって本発明を説明する。
第1図は本発明の実施例のブロック図である。
インク室内の液圧を高めインク滴を噴射させるための電
歪振動子2とインクを加熱するための発熱体3と発熱体
3に熱的に接触させた温度検出素子4からなる記録ヘッ
ド本体部1と、温度検出器4の検出信号により発熱体3
を一定温度に加熱制御するための発熱体駆動部5と、温
度検出t!4の検出信号により電歪振動子2の駆動電圧
を制御するための振動子駆動部9より構成される0以上
の記録ヘッド本体部1と発熱体駆動部5と振動子駆動部
9の個々の動作をまず説明する。
第1図の記録ヘッド本体部1は第2図の平面図及び第3
図の断面図に示される構造となっており、インク供給路
19より流入したインクはインク流入室17をはさむよ
う設けられた発熱体3により加熱されインク流路16を
通りインク室15にて電歪振動子2により加圧されイン
ク吐出部14より噴射される。ここで温度検出器4は熱
伝導板18により発熱体3と熱的に密に接触する構造と
なっている。
第1図の発熱体駆動部5は基準電圧発生部8と温度検出
素子の検出信号を比較する比較部7と比較部7の結果に
より発熱体3をON−〇FF制御する駆動部6より構成
される。第4図は動作原理を説明するための回路図を示
す、ここでRTHは記録ヘッド本体内に組み込まれた温
度検出素子4であり本実施例においては負の温度係数を
持つサーミスタを使用している。ツェナー・ダイオード
ZDにより得られる定電圧V211をR2+  Rsに
より分圧して基準電圧V、を作り、また定電圧V2Dを
R1゜RtHにより分圧して検出電圧V−を作り、コン
パレータC+により比較する。設定温度時に基準電圧V
、と検出電圧Vbが等しくなるように回路定数を定める
。検出温度が設定温度より低い場合はサーミスタの特性
によりRTHの抵抗値は増加し検出電圧Vbは上昇しコ
ンパレータC1の出力は“L OW ”レベルとなりト
ランジスタQ1がONL、発熱体RL(前記第1図にお
ける記録ヘッド本体内の発熱体3)は通電され加熱を始
める0発熱体の加熱とともに熱的に接触したRtHの抵
抗値は減少し検出電圧Vbは降下し、ついには基準電圧
V、以下となる。
このときコンパレータC1の出力は“HIGH”レベル
となりトランジスタQIは0FFL、発熱体RLの通電
は遮断される0発熱体RLは通電が遮断されることによ
り温度が下がりRr+の抵抗値は増加し検出電圧vbは
上昇し、ついには基準電圧71以上となり、再びコンパ
レータC+の出力は°“L OW ”レベルとなりトラ
ンジスタQ1がONし発熱体RLは通電され加熱を始め
る。以下同様の現象が繰り返され発熱体RLは設定温度
近傍にて0N−OFF制御され、インクはほぼ設定温度
に加熱される。
周囲温度が設定温度を越えた場合は検出電圧Vbは基準
電圧71以上とはなり得ず、発熱体RLの通電は遮断さ
れたままとなる。第5図に周囲温度とインク温度の関係
を示す0周囲温度が設定温度以下の場合はインクは設定
温度まで加熱され一定温度となる0周囲温度が設定温度
を越えた場合は発熱体への通電は遮断されインク温度は
周囲温度と一致する。
第1図の振動子駆動部9は温度検出索子4の検出信号を
うけて制御量を決める比較部12と比較部の信号量によ
り振動子駆動電圧を制御する制御部11と電歪振動子を
駆動する駆動部10より構成される。第6図に動作原理
を説明するための回路図を示す、ここでRTHは記録ヘ
ッド本体内に組み込まれた温度検出素子4である。定電
圧V、をR@、RTHで分圧し検出電圧Vcを作り、出
力電圧VeをRy、  Re分圧し得られた分圧電圧V
−と検出電圧VcをオペアンプOLにて比較しその差を
トランジスタQ2にて増幅し出力する差動増幅型電源回
路となっている。  RtHil!前述のように負の温
度係数を持つサーミスタである。したがって検出電圧V
Cは低温時に高く、高温時に低くなり、出力分圧電圧と
差動増幅することにより第7図のごとき特性の出力電圧
