JPH021070A - 照射野絞り有無判定方法 - Google Patents

照射野絞り有無判定方法

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JPH021070A
JPH021070A JP63186086A JP18608688A JPH021070A JP H021070 A JPH021070 A JP H021070A JP 63186086 A JP63186086 A JP 63186086A JP 18608688 A JP18608688 A JP 18608688A JP H021070 A JPH021070 A JP H021070A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被写体の放射線画像が記録された記録シート
から放射線画像を読み取って画像信号を得た後、この画
像信号に基づいて、放射線撮影の際照射野絞りが使用さ
れたか否かを判定する方法に関するものである。
(従来の技術) 記録された放射線画像を読み取って画像信号を得、この
画像信号に適切な画像処理を施した後、画像を再生記録
することは種々の分野で行なわれている。たとえば、後
の画像処理に適合するように設計されたガンマ値の低い
X線フィルムを用いてX線画像を記録し、このX線画像
が記録されたフィルムからX線画像を読み取って電気信
号に変換し、この電気信号(画像信号)に画像処理を施
した後コピー写真等に可視像として再生することにより
、コントラスト シャープネス、粒状性等の画質性能の
良好な再生画像を得ることのできるシステムが開発さね
ている(特公昭61−5193号公報参照)。
また本願出願人により、放射線(X線、α線。
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射
線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起
光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光
を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体
等の被写体の放射線画像を一部シート状の蓄積性蛍光体
に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等
の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝
尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像
信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等の記
録材料、CRT等に可視像として出力させる放射線画像
記録再生システムがすでに提案されている(特開昭55
−12429号、同56−11395号。
同55−163472号、同5B−104645号、同
55−118340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シートに照射され
た放射線の線量等に応じて最適な読取条件で読み取って
画像信号を得る前に、予め低レベルの光ビームにより蓄
積性蛍光体シートを走査してこのシートに記録された放
射線画像の概略を読み取る先読みを行ない、この先読み
により得られた先読画像信号を分析し、その後上記シー
トに上記先読みの際の光ビームよりも高レベルの光ビー
ムを照射して走査し、この放射線画像に最適な読取条件
で読み取って画像信号を得る本読みを行なうように構成
されたシステムがある(特開昭58−67240号、同
5Jl−67241号、同58−67242号等)。
ここで読取条件とは、読取りにおける輝尽発光光の光量
と読取装置の出力との関係に影響を与える各種の条件を
総称するものであり、例えば入出力の関係を定める読取
ゲイン、スケールファクタあるいは、読取りにおける励
起光のパワー等を意味するものである。
また、光ビームの高レベル/低レベルとは、それぞれ、
上記シートの単位面積当りに照射される光ビームのエネ
ルギーの大/小、もしくは上記シートから発せられる輝
尽発光光のエネルギーが上記光ビームの波長に依存する
(波長感度分布を有する)場合は、上記シートの単位面
