JPH02106219A - 盛上げタップ - Google Patents

盛上げタップ

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JPH02106219A
JPH02106219A JP25818888A JP25818888A JPH02106219A JP H02106219 A JPH02106219 A JP H02106219A JP 25818888 A JP25818888 A JP 25818888A JP 25818888 A JP25818888 A JP 25818888A JP H02106219 A JPH02106219 A JP H02106219A
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protrusion
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chamfered
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Shigeru Hayashi
茂 林
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O S G KK
OSG Mfg Co
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O S G KK
OSG Mfg Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は盛上げタップに係り、特に、食付き部の摩耗等
により寿命となっても再使用が可能な盛上げタップに関
するものである。
従来の技術 雌ねじを加工するための工具としてタップが多用されて
いるが、かかるタップの一種に、完全山部と、その完全
山部に連続して設けられた先端側程小径の食付き部とを
有するとともに、それ等の完全山部および食付き部には
、突出部と逃げ部とがねじの進みに沿って等間隔で交互
に且つそれぞれ軸方向に連なるように設けられた雄ねじ
が形成され、被加工物の下穴内にねじ込まれることによ
り、前記突出部によってその下穴の内壁表層部を塑性変
形させて雌ねじを成形する盛上げタップがある。このよ
うな盛上げタップは、延性のある金属その他の材料に有
効に用いられる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる盛上げタップの雄ねしは、完全山
部から食付き部に至るまで同じねじ山形となるように、
換言すれば食付き部においては先端に向かう程有効径が
小さくなるように設けられているため、食付き部を再研
削することが困難で再使用できないという問題があった
。すなわち、特別な異常事故でない限り食付き部の摩耗
、欠損。
溶着等によりタップは寿命となるが、食付き部で雄ねじ
のねし山が次第に低くなる切削り・ノブにおいては切刃
を再研削して再使用することができるのに対し、盛上げ
タップでは再研削が困難なところから再使用できず、−
旦寿命になると廃棄しなければならなかったのである。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その
目的とするところは、再使用が可能な盛上げタップを提
供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために、本発明は、完全山部と、
その完全山部に連続して設けられた先端側程小径の食付
き部とを有するとともに、それ等の完全山部および食付
き部には、突出部と逃げ部とがねじの進みに沿って等間
隔で交互に且つそれぞれ軸方向に連なるように設けられ
た雄ねじが形成され、被加工物の下大内にねじ込まれる
ことにより、前記突出部によってその下穴の内壁表層部
を塑性変形させて雌ねじを成形する盛上げタップにおい
て、前記軸方向に連なる一連の突出部をそれぞれ突出部
群とし、その突出部群を、軸心まわりにおいて等間隔で
存在する複数の突出部群から成る複数の組に分け、各組
の食付き部を軸方向において互いにずらして設けたこと
を特徴とする。
なお、かかる盛上げタップの好適な態様は、前記突出部
群の数が6以上12以下の偶数で、その突出部群を、軸
心まわりにおいて1つ飛びに存在する突出部群を1組と
して2つの組に分け、それ等の食付き部を軸方向におい
て互いにずらして設けるのである。
また、各組の突出部群における食付き部の軸方向のずれ
量は、成形された雌ねじとの接触を防止する上で0.5
山以上、更には1山以上とすることが望ましい一方、タ
ップ寸法が長くなることを防止する等の上で最も短い食
付き部の山数の1/2以下とすることが望ましい。
作用および発明の効果 このような盛上げタップにおいては、各組毎に食イ1き
部の位置が軸方向においてずれているため、最初のタッ
プ1吏用時においては、食付き部が最も先端側に位置す