が得られる。この出力電圧が第1図の電歪振動子を駆動
する駆動部10に印加される。
以上のように温度検出器によりインク温度を監視し電歪
振動子の駆動電圧を変化させる働きをもつ。
上記の構成をもつ本実施例の装置の動作を説明する。前
述のごとくインクの好適記録温度は常温付近にある。本
実施例においては設定温度は25℃であり装置の使用温
度範囲は0℃〜40”Cである0周囲温度が0℃〜25
℃の場合は発熱体駆動部の働きによりインクは25℃一
定に加熱され、かつ振動子駆動部の働きにより電歪振動
子駆動電圧は最適電圧に制御されインク噴射条件を好適
ならしめる0周囲温度が25℃〜40℃の場合は発熱体
駆動は遮断され、振動子駆動部の働きによりインクの粘
度の低下を補うように電歪振動子駆動電圧が降下しイン
ク噴射条件を好適ならしめる。
以上のように本発明によればインクの加熱設定温度を常
温付近に定めることが可能となり、インクの粘度が周囲
温度により変化しても電歪振動子を好適に駆動できる。
本発明のもう一つの利点は従来は記録を禁止していた低
温時における加熱に要する待ち時間を省くことにある。
振動子駆動部の働きにより加熱途中の低温時においても
インクの粘度の上昇を補うように電歪li!1i13子
駆111J電圧が上昇するため記録品質に大きな劣下を
きたさない、従って待ち時間なしに記録が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明に示すごとく、インク加熱方式と電歪振動子駆動
電圧制御方式を併用することによりインクを最適条件で
使用し広い温度範囲にて均一の記録品質を持ったインク
ジェット記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は本発明の実施例の要部構造を示す平面図、第3図は
第2図の断面図、第4図は本発明の実施例における発熱
体駆動部の動作原理を示す回路図、第5図はその出力特
性図、第6図は本発明の実施例における電歪振動子駆動
電圧制御部の動作原理を示す回路図、第7図はその出力
特性図。 1・・・記録ヘッド本体部 2・・・電歪振動子 3・・・発熱体 4・・・温度検出器 5・・・発熱体駆動部 6・・・駆動部 7・・・比較部 8・・・基準電圧発生部 9・・・振動子駆動部 10・・・駆動部 11・・・制御部 12・・・比較部 13・・・記録ヘッド 14・・・インク吐出部 15・・・インク室 16・・・インク流路 17・・・インク流入室 18・・・熱伝導板 19・・・インク供給路 20・・・インクタンク 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 温度により粘度が変化するインクを用い、噴射すべきイ
    ンクを貯えるインク室と、前記インク室に連通するイン
    ク吐出部と、印字指令に応じて電歪振動子を用いて前記
    インク室の液圧を高め前記インク吐出部からインク滴を
    噴射する駆動機構を有するオンデマンド型のインクジェ
    ット記録装置において、前記インク室近傍に発熱体及び
    温度検出素子を設け前記インク室内のインクを好適温度
    に加熱制御せしめるとともに、前記温度検出素子により
    前記インク室近傍の温度を検出し、好適温度を越えた前
    記記録装置の使用温度範囲においては前記電歪振動子の
    駆動電圧を変化せしめて、前記インク吐出部より前記イ
    ンク滴を噴射することを特徴とするインクジェット記録
    装置の温度補償方式。
JP26090388A 1988-10-17 1988-10-17 インクジェット記録装置の温度補償方式 Pending JPH02107447A (ja)

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Cited By (5)

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