積当りに照射される光ビームのエネルギーを上記波長感
度で重みづけした後の重みづけエネルギーの大/小をい
い、光ビームのレベルを変える方法としては、異なる波
長の光ビームを用いる方法、レーザ光源等から発せられ
る光ビームの強度そのものを変える方法、光ビームの光
路上にNDフィルター等を挿入、除去することにより光
ビームの強度を変える方法、光ビームのビーム径を変え
て走査密度を変える方法、走査速度を変える方法等、公
知の種々の方法を用いることができる。
また、この先読みを行なうシステムか先読みを行なわな
いシステムかによらず、得られた画像信号(先読画像信
号を含む)を分析し、画像信号に画像処理を施す際の最
適な画像処理条件を決定するようにしたシステムもある
。この画像信号に基づいて最適な画像処理条件を決定す
る方法は、蓄積性蛍光体シートを用いるシステムに限ら
れず、たとえば従来のX線フィルム等の記録シートに記
録された放射線画像から画像信号を得るシステムにも適
用されている。
上記画像信号(先読画像信号を含む)を分析して最適な
読取条件、画像処理条件を求める方法は種々提案されて
いるが、その方法のひとつとして、画像信号のヒストグ
ラムを作成する方法が知られている(たとえば、特願昭
59−12658号)。画像信号のヒストグラムを求め
ることにより、たとえば画像信号の最大値、最小値や、
頻度が最大となる点の画像信号の値等を知ることができ
、これらの各値から蓄積性蛍光体シート X線フィルム
等の記録シートに記録された放射線画像の特徴を把握す
ることができる。そこでこのヒストグラムに基づいて最
適な読取条件2画像処理条件を求めることにより、観察
適正のすぐれた放射線画像を再生出力することが可能と
なる。
一方、記録シートに放射線画像を撮影記録するに際して
は、被写体の観察に必要の無い部分に放射線を照射しな
いようにするため、あるいは観察に不要な部分に放射線
を照射するとその部分から観察に必要な部分に散乱線が
入り画質性能が低下するため、放射線が被写体の必要な
部分および記録シートの一部にのみ照射されるように放
射線の照射域を制限する照射野絞りを使用して撮影を行
なうことも多い。
ところが、前述のようにして画像信号を分析して読取条
件1画像処理条件を求めるにあたって、分析に用いた画
像信号が、照射野絞りを用いて撮影した記録シートから
得られた画像信号である場合、この照射野の存在を無視
して画像信号を分析しても撮影記録された放射線画像が
正しく把握されず、誤った読取条件、画像処理条件が求
められ観察適正の優れた放射線画像が再生記録されない
場合が生ずる。
これを解決するために、本出願人は、放射線照射野を認
識する方法をいくつか既に提案しており(例えば特開昭
l5l−39039号)、このような方法によって照射
野を認識し、この認識領域のみに対応する画像信号に基
づいて読取条件1画像処理条件を求めるようにすれば、
上述の不具合は解消される。
上述のような放射線照射野を認識する方法においては多
くの場合、まず照射野の輪郭上にあると考えられる点、
すなわち輪郭点が求められる。このような輪郭点がいく
つか求められた後、次にそれらの点に沿う直線あるいは
曲線が求められ、これらの直線あるいは曲線の内側が放
射線照射野と認識される。
上記の輪郭点を検出する方法としては、例えば、記録シ
ート上の1本の線上の各画素に対応する画像信号を用い
て、この線に沿って微分処理し、この処理によって得ら
れた微分値の絶対値が所定のしきい値を超える点を、あ
るいはそのような点がいくつか存在したならばそれらの
うち最も記録シートの端部に近い点を輪郭点として検出
する、という方法等が既に提案されている(例えば特開
昭82−15538号参照)。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにしてまず放射線照射野を求め、その後求め
られた放射線照射野内に対応する画像信号を分析するこ
とにより、適切な読取条件1画像処理条件が求められる
しかし、放射線照射野を求めるために相当の演算時間を
要するため、その分、このシステムの処理能力が低下す
るという問題点がある。上記演算時間を短縮するための
工夫も種々なされているが、放射線照射野を正確に求め
るためには、それにも限界がある。
一方、撮影の際照射野絞りを使用せずに撮影記録された
放射線画像も多い。しかし、これまでは、撮影に際して
照射野絞りが使用されたか否かは、放射線照射野を求め