る組の突出部群におけるその食(=1き部によってJイ
tねじが成形され、他の組の突出部群における食付き部
は雌ねじの成形に何等寄与しない。1組の突出部群は、
軸心まわりにおいて等間隔で存在する複数の突出部群か
ら成るため、その1組の突出部群のみによって雌ねじは
良好に成形される。
そして、上記雌ねじの成形に寄与している組の突出部群
の食付き部が摩耗、欠損等により寿命となった場合には
、その組の突出部群の食付き部およびそれに続く完全山
部の一部を除去することにより、次の組の突出部群の食
付き部が先端側に位置させられ、その食付き部によって
上記と同様に雌ねじが成形されるようになる。突出部群
が3組以上に分けられている場合には、上記食付き部が
寿命になっても更にその食付き部およびそれに続く完全
山部の一部を除去することにより、次の組の突出部群の
食付き部が先端側に位置させられ、更に雌ねじを成形す
ることができる。
このように、本発明の盛上げタップによれば、食付き部
が段階的に設けられているため、先端側の食付き部が寿
命となってもそれを除去することにより再使用すること
が可能で、従来のように1回の寿命で廃棄する場合に比
較して極めて経済的なのである。また、再使用に際して
は、1組の突出部群における食付き部およびそれに続く
完全山部の一部を除去するだけで良いため、容易かつ短
時間でその作業を行うことができる。
一方、突出部群の数が6以上12以下の偶数、すなわち
6,8.10または12で、その突出部群を、軸心まわ
りにおいて1つ飛びに存在する3゜4.5または6つの
突出部群を1Miとして2つの組に分け、それ等の食付
き部を軸方向において互いにずらして設けた場合には、
1組の突出部群数が3以上であるため実用上充分な求心
性が得られるとともに、突出部群の総数が12以下であ
るため突出部から逃げ部へ移行する部分の接線に対する
角度、すなわち逃げ角がタッピング性能上充分に確保さ
れる。このことは、突出部群の総数が9または12で、
その突出部群を、軸心まわりにおいて2つ飛びに存在す
る3つまたは4つの突出部群を1組として3つの組に分
け、それ等の食付き部を軸方向において互いにずらして
設けた場合にも同様であり、その場合には3回の使用が
可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、それぞれ本発明の一実施例であ
る盛上げタップ10の要部を示す正面図および先端側か
らの視図である。この盛上げタップ10は、完全山部1
2と、その完全山部12に連続して設けられた先端側程
小径の食付き部14とを有するとともに、それ等の完全
山部12および食付き部14には、加工すべき雌ねじに
対応する雄ねじ16が形成されている。この雄ねじ16
には、突出部18および逃げ部20がねじの進みに沿っ
て等間隔で交互に且つそれぞれ軸方向に連なるように設
けられている。本実施例では、上記突出部18と逃げ部
20との間隔は30”で、多数の突出部18が軸方向に
連なる6つの突出部群22 a、  22 b、  2
2 c、  22 d、  22 e、および22f 
(以下、特に区別しない場合には単に突出部群22とい
う)が軸心まわりに60°間隔で存在する。
6つの突出部群22は、盛上げタップ10の一軸心まわ
りにおいて1つ飛びに存在する2組の突出部群22a、
22c、22eと突出部群22b。
22d、22fとに分けられ、一方の組の突出部群22
b、22d、22f[おける食付き部14は、有効径が
他方の組の突出部群22a、22c。
22eと等しい本来の位置から基端側へ2山分だけずれ
た位置に設けられている。すなわち、突出部群22b、
22d、22fの食付き部14における有効径は、軸方
向の同じ位置における他方の組の突出部群22a、22
c、22eの有効径よりも小さいのである。第1図の1
2aおよび14aは、それぞれ突出部群22aの完全山
部および食付き部を示したものであり、12dおよび1
4dは、それぞれ突出部群22dの完全山部および食付
き部を示したものである。
そして、このような盛上げタップ10は、被加工物との
間にタッピング油が供給される状態で、食付き部14側
からその被加工物の下大内にねじ込まれ、突出部18が
順゛次下大の内壁表層部に食い込んで塑性変形させるこ
とにより雌ねじを成形するが、突出部群22b、22d
、22fの食付き部14における有効径は突出部群22
a、22c、22eの食付き部14における有効径より
も小さいため雌ねじの成形に寄与しない。したがって、
最初のタップ使用時においては、3つの突出部群22a
、22c、22eの食付き部14によって雌ねじが成形
されることとなる。この場合に、突出部群22a、22
c、22eは軸心まわりにおいて等間隔で存在するため
実用上充分な求心性が得られるとともに、突出部群22
の総数が6であるところから突出部18の先端における
接線と逃げ部20との間の逃げ角は30°となり、摩擦
熱の発生等が抑制されて実用−ト充分なタッピング性能