る演算を施した後に始めて判明するため、すべての放射
線画像に対し放射線照射野を求めるための演算が施され
ていた。
本発明は、上記事情に鑑み、照射野絞りを使用せずに撮
影された放射線画像については照射野を求める演算を施
さずに済むように、照射野を求める演算を施して正確な
照射野を求めるに先立って、簡単な演算により照射野絞
りが使用されたか否かを判定する方法を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 第1A図は、本発明の照射野絞り有無判定方法の手順を
明示したフローチャート、第1B図は本発明を説明する
ために、記録シート6の各領域の−例を示した図である
本発明の照射野絞り有無判定方法は、被写体の放射線画
像が記録された、蓄積性蛍光体シート。
写真フィルム等の記録シートから放射線画像を読み取っ
て画像信号を得(ステップ1)、この画像信号に基づい
て、記録シートの周辺部の全部(たとえば第1B図の領
域7)または一部(たとえば第1B図の領域7′)に対
応する画像信号の値を代表する第1の代表値と、記録シ
ートの全部(第1B図の領域7+領域8)または略中央
部(たとえば第1B図の領域8)に対応する画像信号の
値を代表する第2の代表値とを求め(ステップ2)、第
1の代表値と第2の代表値との大小を比較しくステップ
3)、この大小により照射野絞りの有無を判定する(ス
テップ4)ことを特徴とするものである。
本発明の好ましい態様においては、上記記録シートから
得られた放射線画像を表わす光が光電的に読み取られて
画像信号が得られるが、ここにおける上記記録シートか
ら得られた放射線画像を表わす光には、蓄積性蛍光体シ
ートから発せられた輝尽発光光や、写真フィルムを透過
し、または写真フィルムから反射された光等が含まれる
ここで、上記「記録シートの全部または略中央部に対応
する画像信号の値を代表する第2の代表値」は、かなら
ずしも記録シート全体または略中央部に対応する画像信
号全てに基づく必要はなく、記録シートの全部または略
中央部に対応する画像信号の値を代表しているとみなし
得る範囲で変動があってもよい。すなわち、記録シート
の略全領域または略中央付近のまわりに所定の広がりを
もつ領域に対応する画像信号に基づいて第2の代表値を
求めてもよい。
また、上記第1の代表値、第2の代表値としては、対応
する画像信号のたとえば平均値、中央値。
(最大値+最小値)/21画像信号の値の小さいものか
らその画像信号の数を加算してプロットした累積ヒスト
グラム(後述する第4図のグラフB参照)から求めた所
定の累積値に対応する画像信号の値等が用いられるが、
第1の代表値と第2の代表値は同一の演算方法により求
めたもの(たとえば両者とも平均値)でなくともよく、
それぞれ適切な代表値が選択される。
(作  用) 第3A図は、照射野絞りを使用せずに撮影記録された放
射線画像の例を示した図、第3B図〜第3D図はそれぞ
れ異なる照射野絞りを使用して撮影記録された放射線画
像の例を示した図である。
これらの例では、放射線画像を撮影記録する記録シート
として蓄積性蛍光体シート11が用いられている。第3
A図ではシート11全体が照射野9であり、また第3B
図、第3C図、第3D図にはそれぞれ円形、矩形9図の
横方向のみ絞られた長方形の照射野9が記録されている
第3B図〜第3D図に例として示すように、照射野絞り
には種々の形状のものが存在する。しかし、極めて限ら
れた特殊な撮影を除き、これらの照射野に共通する点は
、シート11の略中央付近に照射野9が形成されている
点である。
また、照射野9には、放射線が照射され、照射野9の外
側の領域lOには放射線が照射されない(または散乱放
射線のみが照射されている)ため、照射野9内は蓄積さ
れた放射線エネルギー量が大きく、外側の領域10には
わずかな放射線エネルギーしか蓄積されていないという
差異が生じている。
また、シート11を写真フィルムに置き換えて考えた場
合、この写真フィルムに表われた画像の濃度が照射野9
内外で大きく異なっている。
本発明の照射野絞り有無判定方法は、上記の点に着目し
てなされたものであり、照射野絞りを使用した場合に照
射野から外れた外部の領域と考えられる記録シートの周
辺部の全部または一部に対応する画像信号の値を代表す
る第1の代表値と、記録シートの全体に対応する画像信
号の値、または照射野と考えられる記録シートの略中央
部に対応する画像信号の値を代表する第2の代表値との
大小を比較することにより、たとえば第3B図〜第3D
図に示すような、照射絞りを使用して撮影記録された放
射線画像であるか、それともたとえば第3A図に示すよ
うな、照射野絞りを使用しないで撮影記録された放射線
画像であるかを判定することができる。
照射野絞りを使用しないで撮影記録された放射線画像で
あると判定された場合、その後、照射野の正確な輪郭を
求める演算を施す必要がなく、全体としての演算時間を
短縮することができ、システムの処理能力を高めること
ができる。
尚、たとえば第3D図に示すように、シート11の周囲
の一部が照射野9に含まれる場合もあるが、ひとつのシ
ステムで使用される照射野絞りの形状はそのシステムに
応じて何種類かに限定されるため、第1の代表値および
第2の代表値を求める際の画像信号の範囲(たとえば第
1の代表値を求めるに際し、周囲の全体に対応する画像
信号に基づいて求めるか、又は周囲の一部・に対応する
画像信号に基づいて求めるか等)、および代表値の求め
方(たとえば平均値を求めるか又は中央値を求めるか等
)はシステム毎に最適となるようにあらかじめ選択して
おけばよい。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第2図は、本発明の照射野絞り有無判定方法の一例を使
用した、放射線画像読取再生装置の一実施例の斜視図で
ある。この放射線画像読取再生装置は前述した蓄積性蛍
光体シートを用いる装置である。
放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シートllは、読
取手段100の所定位置にセットされる。この所定位置
にセットされた蓄積性蛍光体シート11は、図示しない
駆動手段により駆動されるエンドレスベルト等のシート
搬送手段13により、矢印Y方向に搬送(副走査)され
る。一方、レーザー光源14から発せられた光ビーム1
5はモータ23により駆動され矢印方向に高速回転する
回転多面鏡16によって反射偏向され、fθレンズ等の
集束レンズ17を通過した後、ミラー18により光路を
変えて前記シート11に入射し副走査の方向(矢印Y方
向)と略垂直な矢印X方向に主走査する。この励起光1
5が照射されたシート11の箇所からは、蓄積記録され
ている放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光19が
発散され、この輝尽発光光19は光ガイド20によって
導かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)21に
よって光電的に検出される。上記光ガイド20はアクリ
ル板等の導光性材料を成形して作られたものであり、直
線状をなす入射端面20aが蓄積性蛍光体シート11上
の主走査線に沿って延びるように配され、円環状に形成
された出射端面20bにフォトマルチプライヤ21の受
光面が結合されている。入射端面20aから光ガイド2
0内に入射した輝尽発光光19は、該光ガイド20の内
部を全反射を繰り返して進み、出射端面20bから出射
してフォトマルチプライヤ21に受光され、放射線画像
を表わす輝尽発光光19の光量がフォトマルチプライヤ
21によって電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ21から出力されたアナログ出力
信号Sはログアンプ26で対数的に増幅され、A/D変
換器27でディジタル化され、画像信号SQが得られる
。得られた画像信号S0は一旦記憶手段28に記憶され
た後、画像処理手段29によって読み出される。
画像処理手段29では、まず、蓄積性蛍光体シート11
に蓄積記録されていた放射線画像が、照射野絞りを使用
して撮影されたものが、照射野絞りを使用せずに撮影さ
れたものかの判定が行なわれ、その後、照射野絞りを使
用して撮影されたものであると判定された場合には照射
野の正確な輪郭が求められる。このようにして照射野絞
りの有無、および照射野絞りが存在する場合の照射野の
輪郭が求められると、放射線が照射された照射野に対応
する画像信号Soに適切な画像処理が施される。
画像処理の施された画像信号SQは再生手段30に送ら
れ、再生手段30ではこの画像信号S0に基づく放射線
画像が再生記録される。
ここで、画像処理手段28で行なわれる、撮影記録の際
に照射野絞りが使用されたか否かを画像信号S0に基づ