が得られる。
一方、上記突出部群22a、22c、22eの食付き部
14が摩耗、欠損等により寿命となった場合には、それ
等の突出部群22a、22c、22eの食付き部14お
よびそれに続く完全山部12の一部、この場合には2山
分以上を研削除去するとともに、盛上げタップ10の先
端部を2山分だけ切断する。これにより、盛上げタップ
IOは、第3図および第4図に示されているように、そ
の他の突出部群22b、22d、22fの食付き部14
が先端側に位置させられるようになる。第3図における
一点鎖線は、比較のために元の形状を示したものである
したがって、その新たに先端側に位置させられた突出部
群22b、22d、22fの食付き部14により、再び
雌ねじを成形できるようになる。
この場合にも、優れた求心性、タッピング性能が得られ
ることは、前述した突出部群22a、22c、22eに
よるタッピングの場合と同様である。
このように、本実施例の盛上げタップ10によれば、突
出部群22a、22c、22eの食付き部14等を除去
することにより2回のタッピングが可能で、従来のよう
に1回の寿命で廃棄する場合に比較して極めて経済的な
のである。また、再使用に際しては、突出部群22a、
22c、22eの食付き部14等を除去するだけで良い
ため、他の突出部群22b、22d、22fを損傷する
ことな(、容易かつ短時間でその作業を行うことができ
る。
また、本実施例では等間隔で存在する3つの突出部群2
2 a、  22 c、  22 eまたは22b、2
2d、22fによってタッピングが行われるとともに、
逃げ部20の逃げ角は30°であるため、実用上充分な
求心性、タッピング性能が得られるのである。
更に、突出部群22a、22c、22eと突出部群22
b、22d、22fとの軸方向におけるずれ量は2山で
あるため、突出部群22a、22c、22eによるタッ
ピング時に突出部群22b。
22d、22fにおける食付き部14が成形された雌ね
じと接触する恐れがない一方、盛上げタップ10がコン
パクトに構成され得るとともに再使用時における研削除
去量が少なくて済む利点がある。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、こればあ(までも一つの例示であり、例えば突出
部群22b、22d、22fの食付き部14におけるね
し山は必ずしも盛上げタップ10の先端まで形成する必
要はないなど11本発明は当業者の知識に基づいて種々
の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である盛上げタップの要部を
示す正面図である。第2図は第1図の盛上げタップの先
端側からの視図である。第3図および第4図は、第1図
の盛上げタップを再使用するために一部を除去した状態
を示す図で、それぞれ第1図および第2図に対応する図
である。 10:盛−ヒげタップ 12.12a、12d:完全山部 14.14a、14d:食付き部 16:雄ねじ     18:突出部 20:逃げ部 22 a、  22 b、  22 c、  22 d
、  22 e。 22f:突出部群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)完全山部と、該完全山部に連続して設けられた先
    端側程小径の食付き部とを有するとともに、それ等の完
    全山部および食付き部には、突出部と逃げ部とがねじの
    進みに沿って等間隔で交互に且つそれぞれ軸方向に連な
    るように設けられた雄ねじが形成され、被加工物の下穴
    内にねじ込まれることにより、前記突出部によって該下
    穴の内壁表層部を塑性変形させて雌ねじを成形する盛上
    げタップにおいて、 前記軸方向に連なる一連の突出部をそれぞれ突出部群と
    し、該突出部群を、軸心まわりにおいて等間隔で存在す
    る複数の突出部群から成る複数の組に分け、各組の食付
    き部を軸方向において互いにずらして設けたことを特徴
    とする盛上げタップ。
  2. (2)前記突出部群の数は6以上12以下の偶数であり
    、該突出部群は、軸心まわりにおいて1つ飛びに存在す
    る突出部群を1組として2つの組に分けられている請求
    項1に記載の盛上げタップ。
JP25818888A 1988-10-13 1988-10-13 盛上げタップ Expired - Lifetime JPH0669646B2 (ja)

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JPH0669646B2 JPH0669646B2 (ja) 1994-09-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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