いて判定する方法についてさらに説明する。
第3A図、第3B図〜第3D図は前述したように、それ
ぞれ照射野絞りを使用しないで撮影記録された放射線画
像、種々の照射野絞りを使用して撮影記録された放射線
画像を表わした図である。
この実施例のシステムでは、第3B図〜第3C図にそれ
ぞれ対応する円形の照射野絞り、矩形の照射野絞り、お
よび両サイドのみ絞る長方形の照射野絞りの3種類が使
用される。
ここで第3A図〜第3D図に示す破線で囲まれた領域1
2に対応する画像信号に基づいて、この領域12を代表
する第1の代表値が求められる。この第1の代表値とし
ては、領域12に対応する画像信号の平均値が採用され
る。また、蓄積性蛍光体シート11の全体に対応する画
像信号に基づいて、このシー)11の放射線画像の全体
を代表する第2の代表値が求められる。
第4図を参照してこの第2の代表値の求め方について説
明する。
第4図は、シー)11の全体に対応する画像信号S0の
ヒストグラム(グラフA)と累積ヒストグラム(グラフ
B)の−例を示したグラフである。
横軸は画像信号の値を示しており、縦軸は、グラフAに
ついては画像信号の各位の発生頻度、グラフBについて
は、グラフAの頻度を順次累積した累積値(%)を示し
ている。
このように、第2の代表値を求めるために第4図に示す
ような累積ヒストグラムが求められ、この累積ヒストグ
ラムから累積値(%)30%に対応する画像信号の値3
3Gが求められ、このS、。が第2の代表値とされる。
このようにして第1の代表値と第2の代表値が求められ
ると、この2つの代表値の大小が判断される。第1の代
表値は、前述したように第3A図〜第3D図に示す領域
12に対応する画像信号の平均値である。この領域12
は第3A図に示す放射線画像の場合は、被写体を経由(
透過又は反射)せずに直接放射線が照射された領域であ
るため、この領域12に対応する画像信号の平均値は大
きな値を示す。また、第3B図〜第3C図に示す放射線
画像の場合は、領域12は照射野絞りにより放射線が遮
ぎられた領域であるため、この領域12に対応する画像
信号の平均値は小さな値を示す。第2の代表値は前述の
ようにして、第3A図に対応する第1の代表値と第3B
図〜第3D図に対応する第1の代表値との略中夫の値が
選ばれている。
したがって、上記第1の代表値と第2の代表値とを比較
し、第1の代表値く第2の代表値の場合は、照射野絞り
を使用して撮影記録された放射線画像であり、第1の代
表値〉第2の代表値の場合は、照射野絞りを使用しない
で撮影記録された放射線画像であると判定される。
このようにして照射野絞りの有無が判定された後、照射
野絞りを使用した放射線画像の場合は次に照射野の輪郭
を求める演算が施され、その後照射野に対応する画像信
号に基づいて画像処理条件が求められる。照射野絞りを
使用しない放射線画像の場合には、照射野の輪郭を求め
る演算を施すことなく、シート11の全体に対応する画
像信号に基づいて画像処理条件が求められる。
上記実施例は、先読みを行なわない放射線画像読取装置
について説明したが、先読みを行なって先読画像信号を
求め、この先読画像信号に基づいて照射野を求め、この
照射野内に対応する先読画像信号に基づいて本読みの際
の読取条件を求めるシステムにも本発明の照射野絞り有
無判定方法を用いることができることはいうまでもない
また、本発明は、蓄積性蛍光体シートを用いる装置のほ
か、従来のX線フィルムを用いる装置等にも用いること
ができる。
第5図は、X線フィルムに記録されたX1g画像を読み
取るX線画像読取装置の一実施例の斜視図である。
所定位置にセットされた、X線画像が記録されたX線フ
ィルム40がフィルム搬送手段41により図に示す矢印
Y′方向に搬送される。
また、−次元的に長く延びた光源42から発せられた読
取光43は、シリンドリカルレンズ44により収束され
、X線フィルム上を矢印Y′方向と略直角なX′力方向
直線状に照射する。読取光43が照射されたX線フィル
ム40の下方には、X線フィルム40を透過しX線フィ
ルム40に記録されたX線画像により強度変調された読
取光43を受光する位置に、上記X線画像のX′方向の
各画素間隔に対応した多数の固体光電変換素子が直線状
に配置されたMOSセンサ45が設けられている。この
MOSセンサ45は、X線フィルムが読取光43により
照射されながら矢印Y′方向に搬送される間、X線フィ
ルム40を透過した読取光をX線画像のY′方向の各画
素間隔に対応した所定の時間間隔で受光する。
第6図は、上記MOSセンサ45の等価回路を示した回
路図である。
多数の固体光電変換素子46に読取光43が当たって発
生するフォトキャリアによる信号は、固体光電変換素子
46内のキャパシタCI  (1−1,2,・・・・・
・n)に蓄積される。蓄積されたフォトキャリアの信号
は、シフトレジスタ47によって制御されるスイッチ部
48の順次開閉により順次読み出され、これにより時系
列化された画像信号が得られる。この画像信号は、その
後増幅器49で増幅されてその出力端子50から出力さ
れる。
出力されたアナログの画像信号はサンプリングされてデ
ィジタルの画像信号に変換され、その後、この画像信号
に基づいて、前述した実施例と同様にして、X線照射野
の有無が判定される。尚、本実施例において、MOSセ
ンサ44の代わりにCCD、 CP D (Charg
e Primlng Devlce)等を用いることが
できることはいうまでもない。またX線フィルムの読取
りにおいても、前述した蓄積性蛍光体シートの読取りと
同様に光ビームで2次元的に走査して読取りを行なって
もよいことももちろんである。また上記実施例ではX線
フィルム4oを透過した光を受光しているが、X線フィ
ルム4oから反射した光を受光するように構成すること
ができることももちろんである。
このように、本発明の照射野絞り有無判定方法は、被写
体の放射線画像が記録された記録シートから放射線画像
を読み取って画像信号を得、この画像信号に基づいて放
射線画像を再生出力する放射線画像読取再生装置一般に
適用することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の照射野絞り有無判
定方法は、記録シートの周辺部の全部または一部に対応
する画像信号の値を代表する第1の代表値と、記録シー
トの全部または略中央部に対応する画像信号の値を代表
する第2の代表値とを求め、これら第1の代表値と第2
の代表値との大小を比較し、この大小により照射野絞り
の有無を判定するようにしたため、簡単な演算で照射野
絞りの有無が判定でき、照射野絞りが使用されていない
場合に照射野の輪郭を求める演算を省くことができる。
したがって全体としての演算時間が短縮され、システム
の処理能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、本発明の照射野絞り有無判定方法の手順を
示したフローチャート、 第1B図は、記録シートの各領域の一例を示した図、 第2図は、本発明の照射野絞り有無判定方法の一例を使
用した、放射線画像読取再生装置の一実施例の斜視図、 第3A図は、照射野絞りを使用しないで撮影記録された
放射線画像を表わした図、 第3B図〜第3D図は、それぞれ異なる照射野絞りを使
用して撮影記録された放射線画像を表わした図、 第4図は、画像信号のヒストグラムと累積ヒストグラム
の一例を示したグラフ、 第5図は、X線フィルムに記録されたX線画像を読み取
るX線画像読取装置の一実施例の斜視図、第6図は、M
OSセンサの等価回路を示した回路図である。 6・・・記録シート  9・・・照射野11・・・蓄積
性蛍光体シート 19・・・輝尽発光光  21・・・フォトマルチプラ
イヤ26・・・ログアンプ  27・・・A/D変換器
28・・・記憶手段   29・・・画像処理手段30
・・・再生手段   40・・・X線フィルム45・・
・MOSセンサ 100・・・読取手段第 1A 図 第 旧 図 第 3八 図 万 38図 2δ 30図 第30図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体の放射線画像が記録された記録シートから
    前記放射線画像を読み取って画像信号を得、この画像信
    号に基づいて、前記記録シートの周辺部の全部または一
    部に対応する前記画像信号の値を代表する第1の代表値
    と、前記記録シートの全部または略中央部に対応する前
    記画像信号の値を代表する第2の代表値とを求め、前記
    第1の代表値と前記第2の代表値との大小を比較し、こ
    の大小により照射野絞りの有無を判定することを特徴と
    する照射野絞り有無判定方法。
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